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やくならマグカップも 二番窯・第9話

30回もの腕立て伏せをした十子の所に直子から連絡。
直子から言われたからか、自分の作品を見てコレジャナイ感に浸っていた姫乃の所に明日行っていい?とのメッセージ。

と言う事で姫乃は十子と会う事になったのだが、あれ?家に行くのでは?
取り敢えずここのお店で食べてからだそうだ。多治見の宣伝かな。でもhinataboccOって店の雰囲気良いね。

十子の大きなカバンから取り出されたのは赤い器。凄く気に入ったから貯めていたお年玉をはたいて買っちゃった。って、いくら十万円なんだ。刺さるような赤。

限定スイーツを食べながら十子は自分の話を始めた。祖父がああで、母の実家も陶器商。だから十子も自然と焼き物を始めた。幼い頃は祖父も褒めてくれて楽しかったが、やがて期待される物が大きくなってしまい、陶芸はちゃんとやらなくてはならない物になってしまった。

だから中学の頃にはコンテストの前には熱を出す様になっていた。って事は小学校の時から大きな期待を背負ってしまったのだ。それは辛い。

そして中二の時に祖父が普段使わない赤を使って、その時は自信満々だったのだが、それを持って行った時の祖父がそっけなかった。忙しくなったからその辺に置いておけと。それからだ。祖父が何も言ってくれなくなったのは。赤いのを作ったのが駄目だった。祖父と同じ物を作らねばならないと思った。

でもそれは違った。前回=昨日祖父が永保寺に誘ってくれて、そこで綺麗な紅葉を眺めている時に言ったのだ。夏の青もいいが、秋の赤もいいな(これはよく分かる)。

照れくさくて小泉先生には黙って貰ったが、文化祭のあの赤い大皿良かったぞ。実は中学の頃から十子が陶芸で思い詰める様になったのを両親(コウゾウとナナコと言っていた。十子の母だから七子だろうか)が祖父に頼んだのだそうだ。十子から距離をおいてくれと。不器用な祖父はそう言われてああなってしまった。ほうっておけば飽きるのではないかと思ったら、続けてくれて嬉しかった。あの赤、刷毛の金も良かった。お前の作品を見て初めて悔しいと思った。それ、最大限の賛辞。

自分に拘らず好きな物を作れと言われた十子。
何もかも解き放たれた瞬間。

それを聞いて泣き出した姫乃。
参考資料

姫乃も母がプレッシャーになっているのではないか。直子から聞いた、きっと母も好きな物を作れと思ってる筈なんだと十子は自分の場合と同じ様に姫乃に告げる。

姫乃の祖母も刻四郎に言う、そこは比べる為の場所じゃなくて並べる為の場所なんだからと。

その晩、直子が十子にお礼の電話する場面が緊張しすぎ。でも格好はゆるすぎ。
その格好で毎晩寝てるのか。

と言う事ですっかり気持ちが変わった姫乃が新しい作品づくりを始めた。
よい笑顔で。
参考資料

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無職転生~異世界行ったら本気だす~(第2クール)・第20話

リーリャとアイシャが揃ってここに飛ばされたのは、やはりあの魔力災害の時にリーリャが悪い予感がして咄嗟にアイシャを抱きかかえたので一緒に飛ばされただからだ。パウロはノルンを抱えていた。だから一緒。じゃあゼニスは一人か。ひどい事になって居なければ良いが。あとシルフィ。

メイド服もボロボロになってシーローン王国に辿り着く。シーローンと言えばロキシーが居る筈だと王宮へ行く。衛兵は身なりがボロボロのリーリャを怪しい奴と思ったが、幸か不幸か近くにパックスが居たのでこいつはロキシーの餌に使えると思われて拘束されたのだ。
参考資料

シーローン王国第7王子パックスによって王宮結界の中に閉じ込められたルディ。またも家賃ゼロの部屋に入ってしまった訳だが、おや、杖も無い事もあってルディでもこの結界は破れ無さそうだ。

そこに何か袋を持って近づく人影。ジンジャーがルディを囚える時に何かすまなそうな顔をしていたから、ひょっとしてジンジャーがルディの荷物を(でも小さい)持って来てくれたのかと思ったら全然違う。その人物はシーローン王国第3王子ザノバ・シーローンと名乗った。

ザノバはルイジェルド人形を取り出し、これをどこで手に入れたのかと問う。そりゃルディが作ったのだが、ここで自分が作りましたと言うと悪い事が起きるかもしれないので魔大陸で手に入れた事にした。これには一応の説得力があって、なるほど、魔大陸かと思うザノバ。

次にザノバは袋の中からロキシー人形を取り出した。4年前に市場でパックスが手に入れた。当時の宮廷魔術師のロキシーに似ているからと。だがルディは「当時」にひっかかる。今はどうなってるんだ。それを聞くとザノバは、ロキシーはパックスによるセクハラに耐えかねて脱出してしまったと言う。ここでやっとロキシーはシーローン王国に居ない事を知るルディ。

そんなルディの事はお構いなしでロキシー人形の魅力について細々と語りだすザノバ。なんてマニアックなやつ。そしてローブがキャストオフ出来るのだと強調。ルディ、なんて物を作ったんや。至高、まさに至高!

よく見るとルディがつけた脇下のホクロが無い。ザノバは人形の美観を損ねるから削ったと言う。これを聞いて怒るルディ。何やってるんだ、お前は。あのホクロの価値が分からないのか。左手で胸を隠してるが、でもそのホクロを隠しきれていない所に価値があるのだと。それを聞いて衝撃のザノバ。そしてこの人形の製作者がルディと言う事にも気づく。

ああ、自分はなんて事をしてしまったのだろう。人形の真の価値を見出せずホクロを削ってしまった。どうか許して下さい、師匠と。
参考資料
おかしな奴だがこれは使えるぞ。

一方その頃、王宮の兵の方に何故かエリス達が招かれていた。招かれたのだ。エリスは思わずルーデウスはどうしたと聞きかけたが、目の前にアイシャが居るのでルーデで止めて、飼い主はどうしたと聞く。

地下牢に居ると聞いてエリスは直情的にルディを助けに行こうとしたが、その前に話を聞いて欲しいと言う兵。ルイジェルドもあいつなら大丈夫だろうと言う事で話を聞く。兵が言うには自分たちの家族がパックスの人質になっていて、嫌でも命令に従わざるを得ない。あなた方の力があれば家族を救い出せる、だからお願いしたいと。

それを聞いてあっさりと受ける。エリス。ルイジェルドはエリスはここでアイシャを守っていろと言う。ルイジェルド一人でも大丈夫。

結界を何とかしようとするザノバ。このままだと破門だが、出られたら弟子にしても良いとルディが言うので、何だそんな事かとザノバはパックスの方へ向かう。この時点では第3王子の命令で第7王子に言うことを聞かせようとしてるのかと思ったけど、そうじゃない。

王宮で騒ぎが起きる。拘束用の道具を見てアイシャは「神子」が暴れだしたのだろうと言う。神子は怪力を持っていて三歳の時に弟の首を引きちぎってしまい、それ以来恐れられているのだそうだ。この時点ではザノバが神子を動かしているのかと思った。

しかしパックスを引きずって歩いてるのはザノバ。首取り王子ザノバ。パックスを掴んでザノバはルディの前に。弟よ、ルーデウス殿を解放しなさい。あーあ、アイシャの前でルーデウスだと言っちゃったよ。パックスは欲望に任せて抵抗していたものの、流石に苦しさに耐えかねてルディを解放する約束をした。その過程でパックスはジンジャー達にお前達の家族がどうなっても良いのか、助けろと言うが、エリスがルイジェルドが向かってるから大丈夫だ。ルイジェルドはとても優しいスペルド族なのだからと。布教出来たな。

ジンジャーは元々はザノバ王子に忠誠を誓っていた。だが家族をパックスに拘束されて嫌々ながらパックスに従っていた。そこに無詠唱で魔法が使えるルディがやって来た。噂に聞くロキシーの関係者。だからジンジャーと兵達はルディを捕まえて、パックスに拘束された家族を救出して貰おうと思ったのだ。だからザノバが人形をジンジャーから受け取ったのはジンジャーの謀だったのだ。早く言ってよー。

シーローン王国での事件はこれで決着。助けられたリーリャはルディに大切な物の箱を渡す。あのぱんつが入っていたけど、一緒に入っていたのはシルフィが10歳の誕生日にルディに贈ろうとした物。

何年経ってもリーリャに抱きしめられて当たってるのを喜ぶルディに変わってないと実感するリーリャ。

アイシャからルディにお願い。自分を旅の仲間に入れてほしい。腹違いの兄に仕えろと母から言われているが、変態の兄は嫌だ。そこでルディは自分のハチガネをアイシャに渡し、これを身近に持っていろと告げて別れる。

手をふりながらアイシャは「変態って言ってごめんね、お兄ちゃん」と。
気づいていたよ、アイシャ。あの子、相当賢そうだったしね。でもこれで変態の誤解解けたよ。
参考資料

そしてパックスとザノバは今回の件で留学と言う名目での国外追放となる。
ザノバは別に悪くないのでは?
一応シーローン王国は自浄作用持ってるんだな。

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先輩がうざい後輩の話・第8話

ホワイトデー→花見と来て季節はゴールデンウィークになりました。

武田は特になにもやる事が無いらしいけど、五十嵐はスケジュールが一杯だと言う。何かと思ったら掃除とかスキルアップの勉強とか、あまり楽しそうな連休じゃないのでは。

一方の風間。ゲームやる予定と言っていたが、桜井がまたぞろ食事に誘われているのを見てしまって愈々黙っていられなくなったか。先約があるからと言って断った後で、桜井は今日一緒にごはんに行こうとメッセージを送ってくる。これは頑張らねばなるまいて。

宣言どおりに連休は本格的な掃除をする五十嵐だが、ああ、これか、この雑誌に影響されたか。
「仕事のデキる女性 休日の過ごし方」
参考資料
ベッドメイク→窓ふき→ビジネス書を読む→ヨガレッスン→料理

とは言え、部屋が綺麗になるのは良いことです。ほんと、綺麗になるのは。
参考資料

風間、どこかの駅で待ち合わせっぽい。この駅、Twitterで知ったけど北鴻巣駅らしい。それ埼玉県でも高崎線のかなり先の先じゃないか。どうしてこう言う設定になった。胸を躍らせて(文字通り)やって来たのはやはり桜井。

桜井、風間の誘い方にびっくりしたと言う。あの日の夜のラーメンに行く時に、行こう水族館っていきなり切り出したのだ。

部屋が綺麗になって次はテレビでヨガレッスンの筈だった五十嵐だが、テレビを付けたらホラー物。五十嵐と同じ様に連休中に部屋を掃除していて次はヨガだと思っていたら玄関のチャイム。何か予感がしてドアスコープを覗いたら真っ暗な中に赤い目が二つ。

これで怖くなってしまって思わず武田に電話。涙声で電話。ただ声が聞きたくなっただけだ言って切ったから武田が気になって五十嵐の所へわざわざ出向いたよ。にしても何故カーテン閉めて部屋を暗くしちゃったか。鳴るチャイムにビクビクしたものの、武田の声が聞こえて飛び出す。完全に涙目。
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でも一緒にテレビ見たんだが、こっちでもイルカと一緒にいた少年がサメに襲われる場面。

イルカ繋がりではないけど風間と桜井もイルカショーへ。三匹目のイルカが目付きが悪くて名前がソウタとか。他のイルカの失敗をフォローしてくれるソウタ君。風間君も助けてくれたよねと言う桜井。みんなな訳じゃないと言いかけた風間だったのに、ソウタ君が水しぶきをかけて濡れ濡れになっちゃって、風間が濡れたおっぱいを見つめるからそこで途切れちゃった。

おみやげコーナーに行ったらあの目つきの悪いソウタ君のぬいぐるみがあって、風間に持たせて写真に撮って笑いまくる桜井。気に入ったね。

ぬいぐるみで今度は五十嵐・武田に繋がる。キャッチャーの中のぬいぐるみが可愛いと気に入った五十嵐だが、キャッチャーは下手だからやらないと言うと、初めてのチャレンジを開始する武田。確かに最初は取れなかったが、一時間かけて取ったよ。親子連れは簡単だったって言うけど、いいじゃん、初めてなんだから。

風間と桜井の方も八景島シーパラダイスから帰る時間。風間が思い立って一度売店に戻るから桜井が一人で待ってたら早速ナンパが声をかけてくる。でも連れが居ると言うのに強引に腕を掴むから戻って来た風間が手を離せ、その子、俺のなんでと言う。

桜井も恥ずかしくなるが、風間も自分で言って恥ずかしくなった。
参考資料

そのまま手を引いてシーサイドラインの八景島駅へ。
追いかけたナンパ野郎がマテ茶本当に美味しいのにって言うけど、そう言う問題じゃない。

「今日はありがとう、蒼太」
すぐに言い直しちゃうけどね。
でもこの流れはこのままお泊りだろ、連休だし。

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舞台探訪・プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~・第7話の東大和市駅

プラオレ!好きなのでこのワンカットの為に東大和市駅迄行って来ました。

あの沖縄のビーチバレーで薫子が声だして行ける様になったのを真美に送ったら、それを真美が東大和市駅の上り線ホームで見ていたと言う場面です。
参考資料
参考資料

Twitterで東大和市駅だと呟いていた人が居たので分かりました。
普通は簡単には分からない。

でもよく見たらここにはBIGBOX東大和があって、スケートセンターがあるんですね。
ちゃんとアイスホッケーのマーク入ってる。
参考資料
ひょっとしてそれで東大和市駅に来たのだろうか。

高校生なので真美が所属するチームは東伏見じゃないかと思うのですが。

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ブルーピリオド・第9話

桑名、橋田、八虎の他に世田介も一次に合格したらしい。二次までもう日にちも少ないが先ずは面接からやって行こうかと言う大場先生。

八虎の悩みは色だった。何度も言う様に八虎が絵を始めたのは本当に遅い。だから未だ色がどうのと言うのを全然掴んでいない。その分、一次の時は色を武器にするのはあまりに大変だからと大場先生は勧めなかった。でも二次なら良いよと。

大場先生は赤い絵の具を見せてこれは何だと八虎に聞く。最初のは赤。次は黄色っぽい赤。そんな程度の色の認識が色を使えない状態なのだと八虎に言った。ヴァーミリオンンは辰砂を使ってるんだ。こいつは毒性がある。それ、「宝石の国」を見てから知った。

八虎は黄色っぽい赤って言ったけど、CG描いてるとRGBの各値がどれだけかなとか思っちゃう。典型的ないわゆる赤がFF0000。そこから緑と青をどれだけ増やすかとか。
参考資料

大場先生から龍二はどうしたと聞かれたその直後、世界堂で絵の具を見ておくかと思ったら龍二と会った。待ち合わせ迄時間あるから画材みてあげると言う。それで画材を見ながら話すが、龍二は一次落ちて今はバイトだと言う。そんな話をしていたら時間が来てその日はそこで別れる。別れ際に龍二はもう美大には行かないと言う。

ここから今日の八虎の迷いが始まった。絵画に自分を引き入れた龍二が美大をやめた。さらに桑名が摂食障害の子が回復して美大はやめて絵画教室やると言う。あの子は競う美術じゃなくて良かったと言う桑名。そう言う選択があるんだと思う八虎。そして色を選ぶのもそうなのかもしれないと思う。ここで今回はきっかけを掴んだのかなと思ったのだが。

そこで八虎の今回の迷いは終わらなかった。エレベーターを降りたら神山史が居た。現役で唯一日本画の一次に合格したと言う。ここで八虎は龍二の知らない面を神山から知らされた。龍二が一次でバツだけ描いたとか。それ、龍二が好んで選んだ道じゃないじゃないか。
参考資料

