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はたらく魔王さま!!・第12話・最終回

ラグエルがテレビ電波を利用して探査を行った。その結果としてちーちゃんが巻き添えになったのでお怒りの魔王さま。ラグエルを捕まえてとっちめなくてはならない。

テレビ電波を使ったと言う以上、二つある電波塔のどちらかにラグエルが居るに違いない。いや、もう基本的に東京タワーから出てないんじゃ。ああそうか、通常の放送波が出て無くても出すのに使えると言う事か。

ところが行った先は東京タワーでもなければスカイツリーでもない。代々木のドコモタワーだった。取り敢えず近場で、ラファエルが言うにはどっちに居るのか携帯電話の電波で探査出来ると言うのだ。

ところがエミリアは大反対。それをやったら今度は通信障害が起きる。そしてエミリアはコールセンターに居るので通信障害が起きたら仕事が大変な事になる。

と言う事で、二手に分かれて探す事にした。エミリアはスカイツリー、魔王さまとアルシエルは東京タワー。そう言ってエミリアは飛び去った。よしじゃあ行くかと魔王さまとアルシエルは地道に電車に乗って東京タワーの方へ。ワロタ。
参考資料
魔王さまが乗ったのは大江戸線か。

東京タワーに到着したものの、人が多い。展望台チケットお一人様3000円を買って展望台を目指す。アルシエルがどのルートで行くかと余計な事を言いだした。階段を探すにしたって、先ずはエレベーターで上がってから下りで使えばいいじゃないか。あとから気づくけど。

スカイツリーにさっさと到着していたエミリアはラグエルがどうも居ないらしいと判断する。が、そこにガブリエル登場。ガブリエル曰く、エミリアにとって有益な情報があるよと。ガブリエルのつぶったままの目の静止画で随分喋ったな。

コーヒーを飲みながらガブリエルはエミリアに何故ライラを狙っているのかわざわざ教えてくれた。天使としては天界を守る必要がある。だが、エミリアの存在はそれを危うくしてると言うのだ。エミリアは天使ライラと人間の間に生まれた子供。だが人間とチンパンジーの間に子供が生まれない様に別種の間で子供は生まれない。だがライラと人間の間には生まれてしまった。即ち天使は人間と同種なのか。そんな事が明るみになったら大変だ。

いや、確かにホモ・サピエンスとチンパンジーの間に子供は生まれないが、ホモ・サピエンスとホモ・ネアンデルターレンシスの間には確か生まれた筈。とは言えその程度の差と言うのはやはり天界では許容出来ないのだろう。

さらにガブリエルは続けた。ラグエルはラミアも探しているが、君の父親ノルド・ユスティーナも探していると。エミリア、てっきり父は魔王サタンに殺されたと思っていたのに、生きていると知ってしまった。それでは魔王サタンは父の仇ではないではないか。

階段を登ってハァハァ言ってる魔王さま、やっと下りで使えばよかったと気がついて、これでラグエルが下のレストランにでも居たら鼻からコーラをぶちこんでやると怒る。いや、このルート選んだの魔王さまだし。

病院ではちーちゃんがうなされていた。そんなに苦しいのかと思ったらシュウマイにグリーンピースがある事にうなされていた。ああでも分かるよ。私もシュウマイからグリーンピースを除けるから。

気が付いたちーちゃんに電話で誰かから連絡。
相手はライラだった。ライラはちーちゃんに協力を求めた。そして使える武器としてちーちゃんが弓道やってると言うので弓を付与。

結局ベルはラファエルに促されて携帯電話の電波を使って魔力のある者を探した。スカイツリーには二つ。東京タワーには一つ。魔王さま達は魔力無いから東京タワーの方が当たり。しかし別の者が近づいて来た。何かと思ったらライラから魔力を貰ったちーちゃん。
参考資料

さらにそこに天兵出現。こちらはベルが防いでちーちゃんがライラに導かれてやりに来た事をやらせる。ちーちゃんが弓を構えて放つが、あれって攻撃じゃなかったのか。

これはドコモタワーを中心にした光の輪として広がった。そして普通の人間の目にも見えた。なんだあれはと集まる人々の中にあのうどん店で英語話してたヤツが居た。見覚えがあるので魔王様が話しかけると彼はサングラスを外したのでラグエルと判明。え?それで分かるの?

ちーちゃんの放った矢によって魔王さま迄魔力が届く。こうなったら本当に鼻からコーラ流し込んでやる。ガブリエルも到着。

ガブリエルがエミリアが心にダメージを受けてると言うのを聞いて怒りの魔王さまがコーラのペットボトルを握りつぶす。これ意味あったんだな。コーラがガブリエルにかかってしまう。

ガブリエルはエミリアに父が生きてるのを伝えたら勝手に戦意喪失したと言うので、魔王さまは横から人の支えを引っこ抜くとか空気よまねーなとお怒り。そして行こうとしたラグエルに魔王さまパンチ。

ラグエルには効くけど、ガブリエルには敵わない。戦意喪失していたエミリアはアラス・ラムスのおかげで気力を取り戻し、東京タワーの方へ。ガブリエルとの戦いに参戦。ガブリエルは分身を出して惑わすが、魔王さまには本体が分かった。あのコーラを被った跡があるのが本体。分身ってそれは再現しないのか。

ガブリエルはエミリアに叩かれ、ラグエルはちーちゃんに撃たれ、戦意喪失したガブリエルは一旦退散。ちーちゃんはライラに促されて魔力バランスを元に戻して力尽きた。

でもこれでちーちゃんはライラの記憶がちょっと残って、それは小さい頃の魔王さま。さらには何故か胸のボタンがひとつ飛んじゃった。
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エミリアの方は苦情を受け付けていたが、でもあれだけ沢山の人が見た空の現象があるのだからあれによる電波障害でいいんじゃ。

そして魔王城ではヨドガワバシカメラで買ったテレビをルシフェルが設置。テレビが映ったぞ!いやいや、それおかしいです。まずはチャンネルスキャンしなくちゃ。

それはともかく魔王さまはちーちゃんを通したライラの言葉を通してこの先の道しるべみたいな事を聞かされた。

と言う事で続編があるそうです。

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メイドインアビス 烈日の黄金郷・第12話・最終回

母の仇、許さぬそす。が招いたリュウサザイ(ドドンゴみたいなの)を筆頭とするこの絶界の原生生物の侵入。我が母を食べて生き残った成れ果て村の住民を滅ぼす筈なのに、おまえらが襲うなとリュウサザイ達に立ち向かった。

嘗てファプタが一人言葉も話せず居た頃に干渉器と出会った。それがガブールン。まるで親代わりの様にファプタを育てた。ファプタの命名もガブールンであり、ガブールンの命名はファプタだった。ガブールンは価値の意味も教育していた。
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その後、レグ達が寝てる時にファプタが来ていた。確かあったよね。寝ていたら誰か来てたと言う回が。そして改めて思い出すがその時にリコが白い骨みたいなのを盗られた。これ、その回を見た時は未だ「劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明」を見ていなくて、その後も色々分からないままだったけど昨日最終回に先んじて最後まで見てやっと分かった。そうかプルシュカだったのか。その後あれが白笛になってリコが吹ける(白笛は本来の持ち主でないと使えない)のも、劇場版の内容を見ていればこそだった。何とか見ておいて良かった。

マジカジャに乗って移動した先にはもう中身が空っぽになってしまったワズキャンが残っていた。ワズキャン、最後にリコにここに来て良かったかと問う。リコ、来てめちゃくちゃ良かったとの回答をし、それを聞いてワズキャンは満足そうに崩壊して行く。

ファプタの叫び声が聞こえる。これは成れ果て村の村人を呼ぶ声。滅ぼそうとしていた村人だが姫様は初めて村人を必要として呼ぶ。

ヴエコ、一人になって上を目指していた。上に行って良いのかと思ったが、やはり上昇負荷をヴエコを襲う。だがパッコヤンがヴエコを下に突き飛ばし、そして絶界の影響でパッコヤンが消えてしまった。

パッコヤン、アニメであまり描かれていないけど、ツイッターで流れて来た絵を見るとどうもヴエコとは特別な関係があった模様。
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ファプタとリュウサザイ達の戦いは、一緒に居たデカブツのジュロイモーが倒されて食われていた。あれって何だっけと思ったがそう言えば村の結界が敗れた時に立ち上がった巨大なヤツだったっけ。Wikipediaに三賢って書いてあった。

ファプタの所にレグが到着して参戦。そしてリコに笛を吹いて貰って強力化。リュウサザイは自分に任せろと言ってファプタを村人達の方へ行かせた。ファプタは村人を吸収して意思を継ぐ必要があったのだ。ムーギイもそのつもりで来た。

ファプタは村人の意思を継いで村となった母イルミューイを壊して行く。愈々成れ果て村の精算だ。

カジャも倒れ、その気体がファプタの中に。ファプタ、一時的にカジャになってないか。さらにはリコを守っていたマアアも村の消滅と共に消えてしまった。

レグによって動けなくなった一匹のリュウサザイはもう一匹によってとどめを刺され、そして他の原生生物の餌に。村が消えて原生生物達は去って行く。

成れ果てたヴエコ、ファプタとイルミューイの事を語って母イルミューイには最後までヴエコが居た事を知る。

メイドインアビス、相変わらず失う者も多いが失った者を受け継いでリコ達の冒険が進んで行く。リコがファプタを誘うのかと思ったらレグの方で、どうしてかと思ったが、レグって過去にファプタと約束した物があったんだな。ファプタ、行かないとは言うものの、考えておくと。爪をカチカチさせながら。
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オーバーロードⅣ・第13話・最終回

マーレきゅん、王都を見下ろして頼り無さそうな言葉を吐くものの、やる事は王都の人間を根絶やしにする事。
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王城ではクライムがラナーに引き連れられてランボッサIII世王の所へ。ラナー曰くやる事が出来たと。ランボッサはクライムにラナーを引き連れて逃げよと言うが、ラナーは逃げる必要は無いと言う。王と王女の命令の板挟みになるものの、ラナーは「クライムは私のモノ」と言う言葉で王はそれ以上言うのをとどめるが、一方でここまで忠義を尽くしたクライムに王女を娶るのを許すと言った。

忠義のクライム、過分すぎるとお断りした。それを聞いたラナーがニヤリと笑った。
こいつ...
参考資料

ラナーがクライムを引き連れてランボッサの所に来たのは王冠をはじめとしてリ・エスティーゼ王国の王位を示す物は全部隠したと魔動王に告げたい。それによって無謀な破壊は避けられるだろうと。ザナックが用意した倉庫へクライムは行って、そして必ず無事に帰って来いとラナーは命令。

アウラは魔術師組合に到着。OPに出ていたサムライ風の爺さんがアウラの前に立ちはだかるものの、瞬時にして殺されてしまった。OPに出ていたのに。アウラはワールドアイテムがここにあると理解して中へ。

クライムが王族の印を倉庫に隠し、帰り際にマーレに遭遇。しかしラナーから絶対逃げて帰れと言われていたので戦わずに逃走。それを見てマーレがほっとしていた。ほっとするのポイント。あとから見たら。

戻るとラナーの書き置きで玉座の間に居ると言う。そこに向かうと魔族が前に立っていて、入りなさいこの宮殿の最後の人間と言う。最後の。だが中では王は殺されていたが、ラナーは生きていた。おや?最後?

クライムはおのれ魔動王と剣を抜いて向かおうとしたが、デミウルゴスの言葉によって平伏させられる。しかしアインズ様は自由にしてやれと。その上で一騎打ちを受けてやろうと言うのだ。クライム程度の騎士にやけに寛容だ。だが当然全く歯が立たない。物語なら覚醒したいところだろうが、現実はこんなものだとアインズ様はクライムを投げ捨てる。

世界は不公平だ。それは生まれた時にもう決まっている。それが人間社会。だが自分だけは違う。どんなに金持ちだろうとどんなに貧困だろうと等しく死を与える事が出来る。それがアンデッドのアインズ様。

クライムが預かった指輪のアイテムを用いての渾身の攻撃も全く魔動王には歯が立たない。そしてあっさり魔法で殺された。

だが復活するのだ。「わん」語尾の新井里美さんの声がしたのでペストーニャの復活魔法か。目が覚めたらそこにはラナーが居るものの、姿が違う。魔動王によって悪魔にされたと言う。そしてラナーはクライムにも悪魔になって欲しいと。クライムを生き返らせる為に魔動王に服従をした。あなたも魔動王に従って欲しいと言うラナー。

別の部屋に移動したラナー。アルベドに平伏しておかしな事を口走る。食べ物に入れる毒、王座の間での演技。そしてアルベドからとうとう種明かしの一端が語られた。今回の王国を滅ぼす計画の9割はラナーが立てたと。アインズ様はラナーを高く買っている。それに応えるようにと。そして褒美として堕落の種子を下賜。

これで晴れて望みがかなったと言うラナー。王国全部程度を代償にして手に入れたとは何と幸福なのだろうか。これでクライムと永久に一緒に居られる。
あまりの嬉しさにラナーの喜びの歌と舞。
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そして回想によるここまでの種明かし。
ラナーが手引しての王国滅亡への道。その過程でデミウルゴスはみんなに彼だけは殺すなとクライムを示す。これがマーレが殺さないで済んだと言うほっとした表情か。ラナーもクライムの鎧を変えるなと指示したのはその意味だった。

レエブンが魔動王に呼ばれて王都に到着。そこは生きる者の居ない瓦礫の山であった。平伏するレエブンにアインズ様は残りの貴族は始末するがおまえだけは旧領を安堵しようとのお言葉。アインズ様がレエブンを見込んだのはいつ何の時だったっけ?

アインズ様はレエブンに問う。これで自分に逆らう事がどんな事か世界に知れただろうか。レエブンは未来永劫知れ渡ったでしょうと奉答。

それを聞いたアインズ様、それならリ・エスティーゼ王国を滅亡させた意味があったと言うものだ。
「私はかなり満足しているよ」
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うーん、あまり満足していなさそうな。

劇場版が公開されるそうで、そちらは聖王国の話らしい。
確かに聖王国の件はチラと出ただけなのでそちらも知りたいが、そんなに満足していないアインズ様の次の手はもっと知りたい。

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ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season・第13話・最終回

綾小路に恐怖と言う物を思い知らされてすっかり毒気を抜かされた龍園くん。その腑抜けた状態の龍園に不満な伊吹。食って掛かるが相手にされず、自分のポイントを全部くれてやると言われてしまった。伊吹、これで龍園を見限っただろうか。一方でそれを影で見ていた綾小路は龍園は未だ使い道があると見ていた。

龍園に呼び出されてあれだけの仕打ちを受けそして綾小路が何をしていたのか知ったものの、最終的には綾小路は自分を守ってくれた、何かが劇的に変わったと思う軽井沢さん。もしかして自分は綾小路を好きになっちゃった?いやいや、ないわーと自分で狼狽。
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軽井沢、佐藤に呼び出されて綾小路とのデートの相談を受けてしまった。それと言うのも軽井沢が平田とすっかりデートとかを繰り返してるだろうと言う事でベテランの軽井沢に相談したのだ。そして素人なりにもデートプランを考えたとプランを見せて来る。

クリスマスに→重いな
お昼前に待ち合わせして食事→分かる
映画を一緒に見る→分かる
ショッピング→分かる
伝説の木の下で告白→いきなり重い

仕方ないので軽井沢はデートプランの検討する約束をしてしまった。
だが佐藤はさらにダブルデートを仕掛けて来た。

とは言っても困惑の軽井沢に綾小路から電話が入った。調べて欲しい物がある。相変わらず事務的。佐藤について普段の行動パターンなどを調べろと言うのだ。これ何に使ったんだろうな。使える相手かどうかの判断にかな。

綾小路が掘北を呼び出し。何の話かと思ったら直球だった。生徒会に入れ(掘北学に頼まれた)。この提案は流石に掘北も驚くがある人が熱望してるとまではっきり言う。しかも電話で直接話をさせる。本当に直球だ。

掘北、事情は分かったが、生徒会に入るのが自分の為になるのか判断出来ない。それにそもそも綾小路が橋渡しをするのが気に食わない。ここで力押ししても無理なので綾小路は一旦引き下がっておいた。

この二人を見かけた櫛田さん、メリークリスマスイヴと呟いておいて「フン!」とは笑いを取ってくれる。
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そのイヴの晩、綾小路は龍園をお呼び出し。第二体育館の監視カメラの破損はDクラスにも責任があるとDクラス側から申し出があったとかで、龍園は退学は免れていた。龍園は学校側には監視カメラ破損を理由に退学届を出したので、Dクラスの申し出によって軽くなった。一方で軽井沢の事で退学届とはしなかった。それは軽井沢を理由にしてしまったら石崎まで退学になってしまう。それは頭の責任の取り方として最悪だ。

この状況で龍園は分かっていた。自分が残ったと言う事は自分を他のクラスにぶつけたいのだろうと。ただ、綾小路としては先日の父親との面会の件でDクラスを上に上げる理由が無くなってしまった。現時点では傍観者。一方でDクラスには問題が残っている。当然それが誰かは龍園が使ったので分かっている。そして綾小路は言うのだ。三学期Dクラスは一度ランクを上げるが、自分が櫛田を退学に追い込む時にまたDクラスとして下がると。どこまで計画を立てているのか。

ここでAパート終了なのだが、ああ、佐藤さんのアイキャッチが可愛い。
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クリスマスのダブルデートの日。偶然を装って平田と軽井沢のペアと遭遇。計画からはちょっと変わって先に映画を見て次にレストランに。四名で予約してる時点でもう綾小路にはバレバレ。

夕方になってペアは分かれる。そして愈々告白タイムですか。でも綾小路はいつもの仏頂面なので佐藤は今日は楽しくなかったのではと思う。これはいつも綾小路見てたらこうだと言うのが分からないでもないが。

「俺は笑えない訳ではない。そうする相手ではないとジャッジしたからだ」
これは綾小路の独白だよね。でも気の毒な佐藤さん。

佐藤は愈々付き合ってと言うが、綾小路の答えはそれに応えられない。理由は「相手を好きになっていないかから付き合えない」。これだけだとあまりに酷薄だが、一応付け足しはある。綾小路自信が未だ恋愛感情を持てる程に成長していないからだと。

そうは言っても佐藤からしたらお断りされてしまった訳で、泣きながら走って帰るのだ。佐藤さん、ここまで見た中では良い子なので相応な幸せを掴んで欲しいな。綾小路相手ではなく。

そして綾小路は隠れている軽井沢に声をかけた。佐藤ではおまえの代わりは務まらない。帰り際、軽井沢は綾小路にクリスマスプレゼント。
完全にツンデレポーズです。
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綾小路から軽井沢にもプレゼント。風邪薬。あれだけ水をかぶったからなと言う。原作派の人が「レシートが」って呟いていて、ひょっとしてレシートの日付は龍園が軽井沢を呼び出す前とか?

