明日ちゃんのセーラー服・第11話
明日ちゃん、後夜祭で演劇部として踊るらしい。それを聞いて思うところのあった木崎さん。あれ、また爪切りしてますね。気にかけてるみたい。
そこを夕食の時に兎原さんが突く。ところでお嬢様学校にしては食堂の椅子が丸椅子な上に、兎原さん、ちょっと食事の仕方が俗っぽいのでは。試験で優秀だったら入れるからそう言う子も居ると言う事かな。
ともかく、後夜祭のパーティーで木崎さんと明日ちゃんのコラボいいんじゃないかと言い出した。明日ちゃんが踊りに使う福元幹のCD持ってるけど、それってピアノ伴奏の曲で、なんて聞いたら木崎さんの顔がこうなっちゃった。
木崎さん、兎原さんにやってみたい気持ちを打ち明けた。
でも後の様子を見ると明日ちゃんはこの事を知らないままの様。
そう言えば体育祭が迫っているのでした。明日ちゃんが応援班と水泳班なのは知ってたけど、バレーボールもだったっけ。でも兎原さんはともかく明日ちゃんが全然ダメ。これ、あとに繋がるが明日ちゃんはチームプレーするスポーツはやった事無いからなのだ。
とは言ってもこの状態ではどうにもならない。バレーボール部の鷲尾さんがボールが上がらないのでは話にならないと言う。得点も大きいし決勝戦は体育祭最後の日なのに。6人で合宿出来たらと言う兎原さん。その点は明日ちゃんには思っていなかった所。休みの日に使える体育館があれば良いのだけど。それで明日ちゃんは気がついた。
明日ちゃん、小学校時代の小森まこ先生に電話した。蝋梅学園とっても楽しいと明日ちゃんが言うと、小森先生が喜んでくれるが、明日ちゃんがクラスの子とバレーボールの練習を小学校の体育館でしたいと聞いたら小森先生が泣いちゃった。
小森先生、6年間ずっと一人学級の明日ちゃんを見守って来たが、友達が欲しいと言う明日ちゃんに出来るよと、そう言う言葉しかかけられなかったのを気にしていたのだ。
それが蝋梅学園に行って友達とバレーボールの練習で体育館を借りたいと言うところまで来たのが小森先生にはとても嬉しい。嬉しくて泣いてしまった。それにつられて明日ちゃんも。
今回序盤でもう泣かせに来ちゃったよ。
6人で練習出来る段取りは出来たものの、寮に居る鷲尾さんと苗代さんに兎原さんが声をかけたものの、日曜日も部活があるからと断わられてしまう。でも鷲尾さん、何か書いてるぞ。
自宅組の(自宅?或いは親族の家かな?)水上さんと四条さんには明日ちゃんからお誘いの電話。こちらは二つ返事でOK。
花緒も行きたい。花緒も練習すると言いつつ、いつも体育館で一人で遊ぶのつまらないと言ってしまって口を塞いだ。体育館で一人遊びなんだよ。それは小路も同じだったのを思い出した。
と言う事で花緒を連れて行ったら四条さんが喜びすぎ。モチモチだよー。
兎原さんが来て、鷲尾さんと苗代さんは部活で来られない、と言いかけたところで二人が来た。こうやって並ぶと鷲尾さん、凄いデカい。170cm超らしい。
二人が来られたのは鷲尾さんが外出届を出したから。確かにバレーボールの練習だし、キャプテンもそれを納得した結果。そして鷲尾は睨む。勝ちたいんだろ、優勝するんだろ。
これが小路が卒業した小学校にして、花緒が通ってる小学校か。ガルパンの大子町旧上岡小学校に似てる。でもEDでモデルになった学校名が無かったのでそれっぽい設定の学校みたい。木造体育館にしては壁面とか単純だったし。
先生から鍵を借りて6人での練習開始。明日ちゃん、段々取れる様になって来てた。もう一本もう一本と何度もレシーブしたい明日ちゃん。どうしてそんなに楽しいのかとの問いに、自分と花緒しか居なかった体育館で6人でバレーボール出来るから。
すっかり汗かいてお昼の休憩。脱ぎ魔が居るぞ。
午後の練習前にトイレに行きたい兎原さんを案内する明日ちゃん。古い校舎だねと言う兎原さんに、そう、もう花緒が卒業したら廃校なんだと答えた。だからその前にみんなが思い出の中に入ってくれて良かった。
午後の練習を覗きに行った小森先生。体育館を見てびっくりした。兎原さんが当初鷲尾さんと苗代さんが来られないとなった時にクラスのみんなに声をかけていたのだ。午後のバスでみんなが集まった。ずっと一人しか居なかった体育館にこんなに沢山の友達が。
でも木崎さんだけは練習があって来られない。
その木崎さん、福元幹の曲を聴きながら必死で練習していた。
きっと小路さんならとイメージを膨らませて。