それを聞いて龍二に電話する。龍二なんと夜の店でバイトしていた。して欲しい事ないのかと八虎が聞いたら今すぐ会いに来られるかと。試験直前の八虎は躊躇った。タイミングがタイミングだから。でも龍二はそこで八虎を責める。そう言う奴だ。溺れる人が居たら救命道具は持ってきても、一緒に飛び込んではくれない。そう龍二に言われた八虎はショックだった。

これは八虎には酷だと思う。ここで「溺れた人」と言われてやっと龍二がどこまでどうなってるのか知った訳だし。飛び込めは求めすぎではないのか。この後龍二の家が描かれるが、それでも未だ龍二の境遇はイマイチ分からない。これで龍二の心情を計れと言うのは物語の展開としては描写不足ではないのか。

そんな訳で八虎の迷いは益々深まってしまった。そこに大場先生はスケッチブックが決め手になる場合があると言う事で今日はスケッチブック。これも分からないんだ。ここで言うスケッチブックっていつどう言う風にして描いたスケッチブックなのか。コツコツ描きためた物?この説明も足りないよ。

参考に見たスケッチブックは色々あった。八虎が最初に見たのは桑名の姉ので、あの噂の首席合格のだからちょっと異次元。それでも他のも色々。うーん、マジでこのスケッチブックっていつどうやって描かれたか分からない。色々あるとしか分からない。大場先生は他人の色々を見るのが大事だと言うが。

お昼に橋田が八虎は優等生だなと言うので、龍二に同じ事を言われたがどんな意味だと聞く。橋田は溺れた人の気持ちは溺れてみないと分からないと言うけど、そこまで求められるのか。

龍二の色使いを知りたくなった八虎は受付で見られないかと頼んだものの、NG。そこにまた神山が通り掛かる。同じ日本画だから龍二と絵を描く機会が多くて、龍二の絵をスマホに撮ってあった。最初に神山が見せてくれたのは日本画じゃない。日本画かと言われて見せられたのは最初のよりパッとしない。それは神山も同じ感想だった。龍二、本当は日本画に行きたかった訳じゃないのか。

急に描かれ始めた龍二の生活。今度は部屋の中の物を捨てられた。でもおばあちゃんだけは画材はとっておいた。なんだこの家族、龍二に何を求めてたんだ。

改めて八虎は龍二に電話して今から会いたいと言う。明後日試験だけど龍二を気がかりのまま試験なんて受けたくない。これで会った場所が駅のホームなんだが、飛び込むと言う言葉が不穏だ。まるで電車に飛び込むかの様に。
参考資料
でも龍二は海に行くかと。そう言われた八虎が湘南新宿ライン快速小田原行きに先に乗る。本当に乗ってしまった八虎に龍二も乗った。

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白い砂のアクアトープ・第21話

風花の所に夏凜から電話。くくるが会社に来て無くて連絡も取れない。一体どうしたのかと。風花も電話かけてみるが出ない。

その頃くくるはどこかの漁港みたいな場所にいた。風花からの電話やメッセージが沢山来ていて電話には出られないけど、何とかメッセージで答える。ちょっと休みたい。やっと返事が貰えて、事故とかじゃないのは安心したけど疲れてるとは何だろう。夏凜がプレッシャーかけちゃったかなと言うのに対して、きっと大丈夫ですと言うのはまるで風花が自分に言い聞かせているみたいだ。
参考資料

くくるが港で何やってるんだろう私と思ってる所へ、軽トラが停まってくくるに声をかける。どうやらウミやんの奥さんみたいなのだが、よく気づいたな。ウミやんと比嘉の会話で、ウミやんの奥さんの岬は大学の准教授で離島でウミガメの研究をしてると言ってたが、この時点ではまさかくくるがその離島に来てるとは思わなくて逆に岬が沖縄本島にたまたま来たのかと思った。

岬はくくるに仕事で来たのかと聞く。と言うのもここにも小さい水族館「かめはうす」があると言うのだ。でもくくるはそうじゃない。逃げて来たと明かす。そうか、じゃあ逃げて来たのなら今を楽しめと岬は言う。どうせ戻って叱られるなら今は気分を変えろと。そして自分の泊まってる所に泊まれと。

そうと決まったらと岬は今日のお仕事にくくるを連れて行く。海岸でゴミ拾い。何かと思ったらウミガメの産卵地域で、生まれたウミガメが海に帰る途中の障害物となるゴミを片付ける。観測によると孵化はそろそろ。今日は未だだけど。

孵化は諏訪にくくるが病気でお休みだと伝えていたが、風花は嘘がつけない子であっさり諏訪が見抜く。見抜いた上でそうかで終わるかと思ったらこいつは「仮病」って言ってしまった。だから風花が違うと言うも、聞く耳を持たない。くくるの分は自分がやると言っても取り付く島もない。おかげで珍しく風花さんが怒り心頭。シュッシュして櫂にパンチしちゃった。

一緒に居た薫が今日はくくるは休みなのかと聞いてきた。あちこちで噂になってるのだそうだ。バックヤードに屡々顔を出すからバックヤードの珍獣として。珍獣好き結構おおいんだよと薫が言うと、「え?」って焦る櫂。好きの意味違うぞ。

くくるは投宿するHOTELブーゲンビリアへ。ボロい軽トラと言いこのホテルと言い味わいある。多分このホテルは無いと思うけど(画像検索して出なかった)。部屋に入ってスマホに入れたがまがまの写真を見返し、がまがまに帰りたいと呟くくくる。よく寝たくくるはお昼近くに起きて、ホテルのおばあさんからサンドイッチみたいなの出された。Twitterで「スパムおにぎり」と言われている。そんなのあるのか。
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風花は迷子のイルカの様子を見に来ていた。相変わらず湾内に居る。おじいが何か怖い思いをしたのではと言う。逃げたくくるみたいにか。

おじいにチョコの話を聞いたものの、くくるには今は教えない方がいいかなとくくるの事を気にしていた風花。しかし事件はその時に起きた。巣穴を覗き込むペンギン(ボーボー)が居るなと思ったら、巣穴の別のペンギンに襲われる。突き合いになって負傷するペンギン。慌ててペンギンチームのみんなが引き離して止血し、獣医の竹下先生を呼んだ。

竹下先生はちゃんと見ていなかったと言う風花を励ます。生き物に後悔してる時間なんてない。悔やむよりもがけ。

くくる、教えて貰ったかめはうすに到着。
参考資料
外観が沖縄の黒島研究所(ウミガメの研究所)。中に入ったら手作りの雰囲気。そこにあった掲示板ではここは「屋米琉名島」って事になってる。この時点でも私は気づかなかったけど、Twitterで黒島研究所みたいだとあって、黒島研究所の名前を知った。

職員が出てきてご挨拶。そして子供もやって来て今日の「探せ」を探し出す。アイス目当ての子供だけど、入口はなんでも魚をそれで好きになってくれれば良い。お世話になった大先輩から聞いたと言うが、それはおじいだ。流石伝説の飼育員。

岬からのお知らせ。うちの学生が孵化の兆候を見つけたと言って、いよいよ今晩孵化。海岸には多くの人が集まっていた。ごそごそと動き出した砂を見つめるみんな。なかなか出て来なくて身を乗り出すくくるに岬は大丈夫だから見守ってやれと。

やがて出て来るウミガメの子供。うわ、多いな。それらが一斉に海を目指す。生き物の生命力を見せつけられるくくるは、これじゃ益々飼育員やりたいって思うのじゃと思ったその時、後ろから「凄いね」と声をかける風花。
参考資料

ここまで見ても未だ離島に来てるって思わなかったので「あれ?風花は途中で仕事を終えてくくるの所へ向かったのに到着は今?」と思ったのだが、くくるが来たのは黒島(屋米琉名島)だったんだなあ。黒島って西表島と石垣島の間にある離島で、そりゃ沖縄本島からはすぐには着けないよ。そんな場所に風花は駆けつけたんだ。

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プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~・第8話

大会まであと一ヶ月。ドリームモンキーズの新人チームは攻守に分かれての対戦。みんな成長して来た。でも尚実がどうも相手に気圧されている。それは対戦後の松永からのコメントでもあった。新人チームではみんな、特に薫子が声が出せる様になったのを評価されたが、尚実はもっと気迫を込めて相手に当たらないとと言われた。これが今回のテーマ。
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松永は他のチームがSNSやってるからと言って佐藤にそれを命令。そのタイミングで以前志季大瀞の取材に来たマスコミが今度はドリームモンキーズの取材をしたいと言って来た。

佐藤はアイスホッケー雑誌で釧路のスノウホワイトがカナダで活躍していたマヤ・ウォーカーを招聘したと知る。優が抜けてAからBに落ちたスノウホワイトがAに復帰する為に本気を出して来た。

場面は釧路スノウホワイトの本拠地(と思われる)釧路アイスアリーナ。釧路でアイスホッケーと言うと私が知ってる時代は十條製紙のチームで、だとしたらアイスアリーナは十條サービスセンターの辺りかなと思ったらそうだった。但し再開発後。
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スノウホワイトの川上監督はマヤ・ウォーカーを迎えて大会Bの優勝をしてA復帰を目指すと宣言。その監督の後を追った山中が優がドリームモンキーズに居るのは監督が頼んだからかと聞く。おまえらが追い出したみたいなくせに何をと思ったけど、ここはちゃんとキャラのフォロー。ドリームモンキーズに入ってくれてよかった、あのままだと優はアイスアリーナもやめてしまったかもしれない。

取材を待つ松永。佐藤が作ったSNSのアカウントに不満だった。そりゃ確かにその写真じゃと思ったけど、撮ったのは松永だそうだ。そこに用具店の錦織がやって来た。ファンクラブの法被とメガホンを自作したと言うのだ。力入ってるな。

そして取材班も到着。選手の意気込みを収録開始。やはり尚実がどうも弱気。

対戦練習が開始。取材の中山がメチャクチャ上達してると言う。あの頃は初心者だったからね。そしてこの練習の時も尚実が気迫負け。

だから尚実は練習が終わってもひとり居残り練習しようかと言う。それを聞いた梨子が自分も走り込みしたいから残ると言う。でもそれは口実。尚実の練習に付き合うのだ。やはり尚実が引いてしまうのを梨子が聞く。どうして引いちゃうのか。

尚実は弱腰は性格なんだと言うが、梨子はそう思わない。何しろ幼馴染で小さい頃から一緒だった。そして尚実はゲームの時は強気だったではないか。そう言われる尚実だが、かと言ってスポーツでは梨子に一度も勝った事が無いとも言う。

それも無いと言う梨子。幼い頃に二人でアイスホッケーやっていたが、尚実はフィギュアスケートをやりたいと言ってそっちに行った。その話は最初の方でしていた。だから梨子もアイスホッケーやめたんだと。そして梨子もフィギュアスケートやってみようかと思ったが、尚実が華麗に滑るのを見て、これは自分には無理だと思ってフィギュアスケートはやらなかったのだ。必ずしもスポーツで全敗なんて訳じゃない。

でも尚実がフィギュアスケートをやめたのは練習中に他の人とぶつかってそれ以来リンク上での衝突に恐れを抱くようになった。なるほどトラウマあったんだね。

ぶつからない様にプレッシャーをかける練習をしてみたが、うまく行かない。やっぱり駄目と言う尚実に、じゃあ勇気を出して尚実が止めようとして、それが失敗した場合自分がそれを絶対カバーすると梨子は言う。たとえパックが奪われても速度を出して自分がなんとかする。常に尚実を守るからと。

そして練習再開。何度も繰り返し、二人の約束を思い出せと梨子が言う。こうしてついに尚実は梨子からパックを奪った。出来たじゃないか。

出来たじゃん。
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そんな二人の様子を愛佳達が実は見守っていたのだ。
参考資料

大会Bがついに開催。所は軽井沢の風越公園アイスアリーナ。どこにあるのかと思ったら、軽井沢プリンスの西にあるのか。年季が入ってそうな建物と思ったら五輪マークに1998ってあるね。長野オリンピックで使われたんだ(開設はその8年前)。

第1戦の相手は準優勝の富田フェニックス。スターティングメンバーが新人チームなんだけど、作品の性格上そうなるのは仕方ないとしてもドリームモンキーズは大丈夫なのか、それで。

尚実と梨子はあの約束を思い浮かべながらの試合。尚実がカバーを信じて出る。相手選手と衝突して尚実が倒れるのを自分がカバーするんだと梨子が尚実の後ろに入るがそのまま二人は倒れてしまった。単に倒れただけなら良かったが、これで梨子が足を痛めてしまった。終盤に向けての試練か。

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takt op.Destiny・第8話

コゼットがこいつ(シントラー)のせいで死んだ。そう理解したタクトは憎悪にまみれて殺そうとする。しかし万全ではない上に怒りだけで戦おうとしたから運命は地獄に押され、そしてタクト自身も傷ついた。重症となったタクトを見て運命はタクトを連れてその場から逃げ出した。

シントラーは何故追わないと地獄を叱る。そもそも殺せと命じたのに何だあれはと。しかし地獄はだってすぐに殺したら面白くないでしょうと。行っちゃってるキャラの上田さんだ。

どこかの洞窟にタクトを連れて横たわらせる運命。ぎこちない止血で、自分ではこんな程度しか出来ない、アンナが居てくれたらと思う。水を口に含んで口移しにタクトに飲ませるのだが、無表情で口移しに特別な感情を持ってない感じがする。それよりも、今は助けるので精一杯。
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シントラーの方では地獄が何気なく曲を口走ったのを咎めていた。音楽など嫌いだ。あんな明確な尺度もなく良い悪いと言う物は。これからは自分がものさしになるのだと言う。

一方のタクト。D2の出現でみんな音楽を捨てたが、コゼットだけは自分のピアノを聞いてくれた。そしてそのコゼットがあの街でみんなに聴かせようと言い出し、最初は誰も音楽など求めていないと思ったのに、コゼットが一緒に弾いてくれて、みんなも音楽を求めていたと知った。それなのに、あんな事になって。

運命はタクトを洞窟に置いて一人シントラーの所へ向かう。斧を手にして。普通の状態で。運命は自分がムジカートの戦闘状態になったらタクトから命を吸い取ると言う事で、素の状態で向かったのだ。そして地獄にあの習ったばかりのセリフをぶつける。
参考資料
「おととい来やがれです!」

とは言ってもムジカートの戦闘状態でもなく、タクトもおらず、運命は圧倒的な地獄の攻撃になすすべもない。首を絞めあげられるものの、タクトの居場所は教えない。

だが傷を負ったタクトがやって来た。何故来たのかと言う運命。お互いの言い合いになって自分の事を無視するのでシントラーがイラっとした。もうやってしまえと地獄に命令。

そこに小さな巨人登場。一緒にレニーも。巨人が地獄の相手を始める。シントラーはこんなものかとレニーに言うが、レニーは主役が動き始める迄の繋ぎだと言うのだ。

タクトは初めて運命をコゼットと呼ばずに運命と呼ぶ。それに応える運命。レニーが言っていた主役が動き始めた。本気で戦う運命は強い。地獄の攻撃を押し返す。

そこに天国登場。シントラー、あなたはグランドマエストロの命令違反により首席指揮者を解任します。何かの聞き違いかと言うシントラーに天国は問答無用。そして地獄もシントラーにもうあなたの役割は終わりだと言って指揮棒を取り上げて折ってしまった。

元々あなたはコンダクターでは無いと宣告されるシントラー。ムジカートの「天国と地獄」が別々のコンダクターの下に居るのに違和感があったが、元々は二人共ザーガンのムジカートだったのではないか。シントラーはただの飾り。

クズどもは掃除だと言っていたシントラーが自分がゴミ扱いされておかしくなってしまう。これ、ここで退場で済むのかな。

レニーは天国にシントラーをザーガンが咎めたのは命令違反だけなのかと睨む。そうだよね、D2を出現させていたのは咎めないのかと。天国はそれを無視。つまりそう言う事なのだ。
参考資料