そろそろ帰るか「けい」って綾小路が言うので軽井沢さん嬉しくなったが、はてさてこの呼び方はどんな意味だったのか。このあと綾小路はこれで完全に軽井沢は自分の手駒だと言っていたから口先での事かもしれない。

Cパートがあった。キャストに坂柳とあったのであるなとは思った。
軽井沢と分かれた後で坂柳が綾小路の後ろに出現。坂柳はホワイトルームの事を知っていて、綾小路はそこの最高傑作だと言う。その上で偽りの天才を葬るのは自分だと言う。

と言わせておいて「Next 3rd Season」だそうです。
事実上の分割二期物かな。

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異世界薬局・第12話・最終回

サブタイから何となく話は見えた。

リスと言われる生き物を持ち込んだのは聖騎士だったが、どこの国のかと思ったらネデール。あのペストが発生したまさにあの国の聖騎士。だが何故ネデールがそんな事をするのか。皇帝には理由が分からない。

但しこれの糸を引いている者の予想はブリュノには出来た。これだけの知識を持っている者はヤツしかいない。人体実験などをして帝国医薬大学を追放されたカミュ・ド・サド。あの時に処刑してしまえばよかった。

攻め込んで来た聖騎士、魔法が使えて帝国の普通の兵士より強い。だがそこにサロモン神官長登場。聖騎士達は何故神官長が直々に出て来るのかと驚いたが、神殿の教理に背くおまえらに罰をと拘束して神力を剥奪。こうなると普通の兵士として捕らえられた。

ファルマが帝都に到着。そして飛び交う青い光。何かと思ったらリスではなくてモモンガ。飛べる分、拡散能力が高い。

ブリュノを発見したので二人で状況を確認へ。捕らえられた聖騎士が尋問されていたが、それによるとネデールがとある薬師によって国民を人質にされてしまったのだと言う。だから彼の言う事を聞かざるを得なかった。聖騎士達は言われた事をしていて、自分達がまさか黒死病を広めているとまでは理解していなかった。

聖騎士の供述でブリュノは黒幕がサドだと確証を持つ。しかし聖騎士を捕らえた事で警鐘が鳴り止んでしまう。それを聞いて薬を必要とする人達を心配していたロッテが異世界薬局へ。ロッテに付き添ってセドリックも異世界薬局へ。

その頃、ファルマは嫌な気配を察知する。警鐘が止まったのに気づいたブリュノは再び警鐘を鳴らす様に指示。そしてサドなら自分の仕組んだ事の結果を確認する為に帝都に居る筈だとファルマの方へ。

ロッテが異世界薬局に到着すると再び警鐘が鳴り出した。しかし窓が開いていたのでロッテはファルマがもう帰って来ていると思ってセドリックに扉の鍵を開けて貰って中へ。だがセドリックは開けてからこれは変ではないかと気がつく。

研究室に入ったロッテだがファルマは居ない。追ってセドリックも入って来たが、背後から刺されてしまったぞ。魔の手はロッテにも。やっと到着したファルマは異世界薬局で誰かが倒れ、そして悪霊の如き者が居るのを感知する。あの絵では窓が閉まってる所にそれらが居るみたいに見えたけど、ロッテが入った部屋は窓の開いている部屋。あれは床に倒れている、そして立ってるから下の階に居るみたいに見えたのか。
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中に入ると果たしてサドが居た。ファルマは倒れているロッテとセドリックの治療へ。ブリュノがサドと交戦。神力を剥奪されたのにサドが何故か強い。ファルマの診眼で二人の状況を見てみると刺されただけではなくて毒が仕込まれていた。順番に毒物質の特定を進める。まずアルカロイドで反応する。この世界でアルカロイドならトリカブトか。だとしたらアコニチン。だがそれを消しても未だ反応は残る。もう一つ毒を混ぜていた。バトラコトキシンでも反応。それも消去してやっと助かると出た。

ファルマがやっと毒の正体を特定した時、ブリュノがサドに倒されてしまった。どうしてこんなにサドが強い。

サドの主張は病で人類は死ぬが、それを克服した人類がより強くなる、それを見届けたいと言うものだ。まあ免疫を獲得してそうなるんだけど、それを人為的に行うのは許せない。こいつはもう駄目だとファルマが判断。これが治せない相手。

かくてファルマは容赦なくサドを神力で攻撃。サドは倒されるが、その時のファルマの神力が帝都中を覆った。
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そうは言ってもこれで黒死病が一気に消えた訳ではなく、その後も地道に防疫と治療薬の配布。キャスパー教授による抗生物質精製は今回は間に合わなかったが、今後の薬の増産に役立つだろう。

二ヶ月後、皇帝からは黒死病終息宣言。異世界薬局も通常営業を再開。
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うーん、どうなんですか。休業中も持病持ちの人達には継続して薬を出していたんですかね。中断すると悪化する病気は山のようにあるので。

ともかく異世界薬局はまたこの世界で続けて行く。
私としてはもっともっと薬学的な話をやって欲しかった。
解熱剤とかいつの間にかもう作っちゃってるし。

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リコリス・リコイル・第13話・最終回

旧電波塔で落とした筈の鞄を延空木で見つけ思わずエレベーターの外に出てしまった千束(前回、落としたのと拾ったのが違う塔と思っていなくて誤解した)。千束と真島を残してエレベーターは下る。ああ、流石に真島のあの銃撃のタイミングだと誰かは撃たれてしまったか。撃たれたのはサクラ。しかもかなりヤバい。DAは直ちに救急車をまわすが、ここで延空木が停電。エレベーターは一旦止まる。

楠木は予備電源でエレベーターを下ろせと命令するが、フキは上に真島が居ると抵抗。と言うかフキは大変なジレンマだったと思う。上では千束が真島と残った、この場には重傷のサクラが居て下に下りねばならぬ。そのフキにたきなが言う。あなたはサクラを助けて欲しい。私が千束を助ける。勝手に上に行く自分だけが独断による命令無視だ。
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エレベーターは下降。たきなは階段を上に向かった。

展望フロアでは真島がカウントダウンを開始させた。未だやるのかよとうんざり顔の千束。そして両者の撃ち合いが再開した。明るいので銃撃は千束に利があるが、真島は吉さん特製の防弾チョッキで倒れない。だとしたらむき身の部分を狙えば良い訳だが、それがなかなか当たらない。銃の腕は黒い方が正確だなと言う真島。もっとも、特製ゴム弾なのでたきなでも正確な射撃は難しかったのだが。

しかしここで千束の心臓が限界に近づく。胸をおさえてうずくまる千束。真島も吉松が人工心臓を持ってたから事情は察した。しかも真島には人工心臓がよくない音を立てているのが分かるし。ポンコツ状態の千束と戦っても意味がない。

ジュースを飲みながら休戦。ここで初めて真島の持論が千束に開陳される。でも千束には真島の理屈は関係ない。自分に関わった人が幸せになるのが千束の行動原理だ。千束はミクロな視点の目標だし、真島はマクロな視点での行動だ。もっともそのマクロな見方はバランスが全てだけど。

吉松の前にはミカが出現した。姫蒲が殺気を感じて攻撃をかけたが流石「先生」強いと思ったが、脚が何ともなかったんだ。あれは誰も彼も、特に吉松をも欺く偽装だった。

千束が吉松の胸に人工心臓があると言うのを信じなかったが、いや、仮にそうだと思ったとして千束には到底撃てなかったろうが、ミカはそれが嘘ではないのを理解している。だから自分の手で吉松を撃たねばならない。夕闇が迫る中、銃を撃った光が見えた。

暫く休んで千束の心臓も復活。辺りがかなり暗くなって正義のヒーローはどっちか。千束、ビルから落ちなかった方と言うけど、別に正義になる必要なんて無いと思うよ。

銃撃戦が再開。ここまで暗くなって真島に有利になって再開戦は真島に有利かと思った。それに千束はカウントダウンをする真島のスマホの方に集中していたから。真島はそれが不満だが、千束を自分と交戦させるにはその仕掛けは仕方ない。

その間も必死に階段を登るたきな。展望室では千束と真島の真剣勝負。そしてBGMがClarisの「ALIVE」。

たきなが飛び込んで来た。その声で一瞬真島の注意が逸れただろうか。千束は真島を投げながらスマホが落ちたガラスの覗き床へ落下。一緒に落ちた真島に銃撃を食らわす。真島、以前の電波塔の時の恐怖をまた味わいながら落下。千束も割れたガラスと共に落ちるがたきながワイヤーを撃って千束の身体を巻いてそして自分の身体を支点にして支えた。身体も本人も悲鳴を上げるが、これで千束が支えられる。とんでもない見応えの場面。
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ここで時間切れ。
ドーン!
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「ふざけやがって」

全ての後始末が始まる。緑スカーフの都知事がのらりくらりと追求をかわす。都知事、どこまで知ってるんだろう。フキが平然としてるからサクラ無事だったんだなと思った。真島によってバラ撒かれた銃は未だまだ回収されていない。回収と言うか「処分」って言ってるのでひょっとして銃を手にした連中は皆殺し?作中序盤で犯罪の萌芽はあっさり殺されていたからな。

そんな銃の保持者、ハァハァ言いながら銃を落とすが、それを包帯だらけの真島が拾ってやる。おまえ生きてたのか。

喫茶リコリコ再開してた。でも千束も、たきなも居ない。ただ千束スペシャルの注文を受けたらたきなが怒ると言うのでたきなは喫茶リコリコに復帰している様だ。その会話の途中でミズキがナイフを投げた先の写真は何だとは思ったが...

フキが店長に聞くとたきなは仕事だそうだ。ターゲットを狙っている。そのターゲットは誰かなーと思っていると、その追い方からして深刻なBGMからして、そしてトドメが足元からして、ああ、千束かよ。それにしても千束何故ターゲットになった。

聞いてみたら千束が気がついたら胸に手術の跡があって病院のベッドの上。手術って、そうか人工心臓が千束に移植されたか。千束は吉松がどうなったかは知らないのだろうな。それを別にして千束は病院のベッドの上で黙っていられない。勝手に脱出して宮古島へ。

ネットもカメラも無い所でクルミがどうやって見つけたか。あの最初の写真のせいで狙われたカップルがまたもやってくれたのだ(笑)。すげーな、何か持ってるな。そしてどこに写ってるのがミズキがナイフを投げた写真か。

たきなも全てを知らないかもしれない。店長が吉松のケースを持って来て、そこに人工心臓があり、そしてそこに小さいケースもあった。
HAPPY NEW BIRTHDAY とだけ書かれた紙が入って。

ケースの中はあのフクロウのアクセサリー。
千束はそれを海に投げる。何とか吉松の呪縛からは逃れたかな。

NEW BIRTHDAYで何を始めるのかと思ったらワイハだそうだ。
これで終わりかなと思ったけどCパートがあったぞ。

ワイハで喫茶リコリコ出張開店。
依頼者がちゃんと来る喫茶リコリコ。
「アナタハチサトサンデスカ?」

ちゃんと依頼も受ける喫茶リコリコだけど、浮かれてるんじゃねーぞ。
参考資料

 

リコリス・リコイル、ほんっとーに面白かった。
良い区切りはついたけど、これは続編やって欲しいな。

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シャドーハウス 2nd Season・第12話・最終回

マリーローズが煤の塊である亡霊を使って栄光の廊下を破壊。そして出来た穴からローズマリーと共に身投げ。

これは大失態である。すかさずオリバーが大人の領域に入ってから起きた事だから星つきには何の落ち度も責任も無いと叫ぶ。何と言う事だ。バーバラに引き渡し書類まで書かされてこれではこどもたちに責任を擦り付けられない。エドワードはここで起きた事は全部忘れろ、これは命令だ、と言うのが精一杯だった。
参考資料

ケイトがエミリコを連れて部屋に戻ったらローブ様がそこに居る。いやマリーローズは身投げした筈だ。一体誰だ。聞こえて来た声は視聴者なら分かる、そしてローブを取って見せたのはアンソニーだった。

ケイトが本気で驚く。先週予想したケイトがマリーローズをクッションで助けたと言う展開は、あくまでもケイトがその準備はしたもののあとは偶然を祈るだけ。さらに煤を大量に用意してくれたのもケイト。一方でアンソニーは煤管の扉を開けるなどの手助けはしていた。以前あの扉は女子供の力では開かないと言う話は出ていた。じゃあ誰がとは思っていたけどアンソニーだったか。

アンソニーに関してはケイトが言った通りに分からない点が沢山ある。クリストファーが自害してどうやっておじい様と共にある棟から逃げて来られたのか。それをマリーローズに告げた後のアンソニーはどうなったのか。

アンソニーに言わせればマリーローズとは最終的に意見が合わなかった。マリーローズは脱出する方を選んだ。しかしアンソニーはどうやらこのシャドーハウスをひっくり返すのを望んでいた。ただ、人間であるアンソニー一人ではどうにもならない。

この二日程でアンソニーは気がつく。ケイトにはリーダーになれる素質がある。だからケイトはきっとシャドーハウスのあり方を変えてくれるだろう。そして君には僕が必要な筈だと言って隣の部屋へ。驚いてそれを追ったケイトだが、すでにアンソニーの姿は無くなっている。どこかに隠し扉があって、それを使うと屋敷内を自由に移動出来るのか。ひょっとしたらそれを使ってクリストファーが自害した時におじい様と共にある棟から逃げて来たのか。

アンソニーの件は課題のままだが、ともかくアンソニーも言った様に煤がクッションになっている可能性があるし、アンソニーは脱出用の食料も用意したらしい。エミリコは二人共きっと生きていますよねと言う。
参考資料

エミリコは夢を見た。明るい窓の外で鳥が飛び去る広い空間。でもそれは夢であって、そしてこれはシャドーハウスに来てから初めて見た夢だ。それはシャドーハウスに来る前の事を夢に見たのだろうか。

洗脳が解けて記憶がはっきりすると段々今まで考えた事の無い事が辛くなって来る。

マリーローズとローズマリーが身投げしてしまったので10班は一人足りなくなる。そもそも班長が居なくなった。だから年長のサラが愈々自分が班長だと思っていた。

辛い気持ちで、コーヒーを飲んだらこれが消えるのだろうかと思って朝の掃除を終えて戻ったエミリコ。すると部屋の中で床掃除用の雑巾がテーブルにあったりして、ははぁ、これはケイトが自分でも掃除をと思い立ったなと見えた。やはりそのとおりで、ケイトは今度からは自分もやると言う。天井の掃除は煤能力ではらえる。逆に今までどうしてたんだ。棒に付けてたのかな。

ケイトが生き人形を大切に考える、生き人形も考えて良いと言ってくれて、エミリコは気がつく。コーヒーを飲んだら楽になるのではなどと思ったのは間違いだったと。

ベルが鳴って大広間にこどもたちが集められた。バーバラからお披露目とお呼ばれが無くなる。動揺するみんなだが、これは栄光の廊下の老朽化を補修する為だと言って鎮めた。

そして班編成の組み換え発表。招かれたのはイザベル。イザベルは10班に入る。片方のミラベルは欠席。サラはなぜ彼女が10班なのかと声を上げた。イザベルとミラベルが10班に来ては自分の班長の可能性が危うい。だがイザベルとミラベルは罰を受けたので班長の資格は無いとバーバラは言う。そしてここにミラベルが居ないのは二人のベルの片方の生き人形が処分されたからだと言う。処分!

イザベルとミラベルが10班に入ったのでエリザベスが9班に移動して班長に昇格。そして10班の班長は、あなたです、ケイト。

サラの期待破れる。バーバラがケイトを評価したのだ。あのマリーローズ引き渡し同意書はケイトのアドバイスだったそうだ。エドワードからケイトは怪しいとは言われたが、それに反してケイトはローブ様の正体を見つけしかもあのマリーローズを「止めて」くれた。さらには引き渡し同意書によってマリーローズ身投げ問題はエドワードの責任となった。これだけ貢献してくれたのだからこの先も期待して班長にするのも当然か。

とは言ってもなあ、サラは納得してない。Bパートでこの状態になって一体どうなるのかと思った。

ケイトが班長になった、と言う事はエミリコも班長です。

サラがケイトが班長になったのを納得していないのと同様にミアはエミリコが班長になったのを納得していない。それに加えて移動して来たベルはあの煤管清掃のトラウマがあって外に掃除に出て来ない。エミリコの10班が前途多難。

翌日、エミリコはやはり遅刻かと思ったミアだが、ルウはちゃんと気がついた。エミリコは先に来て掃除の準備をしていた。エミリコ、今回もよーく考えた結果ローズマリーがいつも何をしていたのか思い出した。毎朝ローズマリーは黒板を見ていた。そこには各班の掃除計画が書かれていた。だから準備出来た。

今日もベルは来ていない。エミリコはベルの様子を見に行ったがやはり未だ出て来られる状態ではない。だから掃除は自分がベルの分も頑張るのだと言う。そしてそれにルウも呼応してくれた。おかげ様の方で同期会が出来たがそれがルウにも波及してエミリコに協力的になっている。

ミアはエミリコに班長会議でベルの処分を言えと迫った。でもエミリコはそうしないだろう。今もぬいぐるみとか手紙とかベルに届けている。
参考資料

班長会議でバービーが10班の状態を責める。一体掃除に参加してないそうだな。でもオリーが助け舟したつもりではないだろうが、掃除はちゃんと出来ていると言う。

バービーはエミリコに迫る。ベルが出てこない。それはベルが壊れているのではないのか。しかしエミリコは壊れていないと名言。それが気に食わないのかバービーはエミリコを蹴り飛ばす。

エミリコは反論する。煤管清掃の時のベルの悲惨な状態を見た。その結果、一人は壊れた。もう一人のベルがどんなに辛かったか。バービーはそんな事は館の秩序とは関係ないと言うがエミリコはなおも反論。そうなってもベルは部屋の中をちゃんと掃除しているし、イザベルとミラベルの部屋の掃除もしている。

ベルは自分の班員。
もう仲間を失うのは絶対に嫌です。
参考資料

終わってない、終わってないよ。
そしてCパート。
「シャドーハウスは間違っている」

微妙に区切ったけど、このままで終わらせて欲しくない終わり方。
アナウンスは無かったが、是非とも三期をお願いしたい。

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はたらく魔王さま!!・第11話

梨香さん、オシャレしてアルシエルとのお買い物の待ち合わせ。でも魔王さまとベルが一緒でガッカリするんじゃないかなと思ったが、確かにガッカリはしたものの、まあそうだよね程度で良かったかな。

今日は何の買い物?と聞くと、前回話題になったテレビを買いに。アルシエル、携帯も買おうかと思っていたのか。梨香がテレビを持ってると言うのが重要で、でもその梨香の今の26型は型落ちしてそろそろ4K買いたいと思っているのだそうだ。おいおい、ここに掘り出し物があったぞ。梨香が4Kテレビ買ったらそのお古を貰えば良いではないか。何しろ古いテレビを処分するのだってお金がかかるのだから無料で引き取るのならどちらも幸せではないか。なのに話の流れ上買う方向へ。

先ずはお昼を食べて、予習してからにしようと食事へ。どこに行くのか、と言うか提供カットですうどんが出てたけど。

行った先ははなまるうどんだった。はなまるうどんって一度行った時にあまり好みでなくて二度目以降は無かったのだが、魔王さま一行、ベルも含めて大好評。そうなの?すうどんが110円(小)と言うのは大いに評価したい。さっそくサイトに見に行ったら今は小でも240円だぞ。全然値段違うんですが。ロシアのウクライナ侵略戦争で小麦や石油の値段が上がりました程度じゃない。
参考資料

一応アルシエルは事前調査はした。だがプロバイダ込みで安くなるとかそう言うモリモリな物ばかり目立った様だ。ベルは7万円の予算。それなら結構良いの買えるよと言われて喜ぶベル。自分の日本の知識は魔王さま同様に昭和レベルとか言い出した。

あれ?ベルの素性を梨香に明かしてるんだっけ?と思ったらすかさず誤魔化す。やはり梨香は知らないよね。

とか言ってたらレジで何かトラブル。英語で話しかけてるけどレジの店員が困惑。どれ俺が行ってやろうと魔王さまが向かった。何しろ魔王さまもマグロナルドで店頭に出てるから。英語で会話してその場は収めたが、相手の男はこのあと何かありそう。

案の定、その後この男は電話相手に妙な事を言ってる。この世界で一番メジャーな言語だから英語にしたら全然通じない。最初から現地の言語設定しろと。設定出来るのか。

「初めて手応えあったかと思ったら一般家庭のお嬢さんがたまたま大きな反応しめしただけ」
この瞬間は聞き流したが、このあとのちーちゃんの状況を見て、ああこれかと。

エミリアはイェソドの欠片を探して歩いていたら明治神宮近くの「西海大学病院」に導かれた。するとそこにちーちゃんのお母さん。時間があるなら寄って行って欲しいと言うのだ。そこではちーちゃんがベッドの上で寝ていた。

