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天才王子の赤字国家再生術・第2話

内政の失敗を外征で目を逸らそうとしたマーデン王国だったが、ナトラ王国に攻め込んで来たものの、ウェイン王太子の率いる軍によってあっさり敗北。意気上がるナトラ軍を何とかしようと無理だと思ったマーデンのジラート金鉱山攻撃をしたらこれがあっさり陥落。と言う事で金鉱山を手に入れてしまったウェイン王太子だったが、どこかの段階でマーデン王国と和平を結ばなければならない。

そんな時にラークルム将軍が鉱山のとりまとめの男ペリントを呼び寄せた。ペリントから鉱山の状況を書いた資料を受け取ったウェイン王太子は驚愕。金鉱が尽きかけている。なんだよー、折角財源を手に入れたと思っていたのに。だがどうやらマーデン王国の首脳部はこの事実を知らないらしい。ならばマーデン王国の面目を立てる形で交戦して和平の時に賠償金と交換で金鉱山を戻してしまえばよい。
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攻め込んで負けておまけに財源の金鉱山を奪われて面目丸つぶれのマーデン王国では御前会議で紛糾したものの、いかにも佞臣っぽいホロヌィエ財務大臣が提案。金鉱山があっさり陥落したのは最初の戦闘で負けたからであり、ならば今度は兵力を3万の兵を大量動員して攻めればナトラ軍など物の数ではないと。外務大臣のミダンはそんなに動員しては国境の兵がほとんど居なくなり、隣国からの侵攻を受けると反論。それに対してホロヌィエは周辺国が侵攻の準備を終える前にナトラ軍を叩いて追い出してしまえばよい、一週間以内にと戦争目的を立てた。まあ一週間で勝てればそれは悪くない作戦だったと思う。
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これを迎え撃つウェイン王太子、恐らくマーデン王国は大軍で攻め寄せるだろうから籠城戦をして膠着状態にして、マーデン軍も自分の配下の将軍もじれた所で和平を持ち出して金鉱山を賠償金と交換するのを戦争目標とした。

ウェイン王太子も予想した通り、そしてマーデン王国の廟議でも決まった通り、マーデン軍は3万の兵力でジラート金鉱山に殺到した。これを率いるのは金髪美丈夫のドラーウッド将軍。副官はアングリル。しかしこの二人共ナトラ軍を途方もなく侮っていた。蛮族とか、その辺の価値観はどこから出て来るんだ。ともあれ侮って開戦してくれる方がナトラ軍にとってはありがたい。
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戦闘はナトラ軍の優勢で推移した。その解説はナトラ王宮のフラーニャ王女と、その教育官のクラディオスの対話で行われる。良いね、当事者が何故かペラペラ喋るのではなくて、戦況を本国で分析する形で解説するのは。金鉱山であるがゆえに攻め込むには山道を登攀して行かねばならない。細い3本の道を。自ずと対面出来る兵の数は数百程度であって、3万の兵による兵力差が全く活かせないマーデン軍。金鉱山の裏側は既にウェイン王太子が登攀不可能にしておいた。

開戦して三日、全く埒が明かない事にドラーウッドは怒っていた。そこに周辺の地形を探査していた兵からの報告が入った。古くて遺棄された鉱道を発見。ここから回り込めばナトラ軍の背後を突ける。

狭い鉱道に侵攻したアングリルだったが、これはウェイン王太子の仕掛けた罠。これでドラーウッドは副官を失った。ウェイン王太子の考えは6倍以上の3万の軍を叩くのは難しいが将帥を叩く事なら可能だろう。これで敵の将軍はますます正常な判断がしにくくなって行く。そしてその隙を狙って敵将を潰す。すると自ずと和平が結べる筈だ。

冷静な判断を失いつつあったドラーウッド、敵はしかしこれで逃げる道を失ったと言う事で力押しを始めた。そして犠牲をはらって砦を一つ確保。ところがこれも罠。砦をひとつ確保したと安心したマーデン軍に対してナトラ軍が夜襲をかけた。情報が混乱する中で、山を揺るがす音にドラーウッドは怯えた。これはナトラ軍が指揮官である自分を狙っている。すぐに引き返さねばと、一応ナトラ軍の最大の目標は自分であるのは自覚していた。

ところが地響きの音は岩などが落下した音だった。音に怯えて兵を引いたせいでまたも砦を取り返されてしまった。怒り狂うドラーウッド。

こうして開戦から半月。あ、駄目ですよ、駄目。当初の戦争目標を逸脱してしまっている。ジラート金鉱山奪還作戦は兵力を大量動員する代わりに一週間で陥落させねばならなかった筈。しかし兵の損害が大きすぎた。兵を引くにしても何か大きな手柄を立てないと面目が立たない状態になっていた。戦争目標から逸脱しても兵を引けない。

そこでマーデン軍から講和の使者が来た。決断して講和をまとめる方向で来ればよかったのにやって来たローガン軍隊長があいも変わらずナトラを見下して到底講和にはならなかった。単なる降伏勧告。いや、戦闘で負けてるのによくもまあ。そして最後に言ってはならぬ事を(最初の方でも)口走る。ウェイン王太子の周囲まで侮辱して、特にニニムに対しては種族的偏見で「灰被りのフラム人」とか「下賤」とか言い放って、これはもうウェイン王太子の怒りを買ってしまった。最初にローガンの言葉はドラーウッドの言葉だと言っていたので、それではドラーウッドにお身体大切にと言うウェイン王太子。それ、おまえを絶対殺すと言う言葉だ。
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開戦から三週間、ドラーウッドは全軍をあげての総攻撃に入る。もう兵の損耗など気にはせぬ。そんな時、ドラーウッドの幕舎に早馬が到着。ローガン隊長が!と言うので中に入れたらローガンの首が放り出され、兵はドラーウッドに斬りかかる。周囲の兵が止めようとしたらそちらはもうひとりの兵に殺された。駆け込んだのはマーデン兵に化けたウェイン王太子。注意が全て攻撃に向けられたのを見てマーデン兵に化けて幕舎に来たのだ。最初は自分が来るつもりがなかったが、ニニムにあんな言葉を吐いた奴は絶対に許さない。こうしてウェイン王太子自らが敵将ドラーウッドを斬り殺した。

戦勝に沸くナトラ王国王宮。そこにマーデンに放った密偵からの連絡。マーデン王国の王都が陥落。今回の派兵で心配されていた事が起きてしまったのだ。マーデン王国の隣国のカバリヌ王国が攻め込んで陥としてしまったのだ。なんてこったい、和平を結んで枯渇したジラート金鉱山と賠償金を交換しようとしていたのに、和平を結ぶ相手が消えてしまった。戦費を消費して得たものが負債かよ。

ただ、悪い報告だけではなかった。資源が尽きたと思われたジラート金鉱山だが、新しい鉱脈が発見されて最盛期程ではないものの、今後も金の採掘が出来そうだとの事だった。借金だけが増える結果にならなくて良かったね。

ところで今回の戦争で非凡さを見せたウェイン王太子だが、調査していたフィッシュ・ブランデル駐ナトラ大使が驚くべき事を発見した。ウェイン王太子は以前帝国の士官学校に留学していたが、その時に各科目で悉く首席を取っていた。しかし他国の人間が首席では格好がつかないと塗りつぶされて居て、だから今日のこの日までウェイン王太子の留学を知らなかった。

やはり天才王子だったか。

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