タクトと運命はアンナの所へ帰還。無事だった運命をアンナが抱きしめる。アンナも運命を運命として受け入れた。今回のエピソードはタクトもアンナも運命を運命として受け入れ、運命も二人を受け入れる内容だったのか。

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やくならマグカップも 二番窯・第8話

ときしろうで姫乃と直子がカップを棚に戻している。そうか、いくら姫菜の作品が多いと言っても前回の文化祭の時のはここから持って行ったのか。そして姫乃の一品コーナーは未だ空いている。あとはやるから休んでてと言われて直子は文化祭の姫乃の写真を見てニヤニヤと。
参考資料

誰かが多治見駅に到着した。多治見の温度計も流石にこの季節は13.2℃を示している。その人物は未だ時間があると多治見の市街をぶらついていたら、ときしろうと言う名前とは嬉しいねとふらりとときしろうに入る。

実はこの人は昭和の大スター荒井啓太郎だそうで、おばあちゃんが大ファン。姫乃を使って色紙にサインを貰おうとした。何故自分で行かない。

荒井は十兵衛窯に行きたくて、バス路線を聞くのだが、そこは十子のおじいさんの窯なので、だったら車を出すと言う事になる。荒井は初主演の時に陶芸家ときしろうと言う役になったので、だからときしろうと言う名前に惹かれた。そしてその時に陶芸を何もしらない自分に、当時新進気鋭の陶芸家だった青木十兵衛が指導してくれたのだと言う。親切丁寧に教えてくれて、それ以来下手な作品の写真を送っては指導をしてくれたり、自分の映画を見ては感想を手紙でくれたりしたのだと言う。十子に対する態度と全然違うじゃないかと思った姫乃。

十兵衛窯に到着すると十子が丁度居て、荒井は十子の事も良く知っていた。だから十子も一緒にろくろを回す事になるのだが、十兵衛は荒井には笑いながら優しく指導するのに、十子には相変わらず厳しい。でもやはり何か以前とは違うのを感じた雰囲気がある。

十子が一歩進んだのは三華も感じていた。十子は青だとばかり思っていたのに、先日の文化祭では赤色の見事な大皿を作っていた。でもその十子の大きな一歩になる背中を押したのが、長年十子と一緒に陶芸をやっていた自分ではなくて、姫乃なんだと悔しがる。

荒井も役者をやっていた時に父からは評価されていなかった。だがその父が亡くなって出て来たノートに荒井の新聞記事だの演技の評価だのが書かれていて、その時に蟠りが一気に融けた。そしてその後にフランスで賞を受けた。荒井が変わった瞬間だったのだ。
参考資料

姫乃は一品で詰まっていたのを十子と相談したかったが、こんな話を聞いて今日はやめておいた。

色紙はどうしたのかと思ったら、駅での別れ際に荒井は渡してくれた。

一方十子の方はおじいさんが虎渓山永保寺に誘って何か話がある模様。荒井の「生きてるうちに」と言うのも響いたのかもしれない。それにしても紅葉が綺麗だ。

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無職転生~異世界行ったら本気だす~(第2クール)・第19話

ヒトガミからのご託宣です。こんな場面があります。これは妹のアイシャ。そしてリーリャとも会える筈。だがアイシャに会った時に名前を名乗ってはいけません。見えた場面がどうも不穏な場面なので大丈夫だろうか。さらにヒトガミは王宮の知り合いに手紙を出せと言う。

盛大な船酔いで中央大陸に上陸。そしてシーローン王国に到着。無職転生の地図を見ると中央大陸の港のイーストポート(地図の東西南北が通常と逆かな)からシーローン迄結構あるんだけど、随分進んだ。あの米を食べながら川を移動したりがかなりの距離だったのか。

シーローン王国がインドっぽいかと思ったのだが、Twitterで理不尽な孫の手さんのツイートを見たら監督から「タイっぽくしていいですか?」と言われたそうなのでタイっぽいのだろう。

ルディは「ある筋からの情報」としてこの国で家族が囚われているらしい。妹が囚われていると言う。妹なら先日会ったじゃないと言うが、異母妹が居るのだ。そうだ、恐らくリーリャがアイシャを抱いていたかどうかしてる時にあの災害が起きて転送されたのだろう。

ある筋を突っ込まれなくて済んで、そしてルディはヒトガミに言われた通りに王宮に居る(とルディは思っている)ロキシーに手紙を出す。この時点ではまさかロキシーがルディ達を探す旅に出てるとは気づいていない。

ところが手紙を出した後でつけてくる者ありけり。なんだ、誰だとルディは路地裏に入って、土壁を魔法で作ってこれでOKと思ったのだが、その壁の向こうから女の子が何かされている声が聞こえ、様子がおかしいと壁を壊すと、ヒトガミに見せられたアイシャの場面に遭遇した。
参考資料

アイシャが揉めていた相手は王宮の兵士。アイシャから手紙を取り上げて、アイシャはそれを取り戻そうとしていた。兵士は迷子の子を保護したと言うが、無理がある。アイシャは手紙を取り戻してルディに助けて下さいと言うのでルディは魔法を発動。兵士二人を泥に埋めて動けなくしたが、兵士はこいつは無詠唱で魔法を発動させる奴だと(お尋ね者みたいに認識していた)応援の笛を鳴らす。

ワラワラと兵士が寄って来たのでルディはやはり土魔法で高く飛んでその場を逃げ出した。

助けたアイシャは名を名乗る。長い年月が経っていて、今は6歳。ハキハキした礼儀正しい子に育っていた。ルディは名を名乗る訳には行かず、恥ずかしい偽名を告げる。

アイシャは手紙を出したいのでそれをお願いしたいと言う。母が王宮に囚われているので父に手紙を出したい。でも王宮の人がそれを阻止する。だから手紙を出した人であるルディをつけてこっそり頼もうとして、そして王宮の兵士に追われた。

ルディは父以外に頼れる人は居ないのか?例えば兄とか?と聞くと、アイシャが兄は居てもあいつは駄目だと言う。母が大事にしている箱があって、そこには兄が大切にしてる物が入っている。母の目を盗んで開けてみたらそこにはぱんつ。しかも大きさから計算して十四五歳の子のぱんつ。その頃兄は五六歳だったのにそんなものを大事にしていたのだ。トンデモナイ変態だ。そりゃヒトガミ、ルディに名前を名乗るなって言うわな。
参考資料

ルディは君のお母さんを助け出して来ましょうとアイシャに言う。エリス達には自分の事は「飼い主」と言う名前にしておいてくれと頼んで一人で王宮へ向かう事にする。話を聞いたエリスとルイジェルドは即座に城攻めだと行こうとしたのを止めて。

ところが向こうからやって来た。第7王子親衛隊のジンジャー・ヨークと名乗った。ロキシーが待っているので王宮へ来てくれと言う。この時点ではルディはロキシーが王宮にいると思っており、手紙を出した訳なのでそのロキシーからの招待とあってはいそいそと行くのに不思議はない。だがその割には大荷物で行くのは何故だろう。身一つで行けば良さそうなものを。

王宮に着いてそのまま建物に入らない所でおかしな雰囲気になった。建物の中を進むと、扉の前には昨日の王宮兵士二人が居た。声が震えている。そしてジンジャーはルディの荷物を預る。益々怪しい。

中に入ってみたらロキシーは居ない。小太りの男が椅子に座っていて、こいつはさてはロキシーが教えていた王子だな。そして隣にはリーリャが縛られて倒れている。落とせの命令と共にルディは地下に落とされた。そこには魔法の結界が貼られていて、ルディの魔法が効かない(少なくともこの時点では)。

第7王子パックスによればこの結界はロキシーを囚える為の王宮の結界だそうで、おまえごときでは破れまいと言う。うーん、どうかな。
参考資料

パックスはここにはロキシーが居ないと言う。そして居ないロキシーをおびき寄せる餌としてルディを囚えた。この時点でルディがロキシーの恋人だと思っていた。取り敢えずロキシーが居ないのでNTR展開ではないのは確認したが、パックスはこのあとロキシーをおびき寄せて性奴隷にするとか言い出した。ひでえゲスな奴だった。

しかしリーリャでは餌として価値がなかったらしく、ロキシーが来ない。いや、そんな噂全然聞いてないからロキシーが来る訳ないじゃないかと言うと、じゃあお前はどうして来たのかと問い返される。まさかヒトガミに言われてとは言えない。

ここでルディは疑心暗鬼になる。言われたとおりにしてこのザマだ。ヒトガミに騙されたのか?

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先輩がうざい後輩の話・第7話

冒頭の小学生の運動会は何だと思ったら、黒部の小学校時代のトラウマか。

桜井が弟のお礼にと五十嵐と黒部をファミレスに誘った。そこで仲の良い二人を見て過去の話を聞いてみた。

五十嵐と黒部の馴れ初めは中学から。でもよくある話で第一印象は最悪だったと。中一の春の転校初日に学校へ向かっていた五十嵐だったが、スマホのナビがおかしくて道に迷ってしまった。因みに、登山をしていてよくスマホのEコンパスが狂う時がある。どう考えても違う方向が北になる場合。その場合は8の字回しで修正される。以前山中でEコンパスがおかしくなってこいつが指してる北は論理的に正しくないと思ったものの、じゃあ正確にはどっちだと困った時にアナログのコンパスも常備していたので助かった。その後8の字回しを知って試したら見事に修正された。

五十嵐ちゃんはそんな事は知らない様子でたまたまぶつかった相手(黒部)が同じ制服だから同じ学校だろうと後をつける事にした。黒部がダッシュするので走るけど追いつかない。何やってるんだと言うので学校が分からないからついていたのだと五十嵐が言うと、黒部はじゃあついて来ても良いと言う。

と言う事で後をついて行ったらゲーセンだった。
参考資料
今日サボるからゲーセンに来たとうそぶく黒部。おかげで五十嵐は転校初日から大遅刻。

花見の季節。そう言えば前々回がバレンタインデーで、前回がホワイトデーだったっけ。そりゃ桜も咲く。役割分担で武田が場所取りになったが、そう言うのは後輩に任せろと言うので、武田はじゃあ一緒にやるかと言ってくれた。隣に小さく「五十嵐」って書くのがかわいらしい。
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黒部がトレーニングで走っていたら優人も走っていた。どうしたんだ、何か思い立って身体を鍛えてるのかと思ったら、持久走があってペアで走る事になってるが、自分だけペアの子が女の子で、女の子に情けない姿を見せたくなからとトレーニングしてるのだと言う。いじましい。私なんぞ体力なかったから端から諦めて何にもしなかった。黒部は走るのすきだから走ってる。優人はバスケが好きだけどバスケ部には入ってない。でも好きなら入ったら良いんだよと言ってくれる黒部。この好きだから、は過去に意味があった。

また五十嵐と黒部の中学時代に戻って、部活を決める時。五十嵐は絵を描くのが好きだから美術部。翻って黒部は陸上部じゃないの?と聞かれてそうじゃないと答える黒部に五十嵐はでも走るのは好きなんでしょ。自分の為に走ったらと言うのだ。好きならいいじゃないか、これを五十嵐が言ってくれた。

場面はまた現在の五十嵐。もう花見が始まっていて、大石が酔っ払っておかしくなって、あいつは元軽音楽部だと言う話から五十嵐は何部だったかと聞かれて美術部と答えた。バレンタインデーについていた絵で納得の武田だったが、五十嵐は黒部のおかげで絵が好きで居られると言うのだ。好きならいいじゃないか、と言った五十嵐が、逆に黒部のおかげで好きでいられたエピソードとは。

それはあの中学時代の時。五十嵐がスケッチブックに絵を描いていたら男子が寄って来てなんだこれ、熊?うそだろと笑う。スケッチブックを返さない。涙を浮かべた五十嵐を見て黙っていなかったのは黒部。男子を椅子ごと突き飛ばしてスケッチブックを取り戻した。それに逆上した男子が何か言い返そうとして、五十嵐が美術部に申し込もうとしたのをあんな絵で美術部かと嘲り笑う。これはもう越えてはならぬ一線だった。思い切りそいつを殴り倒す黒部。
参考資料

五十嵐は絵が好きだから美術部に入るんだよ!
参考資料
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クラスではいつも遅刻して来る子って評価だった黒部だったが、先生に呼ばれたところであの男子は改心した。黒部が殴ったのは自分が五十嵐をからかったから。そして五十嵐に謝った。五十嵐が絵を好きでいられたのは黒部のおかげ。お互い相手のおかげで好きな物を好きでいられた。

それ以来の双葉・夏美の関係。
優人君もバスケ部に入ったしね。

ところでTwitterを見たら黒部の行ったゲーセンが札幌のゲーセンなのだそうだ。そう言えばその前後の住宅街の道路が随分整ってるなとも思った。一方で別の場面では狭くて塀があり、それは到底途方も無い雪国の札幌市内とは思われない。どんな設定のつもりなのだろう。

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ブルーピリオド・第8話

一次試験開始。自画像が課題。自分を見つめ直す。すると八虎は自分の二面性を感じた。不良の一面、真面目な一面。努力家の一面、臆病者の一面。ロマンチストとリアリスト...へ?そうだった?

それを絵にどう表現するのか。私が先ず真っ先に思い浮かんだのはあしゅら男爵みたいなのだが、平凡なんだろうな。八虎が浮かんだのは向かい合う顔。これもありきたりだと思う八虎。悩む八虎に、前の人が下がりすぎて八虎のカンバスを倒すハプニング。鏡も一緒に落ちる。割れた鏡。そこで分かった。この割れた鏡がヒントになるのか。
参考資料

八虎は最初は粉々の鏡を書いていたけど、すぐに縦方向に互い違いになった構図にする。マスキングテープをカンバスに貼り、ある一面ともう一面とした。時間内に完成させなければならない。一方で平凡な出来では目を惹かない。時間内で全精力をかけて描き上げる。昼休みは教室から外へ出される。摂食障害になったり蕁麻疹が出る入試だから、昼休みも暗い。でもそんな中で八虎のカンバスを倒した身体の大きな花澤さん超えの子は違った。

大きな声で八虎に謝る。体育会系のノリだった。この子、先の物語でも出るんだろうな。アニメシリーズ中で出られるかは分からないけど。

八虎の絵は試験監督の表情では「やるな」と言う出来映えだった。試験が終わって橋田と世田介とで集まった。世田介、天才の言う事は違う。ここでもこんなものと言う感想。一人程度は飛び抜けた者がいるけど。倍率が高い理由が分かったと言う。相当数の記念受験が居るのだと。

翌日の予備校。二次試験は一週間後だそうだ。一次試験の合格発表は三日後。この三日間は手が付かない。大場先生の面接で八虎は弱音を吐く。そりゃそうだろう、八虎はスタートが凄く遅いから。課題が沢山あるがどれから手を出して分からないんだなと大場先生は言う。

大場先生は明日は気分転換しようと言う。どうせ手が付かないのだから。と言う事で博物館前に集まる事になったが、最初は八虎一人。次に普段は制服を着てる子がロックな格好でやって来た。カッケー。
参考資料
名前がすぐ出ないあたり、結構一緒に予備校でやっていたのに親しくはならなかったんだな。そんなもんだろう。

すぐに岡田が来る。石井も桑名も来る。全員揃って骨格標本を見て回った。見終わって休憩したら次二周目行くよ。博物館を取材して描け。結局描くのだが、最初は息抜きって言わないとガチガチのままだったろう。出来上がった絵を並べたらバラバラになるどころかみんな似通った絵になった。選択のパラドックス。だが岡田と桜庭(ロック)は他の人と違う視点で描いていた。

八虎は博物館であれだけの物を見たのだから十人十色になると思ったのに自分は他の人と同じ様な物しか描けなかった。自分は凡人だ。

そして合格発表。大場先生の所へは三人がやって来る。やはり桑名。そして橋田。おまえ、ちゃっかり合格か。そして三人目は八虎。まあ主人公だし信じてたよ。
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それにしても今回やっと予備校のクラスのキャラが全部立ったと思ったのに、三人以外は不合格なんだよね。

