« このヒーラー、めんどくさい・第4話 | Start | パリピ孔明・第5話 »

ヒーラー・ガール・第5話

烏丸音声治療院は社員研修の為休診です。行き先はどうやら響の実家。そこでは一番上の弟の祥典が響が送って来た写真をじっと見ていた。俺知ってるぜ、あれ恋って言うんだ。マジ?そう思わせておいて実は違うとかじゃないの?もし恋だとしてかなと玲美のどっちに?
参考資料

森嶋家に到着したら、一家総出でお出迎え。改めて見ると父親が若い。まるで十代の頃にはもう響が生まれていたのではないか。そして玲美が知る衝撃の事実。理彩と響は親戚で、理彩はよく遊びに来ていたのだ。それ、玲美が驚くのももっともで、随分と太い繋がりではないか。

双子の弟達はあっという間にかな達に懐いて、名前の呼び捨て。お昼を食べて、父は役場へ出かけた。兼業農家なのだそうだ。

弟達に引っ張られてみんなで小学校へ。そこは響の母校でもある。小学校の時に音楽の先生に背中を押されてヒーラーの道に入った。学校へ行ったらその先生は未だ在任中。

響がヒーラーを目指したのは小学校の音楽の先生のおかげだった訳だが、かなはと言うと子供の時に飛行機の中で喘息発作が起きて、運悪く薬が切れたタイミングで吸入薬も無く、もうダメかと思ったその時に、お客様の中にヒーラーがいらっしゃって助けて貰ったのだ。ただ、その時に例の治癒の時の景色が見えたと聞いて、玲美も響も驚く。普通は訓練を受けてないと見えないものだったか。

ただその時のヒーラーはドタバタで名前も聞けずに別れてしまって、ヒーラーになったらいつかその人に会えるんじゃないかと思っている。ところがこれが実は理彩。理彩さん、酔っ払いながらそれを明かす。多分酔ってなかったら言わなかったんだろうな。でもマジですか。かなの回想の人と随分違うし、やけにあっさり暴露しちゃう流れになったので、実は何か隠してるんじゃと思ったけど、その後の様子だと本当にそうみたい。

これを聞いて玲美が黙っていられない。響が理彩と親戚、かなは理彩に助けて貰ってヒーラーになった、自分だけ理彩と縁が無いのはずるい。だったらこの子と結婚しちゃえば良いのよと、笙子が煽る。

どうも玲美に恋心を持ってるらしい祥典が直球を投げられて真っ赤だ。

翌日は川遊び。あんな高さから飛び込めるとか、結構深い川だね。玲美は川辺でのんびりしていた。
参考資料
思わずみとれる祥典君。

でもここから売り言葉に買い言葉で勝負する事になった。笙子からアピールしろとも言われていたし。しかしこの玲美が強いのだ。勝負に全部勝っちゃったよ。流石マーメイド玲美。

かながずっと気になってる山があった。二つに割れたみたいな山。あれ何?と言うから皆で行く事になる。でもこの見た目の距離だと一時間程度では行けないのでは?と思ったけど、大丈夫、男なら懐中電灯持ち歩いてるだろ。

と言う事で、あの山目指して出発。やはり簡単には着かない。段々日が暮れて暗くなってしまった。そして結構遠い。だが、そこに着いてみれば満天の星空に天の川があの二つに分かれた山頂に流れ込むみたいだった。
参考資料

ここまで来たらもう一箇所行くべき所がある。そこも光で溢れていた。ホタルの光で。なんてロマンチック。響の父もここでプロポーズしたと言う。

そして帰る日。子供達はすっかりかなや玲美に懐いたから帰らないでと言うが、また遊びに来るからね。そして玲美の方に近づく祥典。笙子がこれは愈々と思ったものの、次こそは勝負に勝つからなと。うん、子供はこうでなくちゃね。

このエントリーをはてなブックマークに追加

|

« このヒーラー、めんどくさい・第4話 | Start | パリピ孔明・第5話 »