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小林さんちのメイドラゴン・第14話(放送波未放映)

一期第14話は円盤に入ったけど放送波では放映していないお話。

バレンタインデーの季節、トールがヤバいチョコレートを作っていた。二期では結構抑え気味だった感じだが一期のトールは小林への欲望が未だ剥き出しだ。そして小林にプレゼントするのだが、その気配から小林が釘を刺す。信頼とは一度失われたらもう二度と取り戻せないと。慌ててこれは失敗作だと引っ込めるトール。
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カンナが学校へ行くと、才川がチョコレートを渡したかったのに、カンナの靴箱には既に沢山のチョコレート。教室に行ってもみんなからチョコレート。でも友チョコだよと言って渡すものだから才川のも友チョコ?と思われちゃうのを懸命に否定して渡す。

一方会社の小林。既にエルマは小林の会社に入ってたっけ。エルマは支給品のチョコを貰っていたが小林はみんなからありがとうチョコレートを沢山貰っていた。

家に帰った小林、多分あれだけ貰ったのでわざわざ帰ってチョコレートを食べる筈はなかったのに、カンナが貰ったチョコレートを全部食べて物足りないとトールが引っ込めたチョコレートを食べ、それを小林に差し出してしまう。カンナが食べてるから大丈夫だよねと言うのは早まった判断。見事にトールのチョコレートが効いてしまう。

ヤバい気持ちの小林が部屋に引っ込んで寝たものの、トールはカンナからは小林の具合が悪くなったとしか聞いてないので急いで小林の部屋へ。すんでのところだったものの、酒も入っていたので悪酔い状態となって事なきを得る。

 

滝谷が企画して温泉での親睦会。東京在住だとそう言うのは普通は箱根になるんだけど新幹線に乗って城崎温泉迄行っちゃった。当時はあったかもしれないが、今は車内販売って絶滅したんじゃ?と思って検索してみたら、新幹線は未だあるんだ。

団体のキャンセルがあったから取れたと言う温泉旅館に到着。ジャパニーズメイド=仲居さんの出迎えを見たトールが、やはり一期だからか人間のメイドなどと見下している。二期はそれ程でもなかったと思うが。

温泉に浸かって小林は成人ドラゴンが尽くナイスバデエなのを見て、どうしてドラゴンの姿から人間の姿になる時にそうなるのかを聞いてみた。ルコアの説明によるとイデア変換だと言う。高校時代に習ったプラトンのイデア論は「はーそうですか」程度でイメージが沸かなかったが、今だとそれが全く同じとは言わないがクラスとインスタンスみたいな関係と言うのが一番腑に落ちる。でも人間の知覚から見てトールの人間型とドラゴン型違いすぎない?
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二期でトールが小林に懲りずに尻尾を食べさせようとしていつもどおりに小林が拒否した件でトールがどうしてあそこまで拒否するのかに対してやはりルコアだったかがそれはヨモツヘグイではないかと言っていた。イデア論と言いヨモツヘグイと言い、ドラゴンには人間界の学問知識がどれだけ共有されているのだろう。

翔太君がみんなにとけこむのも一期では未だそれ程でもなくて、お土産をじっと見ていて買ってあげようかとルコアに言われたら逃げてしまい、一人ゲームを始めちゃう。でもここは滝谷が買ってあげてフォロー。

トールが小林を外に誘う。人気の無い橋の上でトールが改めてチョコレートを小林に渡そうとする。前回のは邪な気持ちが入っていたけど、トールの様子に小林は「チョコはありがたく受け取っておく」と手にした。トールは「チョコは」と言われてかなりガッカリした様子ではあったが表情は取り直した。でも小林だってそのトールの気持ちには応えたい。流石にガチの気持ちでは受けられないが、手をつないで帰る迄は出来る。
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ひだまりスケッチ(無印)・第2話(令和3年tvk再放送)

先週からtvkでひだまりスケッチ(無印)の再放送が始まっていた。その時に「これは当時の放送版で、しかもBS-i(当時の名称。現在はBS-TBS)版ではないのか、OPの四人の名前がひらがなになってる」と言う話を聞いて、俄にこの第2話を録画して見る事にした。

ひだまりスケッチ(無印)の初回放送は今を去る14年も前の平成19年の1月11日。BS-iでの第1話放送は恐ろしい事に二週間も遅れて1月25日だったので、当時は地上波TBSで見ていた。

当時のTBS版でのOPの四人の名前の表示はこう。当時のTBSは未だ画角が4:3だった。
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そして今回のtvk放送版。確かにひらがなで画角が16:9。
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一方でDVD版では漢字になってるのだそうだ。宮子とか。