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白い砂のアクアトープ・第20話

新しいエリアの責任者を任されて毎日が忙しいくくる。発注書が来てないから急げと言われ、確かに三日前に言われたのならやっておいた方が良かった。発注書だと数字とフォーマットを揃えれば出せそうな気がするから。数字の根拠を出すのに時間がかかっているのなら仕方ないが。

この場面でくくるが「もう手一杯」と言ってる。明らかに残業が増えている部下から「手一杯」と言われた場合、労務管理としてはそのHELP信号をちゃんと受け取らないとならない。何かを夏凜とか他の営業部の者に回すとか。この時点ではくくるが「はいーーー!」と叫ぶ気力は残っていた。

そしてくくるは生き物成分を補充に水槽へ。櫂がまたパンチでストレス解消に付き合う。そんな所へ空也が来て、近くの湾に野生のイルカが迷い込んでるので作業変わってと櫂に言う。そんな話を聞いたらくくるが飛び出して行くのは分かっていた。分かって空也はストレス解消先を与えたのかも。

ウミやんとくくるは草をかき分けてイルカが迷い込んでる場所へ。ひょっとして漂着して息も絶え絶えかと思ったけど、怪我はしてるものの元気に泳いでいた。その場所には先客としておじいも来ていた。様子を見るのを頼まれたのだそうだ。元気だけど未だ幼い。本来なら母親が近くにいる程の。ひょっとして母と死別したかと言う場面でくくるが当然反応する。それは自分ではないか。だから益々このバンドウイルカにくくるが拘ってしまう。
参考資料

おじいの意見は元気そうではあるから様子を見てるだけで手を出さない方が良いだろうとの事。ウミやんはうちのスタッフが定期的に見に来ると言っていた。

おじいは時間があったら近いうちにがまがまを見ておきなさいと。愈々解体工事が始まる。あれ以来キジムナーがずっと登場していないので、これで完全に登場しなくなるのだろうか。でもOPには出てるよね。

くくるは風花にバンドウイルカの事を話していた。自分も毎日見に行くと。でも風花は心配だった。くくるがあんなに忙しいのにそんな時間が取れるのだろうか。

翌朝出勤前にくくるは風花と一緒に見に行く。バンドウイルカのバンちゃん、妙に懐いてないか。そう言うのを見せるとくくるが益々関わり合いになりたくなるじゃないか。
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だからくくるは昼休みになるのを気にして、12時になった途端に立ち上がってお昼を食べた後に取引先に行ってくると朱里に告げる。取引先と言っておいて実はバンちゃんだろうなとこっちは思うが、朱里まで「え?取引先」って反応していた。

案の定くくるはバンちゃんを見に行って戻りが14時過ぎになる。諏訪が睨むのを横目に座ったら間の悪い事に雅藍洞がイルカの様子を見に行ってくれてありがとうと言ってくるのだ。雅藍洞、多分悪気はなかったんだろうなあ。逆にうちの部署の為に動いてくれてると言うのを見せたかったのかもしれない。

でもこれがきっかけで諏訪と雅藍洞の軽い言い合い。くくるが謝ってそれを止めざるを得ない。

その夜、OHANAでこの噂をする朱里と夏凜。朱里、職場のいざこざが見てると楽しいとか、それってバイトとか完全に傍観者だと言える話なんだけど、ちょっとでも絡むとそうは言ってられない。

この場で夏凜がくくるに自分の仕事に一度集中してみたらと言う。本気でやらないと醍醐味は分からないよと。それはまあ正論ですが。

翌日くくるは諏訪から新エリアOPENのタイミングで水族館で結婚式をやる企画を考えている。ついては企画書を考えろと。この時のくくるの力ない反応に諏訪が気づく。その辺りの目は持ってるみたいだ。ともかくその企画案を持って結婚式の企画会社にプレゼンに行く。

そう言われて結婚式の企画案迄仕事が増えて頑張るくくる。雅藍洞からイルカの様子を海中から見てみないかとふられても、普段と違って乗り気にならないくくる。愈々危うい。

そしてプレゼンの日。企画会社のプランナーの三浦へプレゼン。既に色々やってるのを見せてくれたが、あの雲海の写真いいな。三浦は企画書を見てからいくつか質問をする。水槽前での照明やフラッシュ禁止。じゃあ記念撮影はどうするのか。それは別の場所で。折角水族館での挙式なのに?飾り付けも最低限?プチ披露宴の美味しい魚とは?どれもくくるの検討不足だった。それは分かったが、諏訪はチェックしてなかったのか?

三浦はティンガーラが魚を大事にしてるのは分かった、このプランで魚が結婚式を挙げるのなら良かったのにと、やんわりとダメ出し。

諏訪は貴重なご意見ありがとうございましたで、一度引き下がる。あの反応は想定内と言うけど、諏訪がもっとフォローしておけよ。

プレゼンに行ってるうちに愛梨が来て帰っている。仕方ないよ仕事だったんでしょと言われるけど、その仕事は何の為だったのか。思わずがまがまにタクシーを走らせるくくる。でももうがまがまは取り壊されていた。くくるの嘗ての拠り所だったがまがまが。
参考資料

くくる、これでぷっつりと折れてしまったか。
翌日10時を過ぎてもティンガーラに来ない。

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プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~・第7話

冒頭でビーチバレー。なるほど、今回はインターバルみたいな海回かな、でも日光から海に行くとしたらどこなんだろう、直線距離なら大洗だけど鉄道ならまさかの湘南なんだけどなと思ったら、もっとまさかの沖縄だった。

季節は夏。冒頭でビーチバレーだったしね。普通夏だと「暑いー」とかで始まるが、流石にアイスホッケーなのでリンクで暑いは無いか。学校は夏休みだしドリームモンキーズの練習もお休みらしい。でも休みだからと言ってだらけないでね、自主トレしてね、自主トレと松永に釘をさされた。しかもしっかり各々の練習メニューを送ってくれるし、さらにはもうひとつ。

優「嫌な予感しかしない」
参考資料
予感どおりにヴィクトリーダンスの新しい振り付けだった。
でもヴィクトリーダンスはそう言う反応だけど、自主トレに関するみんなの返事はとても良い。前向きでとても良い。

愛佳は自主トレはみんなで一緒にやろうよと提案。これで自主トレは全員一緒の場所でやる方向へ。そんな時に薫子は松永にちょいちょいと呼ばれた。その後、浮かない顔をするのだが、でもあの呼び方は別に悪い事を言う顔じゃなくて、なんだったのだろうと思っていた。

そんな時、志季大瀞の女将のところに渡りに船なアルバイトの話が来ていた。知り合いの沖縄のホテルから。沖縄だったのかよ!しかも水沢家の二人だけでなく、もっと居ないか、住み込みで、さらには働くのは午前中だけ、と言うカモネギと言うか好都合があっちからやって来た。

到着した那覇空港。バイト先のホテル「ちむぐくる」のお迎えが来ている。みんなが浮かれている中で薫子だけが浮かない顔をしていたが、その原因は松永からゴーリーはチームの柱になってみんなに声をかけて欲しいと言われたからだった。自分がチームの柱で声出して行くなんて出来るのだろうか。それが気がかりだったのだ。

海が見えて歓声が上がる。ちょっと寄ってもいいよと言う事でビーチに出たら、愛佳が服を脱いで水着に。日光から沖縄まで下に水着を着て来ていたのだ。でもこの愛佳の興奮がみんなに伝わる。特に一番お硬そうな優がこんなに白い砂浜なんて初めてと。ダヨネー。日光で育ったみんなもビーチはあまり見た事ないかもしれないけど、釧路は釧路で夏にビーチって土地じゃないから。何しろ夏は霧が出て寒い寒い。だから優がまっさきに愛佳に釣られて海へ。それに釣られてみんなも海へ。

荷物を置いて早速お仕事。先ずはプール掃除。次に従業員服を来て食堂の掃除や上げ下げ。そして自由時間には自主トレ。充実の沖縄生活。

でもやっぱり薫子は大きな声出して行きましょうは気がかり。一人ビーチで「声出して行くよー!」と叫ぶけど何となく震えた声。その隣をヤドカリが通るが、薫子の声の時は平気で移動していたのに、愛佳が薫子を呼ぶ大きな声の時には貝の中に引っ込んでしまった。まるで薫子が引っ込んだ様に。:
参考資料

食事は沖縄料理。ゴーヤチャンプルは出るとは思ったけど海ぶどうも出たか。

近くにビーチバレーのコートがあるんだよね。ホテルの敷地で予約制だから空いてる時は使って良いとの事だと、これまたお便利な話が出て来た。尚実は水族館に行ってみたい、チンアナゴを見たいと言う。どんどんアクアトープして来た。どこの水族館かと思ったらEDの協力で「DMMかりゆし水族館」とあって、DMMって水族館までやってたのか。

夜は怪談話。OP後のアイキャッチに不穏な顔が出たと思ったらこれか。

そしてビーチバレーです。本当は2対2でやるけど(はるかなレシーブがそうだったっけと思い出した)6人だから3対3でやろうとチーム分け。水沢姉妹と薫子が同じチーム。もう片方は優と梨子と尚実。優と梨子ってそんなにスポーツに強いのか、愛佳が不利じゃんって思う程。

1点目は愛佳のスパイクで先制するが、その後の水沢姉妹・薫子チームは連携がうまく行かずにお見合いになったり、或いはぶつかったり。そこで薫子が思い出すのは松永に言われた試合中のコミュニケーション。なんだか薫子の様子がおかしいと愛佳はタイムを取った。

薫子は考え込んでいた。このままだと自分のせいで負けちゃう。このゲームは自主トレの中でのゲームだから勝ち負けはあまり気にする必要は無いとは思うけど、でも薫子は気にしていた。子供の頃から自分は愛佳と彩佳の後をついていくだけだったと。

でも愛佳がヒントをくれた。ゴールの前に立ってる時いつも何を思っているのか。それを声に出すだけだよと。いつも薫子が居てくれるオーラで安心していたのだと。

そうして再開したゲーム。ここからここから。
これ以降薫子の声が響く。かおるんが目覚めました。
でもゲームは負けちゃったけど。優の勝ちへのこだわりか。

沖縄合宿の写真は真美にも送られ、そして真美からの返信に薫子は海に向かって叫ぶ。
「声出して行くよー!」
参考資料
今度は薫子の声でヤドカリも引っ込む。

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takt op.Destiny・第7話

ニューオリンズでこれはお礼だと言われて貰った五線譜。それ以来どうもタクトが何かを気にして指を動かして目の下にくまを作っていた。新しい町に到着してD2によって最近やられた様な風景を見ても何も感じていない。

ニューヨークのシンフォニカではシントラーが救援を求めて来た相手に空いてるムジカートなど居ないとけんもほろろに断って追い出す。あの連中の場所はゴミためだから救う必要などないと見下した表情。ところがグランドマエストロのザーガンに呼び出され、今後タクトと運命に関わるな、彼らは稀有な人材だと言われ、自分と比較する様な事を言い出して、あっさりとザーガンからおまえよりもと言われてしまう。ついさっき他人を見下していたのに今度はタクトより下だと言われてしまった。おかげでシントラーの恨みは一層つのる。
参考資料

タクト達の車は渋滞に巻き込まれていた。D2が出現して避難民が出ているのだと言う。いや、それだと片方向だけの渋滞になるのでは。逃げて来た方向へ行く車って何なの。

モーテルに到着。相変わらずタクトがおかしい。運命が強硬にタクトから聞き出す。すると今作曲してるのだと言う。音楽をやっていれば作曲ぐらい普通だと言いつつ、実は初めてだと言う。

しばらくしてアンナがもう一度やって来た。手ぶらで作曲は大変だろうと弾ける物を借りてきたのだそうだ。手に持てる物ってまさかと思ったらやはりピアニカ。でも無いよりはマシだと吹き始めるタクト。

そうやって作曲を続けていたら突如右手消失。さては運命がD2討伐に出たのか。一人で勝手に出ていた運命。運命は今のタクトは役立たずだと言って。でもD2は仕留め損なって山に逃げてしまったそうだ。

運命はこのあと約束があるからと出かけた。タクトも行き詰まって街に出たら運命を見かける。気になって後をつけるタクト。すると街中でどこかの誰かに買い物をしてあげていた。そんな人達と一体どこで知り合ったのか。

そう見ていたタクトにアンナが忍び寄る。ストーカーをストーカーしていた。運命が以前とは少し変わったと言うのだ。ああ言う事を自分でする様に。でもそれってコゼットから一層変わってると言う事なのだろうか。
参考資料

また別の日。ひとりパンケーキを食べる運命。最近アンナと運命は別行動だなと言うタクトに、最近お姉ちゃんは自分をコゼットと呼ばなくなったと言う。アンナが受け入れ始めたのだろうか。

けたたましくなるパトカーのサイレン。D2が出現したのだ。お約束どおりに通常兵器は効きません。なぎ倒される警官。そこに運命とタクト登場。このD2は運命があっさり片付けるものの、山の方に沢山のD2の反応を探知する運命。

そちらに向かうとシントラーと地獄。あの音叉みたいなの持ってたのは地獄だったか。あの音叉でD2を引き寄せる。呼び起こしてまで。シントラーなぜそんな事をわざわざしてるのか。冒頭でゴミためは潰れても構わないと言っていたが、構わないどころか、全人類を維持出来ない世界を救う為にゴミための人間はD2に排除されれば良いと言う。あ、おかしな人だったんですね、シントラー。

そして続けてタクトを激怒させる事を言ってしまう。最初にこの力を使ったのはある街でピアノの音を聞いた時。あとから誰があの低俗な音を鳴らしていたのか知ったよと。低俗言われたものさる事ながら、あのせいでコゼットが巻き込まれて死んだのだからタクトの怒りが有頂天にならない筈が無い。
参考資料
殺す!

