サクガン・第1話
地下のコロニーと言う空間で暮らす人々。
少女メメンプーは鉱石か何かの採掘ではなくて、コロニーを出て外の世界の地図を作るマーカーになりたいと望んでいた。しかしどうも外の世界は危険らしい。だから父のガガンバーはそれを許さなかった。こうしていつも親子喧嘩。でもどうもメメンプーは普通よりずっと賢くてあんなに小さいのに既に大学を出て様々な機器を作っているらしい。
そしてメメンプーがマーカーになりたいのには理由があった。嘗て見た事のある「空」。何しろ地下都市の世界しか知らないので空は知らない。空に聳える塔の風景を嘗て見たと言う記憶が残っている。それをどうしても見てみたかったのだ。
だが、マーカーになりたい駄目だで親子喧嘩をしてる分には未だ良かった。ある日コロニーを怪物が襲う。コロニーの人々は逃げ惑う。これ、どうやって防戦するのかと思ったら、どうも怪物の足から生えているケーブルを切断すれば良いらしい。だが、簡単な話ではない。
既にマーカーをやっているウォルシュとリンダ達が足止めをして戦おうとした。しかし怪物は二体いた。ウォルフとリンダが搭乗した機体は怪物にやられてしまい、二人共死亡。そう、これが外に出ると言う事なのだ。外に出たらこいつらが居る。
こんなに悲しいのにでもメメンプーは未だあの景色を見てみたい。泣きながらそれを叫ぶメメンプーを見てガガンバーは覚悟を決めた。マークポットを見せて一緒に旅立つと言う。