さて14年ぶりに見る無印版の内容だが、自分のブログを遡ってみると初回の感想が「せんせいのお時間」みたいなのかなと初回の感想で書いていたり、最終話では自分の気持ちにはいま半歩合わなかったとか書いてる。今の「ひだまりスケッチ」に対する印象とかなり違う。

私にとってそう言う風に作品への気持ちが少しづつ変わると言うのはあって、すぐ自分で思いつくのは「NEW GAME!」と「ご注文はうさぎですか?」で、シリーズが進むごとに好きになって行った。

当時のひだまりスケッチに対する自分の印象がそうだったのは無理もなくて、実は分かってる範囲ではひだまりスケッチが芳文社アニメの嚆矢。さらには未だシャフト+新房昭之監督の演出に慣れていなくて(ぱにぽにだっしゅと月詠は見て好きだったけど)、ひだまりスケッチの世界に戸惑っていたと思う。

今回の第2話の内容は、
・「ちだまり荘」って原作で登場した名前だったか。
・ヒロ、強烈に重さを気にしてるのが当初から。
・ああ!松来未祐さんが!
・表札作ったのって四人だったんだな。
・宮子が短い浴衣を着たと言う記憶は残っていた。
・吉野屋先生がみんなの浴衣姿を撮ったカメラはカシオのQV-4000?
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 https://www.itmedia.co.jp/news/bursts/0106/22/casio.html

・EDカード、クレジットの時に名前を見損ねたけどすぐきゆづきさとこさんだと分かった。当時は未だ知らなかったけどこの2年後にGA芸術科アートデザインクラスがアニメ化される。
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出会って5秒でバトル・第12話・最終回

優利と一の対決、思いの強さで優利が勝った、と思ったのにここで思わぬ割り込み発生。優利の能力が封じ込められてしまった。50魅音ポイント使って特定の一人の能力を封印。これをやられたのだ。発動を指示したのは黒岩。
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黒岩は啓との戦いで負けたのは負けたが死ぬ前に自分のではない端末を放り出してやられた事にして、実は未だ持っていた自分の端末で司令を出した。確か前回最後に懐から端末出していたから「あれ?」とは思っていた。

最後の謀では啓に勝ったぜと言って死んでいく黒岩。優利と一の戦いは逆転して一は目的の為にその場の緑チームの全員を殺そうとした。それに待ったをかけるべく啓が1MP使ってシャウトをする。

これで一は立ち止まるものの、でも啓がこんな今から自分が行くから勝負しろと言う要求を出して来ると言う事はもう黒岩がやられて死にゆく運命なのだと悟る。そもそもは黒岩と一緒の王国を作ろうと始めたものだったから、その黒岩が欠けてはもう赤チームの勝利とかはどうでも良い。待ってはやるが、それは黒岩の仇討ちの為だった。

そして啓が到着。出会って5秒のカウントダウン開始。第1話以来じゃないか。でも一相手にどんな能力を発動出来るんだ、一にどう思わせるんだと思ったけど、そうか、その場で優利が死んでいない、少なくとも気を失っていないとあの電話の会話で確認したからこそ勝算を持っていたんだ。

その場の関係者がそう思えばその能力が発動する。優利がそう思えばそれが発動する。その能力を使って啓はカウンターパンチで一をぶっ飛ばした。

それでもなお立ち上がろうとする一ではあったが、黒岩とそっちの世界へ行こうと倒れて啓の勝ちが決まる。これは即ち赤チームの王が倒れて緑チームの勝ち。おめでとうおめでとう。
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負傷した優利達はみんな黒服に担架に乗せられて治療へ。あとで私の所へ来てねと啓は魅音に言われる。

そのあとでの合間に川べりで啓は万年青伊織と遭遇した青チームの借りを払ってもらおうかと言うが、今はポイントが無い。まあいいやと言う万年青は啓にお前の事は全部見ていたと言う。ギクリとする啓。どこまで知られたのか、その端緒でいいから掴む為に会話を繋げようとしたが、万年青はまあいいやと自分の能力を見せる。この雰囲気から啓と同じかなと思ったら案の定腕が大砲になって啓はやられた。死にこそしなかったけど。啓と同じか?って予感したのでその瞬間に啓は分かったのなら「声がきれいになる能力ですね」とか自分で声に出してそう思い込めば良かったのに。

啓が気づいたら「またあの夢か」と現世に戻ってた。あれ?そうなんだっけ?
そして学校へ行かずにスカイツリーに行ったらそこには優利が居る。優利、あのゲーム内だけの認識じゃなくて啓を現世でも認識してた。この辺り、どんな設定なんだっけ。
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EDで啓の部屋に勝手に入ったおっさんは啓の父?
そして最後にWelcome to 4Th Program in TOKYOって出すんだけど、それどーすんの?
あ!ひょっとして次のプログラムが東京だからみんな一回東京に戻ったって事か?