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やくならマグカップも 二番窯・第7話

直子がときしろうでコーヒーを飲んでいた。ブレンドの配合を見事に言い当てるのだが、これって直子がときしろうを手伝うフラグ?コーヒーの味はそんなに詳しくないのだけれど、ブレンドを言い当てるなんて普通で出来るものなのか。

そして例のカップの棚を見る。当然と言えば当然ではあるが、未だ姫乃のカップは置かれていない。刻四郎は姫乃に重荷を押し付けてしまったかなと思ったが、でも直子の見立てではそう言う事はなく、文化祭の準備に勤しんでいると言う。ただ、不自然な事が無くも無くも無くも無いと言うのだ。後で姫乃の独白が入るがそれは姫乃自身も気づいていない事だった。
参考資料

姫乃と三華のクラスはアリスカフェ。そこにどこかのイケメンが来たかと思ったら十子だった。カフェでは姫乃がまるで呪いの呪文の様においしくなーれをつぶやきながらコーヒーを淹れていた。カップは姫菜の物だそうだ。ときしろうでも置いていて、大量に作ったんだな。

カフェには刻四郎と草野もやって来た。その姫菜のカップを見てそう言えば焼き物は作って、それを誰かに喜んでもらってやっと完成だと言っていたなと。それは確かにそうかもしれないけど、そこは高い目標すぎないか。しかもそれは十子にも響いた。ずっと悩んでいたのは祖父に見て貰って認めて貰うと言うのがかなっていなかったから。

でも今回は違うよ。陶芸部のコーナーは姫乃達がクラスの出し物の為に全員離れて小泉先生が一人で留守番をしている時に十子祖父が「しー」と言うポーズでやって来た。

久々の学校に変わった部分を驚く刻四郎。黒板じゃなくてホワイトボードなのかと。タブレットはまあ分かっていたけど黒板やめてホワイトボードにしたの?どのみちアナログ的に書くのは変わらないので黒板の書き味が無くなるのは寂しい。それにチョーク作ってる会社って限られているんじゃなかったっけ。

でも変わっていないところがある。それは陶芸部の部室。と言う事で懐かしく刻四郎と草野が陶芸部部室を訪問へ。その頃先に十子が戻っていたが、てっきり今シリーズを騒がすキャラかと思った松瀬理央がやって来て、十子のイケメンな格好を見て一緒に写真撮らせてと。その辺のミーハーはまあ良いとして、十子の今回の新作の大皿を見て感動する。感動して涙を流す。
参考資料
自分もこれに負けないのを作ると十子に誓った。
全然お騒がせキャラじゃなかった。

そう言えばと、十子は小泉先生に祖父が来たのかと尋ねるが、小泉先生は口止めされたらしく言葉を濁す。それを十子は今回も来なかったかと顔を伏せる。

陶芸部部室では刻四郎と草野はアレは未だあるかなと言い出した。姫菜の残したアレが。でも今の陶芸部の部員は誰もしらない。そんな姫菜の作品みたいなの見た記憶が無い。でもひょっとしてと十子が気がつく。代々の陶芸部部長から言い伝わって居て、捨てるなと言われた物。

何だこれと思ったら、姫菜が在学中に唯一失敗した作品なのだそうだ。でもそれは足でも作れるよとかふざけた時に起きた事で、姫菜は敢えてこれを残して慢心の戒めとしたのだ。でもそれが伝わってなくちゃだめじゃん。

それはそれとして姫乃は改めて母の凄さを知った。自分なんて沢山失敗してそれをいちいち残していられない。どれだけ凄いのかと。これが姫乃自身が気づいていない課題が膨らんだタイミングだった。

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無職転生~異世界行ったら本気だす~(第2クール)・第18話

パウロとの再会を果たしてルディ達はミリス大陸を中央大陸の方へ移動。途中何故か武者修行の人達の挑戦をルイジェルドが受ける事になるが、相手にならない。でもこれでルイジェルドの布教は進んでいくみたいだ。いつかルイジェルドを庇ってくれる人達になってくれれば良い。

そしてもう次の渡海。無職転生の地図を見ると何もこんなに天気の悪い時に渡海しなくてもいいんじゃないかと思うのだが。魔法で一時的に三半規管の機能を止めて到着迄横たわるって出来ないのかな。

このままルディの話がトントン拍子で進むのかなと思ったら、場面はロキシーの方へ。それでも今回もロキシーはチラ見せなのかもと思って見ていると、おや?話し相手ってあいつじゃないか?冒険者ギルドでルディ達が駆け出しだけど金を稼ぐのを別パーティと一緒に始めた時に弱みを握ったぜへっへっへみたいな事をしたせいでルイジェルドに睨みつけられて、もしバラしたら地の果て迄も追いかけると言われたヤツじゃ。
参考資料

ロキシーが馬族のノコパラと知り合いだったの?と言うか、もっと知り合いが居たの?と言うのでWikipediaを見てみたら、ロキシーがミグルド族の村を出た頃に所属していたパーティらしい。ノコパラとの話ではそのメンバーももう死んでいる。

ノコパラ、2年程前にデッドエンドと言う三人組のパーティに酷い目にあってからは自重してると言うのだが、そのデッドエンドと言う名前を聞いただけでロキシーの恐れが惹起されてしまう。酷い刷り込みだな。

悪役キャラの典型みたいなノコパラがロキシーと知り合いだったと言うのも意外だが、このノコパラがロキシーに助言するのだ。村へ帰っていないと言うロキシーに、大人びたと思っていたが、その点が未だガキだ。俺も親になって分かるが、絶対お前を待っている。後悔する前に一度帰ってやれと。

ノコパラの言葉にしたがってロキシーはミグルド族の村へ戻った。ロキシーって単に勉学の為にミグルド族の村を出たんじゃなかったんだな。あとから語られるが、ミグルド族でありながらロキシーは念話が出来ない子だった。親はそれを補ってロキシーに魔人語を教えて会話が出来る様にした。

だからミグルド族の村に帰っても、皆が念話をぶつけて来るものの、それを聞き取れないロキシー。でもそれって人族の中で、聴覚障害のある人は聞こえないからと言って単純に疎外される訳でもないのに、ミグルド族による扱いって酷いんじゃない。

家に戻ったロキシー。段々思い出して来た。確かここにルディ達が来た筈。ミグルド族の村に偶然来たルディがロキシーの知り合いだと知ってロキシーの父が娘に手を出すなみたいな怒り方したっけ。あの時、この二人はルディと会話出来たんだよね。でもミグルド族は基本的に念話なんだ。二人だけの時は念話をしてる。それを見てロキシーはすぐにもう出て行こうとする。あの、と声を掛けた時、母は「あ」ってロキシーに声をかけられたのを喜んだのに。
参考資料

50年以内には帰ってくるかもと言うロキシーに、そうと言ったけど母は泣き出した。そしてロキシーは見つけた。小さい頃に母が自分と遊んでくれた頃の思い出を。ミグルド族だから母は元々は念話しか出来なかったのだ。それを絵本みたいなのを作ってくれて、一緒に魔人語を勉強してくれたのだ。そしてある日、ロキシーは自分だけが念話が出来ない事を知る。ロキシーはそれ以来父母が自分の事でつらそうな顔をすると思った。だから家を出たのだ。自分が居なければと。でも母は待っていたのだ。こんなにも。

ロキシー、もっと帰ってやれよ。両親を憎んで離れた訳じゃないんだから。
和解じゃない、理解出来たのだ。
参考資料

出発の日、ロキシーは自分を慕っている弟子を探す旅をしてると両親に告げる。それを聞いて父はそう言えば2年程前にロキシーの弟子だと言う子が来たなと。名前はルーデウス。一緒に居たのはエリスと言う女の子とスペルド族のルイジェルド。スペルド族と聞いて恐怖心発動のロキシーは倒れてしまう。でも父の口ぶりだとスペルド族とはもう交流があるらしい。誤解が解けたのだ。ルディの活動、実を結んでるじゃないか。

エリナリーゼとタルハンドの所へ戻り、今度はゼニス達の捜索へ。ルディはスペルド族まで仲間に引き入れて無事らしいので、ちゃんと再会出来るだろうと。

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先輩がうざい後輩の話・第6話

桜井が五十嵐と武田の写真を撮ろうとしていた。箱に乗ってもあんなに身長差があるのか。両手を前で組んでと言うので何をしようとしているのか分かった。撮った写真はお内裏様とお雛様に加工され、しかもそれを五十嵐の祖父に送りつけてしまう。
参考資料

この写真を見て狼狽した五十嵐祖父が隣の馬の骨は誰だ、おねしょした頃からとかメッセージを送りつけて来たので慌てて隠す五十嵐。

五十嵐が買い物に寄る。一緒にとは言われなかったけど武田がついて来た。花屋で何の花を買おうとしているのかと思ったら、今日が五十嵐の誕生日で、自分の為だと。あうあ、五十嵐ちゃん、女の子らしすぎるよ。でも武田はそれを聞いて驚く。俺も今日誕生日なのだと。何という奇遇。じゃあお互いプレゼントしようぜ、適当に選ぶからって、そこが武田らしくて安心する。

選ぶと聞いた店員が寄って来てお選びしましょうと武田から五十嵐には黄色いチューリップ、五十嵐から武田へは赤いチューリップとなった。
参考資料

ところがここに五十嵐祖父登場。誕生日おめでとうと双葉に赤いチューリップをプレゼント。一体どうやってこの場所が分かったのだ。スマホにGPS追跡アプリでも入れさせてるのか、子供みたいに。

ともかく五十嵐祖父と武田の初顔合わせ。ここから双葉をめぐってと言うか単なる意地の張り合いみたいなやり取りに。周囲は異様にでかい二人の争いに注目するので恥ずかしいから場所を変えようと食事の店に連れ行く双葉。そこでも言い争いは収まらない。

祖父は双葉の家に。そのまま泊っちゃったみたいだけど。翌日はその祖父を置いて双葉は黒部とおでかけ。本当に黒部と?と思った祖父、最近の双葉の考えが分からないと、年頃の女の子の考えが分かりそうな、いかにも君の名はみたいな映画を見に入った。これでもうある程度理解した。最近の若い子は夢の中の男と入れ替わるのか。それで最近冷たいのかなと思った祖父はメッセージを送る。

「お前は誰だ」(をい

祖父はアニメ御用達の釣り堀の市ヶ谷フィッシングセンターへ。そこに武田が居るから安心した祖父。でもここから競い合いになってしまった。これで済めば良いものを、今度はバッティングセンターでまた顔合わせ。ここでも張り合い。お互い打ちまくって景品を根こそぎ貰ってしまった。次の子供の時に景品が無くなっちゃったと聞くと、二人共自分の景品をその子にあげるのは良い展開。

次は武田がボランティアに駆り出されて川辺のゴミ拾い。そこにまたも祖父が通り掛かるものだから、今度はゴミ拾いの競い合い。

こいつらやはり殴り合って理解しあう二人なんだな。双葉を思ってため息をつく祖父にとんだ孫バカだなと言われて否定せず、双葉はとても可愛かったんだぞと過去語り。いや、そうだよね、マジで可愛いね。
参考資料

その可愛い双葉が高校は東京の高校へ行くと言い出したので、可愛い子には旅をさせよと祖父は断腸の思いで送り出した。双葉の両親どうなったんだろう。この話に全く登場しないけど。

高校の時から一人暮らしと聞いて武田はなるほどそれで料理がうまいのかと。なんだとお前は双葉の料理を食べたのかと憤る祖父。その後双葉のところで食べるのだが、うまい!うまい!

あれ?だとしたら双葉が子供の時はこの祖父が料理作っていたの?
それを基本にして双葉は料理の味を始めたのかな。

花粉の季節。ホワイトデーは花粉の季節。先月のバレンタインデーのお礼だと武田は今日は飯をおごってやると五十嵐を誘う。その途中でトイレへと五十嵐を置いて行くと、ここでもまた祖父と会う武田。

ところが戻ると双葉が胡散臭い奴らに絡まれていた。おまえら選んだ相手が悪かったな。戻って来た武田と祖父に文字通り吊るし上げられた。
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我を張り合った祖父と武田だったが、仲良く三人で食事へ。

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ブルーピリオド・第7話

大葉先生が受験直前の生徒達の実力を振り返っていた。八虎は怖い程に急激に力を伸ばしている。だが、彼にはこれまでの合格者にあったものが一つだけ足りない。何だそれは。

八虎、とうとう蕁麻疹出ちゃった。向こうからやって来た美術部の海野が大阪芸大に受かったそうだ。大阪芸大、それってぼくリメの大阪芸大ではないのか。その場の生徒が皆おめでとうと思っているのに、そこに来た後藤先生が他のやつは未だだと割り込む。これだけでも何だおまえなのに、その後八虎にお絵描き受験はどうなんだと揶揄した言い方をする。なのに八虎は笑顔でまあまあと答えた。だから後で歌島達がどうしてそんなに相手に合わせられるのかと八虎に聞いた。だって、言ったって分からない相手には無駄だし、受験前に面倒事は嫌だし。でもこれが今回の八虎の足りないモノだったんだな。
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面接で大葉先生は八虎にその足りないモノを言う。やはり対応力。八虎はどう描いてるかと聞かれて相手がどう評価するかを念頭にしてると言うと、大葉先生は真面目だな、でも真面目が評価されるのは義務教育迄だと言う。まあ確かにそうなんだよ。優等生で済むのは高校迄。もっと自分勝手をやれと言う。よく分かりません。八虎もよく分からない。

だから自分勝手をやれと言われてもどうしたら良いのか分からず課題は鳥だったのに花を描いて出した。でも大葉先生にはこれは課題無視だよと言われてしまう。デスヨネー。

次々と課題は出るが分からないままに過ぎていた。自分勝手に描くのは楽しむ事でもあると言われて無理に笑顔の表情を作ってみたりして迷走していた。そんな時に美術室の片付けの話を言われていたのに忘れてしまっていたのを思い出して学校の美術室へ。八虎はそこで自分が最初の頃に描いたスケッチブックを発見する。そうだ、この頃は楽しく描いていたじゃないか。

予備校に戻って楽しく描くってどうするんだっけと思って帰り支度をした八虎の背後に恋ヶ窪が立っていた。こっちに用があったからと。何か食べないかと言われて最初は絵を描くからと言った八虎だが、やはり一緒に食べる事にした。ラーメンを食べて恋ヶ窪が言うには彼はパティシエの学校の説明会に行っていたのだと言う。

恋ヶ窪は八虎が自分のやりたい事を目指すのを見て自分もそれを考えたのだと言う。そして悩める八虎に恋ヶ窪が言ってくれた。おまえは思っている事を言葉でごまかす。そうじゃなくて本音を技術で武装したらいいんじゃないかと。
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第1話で徹夜したりタバコ吸ったりする不良仲間と一緒の八虎が描かれて、そこから絵を目指したのに、そいつらとの付き合いが続くのかと思ったけど、いや、これは良い友だちだったんだ。これで目覚めた八虎、大葉先生がほうこれはと思う程に八虎の絵は変わった。

愈々一次試験は明日。突如宣告される藝大入試の縛り。鉛筆と木炭以外使用禁止。驚く生徒達。じゃあなんで今迄色々な画材をやって来たのかと言う。それはまあ幅のある表現力を持った上での画材縛りだ。それに粉末や水は他の受験生に迷惑をかける可能性がある。ある程度なら試験監督の目こぼしがあるかもしれないが。八虎はチャコペンを使えないのかと思った。そうなの?それは鉛筆と同じなんじゃないの?ともかくアウトになるかもしれないと恐れながら描く事は出来ないと言うのだ。

そして試験当日。上野駅から続々と藝大に向かう受験生にビビった八虎だが、誰か知り合いはと探したら、見事に世田介を発見した。あの天才だって手を震わせるんだ。さくっと描いてさくっと終わらせようぜ。
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そして出された課題は自画像だった。これって散々自分を見つめて来た八虎には良い課題なのでは。

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白い砂のアクアトープ・第19話

早く思い出せば良かったけど、ハイヒールと関係する子誰だと思い、やっぱり風花かなと思ったら風花だった。いや、ちゃんと描かれていたよね、以前、ハイヒール。

ティンガーラにTV番組の「発見!生き物天国」取材が入った。勿論館長がOKした案件ではある。そのクルーの中に風花がセンターを託した城居ルカが居た。風花はルカを見ても今は全然顔を曇らせない。

でも案内する水族館側の飼育員として風花が出て欲しいと言うのは正直勘弁して欲しかった。TVで風花は今はああ言う事やってるんだと詮索されたくなかったから。その様子を見て取った夏凜がスタッフの件は私を通してと言って、知夢もそれを察したのに、マリナが大丈夫ですよ!って言っちゃって台無しに。
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ルカがプールデビューと命名お披露目のペンギンの下見に行くが、その子は引っ込んでしまう。でもそれを見てルカは呟く。頑張らないといつまでも一人前になれないよ。勿論これは自分にも言っている。
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くくるは風花がTV局の人達と一緒だったと言うのを聞くと、諏訪から止められたにもかかわらず、トイレだと言って強行に様子を見に行ってしまった。

事前調査で夏凜の解説を聞いて熱心にメモっているルカ。風花が後ろでそれを見ていたが、くくるが心配する様なTVへの執着は完全に無くなっていた。そしてそれよりルカの事を気にしていた。

そしてさり気なく聞いてしますう。ルカがマネージャーから明日はしっかりね【いつまでも】がむしゃらにやっていれば良い訳じゃないんだよと。いつまでもが効いてる。そしてルカは一人になった時に呟く。もっと頑張らなくちゃ。【先輩の分も】。風花はこれで思った。励ました自分を気にするなと言うつもりだったのが、ルカに自分は重荷を背負わせてしまったと。

