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ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season・第6話

頼みの須藤はCクラスの策略にハマって自暴自棄となり、堀北も負傷した挙げ句に力の限界を思い知らされて落ち込んでいた。

その堀北に綾小路が言う。これで自分一人では限界がある事を知っただろう。お前に必要なのは手駒だ。それによって出来ない事も出来る様になる。何をすべきか分かっているだろうと行動を促した。

体育祭から逃げようとしていた須藤に対して堀北が説得する。とは言っても堀北の性格なので須藤に媚びを売るとか言うのはありえない。真正面からの説教だった。今の須藤にはいくら思いを寄せる相手とは言ってももう説教はごめんだ。全く聞く耳を持たない。だが堀北は待っていた。

その間、綾小路は櫛田と二人三脚。この時に綾小路はズバリと言う。Dクラスの裏切り者はお前だな。最初はしらばっくれていた櫛田ではあったが、やがて仕方ないなと堀北を退学にするのが目的で、堀北が居なくなったら晴れてDクラスをAクラスに昇格するのには手伝うとまったく表情を変えずに言うのだ。そして笑顔のままここまで暴く綾小路がたった今自分が退学させたいリストに綾小路が加わったと言う櫛田。
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飲み物を買いに階下に降りた須藤は、さっきの言葉どおりに堀北が待っていたのを見た。これで少しは堀北の本気が分かっただろうか。堀北は須藤が自分と同じだと言う。しかし勉強も何もかも同じではない堀北がどうして自分と同じだと思う須藤に堀北は自分の境遇を明かす。

あの何もかも出来る完璧超人の生徒会長は自分の兄。堀北はその兄に振り向いてほしくて子供の頃からずっと後を追いかけていた。しかし兄はあまりに完璧超人だった。必死に追いすがるうちに自分はいつの間にか一人になっていた。他に目をくれなかったから。それでも追いつけない。そうして自分ひとりでの限界に今回気が付いた。須藤もそうだ。自分の力だけでやろうとして、でもそれが思い通りにならなかった。だが須藤は未だこれからだ。これから自分を何者かに出来る未来がある。もしあなたが今度道を踏み外しそうになったら今度は自分が全力で防ぐ。卒業迄の間あなたの力が欲しい。存在意義を認められた須藤君、堀北への全面協力を誓う。

堀北さん、とうとう綾小路が言う協力者が出来た。
このぎこちないが素直な笑顔。
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クラスに戻って須藤がみんなに頭を下げた。自分が間違っていた。素直に謝る須藤にクラスのみんなもそれは受け入れた。須藤、最終のリレーでは頑張ると宣言。

その最終のリレー、堀北は脚を痛めた事を認めて代走を依頼。他に男子も一人足首を捻ったせいで代走を依頼したのが出る。おや?と思ったがここで意外にも綾小路が自ら進んでそれは自分がやろうと言い出した。

こうして始まる最終種目の3学年合同1200メートルリレー。最後は頑張ると行った須藤は第一走者。どうもあの生徒会長様はアンカー。だから須藤と生徒会長の対決とはならない。その生徒会長様、ふらりと綾小路の所へやって来て話しかける。

お前たちのクラスを見ていたが救いようのないクラスに見えた。それが突然変わった。何があったのか。綾小路平然と返す。もし変わった様に見えたのならあんたの妹が変えたのだ。確かに変えた直接の行為は堀北だが、堀北をそう仕向けたのが綾小路なんだけど。

この会話の途中の一瞬のカットで前を走る人間が後ろの人間の上になる作画ミスがあったのだが、私は気づかなかった。Twitterでの指摘で見返してほんの一瞬そうなるのを確認したものの、誰がどうやって気づいたんだ。そりゃ一人位は居るかもしれないが、他に笑ってる人間はほとんどがそれに乗ってるだけでは?

Dクラスがどうなるかは興味が無いと言う生徒会長に、綾小路はだったら自分には興味があるのかと言う綾小路。あんたが望むならかけっこ位は勝負してやろうと。綾小路、突如リレーの代走に手を挙げたのはこれか。堀北を見てちょっとその気になったのか。

綾小路に勝負を挑まれた生徒会長、リレーのバトンを受け取っても未だ走らない。綾小路が櫛田からDクラスのバトンを受け取ってから同時スタート。この二人、異様に速い。ちょっと他の生徒と違いすぎる。それを見て驚き必死の声援を送るDクラス。
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ゴールの瞬間は描かなかったが、結果は掲示される。Dクラス最下位だったものの、クラスのみんなは充実感を味わっていた。1年はBクラスがちゃっかり全体4位、Cクラスが7位、Aクラスが9位。全体では赤組勝利。

軽井沢に超速かったと言われた綾小路が会長には負けたよと言う。結局そうだったのかなと思ったら軽井沢曰く前を走っていた人がコケて進路を妨げられたらしい。会長との本気勝負の結果は先送りか。

火事場の馬鹿力だと誤魔化す綾小路に堀北のパンチ。ここでそれを見て軽井沢が立ち去ったのはどう言う事かな。どんな反応だったのだろう。

堀北は今回で自分は成長した。今日はありがとうと言いつつ、片付けなくてはならない直近の問題があるらしく綾小路から離れる。そして向かった先が龍園の所。その隣に居る櫛田。いい加減に茶番は終わりにしろと櫛田に言う堀北。堀北が中学時代にあなたの様な人が居たと櫛田に言うと本性を現す櫛田。いい顔になったじゃないか。

龍園が堀北の考えている事を当ててやろうと言い出して、櫛田から名簿を貰ってDクラスを勝たせたと思っているのだろうと話はじめる。ここで龍園が堀北の会話に乗りすぎたか木下に指図して堀北を転ばせ、その上で重傷を負わせた事も話した。これは録音されているフラグと思ったらやはり堀北は録音していた。だが龍園も録音していた。今の話は最初に架空の話と断っていた。そこまで入っている。さあ、その録音では何も出来まい、土下座しろと堀北に迫る龍園。

しかしここで龍園にメール着信。何故かFromがno-reply。件名は「開けてみろ」添付ファイルがVoice0001.wav。

それは龍園が木下に命令して堀北とぶつかれと言っている会話。no-replyのメールを出したヤツは堀北の背後から糸を引いていて、こうなるのを全部予想していた。そしてCクラスの中に裏切り者を仕込んでいた。まあ裏は綾小路だろうけど、やってくれてたな。今回はこれ以上龍園は堀北に何も言えなくなった。そして歪んだ櫛田の顔がよりいっそう歪む。

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