« パリピ孔明・第5話 | Start | 骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中・第5話 »

本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません(第3期)・第4話(通算第30話)

新キャラのジルヴェスターにプヒっと鳴けと言われたマイン。神官長からこの男は我儘なのだと言われて、余程の上級貴族だと思ったのかむくれつつもプヒプヒ鳴いてやった。

マインと神官長、カルステッドとダームエルとジルヴェスターで祈念式に出発する。あとで分かったけどフラン達は馬車で移動していた。現地に到着するとジルヴェスターが格好つけて着地。神官がそんな曲芸師みたいな真似をしてどーする。

既に村々の人達は集まっていて、村の代表が桶を持って待っていた。マインが祭壇で祈りを捧げると大きな聖杯は緑色に輝く水で満ちる。それを村の代表の桶に分け与えて、神官長から神の恩寵を受けて信心に励めと告げられ、最後に神に祈りを!のポーズで締めくくる。厳粛な儀式に見えたのに最後で台無し。
参考資料

これを何箇所かの場所で繰り返した。神に祈りを!

ブロン男爵の居館に到着。貴族は冬の間は都市の貴族街の居館に居るが、春から秋は領地の居館で暮らしているのだそうだ。先にフランとフリーダが先に到着していて出迎える。フーゴとエラも来ていて、張り切って食事を用意していたとの事。と言うのも、貴族様向けとは別料理になるので、負けないようにとの事だった。

そのマインの食事をジルヴェスターが見て自分に食べさせろと言い出した。仕方ないのではんぶんこにしてジルヴェスターに渡すと、マイン仕込みの料理をいたく気に入ったらしく、料理人を交換しようと言い出した。だがフーゴとエラは自分のものではない。だったらそのベンノに要求しようと言うので、マインはこれを掣肘する。あなたが切り出したらベンノは断る事は出来ない。だがそうなるとこの料理人で店を出そうとするベンノが困る。なるほどと思ってジルヴェスターは料理人交換を諦めてその食事処に行く事にした。

その後もあちこちの貴族の冬の館を巡り、次はゲルラッハ子爵の居館だった。マイン達は一度地上に下りて馬車でゲルラッハ子爵の館へ向かった。神官長はマインにフードを渡して顔を隠す様に言う。ゲルラッハ子爵は神殿長と繋がりがあるので警戒しろと言うのだ。

堀内賢雄さんと言う大物声のゲルラッハ子爵、顔はどちらかと言うと悪役顔。神官長に逗留を勧めるが、今晩はライゼガング伯爵の所へ行く事になっていると言って辞退。
参考資料

その夜マインは側仕え向けの部屋で寝た。こっちの方が気持ちが休まると思ったマイン。だが、これは警備上の理由があったのだ。その晩、賊が侵入してマインを攫おうとした。だがマインが側仕えの部屋だとは思わず失敗。神官長達が侵入に気づいて賊を捕縛しようとしたが、二人共死んでしまった。特に一人は自害。これは余程の相手からの回し者だ。

翌日、この日の儀式を終えて馬車に合流しようとしたその時、先行した馬車が襲撃を受ける。これを見て神官長とカルステッドが急行。だがダームエルはそんなに魔力が無いので速度を上げられない。それを聞いたマインは自分の魔力を注ぎ込んだ。

馬車は黒い魔法に絡め取られ、賊がそれを襲おうとしていた。フラン達が危ない。マインの目の色が変わる。非常にヤバい状態になったが、流石に神官長はマインの扱いに慣れて来ていた。魔力が溢れ出すのは止められないが、マインがフラン達を守ろうとする気持ちをその守る方向へ向けさせれば良い。風の神へ祈って馬車に絡みつく魔法ごと囲んでしまう。
参考資料

これでもう賊は馬車を襲えない。この時にダームエルが森の中に魔力を感知し、そこに首謀者が居ると分かってカルステッドと神官長が向かおうとしたが、ジルヴェスターがダームエルとマインの馬に飛び乗ってマインを神官長に放り投げる。森の方は囮かもしれない。その場合ダームエルではマインを守れない。だから神官長にマインを託してカルステッドと共に自分が攻撃に向かったのだ。

マインはジルヴェスター、ダームエル、カルステッドに援護の魔力を注ぐ。その力を得てジルヴェスターとカルステッドの凄まじい攻撃。
参考資料

結局賊の首謀者は粉砕されたのか捕まえる事が出来なかった。だが魔力を使っての襲撃は単なる村民の襲撃ではなく、貴族が関わっている証拠だ。これまで以上に危険な事態になっていた。そしてマインはこれで魔力を使い尽くしていた。

その後のデフォルメキャラの解説だと、今回のマインの魔力発現は出発前に神官長が渡してくれた魔道具のおかげらしい。あれで溢れかえるマインの魔力がちゃんと方向性を持って出す事が出来た。そうでなかったら魔力のせいで身体が破裂する所だった。

このエントリーをはてなブックマークに追加

|

« パリピ孔明・第5話 | Start | 骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中・第5話 »