と言う事でその晩はルカと二人で食事をしながら話を...と思ったのに、うどんちゃんが気を利かせてしまって他のみんなも呼んでしまった。夏凜とか酒が入って盛り上がってるけど、ルカは風花がこっちでも評価されてるのを知ってちょっと考え込んでしまった。

だから一人外に出たルカの所へ風花が行く。明日のTVの話は断ろうと思っている。今飼育員なんだとか詮索されたくないし、自分はこの飼育員の仕事が合ってる。これはルカにもう自分の事を気にするなと言うのを改めて言っておきたかったのだろう。

この食事会は風花がそうルカに伝える意味もあったけど、みんなが集まったと言う事はウミやんも来ていて、アイドル界に詳しいウミやんからルカがネットで一部のファンから叩かれていると言うのを風花に教える意味もあった。実力以上に仕事で出ていると言う評判もある事を。そんな事で苦しんでいるのかと思う風花。

翌日、本番の収録が始まった。ルカもティンガーラの飼育員の服を着て。そして風花も一緒に出演した。断ると言っていたのに。

でもルカのレポはスタッフからはイマイチだった。

そしてメインのペンギンベビーの名前のお披露目。名前は「しらたま」。そして館長からルカの名前も「シロイルカ」だねと言われたルカがまた微妙な反応をやらかす。ボードまで倒して。でもこれ館長のギャグで一応フォローはされた。

とは言ってもルカには堪えた。その後はNG連発。
そんなルカに風花からルカにプレゼント。あの赤いハイヒール。アイドルをやっていた時の風花のお守りだった。これが頑張るお守りだった。そしてもう自分には必要ない。これはあなたがお守りにしてねと。
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しらたまのプールデビューの番となったが、なかなか飛び込まない。それを見守って応援するルカ。そのしらたまの隣に風花が座って水をパシャパシャしてしらたまを見守る。そしてプールに近寄って覗き込んだ時、風花が背中を押してあげた。プールに入ったしらたま、最初はバタバタしていたけどすぐに馴染んで泳ぎ始めた。

これでYONA PROのマネージャーも風花は本当に飼育員になったんだなと思ったし、カメラはルカのいい表情を撮れた。
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プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~・第6話

優がドリームモンキーズに合流した。チームに入るテストやったんだろうか。それとも実績が大きいからパスなんだろうか。そして優のユニフォームも届いた。あの店は仕事が早いからその日のうちかもしれない。そしてスノーホワイトに居た時と同じ番号。松永が色々配慮して、そして配慮ついでにあの得体のしれないストレッチ動画まで送られて来た。

釧路であんな事があって飛び出して日光に来た優だったが、日光霧降高校に来てドリームモンキーズに入って、さっそく愛佳が優をお昼に誘うほどになっていた。みんなで一緒に食べる方が美味しいよと。でも優はそれはよく言われるけど味は変わらないでしょと反応する。こう言うキャラっぽい。

でもみんなの所につれて行かれて尚実も同じ事を言ってるのは、このグループに馴染める一歩だったのではなかろうか。

愛佳達は昨年始めたばかりだけど、やるからには全日本選手権で勝ちたいと言う。でもドリームモンキーズは昨年の実績では大会Bグループ。まずはそこで優勝しないとAにも入れない。だったら勝とうよと言う愛佳。みんな簡単に言うねと言うが、それに対して愛佳と優が同時に「目標は高く持とうよ」とハモった。ここでも馴染める一歩があったよ、優。
参考資料

でもその前に試合に出られる様にならないとね。
そりゃそうだ。先輩達を差し置いて出る訳には行かない。

松永も全日本選手権で優勝目指すと言うと、そこでも反応したのは愛佳一人。一人だけどこのノリの良さがチームを盛り立ててくれる。

そして優の紹介。愛佳達はもうちょっとだけ優の事を知ってるものの、先輩達も「え?あの釧路の?」とか全然言わずに歓迎してくれた。ドリモンへようこそ。多分どんな反応されるかと身構えた優には意外だったろう。それを松永に聞いてみたが、聞く必要がないから、今ここに居る事が肝心なんだと。

練習が終わって
「ウチくる!? …いくいくっ!」
と言う事で全員で愛佳の家の志季大瀞へ。

行ってみたら優のおばあさんが愛佳のおばあさんと話をしていた。女子校時代からの友達なのだそうだ。ここでもとけこむ一歩かな。

愛佳の相談は、決めゼリフ。最初に愛佳が提案したのは長すぎるしポーズが大変だし、明らかに却下された。どうなるかと思ったら優が言った「心の絆」。それ、以前真美を送り出した時のフラッグを見て。それに加えて「心の絆でパックを繋げ」に決まった。これ、CMで言ってたフレーズか。
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温泉に浸かりながら真美の話をしていたが、真美は転校先でもアイスホッケーやってるとの事。しかも大会Aに居るチーム。だからAに行けば真美と対戦出来るかも。その為にBで優勝しなくちゃ。

練習試合が決まった。今度はアイスバックス。どこのチームだ。それを聞いて反応したのが尚実。大好きだった選手が監督をしてるチームなのだと。実は松永もその選手が好きだった。

ここで勝手例のやつをお披露目するわよ。例のやつって何?先輩達は知っていた。ヴィクトリーダンス。例の怪しげなストレッチがそうだった。絶対やらない、私は無理と言う優。でも愛佳は前向き。このアリーナをお客さんで一杯にしたいから。

優がノートに戦略書いてるみたいだけど、それってチームで練習しておかないと実戦で出来ないのでは。

そして当日アイスバックスはバスで到着。
練習試合は試合に慣れるためと言う名目で今回も新人チームが中心。

試合が始まる前に優が松永の所にもう一度アイスホッケーやるチャンスを与えてくれてありがとうございますと言いに来た。これ伏線だったか。優は今度こそと気負い始めた。最初の得点は入れたものの、それもあって自分が自分がと思い始めた。折角アイスホッケーに戻れたのにここで負けたら駄目なんだと。攻めるのは自分ひとりでやると言い出した。梨子がナニソレと反発するが愛佳が任せてみようよと。

それが嵩じてとうとう優は反則でペナルティを取られて一時退場。第2ピリオドが終わった後ですれ違った に言われた。何をそんなに焦ってるのか。アイスホッケーは個人競技じゃない。仲間を信じられないのならそんなプライドは捨てろ。

これ、松永に言われるより に言われて良かったかな。身にしみたのでは。
自分はまた同じ事を繰り返していたのでは。

でも戻った先の愛佳達は以前みたいな白い目で優を見ない。第3ピリオドは心の絆でパックを繋げ。
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試合に負けたけど今回も収穫があった。負けたけど今回はが先に繋がる。
さあみんなヴィクトリーダンスやるわよ。
負けたのに?いい雰囲気だからやるわよ。

と言う事で、やらないと言っていたくせに優はノリノリである。
参考資料
あんなストレッチ練習でどうしてここまでヴィクトリーダンス出来るのか。

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takt op.Destiny・第6話

どこかの町に到着した。この町はなぜか年寄りしか居ない。
そう言えば先週ニューオリンズへ行くって言ってたっけ。ニューオリンズはジャズの街だそうだからおそらくニューオリンズなのだろう。

そこで店に入ってニューヨーク迄の旅の品物を色々調達しようとしたら、店主がぎっくり腰をやってしまう。なのに電話が入って、配達を頼まれたものだから人の良いアンナが代わりに配達に行く事にした。

頼まれた物を持ってブラウンさんの所へ。事情を話したらブラウン夫人が医者に電話しておくからとここで解放される筈だった。あまーいリンゴジャムを貰って。でも床は抜ける、コゼットはぶち抜く、屋根に上がってしまった猫トムを見かける。次から次へと色々な事が。

そんな訳でちっとも帰って来ないアンナとコゼット。時間を持て余したタクトが歩いているおっさんの後をついて行ったら地下にジャズバー。中には音楽が流れている。壁一面にはレコード、そしてCD。タクトあまり迷いもせずに近寄って行った場所からCDを取り出すとそれは父の朝雛ケンジが指揮したヴァーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」だった。
参考資料


バーのマスター「ぼうず意外な所へ行くな、ケンジ朝雛か。リクエストならワンドリンクで受け付けるぜ」
マジか?マイスタージンガーは4時間超だぞ。
それで気づいたのだが、あんなペラペラのケースにマイスタージンガー全曲は収まらないだろう。うちにあるカラヤン指揮のEMIのはその二倍の厚さはある。もっとも、最近は廉価版だと歌詞カード解説抜きで不織布の入れ物に詰め込んであの程度の厚さと言うのはありうる。

と言う事でコーヒーを注文してマイスタージンガーをかけて貰う。マスターは朝雛ケンジの指揮が好きなのだ。長い語りが始まる。この街に来た時の朝雛ケンジのラプソディ・イン・ブルーの演奏は凄かった。
参考資料

ケンジ朝雛は僕の父だと言うと、驚く店内の客。特にタクトがつけて行った男。

その頃アンナとコゼットはやっと帰り道についていたのに、道端でぼうっとしていた夫人にマリアだと言って捕まってしまう。やべーぞ、ボケとるぞ。

何を言ってもマリアにされてしまうアンナ。コゼットはそれを放置してレモンケーキを味わう。そのうちに主人が帰って来て、マリアが帰って来たと言うのを見て察した。マリアはよそへいって、そして死んでしまった。あいつは未だ生きてると思ってるんだと。

一方タクトはケンジの子供だと聞いて奥のピアノのある部屋へ連れて行かれ、そしてタクトに弾いてみてくれと言う。タクトも弾きたいヤツだから調律をしながら昔のケンジの話を聞く。ケンジは熱かったぞと。

生きてて良かったじゃないか、今日僕の演奏が聴けると言って弾き出すタクト。みんな久しぶりに生演奏を聴いたのだろう。演奏が終わってじいさん達のスタンディングオベーション。
参考資料

その場に間に合ったアンナとコゼット。ピアノのある場所は見逃さないヤツだと。
ところでコゼット、あの夫人から「おととい来やがれ」を教わっちゃったな。

さて、ザーガンの所へは天国を通じてタクトとコゼットの報告が入る。
シントラーもあれだったが、このザーガンもヤバそうだな。

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やくならマグカップも 二番窯・第6話

ヒメナが行った先で謎の道具があったのでそれを是非とも何なのか教えて欲しい。と言う事で舞台は陶芸部の部室へ。ああそうか、土岐プレミアムアウトレットにはそんな目的じゃなかったから当然その謎の道具は持って来ていなかったので、後日陶芸部に来る事になったのか。そして最近だと外部の人間が勝手に入る訳に行かなくて、ちゃとゲスト申請してある。結構細かい。

そこにヒメナが来て陶芸部の部室に置いてある道具に興味を持ち始めた。特に最初に見た二本の棒が並んでるのは何だろうと。これ、このままの形だと分からなかったな。それ以外の、まるでスポンサーのDentalXが歯科医だから歯科医を連想しちゃう様な道具まで。

折角だから何に使う道具なのかクイズをしてみましょうと十子が言い出した。

十子がそう言う発想をするのは珍しいと思ったら、幼い頃に祖父から何の道具か聞きに行った時にやはりクイズにされたのを思い出したのだ。これって何だろう不思議だと考える気持ちが大切なのだと。それを思い出して、同じ事をみんなに出したのだ。
参考資料

とは言っても陶芸の道具は見ても全然分からない。

天秤みたいなの尖っていてどうするのかと思ったら、高さを揃える為に削る道具だった。なるほど。何て言ったのかよく聞き取れなかったが、検索してみたら高さを揃えるのは「トースカン」、挟むのは「パス」だそうだ。

次は挟む道具。いかにも手術道具みたいなんだけど、どう言う時に使うのか。直子、毎回十子が酷い使い方する道具って答えるんだけど。

ヒントがyouだから何かと思ったら、挟んで釉薬に浸ける時のものだそうだ。うまく挟む為に変な鉤状のがあるのか。

次はブックエンドみたいなの。なるほど、ロクロから外す時のか。しかも海外の道具らしい。日本ではどうしてたのか。そう言えば糸みたいなので千切ってる場面みたな。

と言う事で最初に不思議だった道具。吹き矢みたいだと言う直子の答えはちょっと近かった。明治に入ってから美濃焼にも磁器が採用され、白い磁器に釉薬を吹き付けるのに使う道具だそうだ。それ、直角になるのが分かったらヒントになったな。
参考資料

今日の十子を見て、ヒメナが太陽みたいな人だと言う。今までの三華とかのイメージだと月みたいと思っていたのに。それで姫乃が強調する。そうですよ。十子先輩は太陽のイメージもある。アウトレットで見た10万円を超える太陽の茶碗(瓷[かめ])だって十子先輩は自分に似合わないって言ったけどそんな事全然無い。だから我慢なんてしなくていい。

姫乃にそう言われた十子、そうだったんだ、自分で自分に枠をはめていたんだ。もっと色々な可能性を目指そうと様々なデザインを試す。

と言いつつ、謎の道具はどうしたんだと思ったら、直子が知ってた。
ウナギの目打ちだそうだ。

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無職転生~異世界行ったら本気だす~(第2クール)・第17話

お父さんと言う呼び声と共に目が開く場面から始まったので、これは魔力災害が起きた直後のパウロ視点からの話が始まるなと思った。

パウロが目を覚ましたら草原の中。一体ここはどこなのか。ノルンはパウロが抱いていたから一緒に転移した。しかしゼニス達は別々に立っていてどこに転移したのか分からない。そこからパウロはノルンを連れての旅を始める。馬が入手出来たりしてると言う事は取り敢えず人の居る場所には行けたのだろうか。途中でノルンが熱を出しているみたいな描写もある。パウロはとにかくブエナ村へ向かう。

しかしフィットア領は全く何も無くなっていた。辛うじて残された壁に災害伝言が貼られる。パウロは目にしたがゼニス達の手がかりはない。ともかくパウロはここに伝言を残す。嘗ての黒狼の牙の仲間が見た伝言だ。

それ以降パウロは捜索隊を結成してブエナ村の散り散りになった人達を救出して行く。救出された人達やその家族からは感謝されるが、でもゼニス達の行方は杳として分からない。それでも感謝されるパウロの姿をノルンは見ていた。
参考資料
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そうは言ってもいくら探しても探しても見つからない家族にやがてパウロは荒れて行く。酒を浴びる様に飲んで。その姿に遭遇したのがルディだった。

荒みきったパウロ、元々以前からルディの弁解を聞かない性向があったが、そんな状態だからルディの話も聞かずに責め立てた。今日も飲んだくれているところへあのギースがやって来る。なんだその不機嫌そうな顔はと。パウロは事情を話したら、どうもギースは自分を助けた少年がそのルディだと気づいたのだろう。

そこからルディのパウロへの優しい説教が始まる。お前は魔大陸を舐めすぎている。いくらルディが楽しそうに冒険譚の様にパウロに話したからと言って、ルディはどれだけの艱難辛苦を舐めたと思うのか。どうして親子の再会をしてやらなかったのか。それともお前は息子が身体の一部を失った上に虚ろな目で帰って来た方が良かったのかと。

ギースに言われて頭を冷やしたパウロ。ルディをが元気な今の姿ではなく、片手を失って這いつくばってパウロに戻って来た幻影を見てしまって。その水に映る自分の情けない顔を見てこれは駄目だなと思う。

うつむきながら食事を摂るルディ。そこにパウロが入って来た。パウロの声を聞いてビクっとするルディ。その様子を見てエリスが気がついた。こいつか、こいつがルディをこんなにしたヤツか。すぐさま立ち上がってパウロの方に迫る。
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ルイジェルドは今にも殴りかかりそうなエリスを止め、パウロにはおまえにも言い分があるだろうが、それが言えるのは息子が生きてるうちだと言う。そう、これはギースにも言われた。ルディが元気に帰って来たのに自分は何をルディに言ったのか。