ヨドガワバシカメラに到着。梨香がアルシエルにベルと一緒にテレビを見て回れとアドバイスした。と言うのも、二台一緒だからと言って値引き出来る可能性があると言うのだ。これに喜んだアルシエルが梨香の手をがっしりと握る。

これで様子がおかしくなった梨香。魔王さまが何があったのかと様子を見たら、ここでどうやら梨香がアルシエルに想いを寄せているらしいと気づいた。
参考資料

テレビは無事に買えた。今度はアルシエルが携帯を梨香と物色。その間に魔王さまがベルにあの二人を見てどう思うと尋ねると、ベルがまた的外れにも二人並ぶとアルシエルの服がみすぼらしいと言うのだ。いや、いくらなんでもそんな事は聞いてない。

魔王が直球で梨香に惚れてるのか?と聞いたと言うのでベルが鉄拳制裁。無神経なヤツめと言うのもあるが、大きな問題はそこではない。ちーちゃんは覚悟して魔王さまとエミリアの事情を知ってる。だが梨香は本当に一般人だ。エミリアが不用意に仲良くなってしまったが。最悪の場合は梨香に精神操作しなくてはならなくなる。

でも魔王さまからしたら、梨香に異世界の魔族だと言うのをはっきり示して、それでもなお梨香がアルシエルが好きだと言うのならそれはそれで覚悟が出来てると言う事だと言うのだ。

突然テレビの液晶が全部割れる事件発生。ただ事ではないと察した魔王さまはアルシエルに梨香を安全に家まで送るのを命令。そしてベルの所にはエミリアからちーちゃんが高濃度の魔力注入で中毒を起こして入院してるとの連絡が入る。

魔王さま達揃ってちーちゃんが入院してる西海大学病院へ。様子を見てベルが何かを掴んだ。どうも体内で魔力が生成された様に見える。でもいきなりそんな事は起きない。誰かが聖法気のソナーを打ち込んだ結果ではないか。そんな話をしていたら病院内でもテレビの液晶が割れた。

ルシフェルが到着して情報がまた加わる。ガブリエルから監視者が来てると聞いた。そして首都圏一帯でこの事件が起きている。その監視者が聖法気ソナーで何かを探しているのだろう。ちーちゃんをわざと狙った訳じゃないんだ。

監視者はラグエル。力こそあまり無いが特別な役割である「堕天すべき天使」を裁定すると言うのを持ってる。うん、登場人物のストックだとはなまるうどんでフォークをくれと英語喋ってた、そして「手応えあった」と言ってたあいつか。

エミリアの予想ではラグエルが探してるのはイェソドの欠片とかではなくて、堕天すべき天使のライラだろうと思った。そしてエミリアは自分の母だと聞いたので無事で居てもらわないと困るとルシフェルに迫る。

そう?
つい先日まで存在すら知らず、会ったことも無い存在を母だと聞いただけでそんなに拘るか?ふーんそうかではないのか。

魔王さまはそのラグエルを締め上げないとならんなと言う。何しろラグエルは堕天の裁定の途中で魔王軍の未来の大元帥候補にとばっちりを加えたのは許せぬと言う。ちーちゃんの為ならばと魔王軍のみならずエミリアもベルもラグエル締め上げに参加。

その頃ちーちゃんの方にはあのライラさんが看護師に化けてあの指輪をプレゼントしていた。これでちーちゃんは特別な力が使える様になるのでは。
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異世界迷宮でハーレムを・第12話・最終回

驚いたなあ。まさかこんな最終回になるなどと誰が想像出来ただろうか。

パーティーにセリーが加わった。アランの所でとてもお安く買えた奴隷。パーティーの一員だと言う事で装備を買いに行く。ドワーフに合った大きな槌。スキルスロットが空きだったしここに今回何か入るのかとこの時は思っていた。

胴回りは革のジャケット。鎧と言う訳にも行くまいと言うと、この辺りからセリーがいつもロクサーヌ相手に胸の大きさを気にしている場面が出て来る。ロクサーヌのぷるんぷあんが悪かったかな。

セリーは結構知識欲があって、スキルスロットに空きがあると言う説を唱えた人が居たけど、それを証明する事象は確認されていないので信じてはいないと言う。ただその説によるとスキルスロットに空きが無いとスキル結晶の融合が成功しないと言う話なので、スキル結晶の融合失敗が予測できない(誰も空きスロットが確認出来ない)のはその辺りに由来するのだろう。一方でスキルスロットの空きが確認出来るミチオが居ればスキル結晶の融合の成功率は極めて高くなろう。

ベイルの迷宮の五階層へ。ミチオはここでセリーによい所を見せようと張り切る。それって失敗するフラグなので危ないなと思ったが、モンスターを倒すのには難なく成功。でもセリーが感心したのはロクサーヌの身のこなしだった。ただ、それをちゃんと説明出来なくて「はぁ?」となるセリー。
参考資料

今晩はセリーによるドワーフ料理。セリーは普通の奴隷の身分だと一緒にテーブルに座れないと思っているから遠慮している。ロクサーヌの導きで食卓へ。食べ物を盛るのは主人の役割。最初は主人たる自分。次は、と言ってミチオが作ってくれたセリーに出そうとしたので、いや、それは前回一番奴隷だと強調したロクサーヌでないと駄目なのでは?と思ったら案の定ロクサーヌの引きつった笑顔になった。慌ててミチオはロクサーヌへ皿を出す。セーフ。
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狼人族には獣戦士、ドワーフには鍛冶師と言う種族固有のジョブがあるが、人間は何かと聞いたら二人共へんな状態になった。人間族は欲望が肥大化するので固有ジョブは色魔だそうだ。えええ、欲望が色欲だけって事はないだろ。ただこの会話で二人共このあと何されても仕方ないと納得。

さて風呂です。最初に風呂桶が来た時にいくら何でもデカすぎだろ、お湯入れるの大変すぎだろと思ったが、今回三人で入るとなって、ああそうか、三人以上ならこんな感じだし、この先ハーレムになるならこの大きさは納得と思った。

早速主人が奴隷を洗ってあげる。まずはロクサーヌが出て来たのでミチオの手で洗ってあげる。次はセリー。こっちも手で。そしてその次は奴隷によってご主人さまを洗う番。身体全体を使ってこう、こう、こう。ミチオさん、生きてて良かった状態。

そして夜伽のお時間。セリーに寝る前のキスと起きた時のキスを教えるが、そこでロクサーヌより先にセリーにキスしちゃったので焦るミチオ。何とか一番は夜は一番最後だと誤魔化した。つまりFirst In Last Outみたいなもので、そうですかそうですか、スタックな訳ですね。

その後はまずロクサーヌといたして、次にセリーといたす。
その結果、ミチオの色魔ジョブの精神、知力、MPが上昇し、スキルとして精力増強と禁欲攻撃が身についた。禁欲攻撃って何?
参考資料

良いだろうこの波に乗ってやろう。ピー(多分、ハーレムって言ってる)を作るんだ!
は?まさかこれでタイトルを回収した事になるの?

ところがこの後に驚きの展開。
まず青い髪の毛で猫なミリアを購入。一緒に風呂へ。セリー「滅びればいいのです」
次に赤い髪の毛でデカいベスタを落札。一緒に風呂へ。セリー「滅びればいいのです」
最後に金髪お嬢様エルフのルティナを譲渡される。一緒に風呂へ。セリー「滅びればいいのです」

公式サイトにあった全部のキャラが最後の一分で揃いました。
は?ナニコレ。

何だろうこの展開。当初は分割2クールのつもりだったのが、作ってみて「これはあかん」と断念したのだろうか。いくら何でもこの終わらせ方はどうなんだ。
悪い意味で後世語られる作品になったのではないか。

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オーバーロードⅣ・第12話

前回はアインズ様による白銀の騎士の情報を収集する話だったが、よく出来た演出だった。
まず最初はアインズ様が沢山魔法をかけている。これで視聴者はいつものアインズ様と思って何も疑問を抱かない。だが次の場面でアルベドがそのアインズ様に横柄な口をきいた。ここで「あれ?」とは思うが、未だアインズ様だと言う認識が改まらない。

次にリク・アガネイアが世界断絶障壁を作った時にアインズ様でも突破出来ないの?とはちょっと思った。そして極めつけはそのリクに対して土下座するのだ。いや、これはいくら何でもおかしい。と思ったら最後にパンドラズ・アクターがアインズ様に化けて相手の様子を探っていたのだ。

その土下座の場面の報告を聞いていたアルベドが怒る。アインズ様の格好で土下座したのかと。
参考資料

ただ、アインズ様はあれは見事だったと言う。相手がこちらを見くびったかもしれない。良い感じで毒を撒いてくれた。確かにあれでツァインドルクス=ヴァイシオンは魔動王の底が知れたと感じ、次に対戦した時は勝てるだろうとも思った。

それでもなお、アインズ様は未だ情報が足りぬ、ヤツの解明できていない能力があると言う。あの結界はワールドアイテムで作ったのかもしれぬ。ただ、世界断絶障壁を作った時にHPを消費していた。ワールドアイテムでHPを消費するとは聞いたことがない。

やはりリクと言う存在にはもう一度負けておく必要がある。完全な情報が必要だ。アインズ様はNPCが蘇るのは分かった。だが自分はどうなのか。プレヤーの蘇りは可能なのか。それが分からない以上は出来ないと思って行動するしかない。そしてその為には絶対に負けられない。情報が必要だ。まるでフェリーペII世慎重王みたいではないか。
参考資料

さてそろそろコキュートスが王都に侵攻してる頃だとアインズ様はそちらに向かう。アルベドがあの程度の事と言うが、アインズ様はウルベルトさん達程ではないが悪役に拘りがあると言った。さん付けなのでプレヤー(至高の四十一人)の一人と分かる。見てみたらデミウルゴスの制作者だそうだ。

魔導国の軍が迫るリ・エスティーゼ王国王都。魔導国軍が来ると皆殺しになる。最後の時を迎えようとしていた王都。まるでオスマン軍の攻撃で陥落寸前のビザンティン帝国のコンスタンティノープルみたいだ。

ラナー王女は冒険者チーム蒼の薔薇を招いていた。最後の別れに。リーダーのラキュースはお茶もそこそこに王都防衛に行こうと言う心積もりであったが、イビルアイがお茶は飲んで行こうと言い出してから周囲の言動がややおかしい。ティアとティナがお茶だの菓子だの用意して来ると言い張るし。一見最後の会話の時間を伸ばす風には見えた。

ティアが始めて入れた濃いお茶を飲めとラキュースに勧めるが、ここからラキュースらの攻撃が始まった。色々攻撃してやっと防御力を奪ってチャームの魔法。精神操作してラキュースが一人残るのを防いで王都から逃げる手段を選んだのだ。イビルアイはラナー王女も誘ったが、ラナー王女は留まると言う。そして、後から入って来たブレイン・アングラウスも。

ブレインはレイザーエッジをクライムに託して魔動王との一騎打ちへ向かった。あとからラナー王女はこのレイザーエッジを振り回してみるのだが、これは何か意味があったのかな。

コキュートスが城門を破壊して進軍。アウラは城壁に登って魔術師組合を標的に。イーちゃんは城壁を歩き回って人を踏み潰せ。

ブレインはコキュートスと遭遇。魔動王には辿り着けなかったか。殺気を放ち名乗りを上げるブレインを見てコキュートスは自分も名乗りを上げた。武人として受けてようと言うのだ。それに感謝するブレイン。

ブレイン、渾身の力でコキュートスに向かったが、やはり階層守護者には人間では敵わない。それでもコキュートスはこれほどの者が居たとはと感心する。コキュートスは配下にブレインを凍結させ、そしてブレインが守った道をわざわざ迂回して王城へ向かった。ブレイン、武人コキュートスが遭遇した相手で良かったな。
参考資料

これで第12話終わりか。今期、どんな場面で最終回を迎えるのだろう。

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ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season・第12話

いい加減楽になれ、お前は黒幕に見捨てられたんだ。
結構効きそうな言葉だが、結果的には軽井沢は自分からはバラさなかった。

多分これって龍園は水責めするのを石崎に任せて自分は甘い方を担当した方が良かったんじゃないかな。軽井沢、自分を責める龍園に対しては反発しか感じていない。

ただ、龍園はさらに軽井沢を落とす為の言葉を続ける。何故平田に呼ばれた筈の場所に真鍋達が行ったと思うか。それは黒幕が仕組んだからだ。おまえは最初から黒幕に利用されていたのだ。

これは黒幕を信じられなくする言葉としては大きい。だがそれでも軽井沢は言わない方を選ぶ。追い詰められすぎたのだろう。たとえそうだとしても、最早ここまで来たら自分が選んだ道として絶対言わない方を選ぶ。
参考資料

綾小路はカラオケ店の前まで来ていたが、やはり今日は帰ると言い出した。昨日徹夜したから眠いのだと。綾小路はどこまで計算していたのだろう。わざと時間をかけるのを計算に入れたのか。或いはカラオケ店迄来ておいて眠いから帰ると言うのがアリバイになると見たのか。まさか迷って判断が遅くなったのか。

綾小路は先ず茶柱先生を呼び出す。このままだと明日からDクラスは崩壊への道を歩み始める。軽井沢が龍園に呼び出されて今現在痛めつけられている。その結果軽井沢は退学して行くだろう。それからがDクラスの崩壊への始まりだ。

だがそう言われても茶柱先生は生徒同士の揉め事に教師は介入しないと言う。それに対して綾小路は見届け人になればそれで良いと工事現場へ連れ出す。

工事現場へ行くと今度は掘北学が待っていた。掘北学には事後処理と先に手を出したのはCクラスだと証言して貰う為に来て貰った。ただ、何か約束をした模様。何なのか言わないのかなと思ったらあっさり分かった。掘北鈴音を生徒会に入れる助力だそうだ。これはこれで掘北学はどっちの企みでそれを願ったのか。

あとは宜しくと言って一人で綾小路は歩いて行く。
茶柱先生は驚いた。たった一人で龍園達をおさえる策でもあるのか。

軽井沢が自分に向かって「さようなら偽りだらけの私」と呟いたその時に綾小路が入って来た。石崎、そして特に伊吹がなんでこんなヤツがここに入って来たのかと驚いた。何しろ伊吹に至っては綾小路みたいな凡人が黒幕とか笑わせると本気で言い出したのだから。

しかし伊吹のデジカメが壊れた件、そして龍園は軽井沢から恐怖の表情が消えたのを見て綾小路が本当に黒幕だと確信する。

そうだとしてたった一人でここにやって来てどうするつもりだと龍園は綾小路に迫るが、策なんて無いとあっさり答える綾小路。

その場の誰もが、勿論軽井沢も綾小路が一人で龍園グループのやり手4人をどうこう出来るとは思っていない。軽井沢は何とか綾小路がボコられるのを止めようとしたが、それを龍園が足蹴に。そして暴力が最も強いのだと。

この窮地をどう乗り越えるのか見せてみろと言う龍園に、自分は窮地なのか?と返す綾小路。楽しませてくれる。

石崎が命じられて先ず綾小路にかかるが、あっさり組み伏せられ、それを見た山田アルベルトが遅いかかるが、二人共ダウン。嘘だろと伊吹が驚く。そして綾小路は未だ気づかないのか、こうなる様に仕向けたのはこっちだと言う。何もかも、龍園は手のひらの上で踊らされていた。

伊吹が何なんだと向かって来るが、これもあっさり終わり。そこでラスボス龍園がかかって来る。龍園だけは綾小路がおやと思う。実戦を積んだ戦い方だ。龍園、実戦で鍛えた戦いはするものの、やはり綾小路の敵ではなかった。

そうは言ってもこの場でお前が勝とうが、自分の気持ちは絶対怯まないと龍園は言う。恐怖を感じた事など一度もない。何度でも何度でもおまえを襲っていつか叩きのめしてやると向かって来る。心が折れない龍園。

ところが綾小路はその龍園にすら無表情で向かう。倒れた龍園を何の感情も見せずに何度も殴る。ここに至ってとうとう龍園はその感情のない攻撃に恐怖を感じた。もう龍園は駄目だろう。
参考資料

軽井沢はこんな綾小路をどう思ったか。ただ、裏切られたかもしれないが、でも約束は必ず守ってくれた。彼なら自分の存立を委ねられる。
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そんな軽井沢を見て綾小路は「これで良い」と思う。これ、完全なコマが手に入ったから「これで良い」のですかね。

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異世界薬局・第11話

どうやら場面はサン・フルーヴ帝国医薬大学校。ペストが入り込みそうで大変な忙しさだったが、そこに一人の市井のおばあさんが居ると思ったら59歳で定年間近のキャスパー教授だそうだ。59歳!私より全然年下ですがな。日本もつい最近まで定年が55歳だったし仕方ない。
参考資料

キャスパー教授の専門は微生物。カビの分類学の様だ。それで役に立たないと思われていたみたいだが、基礎科学をないがしろにする大学は滅びるぞ。と言うかこの世界の科学知識程度だと分類学が重要学問の筈だが?

ファルマの方は愈々重症患者の病室へ。と言ってもやれる事はほぼ変わらない。ファルマが診眼で状況を確認して抗生物質を飲ませる。薬神杖をかざして何してるのかと思ったら薬の効きを良くする神術だそうだ。

病室に入った時は何だ子供がとよく言われるセリフをむけられたが、そこにはサロモンの元部下が居た。ああ、あなたでしたか、って、いやいや、ペストマスクしてたら分からんだろう。

前回は重症病棟にサドが居るかもと思ったが、エスターク村での処置は何とか終わった。
医薬大学校ではキャスパー教授が総長に呼び出された。総長って誰よと思ったらブリュノだった。若いけど尊爵だからずっと身分が上で総長なんだね。ブリュノはキャスパーの研究の事で話があると切り出すと、キャスパーは医薬では役に立っていない自分がお払い箱なのかと思った。だがブリュノからするとそんなつもりではない。逆にキャスパーの研究で聞きたい事があった。それは間違いなくファルマから貰ったメモ。それにしても神術で創薬出来るファルマが今更カビから抗生物質か?と思った。まあ未だ耐性菌は出現していないだろうから第一世代抗生物質でも効くとは思うが。

ファルマの求めていたのは放線菌の中でもStreptmycesを見つけて欲しいと言うものだった。
参考資料
おいこら、学名がどうしてこの世界に通じるんだ。これはあれか、異世界の言葉で会話してるけど、現代日本で通じる意味に翻訳されていると言う現象か。

キャスパーはファルマのスケッチを見てすぐに気がついた。これなら既に自分の研究室で継代培養に成功していると。もっとも、詳しく調べないと本当にそうかは分からないけど、でももうStreptmycesの培養株があると言う。

とは言っても今更微生物から薬かとは思おう。先述のとおり、ファルマが分子レベルで創薬出来るので。でもファルマ一人では精製が追いつかないのかもしれない。だから培養株から薬を大量抽出して大量に薬を作りたいのだろう。これがおそらく今回の最後の流れに繋がる。

ファルマはエスタークの処置を一区切りつけて、上陸した密輸人の後を追う。サン・フルーヴ大市に向かっている筈。神官団は発症して置いてきぼりをくった密輸人を縛り上げていた。荷物は焼却処分。薬がほしいのなら正直に話せと言われて放置された密輸人は人数と荷物の内容を喋る。その中に動物の入った箱があると言う。リス、げっ歯類。パンテ島の白いリス。よりにもよってペストで全滅した島からの密輸品。

しかも運搬人の他に聖騎士が付き添っていると言う。それはおかしい。何故平民の荷物を聖騎士が守るのか。

わざわざ疫病の発生した島からの動物、平民の荷物に聖騎士、どれもこれも妙な話でこれはわざとペストを帝国に流行らせようと言う企みではないのか。皇帝が結核を患ったのも感染源が分からず、どちらも外から帝国の弱体化を狙っている者のしわざではないのか。

皇帝の所にブリュノが報告に参上する。マーセイルからの報告でエスタークで上陸した密輸人がこのサン・フルーヴ大市に向かっていると。皇帝はこれを聞いて城門の警備を厳重にした。

ところが敵はその気で来てるので強硬手段に訴えて来る。第6検疫所でのサンプルでペスト菌が見つかるが、聖騎士が城門を攻撃。兵隊が城門を守ろうとするが、それを突破。運搬人に動物の檻を運ばせ、そして中のリスを城内に放った。竜巻でリスを吹き飛ばして帝都に撒き散らす。
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リスと聞いてピエールが気がつく。ファルマから言われていた病原菌を媒介するげっ歯類ではないか。警鐘が鳴らされ、リスへの警告が帝都に触れ回る。

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リコリス・リコイル・第12話

旧電波塔で真島に追い詰められた千束だが、そこにたきな参戦。暗闇に入ると相変わらず有利な真島だが、真島の耳元で発砲して真島の聴覚を封じ、そして遂に拘束。

冒頭でもう真島を片付けると言う展開は逆にその後の試練が心配なんだが。

真島が片付いて、DAは旧電波塔へクリーナーを送り出す。そこに司令が入って来た。全員その場で待機。指揮権は以後自分が執る。

「リコリスは処分する」
処分って、あなた...

