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シャインポスト・第7話

サブタイが最初分からなかった。終わってからも紅葉の方?と言う疑問が。

どんどん良くなってるTiNgS。でも未だ未だだと言う雪音と紅葉。
優希もイイネイイネ期待以上じゃないかと直輝に言うのだが輝いてるぞ。

そうまくしたてる優希に直輝は「てぃんぐす全員の力が発揮できれば」と確認する。ここで初めて知った。TiNgSは本来TINGSだったんだ。五人の頭文字だったのか。今回これを聞いてからEDに出る挿入歌とエンディングテーマとが並んでいるのを見て、今のTiNgSの挿入歌はTiNgSとあるけど五人で歌ってる方はTINGSってちゃんと分けて書かれているのに今回初めて気がついた。見る目が無かった...

とは言え、そりゃこう言う仕込みがあるから以前が五人だった描写は出来ないにしても、杏夏と理王がブライテストに入ったばかりだと言う描写の時からもう三人だったからね。あれはちょっとずるいよ。

理王が紅葉にダンスを習ってダンスも上達して来ていた。だから理王はもっと紅葉から習いたかったが雪音がもうゆきもじの練習の時間だと引き離す。春が私達いっしょにやって来たじゃないと言うが、雪音はそう言う春は全然成長していないと指摘する。そうだね、杏夏と理王は足りない物を克服したけど、春の場合は単に抑えていたのをやめただけだから。

直輝、練習ルームに入って来て、今日用があるのは雪音と紅葉だと言う。なにしろ「てぃんぐす」が全員の力を発揮するのが中野サンプラザの成功に繋がる。だから雪音と紅葉はてぃんぐすに戻って欲しい。元々五人だったのだろう。
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これ盗撮だよな!

しかし雪音は戻らないと言い、紅葉も戻らないと言う。但しキラキラと輝きながら。
多分直輝はこれを見て一安心はしたろう。

直輝は分かっていて春達に向かって雪音と紅葉にその気が無いなら仕方ないなと言うが、春はやっぱり戻って来て欲しいと言う。そこで戻って来て貰う作戦会議。

直輝には何故二人が抜けたのか分からなかったし、春達三人も分からなかった。突然雪音と紅葉が抜けた。
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とにかく頑張る、頑張って二人を説得するしかないと言う春。杏夏と理王もそれで行く事にするのだが。

理由が分からない状態で個別に雪音の説得に行っても、まあ駄目ですね。
おまけに三人とも雪音の世話になってるし。130円になりますってサイコパスな店員もクリア出来て雪(初)見だいふく買えたし。

雪音が駄目なら紅葉を説得しようと言う方向へ。その片方駄目だったからもうひとりと言うのはどうかと。ともかく、紅葉と一番話をする理王に説得が任された。理王はあの初見だいふくを持って紅葉の所へ。これを食べて良い雰囲気になった所で良い雰囲気で説得すればと言う作戦だが、あの初見だいふく買ったのってかなり前だから溶けてるんじゃと思ったら案の定溶けていた。

だが、これが功を奏する。溶けた初見だいふくに注意を取られた紅葉が戻っても良いよとうっかり本音を言ってしまう。
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それを聞き逃さない三人。杏夏なんて録音までしてるし。三人が紅葉を取り押さえて戻るって言ったよねと迫っても紅葉は戻らないと言う。自分は絶対に誰も一人にしない。自分が戻ったら雪音が一人になっちゃう。

そこに雪音がやって来た。紅葉が三人に取り押さえられている。その近くには初見だいふく。それで雪音が理解した(それでかよ)。紅葉から説得しようとしたな。

春は雪音を説得しようとした。紅葉は戻っても良いけどそれは雪音が戻ったらだと。戻らないと言ってるのに何故いつも自分達のライブを必ず見に来てくれるのか。何故心配してくれるのか。

「(みんなで)シャインポストになりたいの」

ここで雪音と紅葉がハッとする。これは何だったのか。
そしてそれを聞いて雪音が硬化した。

これが雪音がてぃんぐすを抜けた理由か。それを聞いて雪音が春に言う。出会った時から「何も変わっていない」。それが許せない。未だ足りないのか。未だ自分では春の足元にも及ばないのかと。そんなのじゃ戻れる訳がない。

春は分からないし、理王も何を言ってるのか分からない。だが、そこで直輝が加わって来た。自分も聞きたい。春は一度も本気を出していない。君はいつも精一杯我慢している。何故君は全力を出そうとしないのか。

「私はいつでも全力でやってるよ」
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第1話のサブタイが「青天国春は《輝かない》」な程に春は輝かない子だったのに、ここで初めて春が輝いてしまった。

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ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season・第9話

前回、堀北は櫛田を説得しようとしたが、説得には応じなかったので勝った方の要求を飲ませると言う条件の勝負を提案した。龍園と組んでいる櫛田は絶対勝てると見てこれを飲む。そして龍園に数学のテスト問題の横流しを求めた。

とは言っても交換条件が無ければ龍園だって飲めない。櫛田はCクラスを勝たせると言う条件を提案した。その一方でいつまでDクラスの黒幕に手こずっているのかと櫛田が言うと龍園はうってつけのヤツが居るから大丈夫だと言った。何だうってつけって。今回登場した椎名ひよりがそれらしいが。

幸村と綾小路と三宅と長谷部が一応順調に勉強会。長谷部がコーヒーか何かのおかわりを貰いにと立ち上がってカップを落としたが、それを踏みつける乱暴者。勿論龍園だった。贈り物は届いたかと言ってその場の幸村と綾小路の反応を見たかった様だ。そしてその判定を椎名にやらせる。幸村は当然何の事か分からないし綾小路は相変わらずのポーカーフェイス。この場では椎名は何ともと龍園に答える。椎名、洞察力の鬼か?
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四人は勉強会後にコンビニに寄ってアイスをいただく。ここで長谷部が予想外の提案。これまで自分や三宅は一人でやって来たが、この勉強会は良かった。だからこの四人で新しいグループを作ったらどうかと。三宅は乗り気。幸村も悪くないと言う答え。綾小路も同意した。

幸村があだ名呼びは嫌だと言うので、じゃあ下の名前呼びと長谷部が提案するが、幸村は自分の下の名が嫌いだった。自分達を捨てて出て行った母が名付けた名前だから。ああ、そりゃ嫌だろうが、その程度だと改名は出来ないし。と言う事で、父が名付けようとした「啓誠」(けいせい)と呼んでくれと。お、これってひょっとしたらこの場の人間しか知りようがない情報になるか?

と言う事でこの四人でグループとなりそうだった所に佐倉が駆け込んで来た。自分も綾小路君のグループに入れてくれと。いきなり来たな。前回からストーカーみたいな事をしてたけど。まあいいかとなりそうなのを長谷部が今のままだと駄目だと言う。何故なら下の名で呼び合う事にしたからだと。にくいな、こいつ。と言う事で佐倉も加わって綾小路グループが出来た。いや、綾小路にしてみたら何故自分の名前が付くのかと。

綾小路から軽井沢に連絡。明日映画に行くと。これを聞いて綾小路さんが可愛い勘違い。二人でデートかと。しかし違う。またも手駒としての依頼事項。映画の後で堀北グループとの試験対策の打ち合わせがあるのでやって欲しい事があると。電話が終わったあとで軽井沢(KK)からメッセージ。気づくの遅れたけど誕生日おめでとう。いや、軽井沢さん、何か準備してたみたいですが。

堀北グループとの打ち合わせ。順調そうな感じで、それを受けた櫛田が良かった誰かが欠けるなんて嫌だとかいけしゃあしゃあと言い出した。ただこれが軽井沢の呼び水。櫛田は気休めを言うが、自分や須藤が大丈夫なんて保証は無い。ここで軽井沢が櫛田に難癖をつけだした。そして怒ったふりをしてジュースを櫛田にぶちまけた。

流石に平田や堀北が何するんだと止め。平田が間を取り持ってくれる。こいつはそう言うヤツだ。ここで軽井沢が我を取り戻した風になってお詫びに制服をクリーニングさせてくれと言う。ああ、櫛田の制服が欲しかったのか、綾小路。何か仕込むのか。

翌日、櫛田は茶柱先生にDクラスの出す問題を提出する。そして秘密を守る為にこれ以降に自分以外の誰かが問題を持って来ても受理したフリをして処分して欲しいと言う。これが櫛田の言うCクラスを勝たせると言う方法か。

と言うのを仕組んで今度は龍園からはCクラスが出す問題を受け取る。これで万事うまく行った筈。

そして当日、佐藤が綾小路におはようのご挨拶。だがそこに軽井沢が介入。佐藤が綾小路と仲良さそうに話しているのが気に食わない。と言う事で、飲み物を一緒に買いに行こうと言う口実で引き離す。相変わらず綾小路には乙女。
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それを見ていた平田があれは軽井沢のヤキモチではないかと。するどいな。平田としては以前の偽りの関係よりも軽井沢が心の底から綾小路が好きになったのならそれが良いと言う。

そしてテスト開始。数学の問題用紙を見た櫛田が呆然。
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櫛田が龍園に文句をつけに行った。龍園はおまえは堀北を出し抜いたつもりかもしれないが、逆にしてやられたのだと。まあ堀北は櫛田が龍園とつながっているのは分かっている。だから龍園から問題を受け取るだろう。だから先回りした。堀北は先にDクラスが出す問題を茶柱先生に提出。そして櫛田が言ったのと同じ事を言っておく。この後誰が問題を持って来てもそれは受理したフリをして破棄して欲しいと。

こうなると櫛田が龍園に渡した問題は本来の意味をなさない。つまり櫛田は龍園との約束を履行出来ないのだ。だから龍園は櫛田に本当の問題を渡さない。

一方綾小路が軽井沢に指令して櫛田の制服を手に入れたのは、櫛田の制服にカンニングペーパーを仕込む為。堀北の作戦が発動しなくとも綾小路の作戦で櫛田が負ける事になっていた。しかもその解答は龍園が櫛田に渡した問題の解答。龍園は櫛田ではなく、黒幕Xの方を選んだ。

櫛田は負けを認める。だからもう堀北の邪魔はしないい。堀北は今後は信じる方に行きたいと手を差し伸べてもそれを受けない。賭けの対象はあなただけで、それ以外には束縛されないと。つまり綾小路の敵としての櫛田が生き残ったか。

綾小路は龍園にCクラスの出す問題と解答を寄こすか、櫛田に提供する問題を変更するかどちらかにしろと取引を求める。当然龍園は最初の条件は飲めない。綾小路としては堀北が櫛田に先手を打っていると言う情報を交換条件とした。

龍園はしてやられたとは思ったものの、条件を飲む。だが、俺を利用したツケは払って貰うと軽井沢の写真を送る。

今期の終盤は愈々龍園と綾小路の真っ向勝負ですかね。

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異世界薬局・第8話

薬師ギルドでは会長のベロンがお怒り。店に泥を積んだ馬車が突っ込んだのにすぐに復旧しやがって。この冒頭の話だけ聞いていると単なるやっかみに聞こえた。でも後で違った理由が出て来る。ともかくあの薬局は許せぬ。当ギルド加盟者が関係を持ったらその薬局はギルドから追放だ。

ピエールの娘のマリーは相変わらず熱が下がっていない。ピエールが医師の所へ行って扉を叩くも返答なし。ファルマが通りかかってそこは来週までお休みだと教えてやる。ファルマとピエールが面と向かって会ったのは多分これが初めて。ファルマは当然ピエールの素性を知らないし、ピエールはファルマの宮廷薬師の紋章を見て初めてこれが異世界薬局の店主と言う子供かと理解した筈。

異世界薬局と関わりを持った薬局はギルド追放と言うのは聞いていた。だが娘の命に関わる事ならそんな事は言っていられない。ピエールはファルマに一縷の望みを託す事にした。

異世界薬局について行って正面の入口ではなくて、裏口から入れられた。これっててっきりずらっと並んでいる客を差し置いて中に入れると問題になりかねないからかなとこの時は思った。一方ピエールは自分の様な身分だと裏口がお似合いかとこの時思った。でもどちらも違う。ファルマは病気の子から感染するリスクがあるから入口を変えたのだ。

ファルマは を診察台に寝かせてピエールにはマスクをさせた。ここでピエールは病の伝染の事に気がついた。だから表口から入らなかったのか。結構あっさり誤解が解けた。

ファルマは診察を始める。名前とか年齢とかいつから熱が出てるのかとかそうやって細かくメモするファルマにピエールは驚いた。そしてマリーの体重を計る。ピエールがマリーを抱いてる状態と抱いていない状態の差分で体重が分かると言う事だが、その前にピエールはヘルスメーターに驚け。
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体重が何の関係があるのかと聞いたら、薬の量が変わるからとファルマが答える。自分達は子供は単純に大人の半分の量としていたのに、こんなに細かく調べるのかと驚く。

喉の腫れを診て最後に診眼で脳に症状が出ていないのを確認。そしてファルマは診断を下した。インフルエンザです。と言ってもピエールには分からない。病原体(と言う言葉も分かるのかどうか)によって引き起こされる風邪の重い病気みたいなもの。でもピエールはそう言われても納得出来なかった。高熱が続き口から泡を吹いたり痙攣したりしたから。子供は高熱でそうなったりするからな。

そう言ってファルマは引き出しからザナミビルを取り出した。所謂リレンザ。抗ウイルス薬。熱が出てから未だ一日程度だから。それにしても以前は分子量の大きい薬は思い出すのが困難で精製が難しいとか言っていたのに。もうリレンザを用意してたの?あとリレンザはドライパウダーなのでそれを封じる容器がちゃんとしていないといけないが、この世界でそれが作れたのか。ひょっとして神術?

ファルマはピエールに病原体と身体の防御機能が「戦争」してると解説した。それで熱が出ている。だから一概に熱を下げずに、それでいて身体の負担にならない程度にとアセトアミノフェンも処方した。

マリーの容態も落ち着いた。カロナールも一時間程度で効き始めるしリレンザも半日程度で効果が出始めるから。ただピエールからみたらこんな短時間で良くなるなんて驚きだった。一体どれだけ高価なのかと思ったらファルマはパン一つ分だと言う。子供には積極的に薬を処方したいからと。

ピエールは異世界薬局の凄さを知り、それに対して自分の無力さを感じてしまった。そして葛藤を抱える。

また薬師ギルドの会合。ここで初めて異世界薬局のせいで売上が相当落ちたと語られた。皇帝は平民の営業を妨げるなと言ったが、流石に影響ゼロではなかったか。そして売上が落ちると薬局をやり続ける事に支障を来す。

ここで何故かベロンは「木漏れ日薬局」のピエールに意見を求めた。と思ったらピエールの店が異世界薬局に一番近くて一番損害を受けてるだろうと言う理由で。ここでとうとうピエールは率直な意見を述べ始める。一度異世界薬局に言ってみたら良い。あそこに行けば客がもう二度と来なくなるのが分かる。この私の様に!

まるでヴェーヌスベルクにタンホイザーが行ったと言うのをぶちまけた時の様に周囲は驚く。ベロンは激高。所詮は貴族のおあそび。以前貴族は神力に限りがあるからと平民の治療も薬の処方もしてくれなかった。それが貴族だ。そしてベロンの子供は助からなかった。
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あ、ベロンもただのやっかみだけじゃなかったのか。貴族が自分の子供を救ってくれなかった。だから平民も使える薬師ギルドを作った。それなのに異世界薬局が我々を潰しておいて薬局をやめてしまったらただ焼け野原が残るだけではないか。また平民は救われなくなる。

その点はみんなも賛成だった。だが、だからと言って今のままの薬で良いのか。ピエールは平民を救うには、もし異世界薬局が無くなってしまった時には、その時の為に我々こそが異世界薬局から学まねばならない。今の我々は先人の教えにただただ従って効くかどうか分からない薬を売っている。それで良いのか。

それを遮ってベロンが宣言する。ギルドの方針が気に食わないのなら出て行け。

こうして木漏れ日薬局は廃業した。ただ単に営業免許が奪われただけじゃなくて嫌がらせの襲撃まで受けていた。その様子を見て驚くファルマ。ピエールさんは薬師だったのですか。異世界薬局との関わりをギルドで話したら何もかも没収された挙げ句にこの状態。ああ、奥さんとマリーが。
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ギルドから追放されてもうこの国では営業出来ない。他国に移ってやり直すしかない。それを聞いたファルマは他のギルドに入れば続けられるのかと聞いて、自分のギルドへの参加をしてはどうかと申し出る。

そして薬局をやり直すピエール。あまりに立派だからてっきり異世界薬局に入ったのかと思ったら別に建てたみたい。それでもこの薬局に人が来てくれるだろうかと不安だったピエールを娘が励ます。開店の扉を開いてみたらそこには大勢の人が待っていた。異世界薬局と同じ薬があるそうよ。うーん、それで来る客ってのはどうなんだ。最初は仕方ないけど。

ピエールは客を向かい入れる。
「ようこそ、夜明け薬局へ」

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リコリス・リコイル・第9話

第3話でライセンス更新の為の身体検査の為に山梨県と思われる場所に行ったので、山岸先生の検診もそこかと思ったら都内みたいだ。たきなが駆け込むものの、もう終わっていた。突入して来たたきなに姫蒲は応戦して逃走。姫蒲を追うよりも千束の容態確認が優先。

山岸先生の診断の結果、あの人工心臓に高電圧をかけられてハードとのアクセス不能となってもう充電が出来なくなった。充電したばかりだったのであと二ヶ月は動く。たきなが焦る。何が二ヶ月なんですか。店長がはっきり言った。余命だ。千束の余命。

狼狽したたきな、あの看護師を始末して来ると行こうとしたが、行ってもし見つかって始末したとしてどうなる。

いいんだよ。元々そう長くなかったんだから。
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この諦観の境地にたきながおかしくなった。

千束だってやはり普通じゃいられない。DAの楠木の呼び出しに応じてミズキに車で送って貰う時、煽り運転の車めがけて発砲するのだから。どんな顔して撃ったのか全く描かれず。

楠木が渡してくれたものはカメラ。富士フィルムX100V。見た目がアナログカメラかと思ったけど、あとで写真の表示モードにしてるのでデジカメだった。

楠木は近く大規模な真島討伐作戦をするから参加しろと言う。でもそれは自分の役割じゃないと行こうとした千束。千束はたきなをDAに戻したら参加してやろうと言う。

どうやらこれが即座に容れられた模様。喫茶リコリコにフキとサクラがやって来て、フキがたきなに辞令を渡す。おそらく復帰辞令だろう。明日までに返事しろと。そして近々(三日後)真島討伐作戦があるとも。クルミがやったなたきなと言うが、でもたきなが嬉しそうじゃない。

たきな、あれ以来、そしてこの辞令以来、まともじゃなくて、仕事の依頼を受けてもうっかり逃してしまって、それを千束が追うので走らせてしまったと焦る。走らないで下さい!が悲痛な叫び。

クルミ、アラン機関と吉松について調べたものの、ネットには「あった」痕跡しかない。だから直接知ってる人間に慣れない茶を入れて話を聞こうとしてる。

話は10年前に遡る。DAで飛び抜けて銃撃戦に強い子が居た。千束だ。他の子は全く敵ではない。何人居ようと。この異様な才能にアラン機関の吉松が惚れ込んだ。ただ銃で彼女を殺せなくとも病が、先天性心疾患が彼女を殺してしまう。あの銃撃戦の後にもパッタリと倒れ、フキが慌てて駆け寄る。フキ、こんなに千束を気にしてたんだよ。
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しかし吉松はそうはさせないと言う。アラン機関の支援で出来た数世代は先を行く人工心臓がある。これを提供しよう。耐久性に問題はあってもっても千束が成人する迄だろう。ここでミカが言い切る。リコリスの現役は18迄だ。え?リコリスってその後の人生はどうなるの?

