ぼっち・ざ・ろっく!・第4話
郁代のギターがひとりの教育で地道に進んでいるものの、未だ未だ。だからギターをやりながらボーカルの両立は難しい。これで終わらないのが郁代の前向きさで、だからもっと頑張らなくちゃ。
キターン。
そうだ後藤さんも一緒にボーカルやってと郁代に言われて、必死に拒否するひとり。
首ふりすぎ。
さて本日の虹夏からのお題は「より一層バンドらしくなるには」。
ざっくりしてると言うけど、大きな方針はこんなものでは。そこを具体化するのがメンバーだと思う。
と言う訳で形から入ると虹夏がリアル結束バンドを持って来た。あれって一度締めたら外す時はもう切るしかないんじゃなかったっけ。緩められるんだっけ。
リョウがファンクラブの会費1万円とか言う流れの中でひとりは何かある?と言われたものの、何も引き出し...ではなくて段ボールの中にない。でも虹夏はひとりにはもっと大事な使命があると言うのだ。作詞と言う。だって以前ひとりが歌詞に禁句が多いなら自分で作詞したら良いよと言ったじゃない。と言う訳でひとりは作詞大臣に。作詞大臣...音が参賛大臣みたいだ(かな漢字変換で出なかった)。
おだてられて大ヒット間違いなしの「バンドらしい」歌詞考えちゃいますから、と言ったものの、そんなものは無い。
ここでリョウが「らしい」に反応したのは意味があったんだな。
思いつかないので中学時代のノートを見たが、呪詛にしか思えない。ここでバンドらしいに戻る。歌うのは郁代。それに合った明るい歌詞が必要では。キターンとした明るい歌詞が。
と言う事で陽キャをイメージしてみた。だがそれを家族に見られて心配されてしまった。霊媒が必要かとか。
仕方ない。無理やり応援ソングを作ろうとやけに肯定的な歌詞が出来上がって行く。
「夢は必ず叶うよ」「自分を信じて」
そんな時に呼び出しがあった。これって吊し上げになるのかと下北沢の路上で土下座するひとり。
虹夏がもう一つバンドらしい事を思い出したので集まったと言う。アー写を撮ろう。ナニソレ。初めて聞いた。アーティスト写真の略だそうだ。バンドのイメージ写真か。今のは虹夏とリョウが写っていて、そこに欠席生徒みたいに郁代が入ってるヤツ。うん、これはいくらなんでも。緊急事態だったからと言って。
と言う事で下北沢の街を歩きながらそれらしい背景を探した。階段とか公園とか。結局は良さげな壁と言う方向に。郁代が見つけたのはアバンで出た閉店した店の壁。アバンの時もそうだったけど、リョウはここに何か思う物があるのだろうか。結局壁はひとりが見つけた場所に。
色々撮ってみたもののピンと来ないが、郁代だけは写真写りが良い。と言うのもイソスタでいつも写真あげてるからと見せてくれたが、あまりの陽キャな写真にひとりが拒絶反応を示して倒れて痙攣してしまった。やべーぞひとり。
ひとりもイソスタやったらとか言われるとさらに悪化。
なかなかこれと言う写真が撮れない。そこで郁代が提案。ジャンプとかどうでしょう。リョウも納得。OPでジャンプするアニメは神アニメ。いや、だったらこの作品も入れよう。ひょっとして次回から入るとか無い?
最初のジャンプではひとりのぱんつが見えたそうだが(あんな長いスカートで見えるのか)、なんとか様になった写真が撮れた。
あとは新曲だけ。そう言われてひとりはショック。未だ歌詞が完成と言えない。一旦誰かに見せて反応を見たい。リョウだったら気を使わずに何か言ってくれそうと、リョウに打診したら今ココとオサレなカフェのURLを送って来た。そこでひとりはそこに入ってみる。「ヘイ大将」。九条カレンかよ。
リョウは歌詞を見てくれた。そしてこれで良いのかと聞かれてひとりはヒットしたバンドっぽいのを考えたと答えた。でもリョウは自分の過去のバンドの話をしてくれた。以前居たバンドは真っ直ぐな青臭い歌詞が好きだった。だがやがて売れる為の歌詞に変化して行って、それでやめた。やめるにあたって少し揉めて、バンドに嫌気がさしたその時に虹夏に誘われた。素直な誘いにまたバンドを始める。
個性捨てたら死んでるのと同じだよ。
だから色々考えすぎてつまらない歌詞にするよりも好きな歌詞にしなよと言ってくれる。アドバイス受ける相手が正解だったよ。
リョウってちゃんとした人だったんだ、そう思った瞬間がありました。でも帰る時にお金ないから奢ってよとあっさりと言う。何の抵抗も無く奢ってよとは。と言う事はメッセージの返事くれた時は未だこの店に入ってなかったな。しめたと思ったか。
流石に来月返します。
目にくまを作って歌詞完成。確かに暗い歌詞かもしれないが、ひとりらしい。虹夏が本気で良いよと言ってくれた。やたー、バンドで受けたよ。と言う事であのアー写を家のプリンタで印刷していたが、まさかそうなるか。ゆるゆりのあかりの姉レベルでやべー人間だぞ。