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惑星のさみだれ・第1話

雨宮夕日が起きたらベッドにトカゲが居て人語で話しかけてきた。いや、もう、トカゲが目の前に居る時点で普通は軽くパニックになるのでは。よくもまあ雨宮は冷静にトカゲを窓から放り投げたものだ。しかしこのトカゲ、すぐに元の場所に戻って来る。雨宮からはあまり離れられないみたいだ。

トカゲの名はノイ=クレザント卿。地球を滅ぼさんとする悪の魔法使いから姫を守って世界を救うのだと言う。雨宮もその騎士となれと。トカゲにそんな事を言われてもなー。最近思ったのだが、よくある世界を救う戦士って大抵は若者が選ばれるが、それは肉体的に元気だからと言うのと、もう一点、人生に未来に執着があるからなんだろうな。私みたいな老人の所に来て、地球を救えと言ったって、あーそーですかーまあ勝手に滅びて下さい、な返事しかしないだろう。

雨宮も最初はそう言う返事だった。実感が無かったから。確かに喋るトカゲと言う存在は異常で、そんな異常さもあるなら少しは信じられるかもしれない。離れられないと言う事でトカゲは雨宮の肩に乗ってそのまま大学へ。講義が終わった後で朝日奈氷雨と言う若い助教授に呼び止められる。その時の様子からこのトカゲは自分以外には見えないのかと思うが、いや、大学に到着した時点で周りが無反応で講義中も誰も気にしなかったのならそう思うだろう。

トカゲの言われるままに指輪に意識を集めてみたら何か出た。掌握領域だと言うが、最初はちょっとした物理的な干渉しか出来なかった。芝生を削ったりスカートをめくったり。

トカゲは雨宮に他にも騎士仲間が居ると告げたが、この時の雨宮の反応がおかしい。爺さんから何か言われて束縛されている?人間は皆クズだ。敵を作るな腹を刺される、味方を作るな背中を刺される、と言う声と共に鎖の幻影が見えた。
参考資料

そのせいかかえってやる気が失われた雨宮であったが、コンビニに食事を買いに出たら得体の知れない何者かに襲われる。ここまで来たら流石に自分の身を守らなくてはならないが、なりたての騎士雨宮ではやられそうになる。

その時に助けてくれたのがアパートの隣の家のベランダで顔を見かけた女の子。この子が怪物をぶっ飛ばしてくれた。トカゲは彼女を見て姫と言う。この子が姫だったんだ。名前は朝日奈さみだれと言う。彼女は朝日奈さみだれの人格を持ちながら姫の意識も持っていた。

雨宮君、地球を叩き潰そうとするハンマーとこの朝日奈さみだれに気圧されしてナイトの誓いしちゃったよ。

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