18迄生きていれば十分殺せる。殺しの才能だろうとそれを届けるのがアラン機関。

吉松はアラン機関の人間として殺しの才能だろうが、才能は世の中に出すのが目的。そしてあの時点ではミカもリコリコをそう見ていた。それがいつ変わったんだとクルミが問う。

吉松からは術後にミカが親になれと言う。DAに預けるのではなくミカに預ける。そして手術前に千束は吉松と出会ってしまう。千束は感づいた。あなたが心臓を提供してくれる人なんだね。お礼は君が使命を果たしてくれたらよいと言う吉松。この時点の記憶、と言うか吉松の顔を千束は覚えてなかったんだな。だがあの富士フィルムのカメラで撮っていた。それが漏れない様に楠木が没収していた。
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術後、千束は「救世主」から銃とフクロウのチャームをミカ経由で受け取る。救世主がくれた銃なら人助けの銃だと思った千里。ミカの頭と肩には雪が積もっていた。雪が。

吉松は千束を人殺しの才能で見出した。なのに「救世主さん」になってしまったせいで千束は人を殺さない。約束を果たさない千束を吉松は見限ったのだろうか。でもなぜあのタイミングで殺さず、心臓が停まる迄の猶予を与えたのか。まさか考えを改めたら別の心臓を提供しようとでも言うのか。

ちょっと考えると、あれから10年も経ったのだ。アラン機関が援助した優秀な才能が生み出した人工心臓はもう既にスペアが二個や三個あっても良いのではないか。そうでなくとも千束を生かしておくだけなら普通の人工心臓でも可能なのではないか。そんなの嫌だと言うかもしれないけど、たきなが真っ先にその可能性に飛びつきそうだ

たきなは吉松を見つけ出して何とかする方に期待した。真島を捕まえたら吉松の行方が分かるかもしれない。だからDAに復帰して真島討伐作戦に参加する。もうこの喫茶リコリコのたきなではなくなる。

翌日、たきなは私服でリコリコにやって来る。そして千束に「あそびのしおり」を差し出した。第5話で東京観光のしおり作ってたな。たきな、しおりキャラだ。たきなのあそびのしおりによると先ずは旧電波塔。周りがコート着てるのにたきなの服が薄着。でもこれは千束が選んでくれた服だから譲れない。じゃあ千束さんがたきなの冬バージョンを選ぶ。

と言っていたらコートも買わずに時間切れ。次々と時間に従って巡って行く。まるで初めてのデートみたい。予定だった水族館がお休みだったから釣り堀へ。最後の行き先は「秘密です」。

夜の夜景が見える公園。ここ、聖蹟桜ヶ丘近くの桜ヶ丘公園のゆうひの丘らしい。
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寒いの我慢してるたきなに千束がマフラーを進呈。で、何を待ってるのかと言うと雪だそうだ。21時から降る。いや、その時間どおりには降らんだろ、なかなか。

神様は気まぐれだからな。でも今日だけは気まぐれしてほしくなかった。
さてはDAに戻れるなと言う千束。
思い通りにならなくても、今日のたきなの計画は大成功だったよ、めっちゃ楽しかった。やるな!
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今日中にDAに連絡しないと、と階段を降りたたきな。
その時に雪が降って来た。
雪は千束が救世主から銃とフクロウを貰った時にも降ったもの。

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シャドーハウス 2nd Season・第8話

ルイーズとパトリックのおかげで随分情報が集まった。そこでまた同期会を開催する事になる。しかしジョンが来ない。イライラしてパトリックの部屋に煤を拭き上げるケイト。仕方ないのでジョン抜きで情報の整理を始めた。
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亡霊は厖大な煤で出来ていたから煤量の多いシャドーがやった可能性がある。この時点では未だジョンの情報が無いんだよね。煤量の多いのはバーバラ、ベンジャミン、ギルバート、ダグラス、ジョン、サラ、ケイト。さらにルイーズからの追加情報で煤量の多いシャドーは処分され難い。これにはパトリックがショック。そんなランク付けもあるのかと。

次に同期関係から動機が探れないだろうか。同期だけに。クスッ。しかしこれを見てケイトびっくり。バーバラとマリーローズが同期!そして一番の年長者。スザンナやリディアやジェレマイアより年上。スザンナは救護班、リディアとジェレマイアは研究班。ルイーズ曰くあの三対老けてるよね。

このバーバラとマリーローズが同期と言うのはクリストファーが登場した時に視聴者は見ていたが、ケイト達には初耳の情報。

パトリックが他に情報はと言われてヘンリーとウィリアムのオススメ女子情報があるとか口走るのでリックが止める。案の定ナニソレとケイトとルイーズから顰蹙を買うものの、これでもうヘンリーとウィリアムは候補から消える。

さらにパトリックは婚姻制度についての話もした。サラが処分されない相手を選ぶものだと言った話。サラは香水の匂いから候補の一人だった。ひょっとしたらサラの婚姻候補はダグラスではなかろうか。ダグラスは煤量が多い。煤量の多いシャドーから星つきのバーバラとベンジャミンを外し、救護班のギルバートはスザンナと同期で星つき側の可能性が高いと外す。あと煤量の多いジョンはケイトと婚約してるしねとルイーズが言うとケイトが間髪入れずに否定。こうして残ったのがサラとダグラス。
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でもローブ様がエミリコに会った時の反応はどう見てもこの二人ではない。

そこにジョンが遅れてやって来た。研究班の小屋の修理に加えて星つきの会議室の掃除まで加わったから。遅れて来たジョンは今までの推測でサラとダグラスだろうと聞かされた。しかしここでジョンの重大発表。煤をいくら集めても亡霊にはならない。な、なんだってー!

すると煤量の多いシャドーから絞ったリストは根本が間違っている事になる。推理のやり直し。むしろ煤量の少ないシャドーが怪しい。パトリックとか。ジョンは資料を見て考えなおしてやると言ってあの資料を見たらジョンもまたバーバラとマリーローズが同期なのか!と驚いた。同じことの繰り返しですがな。

ジョンは掃除で汚れたと言って顔を洗いに洗面所へ行った。するとそこにはパトリックがマーガレットから貰ったあのピオニー(芍薬)が花瓶にいけられていた。これを見てショーンが気づく。洗面所から出て来たジョンはいきなりパトリックを指差してやはりおまえが犯人だと言う。ショーンが短絡的だと止めるのに。ショーンがローブ様と出くわした時にかいだ匂いがこのピオニーの匂いだったのだ。香水ではなかった。それはつまり普段身に付けている香水の匂いを隠す為に。

ここでパトリックはうっかりマーガレットから貰ったと言ってしまった。エミリコに他の女の子から花を貰ったと言うのを隠したかったのに。だから洗面所に置いたのに。

こうして香水が似てるシャドーは候補から外れた。そして残ったのは...これを見てエミリコが気がついた。あの人の顔はキレイだったと。この時の「キレイ」は「美しい」の意味なのか、でもシャドーの顔は見えないよねと思ったのだが、もうひとつの意味だった。

犯人の推測はついた。だが決定打は無い。取り敢えず地図にローブ様が書き足した場所へ行ってみる事にした。そこは手入れがされていない花壇だったが、一箇所だけ植物が生えていない場所があった。そこを掘ってみると瓶が出て来て、中に入っていた紙片には、

「日をまたぐその瞬間 邪悪なものが割れた あの場所で会おう」

悩んだ末にケイトは行く事にする。日をまたぐとは深夜0時、邪悪なものが割れたとはあのコーヒーの瓶。だから深夜0時に喜びの会が行われる大広間へ行く。果たしてローブ様が出現。ここでジョンが質問があると言う。お、言ってやれ言ってやれ。今日に至るまで毎日毎日深夜にここに来て待っていたのかと。あ、これ私もそうなのかなと思ったが、ケイトが一蹴。花壇が掘り返されてるか見れば分かると。

ローブ様はケイトに対して君も特別なモーフだったのだろうと言う。モーフと聞いて動揺するケイト。隣に居たジョンが何の事なのかさっぱり分からない様子だった。そしてローブ様はケイトに人間に擬態する以前の記憶が残っているのだなと言うと、ケイトが煤を大発散。図星か。

ローブ様は続ける。モーフとは人間に擬態する前のシャドーの姿だと言う。やはり人間が先でそのペアとなるおかげ様はその人間に似ていくのだ。二人のベルがそうでないと説明がつかない。人間に擬態するとモーフ時代の記憶が消える。だがローブ様とケイトは違う。

記憶が残っているからこそ、人間を道具にするシャドーハウスを許せない。ここは人攫いの館だ。これを仲間に知られて怖いか。そう言われてケイトはより一層煤を吐き出す。しかしここでジョンが大見得を切った。ケイトの事を知らないくせにこれ以上ケイトをいじめたら殴るぞ!

ケイト、言い換えしてくれ、ジョンでは言い返せない。そんなジョンとエミリコとショーンに押されてケイトが立ち直る。モーフ時代を覚えているからと言ってあなたと同じ考えだと思うな。亡霊騒ぎでどれだけ重症者が出たのか。ローズマリーがそうだ。生き人形を道具にしてるのは誰か。香り、身長、声を隠したと言う事は身近な人物だ。

そしてエミリコの証言。煤病になった生き人形はみな顔が煤で黒くなる。あれはこびりつきが顔から生き人形に入ろうとするから。それを抵抗して顔が黒くなる。だがローズマリーはどうだったか。顔がキレイなままだったではないか。
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あれはあなたが命令してローズマリーに無理にこびりつきを飲ませたのだ。ローズマリーに命令出来る者、それはマリーローズだ!
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はたらく魔王さま!!・第7話

普通に繁盛してる店主の天祢で、ちーちゃんとベルと自撮りしたりしてたが、その正体はカミーオの配下を倒す程の者。
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エミリアの呼び出しを受けて魔王さまはアルシエルとルシフェルを連れて犬吠埼灯台へ。エミリアに促されてカミーオがここまでの事情を話した。あれ?エミリアはいつカミーオから事情を聞いたんだ。

カミーオの話によると魔界にさる人間がやって来た。その人間が聖剣さえ手に入れれば魔界と天界とエンテ・イスラを制覇出来ると言う。それを聞いた魔界の主戦派が扇動されてしまった。聖剣が二振りあってそれが人間界、即ちエミリアの所にある。それを語ったのはオルバ。

扇動された主戦派はマレブランケ族。カミーオはそのマレブランケ族のバーバリッティアより先に聖剣を確保しようとしてやって来た。聖剣がある方向を指し示すと言う物を使ったらこの銚子に到着した。主戦派の軍勢は今晩到着するだろう。

エミリアはオルバが仕組んだこの件、この人間界を巻き込む訳には行かないからマレブランケ族の侵攻を自分と一緒に防げと魔王さまに言う。しかし魔王さま、今は魔族の力を取り戻していない。一体どうやってと言う所でカミーオは持参した宝剣がそれを助けると言いかけた所で魔界とのゲートオープン。マレブランケ族が侵攻して来た。

エミリア、聖剣と共に出撃。魔王さまはこのままでは戦えないので宝剣が必要だったが、カミーオの手元に無かった。仕方ないからとアルシエルに取ってこさせ様としたらこのアルシエルが走り出した途端に転ぶ。何故転ぶ演出が必要なんだと思ったら、そこにあの天祢が宝剣を携えて来たのだ。

天祢は魔王さまに宝剣を投げ、これで責任とやらを取って来いと。
天祢の方はちーちゃんを守るベルの所に来て心配するなと言う。何だったらこの世界にあってはならぬ者は全て吹き飛ばしてやっても良いと。どんだけ力あるんだ。と言うか何者なんだ。

マレブランケ族の所に突っ込んだエミリア、善戦はするけどその程度なのかと思ったらマレブランケ族を殺さない程度に力を抜いていたのだ。だからなかなか大変。そのうちマレブランケ族を率いて来たチリアットと言うのが前に出て来た。魔王さまと四天王をも凌駕した相手とあっては覚悟して臨んでその新生魔王軍の為に聖剣を貰おうとエミリアと交戦。

チリアットを倒してもマレブランケ族が引かなければ自分がマレブランケ族を虐殺するのかと心配したエミリア。本当なら魔族は皆殺しだった筈なのに。

そう逡巡していた所へ魔王さま到来。お、元の姿を取り戻している。その背後にはアルシエルとルシフェルも。

アルシエル、マレブランケ族に向かって宣言する「この御方をどなたと心得る」。
おや、アルシエルさん、水戸黄門が好きでしたか。

これでチリアットをはじめマレブランケ族が気がつく。眼の前に居る御方は魔王サタン様だと。チリアット達はただ単に扇動されただけだから魔王さま登場とあればひれ伏すしかなかった。チリアットの申し開きではバーバリッティアはオルバの言葉に乗せられたフリをして聖剣を奪われる前に手に入れようとしたのだそうだ。魔界の為に。ただ、カミーオを無視したのは問題だった。

魔王さま、それらを不問にして魔界へ帰してやると言う。あのゲートを使って。そして戻ったら魔界で広めるが良い。魔王は無事で、しかも既に聖剣は我が手にある。
エミリアを抱きっ。
参考資料

魔王さまは宝剣をカミーオに渡してチリアットを託した。
そしてゲートをエミリアと共に閉じた。
とは言え、これで力を使い果たして魔王さま達は海に墜落。泳いで何とか海岸に戻った。

海の家に戻ってみたら、天祢からはもうみんなをここで働かす訳には行かないと言う。でもアパートの修復はもう終わってるから大丈夫。君達は刺激が強すぎるからと言うのが理由。何だと思ったら黒い亡霊みたいなのがウジャウジャと居る。お盆のこの時期に戻る魂を守るのがこの海の家の役割だった。しかし魔王さま達の影響が大きすぎてその魂が人間の姿を維持出来なくなってしまった。あのお客さん達、みんな死者の魂だったの?

どうりで孤立した様なボロボロのこの海の家にあんなにお客さんが来た訳だ。天祢はちゃんと大入りにしてくれた分をはずんで魔王さま達にバイト代を払ってくれた。すると海の家ごと消えてしまった。君ヶ浜に海水浴場も海の家も本当は無いと言うのがここに繋がるのか。

魔王さま達の所に天祢が銚子観光のパンフも置いてくれたので魔王さま達は地球の丸く見える丘展望館へ。そこから見渡して魔王さまは広いなと言うけど、何を以てそう思ったのか。天祢みたいなのが居る世界が広いなと思ったのか。

それを問い詰めるアルシエルに敵だった相手とかを引き込んでこんな事が出来る。それにしても妙に銚子にこだわってる。これを全部ひっくるめて支配してやろうと。自分が本来の力を取り戻したらエミリアお前を含めて全部支配してやると宣言。

いや、それってプロポーズみたいなもんですか?
エミリアが驚くし、何よりちーちゃんがそれは文字面だけの意味ですよねと迫って来るし。
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異世界おじさん・第6話

グランバハマルに転移した直後のおじさんはその顔からオークと間違えられて冒険者達になぶりものにされた挙げ句、神様に言葉が通じる様にと祈ったらグランバハマルの人族の言葉が話せて、今度は人族の言葉を話せるオークとして見世物小屋に売られてしまった。但し銅貨3枚。

見世物小屋の主人曰く、こんな瀕死のオークこの程度だと。冒険者がやった事だから仕方ない。ついでにタワシがあったのでこれを売ってみたら(何故見世物小屋でタワシを売る)銅貨120枚になった。きっとタワシはおじさんの価値がどれだけ低いかの比較の品だろうと思い、銅貨4枚とか6枚かなと思ったらもっと遥かにタワシの方が高かった。

あまりの事におじさんはショックで記憶の精霊にこの記憶を消して貰い、メモを見たたかふみも消されたがこの映像を見て思い出してしまった。思い出す時に記憶の精霊から警告の鼻血を出されてしまったが。

おじさんは地下牢に入れられて見世物小屋の主人から忘れられてしまっていた。たまたま三日目に降った雨の雨漏りで生きながらえていた。そして一週間後。正気を保つ為に月の光に話しかけていた時にそれは起きた。

光の精霊と話が出来た。そして月の光はライトセイバーになった。これがおじさんが初めて使った魔法。前回神に言葉が通じる様にと祈った時に、さてはこれで精霊とも話せる様になったから魔法が使えたかと思ったが、その通り。藤宮とたかふみはここで気がついた。でもおじさんは今気がついた。思わぬ事でチート能力を身に着けていた。
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おじさんはライトセイバーで檻をやぶり、ついでに捕らえられていた小型の魔物も開放してやった。そうして外に出てきたらウサギ型の魔物がやって来る。ぴょんと肩に乗って、これって普通の異世界物だとお付きの小動物になるのだろうが、この時点でおじさんの世界だと逆だろうと思ったら案の定。正確に頸動脈を狙って来る魔物。

助けた魔物に一斉に襲いかかられて、これってヤバいのでは。店主も外に出て来て「東大陸選りすぐりの魔獣が!」と襲われつつ叫ぶ。すんでのところで立ち上がって魔物をライトセイバーで一掃。やられかけた店主も助けたものの、血みどろのおじさんに店主は悲鳴。そして負傷転送したけど、これはいきなり新しい魔法使えたね。

おじさんは倒した魔物を焼いて食べて一週間の空腹を満たす。
これで最初はかなり良いスタート。うん、まあ悪くないのでは。

気づいてみたら18:30。藤宮はもう門限近くで帰ろうとした。と言う事で一旦記憶再生は終わりにしようとしたが、この後はろくでもない事ばかりの内容が、あのツンデレエルフを竜から助けたところと言われて藤宮が俄然見たくなる。

と言う事で藤宮は唐揚げをキャンセルして続きを見る事に。おじさんは竜に襲われていたエルフを助ける為に竜に攻撃。一撃で竜は倒れた。これ、唐揚げキャンセルした甲斐が無いのでは。

ただ、一撃で倒せた理由は、既にエルフが竜に対して一点攻撃をかけていて弱くなった部分があってそこをおじさんが突いたから。エルフ、もう少し頑張っていれば竜に勝てたかもしれない。

エルフ、最初は今度はオークがと思ったけど、おじさんがパーカーを与えたので様子が変わる。それにしてもどうしてエルフはチャックの閉め方が分かったんだ。あれは高度な知識が無いと無理だぞ。

竜から助けられてパーカーまでくれたのでエルフは剣士様ありがとうございますと口では言ったのに、許されざる醜さだと言ってナイフを向けて来る。感情がバグってしまったエルフ。しかしおじさんに声をかけられて正気に戻る。そしてナイフを身体にしまうのだが、その様子はどう見てもナイフを自分に突き立てたかの様。

おじさんが刺さってしまった!と驚くのも無理はない。そして大丈夫かとパーカーをめくり上げた所から確執が始まる。そりゃ素肌見られたから。こうしてエルフはこの淫乱オークめと罵声を浴びせて逃げてはつきまとう生活が始まる。

あのエルフ、凍結封印された時も助けてくれなかったと言うので、藤宮が思い出す。あそこからどうなったのか。あの後、おじさんは身体が動かない状態でベッドの上で目が覚めた。覚めた...なんてこったい。
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ツンデレエルフさん、流石にこの状態を見られて狼狽して、北方では獣の内蔵で暖を取る風習があるからそれと同じ事をやっていたと言う。たかふみと藤宮はこんな言い訳通るかと思ったがおじさん納得。未だ寝ると言うおじさんにツンデレエルフは自分もと言うとおじさんが勝手しろと言うのでやたーと思ったツンデレエルフさん。
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ところがメイベルがおじさんに抱きついて行く。かあさん、かあさん、嫌と言いながら。これは何か事情がと思ったのに、メイベルは凍神剣さえあれば働かなくても生きていけると言ったのに違ったじゃん、働くのは嫌と。

働きたくないなら指輪を売ればいいじゃないかと言うおじさんにツンデレエルフも同意。そうなのだツンデレエルフはメイベルが指輪をしてるのが黙っていられないのだ。でもメイベルはこの指輪は手放したくない。どうしても餓死しそうになってからと売ろうとしない。

朝食をとりながら自己紹介。ツンデレエルフさん、エルフで良いと。そしておじさんはウルフガン・ブラッドだと名乗る。ウルフガン・ブラッド・デイズがかな漢字変換で出て来たから何か元ネタあるな。

朝食後、ツンデレエルフはイコザの街に行くと言う。実は焦ったツンデレエルフさんが指輪を買い戻しに行くのだ。メイベルが指輪貰っちゃったから。おじさんは近くのダンジョンに伝説の勇者が行ったと聞いたので見物に行く。メイベルも一緒に行きたいと言うものの、夜型で昼過ぎに起きるから夕方迄待ってと言い出す。流石にそれは無理で、三人はここで解散した。

そんな話をしていたらもう大分暗くなって来ていた。藤宮を送りがてらラーメンを奢ると言うおじさん。でも財布を見てちょっと間があったのでこれはと思ったら、やはり三人分は不足していた。

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オーバーロードⅣ・第8話

冒頭、ザナック王子とラナー王女は何となく覚えていたが、聖王国のくだりはすっかり忘れていたのでwikipediaを見てみたら、ああそうかヤルダバオト(デミウルゴス)に襲われた国か。リ・エスティーゼ王国はローブル聖王国からの援助を断った。ヤルダバオトはモモンの名声を上げてやられた事になったが、聖王国は荒廃。そこで今は魔導国が聖王国に食糧援助をしている。

その食糧援助にあたって輸送の為に王国を通過する為の条件を魔導国は全て丸呑みしてしまったのでザナックとしては魔導国が食糧輸送するのを認めざるを得なかった。しかもその食料を王国で販売する事も飲んだ。この都合の良すぎる話は魔導国が何かを企んでいるのだろうと言うのがザナックの見立て。帝国ですら魔導国への従属を選んだのだから。

しかし王国も帝国の様に魔導国へ従属して安堵して貰うと言う手段は、王国内の貴族を抑えられないリ・エスティーゼでは出来ない相談だった。

ラナーが持ち出した彼女の望みは、部屋の外で立っていた金髪の若い騎士の事。確かラナーに誠意を尽くしていた騎士がいたよね。またwikipedia見たら、なるほど確かにラナーの為にセバス・チャンに鍛えて貰ったと言う話もあった。
参考資料

場面変わって酒場で飲んだくれている松岡さん声の男。ああ、第2話で転がり込んで来た爵位継承に浮かれて王国を訪問したアルベドを招いて宴席を用意してアルベドに色目を使った男爵だ。あの時よくもまあアルベドに殺されなかったものだと思った。

そのモチャラス男爵が色々うまく行かないとやけ酒していた所にデルヴィ男爵とロキルレン男爵が声をかけて来た。領民どもが自分の指示を全く聞かない。どいつもこいつもバカばっかりだと。

デルヴィはモチャラスがアルベドと手紙のやり取りをしていると聞いて、では魔導国の話はご存知かと聞いて来た。今や魔導国は王国に匹敵する食物生産をしている。労働力はアンデッド。聖王国支援の食料が王国を通過しているが、一部は王国の倉庫に保管され、それが廉価で販売される可能性があると言うのだ。それを聞いてモチャラスがいきり立つ。それでは我が領土の食料が高く売れないではないか。

モチャラスは無い頭で魔導国の食料をどうにかしてしまい、魔導国に正義の鉄槌を下す方法があると言い出した。なんだそれ。あとでそれが分かるが、いや、どこからどう見ても最悪の手だった。

それがアルベドの所に報告書として上がって来た。「聖王国への支援部隊に関して起きた問題」ってまるまる日本語かよ。

中を読んでアルベドが驚愕。アルベドはアインズ様も含めてナザリックに階層守護者全員を集める。何だそんな大事件だったのか。

魔導国が聖王国へ送る途中の食料が王国にて奪われた。やらかしたのは王国貴族。え?モチャラスの良い考えってまさかこれ?アルベドは続ける言葉に詰まっていた。アインズ様はこれって社長がやらかしたミスを指摘しようとしている社員かなと思い、ためらわずに言うが良いとアルベドを促す。