レストランでルディとパウロが二人で向かい合わせに座るが、全く会話にならない。ルディはもう既に心を引きこもらせていた。僕が気が付かなくて悪かったんです。それじゃこれでと立ち上がりそうになるルディ。見るに見かねたマスターがホットミルクをサービスに出した。これはサービスだ。そして一回位相手の顔を見てやれと。

そこにあったパウロの顔は最初に再会した時とは全く違っていた。髭をそったのは勿論だが、ルディに情けない顔を見せる。自分が何を言ったのか後悔した顔で。この顔は見たことがある。前世で引きこもっていた時に友人がやって来て、俺もニートやりてえなと言った事に腹を立てた、あの時だ。あれ以来彼はもう二度と来なかった。でもパウロは今またここに来てるじゃないか。父親とは言ってもパウロは未だ30歳。前世のルディよりも年下。そう、30歳なんて未だ未だ若造なんだよ。

ここでルディからの提案。昨日の事は無かった事にしましょう。そして今これが魔力災害があってからの初めての再会。さあ、そこに腰を下ろして手を広げて。そのパウロの手の中にルディが飛び込む。

「父様、会いたかった!」
参考資料

改めての再会。パウロからも涙が溢れる。
会いたかった、俺も会いたかった。

ルディとパウロの再会はこうしてなされる。
その宿に戻ったエリスが目を腫らせていた。何やったんだエリス。

改めてデッドエンドの今後の方針。ミリシオンを旅立ちます。パウロから紹介状と金銭を貰ったので次の渡海も大丈夫。中央大陸へ向かう。そしてエリスには悪い知らせ。フィットア領は消滅してしまった。だからボレアス・グレイラット家のみんながどこに居るのか分からない(あんな処刑の情報は未だない)。

エリスはそんな事は覚悟していたわ!と言う。ルイジェルドからはここで父と別れて良いのかとルディに聞くが、未だ再会出来ていない家族を探すのが優先だと言う。
立ち直ったパウロもまっとうな姿で捜索隊を再開する。

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先輩がうざい後輩の話・第5話

五十嵐と黒部が映画を見終わった後の有楽町駅前。地図に裏切られたと途方に暮れている中学生かそこらの男子を助けてあげる。ありがとう、お姉さま方。

これを聞いて非常に気を良くする五十嵐。
そしてそれを会社で自慢する五十嵐。
そう言う所だぞ。
参考資料

バレンタインデーが迫って来ました。チョコレート欲しいと叫ぶ土方。できれば桜井から本命チョコを貰いたい。それを直接桜井に聞いちゃうところが神経が太いと言うか。でもみんなへのチョコしか考えてないと桜井は答えるが、これは風間に本命チョコが来る予感。

武田は外回りに行っていたと聞いてちょっと顔をうつむ五十嵐。部長が一緒に行きたかった?と聞くと慌てて否定するのだが、部長の所に武田から外回り終わったと言う連絡が入ったら、部長は気を利かせてもうそろそろ定時だから直帰して良いよと言う。そうか定時かと聞いた武田が例のスマホを使って五十嵐にラーメン食おうぜと誘うと、五十嵐喜びの声で会社を出発した。

五十嵐が来るまで少し時間があるなと思った武田の所に悲鳴が聞こえたかと思ったら、わざわざ「カツアゲだ」と自分から名乗る悪者あり。武田が早速その悪者をボコってあの五十嵐と黒部から道を聞いた男子を助けてあげる。

そこへ五十嵐も来たから先日の道を教えてくれた人と邂逅。でもこの子誰かに似てると思い、名前が桜井と聞いたのでまさかと思ったらあの桜井桃子の弟の優人と言う子だった。Wikipedia見たら高校生って書いてあった。

武田が折角だからみんなでラーメンと言い出すと、隣の五十嵐が「え?たまたまなんです」って顔しちゃう。それを見逃さない桃子が優人の口を塞いでこれから二人で用事があるからと言って優人を引っ張って帰った。五十嵐ちゃん、みんなから気を使って貰ってる。
参考資料

武田に連れて行って貰ったラーメン店は昔ながらの雰囲気で、武田は馴染みらしい。そこで五十嵐は武田は甘いものはあまり得意じゃないと知る。じゃあチョコレート駄目?

桃子と優人二人で歩いてる途中、バレンタインデーのチョコのポスターに群がる女子高生を見て優子は高校時代を思い出した様だ。美人はチョコあげなくてもよりどりみどりだなどと言われていて逆に孤立していた時代を。

二人が歩いて帰る場面、そこを風間が目撃。しかも優人が背を高く見せようと段の上を歩いてるから背の高い男性に見えて、風間ショック。しかも凄いショック。

五十嵐はチョコを用意していたが、黒部から武田だけ無いのは気の毒じゃないかと言われてしまうが、でもと思った五十嵐は緑茶を見て思いついた。

バレンタインデー当日。みなさんでおとり下さいコーナーとなっていた。何か凄いチョコレートケーキがあるんですけど。五十嵐のは動物の顔のカード付きで可愛い。武田にもあげるの?と聞かれて、いつもお世話になってるからと五十嵐は答えるのだが、そう言うある意味素直なのがイイナと思う桜井。

土方、懲りずに桜井に本命チョコ貰えるんですよねと要求するが、義理だよとはっきり言われた。

武田は出先でGODIVAを貰って帰ると、自分のと見比べてしまう五十嵐。でもGODIVAは巻繊維の部長の奥さんからだそうだ。五十嵐にもよろしくとの事で一緒に食べるかと言う。ホットした五十嵐、武田用に作って来たのをプレゼント。
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緑茶入チョコレートが滅茶苦茶うまいぞと言ってくれた。

階段でエナジードリンクを山にして飲んでいた風間、そこに桜井がやって来た。手が後ろ手なので持ってるなとは思った。桜井から明治の板チョコのプレゼント。100%義理だよねと言う風間。何故決めつけるのかと怒る桜井だが、うん、これはね、仕方ないんだよ。風間は桜井に彼氏が居るみたいな場面を見た後で板チョコ貰ったんだから。でも風間が一人でひねくれないで彼氏と一緒の場面を見たからそう思ったんだと言うので桜井は気づく。あれは弟なんだよと。やっと元気を取り戻した風間。それどころか...

五十嵐が部長からのファイルを渡そうと風間に駆け寄ったらとんでもない物を見てしまった。いつも表情の変わらない風間がニコニコしてるのを。
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ブルーピリオド・第6話

世田介から電話があったけどすぐに切れてしまった。何だったのか。世田介の事を思う八虎は、天才はいいよなと思った。先日のコンクールでは下から3番目だった。あの時は何を考えて描いたっけ。そうだ好評価だった「縁」を描いてる時を思い出しながら描いたのだ。でもそれって自分をコピーしようとしていたんじゃないのか。天才でもない自分の絵を。間違いに気づいた八虎は自分を叩く。
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冬休みが近づいていた。大葉先生は冬休みの課題を5つ出す。皆がえーっと思ってるのに八虎は自分にもう10個課題をくれと言う。大葉先生が冬休みに頑張るのも良いけど、ちゃんと休みは取る様に言われる。そうか、ここでちゃんと休めと言うのは言ってるんだ。

そしてクリスマスのケーキとしてショートケーキのプレゼント。喜ぶ生徒達であったが、皿の下に「木炭で描け」との課題も一緒。

ショートケーキを眺める八虎は、それを分析していた。スポンジとクリームだけだと単調なのにショートケーキはイチゴがあるおかげで飽きさせない。うーん、すまんのう、私は偏食でイチゴが食べられないからショートケーキが出されたらイチゴを除けて食べるんだ。俺は天才じゃないからと言う八虎の言葉に、ふーんと言う桑名が微妙だなと思ったが、後で桑名のエピソードが来るんだな。

天才じゃない自分には何か武器が欲しい。それを大葉先生の所に相談に行って、色はどうだろうかと言う。だが大葉先生は色は難しい。それ迄に受験が終わっちゃうと言って、画材を勧めた。ああ、道具による表現力の違いか。ちょっとだけ絵を描く私だけど鉛筆とペン程度しか使わない(クリスタ上でも)。それ以外は何を使うとどう描けるのか、ほとんど考えた事が無くて、その点でも芸術家とは大違いだった。
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大葉先生は八虎に追加課題を出すものの、10個要求したのに5個しかない。残りの時間は画材の使い方を練習しろと言うのだ。

こうして八虎はローラーとかチャコペンとかを試した。チャコペンって何?

大晦日の夜、八虎は世田介と初詣に来ている。どうしてこうなった。どうやら世田介の母が家にこもりきりの世田介を心配しているのだ。初詣に行って来たらどうか。そうだあの時の矢口君を誘えと。だから一回電話をかけて駄目でしたって済まそうとしたけど、また母に言われたのかもしれない。

世田介はまた八虎に何でも持ってると言う。でも今回は八虎も反論。自分だって絵に全力で取り組んでいるのだと。でもその辺が嫌だと言う世田介。自分なんて携帯の連絡先は母と八虎しか無いのだ。初詣だと言うのに、八虎と世田介は訳の分からん相手が好きじゃない論議になったが、八虎には収穫があった。この天才が自分の事を意識しているのだと。

センター試験が終わった。ふと見ると桑名が女子二人とじゃれあっている。歌島は藝大目指す人間は皆変人なのかと思っていたけど、普通にギャルじゃないかと言う。実はこの三人の構図が後で色々な意味合いを含んでいたんだな。
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あんなに行く手をきにしてなさそうな桑名だったのに、姉にはコンプレックスを持っていたんだ。だからある日、八虎が合格者の絵を引っ張り出して見ていた時に、それって姉の絵だと桑名が言って、でも姉の事には触れない。そして階段の踊り場から下を見て泣いている子を見下ろして、それと比較して心の安定を保っているのだと八虎には明かす。そしてセンター試験の時に会った中の黒髪の子(つまり残り二人はリアルでも黒髪じゃないんだ、象徴の意味と関係なく)、睡眠不足と接種障害で入院してしまったと言う。今年度の入試は無理。それなのに競争相手が減ったと言う見方をしてるのだと。

何この血反吐を吐く様な世界。
受験でここまでになるとか芸術の世界は普通じゃないよ。

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白い砂のアクアトープ・第18話

昼休みが終わってくくると朱里が営業部へ戻る途中の廊下に企画案募集のポスターがあったので今回はこれにまつわる話とは思った。

歩きながら朱里に本当に水族館が好きなんですねと言われたくくるが、え?と言う表情をしたが、あれって自分が朱里に水族館の話を押し付けていたのかなと思ったんだ。

その朱里の企画案が通る。魚のコスプレをして名前を当てたらシールを貰い、シールが全部集まったらプレゼントがあると言うもの。諏訪はくくると夏凜が中心になってやれと言う。くくるが口を挟んだので、何かと思ったら発案者の朱里にメインをやらせようと言うのだ。でも朱里はフグの帽子を見て思いついただけなのでくくるが中心でいいですよと言う。
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各部署から集まって内容をつめる。マリナが人魚のコスプレをやりたいと提案した。自分がやりたいのだと。海にまつわる物なら良いかと通った。ここから海をテーマにバリエーションが広がる。

退社時間になったけど、くくるは諏訪から言われた仕事が未だ終わってなかったので夏凜と朱里が先にあがる。夏凜はこのあとOHANAに行こうよと朱里を誘う。OHANAではうどんちゃんが先日のおもてなし会の時に作ったサンドイッチと肉の改良版を食べてみる事になった。夏凜は軽い気持ちで朱里を誘ったみたいだが、朱里の方はくくるの件で何か話があったんじゃと言う。随分気を使ってる子だね。

朱里はうどんちゃんがメニューの工夫をするとか自分の好きな仕事に打ち込んでいる姿を見る。朱里はさらには島袋が魚類の様子を見ている姿も見た。これも好きな仕事をしてるんだなと思ったら、思っていた以上に島袋は神経をすり減らしながら魚類の様子を見ていたのだ。

魚類班は比嘉と櫂がコスプレ魚類の候補リストを作って島袋のOKを貰う。その時に島袋が皆を集めて魚類班のコスプレは浦島太郎をやりたいと言い出した。島袋が子供の頃に浦島太郎の話が好きで、それでこの仕事に入ったのだ。それいいねやろうやろうとウミやんが言う。島袋が浦島太郎だとして比嘉と櫂がタイとヒラメ。空也がカメ。え?じゃあウミやんは?
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マーメイドのコスプレが出来上がったが、南風原は自分は嫌だと言う。雫が見に来るのにそんな格好出来ないと言う。雫は魚のシールを集めるのを楽しみにしていると言うのだ。ここ、ポイントだった。シールが期待されているのだ。

そんな準備に大忙しな中も、朱里はアルバイトなので定時にあがる。そもそも本業の大学生活もあるので、フルタイムの勤務も出来ない筈。

準備が滞りなく行ってる筈だったが、おさかなシールが前日になっても届かない。くくるが慌ててメールを見たら送信されずに保留になったままだった。流石にこれからシールの発注は無理。スタンプで代用しよう。魚の種類は合わないけど。でもくくるはこれからシールを作ると言い出す。以前作った事があるから。

朱里は友人との約束があって一度帰ろうとしたが、友人から急用でのキャンセルが入る。と言う事でオフィスに戻ってくくる達を手伝う。好きな事を仕事にしたくくる達の作業を手伝うのだ。

無事にコスプレイベントがスタート。南風原もマーメイドコスプレしてるじゃん。
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館内でイベントが楽しそうに開催されているのを朱里は目を細めて見ていた。その様子を見た夏凜はくくるに朱里も海の生き物が好きになったみたいだねと言う。

さて、どうしても飼育係になりたいぞー!と風花に愚痴をこぼしたくくるだったが、諏訪が突如驚きの言葉を発する。来年度新たに開設するスペースの責任者にお前を任命する。

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プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~・第5話

清瀬優の家に乗り込んで来た松永。おばあちゃん、警察呼んでと優は言ってもおばあちゃんはだって知り合いなんでしょと言う。図々しい松永は立ち話は何ですから中でお話しましょうって、それは家の人間が言うセリフだ。

中にとおされた松永にドンドンドーナツドーンと行こうが出される。
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あれ、あのドーナツをあげてるのはここに繋がるのか。松永は自分は優が以前居た釧路スノウホワイトの とはチームメイトだったのだと告げる。彼女から任されたとはここでは言わない。自分の知らない所で何勝手な事を拒絶されてしまうだろうから。

とは言え、経緯だけは知ってると言うと、優はアイスホッケーやめて普通の女子高生の暮らしがしたくて日光に来たと言うのだ。小学校の時からアイスホッケーやってたと言う事は小学校と中学校は釧路だったのかな。そう言う優に松永は日光にはドリームモンキーズがあるのを知ってはいたんでしょうと突っ込まれた。でもまあ親戚が日光にしか居なかったら仕方ないんじゃ。

松永は無理強いはしない。アイスホッケーをやめたと言うけど、アイスホッケーが嫌いになった訳じゃないよねと言って連絡先の名刺を出した。そしてあまり長居はせずに引き上げる。ドーナツがとても美味しかったと言い残して。これ、後で効いた。

愛佳達は愈々ドリームモンキーズの正式メンバーになる日が来た。そんな話をしながらお弁当を食べていたら目の前を優が通り過ぎる。梨子は気づいていた。あの子、ひょっとしたら釧路スノウホワイトの清瀬優じゃないかと。アンダー16の強化選手でもあったから分かったのだ。でもどうして日光に居るのだろう。そっくりさん?

