takt op.Destiny・第12話・最終回
天国と地獄が融合したオルフェとの戦い。敵キャラのよくあるパターンとして相手を損傷してもすぐに再生しちゃう面倒な奴。最初から全力で=運命の第4楽章。
生半可な攻撃では駄目ですぐに回復出来ない大きなダメージを与えるしかない。とは言ってもそう簡単に運命にその攻撃をさせないオルフェ。そんな時は人間の方からダイレクト攻撃だ。
と言う事で上半身が吹っ飛んだオルフェ。この状態で運命がここは自分がやるからタクトは先へ進めと。いや、上半身がグニョグニョしてるすきにどうしてもっとトドメをさしておかないのか。
ともかくこれでタクトが奥(多分ザーガンが居る)へ走る。そしてオルフェの立ち塞がっていた場所で運命とオルフェの戦い。
次の場面、何だと思ったら上下が狭いので、なるほどこれがザーガンが以前戦った時の回想か。通常兵器ではD2に敵わない。この場は放棄すると言う軍の司令官に対して、ザーガンは天国と地獄を引き連れてやって来た。ここで下がったらみんなの愛する人々を守れない。ここで全力で止めるのだと。
ザーガンのアジテーションが効いてD2を押し返し始めた。これで国が故郷が守れる。そう希望が湧いた筈だった。しかし希望の後に絶望。D2を封じ込みきれない。その時にザーガンが思ったのだ。いや、何を思ったのか、結局最後まで理解出来なかったけど、とにかくD2を何かする事で沈静化したらしい。
その封じ込めがあの結晶みたいな物?
それとはたまたま偶然出会っただけ?
そして今はザーガンはその結晶と一体化。やって来たタクトと話をしませんかと言って、私はこの世界を愛していたとか言い出した。運命と戦っていたオルフェの方もザーガンと世界を救わねばならぬのだとか言ってる。
ザーガンの言い草を聞くと、D2を集めて封じるのはどうもアメリカ大陸か北米大陸らしい。と言う事はユーラシア大陸は無事なの?そう言う描写が無かったから全世界でD2が暴れてると思ったけど。でもユーラシア大陸が無事なら他の国が援軍送れよ。
ザーガンのからくりを聞いたタクトは、その為に北米大陸に居る自分たちには犠牲になれと言う事なのかと言う。そりゃそうだ。
そしてその結果がこの惨状なのでタクトのお返事は当然「知るかバカ」。
運命とオルフェの方も、運命がおまえが救いたいのは世界じゃなくてマエストロだけだろうと、ここから殴り合い。
自分が望む未来はマエストロが望む世界。
オルフェを倒して運命はタクトの所へ。そしてタクトは運命の武器を受け取ってザーガンを一突き。これで結晶もろとも崩れるのだが、やはり結晶の意味が分からない。結晶の崩壊と共に外のD2も消えるのだから。
戦い終わって疲れ果ててタクトと運命は海岸で横たわる。タクトが今にも死にそうな雰囲気で、これで二人共終わりって展開するのかなと思ったが、タクトが目をつぶると運命がタクトに「あなたの事が好きです」。これ、コゼットが少し目覚めたかな。
タクトはここで死んだ訳ではなく、ロッテ達に発見され、コールドスリープへ。
ニューヨークは平和を取り戻したみたいだが、ニュースはD2の攻撃は未だ終わった訳ではないと報じている。
修繕が行われているシンフォニカでは髪を切ってシンフォニカの制服を着たアンナ。アンナ、タクトの遺志...じゃないけどタクトの意思を継いでコンダクターになっていた。タクトの治療が終わって目覚めた時に自由に音楽が奏でられる世界にしておきたいと。
と言う事でタクトと運命の戦いはここで一旦幕を閉じるけど、アンナがコゼット=運命を引き継いで、そしてまるでミュークルドリーミーのチアフルタイムみたいにこの先はみんなの応援が必要みゃとばかりにアプリの宣伝。
綺麗に作られていたが、私としてはもっともっともっとクラシックの元の曲をモチーフにした音楽が欲しかったですね。