アルベドによるとやはりモチャラスがしでかした事件らしい。まさか王国が背後に居るのかとも思われたが、そのモチャラスを管理していたヒルマが呼び出され、一部始終を報告する事になった。あまりの失態にどうにかされるのではと震え上がるヒルマ。

アインズ様はヒルマを調べて嘘は言っていないのを確認。そこでアインズ様はヒルマを無罪としたが、アルベドがそれでは示しがつかないと言う。部下の失態は上の者の責任。そう言い出したアルベドをアインズ様は止める。それを言い出すと最終的に私の責任となると。それには恐れ入ったアルベドが引き下がる。

そう言ってアインズ様はヒルマには再発防止策を考える事で放免とした。王国に戻ったヒルマはアインズ様の慈悲深さに感動して以降は誠心誠意尽くして行く事を誓う。

さて、では王国に対する仕置はどうするか。当初立てた王国に対するアメとムチ作戦は、そもそも王国のある人物からの提案だった(ラナー?)。この作戦は不満を抱いたバカが王国に反旗を翻すのを予定していた。だが王国ではなくて魔導国に反抗してしまった。

デミウルゴスはひょっとすると王国の智者が暴発を魔導国に向けさせたのではと思った。するとそれに踊らされるのはよろしくない。一方アインズ様はただのバカが暴発したのではと言う。アルベドから見たらいくらバカでも魔導国にわざわざ歯向かうかとの意見。こっちもモチャラスの良い案がまさかただ単に魔導国の物資を襲う案とは想像もしなかった。これに対してアウラがアインズ様が言うのだからそうなのではないかと。それに他の階層守護者も同意する。

バカがしでかしたとして、ではどう対処すべきか。アウラは歯向かった者は殺そうと提案。アインズ様思わず「え?」となる。しかもシャルティアに至ってはそのバカの上の者も同罪で王国を皆殺しにしてしまえと。

アルベドもデミウルゴスもそうは思ったが、以前アインズ様が言った言葉を重んじる。力で征服するのは容易いが廃墟を占領しては魔導国の名が廃る。デミウルゴスはこれでは今回の計画は失敗として修正せねばと言うが、アインズ様は本当に失敗なのかと問う。

ここでいつものデミウルゴスさんの勝手な先読み発動。なるほど、帝国を支配下に置いたのは国家レベルでのアメとムチを考えていたのですねと。逆らった王国にはムチを、従った帝国にはアメを。また先読みされちゃったアインズ様。
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王国では魔導国から来た問責の書状に関して宮廷会議が行われた。問責の書状には魔導国は勿論、賛同した帝国と竜王国とドワーフ国と聖王国と顔なしの印が押されていた。

襲撃の主犯がモチャラス男爵だと言うのは判明している。ザナックはたとえモチャラスが唆されたとしても実行犯であるのは違いないので、モチャラスの首を魔導国に差し出して赦免して貰おうと提案した。だが、これに父王ランポッサⅢ世が怒る。罪なき貴族を差し出すのかと。いや、罪あるじゃん。

王子と国王の対立に内務尚書がいっそ帝国と同じ様に魔導国に服属してはと提案したが、やはり他の貴族からは大反対が起き、ランポッサⅢ世もそれではこれまで尽くしてくれた者に顔向け出来ぬと反対した。あーあ、チャンスだったのに。

そこに魔導国からの先触れあり。魔導国宰相のアルベドが到着すると。ランポッサⅢ世はすぐに会う準備をさせた。アルベドが王に対面したところでランポッサⅢ世はザナックに妙案がると言ったのを実行した。自分の首を差し出すのでそれで赦して欲しいと。
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ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season・第8話

ペーパーシャッフルの前の小テストが終わってペアが決まった。綾小路君、ものの見事にお相手が佐藤に決まった。そして本番に向けての勉強会。今回もクラス対抗の勝ち負けあるから。授業終了後に第一部の勉強会、部活終了後に第二部の勉強会を実施する。これを聞いて櫛田がなるべく両方に参加するねと。この言葉、何も知らずに聞くといい人だなあとなるが、裏を知ってると油断ならんなと聞こえる。

成績上位の平田が二部を担当し堀北が一部を担当して教え役をする。櫛田がメールか何かを見て教室を出た様子を綾小路が注視していたが、そっちの方向に佐藤が居た。綾小路がこっち見たと言う感じで手をふる。かわいげある子。
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堀北と平田が話している所に三宅と長谷部がやって来た。その近くに綾小路も居るので自ずと話を聞く事になる。何の相談かと言うと、三宅と長谷部は得意不得意がまるかぶりなのだ。どれかひとつで合格ラインを下回ると退学になるので、不得意科目がかぶると補い様がない。それは困ったね。

誰か個別に教えられそうな人がいれば良いのだけどと、堀北は綾小路の方を向いた。綾小路、乗り気じゃないだろうなと思ったら自薦が出た。幸村だ。幸村は体育祭で考え方が変わったのだ。以前は勉強さえ出来れば良くてそれが出来ない者は脱落しても構わないみたいな考えだったが、体育祭ではそれが自分にふりかかった。この学校では全人的に自分を磨かねばならない。いや学校でと言うより、人として。だからこの二人が困っているのであれば自分が教える側になりたい。あの体育祭、Dクラス内でかなり良いインパクトがあったね。

堀北は綾小路に幸村の勉強会に入れと言う。勉強会が順調に進むかを見て欲しい。しかしその会話を影から見てる女子ありけり。だれだっけ、このメガネっ子。
参考資料
検索してみたら佐倉愛里。ストーカー被害を綾小路と一之瀬に助けられたとwikipediaに書いてあった。うーん、もう忘れちゃったよ。

それはともかく、堀北に言われて綾小路は幸村主催の勉強会に参加。三宅は幸村の活躍を目の前で見ていたが長谷部はトイレに行っていて見て無くて噂しか知らず、全然実感が無いらしい。だからクラス内でもロクに喋らない目立たない男子としか認識していない。この認識があとで何かに影響するかな。

この時、ケーキの売店でCクラスの男子がケーキが無いと揉めていた。これも後で何かに影響するんだろうな。

試しにテストをやってみたら三宅と長谷部はほとんど同じ場所で間違える。苦手科目とか同じと言うのは分かるが、その中で苦手項目まで同じと言うのは異常。そしてこの時長谷部が重要な情報を言う。Dクラスの問題はCクラスが作るのだそうだ。まあ前回標的クラスとしてCクラスを考えたから当然の結果みたいだが、BクラスはDクラスを標的にしなかったのだろうか。より下のクラスの方が勝つ確率が高っただろうに。

あのCクラスなのでひねくれた問題が来るのではと長谷部は警戒したが、綾小路に言わせると学校側の監修が入るのであまりに酷いのは来ないだろうと。そしてそのボーダーラインを知るにはDクラスで際どい問題を作って学校側から弾かれるかどうかを見極めたいと綾小路は問題作成担当の堀北に要望する。

歩きながら堀北は綾小路にこっちの勉強会にも参加して欲しいと言う。人数が多すぎて目が行き届かないのだそうだ。そんな時に綾小路にメール着信。Fromは龍園。内容はお前は誰だ。龍園が裏切り者探しをして、黒幕のメアドだけは確保した模様。

堀北に言われた一部勉強会に綾小路は参加。それを聞いたのか佐藤も参加。あ、この子ほんとにいじらしい。このまま裏の無い子で居てほしい。

堀北、真正面から櫛田と話をした。櫛田、はっきりと堀北に居なくなって欲しいと言う。そこで堀北は賭けを提案した。今度の期末テストのどれか一教科でどちらが高い点数を取るか。堀北が勝ったらもうこう言う事はやめて欲しい。櫛田が勝ったら自分が退学すると言う。でも口約束では信じられないと言う櫛田に堀北は確実な立会人を用意した。それは堀北学。これを見て櫛田は数学を選んで勝負を受け入れた。

この会話を綾小路が聞いてるんだろうと櫛田は綾小路を呼び出した。そして櫛田は綾小路も巻き込む。自分が勝ったら綾小路も退学しろと。これに綾小路は乗った。ただ条件がある。櫛田の中学時代の事件の詳細を教えろ。

これに櫛田は反論出来ない。だって掘北を退学させる理由は掘北が詳細を知ってると言う前提があるから。言えないと言ってしまうと掘北は知らないと言う事になってしまう。

そこで櫛田は話し始めた。自分は子供の時から他人に認められるが楽しかった。ただ、何をやっても上には上が居た。そのうち個別の事で褒められないのなら、クラスの中で色々やって必要とされる人間になろうとした。それは当初はうまく行った。しかしこれはやっていて辛いのだ。誰もがやりたがらない事は、自分だって本当はやりたくない事。それをやっているうちにそれがストレスとなる。そのストレスのはけ口をブログに求めた(ブログってあたりがこの作品が書かれた時代を感じる。今ならSNSだよね)。ただ、どんなに匿名で書こうと、事象を全部集めたらどこの誰なのかは分かってしまった。それがバレた途端に櫛田はクラスの中で吊し上げをくらう。

一体どうしたらと言う場面で櫛田はこれまで色々相談に乗ってあげた経歴からクラス内の個人個人の裏を包み隠さず暴露してしまう。裏面が暴露されたクラスメイト達は勝手にお互い同士で争い、もう櫛田の事などどうでも良くなった。そして学級崩壊が起きた。
参考資料

櫛田、承認欲求のモンスターだったのだ。
そして櫛田が勝ったら掘北と綾小路は自主退学する。って、Cクラスが問題作成すると言う環境下で櫛田と得点勝負するのはヤバいのでは。だって事前にその教科だけ龍園から入手できるだろう。

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異世界薬局・第7話

ファルマは以前エレンから神殿の異端審問官は恐ろしい存在だと教えられていた。しかも神殿の権威は皇帝の位をも左右する程のものだった。だから皇帝に泣きついてもダメかもしれない。そんな異端審問官に目をつけられたら。

目をつけられてしまいました。ファルマは広い草原に誘い込まれてその周りを騎馬の異端審問官が囲む。お前が影のない少年だな。手を上げて10歩後ろに下がれ。

争いたくなかったファルマは言われたとおりに10歩後ろに下がった。するといきなり捕縛の魔法陣発動。ところがこれがあっさり壊れてしまった。対悪霊神術陣が!ファルマから言わせれば自分は悪霊じゃないからと言う。

しかし異端審問官は聞く耳を持たない。ファルマの周りを騎馬で巡って先ず炎の神術で攻撃。これを炎症防御で防ぐ。酸素を消去して消火。やつめ、炎の負属性だったのか。ならば氷で攻撃だ。いや、ファルマ属性一つじゃないんで。だからこれも消滅。

バカな!複数の属性を!一体何なんだ!
もはや生死は問わぬ、滅殺せよ!
これ、聞く耳を持たないヤバい相手だな。防ぐだけだとどうにもならないぞ。

全神力で一斉攻撃。やったか(きれいなフラグ)。どの属性も全部防いでしまった。ここまでされるとどうしようもない。防ぐだけだと埒が明かない。大きな神力だまりをぶつけたら異端審問官達はふっ飛ばされた。リーダーらしき相手サロモンはそれで落馬。

ファルマは力を見せて、もうやめにしようと。この力は人を癒やす為に使いたいのだ。そう言いながら身体が光る。そして腕にはあの薬神の聖紋が浮かび上がる。

これでやっと異端審問官は理解した。異端などではない。御神体に影は出来ない。御身が光っているのだから。自分達は薬神様に攻撃をかけていたのだ。そう言われてファルマびっくり。
参考資料

異端審問官は皆片膝をついて頭を垂れる。そしてサロモンが言うには薬神様に歯向かった神罰が下って自分はもう死ぬだろうと言うのだ。何かと思ってファルマが診眼をしてみたらサロモンの左脚が開放骨折していた。

サロモンはこの傷で死ぬ前に自裁する事を許して欲しい、今回の事は自分の命で贖って欲しいと言って短剣を取り出す。当然ファルマはそんな事を望んでいない。駆け寄ってその短剣を消して自裁を思いとどまらせた。

診眼によると白く見えるので処置さえすれば治る。だが下肢切断では赤くなって駄目だ。切断だと感染症から敗血症に至るとの結果らしい。まだ抗生物質を作ってなかったの?いやこの後の状況を見るとありそうだけど。整復で治りそう。

ただ、整復って、つまり手術でしょ。ファルマは薬学の徒なんだよ。そう思ってもこの世界でちゃんとした外科手術ができるとは思えない。このまま放置は出来ない。だったら自分がやるしかないじゃないか。うーん、その為の薬は良いとして道具も全部作り出すの?作ったみたいだけど。

ファルマは処置台を生成してテントまで作ってサロモンをそこに寝かせた。サロモンには術式を説明するけど、サロモンには分からんだろう。先ずは抗生物質を飲んでおく。そして背中から麻酔薬を注入。傷の内部を清浄化して傷を修復して包帯を巻いて固定。

と言う事で脊髄注射で麻酔薬を注入。
脊髄注射って痛いの。本当に痛いの。病気に縁のない人達もCOVID-19の筋肉注射でちょっとは注射の痛み(あれなんぞ無痛)を知ったかもしれないが、全く比較にならない。幼い頃から病気がちで腕にする注射の痛みには慣れていた子供の頃の私だったが、脊髄注射を初めてやられた時は流石に泣いた。注射ごときでは泣かない子だったのにあれは泣いた。でも二回目からは慣れたけど。

だからサロモンはよくもまあ「ぐっ」とかで済ませられた。最初から大変な痛みがあるって説明してないのに。

麻酔を脊髄注射したら効いて来て、そして処置開始。なんとか無事に済んだらしい。実験動物の手術した経験から出来た模様。

外で待っていた異端審問官達にはサロモンの処置は多分うまく行ったと告げると、異端審問官は罰を受けるどころかこの様な御慈悲をと言うので、ファルマはそう言うのはいいから、今回の事は絶対に他言無用にして欲しいと頼む。

数ヶ月後、新任の神官長が異世界薬局に赴任の挨拶にやって来た。なんでやと思ったらあのサロモンが帝都教区の神官長に就任したのだ。エレンびっくりだよ。

サロモン曰く、貴方様(ファルマ)のお側でお仕えしたく、「数々の手続きを経て」就任したと言うのだ。何だ、何やったんだ。そして大神殿に報告書を出しておいた。影がない少年など存在しなかったと。今後根も葉もない報告があがって来ようと、神官長たる自分が「適切に処理」すると言うのだ。
怖いよその顔。
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ご挨拶がてらサロモンは神殿の宝物を持って来た。仰々しく箱に入っていたのは薬神杖。ファルマが手にしてみたら光を放つ。わー綺麗とエレンが手にしようとしたが、薬神杖はエレンの手をすり抜ける。人間が手にしようとしても触れられないと言うのだ。

ファルマはふと思った。この杖って浮く?サロモンは人間には出来ない神力を注ぎ続ければ可能と言う。と言う事でやってみたら魔法使いの箒みたいに浮きました。

サロモンはファルマに神力を抑える護符もくれた。これで神力が抑えられるので、ファルマの影も復活。ファルマにはこっちの方がありがたい。これで日中も普通に外出できる。

と言う事でファルマはロッテとブランシュと一緒に街に出た。でも何故かファルマはあくびをして寝不足の様子。何故こんな描写がと思ったらその次の場面の伏線だった。ある薬局の前で揉め事。異世界薬局と同じ薬が欲しいが売っていない。異世界薬局はいつも混んでるから市中の薬局に来たと言うのだ。

そこの薬局が言うには、あそこは貴族のボンボンがやってるから利益無視でやって行ける。店長ピエールが言うにはそれにあそこで扱う薬は薬師ギルドで許可していないから扱えない。帝都で加入できるギルドは薬師ギルドだけ。ギルドの方針には逆らえない。

と言う事でこれが繋がって行く。ファルマがお疲れなのはとても忙しいから。そこで今の薬師ギルドとは別のギルドを作りたい。そこに参加した薬局が増えたら利用客も分散して異世界薬局の忙しさも緩和できるだろう。取り敢えずは異世界薬局とメディークが参加して結成できる。あとはおいおい参加する薬局が出るだろうか。

そんな話をしていたら、早速その気配。
昼間に異世界薬局の噂をしていた薬局の店長のピエールが娘の名前を盛んに呼んでいた。娘のマリーが病気らしい。だがピエールの薬が効かない。一体どうすれば。
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ああ、このピエールが新しいギルド参加第一号になりそう。
ところで次回のサブタイを見るとインフルエンザみたいなので、薬で症状を抑えるとか調合出来るなら抗ウイルス薬で済むのだが、子供の高熱を放置すると危ないからね。

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リコリス・リコイル・第8話

吉松曰く「(千束を)あんな所でいつまでもママゴトをさせていてはいかんな」
千束「へい、お待ち!」
参考資料
何だコレ。この千束スペシャルとは。

たきなの顔が浮かない。こんな事をやっていては赤字。勿論銃弾とかを買うお金も含めると大赤字。ミズキによるとDAから支援金が出てるのだそうだ。この事態に危機感を抱いたたきなが以降リコリコの経理をすると宣言。て言うか店長何やってたの。ミズキは仕方ないとして。

先ずは千束がターゲットを倒す時も原状復帰費用がなるべくかからない様にと制限。ある時はたきなが千束を拘束して同じ様にターゲットも拘束。経費節減は千束の活動にとどまらない。厨房のミズキも冷蔵庫はちゃんと閉めろと。クルミが皿を割りそうになったら千束がそれを全部キャッチ。

どこからの依頼か分からないが、爆弾処理してやったのに金を払わないでしらばっくれようとした相手をこらしめて報酬確保。

かなり順調そうに見える。そしてたきなが新しいパフェを考えて来ました。
って、おい!
参考資料

これ駄目だろと思ったのに、世の中はネタを求める人間が多い。リコリコには長蛇の列。忙しくてクルミも手伝うのだが、かわいいかわいいと褒められてクルミもニヤニヤ。

忙しさにかこつけて千束がまた山岸先生の検診に行ってない。おや?「新人」として吉松の手下が入り込んでるぞ。

次に千束とたきなが行ったのは何だろう。日本語教室だろうか。たきなが折角正しく発音しても千束が遊ぶので言葉に反応するのを利用して逆立ちさせてしまった。
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ハロウィンの季節とあってそちらのお手伝いも。千束が外回りさせられるのだが、一体何やってるんだ。組事務所みたいな所に行ったり、病院に行ったり、狸捕獲しようとしたり。とは言えどっさりお金が貰えました。戻った千束がたきなのハロウィンのプレゼントを欲しがるが、たきなくれない。一方で子どもたちがあのお金の袋を欲しがってしまった。良いの?あげちゃって?

かくて相当黒字化したみたいで、みんなが欲しがる物まで買えてしまった。店長アナログレコードプレーヤー買ったみたいだし、ミズキは自動食器洗浄機買って貰ったし(これは店に有用)おまけにロボットまで。収支の黒字もうなぎのぼりよ!あのグラフの見方がよく分からんが。

翌日、千束は嫌がっていた山岸先生の検診にいかされるハメになる。そしてたきなは見てしまった。SNSで広がるリコリコのたきなパフェの評判を。
参考資料
と言うか、たきな、自分でスマホで評判とか気にしてなかったのか?

