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ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season・第12話

いい加減楽になれ、お前は黒幕に見捨てられたんだ。
結構効きそうな言葉だが、結果的には軽井沢は自分からはバラさなかった。

多分これって龍園は水責めするのを石崎に任せて自分は甘い方を担当した方が良かったんじゃないかな。軽井沢、自分を責める龍園に対しては反発しか感じていない。

ただ、龍園はさらに軽井沢を落とす為の言葉を続ける。何故平田に呼ばれた筈の場所に真鍋達が行ったと思うか。それは黒幕が仕組んだからだ。おまえは最初から黒幕に利用されていたのだ。

これは黒幕を信じられなくする言葉としては大きい。だがそれでも軽井沢は言わない方を選ぶ。追い詰められすぎたのだろう。たとえそうだとしても、最早ここまで来たら自分が選んだ道として絶対言わない方を選ぶ。
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綾小路はカラオケ店の前まで来ていたが、やはり今日は帰ると言い出した。昨日徹夜したから眠いのだと。綾小路はどこまで計算していたのだろう。わざと時間をかけるのを計算に入れたのか。或いはカラオケ店迄来ておいて眠いから帰ると言うのがアリバイになると見たのか。まさか迷って判断が遅くなったのか。

綾小路は先ず茶柱先生を呼び出す。このままだと明日からDクラスは崩壊への道を歩み始める。軽井沢が龍園に呼び出されて今現在痛めつけられている。その結果軽井沢は退学して行くだろう。それからがDクラスの崩壊への始まりだ。

だがそう言われても茶柱先生は生徒同士の揉め事に教師は介入しないと言う。それに対して綾小路は見届け人になればそれで良いと工事現場へ連れ出す。

工事現場へ行くと今度は掘北学が待っていた。掘北学には事後処理と先に手を出したのはCクラスだと証言して貰う為に来て貰った。ただ、何か約束をした模様。何なのか言わないのかなと思ったらあっさり分かった。掘北鈴音を生徒会に入れる助力だそうだ。これはこれで掘北学はどっちの企みでそれを願ったのか。

あとは宜しくと言って一人で綾小路は歩いて行く。
茶柱先生は驚いた。たった一人で龍園達をおさえる策でもあるのか。

軽井沢が自分に向かって「さようなら偽りだらけの私」と呟いたその時に綾小路が入って来た。石崎、そして特に伊吹がなんでこんなヤツがここに入って来たのかと驚いた。何しろ伊吹に至っては綾小路みたいな凡人が黒幕とか笑わせると本気で言い出したのだから。

しかし伊吹のデジカメが壊れた件、そして龍園は軽井沢から恐怖の表情が消えたのを見て綾小路が本当に黒幕だと確信する。

そうだとしてたった一人でここにやって来てどうするつもりだと龍園は綾小路に迫るが、策なんて無いとあっさり答える綾小路。

その場の誰もが、勿論軽井沢も綾小路が一人で龍園グループのやり手4人をどうこう出来るとは思っていない。軽井沢は何とか綾小路がボコられるのを止めようとしたが、それを龍園が足蹴に。そして暴力が最も強いのだと。

この窮地をどう乗り越えるのか見せてみろと言う龍園に、自分は窮地なのか?と返す綾小路。楽しませてくれる。

石崎が命じられて先ず綾小路にかかるが、あっさり組み伏せられ、それを見た山田アルベルトが遅いかかるが、二人共ダウン。嘘だろと伊吹が驚く。そして綾小路は未だ気づかないのか、こうなる様に仕向けたのはこっちだと言う。何もかも、龍園は手のひらの上で踊らされていた。

伊吹が何なんだと向かって来るが、これもあっさり終わり。そこでラスボス龍園がかかって来る。龍園だけは綾小路がおやと思う。実戦を積んだ戦い方だ。龍園、実戦で鍛えた戦いはするものの、やはり綾小路の敵ではなかった。

そうは言ってもこの場でお前が勝とうが、自分の気持ちは絶対怯まないと龍園は言う。恐怖を感じた事など一度もない。何度でも何度でもおまえを襲っていつか叩きのめしてやると向かって来る。心が折れない龍園。

ところが綾小路はその龍園にすら無表情で向かう。倒れた龍園を何の感情も見せずに何度も殴る。ここに至ってとうとう龍園はその感情のない攻撃に恐怖を感じた。もう龍園は駄目だろう。
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軽井沢はこんな綾小路をどう思ったか。ただ、裏切られたかもしれないが、でも約束は必ず守ってくれた。彼なら自分の存立を委ねられる。
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そんな軽井沢を見て綾小路は「これで良い」と思う。これ、完全なコマが手に入ったから「これで良い」のですかね。

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