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やくならマグカップも 二番窯・第3話

今日は美濃焼ミュージアムに来ました。風が冷たくなった(リアルでも)。

ガラス越しの中庭(これって一番印象に残ってるのは旧ラジオ会館の最上階)を見てると後ろからいきなりトンと叩かれてびっくり。誰ですかこの和服姿の人は、と思ったら十子だそうだ。分からん。変わりすぎてる。

海外からの来客に、学芸員が急病でお茶と英語が出来て焼き物が分かる女の子いませんかと十子の祖父に電話が入ったのだそうだ。それ三つを全クリ出来ると言うか、暗に十子を指名してるみたいじゃないか。

と言う事で十子の案内で美濃焼の1300年の歴史を見学。凄いね、時代によってあんなに変わるのか。と言うか、だったらどう言う点が美濃焼の共通点なんだ。

異文化を受け入れるのが美濃焼の本分だと思ってるとの十子の言葉。この時点ではふーんとしか思ってなかったのだが、後半でその異文化が来るとは。

その後コミュニティバスみたいなのに乗って姫乃達は帰るが、やけに坂道を下るなと思って多治見美濃焼ミュージアムを調べたら多治見と土岐の境界付近の丘陵にあるんだ。多治見市のコミュニティバスは「ききょうバス」と言う名前で(前回桔梗の花を探せってやったね)随分路線があるらしい。美濃焼ミュージアムに行くのはその中のオリベ観光ルートと言う物。作中の車体に書かれていた。

オリベ観光ルートのバスは駅南口に到着するので南北自由通路を通って北口へ。あの小泉先生を追跡した時に登場した場所。そこから歩いていると片言の日本語を話す外国人に何か聞かれる。ソロォラップゼノニーワどこにありますか?前半分からず、後半は禅の庭かと思ったよ。
参考資料

そこに丁度偶然市役所の大沢が車で通り掛かる。でもソロォラップゼノニーワと言われても分からない。と言うか、市役所の職員だからと言って分かるものでもあるまい、観光名所全部は。そこで外国人の子が写真を出したら、あれだよ、姫乃の母のあのモニュメントだよ。空と風の庭。庭だけ合ってた。

三人が笑うので何事かと思ったその子が「que(ケ)?」と言うので、大沢にはこれがスペイン語と分かった。うーん、それだけでスペイン語か。フランス語とかの可能性もあるんだけど。でも大沢がスペイン語じゃないかと思ったのには理由があって、大沢は丁度偶然学生時代にスペイン語を専攻していたと言う。これ以降大沢が通訳に。

ちょっと勘違いしてた、と言う部分、un poco(ウンポコ)が聞こえてここだけは分かった。ベートーヴェン交響曲第9番の第一楽章がAllegro ma non troppo, un poco maestoso(アレグロ マ ノン トロッポ ウン ポコ マエストーソ)ってのを高校時代に見て、何だこのウンポコはと思ったから。あと、ドイツ語やロシア語程ではないけどスペイン語はチラとだけ覚えたので、このあともチラとだけ分かる部分があった。

この子、空と風の庭の実物を見たくてメキシコから来たのだ。名前はヒメナ・バルデス。姫菜って姫乃の母の名前と同じ。偶然が偶然を呼ぶ。

ヒメナはメキシコの陶芸学校に行っていてそこでハポンの先生から陶芸雑誌を見せて貰い、そこにあのモニュメントが載っていた。風の色と声を教えてくれるモニュメント。

そこに辿り着くとまたもあのモニュメントが音を奏でて出迎える。この世のものとは思えない輝きだと見入るヒメナ。

そしてこの音は以前聞いた音とは違う。夏と秋冬とでは音が変わるんだ。
参考資料

こんなに喜ぶヒメナには家から母のマグカップを持って来てモニュメントの前でお茶会。このままヒメナはテントを張ってキャンプするんだけど、勝手にキャンプは出来ない筈が、大沢が付き合うと言う事で市の許可が出たらしい。本当に大沢が一緒にキャンプしてたよ。

それから何日か後、夕方に多治見橋でヒメナと遭遇。こっちに当分滞在する事に決めたのだと。こっちで陶芸の勉強するって言うけど、資金とかどうしたんだ。

EDで誰がスペイン語協力なのかなと思って見ていたけど無い。そこでヒメナの声優さんを調べたら天城サリーさんって「日本に在住する合衆国の声優」さんだそうで、スペイン語も話せるのだそうだ。そっかー、日本語の場面でrがちゃんと巻き舌になると思ったらそう言う理由だったんだ。

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