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継母の連れ子が元カノだった・第1話

状況はタイトルを見るだけで察したが、その二人の関係が何だかイラっとする。

以前付き合っていた二人が一度別れたのに両親が再婚して家族になってしまい、以前の蟠りを持ったまま両親の為にひとまず仲の良いフリをする。

でも端々に登場する以前付き合っていた頃の二人の表情はとても可愛らしいもので、どうしてそれがこんな顔を突き合わせる事態になったのだろう。その辺は多分おいおい語られるのだろうけど。

Wikipediaを見てみたら、水斗と結女が付き合い始めたのは中学二年生の夏。しかし何らかの事で別れたのが卒業の時。しかしその二週間後に両親が再婚。と言う事で、まだ仲の良かった時に同じ高校を目指して合格して、高校の方は別々の家の生徒だと思っていたのに入学時に同じ家庭になってしまっていた、だからクラスが同じと言う事なのだろう。

別れ方が悪かったせいか、家族になってもマウントを取り合う争いをする。誕生したのが30分違いなせいで、どちらが兄なのか姉なのかを争う。そこで過去に付き合っていたのがバレる様な言動をした方が負けと言う事にした。これなら勝とうと言う緊張感が過去バレを防ぐのにも役立つ合理的な争いだった。

なのに、無理に勝とうとするものだからほころびが出そうになったり二人の間に妙な感情が生まれたりしてしまう。この辺がこの作品の味わいとなるのだろう。

二人共読書家で、特に結女の方は高校の新入生代表に選ばれると言うトップの成績での合格だった。だが水斗の方もどうして負けたんだと思う程の成績らしい。そして水斗の部屋にはそれを反映した様な大量の本があるが...いや、高校生になったばかりでその本は多い。そんなに読めないと言う意味ではなくて、そんなに買えない。お金がかかる。一体父親はどれだけ水斗に小遣いを渡していたんだ。
参考資料

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