ありふれた職業で世界最強 2nd season・第12話・最終回
前回、恵理やフリードと激しい戦い(と言うかハジメが到着してからは一方的だったが)を終えて、何とか香織の魂魄は固定。必ず香織を生かせて帰ると雫に言い残した所まで。
リリアーナは、誰からの報告書か分からないがやけに詳細な報告で今回の王都襲撃の顛末を読んでいた。王国の犠牲者も多かったが、異世界人の犠牲者は檜山、近藤、そして香織。と、香織は犠牲になった事になっていた。
でも香織についてはティオと愛子先生が何とか魂魄を固定して、神山でユエも加えて治癒してる筈。その結果未だ意識を取り戻してはいないものの、命は助かった模様。ハジメは今回のあまりの出来事にショックを受けている愛子先生の所へ行って声をかけてやってと送り出される。
愛子先生、無理にハジメに笑顔を見せようとしたが、ハジメはそんな無理をする必要はない、何しろまた先生の大事な生徒を殺したのだからと言うが、あ、そうか今度は檜山か。清水に続いて二人目。複雑な心境の愛子先生にハジメはいつまでも罪悪感を感じる普通の人で居て欲しい。それが自分が日本に戻った時の人間らしい目標になれるから。と言って、背中を貸してやるよと愛子先生が泣く背中を貸してあげた。
雫は光輝と剣の修練をしていたが、心ここにあらず。でも空から何か降ってきた。影からしてハジメ達だなと思ったが、それはそうなのだが、あれ?香織がいませんよ。
それは雫も同じ気持ちで、香織はどうしたのかと聞いたらハジメの返事が何かおかしい。見た目がちょっと変わってるって何。
そして続いて落下して来る子。受け止めてと言ってるのにハジメが無視して自力で着地したけど、誰だお前。光輝がお前は何者だと剣を構えるのは当然。でも何故か雫は声だけで香織と分かる。雫、これだけ変わってどうしてそんなに簡単に受け入れられる。
何があったか説明を受ける雫達。神代魔法を持ったハジメによって香織がこうなったと聞くが、香織がちゃんと蘇生出来たのにどうしてこうなった。一応元の身体は冷凍保存されて居て戻れるそうだ。香織としては今回自分が弱すぎてハジメ達の足をひっぱったから、ノイントの身体に魂魄を入れて貰ったそうだ。香織強化版どれだけ強くなったんだろう。
ここまでの経緯を聞いて光輝がハジメに怒鳴るが、いや、怒鳴る相手が違うだろ。ハジメが言う様に、ずっと前の段階で「神は嘘です、我々は操られてます」とか言って、王宮の人間、特に光輝がそれをちゃんと飲み込めたか。うざいヤツだな。
夕食のお時間。ハジメ達がとってるところ光輝達がやって来た。おや?制服ですね。これって変身みたいにすぐに変えられるんだっけ。そしてあっという間に食事も用意された。ハジメ達が大迷宮、東の大樹海の中へ向かうと聞いたリリアーナは帝国領を通るのなら連れて行って欲しいと言う。今回の王都襲撃で帝国と話し合いをしたいと言うのだ。ここの世界の国家構成どうなってたっけ。
それを聞いた光輝が自分達も行く、こいつらにリリアーナ王女を任せられないと言い出した。そしてこの世界は自分達が救う。だからうざいって。ほら、みんな嫌な顔してるだろ。
ついでに一緒に行って神代魔法の力を手に入れたいと言う。が、光輝達がぽっと行って何とかなるものじゃない、大迷宮は。ここまでかなり大変だったからね。その雰囲気を嗅ぎ取って生徒達は沈んだが、雫達は真摯にお願いした。少しでも神代魔法の力を得てみんなを守れる様になりたい。鈴も龍太郎もちゃんとしたお願いだからこう言われるとハジメも困る。
でもハジメは良いことを思いついた。力を持たせるのは悪くない。彼らを肉壁と囮に使おうと言うのだ。
と言う事で翌朝出発。リリアーナ王女と生徒達がみんな出かけたら王都はどうなっちゃうのと思ったけど、残って守る人たちも居るんだね。と言う事でサブタイの新たな旅立ち。
続きはOVAで、みたい。