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スローループ・第3話

ひよりと小春がお互いのアルバムを見ていた。二人共小さい頃からかわいい。その中にひよりが父信也とボートで釣りをしている写真があった。この写真のひよりの笑顔が特に良い。でも画角が小さいと思って見ていたが、最後に大きく描かれる場面があった。

母ひなたがおやつを持って来てくれたが、誰にでもコミュ力の高い小春が未だに母ひなたには敬語を使ってるねとひよりに言われると、小春は未だ知らないおばさんのイメージだと言う。ひよりはムッとするものの、だってひよりも父一誠にはそうでしょと言われると反論のしようがない。
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丁度今アルバムで嘗ての信也父と一緒にボートで釣りをしてる写真を見たところで、そんな関係から比べたら一誠父には未だ未だだ。

これだ!家族の親睦を深める為に釣りキャンに行こう。と言う事でEDの協力を見たらどうやら丸沼高原に行ったらしい。

だが現地で釣りの登録をしていたのはひよりと小春と、そして恋と恋父良太。ひなたと一誠はキャンプ場でテントを設営しつつ、恋の弟達の世話をするのに残った。おまえが押し付けたのかと怒る恋。

恋は良太とボートに、ひよりと小春が一緒のボート。あー、釣りのボートだと桟橋からじゃなくて岸から出すのか。途中小春が漕いでみたいと言うので任せたせいで迷走もしたが、何とかキャスティングポイントへ到着。

ひよりはフライフィッシングなのでここでもそうだが、あのフライラインをフィフィと振ってフライを遠くへ飛ばす様は、小春のみならずこっちも見ていて格好良いなあと思う。
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テント設営現場の方では設営が終わってそっちでお昼。一方でひよりと小春はボートの上で食べる。と言う事で小春は手で食べやすいおにぎりとかを作って来ました。食べてみたら中は梅干し。あれ?梅干し駄目?(はい、私は駄目ですが)ひよりは駄目じゃないけど釣り人のジンクスとして梅干しは「当たりがない」とか恵比寿様が酸っぱいものが苦手とかがあって普段は釣りの時に食べないのだそうだ。

相変わらず小春は釣れないまま。雨が降って来たので一時避難。池を眺めながらひよりは信也父と来たは雨が降った事なかったので、これも別の風景だなと思う。

雨があがって漕ぎ出そうとしたが、魚影が見える。ひよりが急いで小春のフライをミッジに付け替えてその魚を釣らせようとした。期待されて焦った小春ではあったが、当たりがあって見事に釣れた。イワナだそうだ。

これだけは先に焼いて貰って食べたらよいと言われて、漫画みたいな食べ方を初めてすると言う小春は美味しさに言葉もない。

テントはったキャンプ地では本格的な料理。ハラワタを取ってるけどこの子達は魚の処理に抵抗無いんだな。ハラワタを洗いながら恋は親を人間として見られる様になったのは最近だよと言う。え?そうなの?未だ高校一年生じゃないの。良太父があの調子だから逆に客観的に見られる様になったのだろうか。

でもひよりの信也父は幼い頃で意識が止まっている。

準備が出来たらKOHARU'Sキッチン。塩焼きにしたニジマスを用意します。丸沼高原、ニジマス居るんだ。水でニジマスとアサリとミニトマトを入れて煮込めばニジマスのアクアパッツァの完成です。料理がうまく出来ないひなた母は小春みたいになりたいなと言う。だって仕事の他に色々いっぱいだったから。そう、多分ひなた母は信也父の看病とかいっぱいだった筈だ。

みんなホクホクのアクアパッツァを食べているが、一誠父は虹の面倒を見ていて手がいっぱい。おい、良太父、釣りは終わったんだからちゃんと子供の面倒見ろ。でもそれを見たひよりが一誠父にアクアパッツァを取ってやる。
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看病でいっぱいだった筈の母、そして母と再婚した未だ知らないおじさんの一誠父、ここで今出来る精一杯のひよりの行為。

食事が済んで夜も更けて丸沼高原の夜空はきれいだ。北斗七星の周りに都会では見えない無数の星が見える。ひよりは大きくなった自分を空の信也父が見分けがつくのだろうかと思ったが、小春は分かるよ!と言ってくれる。

昔と同じ笑顔でいれば。
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今回ひよりが信也父の思い出をふりかえり、そして今の一誠父との関係の構築へと言う話だったが、このままこの家族はうまく行くとよいね。
普通はなかなかうまく行かないんだよ。

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