 

「出会って5秒でバトル」はバトル物で、普通だったら好きじゃないんだけど主人公の啓が工夫をしながら戦うと言うのは良かった。相手も工夫して来るし。

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舞台探訪・ヤマノススメ Next Summit ティーザーPV の天覧山

ヤマノススメNextSummitのティーザーPVで天覧山の場所がはっきりしてるのは1場面だけです。
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場所としては原作百七十四合目の神久山へ行く回で、こっちで良いの?とひなたと小春が訝しんだ場所です。

原作百七十四合目舞台探訪時に撮った写真ですが、今回のあおいは右(赤矢印)から登って来た事になります。正面方向が神久山です。
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このカット、原作では該当する話の記憶が無いのですが、トレランで体力をつけたいと言う流れのエピソードでしょうか。

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かげきしょうじょ!!・第13話・最終回

さらさがティボルトをやるグループのオーディション開始。
ロミオには安道が入る。

前回は俺が入るで終えて、今回説明があるかと思ったけど無かったので説明加えると、原作には書いてるが、当然希望する配役には偏りがあって、かと言って足りない分を生徒に二回目もやらせる訳には行かず、そんな配役には先生が入るのだそうだ。だからロミオが足りなかった、そしてよりにもよってファントム安道がロミオに入る。

ロミオのセリフから入る寸劇、即ちファントム安道から入る。その安道が相手が生徒であろうと全く手を抜かずに容赦なくロミオをやるものだから見てる生徒が飲み込まれるのは当たり前で同じグループで演技する生徒が飲み込まれてしまった。気の毒に、このグループのジュリエット声を張り上げる演技しか出来ていない。

さらさはどう?
あれ?ダメ?
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でもさらさには経験があったのだ。嘗て人間国宝とも言われる歌鷗とやった経験が。その時は未だ未だ子供だったから無邪気に言われた事を飲み込んでいたが、芝居に遊びはあっても遊びの芝居なんてねーんだよと言う本気に接していた。そして芝居の本質を知らずに知っていた。課題だったティボルトの感情は、暁也との関係で掴めていたのだ。

そして投票の集計。三役はかなりあっさり決まった。でも問題のティボルト。

オーディションから三日経っても未だ結果発表が無い。40人+先生の投票数なら即日開票の筈なんだが、結果が伝えられないとそわそわする生徒達。でも安道が言った。今日の放課後に結果を張り出す。何か疑問や質問があったら俺の所へ来い。

どうしよう、JPXの総選挙でも紅華の合格発表でもドキドキしなかった愛がドキドキしていた。さらさが誘って見に行こうとしたらそこに聖がやって来る。あ、これさらさの合格発表見に行くの邪魔するパターンだ。案の定今日はリサがお休みでさらさの掃除の完了具合を見に行ったところささくれなどが残っていたからやり直しね、今から、今すぐから。

と言う訳でさらさにはおあずけ。

安道は職員室で質問待ち。第一陣は沢田姉妹。何故ジュリエットになれなかったのか。大変だな教師。太一が先に帰ろうとしたら外に愛がいた。当然太一は結果を知ってる。愛が見てきたと言うのでじゃあなにか美味しい物でも食べに行こうかと(落ちたからと言うのを示唆)。その太一に無言でケリを入れる愛。落ちて悔しかったか。

愛のジュリエット、先生方の間で評判は良かった。でもシェークスピアのジュリエットは無邪気で恋にこがれる少女。その点が違っていたのだ。

ジュリエットは彩子だった。薫はロミオを逃していた。ノートにあんなに書く程だったのに。この間全方位から嫌われない性格の彩子と言われていたけど、やはりこんな事言われちゃうんだ、コネかななんて。

それに怒ったのは薫。彩子の家は普通のパン屋。コネに負けたと言うのならパン屋のコネに負けたのか。コネと言うのなら私がロミオになっていた。そもそも100年の伝統ある紅華がコネで役者を決めるか。そんな甘いものじゃない。
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夜の8時が過ぎた。疲れ果てた安道の所へ紗和がやって来る。