リコリスにはその場で待機命令が下る。リリベルでリコリスは始末する。つまり皆殺しか。無かった事にするんだ。流石に楠木は副官に目配せするものの、黒服に制止されてしまった。

旧電波塔では千束が吉松を発見。吉松は銃弾はかすっただけで無事だと言うが、だがそんな事よりもあいつを殺したかと聞いて来る。自分をこんな目にした真島をちゃんと殺したのかと。だが殺していない千束に失望する。吉松は言う、そんな事の為に「死にかけの人形のゼンマイを巻いた訳ではない」。吉松、この後の行動もそうだが、どこまで「アラン」の思想に取り憑かれているのだろう。心底なのか。

こんな言葉を聞いたたきながもう普通で居られる筈がない。
参考資料

吉松(呼び捨て)おまえが真島を利用して千束をここにおびき寄せたのは分かっている。そして武器を配ったのも、ウォールナットにラジアータをハックさせ殺したのも、松下を仕組んだのはおまえだ。だがもうそれはどうでもよい。そのケースの中にある心臓をよこせ。

ところが吉松はもっと狂っていた。人工心臓を自分に埋め込み、さあ欲しければ千束おまえが私を殺すのだ。

千束は撃てない。だがたきななら撃てる。
千束どいて!そいつを殺せない!
参考資料

たきなには姫蒲が襲いかかった。さあ千束その実弾の入った銃を使え。そうでないと友達が死ぬぞ。
そしてとうとう千束は吉松を撃った。弾は脇を貫通。

千束は吉さんがくれた命で大切な物が分かった。だからもうこのアランのフクロウは返す。心臓はそのままにしておいて。

たきなは未だ諦めていない。吉松と姫蒲を追って銃を撃つ。
「心臓が逃げる!」(もう外側の人間など見ていない)
参考資料
でも千束は吉さんを殺して生きるのはもう私じゃない。こう言われたらたきなは続けられない。
参考資料

ミズキとクルミのヘリコプター到着。まずは二人とも一旦安全な空間に。ヘリの中でミカからリコリスの救出依頼を聞いた。ロボ太によってすっかり世間に実況されてしまっている延空木のリコリス。知られてしまってはリリベルを使って処分するしかない。

フキ達が危ない。フキの所にはサードのリコリス達が登って来た。フキは何かを感じ取っていた。エリカとヒバナにサードリコリスを率いて他チームを吸収して下におりろと言う。それは命令に合致していない。文句を言ったサクラには自分と制御室の奪還へ行く。

クルミはUSBメモリを千束に渡して延空木の制御室で挿せと言う。ラジアータみたいなポンコツには任せておけない。全部ウォールナットに任せろ。
神だ、神がここに居る。
参考資料

エリカとヒバナは生き残ったリコリスを回収。そしてエリカは約束したたきなの代わりをしにフキとサクラの所へ。フキとサクラ、よく頑張って制御室へ向かうが流石に真島の部下が多い。その危うい所をエリカが助ける。たきなの代わりをするのだと。

それでも制御室の真島の手下には化け物じみたのが居る。ここで危うくなったフキを助けて千束とたきなが参戦。フキは真島の手下を殺そうとしたが、そんな事よりもリリベルが迫ってる。そこは神ハカーのクルミ様がコントロール。猛進するリリベルの進行方向を邪魔して逃げるリコリス達を外へ誘導。

千束とフキが揉めながらもUSBの差込口を見つけてクルミのUSBメモリを挿し込んだ。来たぞシグナル。これで全ての制御はクルミ様の物。ロボ太の回線を切断。日本中のモニタにはしばらくお待ち下さい。ロボ太の居場所を特定したクルミは「もしもし、ポリスメン?」と今回の事件のハッカーを通報してあのよく出ていた警察官を向かわせた。

延空木内ではリリベルがリコリスに迫っていた。
このまま「皇軍相撃」になるのか。

だが突如流れる演歌じみた音楽。世間にはリコリスクライシスの画面が出た。何のキャラかと思ったらバーチャルアナウンサーの沢村碧(http://avataragentservice.jp/)だそうだ。

延空木では只今紹介したリコリスのアトラクションの開催決定です。年明けは是非延空木へお越し下さい。全部アトラクションの宣伝にしちゃったよ、クルミさん。

リコリスと言う組織が暴かれたと言う事態が全部ひっくり返った(表向き)ので司令はリリベルに出したリコリス抹殺命令を撤回して撤退を命令した。錦木千束まで出てきてるし。

千束達も撤収。その途中でたきなとエリカもやっとちゃんと話せた。千束は店の制服の色は何が良い?とフキに聞く。自分のを使ってくれれば良いけどと。つまりもう千束は店に、そして生き長らえる事が出来ない。フキはそれを知らないだろうけど。

エレベーターに乗って下へ参りますと言ったその瞬間、千束の落ちた筈のカバンが転がって来る。あれにはたきなから貰ったアクセサリーがついている。思わず千束は閉まりかけの扉を開けて取りに飛び出した。だが、そこをゆっくりと真島が歩いて来る。エレベーターの中めがけて発砲してたきな達が出るのを妨害しながら。エレベーターの扉は閉まりだしてしまった。たきなが開ボタンを連打しはじめた時はもう手遅れ。
参考資料
ただ、ここでたきなは別の選択肢があったんだよね。開ボタンじゃなくて、点灯している目的階のボタンをダブルクリックしたら多くの場合目的階はキャンセルされる。だからエレベーターは移動しない。そうしておいて開ボタンを押すべきだった。

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シャドーハウス 2nd Season・第11話

マリーローズとローズマリーは牢の様な場所で拘束されていた。以前のエドワードの言葉だとこの後無理やり一体化させられるのだろうか。その前に無理やり知ってる事を全部言わされるのだろうか。

マリーローズとの戦いが終わってケイトとジョンはすっかり疲れていた。ケイトの方にはバーバラからの呼び出しがあって、バーバラの部屋へ。大人たちからの命令でマリーローズはおじい様と共にある棟で罰を受ける事になったと言うのだ。だから今晩栄光の廊下にて引き渡しがある。ケイトは当事者としてそれに参加する様にと。

バーバラの部屋には星つきの勲章が置かれていた。立ち去るケイトにバーバラはマリーローズを止めてくれて感謝すると。

そして引き渡し式が行われた。
マリーローズは歩きながらバーバラに約束を果たせずにすまなかったと。
ハッとするバーバラとバービー。
参考資料
約束など無いとバーバラ。

約束はあった。あのクリストファー登場の時だ。マリーローズは約束した。バーバラと一緒に大人になろうと。そしてその二人をクリストファーは仲間に入れた。

クリストファーの方針はろくに教育も受けずにシャドーが選別される今の方式ではなく、ちゃんと教育をして出来うる限りみな大人になっていける様にしようと言うもの。だが、そこにエドワードが居た。館は優秀なシャドーが欲しいだけだ。無駄な努力は不要ではないかと。クリストファーは勿論優秀なシャドーは大人に迎え入れられれば良い。だが、底上げされる事は館にとっても意味がある。

バーバラはクリストファーが行う改革の仲間に居られる事がとても嬉しかった。
参考資料
そんなクリストファーにバーバラは憧れの念を抱いていた。恋心とは違う。そしてクリストファーとマリーローズはお似合いだと思っていた。

そしてクリストファーは同期のメンバーと共に星つきとなる。あ、この時は星つきの勲章をちゃんとつけてるね。そして新人教育に力を入れていく。中には手間がかかる子、そう、オリバーみたいな子も入って来る。

それが輝ける時代だった。だがクリストファーがお呼ばれをして全てが一変する。

教師の集いにもお話し会にも誰も来なくなった。そして何故かマリーローズまでもが部屋から出なくなってしまった。そんなマリーローズを呼びにバーバラが部屋迄行ったが、マリーローズはバーバラを突き放す。外に出る気にならない。

「大人になんてなりたくない」
それは一緒に大人になろうと言った約束を反故にしたと言う事ではないか。

失意のバーバラ。自分に出来る事なんて何も無かった。それを聞いたバービーがそんな事は無いと言ったが、それがかえってバーバラの癇に障った。バーバラの煤が爆発。その爆発でバービーが飛ばされ顔に怪我を負ってしまう。
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生き人形の顔に傷がついたら大変だ。

当時のこどもたちの棟の管理者トマスに呼び出される。おまえは大人にはなれない。だがここでバーバラは知る。普通の顔をしているトマスは生き人形に見えた。だがトマスは自分は一体化したシャドーだ、大人には様をつけろと。バーバラが知ったのはここでか。

ただ、トマスは条件次第では大人にしてやろう。何しろクリストファーから推されているお前だ。第一条件はこどもたちの棟の管理を厳しくせよ、第二にはその傷を癒せ。こうしてバーバラは星つきとはなるが、クリストファーに面とむかえる様になる迄はこの星つきの勲章は付けられないと置いてあったのだ。

こうしてバーバラによる管理強化が行われる。

バーバラによる喜びの会が行われる前はコーヒーは各自の部屋に提供されて、ただ単に飲むべきものとされていた。だがマリーローズはモーフの頃の記憶が残っていて、それでアンソニーに対して洗脳解除を試してみた。コーヒーを飲まないと洗脳が解除される。アンソニーは頭の霧が晴れた様な感覚になっていた。

その頃は未だ単に洗脳を改めるだけのつもりだった。一人だけ仲間外れだったのが寂しいと言うそれで今後は大人たちに少しづつ理解して貰うつもりだった。

しかしクリストファーがお呼ばれしてしまう。また洗脳が解けているのはローズマリーだけになってしまった。バーバラにこの秘密は重すぎると言う事でバービーにはやっていなかったのだ。そこにアンソニーが駆け込んで来た。

洗脳はただ単に大人達がこどもたちを管理しやすい様にしていた手段ではなかった。「一体化」には洗脳が不可欠だったのだ。そしてそれを知ったクリストファーは自害した。

どうしたら良かったのか。全く答えが見いだせないまま呆然自失していた、その時にバーバラがマリーローズに声をかけて来た。あの時だ。自分だけだとクリストファーがやって来た事が全く出来ない、マリーローズに協力して欲しいと言って来たあの時。だが、この状態では部屋を出る気にはならなかったし、こんな事になってしまう大人になんかなりたくない、それがまさに本当の気持ち。でもバーバラには何も言っていなかったのでバーバラは裏切られた気持ちになったのだ。
参考資料

栄光の廊下を歩きながらエドワードはマリーローズに聞く。さっきバーバラがうっかり自分をエドワードと呼んでしまった。なのにマリーローズは何も反応しなかった。一体化が何なのか知らないと人間の姿ならエドでなくてはならない。だから一体化の情報が星つきではないお前に漏れている。

栄光の廊下の半分を過ぎたその時、もうこどもたちの棟では無くなったその時、マリーローズは仕掛ける。下に溜めておいた(いつ溜めた?)煤を操って亡霊を出現させる。亡霊はエドワードを襲うがエドワードは煤能力を発動。煤で空気を振動させて音を振動させる。これ、一期でケイトを騙した時のヤツか。声を変えていた煤能力。そして今はマリーローズとローズマリーの耳の中に煤を入れて狂わんばかりの音にする。

これが大人の実力だ、大人の世界だと言うエドワード。だがマリーローズは大人の世界など羨ましくない。大切なものを犠牲にして得る事など意味はない。一体化などするのなら。
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そう言ってマリーローズはローズマリーと共に身を投げる。
その瞬間、最後の幸福に包まれて。

ところでうがった見方をすると、あれだけ大量の煤をマリーローズでは用意出来ない。煤量が多い誰かが手助けしないと無理だ。そしてAパートで転びそうになったエミリコがケイトの煤によってベッドみたいに柔らかいクッションで支えられた。この二つを勘案するとひょっとしたら...

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はたらく魔王さま!!・第10話

魔王城から突然の大声。何かと思ったら魔王さまがテレビを買うと言い出したのだ。それを聞いてそんな経済的余裕は無いと反対するアルシエル。それにしても終盤に入ったのにテレビを買うの買わないのってどんな展開だよと思った。

魔王さまも魔王さまで、何故今更テレビなんぞ欲しいのか。アルシエルが言ってる様にルシフェルのPCがあるではないか。何か特別に見たい物があってもPCで見られるだろう、大抵(但し原作が書かれた時は今程はストリーミングが常態化していなかったけど)。

魔王さま曰く、エミリアの所にあるのがずるい。これも今更何だと思ったがすぐに理由は分かる。エミリアの所でアラス・ラムスが一緒にテレビを見てるのが羨ましかったのだ。
参考資料

それでもやはりPCで良いだろうと思ったが、もう一つ理由があり、マグロナルドで接客した時、子供から言われたセットの中身が分からなかった。勤勉な魔王さま、接客に問題があってはとテレビなら垂れ流しでそう言う情報が入るのでテレビが欲しかった。

でもテレビは高いよ。買うのより受信料と言う維持費が。地上波と衛星波で月額で3,500円位。年間42,000円。後から出て来るけどアルシエルが認めた金額の二倍以上。それが毎年続く。これは酷い。

受信料が家賃に入ってる所もあるとは言うが、そもそもテレビがいくらするのか。アルシエルが捻り出せる金額としては先日銚子のバイト代から一人5000円を捻出して15,000円。それにプラスして20,000円迄だと言う。二万円では買えまいと言うアルシエルの試算だった。いや、19インチのとか二万円で買えるのでは?

ただここで魔王さまは秘密兵器を取り出す。ヨドガワバシカメラのポイントカード。これ迄の買い物(冷蔵庫と洗濯機)で6,200ポイント以上貯まっているのだ。これを合算すれば買えるだろう。ぐう負けたと思ったアルシエルではあるが、なおも抵抗する。それで買えるか先ずは市場調査だと。

こんな会話をしているのを聞いていてベル迄テレビが欲しくなってしまい、一緒に市場調査に行く事にする。

電車の中でベルはエミリアにこう言うぬるま湯生活は嫌いじゃないと言う。逆に状況次第では自分達はこの人間界の魔王サタンの生活を守らねばならないとも。と言うのは、先日の銚子での一件を見た通り魔界ではサタンを支持する連中が未だに多い。その連中に願われ担がれた時にサタンはそれを拒めるだろうか。サタンは多分その意を汲んでしまうだろう。そうしたらまた魔界が力を増してしまう。

エミリアの所に梨香から電話が入った。芦屋さんってどんな服が好きなんだろう。
固まるエミリア。
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ああ、あの時のフラグ、ここに出て来たか。エミリアは最初はあいつは安物を好んで着るよと言うが、当然梨香が聞きたいのは女の子がどんな服を着てるのが好きかと言う問いだった。

しかし何故いきなりそんな質問をと思ったら、芦屋から買い物に誘われたのだそうだ。テレビだ、テレビ。だが何故梨香に声をかけたのか。後でアルシエルが普通の人間の意見を聞きたいから呼んだと言う。

だがこんな梨香の話を聞いてエミリアは黙っていられない。梨香は人間の大事な友人。それがあろう事か魔族なんぞと。まあアルシエルはあの魔族の中ではマシな方だけど。そう言う事で仕事をしていてもエミリアの感情は抑えられない。とうとう上司から今日はもう帰りなさいと言われた。周りにも迷惑だし。
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ぽっかり時間が空いてしまったエミリアは、欠片を入れる試験官みたいなのを買って他の欠片を探す道具とした。

一方魔王さまとアルシエルとベルが揃って不在となった魔王城にガブリエルがやって来た。ルシフェルに何故堕天してサタンの下でこんな暑い部屋でニートをしているのかと聞いたが、ルシフェルからしたら天界だってニートと同じだったではないか。こっちの方が楽しいと言う。これはある意味本当だろう。だがガブリエルは先日の一件で欠片の件から外され監視者が来てると言う。それでネットカフェで一ヶ月もダラダラしていたの?

ともかくテレビを買うと言う一件些細な話だったのが、いつの間にか背後で蠢く話になってしまった。最後にはちーちゃんがテレビからの光によって気を失うし。

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秋のアニメ新番組

令和4年10月の番組改変に合わせた録画計画メモ
参考資料

曜日 時刻 番組名 開始
22:30 東京MX 新米錬金術師の店舗経営 10/3
23:00 BS11 ゴールデンカムイ 第四期 10/3
23:00 東京MX 忍の一時 10/4
24:00 BS11 ヤマノススメ Next Summit 10/4
23:00 東京MX 転生したら剣でした 10/5
23:30 東京MX 陰の実力者になりたくて! 10/5
24:00 テレ東 Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ- 10/5
25:00 BS11 恋愛フロップス 10/12
25:30 BS11 不徳のギルド 10/5
23:30 東京MX 虫かぶり姫 10/6
24:00 BS11 アキバ冥途戦争 10/6
25:00 BS11 異世界おじさん 10/6再開
22:30 東京MX うちの師匠はしっぽがない 9/30
23:00 東京MX 令和のデ・ジ・キャラット 10/7
25:25 TBS 聖剣伝説 Legend of Mana ‐The Teardrop Crystal‐ 10/7
22:00 東京MX 農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。 10/1
22:30 東京MX 悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました 10/1
23:00 テレ東 SPY×FAMILY 第2クール 10/1
23:30 BS11 後宮の烏 10/1
24:00 BS11 ぼっち・ざ・ろっく! 10/8
26:00 テレ朝 4人はそれぞれウソをつく 10/15
19:00 Eテレ 不滅のあなたへ Season 2 10/23
22:00 東京MX 勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う 10/2
24:00 東京MX 宇崎ちゃんは遊びたい!ω 10/2
24:30 東京MX 夫婦以上、恋人未満。 10/9
25:25 東京MX ピーター・グリルと賢者の時間 Super Extra 10/9

今期は何と言っても「ヤマノススメ Next Summit」があり、そしてきららアニメの「ぼっち・ざ・ろっく!」があります。楽しみ。

二期以降物としては「ゴールデンカムイ」「デ・ジ・キャラット」「SPYxFAMILY」「不滅のあなたへ」「宇崎ちゃん」「ピーター・グリル」があります。

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異世界迷宮でハーレムを・第11話

前回ウサギから手に入れたスキル結晶。空きスロットと融合させて新しいスキルを獲得出来るだろうとミチオが言うのだが、何となく意味は分かったがどこでどう使うのかがピンと来ない。これ、拾った時は緑色してなかったか?

