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処刑少女の生きる道・第6話

本性を現したオーウェル大司教。原色理ノ赤の天使型騎士でメノウを襲わせる。そしてとんでもない事を言い出した。真っ白だったあなたがフレアートとなって嘗てのフレアにそっくりになって来た。だがオーウェル大司教は待っていたのだ。メノウが育つ10年間を。前回明かした計画はそんな前から仕組んでいた。そしてあの儀式場ではもっと以前から漂白の試験をしていた。その副作用がメノウが巻き込まれた漂白事件。下手な純粋概念の漂白に失敗してあの事件が起きた。おまえは巻き込まれたのだ。

これはモモが助けに来ないと片付かない話か。モモは焦っていた。早くメノウの所へ行かないと。

そしてアカリの方も変化が起きていた。このままやられるのは嫌だ。この時発動した事でアカリに大きな変化が現れる。ここは、そうかガルムの大聖堂か。そして椅子に座らされる時に落としたメノウからのプレゼントのカチューシャを見つけて妙な事を口走る。
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「これ貰える時ってそんなにないんだよね」

そんなにない?
そして純粋概念を操りだした。アカリ、実は見えていたアカリとは違うアカリが隠れていた。周囲の神官を動けなくし、同じ様に落ちてくる漂白の装置も止めようとしたがこちらは止まらない。

「何回やっても止まらないんだよね」

もうここではっきりした。アカリはこれまでに何度も何度も繰り返して来たんだ。その何回もの繰り返しの中でアカリからプレゼントが貰えるルートはそんなに無いと言う意味だ。

本当のアカリになったら色々流れを小細工出来るらしい。今回は全部の時間を戻さなくても良い。あの列車の時みたいに。その代わりあの子(モモ)にもっと暴れて貰おう。その為にはあのリボン。可愛そうかもしれないけど、メノウから貰ってるなんてズルい。

そしてアカリは時間に制御された記憶を戻す事も出来る。ここまで仕込んでおいて、記憶をこの流れの中のアカリに戻す。だから芝居とは違うんだ。

ドラゴン達と戦っていたモモは余裕の気持ちでいたが、この時にアカリに仕込まれた事で制御を失った。防御した筈なのにドラゴンに焼かれてしまった。メノウから貰った唯一のプレゼントを。これでもうモモは我を失った。
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ドラゴンを殴り殺し、地脈で魔導力を動員し、城ごと吹き飛ばした。先輩以外みんな死ね!アーシュナまで巻き添えかと思ったら、すげーな、無事だぞ。そして城を考えて手加減していたのは間違いだとサンライズ立ちしてワームを消し炭にして退治。一緒に城も斬る。

怒りに満ちたモモはあれで済まない。自分を足止めした元凶も吹き飛ばさないと収まらない。原色理ノ赤石を偽・太陽と化して、元凶たる結界ごと大聖堂を破壊。こりゃ大変だ。モモの破壊力はとんでもなかった。

モモは世界一優秀な後輩なのだと。

と言いかけたところへアカリがメノウが無事で良かったと抱きついて来る。何しに来たこのバカ娘。酷いなその言い草。

世界一優秀な後輩降臨。何故かメノウはアカリにそれを見せたくないみたいで、目隠ししてしまった。

そうしておいてオーウェル大司教に攻撃。発泡は目くらましかと思ったオーウェル大司教だが、フレアに見えたそのすきを突いて攻撃をかけてこれで終わりと思ったが、大司教を守る自動防御が発動して辛くも攻撃を防ぐ。そして今度こそメノウの方が最後だと攻撃を仕掛けたオーウェル大司教。

万策尽きたメノウは最後の手を使う。アカリの導力のみならず純粋概念に触れるしかもう無い。だがアカリの意識に触れたメノウは思っていたのと違う事が起きた。自分の歩んできた道、そして何故かアカリが体験した様な現世日本の教室。ともかくアカリの純粋概念を操作出来たメノウはオーウェル大司教に時間を進ませる力を発動。オーウェル大司教はこれで老いさらばえて終わる。

事件は竜と悪魔が突如出現してアーシュナと神官が共に戦って倒したが、オーウェル大司教はその過程で殉教した事にされる。

事は終わったが、モモは悲しみに沈んでいる。メノウから貰ったリボンを燃やしてしまった。そんなモモにあのシュシュに見えたのをプレゼント。ここで改めてのプレゼントになったか。

メノウは薄々気がついた。アカリはもっと未来から回帰して来たのだ。きっと未来で自分が殺しそこねたから来てしまった。だから今度こそ自分がアカリを殺してやらなくてはならない。
そしてアカリも思っていた。自分を殺すのはアカリだけなのだと。
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