金装のヴェルメイユ~崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む~・第1話
番宣から雰囲気は見ていたけど、えっちぃおねえさんが召喚される話だった。
王立魔法学校の生徒のアルト・ゴールドフィルド君、他の全教科が満点なのに召喚術だけが出来なくて0点。使い魔が居ないと2年生の授業を受けられず、したがってこのままだと留年と言う切羽詰まった状況になっていた。一応先生は明日迄待ってくれるとは言うが。
使い魔には相性問題があると聞いているので、自分に合った使い魔が何か居る筈だと図書館で本を探していたら古い本がアルトの頭に落ちて来る。古すぎて文字がかすれているものの、どうも召喚の本らしい。これだ!と、何が召喚されるか分からないが、何しろ明日迄に使い魔を召喚しないと留年と言う絶体絶命のピンチだったのでとにかく召喚してみる。
今まで全くうまく行かなかったのに、今回は大成功。
でも全裸のおねいさんが出現。
どうも悪魔らしいヴェルメイ(あれ?タイトルはヴェルメイユなのに)、解放してくれたお礼に何か願いをかなえてやろうと言うのでアルトは留年回避の為に使い魔になってくれとお願いし、こうして契約は成立した。でもその代わり魔力は貰うとヴェルメイはアルトにディープなキスをして魔力を吸う。そして気が付いた。アルトの魔力が濃すぎる。こんなに濃いと並の相手は到底召喚されない。大悪魔ヴェルメイだから召喚に応じられたと言うのだ。アルトの特濃魔力が気に入ったヴェルメイ。
とは言え、魔法学校で「悪魔を使い魔にしました」などとは言えない。と言う事でヴェルメイは「人間」と言う事にして先生に申告。人間が使い魔になるなど聞いた事が無いと先生は言うが、契約紋を見たら確かに使い魔。それなら仕方ないと認められた。
だが認められないのはアルトの幼なじみのリリア・クーデルフェイト。アルトに決闘を申し込んで自分が勝ったらその使い魔は離れろと言う。リリアは生徒としては優秀で風の上級精霊セルフィードを操れる。これで強力な攻撃をかけたが、大悪魔ヴェルメイはびくともしない逆に何かをナニしてリリアをおとしてしまった。
アルトが勝ったのでアルトの言う事を聞く約束だが、アルト君は純真だから二人が仲良くする事と命令した。こんな純真なアルトだし、魔力も濃厚だからヴェルメイは大人しくしてるのだろうが、本気出したら大変な事になるのだろうなぁ。