そしてロクサーヌが食後に魔結晶を見たら以前は緑色だったのが黄色になっているのに驚いた。あの死んじゃった探窟家の黒魔結晶を融合してこうなったのか。魔結晶が黄色くなるとお高くなるらしい。10万ナールだとか。

ところで今回の話を最初見た時冒頭の黄色いスキル結晶と、その後の黄色い魔結晶がごっちゃになって二つあるのを分かっていなかった。見返してああそうかと思った。と言うのも、魔結晶の方は資金に、スキル結晶の方はこの後のドワーフの子に使うから。

資金の目処が立ったミチオがベイルのアランの所へ行きたいと言い出す。なるほど、早速新しいドワーフ奴隷を買いに行くんですねと思ったら、そうではない訳ではないが、まずミチオが言い出したのは遺言の話。

先日の若い探窟家が迷宮でやられてしまったのを見てミチオは慎重さを改めて感じたのもさる事ながら、もし自分がやられてしまった後を考えたのだ。自分が死んだら奴隷は殉死するのがこの世界では普通らしい。でもミチオはロクサーヌをそうさせたくなかった。だから自分の死後はロクサーヌを解放奴隷にしたかったのだ。

でもそんな話を聞いてロクサーヌははいそうですかなどとは言わない。逆だ。主人を戦闘で失ってどうして戦闘奴隷の自分がその後おめおめと生きていられようか。なるほど、その言葉は納得性がある。それにミチオにはよくして貰っている、ミチオが戦闘以外でも病死とかあるだろうと言ってもそれを聞かない。その決心は本気だ。ロクサーヌの慕う気持ちの強さは分かった。
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それはそれとして、やはりアランの館には行く。やはりパーティーの要員を増やす必要があるから。この時点では、視聴者は「ハーレムを」と言うタイトルどおりに女の子の奴隷を買うのが大前提で見てるかもしれないが、物語の中ではパーティー要員として相応しいメンバーとしてどんな奴隷がアランの館にいるのかはミチオもロクサーヌも分かっていない。

ミチオはアランにパーティーメンバーを増やしたい、ついては鍛冶師の奴隷が欲しいと切り出す。だがアランはなかなか難しいと言うのだ。と言うのは、スキル結晶の融合は難しい。そして高価だ。だから奴隷の鍛冶師がその融合に何度も失敗した場合、主従関係にある主人との関係も悪化する。単に店としてやってるのならダメでしたすみませんで済むが、ずっと束縛されている主従関係だと関係悪化がそのまま普段の居心地の悪さになってしまう。だからドワーフが奴隷として鍛冶師にはなりたくないらしいのだ。

だったら鍛冶師ではないドワーフはどうだろう。ドワーフは力があるので前衛としての働きは出来る。アランの所には鍛冶師ではないドワーフは確かに一人居る。ただ、彼女は性格的に荒事には向いていないと言うのだ。ミチオ、「彼女」の所に注目してしまった。

ミチオはロクサーヌに意見を聞いてみた。この時アランがロクサーヌをじっと見る。何を思ったのだろう。意見を聞かれる程にミチオに大事にされていると言うのを感じ取ったのだろうか。一緒に座らせて貰っているし。或いは連れて来る奴隷が女奴隷なのでロクサーヌが嫉妬するだろうかとかその辺を見たのか。何しろあとでロクサーヌを外に誘導するから。

ロクサーヌは決める決めないは別にして見てみたらどうかと勧める。

と言う事でミチオは見てみる事にした。準備が済んで入って来たのがおばさんで、え?まさかこの人がドワーフ奴隷?と一瞬思い、そしてロクサーヌがそのおばさんを見て顔を明るくしたのでおばさんなら、ミチオの夜伽の地位は安泰だと思ったか?と見たが、変に勘ぐりすぎた。このおばさん、以前ロクサーヌが言っていたアランの館でよくして貰ったおばさんだった。

案内されてセリーと言うドワーフの子が入って来た。ミチオはまじまじと観察。セリーがよろしくお願いしますとご挨拶。セリーは自分は探索者レベルが10だと言う。それを言った理由はドワーフは普通は探索者レベルが10になったらそこで鍛冶師へのジョブ変更が認められるのだそうだ。だがセリーは駄目だった。

なぜなれなかったのか聞いてみたらセリーの予想では迷宮で活躍出来る才能が無いからだろうと言う。でもミチオはそれに俄には納得出来なかった。だって以前後天的にジョブを手に入れたのだから。

ミチオは何か別の理由があるのではないかと考える。ここで思い出させるのは冒頭に出て来た空きのあるスキル結晶だ。あれが使えるのでは?

セリーは必死にお願いする。自分はドワーフの村では一二を争う力持ちだった。迷宮に入ってもご迷惑はおかけしません。お願いします。
参考資料

アランはそこまででセリーを下がらせる。二人だけになったところでミチオはセリーを見てどうかとロクサーヌに聞いてみたが、一点問題があると言う。それは耳が細い。ドワーフは年とともに耳が細くなって行く。でもセリーが未だ16歳と言うのは本当の様ではあるが。

アランが戻って来て、うしろにおばさんも居たのでロクサーヌはそちらへ。と言う事で部屋にはミチオとアランだけ。ロクサーヌが居なくなったところでアランはセリーが性奴隷になる事も了承済みだと言う。これを話す為にロクサーヌを外に出したか。

ここでミチオはセリーの耳の細さをネタにアランとの値段交渉。30万と言いたいところだが未だしつけが出来ていないので27万ではどうかと言う。ロクサーヌの時は60万だったんだよね。ミチオ、ここでもう少しねばる。25万まで下げて来たが、アランはそれ以上は下げられないみたい。ここで30%値引きのボーナススキル発動。とうとう服付きで17万7800ナールまで下げた。このボーナススキル便利だな。

アランが出ていくのと交代でロクサーヌが入って来る。アランが貨幣を持ってるのを見て買ったのだなとは気づいただろう。ミチオから改めて来て貰う事にしたと聞いた時のロクサーヌの顔がちょっと曇っている。やはり若い子が加わるのには何も感じない訳ではないか。

セリーが改めて引き渡される。ロクサーヌ、すかさず一番奴隷のロクサーヌですと自己紹介。いつの間にか一番奴隷と言う称号が。

早速クーラタルの家へ。例のワープの魔法でたちまち家の中に。当然ながらセリーは戸惑う。そして一緒に座れると言う事に驚く。セリーは迷宮で使う得物を聞いたら得意は槍だけど迷宮で使うなら槌が良いと言う。槌が鍛冶師のジョブ獲得のヒントになるかも。

そしてセリーはミチオが後衛で攻撃魔法を使うと聞いてさらに混乱。
内密にな、は新規加入者には理解が追いつかない。
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と言う事で次回が最終回なのに(EPGでそう出てる)これで終わる筈が無い。OPで他の子が沢山出てるし、公式サイトのキャラ紹介で出てる子が未だ全然出ていない。
どう見ても分割2クールだね。

と言う事は次の一話でセリーが夜伽するかどうかが今クール最後の焦点か。

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シャインポスト・第9話

まん丸ドーナツ、どーんと行こう。
参考資料
春が未だアイドルになる前の高校時代。幼馴染の黒金蓮とアイドルを目指していた。そして二人はオーディションに合格したのだ。

所属事務所はRAINBOW。そこで春は蓮と一緒に青葉、絃葉、柔と一緒にグループを組まされた。グループ名はHY:RAIN。また名前の頭文字か。みっちりレッスンで仕込まれる。どんどん成長するみんな。みんな...

グループ内で少しづつ空気が変わる。一発で完璧に振り付けを覚える春。他の子はなんだこれはと思い始める。でも春は気づいていなかった。

そしてセンターを決める日。春は全力を出す。全力を出して審査員も呆然とさせる。それは取りも直さず他のメンバーにも分かる。ダンスが終わって春が他のメンバーを振り返ってみたら、青葉と絃葉と柔は息を切らせて春を見ていた。そして蓮の方を向いたら蓮が居ない。どこに行ったのかと思ったらロッカールームで蓮が泣いていた。春みたいにやりたいのに春みたいに出来ない。
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これで春はアイドルをやめる。

そんな時に優希が春のスカウトに来る。優希は分かっていた。春がみんなを傷つけてしまったからアイドルをやめたのを。そして目指す先もある事を。確かに春には目指す物がある。そこで春はある条件をつけて優希のスカウトを受ける。みんなが傷つかない様になるまで全力を封印すると言う条件を。

そして今に至る。
みんな知らなかった、春がHY:RAINの元メンバーだったなんて。HY:RAINのロゴのHに斜線が入ってるのがそんな理由だったなんて。HY:RAINのメンバーを絶望させる程の実力だったなんて。

春はTINGSに入ってもTiNgSになっても何も言ってくれなかったのは自分達が信じて貰えなかったから。春が実力を出したらまた他の四人が絶望してしまうのではないかと思われていたから。

そう言って杏夏は雪音と紅葉にTINGSに戻れと命令。だってゆきもじでは春を本気にさせられなかった。中野のライブを成功させるには春を筆頭に本気を出さなくてはならない。春に本気を出させるには自分達の本気をぶつけるしかない。

だったらライブで見せようと直輝が言う。アイドルが本気を見せる場はファンの前だ。でも理王が言う様に、五人で歌える曲を作る前に春は去ってしまった。いや、あるじゃないか。ゆきもじが去る前に作った曲「Be Your Light!!」が。

みんなが本気を出すと言うのなら春を連れて来るのがマネージャーの役割。直輝は春に電話すると背後から井の頭公園のアナウンスが聞こえた。そうか、前にどうしてわざわざ井の頭公園のアナウンスを背後に聞かせたのかと思ったらこれか。

春「どうして(ここが)分かったんですか?」
直輝「そりゃ分かるさ」
いや、まあ、そう言った方が春の心を少しは動かせるけど。

ここで直輝から春に自分も同じ事があったんだと言うのを教える。そう、直輝は嘗て螢のマネージャーをやっていた。そしてファンの為、アイドルの為に全力を出していた。その結果も出ていた。だがそれが他の人を傷つけていたと言うのを知ったのはその後だった。そしてもう二度とアイドルのマネージャーをやらないと決めていた。

それがもう一度マネージャーをやる事にしたのは君の言葉を聞いたから。
世界中のみんながアイドルを好きと大きな声で言える様にしたい。
シャインポストに絶対なる。

雪音と紅葉がTINGSに戻った。そして次の曲は「Be Your Light!!」だ。この曲なら五人で出来る。そして今の自分達なら春の全力を受け止める事が出来る、そう伝言されたと直輝は春に伝える。四人からの「伝言」なんだよ、春。
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君の願いを聞いて直輝はマネージャーになっただろう、だから今度は君に自分の願いを聞いて欲しい、そう告げて直輝は去って行く。

春は伝言を聞いて考えた。ずっとみんなは以前と変わっていない気持ちでいたけど、杏夏も理王も成長して来ていたではないか。そのみんなが受け止めてくれると言うのだ。

そして定期ライブの日。春が着替えて恐る恐る入って来る。四人が遅いぞって迎えると思ったが、そんな感じ。随分と自信ですね。本気を出さなくても合わせられると思っているのか。みくびるな春。あなたの本気を見た位で傷つくような今の私達ではない。

そう言って五人でステージに立つ。
杏夏からの挨拶。TINGSの名前の由来。どんな偽りや困難も乗り越えて真実に辿り着くそんな名前が込められていると。
これ、実は諸刃の剣なんだよ。別の人に向けての説明に、その隣の人への言葉が入っていると、なんだそれはと反発を食らって、そんな事知るかと言う思いにさせる可能性がある。でも杏夏はちゃんと春に向かっても言った。

だから私達を信じて。
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そして春が全力を出す「Be Your Light!!」が始まった。
ライブは大成功。

いい最終回だった!
実際、第10話は10月4日放送予定で来週と再来週は特別編。

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ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season・第11話

おまえとの連絡はこれきりだ、もう通話履歴も全部消せ。
そう言われた軽井沢。朝、綾小路におはようを言っても返事はそっけない。
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綾小路は教室でも掘北や平田の会話には興味無さそうにしていたが、そのDクラスに龍園が乗り込んで来る。別に生徒が他のクラスに来たって良いだろうと言うが、大きな音を立てて入って来たらそりゃなんだおまえとはなる。

こんな状態を無視して相変わらず唯我独尊の高円寺は帰って行った。それを龍園が見咎めて石崎に追えと命令。龍園、この時点では高円寺が黒幕ではないかと目をつけていたのか。確かに外からみたら高円寺だけ異質だし、本気を出したら色々出来そうだし。

龍園達が高円寺を追ったのを見て野次馬根性の連中が興味を持つ。掘北や池や幸村が追いかける。綾小路も誘われてそちらへ。綾小路は平田は教室を守っていろと。

龍園は高円寺を囲んでいた。高円寺は何の用だ、これからデートの約束があるのだからて身近にしろと言うが、龍園、手鏡を割ってまで挑発。そこにAクラスの坂柳登場。龍園がDクラスの黒幕探しに躍起になっていると知ってその様子を見に来た。

孤高の変人高円寺、全く動じずに龍園と話を始めた。状況から龍園がDクラスの黒幕として自分を怪しんでいるのだろうと。でも自分はこれまで全部関わり合いにならないで来ている。無関係だよと言うが、龍園は一つだけ関わったのがあるだろうと。船上での特待生探しの時に勝手に申告してあのグループを駄目にしただろうと。あれは確かに試行錯誤のケースを増やしたい龍園の邪魔にはなった。

だが高円寺のいつもの性格でも説明が出来る。延々と縛られるのが嫌だから。だからと言って他の時も関係していないとは言えないと言う龍園に、そう考えるのは勝手だがそうだとしたら君はその程度の事しか考えられない間抜けだなと高円寺からの逆挑発。
参考資料

そしてその後に続けたドラゴンボーイはどうも龍園にカチンと来る言葉の様だ。或いは坂柳がクスっと笑ったのが腹立たしいのか。何だったらここで実力行使しても良いと言う龍園だが、高円寺は自分とそのプライドを守る為に何人でかかって来ようと倒すと宣言。

龍園、どうもこいつは自分と方向性の違う同類で、Dクラスを裏からどうこうするヤツではないと理解した様だ。

その龍園に坂柳がドラゴンボーイ呼び。怒った龍園がとうとうキレて坂柳に飛び蹴りを食らわすものの、金髪の男がこれを防御して倒れる。金髪だったので「あれ?高円寺?」と一瞬思ったが、坂柳配下の金髪。掘北は実力行使した龍園に問題行為だと言うが、坂柳の方が気にしていない。何かあったんですか。そして金髪ボーイ(橋本)は勝手に転んだだけだと。

掘北の文句にも龍園は聞く耳を持たない。それより高円寺を除外した事でターゲットは絞られて来た。未だ尻尾は出さないが。こうなったら何を使ってでも黒幕を燻り出す。とうとう軽井沢さんが狙われる時が来てしまったか。

綾小路は今背景に引っ込んだ場合に一ノ瀬と坂柳は誤魔化せても龍園はこのまま放置は難しいとは思っていた。

龍園達は学内の第二体育館建築現場へ。監視カメラの少ないところか。一応カメラを目潰しして。凄い寒いとか言うので、てっきり冷蔵庫か何かと思ったが、クリスマスが近いと言うので既に気温が低いのか。

雨が降った頃、軽井沢が一人で来てしまった。真鍋の情報に釣られてしまった。そして拘束されてしまう。龍園は黒幕をおびき出す餌として軽井沢を使う。過去に虐められていた過去をバラすぞと言いつつ、お前の影に居るヤツをはけ。

龍園は真鍋から全部聞いている。お前の過去はどうでも良いから黒幕の正体を言いさえすれば開放すると言うが、これは冷静に考えると、

言わない→龍園が過去を学内にバラす。
言う→黒幕=綾小路がやられる→自分を守る者が居なくなって真鍋がバラす。

とどっちを取ってもバレる事に変わりはない。
だったらあくまでもしらを切るのが良いが、でも龍園は本気で拷問を始めた。寒いと言うこの空間で軽井沢に水をかけ続けた。
参考資料

軽井沢、こう言う行為は中学校時代のトラウマなので、トラウマを突かれたら冷静には考えられないだろう。言ってしまうかもしれない。

一方その頃、餌を捕まえたから来いと言うメールが龍園から来ている筈の綾小路は綾小路グループとコンビニに来ていて、カラオケに行こうぜと誘われ、行くかと応えていた。

あと二話。このまま綾小路が軽井沢を見捨てるとはちょっと思えない。
そもそも見捨てても結果は同じだと思う。虐めに虐められた結果はどうにも耐えられなくなった軽井沢は言ってしまうだろう。

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異世界薬局・第10話

黒死病発生。現代医学においてはペストに対する対策ははっきりしているが、何しろファルマにとっては文献上の知識だったので緊張感が走る。しかも防疫は一薬剤師が出来る物ではなくて、国家を動かさなくてはならない。そしてド・メディシス家は領地を持っていてしかもそこは帝国随一の貿易港だった。

ファルマはまずはその貿易港であるマーセールへ。先行していた弟子たちが検疫を開始していた。船は海上で泊めおかれ、乗組員の健康チェックと罪にのチェックをして、それを通過した物が神官による風の浄化を経て国内に入って行った。風の浄化便利だな。

ファルマとエレンは小舟に乗って停泊中の商船へ。商船の船長などは積荷を早く下ろしたくて食って掛かって来た。船医によって予めチェックしてあったのを見て、診眼で乗組員を見て、荷物も確認して、それで始めて上陸が許された。最後に壊血病の為のビタミン剤の処方箋を貰った時は船医も驚いていたが。

これを地道にやっていると他の船からも文句が出る。あまりの事にエレンが怒ってしまいそうだったが、それより先に砲撃があった。サン・フルーヴの緋色の艦隊がやって来た。帝国に入港したいのなら帝国のやり方にしたがえと。

この艦隊の提督があのジャン老人だった。以前の雰囲気から商船組合の会長とかそんな感じかなと思っていたら、帝国勅許会社東イドゥン会社(東インド会社かよ)の連合艦隊提督だったのか。
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軍艦に発砲されては仕方ない。商船の船長達は黙ってしまった。

マーセールでの検疫はうまく行っていた。だがそこにマーセール代行領主となったアダムから火急の連絡が入る。エスターク村で高熱を出した挙げ句に死亡する者が続出。エスターク村はマーセールの西にある小さな漁村。マーセールでの検疫が面倒だとその漁村から密入国した者があるのだそうだ。いつだって疫病を拡散させるのは防疫の大切さを理解しない連中。
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密入国した連中の行方は分からない。こちらはこちらで大変心配だが、それよりも村で黒死病が蔓延してしまった方を放置出来ない。ファルマは単身エスタークへ向かう。マーセールでの検疫の指揮はエレンに任せて。

こう言う時にサロモン神官長がくれた薬神杖が役に立つ。一度空中浮揚出来るのを確認してあったので魔女の箒よろしくそれに乗ってエスタークへ急行。途中、鳥に衝突しそうになってそれを避けたせいで今度は木に激突しそうになったが、そのまますり抜けてしまった。薬神杖、色々能力がある。

村に到着したら村民が外に脱出しようとしている場面だった。ファルマはそこに立ち塞がって引き返せ村から出るなと言うが、この人達に言葉で説明したって無駄だろうな。

どんなに言っても聞かないのでファルマは強硬手段に出た。氷の壁で村をまるごと囲んで封鎖してしまった。あまりの事に驚いた村民、やっと常人ではないと言うのが分かり、帝国の宮廷薬師の紋章があるのを見て薬があると知ってやっと少しは話を聞く様になった。

村の主だった人間を呼んで今後の方針の説明。村を重症区画と感染区画と非感染区画に分けて通行を制限する。非感染区画はクリーンなエリア。感染区画で治療を施して治癒へ。
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その頃ジャン提督率いる緋色の艦隊は呼びかけに反応しない船を発見。しかも船には疫病旗が翻っていた。近づいて見張りが船を眺めたら、甲板の人影は全て死んでいる様子だった。疫病が蔓延して全滅したのだ。この世界ではもう手の施しようがない。あとはあの船が疫病を他に拡散しない様に航行不能にして撃沈するしかない。緋色の艦隊は砲撃を開始した。

