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ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season・第8話

ペーパーシャッフルの前の小テストが終わってペアが決まった。綾小路君、ものの見事にお相手が佐藤に決まった。そして本番に向けての勉強会。今回もクラス対抗の勝ち負けあるから。授業終了後に第一部の勉強会、部活終了後に第二部の勉強会を実施する。これを聞いて櫛田がなるべく両方に参加するねと。この言葉、何も知らずに聞くといい人だなあとなるが、裏を知ってると油断ならんなと聞こえる。

成績上位の平田が二部を担当し堀北が一部を担当して教え役をする。櫛田がメールか何かを見て教室を出た様子を綾小路が注視していたが、そっちの方向に佐藤が居た。綾小路がこっち見たと言う感じで手をふる。かわいげある子。
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堀北と平田が話している所に三宅と長谷部がやって来た。その近くに綾小路も居るので自ずと話を聞く事になる。何の相談かと言うと、三宅と長谷部は得意不得意がまるかぶりなのだ。どれかひとつで合格ラインを下回ると退学になるので、不得意科目がかぶると補い様がない。それは困ったね。

誰か個別に教えられそうな人がいれば良いのだけどと、堀北は綾小路の方を向いた。綾小路、乗り気じゃないだろうなと思ったら自薦が出た。幸村だ。幸村は体育祭で考え方が変わったのだ。以前は勉強さえ出来れば良くてそれが出来ない者は脱落しても構わないみたいな考えだったが、体育祭ではそれが自分にふりかかった。この学校では全人的に自分を磨かねばならない。いや学校でと言うより、人として。だからこの二人が困っているのであれば自分が教える側になりたい。あの体育祭、Dクラス内でかなり良いインパクトがあったね。

堀北は綾小路に幸村の勉強会に入れと言う。勉強会が順調に進むかを見て欲しい。しかしその会話を影から見てる女子ありけり。だれだっけ、このメガネっ子。
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検索してみたら佐倉愛里。ストーカー被害を綾小路と一之瀬に助けられたとwikipediaに書いてあった。うーん、もう忘れちゃったよ。

それはともかく、堀北に言われて綾小路は幸村主催の勉強会に参加。三宅は幸村の活躍を目の前で見ていたが長谷部はトイレに行っていて見て無くて噂しか知らず、全然実感が無いらしい。だからクラス内でもロクに喋らない目立たない男子としか認識していない。この認識があとで何かに影響するかな。

この時、ケーキの売店でCクラスの男子がケーキが無いと揉めていた。これも後で何かに影響するんだろうな。

試しにテストをやってみたら三宅と長谷部はほとんど同じ場所で間違える。苦手科目とか同じと言うのは分かるが、その中で苦手項目まで同じと言うのは異常。そしてこの時長谷部が重要な情報を言う。Dクラスの問題はCクラスが作るのだそうだ。まあ前回標的クラスとしてCクラスを考えたから当然の結果みたいだが、BクラスはDクラスを標的にしなかったのだろうか。より下のクラスの方が勝つ確率が高っただろうに。

あのCクラスなのでひねくれた問題が来るのではと長谷部は警戒したが、綾小路に言わせると学校側の監修が入るのであまりに酷いのは来ないだろうと。そしてそのボーダーラインを知るにはDクラスで際どい問題を作って学校側から弾かれるかどうかを見極めたいと綾小路は問題作成担当の堀北に要望する。

歩きながら堀北は綾小路にこっちの勉強会にも参加して欲しいと言う。人数が多すぎて目が行き届かないのだそうだ。そんな時に綾小路にメール着信。Fromは龍園。内容はお前は誰だ。龍園が裏切り者探しをして、黒幕のメアドだけは確保した模様。

堀北に言われた一部勉強会に綾小路は参加。それを聞いたのか佐藤も参加。あ、この子ほんとにいじらしい。このまま裏の無い子で居てほしい。

堀北、真正面から櫛田と話をした。櫛田、はっきりと堀北に居なくなって欲しいと言う。そこで堀北は賭けを提案した。今度の期末テストのどれか一教科でどちらが高い点数を取るか。堀北が勝ったらもうこう言う事はやめて欲しい。櫛田が勝ったら自分が退学すると言う。でも口約束では信じられないと言う櫛田に堀北は確実な立会人を用意した。それは堀北学。これを見て櫛田は数学を選んで勝負を受け入れた。

この会話を綾小路が聞いてるんだろうと櫛田は綾小路を呼び出した。そして櫛田は綾小路も巻き込む。自分が勝ったら綾小路も退学しろと。これに綾小路は乗った。ただ条件がある。櫛田の中学時代の事件の詳細を教えろ。

これに櫛田は反論出来ない。だって掘北を退学させる理由は掘北が詳細を知ってると言う前提があるから。言えないと言ってしまうと掘北は知らないと言う事になってしまう。

そこで櫛田は話し始めた。自分は子供の時から他人に認められるが楽しかった。ただ、何をやっても上には上が居た。そのうち個別の事で褒められないのなら、クラスの中で色々やって必要とされる人間になろうとした。それは当初はうまく行った。しかしこれはやっていて辛いのだ。誰もがやりたがらない事は、自分だって本当はやりたくない事。それをやっているうちにそれがストレスとなる。そのストレスのはけ口をブログに求めた(ブログってあたりがこの作品が書かれた時代を感じる。今ならSNSだよね)。ただ、どんなに匿名で書こうと、事象を全部集めたらどこの誰なのかは分かってしまった。それがバレた途端に櫛田はクラスの中で吊し上げをくらう。

一体どうしたらと言う場面で櫛田はこれまで色々相談に乗ってあげた経歴からクラス内の個人個人の裏を包み隠さず暴露してしまう。裏面が暴露されたクラスメイト達は勝手にお互い同士で争い、もう櫛田の事などどうでも良くなった。そして学級崩壊が起きた。
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櫛田、承認欲求のモンスターだったのだ。
そして櫛田が勝ったら掘北と綾小路は自主退学する。って、Cクラスが問題作成すると言う環境下で櫛田と得点勝負するのはヤバいのでは。だって事前にその教科だけ龍園から入手できるだろう。

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