さらさはどうなったかと思った愛が、聖が帰る姿を見てやっと解放されたかと合格発表の所へ走る。そこには黙ってまじまじと見ているさらさの姿。

紗和の質問は自分に足りなかった物は何かと言うもの。紗和一人じゃないが、みんな足りないものは今の時点では沢山ある。そう言う意味ではさらさはちょっとだけ芝居と人生の経験をした子だった。

アマデウスを出す紗和。紗和はあの話が嫌いだと言う。初めて見た時、子供心に自分がサリエリなのだと思ったと言う。子供心に!私が劇場で見たのって大学院の頃だったよ。その時にサリエリを知った。努力型の秀才がどうしても天才の及ばない、それを紗和が自分に重ねた。

自分が愚痴を言ってるだけと立ち去ろうとした紗和に紅華は破天荒な人間ばかりを求めている訳ではない、そしてティボルトは紗和とさらさが同票、教師が投票しても同票、最後に遅れてきた大木先生に決めて貰ったと言う。

紙一重だから考え込むなと言う安道ではあるが、そうじゃないんだ。多分紗和はきっと以前似た経験をしている。その薄紙一枚分が鉛の様に自分を突き刺す。
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99期生から100期生への申し送りの時、さらさがティボルトのイメージじゃないと言われたのに、その紗和は反論した。「渡辺さんのティボルトは素敵だった」と。

だから朝の掃除の時、本科生委員長竹井に思わぬ言葉に驚く。委員長だった人と言われる事の意味を。紗和が委員長で良かった。竹井の言葉に、安道の前では「泣きません!」と宣言した紗和から涙がこぼれる。

そして紗和は大木に突撃した。何故ティボルト役でさらさの方を選んだかと。大木曰く、幸甚指数がさらさの方が高かったから。観客のほとんどを占める女性がロミオとジュリエットを見た場合、自分をジュリエットに見立てて舞台を見る。紗和のティボルトは「悪落ちする程自分を」と見る、さらさのティボルトは「自分にだけ本当の姿を見せてくれる」と言う点で「萌え」の点数が高ったのだと。

衝撃の紗和
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でもこれで納得。そして紗和はオーディション前には握手は絶対しないと言ったさらさに対して握手。

生徒募集ポスター撮り。101期生募集のポスターの写真。
彼女らは来年はもう本科生なのだ。

 

終わってしまった。
EDの場面、どこでどう出たのか全部覚えてるよ。それだけこの作品見入ったんだ。
何が何でも二期やって欲しい。

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迷宮ブラックカンパニー・第12話・最終回

とうとうライザッハとベルザを追い詰めた、と思ったのが前回。なのに今回はいきなり二ノ宮逮捕から始まった。違法な魔石採掘だとかなんだとか。

当然裏にはベルザが居て、二ノ宮の悪事をでっち上げたと言うか暴いたと言うか、それで司直の手が入った。何故か二ノ宮逮捕の会見でベルザ達が出ている。そんなの競争相手の一企業がやる事じゃないだろ。そして現場監督のゴブリンはまあ言われて供述してるのだろうが、何故かシアが暴いたらしい。
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二ノ宮は取り調べの名のもとに拷問を受けていたが、何も言わない。そのボロボロの様子にシアがこんな事になってとヒーリングするが、元はと言えばお前の供述のせいなんじゃ。シアは親と離れ離れにされる子供が出ると言う点を突かれてベルザに加担した様だ。性根がぐらつく勇者だな。

ところが二ノ宮の心は折れていない。会社に残したファイルを見たワニベ達が画策する。ライザッハの役員人事を行う株主総会で、ベルザは晴れて役員への昇格を果たすものの、続いて行われた代表取締役の選任になんと二ノ宮キンジの名前が呼ばれる。

ワニベ達がライザッハの株を買い集め、さらには大口投資家を口説き落として社長交代の人事案を突きつけたのだ。二ノ宮は誤認逮捕で取り調べから解放されていた。もうベルザが足掻いても後の祭り。にしても株式を大量買付したら普通は漏れるよ。
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こうして第1話でセレブニートになったのと同じ様に二ノ宮はこちらの世界でも最上階から社会を見下ろす立場になったが、何か物足りない。そんな二ノ宮がワニベ達に後を任せるみたいな事をしだしたので、ひょっとして元の世界に戻るつもりなんじゃと衝撃を受けるワニベ。でもそれならそれで快く送り出そうとお別れ会を開いた。

