« スローループ・第2話 | Start | 鬼滅の刃 遊郭編・第7話 »

その着せ替え人形は恋をする・第2話

喜多川のコスプレ衣装を作ると決めた五条君。じゃあ先ずその今着たいキャラってどんなキャラなの?と聞いてみたら。

「聖♡ヌルヌル女学園 〜お嬢様は恥辱倶楽部ハレンチミラクルライフ2〜、略称ヌル女2の、黒江雫」

は?
特に五条君はそっち方面の知識が無いので何を言ってるのか分からなかった。分かったとしても純情な五条君は聞いた途端にやはり「は?」と言う顔をしただろう。

作品知らないかーと言って喜多川はキャラと作品について熱く語りだす。何だか陵辱系とか性奴隷とか言う単語が美少女の口から臆面もなく飛び出して来てるんですけど。そりゃ五条じゃなくたってこれはきっとからかわれているのだろうと思うだろう。でも喜多川の目は真剣だった。マジなんだ。
参考資料

とは言えそのゲームって18禁なんじゃないの?二人共高校に入ったばかりなので未だ16歳とか17歳だよね。でもそれを言っても喜多川は馬耳東風。

それから女性がそう言うゲームを愛好するのも驚いたが、でもそれって好きな物に男とか女とか関係ないと言う喜多川の言葉はまさに五条が男なのにと言われた事に対する反論だった。そうだ、そうなのだ。だったら自分は全力で喜多川のコスプレ衣装を作らねばならない。

それじゃと言う事で喜多川はコスプレ衣装の作り方と言う本を五条に貸してくれる。なるほどこう言う本があるんだ。あれ?裏地も無く縫い付けもメタメタだったのは作り方を知らないからそうなったのではなくて、ここまで書かれた本を持ってるのにこうなっちゃったんだ。それはもう五条が救うしかないじゃないか。

それじゃ早速採寸しようと言う喜多川に、今日はもう遅いから土日を挟んで後になるけど月曜日に採寸しようとこの日は帰る五条。

翌土曜日、今日は店を休むからなと言って五条のお爺さんは出かける。一人でコスプレ衣装の作り方を反芻していたら、玄関のチャイムを鳴らす者ありけり。今日は休みなのにと開けてみたらそこに喜多川が立っていた。

「来ちゃった」
参考資料
だって月曜日迄雫の衣装待てないから。お土産もあるよとホイと渡してスタスタと五条の部屋があると思われる二階を目指す。住所は聞かなくても検索したら出るだろう。何せ五条って名前で人形工房やってるのだから。

女の子が初めて自分の部屋に入って、ホットパンツ姿でお尻見せるのとかそれだけでもヤバいのに、採寸する場合は下着姿になりましょうって本に書いてあって、五条は喜多川に大丈夫なのかと聞いたら喜多川は大丈夫大丈夫と言って脱ぎだした。だって水着着て来たんだから。いやいやいや、部屋の中で水着ってのもある意味もっと凶悪なんですけど。

でも喜多川が雫たんになれるのなら問題ないと言う本気の態度に五条も自分に喝を入れた。こうして肩幅とか腕回りとか順調に採寸。喜多川は足のサイズも測って欲しいと言う。五条は靴は作れないと言うものの、足が合わなくて困ってると言うのでそれじゃと椅子に腰掛けてもらおうとしたら、喜多川が五条の布団に腰掛ける。水着姿の女の子が自分の布団に寝転がるとか五条には厳しすぎる。押されて計る五条。
参考資料

次はバストです。もっとハードルが上がる。死ぬ思いで採寸する五条。相変わらず喜多川は全然何とも思っていない。

喜多川はさらにアンダーとバストポイント間を計れと言う。乳袋にこだわりたいからと。確かにあのキャラの絵だとそうなるかも。でも五条には喜多川の乳首の位置なんて分からない。じゃあどーこだって喜多川に言われたらもう。ここは喜多川が自分で計る事になった。

最後に股下の長さ。股下なら顔を見ないで済むと思った五条。気を静めて計る五条だったのに、今度は喜多川が意識してしまった。触ってないよね。でもここは意識したんだ。今回の話で喜多川に何か変化あるかと思ったらここでか。

最後に五条はヌル女の資料としてゲームを借りた。確かに衣装を作るには全方向からの様子を見ないと作れないよね。絵を模倣する場合だって「ここはどうなってるんだろう」と言う部分があって、色々なアングルの絵が欲しくなるから。

そしてその日部屋にこもってヌル女をプレイする五条新菜。お爺さんが帰って来て新菜の部屋を見たら孫が真剣な顔してエロゲをしてるのを見てショック。

このエントリーをはてなブックマークに追加

|

« スローループ・第2話 | Start | 鬼滅の刃 遊郭編・第7話 »