さて、残り二話で話はどっちに進むか。残り話数が少ないのでこの後帝国内に漏れる事は無さそうな気がする。重症区画でファルマとカミュの対決かな。

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リコリス・リコイル・第11話

たきなはDAに戻って真島討伐作戦の為にバスの中で待機中。しかし楠木から出された部隊の編成の中に千束が居る。思わずたきなが立ち上がる。参加する予定だったが連絡がつかなくなった。店長ともだ。それは何かおかしい。たきながバスから飛び出して店に向かう。

千束の方にはロボ太から連絡が入っていた。携帯は店に置いて来たな。誘導にしたがえ。つまり楠木とロボ太両方から連絡があって、楠木には行く事にしたが、実際にはロボ太の指示する方に向かおうとしている。真島は千束と戦いたがっていたからね。
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ミズキとクルミは空港。喫茶リコリコを出る時にもう何か手掛かりを持っていて二人で行動するのかと思ったが、ここを見るとこの時点では未だ掴んでいないらしい。だからミズキとクルミはここで別れる。クルミはファーストクラスへミズキはエコノミークラスへ。

たきなが喫茶リコリコに戻る。たきなは先にDAに戻ったから閉店の話は知らない。スマホはそこに置かれていた。そこに楠木から電話。あと30分で再突入だ戻れ。吉松の事を聞きたいのなら真島から直接聞くんだな。真島が死ぬ前に。楠木、この時点では作戦が見事に遂行されると思っている。

クルミが継続して人工心臓の製作者を探していたが、それファーストクラスの座席でか。CAが飛行機が飛ぶ時にはやめてねと言うけど、全便が離陸見合わせになっている。おやおや、延空木作戦で飛行機が飛ぶのを止められたか。

人工心臓製作者の追及はうまく取っ掛かりが掴めた。吉松との会話も把握して、ではその人物の10年後近辺はどうかと探ると昨年吉松に会っているのが分かる。またあの人工心臓が完成していたのだ。少女の命一つであなたの才能が結実するなら安いだろう。

そしてその研究者は言う。
「救ってあげて」

クルミは直ちに飛行機を降りて荷物を取り戻し、そして生き別れの娘と称してミズキを呼び戻す。さらにはたきなへも連絡。クルミにかかったらDAの連絡網に入り込めるんだな。吉松が新しい人工心臓を持っていると思われる。

たきなからは喫茶リコリコに行ったがスマホが置かれたままで千束と店長が居ないと知らされる。そしてクルミはスマホのデータを解析する事にした。その眼の前のヘリ、たきなの方へ戻る為のもんですか。

真島が仕掛けた第二幕が始まった。リコリスは階段で上に登る。楠木は慈悲は無用だ皆殺しにしろと。その間にクルミの解析が完了。吉松の写真が千束のスマホに送られ、その後吉松からの電話があった。そして店長の車は今現在、旧電波塔の所にある。即ち千束は呼び出されて旧電波塔へ行ったのだ。この時点ではクルミは吉松から千束が新しい人工心臓を受け取るんじゃないかと思っていたみたいだが、たきなはそんな簡単な事ではないだろうと感じる。そしてたきなはDAを抜けて千束の所へ向かう事にする。

フキ班はみな何をバカな事を言ってるんだと言うが、エリカは違った。行かせてやって欲しい。そしてあの事件以来ずっと言えなかった事をたきなに告げる。あれは自分のせいだった。ごめんなさい。たきなはここに居ては千束を救えないとフキに告げて延空木を下りた。
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フキ班は他のグループより遅れた。既に戦闘は終わって真島の手下の死体が転がっている。ここでロボ太が愈々本番開始。本格的な真島の演説を開始。電波ジャックをなんとかしろと言われてもラジアータが外部からの厖大な攻撃にCPUを使われて余力が失われた。あー、いかんですね。ネットワークの防御は内部のメインマシンなんかがやっちゃ駄目だよ。フロントに居るファイアウォールとかその類が専念すべき物だから。

先に配った銃で自由に出来たか?それともこいつらに邪魔されたか?血まみれの床の上に立つリコリスが画面に映し出される。この制服を着てる奴らこそ国に使われているエージェントだ。街中に居るリコリスが周囲から恐怖の目を以て見られ始める。

そして群衆の中でリコリスに恐怖した銃を所持する者がリコリスに銃を向け、それに対抗してリコリスも発砲。もう赤日の下にリコリスによる銃撃がさらされてしまったよ。肉眼でそれを見た者が沢山居るのだから。これを見たおまえ達も口封じされるかもしれない。自分が幸福ならそれ以外がどうなっても良いアンバランスな世の中で良いと思っているのか。

俺たちは神様きどりの連中からこの世界を取り戻そうとしてる。
そう言って放送は切れた。
延空木では掃除ロボットがリコリスを襲って爆発。
そして千束が旧電波塔へ。

千束が旧電波塔に入ったのを見て真島は第三幕の開始を宣言。途中に居る手下は千束には全く敵わない訳だけど、それを乗り越えてやって来る千束を楽しみにしてるんだろうな。どうせ千束は手下を殺さないし。

またここか。千束が幼い頃に真島のグループを殲滅した場所だ。
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吉松は見つかった。身体を縛られて。片側には人工心臓が入っていそうなカバンが。それを真島が銃撃。避けたら吉松に当たる。が、ロープが解け、倒れた瞬間にスマホが飛び出す。ああ、このスマホか。

シャッターが下りて真っ暗闇になった空間で真島が自由に動く。真島の力は聴力。音を聞いて何がどこにあるのかを知る。暗闇では千束に不利。そんな時、吉松のスマホが鳴る。三回鳴る。そしてその後ワン切りが。

その直後、シャッターが外から打撃を受け、そしてシャッターを破ってたきなが突入。
参考資料
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キター!

たきなキター

たきなが真島を蹴り、それを真島が抑えようとしたら今度は千束が撃つ。何も言葉を交わさずとも二人で真島に向かう千束とたきな。

いやぁ最高に盛り上がって参りました!

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シャドーハウス 2nd Season・第10話

ジョンパンチを逆に利用されてマリーローズに亡霊を作られてしまったケイト達。煤量で勝てるかもと思ったのにそれを封じられて逃げるしかなかった。しかしそこにもこびりつきが迫って来る。ジョンが殴って潰そうとしたものの、煤の密度が高くて固い。だったら強烈なジョンパンチでと言うのをは、こびりつき一匹ごときにそれは無駄だとケイトが止める。

ジョンはさっきのジョンパンチですっかりお腹を空かせていた。こんな状態でどうやったら逃げ切れるのか。ケイトは三つの方策を考えたものの、1と2は駄目だ。3のエミリコ達に来て貰うのを期待するしかない。

実はローブ様に会う時に、ケイトの指示でエミリコとショーンは口に水をいっぱい含んでいた。こびりつきに襲われてもそれで溶かせる様に。ああ、そう言えばマリーローズとの会話の中で、生き人形はシャドーによって乗っ取られると聞いた時、エミリコもショーンも驚いたものの、口を開けなかった。ただ、マリーローズがもっと煤密度の高いこびりつきを使ったらどうなっていたか。ギリギリで抑えて煤病が重くならない様にしてくれたのだろうか。

さらにこびりつきに襲われた時にケイトが煤をエミリコとショーンの目に放って迫真の演技をさせる。おかげで目が相当痛かったけど。
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ともかくこれでマリーローズの目は誤魔化せた。エミリコとショーンを置き去りにした時、いくら他に手がないとは言え、あっさり見捨てたなとは思ったが、こう言う理由だったんだな。

エミリコはエミリコでこんな事もあろうかと持たせた物があった。
\パーン/
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ケイトはそれを分けてジョンにも与える。ケイトからの贈り物だから大切にとっておくとか言うので、ケイトは今すぐ食べろと叱る。その結果、ジョン復活。これでまたジョンパンチを打てるぜ。

ケイトとジョンはこびりつきに追われながら水路沿いを進む。水路は屋敷の方と噴水の庭の方に分かれていた。屋敷の方に行って星つきに助けを求めるかと言うジョンに、ケイトは亡霊騒ぎの犯人扱いされたせいで今こうなってると怒っていて、星つきなんかに頼らないと噴水の庭の方へ。こびりつきを避けて水路に入ったが、服が濡れて冷たい。

エミリコとショーンはケイトの煤が上がった方向に行ったが、もう居なくなった後。だがそこにはパンの欠片とケイトのハンカチが残されていた。何の意味なのかは分からないが、ここにケイトが居たのは確かで、そして水路があるので多分ここを進んだのだろうと推測出来る。地図を見ると水路を行った先で屋敷なのか噴水の庭なのかが分からないが、エミリコはケイトが星つきに対して非常に怒っていたのを覚えていたから屋敷ではなく噴水の庭の方だと考えた。そちらなら陸路で近道出来る。そしてパンと言えばポケットに潰れてしまったパンがあったのを発見。

ケイトとジョンは噴水の庭の方へ。だがそこにはマリーローズの亡霊が待ち構えていた。こびりつきを介してどちらの方へ向かったかを把握していたので、待っていた。さあこれでレッスンは終わりだと言うタイミングでショーンの服を着たジョン登場。渾身のジョンパンチで噴水の水を巻き上げてあたり一帯を水浸しにして亡霊も全部溶かしてしまう。
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ケイトとジョンの服を着ていたのは実はエミリコとショーンだったのだ。うまく合流して服を交換していた。提案したのはショーンだったが、エミリコがケイト様の服を何とかしてあげたいと言ったのがヒントになった。これでおしまいよ、マリーローズ。

捕らえられたマリーローズ。ケイトは悩む。マリーローズを星つきに差し出すと当然処分されてしまう。だが差し出さないと自分が亡霊騒ぎの犯人にされてしまう。悩むケイトにマリーローズは構わないからつきだせと言った。自分の目的の為に沢山の生き人形達を煤病にして苦しめた。二人のイザベルとミラベルに至っては時間稼ぎの為だけに操ってコーヒーを割らせた。それだけの事はしたのだむくいは受けなければならない。ローズマリーもマリーローズと一緒なら処分されても本望だと言う。

渾身のジョンパンチのせいで最後がかっこよくないジョンだが、エミリコはあの潰れたパンを取り出して4人で、いえ6人で分けましょうと言う。
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本当に良い仲間を持った、それが君の強さだと言うマリーローズ。

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はたらく魔王さま!!・第9話

熊出現。長野編のメインの敵は熊かなと思ったけどそれは違った。
それはともかく、熊と魔王さま達との睨み合い。まずはちーちゃん達をアルシエルに避難させ、残った魔王さまとエミリアで熊を引きつけようとする。それがうまく行ったらエミリアの勇者な姿を見られずに済んだ筈だった。

しかしそこに黒い車が差し掛かり、あろうことかクラクションまで鳴らして走り去る。その車一体何なの。ともかくそのせいで熊が刺激され、魔王さまとエミリアの方に向かって来た。魔王さまは魔族の力が取り戻せていないから当然ここはエミリアが勇者の力で熊を素手で止める。しかしさっきの車のせいでちーちゃん達は逃げ切れていなかったので、その姿を陽奈子に見られてしまった。そこに一馬もやって来てエミリアが熊と格闘してるのを見た。

勇者の力で熊程度ならぶん投げて片付けるものの、普通の人間が見たら大変な事に。

そしてこれが何故かニュースになってしまった。見られてしまって佐々木家の実家でエミリアの扱いがどうなるのかだったが、エミリアの所に来た一馬はそんな力の事は全く口に出さず、陽奈子と一志を守ってくれてありがとうと頭を下げて感謝するだけだった。ベルは一馬の言葉次第では記憶操作もと思っていたが、佐々木家ではエミリアの力に関しては何も言わないのでこのまま様子を見る事にする。

ただし魔王さまとアルシエルはエミリアがこれで熊殺しだなと言ったらしく、怒ったエミリアさん。
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魔王さまとアルシエルは万治と一緒にビニールハウスへ。その時に佐々木家の農業経営が由美子の拡張経営によって有機野菜の卸しとか太陽光発電によるビニールハウスの換気とか色々やったおかげで年商は以前の三倍だそうだ。この時はあまり手を広げすぎるのはどうかと思ったが、太陽光パネルが肝だったか。

一方で魔王さまは別の事を感じていた。魔界は大気にある魔力さえとれれば食事の必要がない。農業に支えられないと人は(この場合は魔族だけど)は社会の形成が起きない。社会が形成されないと社会ルールが生まれず、ただただ争いだけが蔓延る。と言う因果関係の説明をすっ飛ばしていたので視聴者に理解されただろうか。ともかくポイントは農業によって社会ルールが生まれて争いが起きにくくすると魔王さまが思った点。長野編はここが大きな流れの中で重要だったのかも。

家に戻ってみたら自治会長が来ていて畑泥棒が出たと言う話を聞く。これ、最近よくニュースになってるよね。原作魔王さまの時代はもっと前だから昨今の事件とは違うけど。

どうしたものかと魔王会議。だが、ご案内の通り佐々木家の農地は広い。犯人がいつ来るかどこに来るか分からないのにここに居る面子で見張っていられない。そもそも明日の朝はまた労働があるし。

高価格作物を盗んでどこかで売り捌くとなれば車に積んで向かうだろうが、荷台がむき出しの軽トラでは見咎められる。大型トラックとなればなおさら。だが魔王さまは見た。熊を煽った黒いRV車が居たじゃないか。あんな場面でクラクションを鳴らして熊を煽るなど地元の車ではない。

どこにどんな作物があるのか改めて佐々木家の誰かに聞くと、見張りに立つのを察知されてしまい、荒事に巻き込んでしまう。だから魔王はエミリアとベルにひとっ飛びして見て来られないかと言ってみたものの、もう夜だから見えない。

などと言う話をしている場面にエイおばあさんが入って来た。耳が良いから話(空を飛んでみろとか)を聞かれたと思うが、エイはそんな事は気にしない。エイはそんな事よりも万治達を守ってくれると言うのだからそれに協力しようと言う。エイはネットのマップを見て、簡略な地図とどこに何があるのかを書いてくれた。

すると車を使って大きな道から通る道は限られる。そして高価格作物のあるビニールハウスの位置などを書いてくれた。これなら見張る場所を絞れる。

ルシフェルは犯人が盗ろうとしてるのは作物ではないのではないかと指摘。これならほとぼりが冷める迄保管していても作物みたいに腐る事はない。素人でも工具を使えば外せる。タタミ一畳の大きさならRV車に詰める。つまり犯人の狙いは太陽光パネルではないか。昼間、それを下見してたのだろう。

と言う事で分かれて見張りに。やがて黒いRV車がゆっくりやって来る。一人下車してスイカを一個とったが、魔王さまは捕まえようとしたベルを止めてあれはついでだろうから行かせてエミリアに任せようと。

ルシフェルの言ったとおり犯人は太陽光パネルの所に来て三人がかりで太陽光パネルを取り外す。それを車に持ち込もうとしたところをおさえるアルシエル。

一人がスパナを振りかざしてアルシエルに向かって来るが、体術ならアルシエルが上。一人取り押さえたが、残りの三人は車で逃げてしまった。おい、エミリア、何してた。

エミリアは車を追撃。車はかっぱ館の方角に逃走。やけにかっぱ館を連呼したなと思ったがかっぱ館意味あったんだな。

まずはベルが道路の真ん中で仁王立ち。車を素手で止めて持ち上げてしまった。天井からはエミリアが鬼の形相で迫る。うん、まあ、まさか盗難車と思っていないから仕方ないけど、車を盗まれた人はお気の毒。

一人だけ車から降りて逃げてかっぱ館の方向へ。そこに魔王さまが出現するが、あれ?魔王さまが魔力を取り戻して魔族の姿になってるぞ。
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犯人は魔王さまとエミリアの連合軍によって捕まったが、そこに向かうエイは昔はああいう不思議な衆が居たものじゃと言う。近年は便利になって困った事も何とかなる様になったが昔はそんな時には不思議な衆が助けてくれたと。おばあさん、何歳?

ともかくエイおばあさんから見たらそう言う衆がちーちゃんの大切な友達でうちを守ってくれたのだと言う。
参考資料

東京に帰ってから佐々木家から野菜の仕送り。それはエミリアの方にも届いていた。ただエミリアはなぜ魔王が変身出来たのかと考えた。ベルによるとかっぱ館の影響なのかもと。すると魔王達がそう言う事で力を取り戻す事もあるのかと思った。

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異世界迷宮でハーレムを・第10話

地道にクーラタル迷宮を進んでお金もためて家も買ってベッドも買って風呂も買って、少しづつロクサーヌとの愛の巣を築いて行くミチオ。でもタイトルが「ハーレム」なのに全然ハーレムになっていないのではと少し前から思ってはいた。

ラビットを倒したらラビットの毛皮がたまって来た。ギルドに売るとあまり高値にならないが、帝都の服屋に持ち込むとそれよりは高く売れるとのロクサーヌ情報。相変わらずロクサーヌは色々な情報を持っている。

ウサギの毛皮で作ったコートが防寒具として優れていて貴族女性の間で人気だから高く売れると言うが、やはり異世界転生したら冒険者みたいなケチくさい職業ではなくて貴族になりたいものだ。買い取りは100個単位から。

宝箱と言う土の盛り上がりがあったが、ここで何を獲得したのだろう。
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七階層のボス部屋へ。赤いラビットが出現した。こいつはボスだけあって動きが早い。と言う事でミチオ自身が早くなって片付ける。獲得したのはウサギの肉。ウサギの肉でお昼にしようと言うので、ロクサーヌはシェーマ焼きにしようと言う。よく分からんが、串焼きにしたのにスプーンで食べるのか。

またぞろクーラタル迷宮の七階層へ。今回は待機部屋で何組か待っていた。ミチオの前に居たのは先日一人で居た冒険者ではないのか。彼はパーティーメンバーを集める為に頑張っている。七階層に入ってもう二年。次にボスを倒せば漸く仲間となる奴隷が買えそう。やっと私にも運が向いて来そうですよ。

あああ、これはフラグじゃないか。しかも最後の別れになるみたいな別れ方しちゃって。
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ミチオが、彼は一人だから時間がかかるかなと思っていたのに、そんなに時間がかからずに扉が開く。そして中には既にボスが居る。これらが意味するところは多分。

ミチオはボスをすぐに倒した。部屋の片隅に光るものがあるので行ってみると、そこには冒険者の装備品。ああ、やはり。彼はボスに負けて死んだのだ。ミチオは迷宮では死ぬ事もあると頭では分かっていたが改めて理解してしまった。

そしてその夜はロクサーヌを激しく求める。
もっと強くならねばならぬ。油断してはならぬ。

ウサギの毛皮もたまった。
うん?これ何?32個x9+28個?で、316個?
参考資料
2進数的な区切り。

ともかく300個は溜まったので帝都の服屋へ。数えている間に店内を眺めていたらロクサーヌに着せたくなる絹のキャミソールがあった。え?絹あるんですね。800ナールだと言うのに二着購入。

その間に数えるのも終わって1枚あたり10ナール、おまけもして貰った。3割アップのスキルだろうけど。4000ナール近く手に入ったかな。

風呂の準備をしたが、例によって非効率な湯の作り方なのでMPが減ってまたそれを溜めにクーラタルの迷宮へ。だがここで危ない目に遭う。ここをクリアしたらキャミソールが待っているなどと邪念を抱いたせいで注意がそれて傷を負ってしまった。致命傷でなかったから良かったものの、一歩間違えたらあの青年探索者と同じ事になっていた。

ミチオは風呂に入りながら痛めた指を舐めてほしいなとロクサーヌに求め、それだけでは飽き足らずにあっちの方も。

風呂でアレしてもキャミソールはキャミソールでごちそうとなってミチオはまたもその先へ。

今度は油断しないとクーラタルの迷宮に入ったミチオだが、動きの早いラビットが三匹になると手こずってしまった。やはりこれは二人しかいない限界か。三匹のドロップアイテムは二枚のウサギの毛皮、そしてロクサーヌから「やりましたね!」と言われたスキル結晶。スキル結晶ってどう凄いんだっけ?

