鬼滅の刃 遊郭編・第6話
水の呼吸では力を発揮できないと思った炭治郎は日の呼吸に切り替え、堕姫と何とか戦っていた。その時堕姫に異変が起きる。帯が堕姫の身体に戻り始めていた。伊之助、そして宇髄が帯の食料倉庫を暴いて刻んだ結果、柱が来てるのを堕姫は帯で察知し、そして姿が変わった。
ところがここで空気読まない男が騒ぎを聞きつけて文句を言って来る。やばいな。まさか鬼の中でも強力な上弦の鬼が居るとは思ってもみないからだけど、これでうるさいなと怒った堕姫が帯でこの男を...と思ったら、男どころじゃないよ。炭治郎は建物から出るなー!と叫んだが、周囲を建物ごと破壊して中の人間まで切り刻んでしまった。
堕姫はもうここには用は無い、柱の方へと炭治郎を放置して立ち去ろうとした。だが、炭治郎はここで怒りに火が着いた。血の涙を流す。ここで回想。あの煉獄杏寿郎の父槇寿郎からの手紙。煉獄家に行った時はすっかり荒んでいた槇寿郎だったが、その後立ち直っていた。杏寿郎の後を頼むと言う手紙に、だが炭治郎は自分には何も素質が無い、しかし人を蹂躙するヤツは出来る限りのちからを振るうのだと堕姫を追う。
堕姫を糾弾する炭治郎の言葉。それを堕姫はどこかで聞いた覚えがある。それは謎の剣士によって発せられた言葉。そして何故か堕姫の中にある無惨の細胞が震える。細胞って、確かにもうこの時代には生物が細胞で出来ているのは分かっていたが、一般人が使う言葉か。それはともかく、あの無惨ですら恐れる剣士なのか。
帯が消えた事でやっと宇髄が動き始める。うーん、吉原ってそんなには大きくないので宇髄の速度で走ったらあっと言う間に炭治郎の所に行けると思うのだが。
宇髄の居ないまま炭治郎は堕姫と交戦。血鬼術を発動する堕姫。今まで血鬼術を使わなかったのにあれだけ苦戦していたのだからイチコロだと思っていた堕姫だが、炭治郎はこれを易易と切り裂いて行く。帯を斬られ、そして復元も難しい堕姫。
炭治郎、とうとう堕姫の首を取ったかと思ったら、堕姫はしなやかな帯となって切り落とされるのは防ぐ。帯を一箇所にまとめて帯を一瞬にして刻む炭治郎。そして遂に堕姫の首をと思ったその時に炭治郎を止める声。あれが炭治郎の身体の限界だったのか。
もう動けまいと見下す堕姫、今度こそトドメをさしてやると首を斬ってやると言ったその瞬間、禰豆子にぶっ飛ばされた。
こいつこそ無惨様が言っていた支配を逃れた鬼か。無惨様のお望みどおりに切り刻んでやりますわと斬ってみたものの、禰豆子の復元力が凄まじい。人を食べていなさそうな半端者と思っていたのに。
炭治郎が覚醒したかと思ったら、禰豆子も覚醒。