リコリコに山岸先生から電話がかかって来た。千束が来ていないと。
千束さん、その頃あの真島に部屋に入り込まれていた。ロボ太がついてるのでいつかはバレる可能性があったかもしれないが、こんな状態になるまで入り込まれたのは相当な失態では。

真島は千束と話がしたかった。まずは昔の電波塔事件のところから。真島の居た一味はリコリスに追い詰められていた。この回想場面で思ったが、真島の特技は音か。どこに何人いるのか音で聞き分けてる。それを使ってリコリスを排除したかと思ったら、未だ一人居た。それが千束。

全開子供千束を見た時に、この当時は不殺弾は使っていなかったのではないかと思ったが、どうやら既に使っている。そのおかげで真島は死なずに済んだ。

とは言っても当時そこに真島が居たなんて千束には分かっていない。その他大勢の一人。しかし真島はあのフクロウのチャームを千束に見せる。俺も持ってるのだと。千束は意外な物を見た気持ちだった。アランチルドレンは何か凄い才能があって、それを世の中に役立てる使命がある筈なのに、何故真島の様なテロリストにアラン機関が援助したのか。

真島曰く、おまえは勘違いしている。アラン機関は別に世の中に役立つからと援助してる訳ではない。才能本体に援助してるのだと。そう言う意味だと吉松から見たら今の千束は援助した成果を出していないと見てるのだろう。千束を援助したのは類稀な殺しの才能を見てとった様だから。

それだけ言って真島は帰る。千束の相棒が来たみたいだからと。やはり耳に能力があるのだろう。ドアを開け際にたきなを放り投げて真島は消え去ってしまった。

もうあのセーフハウスは使えない。それからたきなは何があっても自分からの電話では三コール以内に出ろ、もし出なかったら次にワン切りをする。それはこれからそちらに駆けつけると言う合図。千束に何かあったらすぐに行くと表明したたきな。

銃を手入れする(店先で!)千束。それはDA支給の物ではなくて、吉松からフクロウと共に貰ったものだそうだ。それを大切にしている。そしてあれ以来吉松が店に来ないのを寂しそうにしていた。そんな寂しそうな千束にたきなからあの保育園でのプレゼントをあげる。千束の大切な場所な店を守る為にたきなは頑張ったのだ。

定期検診に行った千束。まんまと麻酔薬を駐車されてしまった。遅いと思った千束に電話するたきな。しかし出ない。あの時宣言したとおり、三コールで出ない千束にたきなは異変を感じる。
参考資料

これどうするんだろう。だってDAの本部って電車で行く程遠いでしょ。結果的にたきなは間に合わない筈だが、じゃあその結果として千束はどうなるのか。あの弾を避けられる能力を失うのか。それに気づくのはじゃんけんしてかな。

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シャドーハウス 2nd Season・第7話

亡霊騒ぎとローブ様の件の調査協力をルイーズとパトリックに頼んだものの、最初は断られてしまったケイトだが、しかしそれで気が付いた。自分はただただ頼むだけではないか。エミリコはあんなに楽しそうにみんなを巻き込んでいる。それが分かって今は楽しむだけにしたケイトに、今度はパトリックとルイーズが手伝おうと言ってくれた。

と言う事で、今回はルイーズとパトリックが鍵になりそうな情報集めをするお話。
と共に自分の顔の扱いに気づきもある回。

まずはルイーズ。
基本は自分中心のルイーズは、一方でそれによって臆面もなく話が出来る長所でもあった。調査の為にルウは二倍速で片付けをやれと言って終わったら直ちに出発。

さっそく目についたシャドーにどう言う煤能力なのかと直撃で聞く。そんないきなり聞かれても普通はなんだおまえとなるが、ここでルイーズがてらいもなく可愛いポーズでお願いするものだからうっかり答えてしまう相手。こうして次々と篭絡してあっという間に情報を集めてしまった。
参考資料

ケイトのお願い簡単だったーと言うルイーズだが、それに対してルウがため息をついた。この場面ではヤレヤレと言う意味なのかと思ったけど違ったんだね。

この調子ならすぐにお呼ばれして大人になれるのではないか、大人になったら良い服と良い食事がとれるとウキウキするルイーズ。ひょっとしたら知らぬ間にお呼ばれしてるのではないかと思ってしまった。

その辺の事情は年長のマリーローズなら知ってるかもと思い、思い立ったら我慢出来ずに早速聞きに行こうとする。でもその時にふらつくルウ。ルウのため息は体調の問題のため息だったんだ。でもこの時のルイーズはルウの顔に傷がついてないのかの心配しかしなかった。

ただ、聞きに行ってもお呼ばれに関しては何も情報が得られなかった。大人になったらもう戻らないと言う程度。そして星つきにでも聞いてみたらどうかと。

そう言われてこれまた臆する事なく星つきに会いに行こうとするルイーズ。この時にまずはマリーローズから「顔は大切にしろ」と言われる。

星つきの居る棟に行ってみたらベンジャミンがトレーニングしていた。うわー、ムワッとしてそう。そして何も気にせずその機械ナニーって聞いてみるルイーズ。さらには自分がお呼ばれしてないのかと聞いてみた。当然それは分からない。ふと気がついたルイーズ、星つきはお呼ばれされないのか。

星つきとお呼ばれは必ずしも一致する物ではない。だったら面倒くさそうな星つきにならずにお呼ばれされたいと思うルイーズ。

ただ、その部屋には鏡があってルイーズはいつも可愛い顔の練習してるんだよと言うと、ベンジャミンから忠告があった。ルイーズの顔は顔色が良くない。ルイーズはそれをお化粧が足りないせいかと思ったが、ベンジャミンはそれだけではない、ちゃんと顔も健康状態を心配してやらなければならない。健康の為には鍛えるのも大事。と言う事でルウも腕立て伏せして見る事になった。ところがルイーズはやらない。

やってみろと言われてルイーズはやってみたが、すぐに疲れた。ベンジャミンからは同じ様に生き人形も疲れる。道具の扱い方を誤るな。これでルイーズはルウも疲れると言う事に気がついた。

 

Bパートはパトリック。
パトリックは誰と誰が同期なのかを調べて欲しいとケイトにお願いされたみたい。

パトリックの方はルイーズとは逆と言うか全く違うと言うか、生き人形であるリッキーを高く評価していた。自分では出来ない事をリッキーは出来る。そしてリッキーから助言を貰う。

リッキーの助言で先ずは班長のウィリアムに誰と同期なのかを聞きに行った。ヘンリーと同期だとあっさり教えてくれた。これは別に秘密でも何でもないし。レベッカとシンシアも同期だったと。誰だか分からないけど。一方でランドールは同期がもう残っていないとも。これではっきりする事実。同期とは減って行く。そうだよね、あまり強く意識してなかったかもしれないけど。

ウィリアムとヘンリーは生き残るには目立たず逆らわずで行く事だと言う。

あとはバーバラとマリーローズが同期だとも言う。これは視聴者にはクリストファーの時に分かった事実。でもパトリックには初耳。

子どもたちの棟に年長者が居ると自分が未だお呼ばれしなくても問題ないと安心するんだと言うセリフを聞いてリッキーは二人を「大成しないな」と見下した。

さらに星つきで救護班のスザンナとギルバートが同期。研究班は同期で固まっていてオリバーとリディアとジェレマイアが同期。その他にダグラスとサラが同期。結構ペラペラ喋ってくれたから情報が簡単に集まった。

そこにジョンがしょんぼりしながらやって来た。前回最後に星つきの部屋に来いとオリバーに言われて「何か褒められる事したかな」とか信じられない前向きな考えを披露したが、やはり怒られたのだ。何を怒られたのかと言うとケイトとの婚姻の事で、申請もしていないうちから騒ぎ立てるなと。
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実は婚姻については結構重大事があったのだ。
婚姻について本で調べようとしたら同じ本をサラに先に取られた。パトリックが婚姻に興味あるのかと言い、ただ焦るなとも。子どものうちに出来るのは申請だけ。だがそれは必ず大人になると言う覚悟があってのもの。婚姻申請しておいて婚姻する二人の片方が処分されたら嘲笑の的だと言うのだ。ランドールの同期がもう居ない程に淘汰されるのだから。

サラはパトリックは良い面構えをしてると言う。それを聞いてパトリックはリッキーの顔が気に入ったのかと言うが、サラは何をバカな事を言ってるのかと言う反応。シャドーと生き人形は表裏一体。生き人形だけ褒めるなどあり得ない。前々回あたり、エミリコが亡霊騒ぎで煤吸引機で大活躍したのを褒めたシャドーが慌てて口を閉じたと言うのがあったからなあ。

生き人形には恋愛感情は無いのかとパトリックに聞かれたリッキー、ビクっとして当然それは無いと言い、温室で花を見て行きましょうと話をそらした。

温室にあった白い大きなそして匂いの強い花に注目するパトリック。それはマーガレットが育てたピオニー(芍薬)。マーガレットの班長はイザベルとミラベル。あの例の双子の。班長が心配ではないかと言うパトリックに対してマーガレットは戻って来るのが心配だと言う。折角煤管送りになったのに。このまま帰って来ないで欲しい。あの双子は心が醜い。

そう言っておいて、花が好きな人は心が綺麗。だからマーガレットはパトリックは気に入ったみたいだ。そうしてピオニーを一輪くれた。
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今日の事を分析したリッキーは、婚姻相手は館での権力争いに重要と見た。だとしたらパトリックが選ぶべき相手は誰か。やはりお披露目でトップだったと言ったところでルイーズと会う。リッキーが言う相手はこのルイーズの筈。しかしパトリックが花を好きになったのはリッキーが勧めたからではない。その後にやって来たケイトとエミリコを見てパトリックは思う。自分はエミリコが好きになったのだと。あの迷路の時に。
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はたらく魔王さま!!・第6話

犬吠埼灯台の霧笛が鳴り霧の向こうに不気味な影。激しく泣くアラス・ラムス。あの影が何か不吉な物なのかと思ったら、そうではなかった。部屋に戻った魔王さまの所にちーちゃんからメール。この霧の中を天祢が「どこかへ出かけた」と言う。

改めて部屋から霧の中の大きな物を見たらこちらに近づいて来る。でもあの小屋を破壊したら今後面倒な事になると思ったら、それはサイクロップスで小屋の手前で倒れる。まさか人間にあんな力があろうとはと。その後ろにはビーストデモノイド。そっちは魔王さま達を見て人間どもめ一戦とか言い出すのでアルシエルが怒る。日本語で。だから通じない。

やっと魔界の言葉で話が通じそうになったら竜巻が襲って来てビーストデモノイドとサイクロップスを攫ってしまった。そこにまた烏天狗みたいなのが落下。魔王さまがカミーオと呼びかけるとカミーオはちゃんと日本語で話せた。またも竜巻が襲って来たので今度はカミーオを抱えて小屋の中に退避。

小屋に連れて来られたカミーオ、魔王さま達が人間の姿になってしまったので誰だか分からないがルシフェルだけは翼を見せたら理解出来た。カミーオはサタン様に魔界を守り切る事が出来なかったと詫びる。また乱世に戻ってしまったと。そこまで言って魔力を失ったカミーオはちっちゃい小鳥になってしまった。
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カミーオは魔王さまとアルシエルがエンテ・イスラに侵攻してる間の魔界の留守を任せていた。カミーオは力こそ正義の魔界にあって唯一知恵で悪魔大尚書になれた者だった。カミーオ達の様子から魔王さまを探しに人間界に来た訳ではなさそう。でもその話を聞かずにもう翌日は魔王さま達は戦場へ。海の家と言う過酷な戦いの場へ。

魔王さまが睨んだとおりに海の家大黒屋は繁盛していた。しかし繁盛しすぎ。特に魔王さまが何かした訳でも無いのに(ベルの砂の城は呼び水になったかも)客が多すぎる。客を待たせすぎてこのままでは破綻してしまいそう。

ここに来るのはちーちゃんだろうなとは思ったが、やはりちーちゃんが手伝いに来てくれた。ちーちゃんに従ったのかエミリアとベルも。ちーちゃんが言い出さなかったら二人は来なかったんじゃないかな。
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三人の参戦でなんとか海の家大黒屋はまわる様になった。

15時過ぎて一段落。ちーちゃんの助力に感謝する魔王さま。水着も褒めるのではにかむちーちゃんだが、天祢に言わせれば、ちーちゃんだけ特別扱いでエミリアとベルの方にも何か言ってやれと。確かに感謝はした。でも魔王さま、自分がエミリアの水着褒めたってエミリアは嬉しくないだろうとか言い出したので、アルシエルが踏み込んで説教始めたからベルの方が怒った。

ところでカミーオなどが人間界に来て、人間にやられたと言ったその人間とは、誰だろうか。ここまでで思い当たるのは一期のオルバしか居ない。あいつが黙って牢に入ってるとは思えない。あいつはルシフェルとエミリアの聖剣を狙っているのではないか。

魔王さまはエミリアとアラス・ラムスをカミーオと引き合わせてみる。アラス・ラムスがぴーぴーとカミーオを気に入る。ちーちゃん、カミーオをニワトリさんって呼ぶ。それでアラス・ラムスはニワトリさんとなかよしに。

エミリアを連れて来てカミーオを見せたのは、昨晩カミーオ他三体の魔族が来たのにエミリアがそれを検知出来なかったのを知りたかった。それが結果的にどうしてカミーオがこちらに来たかに繋がるかもしれない。と言うか、まずは直接聞いてみれば良いのに。

カミーオにちーちゃんとエミリアを紹介してるうちに時間が経つ。やっと紹介が終わってカミーオに聞き始める。お前たちがここに来た理由、そして持ち込んだ剣が何なのかと。だがそこに天祢が来たのでまたも一旦話が途切れる。

天祢は片付けに魔王さまを呼びに来た訳だが、その時に箱の中からカミーオが天祢を見ていた。天祢が居なくなった後で、我々をここまでボロボロにしたのはあの天祢だと。天祢、普通の人間じゃなかったね。
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異世界おじさん・第5話

2回のお休みを経て3週間ぶりに異世界おじさんが帰って来た。

プロ野球で稼ぐのどうでしょうと藤宮からの提案。魔法で急速1000km/h出したら年俸凄い。いや、今期のエクハで出てるけどそれを捕球出来る捕手が居なかったらダメ。おじさんの答えはNO。だってみんな汗水垂らして頑張ってあそこに居るじゃないか。自分も汗水垂らしてエイリアンソルジャーに打ち込んだから彼らの気持ちが分かる。うん、何か比較する物が違う気もするが、でもそれで同じ気持ちならそれで良いのではなかろうか。

野球から野球用語の話になってそう言えば併殺とかあるよねとなって、そこから暗殺されかけた事があるとおじさんが言い出す。またも回想ビデオの登場。

おじさん、背後から何者かに狙われた。よく見てみたらそれは魔炎竜を倒せる唯一の武器と言われた凍神剣を代々守り続けて来ていた氷の一族のメイベル。本当だったら魔炎竜が出現した時にマルキード山のポワポワの花によって心をとかして凍神剣にて魔炎竜を倒す段取りだったのに、おじさんが自力で倒してしまったせいで出番が無くなってしまった。それ以来、おまえが居なくても魔炎竜倒せるじゃないかと村の人に邪険にされ、その腹いせに村人の足を凍らせて逃げて来たのだ。そしてこの原因を作ったおじさんを追っていた。
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とは言え、本当の殺意が感じられず最初の一撃をおじさんは身体でメイベル自身を止めた。そして顔色悪いぞとメイベルがちゃんと食べているのか心配してやるのだ。そのまま倒れてしまったメイベルをおじさんは引きずって宿へ。

ベッドに寝かせてパンを提供。居場所を失ったメイベルは暮らして行く術を失う。花屋とかケーキ屋とかぬいぐるみ屋とかの労働は過酷でとても出来ないと言う。いや、だったらどんな労働なら出来るんだ、メイベル。

だがそれにおじさんが分かると言う。毎日9時5時の労働とかしてられないと。驚愕のたかふみ、2000年ってそんな時代だったのかと思うが、いや全然そんな事なかったよ。と言うか今よりずっと残業規制がぬるかったんで。

おじさん、メイベルに凍神剣を使って好きに生きていくのを勧めた。それを貫く強さ。そんな事言ってたっけ。おじさん、この後どんどんメイベルにたたみかける。メイベルが自分は暗い性格だと言っても、それは落ち着いた性格だとか。そのたびに凍神剣の凍結が溶けて行くのだ。メイベルの心も溶けていたのだ。

恥ずかしがって左手でそんなと止めるメイベルだが、それにおじさんが気づく。左手の指にはめておいた指輪は君を一生養って行けるものだと。あーあ、またも指輪で勘違いさせちゃったよ。その頃にはもう凍結剣が完璧に溶けている。
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そして今日は遅いからもう泊まっていけ、ベッドに二人は狭いだろうがと言い出した。でもこのベッドに二人と言うのはその後続けた言葉で「エルフも居るから」と言う意味で、エルフのベッドに二人寝かせようとしていた。が、そこまではもうメイベルは聞こえない。迫るおじさんにお風呂に入りたいと、もうやっちゃう準備のお言葉。

ここでトドメの一言。風呂代なんてその指輪を売って換金したらチョロいものだ。
「売る?」

おじさんの言ってる意味が分かり、さっきまでの自分の勘違いも分かってしまったメイベルさんの心が一気に凍結してしまった!
参考資料

流石におじさんもメイベルの攻撃の殺意に反応。今度は剣を抜いて本気の防衛をしなくてはならない。その騒動に問題のツンデレエルフが何やってるんだと入って来て、とんでもない場面を見てしまった。おじさんが女の子を束縛して襲っている。

私は門前払いだったのにとツンデレエルフさんお怒り。メイベルの拘束を破って、こうしてメイベルとツンデレエルフの同盟が出来た。

話変わって最近のゲームの北米版って何だと聞くおじさんに、それは地域によってリージョンコードがあって言語が違ってるとたかふみが教えてあげる。しかも北米版の英語でもスマホで同時翻訳出来るしとこちらも教える。何のフリかなと思ったら、その後につながっていた。

おじさんが凍結されている間の回想ビデオでメイベルが予想外の事を言いだした。氷の一族の先祖が異世界日本からやって来たのだと。400年前の日本だと言うので西暦2000年から見たら丁度関ヶ原の戦いの頃だ。未だ戦国武将のいでたちの召喚された男は転移された時に神からひとつ能力を与えられると言われて、神をも殺せる刃をくれと言った。でもこの伝説はツンデレエルフにとっては既に知ってる話。その時に貰ったのが凍神剣。それを子々孫々受け継いで来たのだろうと。

そんな事より、おまえはあのオーク顔がまともに見えるのかと問い詰めるツンデレエルフ。氷の一族の歴史なんぞより、メイベルがオーク顔を好きなのかの方が重大事なのだ。

しかしこれで気がついた。おじさんは神から転移ボーナス貰っていない。神と会話すらしていない。そう言えばおじさんが使ってる魔法的なのは精霊に頼んでるとか言ってた。魔法を転移ボーナスで貰った訳ではない。

と言う事でおじさんが転移した頃の回想ビデオを見る事にした。そこに行き着く迄、おじさんの過酷な異世界人生を見る事になるが。

転移直後のおじさん、オークの亜種と思われて冒険者にボコられ(どうしてその冒険者は紙芝居みたいな絵なんだ。ひょっとして2000年当時のCGなのか)、カツアゲかと思ったおじさんは5000円札を差し出す...あれ?それ樋口一葉のD券だから2004年にならないと持ってない筈ですよ。冒険者達からは呪符と勘違いされさらにボコられる。

実はこの時に神様の声がしていた。音量を上げてみたら、これって中国語じゃないか。そうかリージョンコード違いのネタがここに来たか。そしてさらに翻訳ソフトネタを使ってこの中国語を翻訳してみる。おや、繁体字の方ですね。「你們好(にーめんはお)(こんにちは)」
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そう言えばこの時におじさんは願った事がある。たかふみはそれを聞いてチート能力の魔法の覚醒でもあったのかと興奮したが、神様から能力を授かる場面とは知らないおじさんは「言葉さえ通じれば!」と思ったのだ。それが承認された。

これで異世界語が通じたが、人語を解する希少オークとして見世物小屋に銅貨3枚で売られてしまった。

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シャインポスト・第6話

TiNgSに入った仕事のオファー三つの中でも最も重要な三つ目。池袋のショッピングモールでのミニライブ。このミニライブで新曲を発表する。やったー新曲、私センターやりたいと春と杏夏が手を挙げる。センターなんて絶対やらないと言っていたあの杏夏も。そしてこの理王様以外ありえないと言う理王。見事に輝きながら。

直輝はもう新曲のセンターを決めていた。この先必要な強さを得る為、それは理王だ。当然よねと言った当の理王がえええーと驚いた。
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さらに直輝が付け加える。今度の曲ではほぼダンスが無い。これは理王を強く刺激した。TiNgSはダンスをメインにして来た。それが無い。無い理由は自分がセンターになるから。そんなの許せない。でも春と杏夏は問題ないと言う。大切なのは楽しいライブをする事。

そう言われて理王は飛び出した。それを追う紅葉。理王なら出来ると言う紅葉。でも理王は自分はダンスが下手っぴーだからダメだと言う。その理王に紅葉はなら自分が教えると言うのだ。ハッと思った理王だったが、春と杏夏がそこへ追ってきて紅葉の手を振り払って駆け出した。逃げられたかー、ってあんな腕を横に広げた走り方だったら全力疾走したら絶対追いつけるとは思うのだが。

小学校の頃から失敗は多い理王だったが、友達の田中葵がいつもフォローしてくれた。だから自分も誰かの力になりたいと思っていた。そしてある日葵が螢を好きだと聞いてチケットを当てたので一緒にライブに行く。ライブ自体にはあまり興味がなくて友達が好きで一緒に行くと言うの、杏夏と同じ。って、その眼の前を杏夏が歩いて行ったね。

運命のライブが始まって理王の意識が変わる。みんなの力になっている。これ良いな。そしてそれ以降何度もオーディションに応募して不合格になるのは杏夏と同じ。理王の場合はブライテストのオーディションも受けて、そしてダンスに失敗して、でもそれを見ていた優希が理王の中に他の応募者にない優しい輝きを見出す。おや?ひょっとしたら優希は素質の輝きが見えるのかな。親族の直輝が嘘をついた人に輝きを見る様に。

これでアイドルになれたと喜んだものの、それは最初の一歩に過ぎず、一緒のグループの春と杏夏の方がずっとちゃんと出来ていると思ったのは杏夏と同じ。結果を出せない日々を送る中で「理王様」キャラが生まれた。自分がちゃんと出来ないのを根拠の無い自信のポーズでカバーしようと。それを笑われても構わない。二人に迷惑をかけたくないと。
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夜の公園で時間をつぶして、もう事務所には誰もいないだろうと戻った理王。レッスンルームは空室。ひょっとして中で誰か待ってるかなと思ったけどレッスンルームには誰も居なかった。でもその背後に直輝が立った。

練習に来たのだろうと直輝が言うと理王は輝かせてそうじゃない、忘れ物を取りに来ただけと言う。理王がこれまで何度も何度も輝いた場面から直輝は漸く理王の問題点を見つけた。さっきの理王の回想のとおり、周りに心配させまいといつもそう言っている。傲慢に見えるとの言葉は優しさの裏返し。ダンスは誰かに教われば良い。しかし理王はそんなの自分がしちゃダメなのだと言う。自分は下手っぴ。わがまま言っちゃいけない、迷惑かけちゃいけない。やっと直輝に隠せず言える。そして泣きじゃくる。自分には何も無い。
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確かに理王は春や杏夏が持ってる物が無いかもしれない。でも何も無い子がアイドルになんてなれない。君は二人が持っていない物を持っている。でもここでそれが何かはやはり直接言わない。それは自分で理解しろと。それが今のTiNgSを救える。

そしてついに理王はセンターをやるのを決めた。輝かずに。

実は夜のレッスンルームに直輝が紅葉を連れて来てるかなと思ったけど、紅葉はあの夜理王を追えないまま翌朝うつむき加減で事務所に来た。紅葉には理王が自分からお願いした。甘天堂のプリンを進呈して、今度のライブで成功したらダンスを教えて欲しいと。

そして愈々サンシャインシティでのTiNgSのミニライブ。相応の反応は受けていた。ただ、その場を通りすがる人々からは注目を浴びていない。普通の人には春の対応力と杏夏の安定感は伝わりづらい。通りすがりの人の足を止める力がTiNgSには必要だ。

そして次に新曲の発表。新曲と聞いてファンは喜ぶ。春がセンターの曲だろうか、それとも杏夏に新しいセンターの曲が出来たのだろうか。だが、立ち位置が入れ替わって理王がセンターに立つと反応が微妙になる。

緊張する理王。でも両側から春と杏夏が応援メッセージ。そして紅葉が見ていてくれた。イエローローズが始まる。あたりの照明が落ちるが、サンシャインシティでそんな事出来るの?ふむ姉さんなんてバラードでまずくないのかとか思ったり。

でも理王の歌が始まったらみんなの反応が変わった。そしてサンシャインシティを歩く人も足を止めた。これが理王の歌の力。人々を振り向かせる優しい歌。EDにして前回の阿佐ヶ谷駅前の場面重ねるとかずるい。

歌が終わって一瞬静まり返ったが、ファンのみならず立ち止まって聞いていた人達からも歌うまい、なんてグループなのと注目を浴びていた。これがTiNgSを広める理王の歌。湧き上がる理王様シュプレヒコール。

やっとアイドルになれて泣く理王。
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ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season・第7話

堀北生徒会長が退任。新任の生徒会長は南雲雅。いかにも悪そうな顔だと思ったら悪そうな声と悪そうなBGMだった。また難事が増えたか?一方掘北鈴音の方は少し吹っ切れていた。自分に足りない物が分かったし、あとは兄が生徒会長の立場では無くなったのは脅される要素が少し減ったかもしれない。

新生徒会長が厄介そうな一方でAクラスの葛城は綾小路にとって良い立場に変わった様子。龍園とも手を切ったみたいだし。龍園は我々共通の敵だとも言う。しかしこの作品、言ってる言葉がどれだけ信じられるか分からないからな。

葛城との会話の後で声をかけてくる女子ありけり。誰だおまえ。ちょっと顔貸してとはにかみながら言う。普通の学園モノなら、何ですか好意持ちましたか、告白ですかと思うものの、やはりこの作品だと裏がありそうで仕方ない。
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ただ、顔かせの後の様子は本当に好きになっちゃいましたな雰囲気。そして友達からでいいから電話番号交換して欲しいと言う。好きになった理由は体育祭の最後のリレーでカッコよかったから。こんなもんなの?知らんけど。縁がないから。あれひとつで?