冒頭でも書いたけど未だ次の奴隷のきっかけが登場しない。あと二話なのに。
ひょっとして分割2クールなのかな。

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シャインポスト・第8話

雪音は幼い頃は芝居をしていた。だがその時に分からない事があった。本当の笑顔って何だろう。その疑問に応える母は一枚のチケットを雪音に渡す。またも螢のコンサートだが。
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そして雪音はブライテストに入った。優希はTINGSの五人を前にして君達にはこのブライテストのみならず業界をリードするアイドルになって欲しい。歌と振り付けのデータはここにあるから後は宜しくとタブレットを雪音に渡して優希は部屋から出て行ってしまった。

ここからだった。雪音がTINGSのみんなを引っ張り始めたのは。因みに最初から一人称は「わたくしさま」だったが、みんなを呼ぶ時は名字+さん。

最初は酷いものだった。例によって理王は全然踊れていない。四人を見て雪音が評価する。それは今迄見ていた通りの評価。

全然合わない振り付けに紅葉が指摘する。曲を聞いてから合わせようとするからズレる。曲を頭に入れておいてテンポを自分で発振(ママ)させてそれに合わせる。ここもそうだけど、紅葉は色々能力が高い。

と言う感じで練習の方は地味ながら進んだけど、普段の具合もこのTINGSは一人前ではなかった。折角のFFFのライブでも杏夏は「おちゃめなジョーク」で来場者を困惑させるし、理王達はチラシをばら撒いてどうしたらとか言っちゃってるし。そんな半人前のTINGSを引っ張れるのはやはり自分しかいないと思う雪音だった。

雪音と最初に向き合ったのが紅葉。そして紅葉が指摘してしまう。雪音はいつもカッコいい姿をお芝居している。紅葉、ダンスがうまい上に洞察力も優れている。気づかれてしまった以上紅葉には隠さない。紅葉はここで誰も一人ぼっちにさせたくないと言う。と言う事はこれ以前に紅葉には何かあったんだな。この時にゆきもじ結成。そして一人だけで頑張っていたのではなくなった雪音の肩の力が抜けてここからは他の子を名前で呼び始めた。

ここからTINGSのみんなは少しづつではあったが力が伸びて来ていた。しかし雪音が見たところでは春だけが以前と変わらない。伸び悩んでいるのではないかと春に聞いてみる。でも春は大丈夫だよと。そしてここで春の夢としてシャインポストが語られる。世界中のみんなにアイドルを好きになって欲しい。その為の輝く道標のシャインポストになりたい。春はそう言って夢を語った。語ったのに。ここからだろうか、紅葉は春に疑問を持ち始めていた。

それでもTINGSは見かけ上どんどん良くなっていた。五人で輝く未来が見えた気がした。

だが気づいてしまった紅葉が雪音に相談する。黙っているのが辛くなった。春が今迄一度も本気を出していない。雪音の芝居を見抜いた紅葉が今度は春の芝居を見抜いてしまった。それを聞いた雪音が春に問い質しに行く。春は一人屋上に居た。そしてそれを見た雪音は紅葉が言った事が本当だと分かってしまった。本当どころか、そんなものではないのを知ってしまった。
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二人の背後には優希が立っていた。見てしまったか。あれが本当の春だ。それを知った雪音の心が乱れる。今迄騙していたのか。五人で一緒にと言っていたのは何だったのか。伸び悩んでいるなどと自分が春に言ったあの言葉がバカみたいではないか。

怒りに変わった雪音の心に優希が何故春がああしてるか分からないのかと言う。あの通りに春の能力は桁違いだ。それをそのまま君達に晒したらどうなるか。君達を絶望させるかもしれない。

優希は言う。悔しいか、春に本気を出させたいか、ならば君達はTiNgSのライバルになれ。君達がTINGSを抜けライバルとなり脅かす存在となって春が本気を出さざるをえない状況を作れ。ゆきもじがTINGSを抜ける教唆をしたのは優希だったか。

そしてあの別れの場面となる。
お前たちのライバルだ。

七海だけが優希から事情を聞いてゆきもじを鍛える。鍛える...
いや、どこかで見た特訓ばかりではないか。
参考資料
シンフォギア?

だがここまでやっても未だ春は本気を出さない。未だ嘘をつきつづけるのか。
それを春が激しく制止する。言っちゃ駄目。だってそれは皆を傷つける。
自分は本気なんて出さない方が良い。
参考資料

あれだけやっても駄目だったと泣き崩れる雪音だったが、杏夏と理王は元も子もない見方していた。どこが自分達を脅かすライバルだったのか。あれだけ自分達を心配してくれてライバルとは。

そしてここでやって来た優希から爆弾発言。
君達は春がブライテストに来る迄何をしていたのか知っているのか。

春は嘗て別のアイドルグループに居たのだ。
あれ?オーディション落ちていたのを優希が拾ってそのままTINGSの候補にしたんじゃないの?そしてそれに気づいていなかった直輝君もどうなのよ。

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ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season・第10話

ペーパーシャッフルテストは無事に終わったらしい。どのクラスからも退学者が出ない。そしてDクラスはCクラスから大量にクラスポイントを稼いだ様だ。

「綾小路グループ」が仲良くカフェテリアで休んでいる。その時にBクラスのリーダーの一之瀬とAクラスの片方のリーダー坂柳が仲良く話しながら歩いていた。何の話かは分からないが、無駄な演出は無いと思うのでこの結びつきが今後何かあるのだろう。

長谷部がもうすぐクリスマスだよとふった。学内カップル増えてるみたいだし。こんな学校で学内カップルとか少し違和感ある。これを聞いて佐倉が綾小路にクリスマスの予定あるのかと聞く。うん、この流れで聞いたらどこからどう聞いても、長谷部じゃなくて、誘ってる流れだよね。それよりもこの時に綾小路の方を見てる人物がいて、最初は佐倉の積極性に軽井沢が焦って見てるのかなと思ったけど、そうじゃない。
参考資料

軽井沢の方にも様子を見てる人間が出現。軽井沢はこの事を綾小路に報告。Cクラスのヤツが尾行してると。ちょっと怖いのでどうしたらいいかとの相談でもあるが綾小路の見立てでは今何かをして来る事はないだろうと。一方で綾小路は自分を見張っている相手を軽井沢に見張らせて写真を撮っている。こちらはCクラスではなくてAクラスの人間だった。

綾小路君、写真を送ったと言われて速攻で確認の為に切っちゃった。

Cクラスの暗躍は須藤にまで及んでいた。でも須藤にいちゃもんつけるとか、何やってるんだ。忠犬須藤は堀北の言いつけを守って大人しくしている。

堀北の見立てでは龍園がDクラスの黒幕を探っているのだろうとの事だ。自分には何もアプローチが無いので、もう堀北は黒幕から外されている。どうするのかと綾小路に聞いても何もと。全然打ち明けてくれない綾小路に堀北はDクラスをAクラスに押し上げる手伝いは間違いなんだなと念押ししたら、綾小路は「その理由がある限りはそうだ」と。

これ、今回その理由が無くなっちゃうとはね。

そんな綾小路に堀北は図書館から借りていたチャンドラーの「さらば愛しき女よ」を返却して来いと言う。綾小路でなくとも何故自分がと言いたいが、堀北が返してしまったら人気があるらしいこの本を早速誰かに借りられてその後何度も図書室に足を運んでまた戻るのを確認するぐらいだったら代わりに返却してすぐ借りれば良いと。なんだろう形だけなら心遣いに見えるのだが、堀北がやると嫌がらせにも見えてしまう。

それにしても今の時代にチャンドラーが人気なの?
参考資料

綾小路がチャンドラーの本を図書室に返しに行くとCクラスのあの秘密兵器みたいな事を言われていた椎名が高い位置の本に手を伸ばして届かないでいた。こんな場面があったら取ってやるものだが、でも椎名はそれが欲しくて手を伸ばしていたのではない。嵐が丘がミステリーのコーナーにあるのが我慢ならなくて本来あるべき場所に移したかったのだ。あるある。

ただ、これをきっかけに綾小路と椎名のミステリー好きで繋がりが出来てしまった。
一方で椎名はCクラスによる暗躍には関係していないとも言う。

綾小路を茶柱先生が発見。おまえに断る権利は無いと言って応接室に連れて行く。お前に面会人だ。それは綾小路の父だった。

一期でちゃんと見てなかったのかどうか覚えていないけど清隆の父親ってこうなの?そして清隆がこの学校に来たきっかけなどを全部話し始める。おまえのせいで執事が死んだ。この学校への手引をしたのが発覚して父に解雇されて路頭に迷った挙げ句の事らしい。

綾小路父(名前がどこにも公開されていないそうだ)は清隆に彼が考える最高の教育をしたが、清隆は父が切り捨てた俗世間と言う物を知りたくてこの学校に入ったと言う。

綾小路父は退学者にサインしろと迫る。この命令は絶対だと。一方清隆はあんたの命令が絶対だったのはホワイトルームの中だけだと拒絶。完全に平行線になってこれはもう誰かが間に入るしかないなと思ったら、OPで清隆の方に立っていた白髪(?)メガネのおっさん登場。

彼は坂柳理事長。この学校の理事長。そして坂柳と言う名前からあのAクラスのリーダーの坂柳の父だと言う。この坂柳理事長の独断で清隆を入学させ、そして清隆が退学したいと言わない限りは学校をやめさせないと。一応これでこの場はおさまる。

話の内容を聞くと坂柳理事長は理想を持つ人間みたいだが、一方でこの学校の運営は過酷だよね。

外に出た綾小路は茶柱先生に嘘をついていたのは今回で分かったと。あなたは父についてる訳ではない。茶柱先生は今迄Dクラスで生徒に恵まれなかったが今回は違うと感じて動いたのだろう。これまた一期を覚えていないけど茶柱先生から綾小路父との関連性を示唆されて、それで綾小路はDクラスをAクラスに上げる使命を持ったらしい。だがそれが嘘だと分かった今、自分はDクラスをAクラスに上げる役割を放棄すると言うのだ。

これで今回最初の方で堀北に言ったそうする必要がある限りはAクラスに上げるのを手伝うと言うのが消滅してしまった。そしてそれは同時に軽井沢にも及ぶ。もうAクラスに上げる工作はしない。だから軽井沢をコマとして使う理由は無くなる。そう言う事で綾小路はこの晩軽井沢に電話をして絶縁を告げる。ただ、切り出しは「どうしてるのかと思って」の辺りが何か引きずっていそう。
参考資料

ただ、以前の約束どおりに軽井沢に何かあった時だけは助ける。
それ以外はもう連絡記録などは全部消せ。
でも軽井沢さん、もう龍園から狙われているんだよね。

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異世界薬局・第9話

以前ブリュノの回想で登場していた優秀な薬師だったのにヤバい道に進んでしまったと言う中井和哉さん声のキャラが愈々ラスボスとして登場でしょうか。

食後のド・メディシス家の食堂。ノバルート医薬大学に行ってるパッレからブリュノに手紙が到着した。なんだかブランシュは大きいお兄さんを怖がっている。パッレからの手紙は帰省が送れるとの事だった。ただ、それだけではなさそうで、ブリュノはファルマにあとから部屋に来いと言う。

ブリュノが切り出したのは先ずは帝都で来月サン・フルーヴ大市があるなと言う話。年に一回の大市で内外から沢山の商人が来ると言うのだ。おや、これは伝染病を持って来る事になりそうな。しかも一ヶ月間やると言う。

さらには隣国の島で流行性の奇病が発生したとの事。こんな人が集まる時に。パッレからの報告だと1000人の島の住民が全滅。ノバルートの学術調査団がサンプルを持ち帰って調査したものの、その調査団も二人死んでしまった。
参考資料

伝染病は住民が全滅した事で一旦は収束したが、そこの島の荷を積んだネデール王国の商船が既にサン・フルーヴ大市目指してやって来ている。動物によって運び込まれる可能性がある。

帝国でネデールからの商船が入港出来るのはマーセール。そこは以前ド・メディシス家の領地になった場所。あの薬草がとれると言う産地の港。

焦るファルマはその奇病の原因が何かを知りたくて、感染した人とかの情報が無いのか聞いてみたら全て焼却処分したそうだ。そうだろうね、この世界の技術では焼き尽くすのがその後の伝染を防ぐ唯一の方法だから。一方で焼却処分したと言う事はあのノバルート医薬大学でも手に負えないと判断したからだろう。

パッレからは病死した者の発症具合のレポートも来ている。発症して一週間と持たずに高熱や嘔吐、そして皮膚への発疹などがあって死に至る。手足の壊死、皮膚が真っ黒に変色。なるほど、それが黒死病ですか。

追加情報として「発明者不詳」の装置によって病原体らしき物のスケッチが残されている。そのスケッチの写しを是非みたいとファルマが言って、パッレから送って貰う事になった。

そんなヤバい話が起きている時、宮廷では帝都での病死者数が前年と比べて激減したと言う報告があがっていた。これもファルマのおかげ。ファルマを尊爵に叙爵してはどうかと言う皇帝の思いではあったが、何しろファルマは未成年で未成年の叙爵は帝国法では認められていないと言う。皇帝はここでゴリ押しはせず、逆にファルマに報いるにはなるべく彼が活動しやすく手助けするのが我らの役割だろうと考えた。

鳩による至急便でスケッチのコピーが届く。それを見たファルマが驚く。やはり黒死病、ペストだ。これは文献でしか見たことがないが、過去に欧州の人口を激減させる程に猛威を振るった事がある。
参考資料

ペストと分かってファルマはすぐに手を打った。マーセールに弟子たちを派遣して検疫所の開設と罹患者の治療や隔離。マーセールから帝都に黒死病が入らない様に。

次はブリュノの所へ行ってあれは黒死病だと告げる。ブリュノも文献から黒死病と睨んでいた。ファルマは既にマーセールの方には手を打ったと言う。されにはファルマは新薬をもう用意した。レボフロキサシン。ペストはペスト菌が病原菌だから抗生物質が効けば倒せる。もう既に提携薬局には配っている。

治療薬は用意したが、それ以前に流行させないのが一番。防疫は薬師の仕事ではないが、ブリュノの所に来たと言う事は皇帝に話して動いて欲しいと言う事。すぐにそれに気づいたブリュノは直ちに皇帝のところへ。皇帝も先程ファルマが動きやすい様にしてやるのが我らの努めだと言っていたとおりにすぐさま防疫体制の構築に入った。
参考資料

帝都に入る口を制限して検疫を行う。そしてネズミによって感染が広がるのを防ぐ為にネズミの駆除など衛生面での対策もする様に帝都に触れ回る。また治療薬に関しては無償で提供したい。治療して伝染しない様にするのが必要。今時のCOVID-19も全部無償なのと同じ様に。

帝都はピエールに任せてファルマはマーセールへ。
サン・フルーヴ大市については経済と防疫の両立を図って開催する。

準備は万端だった。ファルマの心配は今迄実際に大流行したペストに立ち向かった事が無い事だった。薬の作用機序は科学的に理解して使えるが、防疫は人間の動きに影響されるから思ったとおりに行かない。これも今時のCOVID-19と同じ。全国民が「理性的に」飛沫を飛ばさない受けない事をしていればこんなに感染が広がる筈が無いのに。

そしてこの世界での不確定因子はあの中井和哉さん声のカミュ・ド・サドだった。
あいつがペスト菌をばら撒いてる?
どうやって生きながらえてるの?

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リコリス・リコイル・第10話

喫茶リコリコは閉店です。たきなはDAに戻ったし、いつまでも自分の為に皆をここに縛り付けていられないと千束は決めた。リコリコが閉店したらどうするか。ミズキは婚活相手のバンクーバーの所へ。クルミは日本に居ると危ないからやはり海外へ高跳びする。

DAは真島討伐の為に総力で臨んでいた。楠木司令からのブリーフィングが行われ、真島が以前の電波塔事件の犯人でもあった事を示す。ここに幼い千束が映っているのだが、それを見てサクラがあんな小さい時にファーストの制服をと言うが、サクラは知らんからな。
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真島は前回吉松を捕らえていた。そして問い詰めた。チルドレンに接触して始末しようとするのはアラン機関としてはルール違反ではないのか。吉松は千束がああなってしまったのは自分の責任だから問題ないと言う。自由に好き勝手にやってるのは千束も自分も変わりないと言う真島に吉松は君は期待通りの働きをしてると言うのだ。

ミズキとクルミは空港へ向かうタクシーに乗り込み、千束と別れの挨拶。このまま千束の人工心臓が止まるとしたらこれが最後の別れになるんだな。そりゃクルミもしんみりとするさ。ただ、成り行きでクルミとミズキが二人一緒に空港に向かう事になったが、当然これでおしまいではあるまい。ここを最初見た時は、最終回総動員の法則から最後の戦いに二人も参加するのだろうと思ったけど、アバンの会話から人工心臓を作ったアランチルドレンを見つけて千束用の次の人工心臓を持って来る気がした。
参考資料

真島への依頼人を拘束した事で真島が次に狙っているのが延空木であり、アジトも分かった事でその貨物船を襲撃する計画を発動する。たきなは元のフキ班に入っていた。

たきなはDAに戻った事によって真島への依頼人と接触が可能となった。ただ、依頼人は多くは知らない。間接的にやはり吉松が仕組んだと言うのだけは把握する。

襲撃当日、埠頭を閉鎖して貨物船に突入したがもぬけの殻。真島が居た部屋に入るとそこのモニタに真島が映った。ゾロゾロ女子高生がやって来て修学旅行かと。中に入って来た楠木にお前が引率の先生か。そしてこんな事をしでかすDAを非難する。現代社会において法の下で認められるのは正義だが、お前らはそれを逸脱している。楠木が、我々は近代国家が生まれる前から存在していて政治体制を超えると言うと、自分達が決めた価値観で正義ぶるなと。この辺は真島の方が理にかなってると思う。西欧が振りかざす価値観に反発する諸国が沢山あるのはこれと同じ事情だ。それはあんたらの価値観だろと。

こんなやり取りをしてる間にDAでは発信源を掴もうとしていた。たきなが制止を振り切って真島に向かう。だが用があるのはあんたじゃない吉松はどこだ。真島も応えて、よう黒い方、俺も用があるのはお前の方ではない。

そこで時間切れ。発信源を補足される直前にロボ太が回線を切った。

ミズキとクルミが居なくなって千束とミカだけになった喫茶リコリコ。常連客が閉店とはどう言う事だと続々と押しかける。それもひとしきり終わったところでミカが千束に長い木箱を渡す。ライフル銃ではない。中に入っていたのは千束の成人式用の振り袖だ。「持って成人まで」の人工心臓の筈だったが、ミカはその成人の時の為の振り袖を用意していたのだ。そりゃ千束、思わず抱きついちゃうよ。

だが似合ってる?と言う千束にミカはとうとう吉松との本当の約束を話す。リコリスとしてずば抜けて優秀な千束に吉松は人工心臓を提供した。それは人を救う救世主としてではない。DAで人を一番殺せる千束に提供したのだ。吉松の願いは千束がDAで誰よりも人を殺す事だった。頭を抱えながら明かすミカ。時々見える千束が描いた千束とミカが手を繋いだ絵。そしてそれには救世主さんも入っていた。
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顔色が変わった千束だったが、でもそれを黙っていてくれたおかげで人生の選択を自分でする事が出来たありがとうと言う。もし知っていたらDAに居て、これは吉松から人工心臓を貰ったから仕方ない事だと自分を偽って人を殺していただろう。