正式メンバーになったと言う事でユニフォームや道具も用意する。アイスホッケーの道具屋さんに来ました。こんにちわんこそばとか、アイスホッケー関係者はそう言うダジャレや古いネタが好きなのか。ともかくこの手の話に道具屋さんは避けて通れない。そして今日中にもう届けられるそうだ。仕事が早い。

防具も揃ってユニフォームを渡す日。やはりこれらはチーム予算なんだろう。

優がドリームモンキーズのボールペンを眺めていた。松永が「忘れて」行ったものらしい。おばあちゃんは届けに行ったら良いと言う。おまけにあのドーナツが効いて一緒に持って行きなさいと。

と言う事で優はボールペンとドーナツを持ってアリーナにやって来た。それを佐藤が見つける。あれぇもしかして君は見学の人?(棒)

松永がわざとボールペンを忘れて行って、それを持って来る優をそれとなく名演技でリンクまで連れて来いと言われていたのだ。なんとなく棒演技ではあるものの、でも当初の目的はちゃんと達成出来てる。優をリンクの所まで連れて来る事に成功。優は目の前で滑っている愛佳達を見た。

どう?この笑顔で滑ってるの
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優がリンク脇に居るのに梨子が気がついた。学校で優みたいな子が居たからと梨子が調べたら清瀬優は釧路のチームをやめてアンダー16も辞退したと分かった。

じゃあうちのチームに入ってくれないかなと思い、でもそんな人がと言う薫子達を置いて愛佳は優を誘いに行った。うちのチームに入ってくれない?ちょっと滑ってみない?「楽しいよ」

そのまま帰ろうとした優を松永が引き留める。うちのチームから1本でも得点を阻止されたら入らないかと。なにその勝負と思う優に、愛佳は楽しいよを強調。松永はどうせ阻止されないんでしょと煽るから優は勝負する事にした。

アンダー16の強化選手と出来たてのチームじゃ全然実力が違うだろうし、おまけにゴールを守るのは薫子ではなくて愛佳。愛佳が声をかけたから。やってみたら愛佳は隙だらけ。あっさり1ゴール決められた。2本目も。でも愛佳は楽しんでやってる。

この勝負、愛佳じゃ止めるのは無理だろうとは思ったが、どう決着するかなとも思った。まぐれで1ゴール阻止よりも、優のミスで外れる方かなと。

勝負が楽しいと言う愛佳。楽しいなんてあるのかと言う顔の優。優はそれで動揺した訳ではないだろうが、愛佳の言葉に気持ちが揺らいだ。まだまだ終わらせたくない。それを思い出した優のシュートは僅かにずれた。
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約束どおりにチームに入ってくれるんでしょ?
いやいやではない優はあっさりと引き受けた。

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takt op.Destiny・第5話

タイヤがパンクしたらしく交換中。アンナがやってるのだが、ジャッキ硬すぎなんじゃ。そしてタクトの方は生活能力が無い。しかしそこにD2の気配。運命が飛び出してD2と戦闘をして片付けるものの、線路の上に突っ立ってるので列車は急停止。魔法少女みたいに片手で止めるのかと思ったのに。よくも列車は止まれたな。

この列車はシンフォニカのもので、黒夜隕鉄を運んでいる所だった。乗っていたのはシントラー。シントラーってどこかで聞いたと思ったら、マーラーの奥さんの旧姓がアルマ・マリア・シンドラーだった。

シントラーは既に運命の出現については報告を受けていた。シンフォニカの管理下にないムジカートが居るとは。それが丁度目の前に現れたのだ。途中までは一緒だから乗って行かないかとタクト達を乗せる。ところがこのシントラー、ムジカートを兵器としか見ていない。運命ちゃんの場合は特にアンナやタクトの身近のコゼットが無理矢理ムジカートになったのだからそんな言われ方をしたらムッとする。アンナはまだしもタクトはただでさえ人付き合いが悪いのでもうこれは駄目だ。
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タクト達はコンパートメントに案内されたが、白いムジカートに勝手に出るなと言われた。当初はシントラーの両側に白いのと褐色のとが立っていたので両方ともシントラーのムジカートなのかと思ったが、どうも白いのはあまりシントラーと反りが合わなそうな真面目子ちゃん。

そこにまたD2出現。運命が飛び出す。いつもの様にぶち破って。ドアから出て行くと言う事が出来んのか。

飛んで来るD2を以前からみたら効率よく倒す運命だった。白いのも戦う。もう一人のは?褐色のはシントラーの護衛だそうだ。力のかけかたが未だによく出来ない運命は最後の一撃で地面に穴を開けてしまい、線路も巻き添えにしてしまう。車と違って線路を復旧しないと列車は進めない。
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一体どこからそんなに保線員が来たのか分からないが(重機まであるし)半日は足止め。その間に褐色のはタクトにあの白いのは未だコンダクターが居ない、力でねじ伏せて自分のムジカートにするのはどうかと囁く。コンダクターが居なくてもムジカートは動けるの?

その間にシントラーはアンナに君はあの二人の見張りなんだろ?流石は高名なシュナイダー家のご息女だと語る。なんか勘違いしてるけど新たしい情報。シュナイダーって、そう言えばバイロイト音楽祭で何度も指揮をしてる指揮者にペーター・シュナイダーって居るんですよ。ひょっとして登場人物は全部指揮者関係で揃えてる?マーラーは今は作曲家として有名だけど、存命中は指揮者として名が売れていたから、その妻のアルマ・マリア・シンドラーは指揮者の妻って事になるので。

言わずもがなは、朝雛タクトはまるで朝比奈隆だし、既に言及してるレニーはレナード・バーンスタインだし。

やっと線路が締結されたかと思ったらまたもD2が襲来。今度は数が多い。運命と白いのが戦う。このタイミングで(タクトが「開演」って言う直前)ヴァルキューレのライトモチーフが流れたからこの白いのはワルキューレなんだろうな。

だがコンダクターの居ないワルキューレは長くは戦えない。D2は未だ未だ来る。タクトは地形を見て運命に崖を攻撃させた。守りが居なくなったタクトにはワルキューレが防衛についた。最後の一撃で崖は崩れD2は全滅。そうなるか?

なんだかんだ言ってタクトと運命のおかげで列車を守る事が出来た事をワルキューレは認めた。タクトが自分の名前を名乗ったので、ワルキューレも名乗る。ワーグナーか嫌いじゃないと言われて何故かデレるワルキューレ。

今回のD2はこれで終わりではなくて、最後にラスボス感ある巨大なD2出現。もうワルキューレもタクトも力が残ってないのに。これを見たシントラーのムジカート地獄がもう我慢出来ないと言ってシントラーの許しを貰って出撃した。僅か二撃でラスボス級D2を裁断。力の差を見せつけたね。
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列車は駅に到着して(どこ?ダラスとか?ヒューストンとニューオリンズの分かれ目としたら)ワルキューレはここでシントラーから放り出されてしまった。まさかこれでワルキューレはタクトのムジカートに?と一瞬思ったが、流石にそんなに話は簡単ではない。そもそもタクトは運命ちゃん一人で力を消耗しきってるし。

シントラーはタクトに自分の下に入れと言うが、あんな事を言うシントラーはお断りだ。と言う事でさっさと出発するが、あーあ、シントラーの恨みを買っちゃったよ。

そんな訳でタクトとコゼットとアンナの旅は続く。
アンナ一人に運転させて、やぶれかぶれのアンナは徹夜サイコーと飛ばしながら。

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やくならマグカップも 二番窯・第5話

サブタイが「どうしたの?十子先輩」だけあって、冒頭は陰鬱な十子先輩。

だけど本編は明るい織部学園の文化祭の準備から始まった。直子が白い着物着てると思ったらお化け屋敷豚汁をやるそうだ。豚汁、どこで出すんだ。陶芸部は今までの作品と、作品の販売をする。十子はコンテストの時の大皿を超える作品に燃えてると三華は言うが、それが何か重しになってるのか。

姫乃が部室に行くと、部室の前で佇む十子を発見。部室に入らずに今日は気分が乗らないから帰ると言う。この気持で作ったら作品に失礼って、芸術家は言う事が違う。

そんな様子のおかしい十子を姫乃は食べたい物があるからと誘った。
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五平餅がある店なんだが、五平餅って何だ?
Wikipediaで見たら「五平餅(ごへいもち)は、中部地方の山間部(長野県木曽・伊那地方、岐阜県東濃・飛騨地方、富山県南部、愛知県奥三河地方、静岡県北遠・駿河地方)に伝わる郷土料理」だそうだ。多治見地方の郷土料理なのか。

ヤカンでお茶が出されている店の雰囲気が良い。
参考資料
でも一本しか残っていなくて十子にすすめられて姫乃が食べる事になるが、せっかく十子を元気づけようとしてたのにと漏らしてしまった。たこ焼きも美味しいと言う事で二人で食べる。

そして十子がこんな気持になってる理由を語った。今回も見に来てと言っても「行けたら行く」と言う返事。今までこれで来た事がない。小さい頃はあんなに褒めてくれたのに、今はもう何も言わない。自分の限界を知られてもう評価してくれなくなったのだろうかと。だからコンテストの時も最優秀賞を取りたかった、それだけの為に作ったのだと。

それを家に帰ってから話した姫乃に父と祖母は違うんじゃないかなと言う。それは求めるレベルが上がっただけ。そしてそこで野球解説者の話をするのだが、そんな人が居たの?

祖母からは何かぱぁっと気分転換したら良いと言われた。そして十子の所には三華からアウトレットに行くの付き合って、パーッと行きたくなったと。と言う事でみんなでアウトレットへ。このお誘いは三華が適任。

と言う事で行った先は土岐プレミアムアウトレット。周りの景色が郊外でしかも名前が土岐市みたいだから足の無い女子高生はどう行くのかと思ったら、東鉄バスが多治見駅前から土岐プレミアムアウトレット迄行ってるらしい(日中だけ1時間に1本)。

沢山買い物して十子も存分に楽しむが、でもだからと言ってそう簡単には気持ちは晴れないよね。118,800円の焼き物が何かヒントかなともおもったけど、そうとも限らない。だから何がきっかけになるのかと思ったら、ヒメナ登場。

工房で発見した謎の道具を解決して欲しいと。姫乃が安請け合いしたので
Muchas Gracias(むーちゃすぐらしあす:どうもありがとう)
持って来られるかと言うと
Si!(しー:Yes)
参考資料
これならスペイン語って分かるなあ。
ともあれ、十子の気持ちの問題解決は次回持越し。

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無職転生~異世界行ったら本気だす~(第2クール)・第16話

ルディ達はやっとミリス大陸のミリス神聖国首都ミリシオンに到着した。おお、今まで見た中では一番栄えている上に技術も進歩している感じではないか。水が潤沢にあるし、大きな建造物もあるし、橋が立派だし。

ミリシオン到着前にギース(猿顔の新入り)はここでいいと言って馬車を降りた。おや?ミリシオンに普通に入ったら不味い境遇なのか。でもミリシオンに行ったら必ずギルドに顔を出せと言うのであるいはギルドの顔役とかなのか。

どうもギースは料理が得意らしく、エリスは今度会ったら料理を教えろと言う。何故そんなにまで料理を覚えたいのか、それをグフフと見てるルディ。

ミリシオンに到着してチーム・デッドエンドのこの先の予定を話すルディ。まず当面ここに落ち着いて路銀を貯める。何しろ中央大陸に行くにはもう一回船に乗らねばならない。ミリシオンは稼げる場所なのでここで貯めてから行った方が効率が良い。

そして明日は自由行動とします。まずルディ自身はここでスペルド族の名誉回復工作をする。その為のフィギュア作り。先々で襲われている人などを助けてはこのルイジェルド人形をお守りにしなさいと渡すそうだ。
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エリスはだったらゴブリン討伐に行くと言う。ゴブリン討伐と聞いて逆にやられてしまうのを想像したルディはルイジェルドに目配せしてくれぐれもエリスをよろしくと伝えたが、伝わっただろうか。取り敢えず大丈夫だったみたいだが。

ルディは魔大陸を出てやっと人族の国に到着したので家族に手紙を書く事にした。と言っても何を書くかと考えていたら、窓から人さらいの姿を見てしまう。この世界は人さらいが多い。下手に関わり合いたくないとは思っても、ルイジェルドが唱えるデッドエンドの掟として子供は絶対助けると言うのを反芻してそれを追いかけた。

行った先では人さらい団が何人か居る様だ。相手の力量を確認せずに戦闘に突入するのは避けたいと思っていたが、手元に触るなにかの生地が心を誘う。見てみたらそれはぱんつではないか。思わず声をあげてしまって相手にバレてしまった。

こうなっては仕方ない。正義のデッドエンドのルイジェルドとしてルディ見参。
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おい、ルイジェルドさんに悪いとは思わないのか。

戦ってみたら相手はそんなには強くはなかった。雑魚はあっさり片付けて、半裸の女性は少しは強いけど、それ以上にルディの目を奪う物があって戦いが長引く。何とかさらわれて少年を助けそうになったが、おや?見覚えがあるぞ。

そこに団長と呼ばれる男が来た。こいつは他の連中とは強さのケタが違う。それでもあの魔眼を手に入れたルディは違う。ところが変態仮面のぱんつを切り落としたルディの素顔を見た団長はルディと呼ぶ。この団長は父のパウロだった。

相手が誰か分かって場所を変えて、と言うか団長と言うパウロが率いる連中が居る場所でまずはルディが今まで何をしていたのかパウロは聞いたみたいだ。これまでの大変な経緯をルディは面白おかしく熱弁を奮った。だがどうもこれが悪かった。

パウロはおまえが遊び歩いていたと言うのが分かったと言う。そしてパウロはルディを責める。どうして魔大陸に居た時に他に災害に遭った連中の情報を集めなかったのか。どうして助けようとしなかったのか。さっきの子供も突然飛ばされてひどい目に合いそうだったのをパウロ団は助けたのだ。いや、それ無理だろ。視聴者はあれがどれだけの魔力災害なのかは知ってる。でもルディは光ったかと思ったら次の瞬間には魔大陸に居たのだから。災害規模なんて分からないよ。情報化が進んだ我々だって自分の所で起きた地震がどれだけ広い範囲では巨大だったのかなんて、TVやネットで見ないと全く分からない。東京に住んでいて阪神大震災や東日本大震災が起きたばかりの時にあれほど巨大災害だったと分かった人なんて居ないだろ。

こっちは行方不明者を探しているのに、エリスとか言う子を守るのは自分だけと言う気持ちで手紙もよこさずウハウハ気分だったのかと言われると、流石にルディも怒る。そっちこそ半裸の女性を侍らして、また子供でも産ませるつもりなのかと。

ここからルディとパウロの喧嘩。ああなるほどこれが今日のサブタイの親子けんかか。

今のルディは魔眼で強い。殴って来たパウロを逆にボコボコに。それを止めたのがノルン。お父さんをいじめないで!
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もういいとその場を立ち去ろうとしたルディにパウロはブエナ村全員が災害にあったのだと言う。そう言われてじゃあシルフィもかと言うと、家族の前に女の心配かと言われそしてパウロが捜索団を結成して探していると言われた。それなのにお前は呑気に冒険かと言われ、そう言われて辺りを見渡したルディが目にしたのは、嘗て現世で冷たく見られていたあの目。

もうルディは呆然として宿い戻るしかなかった。明日になったらパウロと話そう。そうしたら話せばわかると自分を言い聞かせていたが、トラウマが蘇って嘔吐。

そうしてすっかり自己嫌悪に陥っていたのを帰って来たエリスとルイジェルドが発見。あまりの様子にエリスが聞いて、ルディが父と会ったと言うと、そいつが悪いのかと飛び出しそうになるエリス。それをルイジェルドが止める。親子けんかには介入するなと。でもこんなに落ち込んでいるルディをと言うと、ルイジェルドはだったら慰めてやれと言う。

え?と思ったエリスは色々逡巡したが、ルディを抱きしめて自分が居ると慰める。
そう、現世の時とは少し違う。今はこうやって慰めてくれるエリスとかが自分にはいるのだと、ルディは少しは気を取り直せただろうか。

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