先輩がうざい後輩の話・第12話・最終回
季節イベントの話が続いていたので今回は何かなと思ったけど、そうかそうだよね、最終回なんだよね。
資料がうまくまとめられて部長に褒められた五十嵐。良かったなと武田が例によって頭を撫でるから五十嵐はいい加減自分を一人前に認めろ、大人の女性なんだぞと。五十嵐、第1話の時点で入社2年目だったのが一年程経ったから3年目かな。
武田が大手との契約を結んで部長から褒められる場面。この噂は広まって月城の部署にも伝わっていた。と言うか、この会話から月城が別の部署だと言うのが明らかになった。武田が褒められて顔が緩んでいた五十嵐が月城に見られたのだ。
武田が忙しそうにしていたので手伝いましょうかと言う五十嵐だけど、武田は大丈夫だと言う。もうちょっと一人前な感じで頼られた五十嵐。
そんな時にトラブル発生。その対応に武田が行かなくてはならなくなったが、同じ日に武田は別の顧客にプレゼンに行く事になっていた。そこで五十嵐はプレゼンは自分が行きましょうと言う。資料とか一緒にやって来たので。それを聞いて武田はじゃあ頼むと。こうして一人だけのプレゼンに五十嵐が向かう。ドキドキしながら。このプレゼンは無難に行って、先方も納得の結果に。
ほっとした五十嵐は帰りにあの月見うどんを食べたお蕎麦屋さんでうどんを食べる。いつもは武田と一緒のランチなのに一人で食べるのは久しぶりだなとちょっと寂しい感じ。
武田の方も無事に済んで帰社。あの大きな契約が成功した、噂が広まりすぎて女性社員達からおめでとう会に参加してと言われて、それを見ていた五十嵐がモヤモヤした心情に。それにしても大石の言葉によるとその契約は「我社の救世主」と言われる程の物だったらしい。そりゃ女性社員もチヤホヤするか。
そう思ったものの、武田はおめでとう会の飲み会にいくつもりが無いと言うのを聞いて、それじゃ駄目だと武田の背中を叩いた。でも自分は行かない。モテてる先輩を見たくない五十嵐ちゃん。
一人で帰る五十嵐、寂しさに黒部に電話したものの、黒部は優人とランニング中。寂しさを紛らわす為に飲みたい気分になった五十嵐は一人で居酒屋へ。おやおや、そんな感じでのひとり酒ってどうなの。一応、五十嵐は「一人前なんだからひとり酒くらい」な気持ちもあって乗り込んだ様だ。
ひとり酒を飲みながら、近くで呑んでいたどこかの会社の新人と先輩の様子を見て、過去の入社時の自分を思い出す五十嵐。入社して配属(この会社はいきなり配属なのか)された五十嵐を、どうやら桜井は可愛い子が入って来たみたいな感じで見ていたらしくさっそく寄って行って「五十嵐ちゃん」って呼んで良い?とか言い出した。五十嵐、結構入社してすぐなのに物怖じしない感じで、桜井に反論。
桜井から子供扱いされて怒りながら飲み物を買いに1階へ。その時に「成長期は一度も来なかった」って、いや、ちょっとは成長してるのでは。ところが自販機に向かったところで前方不注意で巨大な壁にぶつかる。これが武田との初対面だった。
武田は何を思ったかお汁粉を買って奢ってやる。これ後から見たら「中学生が会社見学に来たみたいなので奢ってやった」と言う行動だったんだな。出会いは最悪でした、なパターン。
フロアに戻って部長に呼ばれた武田が紹介されたのが五十嵐。中学生扱いされて怒った五十嵐はチェンジでと言うが、それは出来ない。と言うか、本当に五十嵐は物怖じしないな。
初対面からうざい先輩だった、でもずっと一緒だったと回顧する五十嵐に酔っ払いが絡んで来る。小学生が一人でこんな所に居ちゃ駄目。隣りに座って五十嵐の手を掴みそうになった所でナイト登場。来ると思ったよ。おめでとう会は挨拶だけしてさっさと出て来たと言う。
みんなと飲むよりおまえと飲みたいなと思って。
五十嵐ちゃん、真っ赤。
あ、これ、最初の頃、自分をお嫁さんにしたいんですねと言っちゃったパターンだ。
その時と比べたら成長した五十嵐ちゃん。
私もいづれ一人前になる、だからいつまでも隣にいると思わないでと言う五十嵐に、隣に誰か居るその時までは俺がいるよと言ってくれる武田。
五十嵐ちゃん、良い笑顔。
「先輩がうざい後輩の話」、良かった。
始まる前の公式サイトを一瞥した時はなんだか目つきの悪い女の子が居るなと思ったのに、それだけで判断出来ないものだ。
そして一度致命的に印象が落ちた動画工房の株がまた跳ね上がった。
動画工房の社内でもやはりいくつか制作グループあるのかな。質が違いすぎるんだけど。