その様子を軽井沢が覗き見していた。

茶柱先生から中間テストの結果発表。何だか凄い見にくいと思ったら名前が中央寄せされている。どうしてそんな書き方を。クラス内のトップ陣は掘北とか平田とか幸村とか。えー、高円寺ってそんな出来てたっけ?そしてちゃっかり綾小路は真ん中付近。そんな中で須藤が喜ぶ。点数低い方だけど最下位じゃなかったので。つまり にしてはかなり頑張ったのだ。頑張った原因はやはり掘北との関係性が良くなったからだろうか。

かくして退学者はゼロ。茶柱先生が担当してからDクラスでこの時期までに退学者が居なかったのは初めて。まるで初めてニコっとしたかの様によくやったと褒める。

しかしすぐにまた特別試験が待っている。期末試験はペーパーシャッフルと呼ばれる。この試験は二人一組のペアとなり、ボーダーとなる60点を下回ると二人共退学となる。片方の結果で巻き込まれる可能性がある。この60点、片方が0点で片方が60点でセーフ。合計点なのか。これって100点満点だとした場合は30点平均で済むの?何だかボーダーが低い。総合点にもボーダーがあり、8科目合計で700点が例年のボーダー。こっちは44点づつか。

ペアの決め方は次にやる小テストの後で発表すると言う。

さらにこの試験の問題を作るのは生徒。各クラスで問題を作って他のどれかのクラスにあてがう。それが衝突したらクジで決める。生徒が作るとしたらトンデモ問題が出来そうだが、それは教師のチェックが入る。問題を提供したクラスと提供されたクラスの間で総合点を比較して勝った方がクラスポイント50を負けた方から奪える。

またクラス間の戦いですね。

堀北、この説明で勝ち筋はもう見極めた、平田達を呼んで作戦会議をしたいとの事。

そんな所へ軽井沢からメール。あんた佐藤さんに告られたでしょう。情報源は誰だとの綾小路の質問に佐藤本人だと言う。女子、これから告るんだとか言うのか。恐ろしい世界だ。だからあの時覗き見に来てたのかと、そっちには気づいている綾小路。

堀北に集められた面子は綾小路の他に平田と軽井沢と須藤。なるほど、手駒二人が早速対策会議に参加させられたか。それをどう目ざとく知ったのか櫛田が参加したいと言う。まさかそこであんたはダメとか言えないので堀北はOKした。ただ、平田達を先にカフェに行かせておいて、堀北と綾小路はカバンを取ってから行くと二人だけになる。

二人だけになった所で堀北から綾小路に櫛田の過去が告げられる。堀北は思い出したのだ。櫛田が同じ中学に居たと。中学卒業間近であるクラスが学級崩壊した。それを起こしたのが櫛田だと言う噂が流れた。そんな事を知ってる堀北の存在が櫛田にとって邪魔なのだろう。事件の真相を知らないのに。でもそれを言って櫛田がはいそうですかとあっさり納得はすまい。堀北は時間をかけて話し合いたいと言う。だから綾小路が提案した櫛田を学校から追い出すのには賛成しない。

堀北がそのつもりなら自分は見守るだけだと言う綾小路に、その見守りは体育祭でも勝手にやられたと言う堀北。だが、あれのおかげで自分は今こうしていられる。珍しく感謝する堀北。

Cクラスでは龍園によるスパイの燻り出しが始まっていた。力を誇示して震え上がらせ、そして真鍋に迫った。裏切り者はお前だよなと。そして真鍋三人組が吊し上げに。あの虐めの場面を幸村と綾小路に見られていた。それをネタに情報提供を迫られたらしい。ただ、その時に相手がどっちなのかは分かっていなかった。龍園、その二人のどちらかだと標的を絞る。綾小路は堀北の近くにいつも居た。じゃあ綾小路か?やけに簡単だなと龍園は櫛田に指令を送った様だ。ところで軽井沢も櫛田もイニシャルはkkなんだね。

さて堀北主導の作戦会議。来週の小テストがペア決めの鍵だ。その結果がペーパーシャッフルのペアを決める事になる。おそらく点数で並べて成績上位者と下位者でペアにして平均になる様にしてるのだろう。その証拠は例年ペーパーシャッフルで退学になるのが一組か二組しか居ないと言う事だ。下位同士だともっと沢山退学者が出てる筈。

堀北の作戦はそれが確実に行われる様に普段の成績で4グループを作り、最下位グループはひとつも解かずに0点を取る。これで一番上のグループとペアになる。下から二番目のグループは1問だけ正解する様にして上から二番目のグループとペアになる様にする。
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これで綺麗に平均が取れたら少なくとも全員退学を免れる。

次は標的クラス。総合点で競うのでAクラスとBクラスと競うのは得策ではない。だから相手はCクラスだ。

その晩、綾小路のスマホにKKから電話。軽井沢さん、綾小路の声が聞きたくなる程にのめり込んで来た。連絡は最小限にしろと言われてムッとした軽井沢、聞きたいのは佐藤への返事だと言う。告白の答えが気になる乙女。ただ、あの時は告白とは言えなかった。友達になりたいと言う言葉だった。いや、普通はそれは告白に該当するけど、でも綾小路君、それをあくまでも文字上の意味合いとして友達ならOKだよと連絡先を教えたと言う体を取っている。でもそれを聞いて安心する綾小路さん。これまた乙女。
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でも消せと言われた通話履歴、ちゃんと消せたかな、KKさん。
メールの時は削除していたけど。

堀北の熱弁によってDクラスのみんなは堀北の作戦に同意した。本当かなあ。いや、他の生徒は「上出来すぎる程の一体感」だったみたいだけど、高円寺は信用ならんな。

ともかく小テストの結果でペアが決まる。
悪運が強すぎて堀北は佐藤とペア。
堀北のペアが須藤とかも出来過ぎ。
そして高円寺君、今回は真面目にやったみたい。
問題児櫛田の相手は池だった。

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異世界薬局・第6話

異世界薬局の営業は化粧品をとっかかりとして軌道に乗り始めた。

ド・メディシス家では一家揃って先日皇帝から下賜された新しい領地のマーセイルに来ていた。あの時に薬草の産地と言われていたがそれよりも港町のある領地だった。これ前回の磯辺焼きに繋がるのかな。

既に領地管理は代行領主アランに任されていてちゃんとした管理がされていた。ネデール国の商人が幅を利かせていてネデール国の勅許会社をたてに条約締結権と交戦権があるからと好き勝手な事をやっていると言う。税も収めない。ブリュノは税についてはあまり細かい事を言わず、好きに交易をさせて経済を反映させる方向で行くと言う。

と、ここまで話をして、後ろに居たファルマが退屈なのではないかと海に遊びに行くのを勧めた。

海岸に行ったらロッテとブランシュが砂の城を作って遊んでいた。ブランシュは海でバシャバシャしてみたいとファルマにねだる。でもさっき父ブリュノに子供達だけで海に入るなよと釘を差されたばかりだ。ブランシュがねだって、それに加えてロッテもねだる。私が居ますからと言うが、ロッテも9歳だし、それに二人共泳げない。
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根負けしたファルマは足をちょっとつけるだけ、服を濡らしちゃダメと言う条件で許可した。でもバシャバシャしたら服は濡れるじゃん。ふと見たらエレンが居た。エレンは16歳か。子供達だけでの条件を16歳じゃクリア出来ないかな。エレンも海に入ると言って脱ぎだして、現代風の水着じゃないけど、水に入れる様な格好になった。

ファルマは入らない。泳げないのではなく、昔の記憶があるから。前世で薬谷完治は妹のちゆから海に入りたいと言われたが、でも未だ未だ小さいから来年入ろうねと約束していた。それなのにその後病気が発覚して妹との約束は果たせぬまま妹を失ってしまった。
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そんな記憶が蘇って涙していたら、目を離したタイミングでブランシュが沖に流され始める。離岸流があったのだ。足だけって約束しても子供はもうちょっとだけって進んじゃうからな。

自分はまた妹を失うのか。そんな事を思ったか思わなかったかの瞬間にもうファルマは海に飛び込んでブランシュを助けようとする。しかしなかなか追いつけない。二度も妹を失うなんて嫌だ、ファルマの叫びが新たな神術を発動させた。

ファルマとブランシュとエレンの周りの海水が消滅。エレンは最初ファルマが海水を押し返してるかと思ったが、足元の海底が乾いてるのを見て押し返したのではなくて消滅させたのだと分かる。

ブランシュは無事に救出される。だがこの事を目の当たりにしてエレンは驚き、ロッテは恐ろしい物を見た様な顔をしていた。確かに水の負属性の神術を使えるファルマが水を減らす事は出来るだろう。だが海底は乾いていた。あれは消したのだ。負属性の神術ではない。そんな神術は存在しない。

ブランシュが助かったのは良かった。だがあれは一歩間違えば大変な事になった。だってそこに存在する水を消すのだ。それはまかり間違えばそこに存在するブランシュ達の身体の水も消したかもしれない。そんな事をしたら即死だった。危なかった。それにそれを見たロッテが恐怖していた。

就寝の準備をして挨拶をして帰ろうとしたロッテだったが、実はロッテがあんな顔していたのはファルマを恐れていたのではなかった。それよりも自分がブランシュを助ける立場だったのに自分が何も出来なかった事を後悔していた顔だったのだ。

それを聞いてファルマはロッテが岸に居てくれて良かった。ブランシュは大切な妹だが、君だって大切な家族なのだ。そう言って貰えてロッテは喜ぶ。ファルマ様のお言葉、一生忘れません。
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しかしあの海水消滅の神術を見たのはこの三人だけではなかった。孤児院の少年が「影の無い子供が海水をまるごと消した」と言うのを教会に報告したのだ。海水を消したはまあ見ていて分かるが、影がないまでよく見ていたな。

とは言ってもあまりに荒唐無稽。最初は信じなかった神官だが、それでも調査に行ってみたら数日後なのに現地には異常な神力溜まりが残っていたと言うのだ。数日後なのに。俄に信憑性を帯びて、教会はその影の無い子供を探してその異端者を排除せねばならぬ。

こうして教会は影がない子供を探し始める。それはファルマの異世界薬局にも来た。しかしあんな格好していては露骨すぎるのでは。当然ファルマ達は警戒はする。門の衛兵にも話をしてみる。

その門の衛兵。朝交代で門を開いたら異世界薬局めがけて馬車が突っ込んで来た。衛兵はそれを避けるしか出来ず、馬車は異世界薬局に突撃。中を泥だらけにしてしまった。あれでそんな大変な状態になるのか。ブリュノ尊爵は大変なお怒り。

幸い人的被害はなくて、途方もない土砂を除去しなくてはならない。ここにあのジャン老人が若い衆を連れてやって来た。みんな海の男でここの船乗りの飴が気に入ってる。薬局の一大事と聞いて手伝いに来たのだ。やはりジャンは悪いキャラでは無かった。そして薬局の片付けを手伝ってくれる人は未だ沢山いる。異世界薬局の薬にお世話になってる客も薬局が大変な事になったと泥の撤去に集まって来たのだ。異世界薬局、もうこれだけ必要とされていた。
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しかしそこに貴婦人ぽい人が駆け込んで来た。父が炎天下で倒れて目を覚まさない。ファルマは承ったが、周りを気にしたらジャン達がこっちは自分達がやっておくから気にせずに行ってあげなさいと。

この時点ではまたどこかの貴族の治療かなと思ったが、馬に乗ってる時の女性の顔が怪しくなったので、そっちか!と気が付いた。

行ってみたら広い草原であの教会の者達に囲まれていた。
おまえが影がない少年か。我々は異端審問官である。

これどうしちゃうのかな。またぞろ神術で撃退したらますます異端者狩りに目の敵にされそう。

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リコリス・リコイル・第7話

リコリス狩りをした真島の顔を見た千束とたきなは人相顔を描かされた。最初はモンタージュだったみたいだが、全然似てないと言う二人の文句で、だったらおまえらが描けと描く事になったらしい。だがこの二人の間でも全然違う。絵心があるかないかと似顔絵は別の話。ハコヅメで川合巡査が犯人を特定出来る顔を描いて捜査員が揃って「これだ!」と言った場面があったでしょう?

千束がトイレに行こうとしたその時、店長のスマホにメールが丁度着信する。一瞬だが千束の視力はそれを逃さない。BAD Forbiddenに来い。千束の今後について話がしたいと。あれ?メールって着信時にFromも出るのでは?私の知らない世界のメール?

ともかく千束はそれを見て悩んだ。あれは何だろうか。硬いとかじゃない。
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そしてある結論に達し、たきな、ミズキ、クルミを集めて宣言する。喫茶リコリコの廃業の危機だと。

Fromが無かったが、店長宛に千束の今後の話をしたいなどと送って来るのはDA司令しか考えられない。さては自分をDAに引き戻したいのだなと。それが何故リコリコの危機なのか。それはこう見えてもリコリコはDAの支店扱い。ファーストの千束が抜けると成立しなくなる。喫茶リコリコが無くなって一番困るのはやはりクルミだ。男との出会いだけを期待するミズキは関係ない。

と言う事で千束とたきなで店長と司令の密会の様子を探る事にした。BAR Forbiddenに潜入する為の架空の人間の情報をクルミが作った。ふざけた名前だろうとデータを機械的に信用する相手には簡単に通じる。容易く入れて店長の到着を待った。

暫くして店長がやって来て、そしてそこにやって来たのは馴染みの吉松だった。なんだあの二人の飲み会か(意味深な)と、さっさと撤収しかけたところで、吉松が言う。千束に心臓を提供したのはアラン機関として望む事をして欲しいからだ。しかし今は、と言う所で千束がそれを聞いて立ち上がってしまう。だって吉松こそ10年間探し続けた相手だったのだ。そう声をかけられて吉松は驚いて思わず店長にこれは何だと言うが、店長だって驚いている。

千束にあなたがアラン・アダムスかと問われても吉松はそれには答えられないとしか言えない。千束はそうですよねと言う声が震えながらこの場を去る。

一方真島とロボ太の方。真島は自分の撃った弾を見事に避ける千束を見つけた事で、ロボ太にはある程度の信頼を置いた。そしてロボ太はDAのシステムをハックする為にプログラムを仕込んだUSBメモリを物理的に警察の署長のPCに挿せと言う。そんな事をと思う真島だが、ロボ太の言う事だからとやる事にする。その時にロボ太が以前旧電波塔が折れた話をふると、真島はあれを折ったのは俺だと言った。その事に驚いたロボ太だったが、旧電波塔をたった一人で守り抜いたリコリスがこれだと新しい情報を真島に提供した。
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驚愕の真島。なんだよ、折ったのが俺だが守ったのもあいつか。これは運命だったのかよ。やってやろうじゃないかと興奮する真島。

真島の一行は警察署に大挙して到着。片っ端から警察官を殺しまくり、署長室のPCにロボ太のUSBメモリを挿した。

この事件は暴力団の襲撃と言う扱いで放送されたが、表に出たニュースとは別に署内の防犯カメラに映っていた部屋には血文字で挑戦を叩きつけるメッセージが書かれており、クルミはこれはタダでは済まないなと思う。
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翌日、千束は遅れはしたが元気に店にやって来た。うん、やけに元気すぎる。そして着替えて来ると奥に入って、何を思ったか、あんなに肌身離さなかったフクロウのチャームをロッカーにしまう。

それに対して真島。真島も実はアランチルドレンだった。アラン機関、どうして真島にもフクロウを渡したのか。何を提供したのか。

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シャドーハウス 2nd Season・第6話

ケイトがジョン達と夜の同期会をやっている頃、エミリコとショーンは引き続き館の地図作りの為に部屋の外に出ていた。エミリコが窓から屋根に出られる場所を発見。また危険な方に行っちゃうと思ったショーンだがついて行く。

屋根に登ると星が輝き外の世界が塀の外に広がっていた。自分達は外の世界に出たらどうなるのだろう。
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自分達は生きた人形だと言われていたが、実は人間だった。元の自分はどんな感じだったのだろう。ショーンは堅実でショーン人(商人)だったのかもしれない。エミリコは色々やってみたい事がある。作物を作ったり、パン屋をやったり。どれが良いだろうかとエミリコは言うが、ここに来る前の事だからどれかが良いとかじゃない。

自分達はおかげ様に似た人間として選ばれたと言われたが、逆ではなかろうか。連れて来た人間に合わせておかげ様が育つのではないのか。

これは以前から思っていた。おかげ様に似た人間がそうそう簡単に見つかる筈が無い。特に双子のベルの場合がそうだ。そっくりな上に双子だなんて、そんなぴったりの条件で見つかる筈が無い。

ラムの場合は生き人形側のラムが引っ込み思案で主人のシャーリーとおやすみのキスも出来なかったし会話もほとんど出来なかった。だからシャーリーが十分に育たなかった。そう考えられる。その結果お披露目でシャーリーは脱落してしまった。だがひょっとしたらおかげ様を失った生き人形は元の主人を偲んで顔の見えない人形になっているのではないか。あれはまるで喪服みたいだ。

じゃああの中にラムが居るかもしれない。片っ端からベールをめくったらラムが見つかるかもしれないと相変わらずの無茶を言うエミリコ。でももしラムが見つかったら今度は5人で星空を見たいねと言うエミリコとショーンだった。

しかし館の中に戻った所でエミリコはローブ様に地図を取り上げられる。あれ?これってすごくヤバいのでは?と思ったら、ローブ様は「やはりおまえ達は面白い」「私はおまえ達の的ではない。味方でもないがな」と言って地図を残して消えてしまった。

生き人形が大広間に集められる。悪い予感がと思ったらその通りで、未だあと4日も本来の喜びの会まで時間がある筈だったのに、喜びの会が始まってしまう。しかも今回は星つきのおかげ様も居るので、前回みたいに飲んだフリをしてごまかせない。やむなくエミリコはコーヒーを飲んでしまった。

そのせいだろうか、ケイトの所に戻って来たエミリコがおかしい。すっかり従順な生き人形の様になってしまったが、でもちょっとおかしい。ケイトの命令に耳を貸そうとしない。
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しかもコーヒーが凄く苦かったと言うのだ。ケイトは推理した。これはおじい様と共にある棟からのコーヒーではない。やはり星つきは大人に報告せずに処理しようとしているのだ。普通のコーヒーを飲ませ、生き人形はベンジャミンが操ったのだろう。だとしたら翌日にはもう洗脳状態は解ける筈。案の定エミリコもショーンも元に戻った。

ジョンはショーンを連れて研究班の小屋を修理中。それを見ていたジェレマイアとジェレミが難癖をつけて来た。印象の悪いジェレマイアはさてはローブ様だなと短絡思考のジョンはジェレマイアの隠している物の布を剥ぎ取る。するとそこには大量のこびりつき。これが証拠だと召し捕ってやると腕を上げたジョンだったが、ジェレマイアの方が上手。腕が6本も出て来た蜘蛛手の前には手も足も出ないだろうとねじ伏せられてしまう。

ショーンも抑えられて危機一髪。ショーンを離せーと煤を大量に出したのを煤回収機で回収される。実はこれ、ジョンに煤を大量に出させる為のドッキリだったのだ。
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ジェレマイアは研究班でエネルギーの事を研究している。その過程でこびりつきについても研究した。実はこびりつきって、中身の濃さのよって強さが違うんだな。だったらそれをもっと発展させて亡霊には出来ないだろうか。結論としてはジェレマイアには出来なかった。ただ単に濃くして集めただけでは無理だったのだ。だとしたら誰かの煤能力であの姿になったのか。

ジェレマイアの発明品のお披露目。こびりつきがハムスターの車みたいなのの中を走っている。したがって回転の力が発生してこれでエネルギーが手に入る。これって永久機関?

