リコリス・リコイル・第1話
処刑人少女のお話。と言っても主人公は処刑しない少女。
犯罪を未然に防ぐ秘密組織「Direct Attack」と言うのがあって日本は安全が確保されていると言うが、京王線で液体をまいたり、病院に放火したり、ああ言う突発的な重大事件の場合はどう検知するんだ。
井ノ上たきなは独断専行を咎められて喫茶リコリコに転属となった。そこには優秀なエージェントの錦木千束が居るからそこで勉強しろと言われた。体よく追い払われた。どうもたきなはDAを追い出されたのには納得出来ておらず、DAへの復帰を願っていた。
DAの時と同じ様な世間の犯罪の芽を摘むのが仕事だと思っていたのに、千束に連れられて行く先々は世間の困ってる人のお助けみたいな感じだった。しかし、押上警察署に行った時にストーカー被害に遭ってると言う女性を助けてやってくれないかと言われて相談にのった所で様子が変わる。
その女性が撮ってネットに上げた写真をよく見たらたきながやらかした銃の密売現場が背景に写り込んでいたのだ。じゃあその女性のストーカーと言うのはこれに気づいた犯罪組織ではないか。
極めて危険と感じたので千束はこの日すぐさまパジャマパーティーを提案。パジャマを取りに帰ってる間はよろしくとたきなに頼んだのに、たきなは尾行を察知してこの女性を囮に使ってしまう。たきなが銃撃を始めた所で千束が制止。千束のやり方は非殺傷弾を使って敵の命を奪わないやり方で、しかも上空のドローンを察知して狙撃が得意だと言うたきなに撃墜させて全て片を付ける。
調子は良いけど凄腕のエージェント千束。その下で、敵さえ倒せば良いと考えているたきなは何を学習して行くか。
ところでどんな作品でも少女が戦う場合には無理矢理な理由を付けるものだが、この作品の場合は何だろう。よくある「少女でないと使えない兵器」みたいなのは見当たらなかったけど。