先輩がうざい後輩の話・第11話
年末です。ええ、リアルでも年末です。
糸巻商事では忘年会に行きました。この場面、一瞬驚いた。当然時空が違うのでどうと言う事はないのだが、今の御時世でリアル忘年会をマジでやるのかと驚いた。
部長は毎年スキー場で年明けするらしい。うん、もし私辺りの世代に近かったらそう言う人が居ても全然不思議じゃない。わたスキの世代だかね。
武田は寒稽古が大晦日迄。五十嵐は友達(黒部)と年越し。桜井はどうするのと聞かれて弟と過ごすと答えていて、おまえら未だそう言う約束してないのかと桜井と風間を見てしまった。
でも桜井の方から風間を誘う。大晦日にうちに来ないか、優人が会いたいみたいだと。一応この時点では本当の理由だったらしい。
と言う事で大晦日の日、桃子が年越しそばの準備をしていたら突如優人が思い出した。友達の家に年越しで呼ばれていたと。そして一も二もなく出かけてしまった。と言う事は桃子が一人の所に夜明かしで風間が来ると言う事で、その直後に風間が到着。恥ずかしそうに桃子が優人が出かけてしまったと明かす。ここで時間を置くと、じゃあ遠慮しておくと言う風間の言葉もありかねないが、都合よくそばの汁が吹きこぼれて焦げたのでそれどころではなくなって部屋に入れた。
五十嵐も年越しそばを作ってるところ。黒部が来ていてゆっくりしてる。こちらはちゃんと完成して、美味しそうに食べ始めた。一方の桜井の方は結局カップ麺になったが、うーん、こうやって並べられちゃうとやはり年越しそばはカップ麺じゃなくて作るかって気持ちになっちゃう。
初日の出は各々の場所で。五十嵐はベッドに突っ伏してたのを黒部に起こされた。どんな年越ししたんだ。桜井と風間は一晩中寝てない風で家を出たよね。
初詣に来た五十嵐と黒部。五十嵐が武田を発見。でも発見しただけで固まったので黒部が声をかけに走った。黒部が突如として「すっごく重要などうしても外せない用事」を思い出して二人だけにして立ち去る。と言う事で五十嵐と武田の初詣。
二人でおみくじをひく事になったが、おみくじの順ってどうだったか覚えてないものの、確か神社で違うんだよね。そこでどっちが良いのが出るか勝負。と思ったら月城が境内で騒がれている。どれだけおみくじひいても全部大吉だそうで。
五十嵐と武田がひいた結果、二人共に半吉。半吉ってあるの知らなかった。お互い何が書いてあったのか探るものの、お互い言わない。と言うか、あれって半吉だとしても全部同じ内容だったっけ?違わないの?どうも両方ともに「待人:隣を見よ」だったみたいだけど。
おみくじを結んで行って、正月ラーメンを食べに。いつもよりナルトが多目に入ってめでたさ感。
ところが映っていたTV番組で大変な事件が。デート中のカップルに初詣について聞いてみます。って、これ「恋人といる時の雪って特別な気分に浸れて僕は好きです」と同じ構図の絵では。
一言で済めばよかったものを、風間と桜井が会社の同僚のカップルを見かけたからどんどん話を進めだすので見ていた五十嵐が焦燥。挙句の果てに電車の中で撮った写真を見せたので五十嵐がキレた。
放送事故!
気絶する程ボコられた風間君。桜井の膝枕で目が覚めておっぱい見てました。
桜井が飲み物を買いに離れたところで、幼女が突如接近。根掘り葉掘り風間に事情を聞く不自然さだが、この子が出て来た理由はあった。さっきまで風間が気絶していた時の場面をこの幼女がトイカメラに撮っていたのだ。
流石に子供のトイカメラは壊せないよね。