そこにオリバーが帰って来た。ジョン、星つき会議室へ来い。オリバーの声が重いのに、能天気なジョンは「俺、褒められる事したっけ?」と考えてしまう。

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はたらく魔王さま!!・第5話

サブタイが「魔王、家も仕事も失い途方に暮れる」で、折角ガブリエルを追っ払って一息だと思ったのに、何その不吉なサブタイ、どーすんのよアラス・ラムスの養育はと思ったらあながち悪くない方向へ向かった。

明日であの笹塚のマグロナルドは閉店。いくらなんでも直前に閉店通告とか駄目だろうと思ったら魔王さまがアラス・ラムスが居なくなって呆然自失してた時に店長が通告していたのを魔王さまが聞いていなかったのだ。そして閉店と言っても改装工事の為の一時的な閉店。魔王さまの働き口が無くなる訳ではない。無くなる訳ではないが、働いていない二週間分の収入がありません。
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こう言うのって現実ではどうしてるんだろう。バイトとかでカツカツで来てる人が改装工事だから二週間来るなその期間の給料無しな、自分でなんとかしろ、なんてのあるんだろうか。

さてサブタイは「家も」「仕事も」なので家の方はどうなるか。確かに前回派手にぶっ壊れたからあれの影響はあるだろう。魔王城に帰ったら隣のベルが引っ越し荷物を準備していた。アパートの修繕の為に住民は一時退去が必要なのだ。ベルはエミリアの所へ一時的に移る。しかし行き先の無い魔王城の配下は魔王城の中で倒れていた。にしてもこちらの通告もやはりアラス・ラムスの件で魔王さまが心ここにあらずだったがアルシエルとかはちゃんと聞いてなかったのか。

二週間前に大家から送られて来た荷物があった。アルシエル、放置してたのかよ。開けてみたら中からビデオテープ出現。しかも日本ではもう滅びた規格。ここ、どう解釈したら良かったのか。もうVHSすら再生する機械が無いんだっけ?てっきり滅びた規格=βかと思った。魔王さまの作者のツイートを見たら4巻執筆時にはVHSは生きてたそうだ。

意外な事にちーちゃんからの提案。佐々木家にはビデオテープデッキがあるのだそうだ。佐々木家に魔王さまとちーちゃん、そしてエミリアも行った。にこやかに出迎える母里穂。

再生されたのはいかにもアナログな画面でエジプト風な大家志波美輝(ミキティ)。大家が全ての責任で修理するけど部屋を一時的に開けてくれと。銚子に姪が居るのでそちらの海の家を手伝えと言うのだ。予想外の展開で収入と住居が一気に解決。ただ、ちーちゃんだけは銚子って遠いと表情を曇らせた。
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明後日から三人で海の家で働く事になった。ルシフェルが?とちーちゃんとか思うが、かと言って家が無くなるのでルシフェルを連れて行かない訳にはいくまい。

母里穂、魔王さまと会って良い人だと評価した。確かに魔王さま人間界ではよく出来た人間と言う事になるからなあ。真面目だし。そして娘が魔王さまが銚子に行っちゃうのを気にしてたのにも気づいていた、ちゃんと筋を通せば認めるみたいな事を言ってくれた。

マグロナルドが改装工事で閉店と言う事で店長に会えなくなったサリエルが魔王さまに詰め寄る。せっかくガブリエルの協力要請を断ったのにと。おっと口の軽いサリエル。ちーちゃんに言葉尻をとらえられて聖剣とイェソドの欠片の回収の協力を求められたと言うのだ。

魔王さまに真に頼られる人間、そしてエミリアやベルとは違った武器が持てる人になりたいと思ったちーちゃんがある決心をした。母に電話して遊佐と一緒に銚子に行って良いかと。

と言う事で、魔王さま御一行と勇者様御一行が一緒に銚子に到着。銚子から銚子電鉄に乗り換えて犬吠駅へ。勇者様御一行はちーちゃんに誘われて女子三人で「銚子電鉄の見学」に来たと言う。二泊三日。いやいや、どんな乗り鉄だその女子三人。

全然事前情報を収集していなかったので突然の銚子電鉄タイアップに超驚愕。
参考資料

犬吠駅で海の家の店長大黒天祢が待っていた。男三人の筈が女性三人も居て、奥さんと子供と奥さんの友達?と言われてムッとするエミリアとちーちゃん。

君ヶ浜海岸に到着。懐かしい。アマガミの舞台探訪で来たよ。人が居ないけど海開きは明日。なのに海の家は今日の時点でボロボロ。この状況で魔王さまは考えた。この状態なのに日当一万円出せる。と言う事は本来的にはこの海の家はそれなりに繁盛してるベースがある。だったらそこをさらに大入りにしたら大入り手当が出るのかと。魔王さま、張り切りました。大入りを目指して店を綺麗にするぞ。それにエミリアとちーちゃんも応えた。

ベルがアラス・ラムスの面倒を引き受けたのだが、ベルの意外な才能で立派な砂の城が完成していた。これは客引きに使える。

こうして夕方迄に開店準備は出来た。夜は海岸で花火。しかしここから不穏な展開。漁火みたいなの見えるし、犬吠埼灯台は霧笛を鳴らすのでアラス・ラムスが怖がるし。

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異世界迷宮でハーレムを・第6話

一階層のボスと待機部屋の説明がイマイチ分からなかった。もう一度見た。
前回勘違いしたのはボスキャラが居るのが待機部屋かと思ったらそうじゃない。これは今回説明があったので分かる。

だがその後が最初見た時に分からなかった。ボスの部屋には同時に一組のパーティーしか入れない。だから待機部屋がある。なるほど。二組で入ったらボスが二階層への扉を塞いでしまう。なるほど、一組で入ればスルーかな。扉が開いたので別のパーティーは居ないみたい。さあボスを倒しに行きましょう。あれ?

聞き違いだった。二組同時に入ったらボスが出現しない、と言っていた。逆か。ボスが出現しないと倒せないので扉を開けられない。二階層に行けない。なるほど。どうやら先行パーティーは居ないみたいなので行けそう。ワクワクするロクサーヌ。
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どんなボスかと思ったら、ニードルウッドである事に変わりは無かった。魔物の種類としては変わらないけど、ボスな分だけ強い。前回は僧侶ジョブを得る為にデュランダルを弱くしてトドメを素手にしたけど、今回はデュランダルをどれだけ強くしたのだろう。普通の強さで一撃で済まないとしたらこの先が大変では?

ともかくロクサーヌとの連携で一階層のボスは無難に倒した。ドロップアイテムは葉っぱ。これを手にしたら薬草採取士のジョブがロクサーヌに備わった。ついでに見えたロクサーヌの獣戦士のスキルにビーストアタックと言うのがあったが、ロクサーヌ曰く今の自分では魔法の詠唱がうまく行かずに使えないとの事。

ミチオ、自分も薬草採取士のジョブが欲しかったのでもう一度戻って一階層のボスと戦いたかったが、さっきの入口を戻ったら一階層のボス部屋には戻らずに外に出てしまった。そう言う仕組みなんだ。別にこの失敗とも言えない事はロクサーヌに誤魔化さなくてもいいんじゃないの?

もう一度一階層ボスと戦うが、魔法の発動が見えた所でボスに攻撃をかけて発動停止。この後二階層の魔物 が魔法を発動させて糸を出したけど、ニードルウッドが魔法発動したら何が起きたのだろう。

ミチオは薬草採取士ジョブで薬の精製が出来るらしいと作ってみたら毒消し。魔物には毒を出すものも居るのかと驚く。うん、いそうな気はする。

これで警戒したのかミチオはギルドで薬を買った。強壮丸、滋養丸、柔化薬、抗麻痺薬。異世界薬局見た後だと、この社会でそう言われている薬だとしても実際はそのとおりに効くのか?と思っちゃうが、剣と魔法の世界では文字通りに効くのだろう。全部で640ナール。

随分と小銭で払った?数えるのが大変そうだった。それを見ながらミチオがここでは値引きが無いなと思っていた。宿とかだとボーナススキルで30%値引き出るのに。ここの商人のスキルのカルクの効用も分からなかった。カルクで計算能力が上がる→分かる。だからここで値引きが効かない→分からない。なんで?
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二階層に来ました。出現した魔物はまたもニードルウッドだがレベルが2になっている。おまけに背後にもう一匹魔物。グリーンキャタピラーと判定された。と言う事でロクサーヌがグリーンキャタピラーを足止めしつつミチオが先ずニードルウッドを倒す。

グリーンキャタピラーの方は前後が分かるので背を向けたところを一撃。ひょっとしてそれは罠かとも思ったけど大丈夫。

二階層になったので魔物が二匹。でも三匹になるのは四階層。それ二進数のビットの立つ所で増えるって事ですか。ただ、先に進むと同時に出現するのは確かで、だとしたら面攻撃出来る魔法とか、同時に攻撃されるのを防ぐ手段とかを考えておかねばならない。

次はグリーンキャタピラーが二匹。一匹はすぐ倒せたけどもう一匹が魔法を発動。何がおきるのかと思ったら糸がミチオを拘束。ロクサーヌが間に合わないが、脚で止めてなんとかなる。

街に戻ってベイルの広場に入ったらミチオが突如としてロクサーヌを壁ドン。脇道から妙な男が商館を見張っていた。男に警戒されない様にとのポーズ。鑑定してみたら盗賊。

と言う事でアランにこの事を警告してみる。でもアランはそう言う事はままあるとあまり驚いていない。アランは今回の件はミチオが売りに来た男が関係してるのかもしれないと言う。あの男は昨日売れた。が、買い手は引取は明日にしたいと言うので売れた以上はとあの男は鍵のかかっていない部屋に今は居る。その男が手引して良からぬ事をしでかすのかおしれない。とは言ってもアランの所には戦闘奴隷が居るから心配していないと言う。

だったら良いかと辞去しようとしたミチオをロクサーヌが止めた。ここは自分が売られた場所ではあるが、ここに居る時には悪い待遇ではなかったし、面倒を見てくれたおばさんも居る。その人に害が及ぶのが心配だと。
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ロクサーヌの心配を聞いてミチオの気が変わる。アランに自分を用心棒に雇わないかと。成程と思ったアランは1000ナールで雇う事にした。

夜中にロクサーヌのチュッチュで起こされたミチオはアランの館へ。そこには屈強な戦闘奴隷が居た。待機で灯りを消すアラン。

次回はやはり盗賊が押し入るのだろうけど、どう言う方向に行くのか。

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シャインポスト・第5話

杏夏がちゃんとセンターをやれる様になってTiNgSも愈々...までは未だ。今回は理王だ。SNSで春と杏夏にファンの応援メッセージが入ってるのに理王にはもっとダンス頑張って(裏返すと今はダメ)と書かれている。
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直輝も優希も分かっている。現状ではTiNgSは中野サンプラザを満員になんて出来ない。優希は大丈夫みたいなにこやかな顔をしてもものの見事に輝いて見せるし。もっとシンプルに万人に訴える何かが必要。

そんなTiNgSをゆきもじの二人が心配してくれる。特に紅葉の指摘は以前から的を射る物で、今のままだと理王のダンスは下手っぴのままだと言うのだ。

ゆきもじのレッスンにFFFの兎塚七海が来てくれた。それに応えてゆきもじ頑張る。TiNgSも練習頑張ってるけど相変わらず理王は体幹が弱いと言うか。そこにマネージャーの直輝からお話。

次の定期ライブで中野サンプラザの告知をしよう。本番まで二ヶ月ちょっととなったらもうチケットの販売を開始しないとならない。手売りは勿論だが、中野サンプラザ級になったらネット販売もする。となると、この周辺だけの知名度だけでは売れない。

そこでTiNgSに入った仕事のオファーをやろう。同時に三つ入った。ひとつは南青山で一日店長。もうひとつは地方テレビのロケ。三つ目は池袋のショッピングモールでミニライブ。池袋のって、ひょっとしてそこは「全然違うじゃん」の場所?

この三つの中で一番重要なのは当然池袋のミニライブ。これを成功に導かねばならぬ。三人は異口同音に大丈夫と言うけど、春と杏夏は自信をつけたからその通りの言葉だが、理王だけは輝いていた。少しづつ輝きの様子から理王の問題を見つける手がかりとなる。

一日店長とロケはバッティングしてしまったので一日店長の方に二人、ロケの方に一人行って欲しい。どちらが重要かと言うと一日店長の方。そう聞いた理王が反応する。一日店長の方は、先ずは杏夏。何故なら店長が先日のライブで杏夏のファンになったからだ。残りは春と理王でどちらがどちらに行くか。

ロケは農家での収穫と試食、一日店長は甘天堂と言うお店。理王がよく知ってるお店らしい。プリン食べ放題だと喜んだ。その流れなら理王が甘天堂を選ぶのは本当なら自然な流れだが、理王は一日店長には春だと言う。杏夏のおまけは嫌だから自分はロケの方で良いのだと。ここでもまた輝いた。
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甘天堂の方は店長も納得の順調さ。ロケの方は七海と一緒に来た理王が緊張していた。このあとずっとこの状態なんだよね。七海の受け答えの後を追うだけだし。直輝はまだ理王の問題点を確定しかねていた。そしてその隣には紅葉。紅葉、正直だから理王がロケをちゃんと出来るか夜も寝られなかったと、本心言ってるのに否定してる。

理王がロケ班に挨拶に言ってる間に七海が直輝に話しかけるのだが、二人は旧知の間なのか?七海は以前何やってたのかをちゃんと話したらと直輝に言うが、直輝は以前の実績より今見せられる力でTiNgSとやって行きたいと言うのだ。

そして始まるまずは野菜の収穫だけど、どうして理王の方だけあんなに動物が寄って来るのか。ある意味良い絵面を提供してるのではないか。素直に反応するのが良いと思う直輝。

次は食レポ。出て来たのはピーマンとナスの味噌炒め?七海がとっても美味しそうだねと言うがここで光る。さっき旧知の仲と言うのもあってこの時に直輝は思い出した。七海はナスが苦手だった筈。なのに七海はプロでそのナスを食べておいしーと言える子だった。七海がナスを食べたので理王はピーマン。その様子を見た直輝がまさかと思った。そのまさかだ。

一応理王は思い切ってピーマンを食べた。食べたのだがダメだった。にがーい!と激しく叫ぶ。
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ロケは台無し。まあライブじゃなくて良かったけど。直輝はプロデューサーに平謝り。

それにしても何故逆にしなかった。
理王の部分はとりなおしじゃなくてカット。
泣きじゃくる理王。自分せいで、自分せいで。
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中野サンプラザのチケット販売開始。順調な売れ行きではあったが早々と理王の列は消えてしまった。以前も理王はこれを気にしていたよね。そしてあの時も理王は一人そこを飛び出して消えてしまった。ただ、あの時はビラを配り終えて帰って来たが。

直輝は理王を探して阿佐ヶ谷駅前迄来た。理王はビラを配っていた。必死で。自分ではチケットを買って貰えない。だからせめてビラを配らなくちゃ。

やっと一人の人がビラを貰えるかと寄って来た。喜んだ理王がビラを渡して言う。自分は下手っぴだけど春と杏夏は凄いアイドルなんだ。この様子でやっと直輝は理王をどう導いたら良いか見えてきた。

理王「私の事はいいから二人を見て貰いたくて。一度でいいから春と杏夏のライブを見て下さい!」
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泣いた。
自分はダメだけど二人をどうしても見て欲しいと言う叫びに泣いた。

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ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season・第6話

頼みの須藤はCクラスの策略にハマって自暴自棄となり、堀北も負傷した挙げ句に力の限界を思い知らされて落ち込んでいた。

その堀北に綾小路が言う。これで自分一人では限界がある事を知っただろう。お前に必要なのは手駒だ。それによって出来ない事も出来る様になる。何をすべきか分かっているだろうと行動を促した。

体育祭から逃げようとしていた須藤に対して堀北が説得する。とは言っても堀北の性格なので須藤に媚びを売るとか言うのはありえない。真正面からの説教だった。今の須藤にはいくら思いを寄せる相手とは言ってももう説教はごめんだ。全く聞く耳を持たない。だが堀北は待っていた。

その間、綾小路は櫛田と二人三脚。この時に綾小路はズバリと言う。Dクラスの裏切り者はお前だな。最初はしらばっくれていた櫛田ではあったが、やがて仕方ないなと堀北を退学にするのが目的で、堀北が居なくなったら晴れてDクラスをAクラスに昇格するのには手伝うとまったく表情を変えずに言うのだ。そして笑顔のままここまで暴く綾小路がたった今自分が退学させたいリストに綾小路が加わったと言う櫛田。
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飲み物を買いに階下に降りた須藤は、さっきの言葉どおりに堀北が待っていたのを見た。これで少しは堀北の本気が分かっただろうか。堀北は須藤が自分と同じだと言う。しかし勉強も何もかも同じではない堀北がどうして自分と同じだと思う須藤に堀北は自分の境遇を明かす。

あの何もかも出来る完璧超人の生徒会長は自分の兄。堀北はその兄に振り向いてほしくて子供の頃からずっと後を追いかけていた。しかし兄はあまりに完璧超人だった。必死に追いすがるうちに自分はいつの間にか一人になっていた。他に目をくれなかったから。それでも追いつけない。そうして自分ひとりでの限界に今回気が付いた。須藤もそうだ。自分の力だけでやろうとして、でもそれが思い通りにならなかった。だが須藤は未だこれからだ。これから自分を何者かに出来る未来がある。もしあなたが今度道を踏み外しそうになったら今度は自分が全力で防ぐ。卒業迄の間あなたの力が欲しい。存在意義を認められた須藤君、堀北への全面協力を誓う。

堀北さん、とうとう綾小路が言う協力者が出来た。
このぎこちないが素直な笑顔。
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クラスに戻って須藤がみんなに頭を下げた。自分が間違っていた。素直に謝る須藤にクラスのみんなもそれは受け入れた。須藤、最終のリレーでは頑張ると宣言。

その最終のリレー、堀北は脚を痛めた事を認めて代走を依頼。他に男子も一人足首を捻ったせいで代走を依頼したのが出る。おや?と思ったがここで意外にも綾小路が自ら進んでそれは自分がやろうと言い出した。

こうして始まる最終種目の3学年合同1200メートルリレー。最後は頑張ると行った須藤は第一走者。どうもあの生徒会長様はアンカー。だから須藤と生徒会長の対決とはならない。その生徒会長様、ふらりと綾小路の所へやって来て話しかける。

お前たちのクラスを見ていたが救いようのないクラスに見えた。それが突然変わった。何があったのか。綾小路平然と返す。もし変わった様に見えたのならあんたの妹が変えたのだ。確かに変えた直接の行為は堀北だが、堀北をそう仕向けたのが綾小路なんだけど。

この会話の途中の一瞬のカットで前を走る人間が後ろの人間の上になる作画ミスがあったのだが、私は気づかなかった。Twitterでの指摘で見返してほんの一瞬そうなるのを確認したものの、誰がどうやって気づいたんだ。そりゃ一人位は居るかもしれないが、他に笑ってる人間はほとんどがそれに乗ってるだけでは?

