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takt op.Destiny・第3話

前回からの続き。だから第1話は未だこの後の時間軸。

D2にコゼットをやられて憎悪に溢れるタクト。コゼットは謎の少女となってタクトにタクトを渡してさあ片付けましょうと言うのでタクトはD2に向かって行く。少女は次々とD2を倒す。そして最後に面倒とばかりにエネルギー砲をぶっぱなして一気に片付けるものの、力を使い果たしてその場に倒れた。これ第1話でもあった力の調節が効かない状況。でも未だD2は残っていた。動けなくなったタクト達が窮地に陥るが、そこに別のコンダクター登場。
参考資料
イッツ・ショータイム。

次にタクトが目覚めたのはベッドの上。そして外に出るとあの少女がやって来る。タクトはコゼットと呼びかけるが自分はコゼットではない、運命だ。ベートーヴェンの交響曲第5番のスコアから生まれた運命なのだと言う。

アンナがやって来てタクトが目覚めるのを待っていたと言う。ダイニングではあのイッツ・ショータイムなコンダクターが居て調理中。名前はレニー。レナードをみんなレニーと呼ぶ。

第1話の時にタクトの名前がレニーなのかと勘違いしたけど、レニーはこっち。レナード・バーンスタインはこっち(をい
そしてレニーのムジカートは巨人ちゃん。小さいけど。

巨人と言うと多分マーラーの交響曲第1番の事で、レニーが指揮するのに合ってる。実は私は高校一年の時に友人からそれまで聴いた事がなかったマーラーを異様に勧められて、初めて買ったマーラーの交響曲のLP(LPです。当時はレコードしか無かったから)がレナード・バーンスタイン指揮でマーラーの交響曲第7番だった。それでマーラーが気に入って暫時第1番とかも買って聴いた。全部レナード・バーンスタイン指揮ので。当時は未だマーラーがそれ程認知されていない時代で、マーラーの交響曲全集を出している指揮者が少なく、その中でレナード・バーンスタインは良い選択だった。

レニーが説明する。20年前にD2が黒い隕石から出現し通常兵器では歯が立たなかったが、ムジカートが出来たおかげで対抗出来る様になった。ムジカートはハルモニア鉱石をエネルギーとしている。

ムジカートの活躍でD2を休眠状態にまで追い込んだ。それが4年前のザーガン宣言。ここから復興が始まる。

ムジカートは本来その資質を持つ者がシンフォニカで複雑な工程を経て覚醒する。でもこの運命は違った。これまでに無い方法で生まれ変わった。生まれ変わったと言う表現にアンナは抵抗するものの、でももうコゼットではないのだ。コゼットの記憶はもう完全に無い。別者として運命となった。あの時コゼットはムジカートにならなかったらそのまま死んでいた。アンナは受け入れるのが難しかったがタクトは冷静にそれを聞く。
参考資料

でも通常の工程を経なかった運命は問題がある。通常のムジカートは覚醒するとそのまま安定的に力が出る。だが運命はあの戦った時の状態を維持できていない。エネルギー調節がうまく行かないと、運命はムジカートとしてすら生存出来ないかもしれない。

シンフォニカの本部に行けば運命の調整が出来るかもしれない。だからシンフォニカの本部のあるニューヨークを目指して行かなくてはならない。これで第1話の大陸横断に繋がる。

運命はここにやって来て以来何も食べようとしなかった。でもアンナが用意してあった、あの日帰ってから一緒に食べようとしたタルトタタンを見たら初めて口にいれた。コゼットは未だ意識が残っているかもしれない。ニューヨークに行ったら戻るかもしれない。一層ニューヨークに行く気持ちが強まる。

ところがここで異変。タクトの右手が消滅。さては運命が動いたな。巨人が急を告げる。レニーが聞いてみたらD2が来てるのが分かった。タクトがそれを知って飛び出した。それを追ってレニーと巨人も。

タクトが駆けて行った先では運命が滅多矢鱈とぶっ放していた。でも当たらない。運命が銃を撃つとタクトが苦しむ。でも容赦なく運命は撃ち放つ。レニーと巨人が追いついて、巨人はちゃんと命中させる。苦しむタクトを見て、ひょっとしたらタクトは運命に食べられたのか。それはタクトの生命力を食べて動いているのかと。

さあ、愈々巨人(タイタン)の戦いですよ...戦いですよ...
おい、どうしてここでマーラーの交響曲第1番が流れないのか。
参考資料

最後の一体を運命が撃とうとするから巨人が撃ち漏らし。それがアンナの方へ。逃げたD2を叩く為に運命は家ごと破壊してしまった。

この場のD2は片付いたがレニーはD2が何かの契機で動き出したみたいだと言う。それって冒頭で音叉をたたっ斬った女性みたいな影ですか?

こうしてタクト達の東海岸への旅が始まった。

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