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異世界おじさん・第5話

2回のお休みを経て3週間ぶりに異世界おじさんが帰って来た。

プロ野球で稼ぐのどうでしょうと藤宮からの提案。魔法で急速1000km/h出したら年俸凄い。いや、今期のエクハで出てるけどそれを捕球出来る捕手が居なかったらダメ。おじさんの答えはNO。だってみんな汗水垂らして頑張ってあそこに居るじゃないか。自分も汗水垂らしてエイリアンソルジャーに打ち込んだから彼らの気持ちが分かる。うん、何か比較する物が違う気もするが、でもそれで同じ気持ちならそれで良いのではなかろうか。

野球から野球用語の話になってそう言えば併殺とかあるよねとなって、そこから暗殺されかけた事があるとおじさんが言い出す。またも回想ビデオの登場。

おじさん、背後から何者かに狙われた。よく見てみたらそれは魔炎竜を倒せる唯一の武器と言われた凍神剣を代々守り続けて来ていた氷の一族のメイベル。本当だったら魔炎竜が出現した時にマルキード山のポワポワの花によって心をとかして凍神剣にて魔炎竜を倒す段取りだったのに、おじさんが自力で倒してしまったせいで出番が無くなってしまった。それ以来、おまえが居なくても魔炎竜倒せるじゃないかと村の人に邪険にされ、その腹いせに村人の足を凍らせて逃げて来たのだ。そしてこの原因を作ったおじさんを追っていた。
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とは言え、本当の殺意が感じられず最初の一撃をおじさんは身体でメイベル自身を止めた。そして顔色悪いぞとメイベルがちゃんと食べているのか心配してやるのだ。そのまま倒れてしまったメイベルをおじさんは引きずって宿へ。

ベッドに寝かせてパンを提供。居場所を失ったメイベルは暮らして行く術を失う。花屋とかケーキ屋とかぬいぐるみ屋とかの労働は過酷でとても出来ないと言う。いや、だったらどんな労働なら出来るんだ、メイベル。

だがそれにおじさんが分かると言う。毎日9時5時の労働とかしてられないと。驚愕のたかふみ、2000年ってそんな時代だったのかと思うが、いや全然そんな事なかったよ。と言うか今よりずっと残業規制がぬるかったんで。

おじさん、メイベルに凍神剣を使って好きに生きていくのを勧めた。それを貫く強さ。そんな事言ってたっけ。おじさん、この後どんどんメイベルにたたみかける。メイベルが自分は暗い性格だと言っても、それは落ち着いた性格だとか。そのたびに凍神剣の凍結が溶けて行くのだ。メイベルの心も溶けていたのだ。

恥ずかしがって左手でそんなと止めるメイベルだが、それにおじさんが気づく。左手の指にはめておいた指輪は君を一生養って行けるものだと。あーあ、またも指輪で勘違いさせちゃったよ。その頃にはもう凍結剣が完璧に溶けている。
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そして今日は遅いからもう泊まっていけ、ベッドに二人は狭いだろうがと言い出した。でもこのベッドに二人と言うのはその後続けた言葉で「エルフも居るから」と言う意味で、エルフのベッドに二人寝かせようとしていた。が、そこまではもうメイベルは聞こえない。迫るおじさんにお風呂に入りたいと、もうやっちゃう準備のお言葉。

ここでトドメの一言。風呂代なんてその指輪を売って換金したらチョロいものだ。
「売る?」

おじさんの言ってる意味が分かり、さっきまでの自分の勘違いも分かってしまったメイベルさんの心が一気に凍結してしまった!
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流石におじさんもメイベルの攻撃の殺意に反応。今度は剣を抜いて本気の防衛をしなくてはならない。その騒動に問題のツンデレエルフが何やってるんだと入って来て、とんでもない場面を見てしまった。おじさんが女の子を束縛して襲っている。

私は門前払いだったのにとツンデレエルフさんお怒り。メイベルの拘束を破って、こうしてメイベルとツンデレエルフの同盟が出来た。

話変わって最近のゲームの北米版って何だと聞くおじさんに、それは地域によってリージョンコードがあって言語が違ってるとたかふみが教えてあげる。しかも北米版の英語でもスマホで同時翻訳出来るしとこちらも教える。何のフリかなと思ったら、その後につながっていた。

おじさんが凍結されている間の回想ビデオでメイベルが予想外の事を言いだした。氷の一族の先祖が異世界日本からやって来たのだと。400年前の日本だと言うので西暦2000年から見たら丁度関ヶ原の戦いの頃だ。未だ戦国武将のいでたちの召喚された男は転移された時に神からひとつ能力を与えられると言われて、神をも殺せる刃をくれと言った。でもこの伝説はツンデレエルフにとっては既に知ってる話。その時に貰ったのが凍神剣。それを子々孫々受け継いで来たのだろうと。

そんな事より、おまえはあのオーク顔がまともに見えるのかと問い詰めるツンデレエルフ。氷の一族の歴史なんぞより、メイベルがオーク顔を好きなのかの方が重大事なのだ。

しかしこれで気がついた。おじさんは神から転移ボーナス貰っていない。神と会話すらしていない。そう言えばおじさんが使ってる魔法的なのは精霊に頼んでるとか言ってた。魔法を転移ボーナスで貰った訳ではない。

と言う事でおじさんが転移した頃の回想ビデオを見る事にした。そこに行き着く迄、おじさんの過酷な異世界人生を見る事になるが。

転移直後のおじさん、オークの亜種と思われて冒険者にボコられ(どうしてその冒険者は紙芝居みたいな絵なんだ。ひょっとして2000年当時のCGなのか)、カツアゲかと思ったおじさんは5000円札を差し出す...あれ?それ樋口一葉のD券だから2004年にならないと持ってない筈ですよ。冒険者達からは呪符と勘違いされさらにボコられる。

実はこの時に神様の声がしていた。音量を上げてみたら、これって中国語じゃないか。そうかリージョンコード違いのネタがここに来たか。そしてさらに翻訳ソフトネタを使ってこの中国語を翻訳してみる。おや、繁体字の方ですね。「你們好(にーめんはお)(こんにちは)」
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そう言えばこの時におじさんは願った事がある。たかふみはそれを聞いてチート能力の魔法の覚醒でもあったのかと興奮したが、神様から能力を授かる場面とは知らないおじさんは「言葉さえ通じれば!」と思ったのだ。それが承認された。

これで異世界語が通じたが、人語を解する希少オークとして見世物小屋に銅貨3枚で売られてしまった。

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