Dクラスがどうなるかは興味が無いと言う生徒会長に、綾小路はだったら自分には興味があるのかと言う綾小路。あんたが望むならかけっこ位は勝負してやろうと。綾小路、突如リレーの代走に手を挙げたのはこれか。堀北を見てちょっとその気になったのか。

綾小路に勝負を挑まれた生徒会長、リレーのバトンを受け取っても未だ走らない。綾小路が櫛田からDクラスのバトンを受け取ってから同時スタート。この二人、異様に速い。ちょっと他の生徒と違いすぎる。それを見て驚き必死の声援を送るDクラス。
参考資料
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ゴールの瞬間は描かなかったが、結果は掲示される。Dクラス最下位だったものの、クラスのみんなは充実感を味わっていた。1年はBクラスがちゃっかり全体4位、Cクラスが7位、Aクラスが9位。全体では赤組勝利。

軽井沢に超速かったと言われた綾小路が会長には負けたよと言う。結局そうだったのかなと思ったら軽井沢曰く前を走っていた人がコケて進路を妨げられたらしい。会長との本気勝負の結果は先送りか。

火事場の馬鹿力だと誤魔化す綾小路に堀北のパンチ。ここでそれを見て軽井沢が立ち去ったのはどう言う事かな。どんな反応だったのだろう。

堀北は今回で自分は成長した。今日はありがとうと言いつつ、片付けなくてはならない直近の問題があるらしく綾小路から離れる。そして向かった先が龍園の所。その隣に居る櫛田。いい加減に茶番は終わりにしろと櫛田に言う堀北。堀北が中学時代にあなたの様な人が居たと櫛田に言うと本性を現す櫛田。いい顔になったじゃないか。

龍園が堀北の考えている事を当ててやろうと言い出して、櫛田から名簿を貰ってDクラスを勝たせたと思っているのだろうと話はじめる。ここで龍園が堀北の会話に乗りすぎたか木下に指図して堀北を転ばせ、その上で重傷を負わせた事も話した。これは録音されているフラグと思ったらやはり堀北は録音していた。だが龍園も録音していた。今の話は最初に架空の話と断っていた。そこまで入っている。さあ、その録音では何も出来まい、土下座しろと堀北に迫る龍園。

しかしここで龍園にメール着信。何故かFromがno-reply。件名は「開けてみろ」添付ファイルがVoice0001.wav。

それは龍園が木下に命令して堀北とぶつかれと言っている会話。no-replyのメールを出したヤツは堀北の背後から糸を引いていて、こうなるのを全部予想していた。そしてCクラスの中に裏切り者を仕込んでいた。まあ裏は綾小路だろうけど、やってくれてたな。今回はこれ以上龍園は堀北に何も言えなくなった。そして歪んだ櫛田の顔がよりいっそう歪む。

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異世界薬局・第5話

勅許を得て異世界薬局を開業したものの閑古鳥が鳴く。少なくともあんな立派な店構えでは平民は中に入るのすら出来ないのではないか。その状態を一ヶ月放置するとかファルマは前世が大学の准教授だったから商才が現時点では全く無い。

一体どうしたらとファルマとエレンとセドリックが悩んでいたが三人とも俗世間に疎い。そこでどうやら庶民生活を知ってるみたいなロッテが良い情報をもたらした。外で「アンケート」をしたのだそうだ。こう言う社会水準でアンケートなんて発想があるのか。思わず声が出たよ。
参考資料

その結果は案の定、店に入りにくいとか、お高そうとか、店主が子供だとか。最低限外に何が幾らなのか看板出せよと思ったけど、この社会水準だと識字率が低かった。それに値段が応相談と言うのはちょっと驚いた。ファルマ、前世日本だって「時価」って店にはホイホイと入れないだろ。アンケート取れる程の知名度はあるみたいだが、それでも宣伝はしないと駄目だ。それは開店当初からやるべき事で、やはりファルマに商才が無い。

そんな異世界薬局に唯一の常連客が居た。ジャンと呼ばれる老人。ジャンは今回も船乗りの飴をくれと言う。何だそれ。ファルマがジャンに言った内容によると壊血病を防ぐ為のビタミンCトローチらしい。いきなりそこに目をつけたか。でもジャンは船乗りなのかと聞かれて言葉を濁して店を出る。そして外で誰かと話していた。うん?ひょっとしてあの薬師ギルドの偵察。でもキャラの作りからは悪人には見えないんだけど。

そこに通りすがりの謎のカップル。
参考資料
いや、露骨に分かるって。

心配したファルマの両親が様子を見に来たのだ。ブリュノは店主よと呼びかけて異世界薬局の中を見学する。大きな建物だとは思ったが、診療施術施設も持ってる。隔離病棟迄あった。これはもう既に病院。

両親との会話で商売のヒントが出て来た。母ベアトリスからの提案は先ずは貴族向けの化粧品はどうかと。それが貴族の間で流行れば宣伝になる。化粧品からのアプローチ来たか。ファルマは前世で化粧品会社で化粧品の安全性テストをした経験があるのだそうだ。それが無かったら現代日本から転生しても何も作れないよね。私には無理。何も化粧品知識無い。

ここでブリュノからの忠告。化粧品を作るなら白粉だけは作るな。そう言われているからベアトリスは使ってはいなかった。ブリュノの観察によると白粉を使う婦人程早死するからあれは毒性があると言う。ファルマはすぐに気がつく。私も読んだ事がある。昔の白粉には水銀などを使っていて毒性があったと。しかもブリュノによると白い肌を求めるあまりに瀉血をする婦人も居ると言うのだ。

そこに駆け込んで来る者ありけり。当家のお嬢様が倒れて診察をして欲しい。ファルマが馬車に駆けつけると流石に侍女は子供?と驚くが宮廷薬師の紋章があるので入れてくれた。中ではお嬢様が真っ青な顔で苦しそうだった。意識障害は起きていない。早速診眼開始。身体を舐め回すが特に異常な部位が見つからない。診て行くと腕に切り傷があった。自傷行為?いや正確に傷を入れているのでそうではない。

と言う事で、ついさっき言われたキーワードの瀉血へ到達。

取り敢えず異世界薬局へお嬢様を連れて行く。他に病気が無いのに何故瀉血をと思ったら、これまたベアトリスとブリュノが行ったとおりの白い肌を求めるあまりに瀉血をしていたのだ。思いを寄せる相手にふられたが、それは肌が白くないから。だから白い肌を求めてこんな事に。

想い人に好かれたいと言う女性に瀉血は危険だと言ってもまた帰ったらやってしまうだろう。そう言う会話の時にロッテがどうにかならないでしょうかと言う誘導尋問をする。そこでファルマが思ったのは白粉ではない美肌クリームを作ろうと言う事。

先ずは貧血改善と感染症の薬を処方。そして美肌化粧品を用意する事を約束した。

よくもまあ薬学部の准教授が化粧品を作れた。存在だけは知ってるけどクリームとか化粧水とか寝る時の化粧落としとか。

お嬢様=クロエ・ド・シャティヨンはちゃんとした化粧品を貰って、これなら瀉血はしない。こうして貴族も使う化粧品を廉価で販売。評判が広まる。

繁盛したのは良いのだが、繁盛しすぎてクロエが来ても売り切れ。異世界薬局の問題を聞いてクロエからの提案。化粧品部門を独立した子会社(と言う概念は無いのでは)にしてはどうかと。セドリックがこのお嬢様の素性を話した時に実業家侯爵家の令嬢だと言っていただけあって、事業遂行の方はファルマより明るい。資金も出すし、薬師も出せると言うのだ。

たちまち異世界薬局2号店、コスメブランドのメディークが開店。クロエが従業員も集めたと言うけど、これ見た瞬間に貴族のお嬢様が?と思った。
参考資料
でもこれで薬師なのだそうだ。出産で契約を切られた女薬師を集めた。ああ、今なら普通に再雇用あるのにね。それにしても出産後からそんなに年月が経っていない(若く見える)と言う事は子供は未だ育成途中で、それを置いて薬師の仕事が出来ると言う事はやはり貴族階級なのでは?

EDのキャストでエリザベート二世が出ていたので、あれ?と思ったらCパートあった。
エリザベート二世から呼び出されたファルマは異世界薬局の新製品は先ず自分の所へ持って来る様にと言われる。

取り敢えず今回開発のリップクリームを献呈。エリザベート二世、大いに喜ぶ。
また、例の白粉の件はファルマの進言を入れて禁止の勅令が早々と出たのだそうだ。毒だからね。急いだのだろう。だがいきなり白粉禁止を出されると立ち行かなくなる店が出る。ファルマは美肌クリームの生産技術を開示して国から業界に知らせる方向で非難をかわした。その上でエリザベート二世はファルマの店の薬の値段をもう少し上げろと言う。今のままだと平民の薬局が潰れる。貴族が平民の生活を踏みにじってはならぬと。

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リコリス・リコイル・第6話

自分の仕事がDAによって揉み消されたのに腹を立てた真島、だったらDAのリコリスを殺してやろうと次々とリコリスが標的にされて殺される。

緊急事態にたきなから千束に連絡が入った。常に二人組で行動しないと危ない。と言う事で千束の所へやって来ましたたきなさん。うちに泊まるの?と大喜びの千束さん。
参考資料

たきなが千束の部屋に入ったら何も無い。プロの部屋だ。いや、さっき違ったぞ。いきなり片付けた?と思ったら隠し扉から下の階へ下りてそっちが生活する部屋。ここはセーフハウス1号。他に3つあるんだ。私もセーフハウスを他に三つ欲しい。

さて共同生活をするとなると公平な家事分担をします!とたきなが一週間の分担スケジュール表を出したが千束からつまんなーいと言われてしまった。ここでたきなが動揺する。まるで昨日ケイトがルイーズからつまんなーいと言われたみたいに。ケイト同様にそれじゃ面白くとじゃんけんで分担を決める事にした。

あー、それあかんヤツだ。たきな知ってるだろう、千束がどうやって弾を避けてるのか。どうしてそんな勝負しちゃうかな。案の定全部がたきな枠になってしまった。
参考資料

かかる事態に店長はDA司令に連絡をして共同で対処しようとしたものの、司令は極秘だからと何も情報をくれない。でもクルミにかかれば勝手に覗いちゃうから問題無し。

リコリス殺害の真島が単にリコリス殺しで騒ぎを起こそうとしていたのではない。リコリスを殺してスマホを持ってくればロボ太がDAの本拠地を暴くと言ったので手を下した。しかしロボ太の腕前ではそう簡単には行かなかった。DAの方もどうもリコリスの一部は捨て駒にしたみたいだ。真島は捨て駒なんぞどうでも良い。そいつらのせいでこちらも26人も死んでるんだとお怒り。うん、26人も死んだとあっては確かにここ最近はDAはリコリスを捨て駒にして真島を探ろうとしていたみたいに見える。そうでないと反撃を受けてこんなには死なないだろう。

真島はあと三日でDAの場所を探し出せ。ロボ太、残り時間が無くなった。しかもどうも吉松らしい人間はロボ太に、真島に千束を狙わせろな依頼を出していた?真島はこの時点ではこんなの使い捨てだと興味を持たなかったが。

困ったロボ太、裏ネットで政府専用OSにバックドアを仕込んでるヤツは居ないかと聞いてみたらそれが出来るのはあいつしかいない、ウォールナットだと一斉に返される。ウォールナットは自分が片付けて今のトップは僕だぞと怒るロボ太。

手伝ってやろうかと言うヤツ(橋山大介(43))が居たが、速攻で警察に捕まった。しかも児童ポルノ禁止法違反の容疑で。

ロボ太は千束のあの家を発見して雇った連中か何かに襲撃させる。だがセーフハウス1号の罠にハマって見事にやられて放り出されてしまった。とは言え何だこれと言う映像が取れたのは大きかった。

三日経ったぞと押し入って来た真島がロボ太の録画した映像を見る。あれ、どう言うトリガーで再生が始まったんだ?兎も角それを見て真島が興味を持った。明日そいつを倒しに行くから作戦を考えろと言い捨てて真島は帰った。

千束、クルミからリコリス制服がバレてるんじゃないかと言われて上にポンチョを着て配達へ。千束が出て行ってしまった後でクルミが飛び出して来た。これだこのせいだ。あのたきなが銃撃でDAから追い出されたあの事件の時のドローン映像が流出して今回のリコリス襲撃が行われた。ここに映っている4人が殺された4人。

こんなものどこからと言われてクルミが苦し紛れにこの時のDAのハッキングは自分がやったと明かす。でも銃取引を手伝ったのではない。あの時の「クライアント」に近づく為にDAハッキングだけをしたのだ。

千束の画像も漏洩している。と言う事はつまり今度は千束が狙われる。すぐさま店長から連絡が千束に入る。しかし一瞬遅かった。真島の車が後方から千束を襲う。

千束、轢かれたものの、死んだふりをして近寄って来るのを待っていて、ポンチョを真島達に被せて発砲。次々と倒される真島の手下。でも実弾ではなくてゴム弾。ロボ太による位置特定で千束に車で迫る真島だが、真島の弾は千束に避けられた。驚いた真島に千束からの銃撃。

倒れた真島に千束が近寄ったが、血を吐かれて目潰しされて殴り倒される千束。周囲ではそれを喜んで歓声を上げる真島の部下。まさかこれが後で足がつく事になろうとは。真島の銃を吹っ飛ばす銃撃。たきなの正確な銃撃。と言うかたきなはもう初撃で真島を殺すとかしないんだよね。

そこに店長の車が到着して千束とたきなが乗車。逃がすかよアランリコリスと真島が迫る。ロボ太の遠隔操縦で車をぶつけられて店長の車が止められ、そこを対戦車ミサイルみたいなので狙われているぞ。こうなっては仕方ない。監視用のドローンをミサイルを構えているヤツに直撃で当ててミサイルを逸した。
参考資料
逆に真島の方にミサイルは向かったが、真島は水中に投げ出され、水落ちは生存フラグだぞ。

喫茶リコリコに戻ってたきながDAを追い出されるきっかけになった事件はクルミが片棒を担いだと明かされたが、たきなは怒っていない。あれは自分の行動の結果なのだと。その代わりあいつをやっつけるのに協力して貰うぞと言われるクルミ。よかった、早速だけどヤツの名前は分かったぞと、あの時の映像で千束が真島にボコられてる時の周囲の真島の手下が「真島さん」コールしてるのを見せる。
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本格的にリコリコ対真島の対決だね。
真島の方も千束に強烈な興味を持ったし。

一段落して千束は危険な状況だから当分二人で「同棲」しようと提案するが、たきなはそれじゃじゃんけんで千束が勝ったらそうしましょうと提案。千束はしめしめとじゃんけんに乗るものの、もうたきなは千束の罠には引っかからない。最初はグーをせずにいきなりじゃんけんをして初めて勝利を収めた。

やたー!勝ったよ!
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シャドーハウス 2nd Season・第5話

ジョンが無茶したせいで廃屋みたいな所の壁が倒れてその中が研究班の研究施設だと言うのが判明。しかし壁が倒れちゃったよと言う様子のオリバーはそっちにお構いなしでオリーをエミリコに向かわせた。スーパー生き人形確保!
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あの亡霊騒ぎの一件でオリバーはすっかりエミリコを気に入ってた。君達はお客様かーと言う事でお茶を淹れてくれる。薄いけど。

お茶を淹れたアンナとナンシーには角砂糖の餌付け。他に研究班に居るリディアとリディは口が悪い。ジェレマイアとジェレミはこんな事態でも眠ったまま。ここの奴らには常識ってもんがないのかー!と叫ぶジョン。ジョンに常識云々を言われるとはと驚くケイト。

そう言えばオリバーに言われて思い出したが最初に煤回収機を作った時はメインハウスの地下で外に出せなかったよね。手狭で移転したのだそうだ。この廃屋みたいなの、メインハウスから直接繋がっていると言う。つまりジョンが破壊した壁の戸は使っていなかった。

オリバー、星つきだから説明しなくてもケイトがローブ様や亡霊騒ぎの調査をしてると言うのは分かっている。一緒に居るジョンは何だろうと思ったけど、アンナがゴニョゴニョ説明したそう言う関係かと納得。ケイト、煤出してどんな噂が広まっているんだと暗澹たる気持ちに。

調べられているうちにエミリコが良い匂いに気がついた。ふと見るとジェレマイアとジェレミが豪華な食事をしている。即ち生き人形なのにジェレミは肉を食べていた。これ、ジェレマイアは星つきじゃなくても星つき所属班の特権なのだそうだ。これはまた凄い格差だ。

ケイトはオリバーと話を合わせるつもりだったのか、本当に興味があったのか、研究班の作った物を興味深く見て行く。それに応えたオリバー、ケイト良いね煤つららも出来るし優秀だよと思わず口走る。実は秘密だったみたい。煤量の多い者にしか出来ない。こどもたちの棟だと僅かな者しか出来ない。バーバラ、ベンジャミン、ギルバート、ケイト、ジョン、あとは量的にダグラス(あのミアを盾にしたダグの主人)とサラも出来るんじゃないかとの事だった。

この調子でオリバーにはペラペラ喋って貰おう。ケイトは亡霊騒ぎの犯人は誰だと思うかと聞いてみた。オリバーはそう言うのは考えないが、ひとつ思うには煤管の扉は重い。あれは相当力のある者でないと開けられない。双子の女の子には開けられないのではないか。ショーンにローブ様の特徴を聞いてみたら、長身だった。大人がこっそりこどもたちの棟に来てるのか。ケイトが思わずクリストファーかと言いそうになったらオリバーが慌てて止める。クリストファーとアンソニーの事だけは答えられない。は?アンソニーって誰?

オリバーは研究棟と部屋が遠いから部屋には帰ってないと言う。じゃお風呂は?とケイトが聞くとオリバーはそこだ!とばかりに消臭の為に香水を作ったと言う。でもオリバーには効いたがベンジャミンだと悪臭になってしまったと言う。そこで思いついたショーン。ローブ様も香水の匂いがした。

香水はリディアが管理していた。何種類かあったが、どの香水が誰に供給されるかは人数制限付きで決まっていた。ひょっとして香水でローブ様が誰なのか分からないかと思ったが、リディアはそんなの無理と言う。肌につけた香水から元が分かるなんてプロでも無理。そうなのか。

もう夕食の時間だから帰らないとと言うケイトに、また来てよとオリバーは生き人形の部屋の鍵をケイトに渡す。おいおい、随分と破格の厚遇じゃないか。余程気に入ったか。スーパー生き人形はいつでも大歓迎。
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ジョンにも鍵を渡す。え?ついでに?
いや、ジョンは壁の修理に来いと。
でもここまでの事になったのはジョンが壁をぶっ壊したおかげ。

随分情報は集まった。これで同期のルイーズとパトリックの助力を得て調査を進めたい。幸い鍵を貰ったのでエミリコの部屋の方からこっそりと出られる。

深夜12時にパトリックの部屋に集合。ここでパトリックとルイーズに亡霊騒ぎが解決していないのを明かした。そしてケイトが疑われたけど、その解決を手伝って欲しいと言う。でもパトリックは星つきに目を付けられるのは嫌だと言うし、ルイーズは話がつまらないと全く興味を持たない。ケイトの話ってやって欲しい事ばかりで身勝手だとルイーズは言う。

ハッとケイトは気がついた。そうだ。自分は要求ばかりしている。洗脳されているからルイーズやパトリックに話が通じないのではないのだ。でもエミリコは違う。みんなを楽しく引き込む。自分に足りないのはそこだ。
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どうやったらみんなを楽しませる事が出来るか。うまく話が進まないのでイライラしていたジョンの煤を捕まえてこれだ!とケイトはこねてみせる。煤ダルマ遊びをして見せる。ルイーズは食いついた。ルイーズとジョンが楽しそうにやるのを見てパトリックも引き込まれた。全員分を混ぜたらこねやすい煤粘土になった。創作意欲が湧く。

作ったのを火で焼いて陶器みたいにした。楽しんだ事でパトリックはまた来てもいいぞと言う。ケイトはシャーリーの分も作って同期の思い出が深まる。帰ろうとしたケイトにパトリックは次集まる迄に何したら良いのかと言う。ルイーズも付き合うと言う。同期の四人(+一人)の気持ちが一致して真犯人探しに向かった。
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はたらく魔王さま!!・第4話

リスクマネジメントでエミリアに今日泊まっていけと言う魔王さま。ちーちゃん、心配そうな顔をして帰って行った。もうちょっと整った心配そうな顔で描いて欲しい。
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ベルからセフィロトの樹についての説明。つまるところ、世界を支える大切な樹であってこれが倒れたらもう大変。だからイェソドの欠片たるアラス・ラムスをガブリエルが回収に来たと言う事だ。だが世界樹が本当にそう言う役割なのかは確証が無い。

部屋割りは魔王城で魔王さまとエミリアとアラス・ラムスの親子水入らずで、ベルの部屋にアルシエルとルシフェル。

アラス・ラムスは遊園地に行った時の写真が気に入って寝る時も手放しそうになかった。そんなに写真が気に入ったか。そして寝てみたら魔王さまがエミリアのすぐ近く。だってアラス・ラムスが離さないから。そして魔王さまからアラス・ラムスに昨日の話の続き。天使に助けられた旅人が王様になった話。それ、前回魔王さまが天使に助けられた話と同じなのでは。

翌朝エミリアが起きたら頭の所にガブリエルが居た。これだけ見たら到底ガブリエルに敵わない。ガブリエルは話を進める。取り敢えず話し合いで。最低限アラス・ラムスか聖剣かどちらかを今回は持って帰れば良い。何しろ欠片がばらまかれてそのひとつがアラス・ラムスだけど、もうひとつは聖剣の方だから。

魔王さま、土下座で頼む。アラス・ラムスを連れて行かないでくれ。ガブリエルの昨日の女の子みたいには行かないと言うのはまあ分かる。でも魔王さまは自分の首と引き換えにと言い出した。
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そんな交換条件は聞き入れられないと言いかけたガブリエルにいにしえの大魔王サタンの伝説を知っているからアラス・ラムスを行かせられないと言ったらガブリエルの表情が変わった。何か知られてはいけない事があったか。だからガブリエルはこの場でサタン=魔王さまを殺しちゃおうとした。

それに抗ったのがアラス・ラムス。ひどいなあと笑っていたのも束の間、アラス・ラムスがガブリエルを吹っ飛ばした。アラス・ラムス、何か言ってたね。嘘つきとか嘘で神様になったとか私達を閉じ込めたとか。

アラス・ラムス自身で飛ばされたガブリエルの後をエミリアが追う。

力負けしたガブリエル、デュランダルの剣を取り出した。なんでも斬れると言ってエミリアの聖剣を切ってしまった。

魔王さまも追おうとしてベルに頼んだが、そこに天兵到来。動くな人間ども。ガブリエル様の邪魔はさせん。などと横柄な口ぶりに、お偉いさん登場。堕天したとは言っても流石のルシフェルさんだ。天兵は整列して見送るしかなかった。

ガブリエルの方はデュランダルを出した以上はエミリアに対して押せ押せ。そんなエミリアにアラス・ラムスは聞く。ママはパパとずっと一緒に居たいのか。好きなのか。その答えがエミリアの「死がふたりを分かつまで」とか、それもう結婚しますって事ですか。

この時魔王さまがガブリエルに突進して墜落するが、人間の力しかない魔王さまを助けたのはアラス・ラムス。パパとママと一緒にいるから、今はちょっとだけと言って消えた。実は消えた先があったのだ。この場ではエミリアが聖剣を復活させてガブリエルを退散させたけど、魔王さまから見たらアラス・ラムスが消えてしまったまま。

