終末のハーレム・第1話
昨日(放送直前)公式から「表現の精査が必要であるため」第2話以降の放送を来年1月に延期と発表された作品。
さてはHな表現が過ぎたかなと思って第1話限りの放送を見てみたが、確かに冒頭で早速そう言う表現があったものの、世界の設定がパンデミックで男がほぼ消えたと言うものだったのでひょっとしてこのご時世パンデミック絡みの表現なのかなと最初は思った。
でもこの程度のウイルスの話ならこっちが表現の問題ではなくてやはりHな表現の方なのだろう。第1話では未だ導入だったからHな表現もノイズみたいなのを入れる程度で済む物だったから放送したのだと思う。第2話以降はもっとヤバかったのかもしれない。
折角人類は働かなくても生きていける楽園の段階に到達したと言うのに、男殺しのウイルスのせいであっと言う間に(たった4年で)文明からして滅びそうになっている。いやいや、食糧生産とか自動化したんでしょ?どうしてたかが4年でそうなっちゃうの。
この作品が発表された時期が2017年と言うので、ウイルスに対するワクチンが未だに出来ていないとか薬も出来ていないと言うのは仕方ないだろう。その時点の知識しか無かった訳だから。だがCOVID-19に対するmRNAワクチンを知った今の我々ならそれに対応したmRNAを合成すればワクチンが作れると分かっているので、出来ない事はないんじゃないかと想像する。特に人類が労働から解放された程に技術が進んでいる世界なら。
ともかくそこは置いておいて、50億の女に対して細胞硬化症の治療でコールドスリープしていた5人の男しか子孫を残す方法が現時点ではないと言う事なので、主人公の水原怜人には望みの相手と繁殖活動しろと言われた。
怜人は下手にコールドスリープ直前に橘絵理沙に告白して涙の別れと再会を誓った為にそうすんなりと繁殖活動には入れない。それは仕方あるまい。だが、話は人類の存亡にかかっているのでやがては飲み込まざるを得ないのではないか。それにしても人工授精では子孫にウイルスの抵抗がつかないと言うが、設定だから深く考えてはいけないのかもしれないが、繁殖行為の時に一緒に注ぎ込まれる何かが抗体を作るのだろうか。
などと深く考えてもとにかく第2話以降が来年へ持ち越し。