このヒーラー、めんどくさい・第11話
いつもの様にアルヴィンとカーラが(霊になった盗賊ちゃんまで一緒)歩いていると道の真ん中に不審な宝箱が置いてあった。どこからどう見ても怪しい。
明らかに怪しいので開けてみましょうと言うカーラ。後から考えてみればこの時点でカーラに開けさせれば良かった。
盗賊幽霊アンナが盗賊スキルで宝箱をスキャンしたら特に罠は見つからない。罠が無いなら空っぽでも良いかとアルヴィンが近づくと、宝箱自体には罠が無いものの、その周囲には罠が仕掛けられているかもと盗賊幽霊が忠告しようとしたらあっさりアルヴィンが落とし穴に嵌ってしまった。
穴に嵌ったままカーラにおちょくられるアルヴィン。動けないだけに腹が立つ。
一応カーラがんーっぱーでアルヴィンが脱出出来そうな祈りを捧げているものの、全然効かない。そうこうするうちにアルヴィンが自力で抜け出しそうな感じになって来た。それを見てカーラが止める。しかしアルヴィンが自力脱出してしまった。よっこいしょういち。
周囲に罠があるなら宝箱自体に罠がなくとも中身はいたずらだとアルヴィンがもう開ける気を失ったのでカーラが開ける事にする。何が入ってるかなと開け様としたその瞬間、
アルヴィン「どーん!」
カーラがびっくりしたけど、中のピンクの何かもびっくりしたよ。
中にはミミックが驚かそうと入っていたのだ。折角驚かそうとしたのに台無しだよ。これが成功したら昇進のチャンスだったのにと泣くミミック。宝箱の罠は盗賊スキルでサーチ出来てもミミックは見破れなかった盗賊幽霊さん。
泣くミミックにカーラがフォロー。今のはリハーサル。この次が本番。それを聞いてミミックが納得。じゃあ本番やるぞとミミックはまた宝箱へ。カーラが箱の外で開けようとしながら独り言を喋りまくる。中にはひょっとしてミミックが入ってるのかも。中には恐ろしい姿のミミックが入っていて、まさか二本角の可愛らしいミミックの筈はあるまい、どんな恐ろしい魔物が潜んでいようと開けねばなるまいと演説して開けようとしたら、宝箱が開かない。
ミミックの心の鍵がかかってしまった。
アルヴィンの左腕が激しく腫れてしまっていた。何があったのかと言うと歩いているうちに一つ目鬼と遭遇。しかも着替え中。OPに出ていたのこれか。変態鬼かよと思ったら、女性の一つ目鬼で本当の着替え中。女性の着替えを見るなんてなんて事するのと怒った一つ目鬼がカーラを殴ろうとしたその時にアルヴィンが前に出て打撃を受けたのだ。ちょっとかすっただけなのにこれだけの重傷になる恐ろしさ。
なのに何故これ以上の負傷が無くて済んだのかと言うと、カーラがその一つ目鬼が着ている下着は今年の春の新作ですねと話をそっちに持って行ったから。それで気を良くした一つ目鬼はそのままカーラやアルヴィン達を去らせたのだ。
カーラがヒーリングしてやろうとしたものの、怖い感じだったの一度止める。代わりに布をかけてパワーをかけて三つ数えたらあら不思議、完璧に治った。
その後、アンナがハンマーを持ってウロウロしていたので何か敵が来るのかなと思ったら、 叩きの遊びをしてるのだった。そんなのを傍らに見てアルヴィンがカーラと一緒に居て良かったと真面目なお話。
一息ついて再出発しようとしたらドワーフの小さい子がたすけてーと叫んで来た。手紙を見たらドワーフの村長のメッセージ。暗黒大魔道士のドルマンが村のご神体を狙って襲って来た。このご神体がドルマンに奪われたら世界は破滅する。誰か助けて。
これがOPで#12に登場すると言うキャラか。しかしアルヴィンみたいな最低レベルの冒険者に渡されても。
で、予告によると原作には最終回にふさわしい話がないので次回最終回はアニオリで上記の話にするとか。