アラス・ラムスが居なくなって落胆の魔王さま。何しろマグロナルドで働けなくなる程。でも実は居たのだ、アラス・ラムス。聖剣と一緒になっちゃったのだ。送り火で黄昏れていた魔王さまにアラス・ラムスを見せてやるエミリア。再会に泣く魔王さま。すっかり人間化してる魔王さま。
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おや?
Cパートでガブリエルの愚痴をサリエルが聞いてるぞ。人間界に堕ちたと思ったサリエル、未だ天使の力は残っていたのか。

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異世界迷宮でハーレムを・第5話

朝チュンぽいので前回どうだったっけと思い出したが、やっちゃったベルだったか。
革の鎧をロクサーヌに渡したら画像を映すことができませんな程にぴったりになってしまった。そう言えばこれも装備品が装着者に合わせて伸縮すると言う設定があったんだ。作画で乳袋がとか言われるけど、装備品が勝手に伸縮するのでは仕方ない。

革の鎧はやめてジャケットにして迷宮へ。いちいち広場に行ってからワープ魔法使う理由あるのか、部屋から直接行けばいいじゃんと思ったけど部屋から出ないで色々稼いで来る冒険者だと宿の者から怪しまれるか。
参考資料

今回でミチオはこれを筆頭に他の人には内緒だよと言う能力を色々見せた。パーティー組んで魔物退治する以上は当然ではあるけど。今期も異世界物が多くて、しかも奴隷少女を買うのが他にもあるのでどっちで「あれ?」と思ったのかもう思い出せないけど、奴隷少女からこの世界の生活様式を聞く場面があって、今まで奴隷だったのに何故そんなに知ってるのかと思った時があったが、ロクサーヌの場合は以前別のパーティーに参加していた事があったとの事なので、この世界の生活様式を知ってると言うのは分かった。

ロクサーヌは狼人族なので鼻が利く。さっそく魔物の居る方向へ向かう事にした。その時にロクサーヌが魔結晶をくれと言うのだ。何だその魔結晶は。聞いてみたら魔物を倒すとそこに魔力が溜まって将来高く売る事が出来ると言うのだ。ミチオさん、知りませんでした。知らないまま魔物倒していた。随分損した気分。魔結晶はギルドで売ってるとの事なので後で買う事にする。

早速 登場。ミチオ、あのデュランダルの剣があるので一撃で倒せる。これも内密にな。こうして大量に今回の収穫。部屋に戻ってからはこれからは近くに座ってくれなと。ロクサーヌの耳をモフモフしてシフォンケーキじゃなくてもっともっちりした物を連想。何かと思ったら磯辺焼きとか、そんなもの思い出すか。磯辺焼きの説明で故郷にあった好きな食べ物と言うと、ロクサーヌはやがてミチオはその故郷に帰ってしまうのかと心配になった。でも多分も帰れないし、ミチオはロクサーヌ大事だから置いてなんて行かないよ。
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但しパーティーの戦力増強の為にこれからもメンバーを増やすからなと言うとロクサーヌは承諾。ミチオさん、これで「ピー」の言質は取ったなと。おい、そこは「ハーレム」らしいのだが、タイトルに入ってる単語が「ピー」なのかい。

ギルドで魔結晶購入。空っぽのが欲しいと言うと黒魔結晶だと言う。空っぽだとそれなりに安い。ひとつ10ナール。魔結晶は魔物を10匹倒すと赤に、100匹で紫。100万匹倒すと白になる。白笛かな(違う)。大抵は1万匹の緑、10万匹の青で売り払うらしい。

簡単にニードルウッドを倒せるので、ロクサーヌはもっと上の階層に行ったらどうかと勧める。下じゃなくて上。迷宮は冒険者が魔物を倒す事で成長するのだそうだ。妙な養分だな。その迷宮を倒すには各階のボスを倒す事だと言う。それって寄ってたかってボスを倒したら迷宮は倒れるのでは。

そう言う迷宮の仕組みを知ってミチオは複数の魔物と同時に戦う方法を模索する。広域魔法が使える様になっておく必要があるのでは。現時点で魔法使いではないが、魔法に匹敵するボーナススキルはある。と言うので試すのだが、なかなかうまく行かない。MPが少ないせいだろうか。やはりいつもの力押し。

今回魔結晶を手に入れてから初めての10匹討伐。魔結晶は赤くなった。でもロクサーヌは黒いまま。トドメをさした方に魔力が入るのだそうだ。ではもうちょっと早く貯まる様に結晶化促進と言うボーナススキルがあったので使ってみた。

と言う事で結晶化促進32倍(どうしてこの世界で2進数でキリの良い数字が出るだよ!)を使った結果、もう紫になりました。内密にな。

パーティースキルを見る事が出来るのを発見。ロクサーヌのを見てみたら、今は獣戦士で良いかとそのまま。問題は回復魔法。今は怪我をしたら治癒魔法が使えない状態だから。どうしたら使えるかと聞いたら、神官や僧侶にならなくてはならない。なるには魔物を素手で倒す修行が必要。仕方ない、素手で戦うのをやってみよう。

とは言っても素手だけでは大変なので剣を弱めてみる。ところが一段下げただけでもうニードルウッドにあまり効かない。そこにロクサーヌ突進。ニードルウッドが攻撃を仕掛けて来て危ないと思ったら、ロクサーヌの身体能力が優れていて攻撃を僅かの動作でかわす。流石獣戦士。

打撃で倒した筈だがミチオの方には僧侶が入ってない。ロクサーヌの方に入っていた。最後の一撃はロクサーヌの突きだった。次は剣の力を下げてダメージ程度にとどまらせて最後に腕力を上げてとうとう素手でニードルウッドを倒した。やっと僧侶のジョブを手に入れてちょっと手当出来る様になったよ。
参考資料

宿に戻って反省会。色々ある反省会。
次に迷宮へ行くと目の前に待機部屋。この奥には1階層のボスが居る筈。

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シャインポスト・第4話

次の定期ライブの最後の曲は「一歩前ノセカイ」で杏夏がセンターだと直輝は宣告。でも杏夏は以前その「一歩前ノセカイ」でセンターに失敗してから決してセンターになろうとしていなかった。だから猛烈に反対した。春と理王が、杏夏がセンターをやる本当の「一歩前ノセカイ」をやろうと言っても私ではダメだと言い張る。そこに雪音が迫って来た。いつまでそうやって居るつもりなんだ。君はもうデビューしてる。立てる舞台がある。チャンスがある。なのにそれを全部放棄するのか!(心の叫び)

だよね。雪音からしたらそうなる。これには杏夏だって反論出来ない。出来ないけど、飲み込めない。それでも直輝は聞く耳を持たない。これは決定事項だ。

杏夏が一人歩いていた。ふと見ると絶対アイドル蛍の特別な存在のポスター。そう、杏夏は誰かにとって特別な存在になりたかったのだ。杏夏は友人(池柴朱?)からのお礼としてある日アイドルコンサートに連れて行かれた。最初は面倒くさいなと思っていたのに、その蛍のライブが始まった瞬間に雷に打たれたが如く感じた。
参考資料
こんな凄い存在になりたい。自分も誰かにとって特別な存在になりたい。アイドルになりたい。
え?えー?
参考資料

それ以来杏夏はアイドルの応募にエントリーした。何度も何度も何度も。ある日オーディション会場で言われた。「丁寧なのは良いんだけど君だけの特徴が見えて来ない」アイドルは何か尖った物が必要だから。

自分には光る物がない。でも次こそはと思ってそこを出た杏夏に声をかけて来たのが優希だった。付き合いで来た場所だったがこんな出会いがあったとは。審査員の中には見えなかったが、オーディションしてる最中は見てたのか。そうして杏夏はブライテストにスカウトされた。

ここから夢の第一歩だった。しかしその先が大変だった。勉強は頑張ったのとほぼ比例して結果が出る。でもアイドルはそうじゃない。結果が出ない、そしてその上に同じグループになった春が特別な存在だった。こんな子が居る。それに対して自分は普通の子。

到底敵わないと思っていたある日。杏夏は次のセンターは君だと優希に言われた。とうとうその日が来た。でもその結果は既に語られたとおり。「一歩前ノセカイ」で歌が出なかった。やはりダメだったのだ。自分がセンターをやっては。

トボトボ歩きながら杏夏はハンバーガーショップに入る。背後ではマックで女子高生が噂話をしていた。HY:RAIN(ハイレイン)ヤバいよね。HY:RAINはつい最近一万人規模のライブをやったグループ。デビューはTiNgSと変わりないのにどうしてこんなに差がついた。マックの女子高生、一度で良いからプライベートで会ってみたい。でもアイドルはこんな店に来ないよね。

「ねえ、あの人、TiNgSのお杏じゃない?」
「気づかれてしまいましたか」
参考資料

と言う夢を見たのさ。
悔しいです。どうして平凡な才能しかないのか。

泣く杏夏に声をかけてくる者ありけり。
「すみません、TiNgSの杏夏さんですよね」
でもそれマネージャー。

直輝は杏夏とセンターの件で話がしたかった。だがそそくさと杏夏は帰ってしまって見失ったのだが、その直輝に雪音が居場所を教えてくれる。たまたま見かけただけだと全身を輝かせながら。

平凡な才能しかない、教えられた事を教えられたとおりにしか出来ないと泣く杏夏。だから裏方に徹する。それで充分なのだと言う杏夏はやはり輝いてしまった。杏夏はグループの中で何をやるのが正しいのか考えてしまった。でも直輝はそうじゃないと言う。アイドルは正しい事をするのではなくて、やりたい事をやるものだ。

でもそれで間違ってしまったら?アイドルが間違えた時に全力でサポートして最高の結果を出すのがマネージャーだ。安心してやりたい事をやれ。

そしてやって来た定期ライブの日。観客の中に雪音が居ないなと思ったら杏夏の所へ来たか。15歳は育ち盛りだぞ。若いな。

最後の曲は「一歩前ノセカイ」。杏夏がセンターへ。その曲ってと気がつくのは古参のTiNgSファンか。

心配したけど杏夏ちゃんと歌いだした。でも声が?と思ったらトッカさんが一緒に歌ってる。トッカさん、胸熱。
参考資料
これで杏夏がちゃんと歌い出せる。

トッカさんが必死に歌って杏夏がちゃんと歌えた展開、最高だった。
そしてトッカさん、失神しちゃう。

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ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season・第5話

状況証拠から裏切り者は櫛田だ。理由は分からない。クラスを率いて行くつもりならこう言う事も考えておくんだ。

と言う事で綾小路は櫛田と他のクラスの敵情視察へ。堀北とともに。櫛田からは綾小路君は人が悪いなあ、自分は堀北から嫌われているのにこの三人で一緒だなんてと言われてしまう。そこには答えない綾小路。このあとは堀北にお任せ。
参考資料

堀北は全く相手の気持ちを考えない。別に嫌ってない、興味が無いだけ。そして直球で聞いて来る。あなたは裏切り者?当たり前だが櫛田はなにそれな返事で、ここでは一応堀北は、そう、ならいいと言う事になる。これ綾小路が堀北と櫛田を引き合わせた意味あったのか。或いは櫛田に堀北が自分を疑っていると認識させるのが大事だったのか。

体育祭始まりました。
須藤、はりきりすぎ。その理由は好きな子=堀北に自分をアピールしたかったから。あれ?須藤ってそうなんだっけ。記憶に残っていなかった。だがこれが今回の体育祭のDクラスのポイント。

Dクラス、序盤は須藤以外は平均以下だったが、須藤一人で稼いでいてクラス成績は順調。堀北も陸上部に匹敵する力を見せ、そして兄の須藤生徒会長もその実力を見せていた。

だが、あいも変わらず高円寺が全くやる気を出さない。こいついつ本気になるんだ。その高円寺には堀北も出場依頼をしたらしい。まあ堀北の説得程度では高円寺は動くまい。でも堀北が高円寺を説得しようとしたと言うのは綾小路に伝わる。

高円寺がやる気出さないので須藤は段々苛ついて来た。そして龍園の仕掛けが発動しだす。棒倒しは須藤を封じて身動き出来なくし、棒倒しの競技の途中に見せかけて龍園は須藤を蹴飛ばす。どんどん怒りが溜まる須藤。段々他人に怒りをぶつける。

そんな時に今度は堀北が狙われた。Cクラスの子(木下)がわざとぶつかって来たみたいで負傷してしまった。足を引きずる程の重傷。この辺りから堀北もへこみはじめた。当然高円寺の説得はうまく行かなかったが、自分が櫛田みたいだったら違っていたかもしれないと弱音を吐いたり。

女子の騎馬戦ではやはり龍園の策略で堀北が集中攻撃。どんどん落ち込む堀北。
須藤が気にして声をかけても平気だ、それよりそっちに期待すると言われるので、ムキになって頑張ろうとする須藤。だがそれも龍園に封じられてますます怒りが溜まる。

こうして赤組の序盤のリードはほぼ無くなった。
ねぇ、清隆、やばいんじゃないの?
って軽井沢さん、とうとう綾小路を名前呼びですよ。理由は付けてたけど。
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綾小路はその軽井沢にも裏切り者が居る事を教えた。参加者リストが筒抜け。これで孫子の兵法で有名な孫子が田忌将軍に斉の公子との競馬の戦い方の故事と全く同じ事をされている。一番強い者には弱い者をあて、残りは相手より少し上の者を。さらに龍園は堀北だけは徹底的に潰す方向へ。

ここで綾小路は軽井沢に腹積もりを明かした。手駒にしたら随分と色々話してやるんだ。綾小路は今回の体育祭で勝つつもりは無い。それより徹底的に一度叩かれた方が今後のDクラスの為だと思っていた。

怒り狂った須藤は龍園に殴り込みをかけようとした。それを平田が止める。ここで平田が須藤に今はもうクラスから認められていないんじゃないかと揉めたところでとうとう須藤が平田に手を上げてしまった。茶柱先生は何事かと言うものの、平田が自分で転んだだけと言うのでその場は追求しない事にした。だがこれで民心は完全に須藤から離れてしまった。Dクラス空中分解。堀北はボロボロだし。

昼休みに綾小路は堀北の所へ行った。堀北は綾小路が近づいて来た理由を察して自分に須藤を説得させるつもりか、自分には無理だと言うが綾小路はそれを許さない。おまえは武器を手に入れる機会を放棄しようとしている。今回の事で分かっただろう。一人で戦うには限界がある。だからこの先の為に手駒を手に入れろと。

この堀北の所に櫛田がやって来た。さっきぶつかった木下が大怪我だった。だから保健室に来て欲しいと。いやいや、堀北さん、あんたは綾小路から櫛田が裏切り者だと聞いているだろう。あの場では信じると櫛田に行ったけど、C組からみで櫛田の言う事を聞くのは不用意すぎないか。

案の定保健室に行ったら龍園が居た。ぶつかったと言う木下の足は大きく腫れ上がり、しかも木下の言い分では堀北の方がわざとぶつかって暴言を吐いたと言う。そんな事はないが証明は出来ない。

ここで櫛田が「助け舟」を出すのだ。助け舟じゃないけど。どうしたら不問にしてくれるかなと龍園に聞くと龍園は100万ポイント寄越せと言う。堀北は一回それを蹴るが、それじゃ生徒会に報告するかと言われて兄にコンプレックスを持ってる堀北が100万ポイントを飲むものの、この時点ではさらに相場が上がっていた。土下座もしろ。
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但しこの時点では勘弁してやるから体育祭の後で返事を寄越せと龍園は去る。
罠にはまったと思った堀北だが、兄会長がほんの少しだけ自分を気にしてくれたのを見て自分がこの体育祭でやるべき事を果たさねばと心に誓った。

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異世界薬局・第4話

皇帝陛下への結核治療開始から三ヶ月。ファルマはブリュノと知識交換を始めたと言う。ファルマはこの世界の医療知識とか慣習とか知っておいた方が良いだろうが、ブリュノには何が伝えられるのだろう。取り敢えず結核みたいなのはバクテリアとかの感染症だよとか?

結核の新薬については医薬大学からレシピを教えろと依頼が来てるらしい。そりゃ知りたいだろが、この時代は抗生物質をおいそれと作れる技術は無いよね。何か混ぜれば良いと言う物でもないし。ブリュノさん、事前に察知して適当に理由をつけて追い返した。ただ、ブリュノは薬神からのものだから他の者には作れぬだろうと思っている。まだ化学知識が無い。でもファルマからしたらやがて技術が進歩したら誰でも作れる様になる、それを望んでいるのだ。

そうやって知識の共有をして助かる命を増やしたい、それがファルマの願いだったが、ここでブリュノから危うい情報が来る。知識の独占と利益の独占をしている薬師もいる。だからファルマを異端として排除したい連中もいる。

あと、ブリュノからは白死病を誰かが持ち込んで陛下暗殺を企んだのではと言う話も聞いたが、バクテリアの知識が無かった時代に皇帝狙い撃ちでそれは無理だろう。

ファルマが皇帝の往診に出た後、ブリュノが異端の薬師を思い出すが、彼は何だろう。ひょっとしてファルマがみたいに転生したけど世界に馴染めなかった日本人かもしれない。
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ファルマが宮殿に到着したら誰かが迎えた。誰?Wikipediaを見たらノアと言う小姓で有名侯爵の公子とあった。今回の件で褒美もらえるとしたら何が良いかとファルマに聞く。俗っぽい推測をされたが、ファルマは薬局を開設したいと漏らした。これが伝わるんだな。

皇帝は大分元気になって来ていた。今日迄は薬が効いている。でも明日どうなるかは分からない。どんな薬にも絶対はない。でもあの初めての投与の時は絶対と言う口ぶりだったファルマ。あの時はそう信じさせるのが患者への配慮だったのだ。

確かにあの時はもう死に行くとしか誰もが思っていた皇帝の容態だった。皇帝はあれでもう権威が落ちたと思っていた様だが、でもファルマは皇帝を必要としている人は居る、例えば皇子がそれと言って皇帝がこの先生きていく心の持ちようを示す。

それから数ヶ月後。もう皇帝は完治した。
ファルマはブリュノともども宮殿に招かれる。ファルマ、前世は日本の平民だったからちょっとドギマギしてるけど、公爵より上の爵位、最高位の家柄だから何の引け目も無いんだけどね。

皇帝からは今回の件でブリュノへの褒賞。薬草の一大生産地の下賜がある。続いて宮廷薬師見習いのファルマへも。大いなる功績によって見習いから正式の宮廷薬師へ。続いて薬局を開設する勅許が出た。伝わってたんだな。
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と思ったら皇帝がせっかちすぎる。もう薬局の建設工事を始めろと言われたらしい。他を色々見てからなんて事をすると工事関係者が皇帝から叱責されてしまう。全然考える間もなくファルマは薬局の図面をひかねばならなかった。どんな形なら良かったんだろうね。私は病気が多いから沢山の処方箋薬局に行った事あるけど、当然ながら全部待合室しか見てない。

工事は順調に進んだ。看板を作るから店の名前を決めろと迫られるファルマ。そうですかそうですか、やっぱり薬屋と言えばファンファンファーマシィーじゃないですかね。なんて思っていたら、ファルマが思わず呟いた異世界で薬局かと言うのがそのまま店名になってしまった。店名でタイトル回収かよ!

良い名前になったわねとエレンがやって来る。そして不穏な話。どんな店名になったところで薬師ギルドとの「全面対決」は避けられないだろうと。え?そんな酷い環境なの?

そしていかにもそのギルド長らしきヒゲのおっさんがやって来た。ファルマを指してそこの坊や、君は従業員かな、店主はどちらだと言っておいて、ファルマが自分だと言っても驚かないので敢えて嫌味を言ったな。

ギルド長のベロンはあなたの様な坊やが売る薬は何でしょうね、飴玉ですか?と言うのでエレンが怒るが、でもファルマは多分トローチは考えていた。だからそれは売ります。

ファルマは用心深く創業には薬師ギルドに加盟しなくてはならないかと聞いたが、ベロンはギルドは平民の物だから貴族の参加はお断りしますと言う。あっちから入らなくて良いと言ってきた。これで束縛は無い。

ベロンはファルマが参加しないと聞いてさぞかしお高い薬を売るのだろうと予想した。でもファルマはそんなつもりは無い。薬で万民を救うのを目的としていたのだから。

安いって言っても貴族が思ってる安いなど平民の感覚とは違うだろうとベロンは文句をつけたものの、エレンから一喝されて逃げて行く。ベロンが知ってるかどうか分からないがエレンもボヌフォワ伯爵家の令嬢だしね。

準備が進んだものの、経理をどうしよう。ロッテが自分は読み書き計算が出来ます、是非おそばに置いてと言って来た。でもファルマはロッテはまだ9歳だからなと。ロッテ、9歳だったのか!
参考資料

9歳じゃ四則演算出来るだけで経理は無理だよね。でも既に登場した人物にそれらしい人居なかったぞと思ったが、思わぬところから出て来た。

屋敷に戻ったら使用人達の様子がおかしい。みんな何を嘆き悲しんでいるのか。どうやらあの膝が悪いとファルマが診断していたセドリックがブリュノから暇を出されていたのだ。名目上は膝が悪いので家に戻って療養しろとの事だが、突然の事でロッテ達は勿論ブランシュも悲しんでいた。

ファルマは思った。セドリックがフリーになった?まさにセドリックはこれまでド・メディシス家の経理をやっていたではないか。だったら父に許可を貰ってセドリックを異世界薬局の経理に採用したい。ブリュノはあっさり問題ないと言うが、これでファルマは気がついた。さては父は自分の為にセドリックをフリーにしたのだ。

そしてブリュノはさらにファルマに資金を提供。薬局を始めるならまずは資金が必要だからと。父としてこれ位はさせろと。

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