真島の延空木破壊作戦、そしてDAによるそれの阻止作戦が始まる。真島は延空木を狙っているとはっきり分かっているから阻止作戦は難しくない。道路規制をして真島が狙う延空木の一番弱い部分で待ち構える。そのフロアにはフキ班、たきなが構えていた。

知事の挨拶が始まり、エレベーターが上がって来る。だがエレベーターはたきなの居るフロアを素通りした。そして知事がカウントダウンを終えたその瞬間、ロボ太が仕込んでおいたバックドアが発動する。

日本中で電波ジャックが行われ真島の大演説が始まる。世界に比して日本だけが平和を謳歌していると思っている愚民諸君。それが作られた偽りの平和である事を思い知るが良い。これから起きる事で。これと同じ様な銃を千丁そこら中にばら撒いた。それを好きな様に使うが良い。そして偽りの平和がどう維持されているのかを知れ。ここまでで何とか電波ジャックは切られたが、あらかた真島に好きな様に喋られた。

楠木は下手にリコリスが動けばリコリスの存在を知られると延空木の破壊阻止に集中する。だがここにDAの上から楠木に命令が下る。錦木千束はどうしてる。錦木千束を使え。上からの命令には楠木も逆らえない。

真島の大演説のニュースは緊急事態宣言のサイレンで喫茶リコリコで千束とミカも聞いた。そしてリコリコにDAから楠木から命令が入る。延空木に来て真島を阻止せよ。だが同時に千束の携帯にロボ太から電話が入った。延空木には来るな。こいつがどうなっても良いのか。

千束とミカは立ち上がった。ここは延空木に向かうしか無い。
戦場へ向かうポーズで。
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シャドーハウス 2nd Season・第9話

シャドーハウスのとんでもない秘密が次々と暴露された第9話。

ローブ様がマリーローズだった訳だが、確かにマリーローズは背が高いけどそれでもローブ様は随分背が高いのではと思ったらまさかのこびりつきに乗ってると言う仕掛け。
参考資料

しかしケイトが言った様に、生き人形を道具として扱うのシャドーハウスの仕組みが許せないと言いつつ、マリーローズはローズマリーにこびりつきを飲むのを強要したのはどうしてか。それこそ道具扱いではないか。

その回答は実際にローズマリーが出て来て説明した。煤病が重症で未だに発端となったローズマリーから話は聞けないと言われていたが、そのローズマリーが松葉杖をつきながら出て来た。そして言う。これは自分が望んだ事なのだと。

ローズマリーが回復しなかったのはマリーローズがこびりつきを操って胃の中で洗浄されない様にしていたから回復が遅れたのだ。

そうやって時間を稼いだのだ。
何故か、マリーローズはお呼ばれしてしまったからだ。

お呼ばれとは何か。シャドーハウスの最終目標はシャドーと人間の一体化。ケイトとエミリコはそれを聞いて驚くが単純なジョン君はヒャッハーこれでショーンといつも一緒だぜと一度喜ぶ。だからショーンとエミリコに睨まれるが、ちょっと考えて気がつく。あれ?一体化しちゃったらもうショーンとはお話が出来ない?そんなの嫌だ。

シャドーハウスではシャドーが人間の身体を乗っ取って一体化する為の仕組み。そうなったのが「おとな」なのだ。だがモーフの記憶を持っているマリーローズはローズマリーがそうなってしまうのを避けたかった。だからシャドーハウスからの脱出方法を色々探っていた。煤量の少ないマリーローズはそうこうするうちにこびりつきを操る能力に目覚める。これは使えるのではないか。同志を見つけられるのではないか。

亡霊騒ぎで余計な事を考える者が見つかるのではないか。そんな時にお呼ばれが来た。もう時間が無い。だからローズマリーを煤病にして二度目の亡霊騒ぎを起こして時間を稼ぐ。その間にメインハウスから外に出る玄関を探す。しかしそこを開けてみたら断崖が待っていただけだった。やはりおじい様と共にある棟からでないと出られない。

その説明をしてローズマリーがエミリコの方に近づいて来る。これは怪しいなと思ったけどエミリコはローズマリーを思いやって支えに行く。そしてショーンまで。するとやはり怪しいと思ったとおりにこびりつきが二人を襲う。
参考資料

マリーローズは明日またお呼ばれされる。だから今ローブ様の犯人としてつきだされる訳には行かない。ケイトとジョンを拘束する。そう言って大量のこびりつきが襲って来た。マリーローズは操れるから。

最後の授業、レッスン1。年長者を侮らない事。
ここで変だなと思った。何故レッスン?
参考資料

ともかくケイトとジョンはどうにも出来ない、エミリコとショーンに近づく事も出来ないので一旦逃げるしかない。

マリーローズとローズマリーがこびりつきに乗って迫って来た。体力の無いケイトやばいな。だが水路の上に作った煤の橋を壊してマリーローズのこびりつきを水路に落として消滅させた。

レッスン2。敵に情けをかけない。どうしてマリーローズをこびりつきごと水路に落とさなかったのか。

ジョンはだったら情けなどかけないとジョンパンチを繰り出すが、その時にケイトは違和感を感じ、そしてこびりつきが増えている疑問を解いた。亡霊騒ぎでこびりつきは大方消した筈なのに何故さっきの大広間にあんなにこびりつきが居たのか。それは挑発されて沢山出たケイトの煤を使ったのではないか。だとしたらジョンパンチは逆効果。

ジョンの煤を使ってさっき以上のこびりつきを生成するマリーローズ。

レッスン3。真の能力は出来る限り隠しておく。

こびりつきが亡霊サイズになってマリーローズは水路を越えてやって来る。
こんなにマリーローズには力があるのに、それでもシャドーハウスからの脱出を諦めねばならなかった。

さて、エドワードさん。
箱を確認しに行くのが気が重いと言う。どうも話の内容から例のシャドーと人間の一体化の為の箱の様だ。一対は成功でももう一対は失敗だろうと。どうやら二対お呼ばれした様だ。

そしてそのエドワードに「こどもたちの棟の新管理者」と呼ぶ男。髭のトマス。やはり口ぶりからして前任の管理者だったらしい。それが一体化の失敗続きでエドワードに替えられた。

そう言えばお披露目の時にエドワードは人間の姿とシャドーの姿の両方をしていた。あの時は何故だと思ったが、シャドーが一体化して人間を取り込むと分かった今なら納得。

今回二対をお迎えして片方が成功して片方が失敗だと差し引きゼロではあるが、次のマリーローズは失敗するだろうとアイリーンが言う。だがエドワードは疑っていたのだ。マリーローズは煤量が少ないと言われて評価が低い。でもおかしいのではないか。嘗てバーバラとペアを組んでいた頃は「優秀」だったのに。
参考資料

お迎えがあったすぐ後に煤病になる。まるでおじい様と共にある棟に来るのを拒んでいるみたいではないか。反乱分子なのではないか。こどもたちの棟に留まるのは新人への反乱の教育をしてるのでは。それがケイトではいのか。これ、やはりマリーローズがレッスンと言っていた意味がこっちにもあるのだろう。

だからマリーローズをお迎えして洗いざらい言わせる。そうして三階の連中に納得させる。

そうして「完成の箱」のある部屋へ。シャドーの煤の力で繭が作られその中で生き人形はシャドーに乗っ取られる。煤の力が弱ければ失敗。そして今回の二対のうちの一対は失敗だった。これは酷い。

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はたらく魔王さま!!・第8話

魔王さま、銚子に行ったかと思ったら今度はすぐさま長野(長野市ではない)。
魔王さまも邪神ちゃんみたいにふるさと納税コラボでアニメ化したのかと思ったら、Wikipediaを見ると原作からして駒ヶ根の佐々木家が出るみたいなので原作どおりらしい。

銚子では海の家大黒屋を手伝ってバイト代が入った魔王一家。アパートの修理も済んだが、マグロナルドの方の改修が未だ終わっていないので戻ったは良いが収入が無い。ルシフェルからバイト見つけた方がいいんじゃないとか言われる始末。

そこに本当に丁度良くバイトのお誘いがちーちゃんから来た。
参考資料

ちーちゃん母の運転で佐々木家の駒ヶ根の実家へ。ルシフェルが車酔いしてるので魔王さまが悪魔でも車酔いするんだと言っちゃうから、あれ?ちーちゃん母にはもう言ってるんだっけと思ったら失言。「あ、熊」で誤魔化したものの、それよりは「あくまでも」と副詞で誤魔化した方が良かったのではとこの時思ったが、実はこの「熊」が今回話に関係して来たのだ。

今回魔王さま達にバイトの声がかかったのは佐々木家のおばあさんが熊ではなくてイノシシに襲われ、怪我の方は大した事なかったものの、バイトの人達がおそれを抱いてしまってみんなやめてしまって働き手が足りなくなってしまったから。

現地に向かう途中で駒ヶ根のおもしろかっぱ館が見える。わざわざアルシエルがかっぱの解説をするので熊以外にかっぱも出るのだろうか。

現地に到着。付近一帯が全部佐々木家の物だそうだ。広大な農地と山も。山はまあ土地代だけなら安いのだけど、メンテが大変だからね。アルシエルがこの一帯だけで笹塚と幡ヶ谷がまるごと入ると言ってた。東京の町の面積は小さいから。そして佐々木家の玄関だけで魔王城よりも広い。階段が玄関から見えない。おい、魔王さまアルシエルやめろ、もうすっかり世知辛い生活が染み付いてしまってる。

佐々木家の実家はおばあさんの他にちーちゃんの伯父夫婦と息子夫婦とその子供で構成されている。ちーちゃんの魔王さまへの献身が佐々木家実家でも噂になっていた。慌てるちーちゃん。

陽奈子が軽トラで現地に魔王さまを案内。乗車定員を超えてるからアルシエルとルシフェルが荷台に乗ってるがわざわざ警察の目を避けようとかそんな話をするのは原作では何気なく描かれた場面をアニメ化で正当性を持たせようと言う描写だろうか。正当性=ここら辺一帯は道路を含めて佐々木家の私有地。

予行演習で草取りだけしてみようか→魔王さま一行疲れて動けなくなる
人間化して体力も失われたんだな。

夕食前に温泉に行かないかと一馬からのお誘い。愈々邪神ちゃん並みに観光案内かと思ったらここはここで意味があった。EDで取材協力に出ていたが「こまくさの湯」だそうだ。検索したら魔王さまの原作が書かれた当時から存在したものの、4年前の2月10日にリニューアルオープンして今回のアニメの絵の姿になったとの事(作中で「去年出来たばかり」なんて言ってたけど、ひょっとして魔王でさま二期の制作開始の時が3年前でそこから見て昨年って事?)。宿泊も日帰り入浴も出来る。と言う事で魔王さま一行が来たが、そこに「宿泊」のエミリアも居た。これまた偶然すぎますな。
参考資料

アラス・ラムスが魔王さまにパパ、エミリアにママとまで言うのでこれはもうちーちゃん母とちーちゃん伯父にちゃんと説明せざるを得なくなる。

アラス・ラムスは真奥の親戚の子だけどその親戚が海外に行って今は預かっていて、でも真奥が駒ヶ根に働きに行くので隣の鎌月鈴乃に預かったが、その友人の遊佐恵美がアラス・ラムスの母に似てるからママと呼んでると。でもアラス・ラムスがパパ役の真奥がいなくてぐずったのでひょっとしたら見かけられるかもとここに宿泊した。かなり苦しい。

苦しいが、これは何とか説明にはなる。しかしこの後のエミリアの申し出が分からん。実家が小麦農家(初めて聞いた気がする。一期で何か出てたっけ)なので手伝いたい。雇って貰えないだろうか。

エミリアは魔王さま達が畑仕事するのが許せないみたいな顔つき。

夜にちーちゃんが魔王さまの所に来る。すぐに開けないので何かと思ったら未だ見せる心の準備が出来ていないとか。なんだそんなヤバい服でも着てるのかと思ったが、普通では?魔王さまがラフな格好だと言うけど、温泉に行った時の方がラフだったのでは?ここも分からなかったな。
参考資料

服の件はおいておいて、エミリアの件で話があると魔王さまを誘った。何故エミリアがわざわざ来たのか。ベルから聞いた話でエミリアは魔王さま達が農業をやるのが複雑な気持ちだと言う。と言うのは魔王軍がエミリアの故郷スローン村を侵攻の途中で踏みにじって当然農地も荒れ果てたから、そんな連中が就農とか言い出すのが我慢ならないらしい。

エミリアに残っている恨みは分かるが、就農にまで口出しする程のものだろうか。

翌朝エミリアに叩き起こされる。午前4:30。夏の夜明けは早いからな。前回まで銚子の大黒屋でお盆の話をしていたのでその頃だとすると今年の東京の8月14日の日の出時刻は4:59。日の出とともに収穫作業が始まる。

魔王さまはエミリアとチームでナスを収穫。魔王さまが農業を分かってない口ぶりなのでエミリアがため息をついて解説。魔王さま、植物なめるな。僅か一日で状態が変わるのだ。大変なんだなと言う魔王さまにエミリアは今更反省なんかするなと釘を刺す。

朝の収穫が終わって昼休み。これで良いのかと思う魔王さまとアルシエル。仕事は自分で見つけるものだと言うアルシエルに魔王さまはおばあちゃんに何かやる事があるかと聞きに行くと、一志を母の所へ連れて行って欲しいと。と言う事で連れて行くのだが、そこに熊出現。

感づかれる前に逃げようとするが、ああこれって一志がぐずるパターンだなと思ったらその通り。そして熊に気づかれてしまった。
でも熊程度だったら勇者体型になれるエミリアが居たら大丈夫では?
陽奈子にバレるのはまずそうだけど、最悪の場合はそんな事を言ってられないよね。

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異世界おじさん・第7話

ツンデレエルフ、何やってんだ。
参考資料
無精せずに手で取れ。そこにおじさんが入って来た。いいかげんそのパーカーを返せ。ツンデレエルフ、これは貰った物だから返さないと言うと、なんてがめつい奴なんだとツンデレエルフを魔法で拘束してパーカーを脱がそうとする。でも腕を拘束してたら当然脱げないよね。外したら?と言われておじさんは素直に拘束を外すとぶん殴られて気絶してしまった。な、ひどいエルフだろ?

パーカーを取り戻せない代わりにエルフのひらひらな服を貰ったと言う。当然おじさんが着られる物ではない、まてよ藤宮なら。と言う事で着せてみたらお似合いでした。
いや、胸の大きさは?

さて、おじさんのボーナススキルの誰とでも話せるスキルは「ワイルドトーカー(万能話手)」となりました。The Super SHABERIじゃなくて良かったね。

藤宮は野暮用と言って大学へ。何だかたかふみにはあまり知られたくない用事みたいだ。

おじさん、YouTubeの収入で今度はSEGAのメガドライブ買っていた。本当にSEGA好きだな。ただの趣味の披露かなと思ったが、こう言うゲームで培った経験で異世界で助かったのもあったと言う。

と言う事で、回想ビデオ開始。別の冒険者チームと協力して戦った時、と言いつつその冒険者チーム「と」戦ってる。早送りすると当然の如くおじさんが勝って、その冒険者チームの女の子アリシアが震えながら命乞いをする。

その三人は越冬祭をやっていた村におじさんが入った時に村民総出でおじさんを討ち倒そうとして返り討ちにあった中にいた三人だった。神聖魔道士アリシア、剣士エドガー、武闘家ライガ。あれ?三人とも豪華声優ではないか。

アリシアはドルド村をゴブリンの大群から守る依頼を受けたのだが、協力して欲しい、報酬はと、報酬を聞かずにおじさんは受諾。

確かに膨大な数のゴブリンが迫って来ていた。任せろとおじさんが前に出て、その動きはメガドライブのゲームのキャラの動きでは。当然異世界のゴブリンはゲームの様に勝手に転落してくれず。「何故か」効かなかったが、次にやはりゲーム内で使ったジャンプして剣を突き刺す必殺技を使ってみる。でもこれも当たらず。

おのれぇとおじさんは剣を一振り。すると岩山が斬られて岩塊がゴブリンの上に落ちてゴブリンは全滅してしまった。見ての通りSEGAのゲームは人生の役に立つんだ。いや、無理筋すぎる。

ゴブリンを倒したので冒険者三人と村に報酬を貰いに向かう。なんだ、おじさん、異世界で仲間が出来たんじゃないかとたかふみが喜んだのも束の間。アリシアが封印都市の結界の再構成するのを見たと言われ、見られてしまったか!とおじさんは三人の記憶を消去してしまう。

この三人とはこれっきり、と言う訳ではなかった。だよね、アリシアがOPでツンデレエルフとメイベルと一緒に登場してるから。この子いつ登場するのかな、どんな登場の仕方するのかなと思っていた。

またも遭遇。前回の記憶を消去したからまたも三人から攻撃を仕掛けられる。今回は古い祠に巣食う魔物の討伐クエストを受けたものの、この三人はまたも歯が立たない。その魔獣は刺殺獣と言ってハリネズミを人間の大きさにしたものだと言う。すかさずソニックを想像するおじさん。
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ソニックを倒しちゃ駄目だ!人間を襲う理由を聞けば何とかなるかもしれない。そこに刺殺獣出現。本当にハリネズミじゃん。

それはともかくおじさんは刺殺獣と必死に会話を試みる。その時だった、魔獣の言葉が分かる様になった。そして刺殺獣が人間を襲う理由が判明する。
参考資料
ひでーな。

こりゃ駄目だとおじさんは辺り一帯ごと刺殺獣を焼き殺す。どうやらワイルドトーカーの発動には必死に話をしたいと言う思いが必要なのだろう。

この時だった。藤宮のスマホが鳴る。つまり忘れて行ったのだ。これは大変だ。どれだけ大変かと言うとコントローラー無しでゲームをする程。そりゃ大変だとおじさんはたかふみを連れて大学へ。

行ってみたら藤宮は人相の悪い男に肩を抱かれていた。あれ?これってNTR展開?たかふみが自分で行って確認すると言うのでおじさんは精霊の加護を一時間だけたかふみに付与した。ああやって腰を低くして精霊に頼むのか。

たかふみは藤宮の前へ。そしてスマホを忘れて行ったと言って差し出す。相手の男をじっと睨んだら、何かに気がついた。千秋?たかふみだよと言われて千秋の方も気がついた。たかふみにいちゃんか。千秋君大きくなったね、もう小四かな。えー!それで小四!

そこにおじさんも到来。藤宮がおじさんをYouTuberだと紹介したら千秋は顔を輝かせたものの、名前を聞いても無名なので冷めちゃった。だけど、この後暫くおじさんと千秋の会話は進む。

たかふみが千秋の事をヤバい男で、千秋が困っているのだったらたかふみはやってしまおうと思っていた。そう、おじさんから貰った魔法で。姿を消して偽の画像を作る。やけに魔法を使いこなしてると思ったら、たかふみは常日頃からもし魔法が使えたらどうやって敵集団を倒すかいつも考えていると言うのだ。
参考資料
たかふみも大概やべーな。

講義室で小学校の時の回想。藤宮が上級生に絡まれた時にたかふみが介入したと言うもの。どんなのだっけと例の回想ビデオで見てみたら、この頃の藤宮は未だあの恐ろしい時代の藤宮だったか。お互い思い出して見なければよかったな雰囲気。

そこに「ふじみー」と言って入ってくる女の子ありけり。新キャラ沢江さん登場。沢江、これは藤宮とおつきあいのある男子かなと、藤宮が最近可愛くなったから狙ってる男子いるんだよとたかふみにささやく。

さて、藤宮のスマホを届けに行ったせいで途中で切れた回想ビデオ。勇者が居ると言う所から再生が始まる。それならとライガが言いかけたところでアリシアがエドガーから長剣を借りる。重くてフラフラな長剣を地面に突き刺し、アリシアは言った。
自分こそが神聖勇者であると。

え?
これで?

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