うーん、大企業の社長のお別れ会にしては食事が庶民的だけど、二ノ宮はこれで喜んでいるのだからいいか。そして明かされた二ノ宮の目論見はライザッハをここで終わらせるのではなく、この世界で制覇する為に他の迷宮に旅立つと言うものだった。
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だよねー。だって二ノ宮が戻りたかったのってセレブニートだった地位であって、別に日本に未練があった様に見えないから。こっちの世界で世界制覇な立場になれるのならそれで全然構わないだろう。

色々紆余曲折(特に未来に行っちゃったのは)あったけど、結局は初志貫徹したのではないか。ずっと苦労させられたのはワニベだったが。
チート完全無しで自己の力量だけでやり遂げたのは大したものだ。

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白い砂のアクアトープ・第12話

がまがま水族館最後営業日となりました。最終日は無料。そうなると来るんですよ沢山の客が。無料もさる事ながら、長年親しんだ水族館が閉館となれば来る。普段から来てくれれば良いのにとくくるは言うけど、仕方ない。

他の水族館の館員もおじい館長の所へやって来た。育てて貰った館員が。水族館はそう近場にある訳でもなかろうに、きっと遥々と来たのだろう。

風花は寄せ書きコーナーに居た。こう言うので一番思い出すのは古いラジオ会館を取り壊して建て直す時にやはり寄せ書きコーナーがあって描いたなあと。真帆がやって来たので類も来てるんだろうなと思ったら、空也に一緒に写真撮ってくれとは。いじらしい子。
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アクアリウム・ティンガーラの館長も来ていた。水族館同士の繋がりがあるからね。館長の星野はくくるにティンガーラに来ないかと誘う。いきなりで、しかもがまがまた閉館になる引き金の一つだったティンガーラとあって返事に困るくくる。よく考えておいてねと。

そしてとうとう最後の営業が終わった。

片付けは明日以降にして打ち上げ。うどんちゃんも居るからカメーからの料理かな。夏凜はさっそく飲んじゃってるし。櫂はくくるこの先どうするのかと尋ねる。ウミやんと空也はティンガーラに行くのだそうだ。高校卒業後に館員にならないかと誘われたけど悩んでいるくくる。そして夏凜が爆弾発言。観光協会からティンガーラに転職したい!前に水族館の館員になりたいと思っていたから。

風花どうするのかと思ったら、もう翌日の飛行機で帰ると言うのが決まっていた。
そしておじい館長の挨拶を最後に本当に終わり。

夜の海辺でくくると風花。くくるから余計な事言っていいかと切り出したのは、映画の話。夢があるならそれを諦めないで欲しいと。一方でくくるは?あの台風の夜以来くくるは全然笑ってない。くくるからの一生のお願い、夢を諦めないで。風花が夢を追いかけたら今度はそれで力を貰える。くくるの為、それでくくるが笑ってくれるならと風花は映画の話を受ける返事をする。でもそれって自分の為じゃないのでは。

翌日から水族館の生き物の譲渡の作業。やはり水族館の繋がり。櫂が水族館の仕事はどうしたらなれるのかと空也に聞くのだが、空也水族館に勤めたくなったのか。

風花はもう帰る準備。おばあと話をしてたけど、くくるのお姉ちゃんがいたらの話になっておばあの表情が変わる。ここで話すんだな。

生き物が居なくなった水族館はガラーンとして寂しい。そんな時にあの幻影が出現する。くくると同じ顔の子の。この幻影、がまがまが無くなったらどうなるんだろう。
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その後お昼を食べに家に戻って風花の見送りへ。ここでおばあがくくるの生まれて来なかったもうひとりの子の話を母子手帳を出して話す。水族館で生き物と長く付き合って来たのだから命が生まれるかどうかは身にしみて分かってるくくる。それが無かったら衝撃だったろう。

その幻の姉もがまがまが無くなったらもう見られなくなるのだろうか。

空港に着いて握手をして別れるくくると風花。夢を叶えてねと風花を送り出し、風花は搭乗ゲートの方へ。ひとり残ったくくる。
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でも風花は知ってる。夢を無くした人が泣けるのは一人になってから。

やはり風花はそのまま飛行機に乗れなかった。搭乗口を逆走して電話をかけてくくるのところへ。今の自分にはくくるの方が大事なんだ。アイドルの夢破れて来てしまった沖縄だったけど、くくるのおかげでまた笑顔が戻った。だから泣いているくくるを一人にして行けない。私がくくるのお姉ちゃんになる。
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一旦キャンセルした飛行機の便を別に取り直し、夜に羽田に到着して夜行バスで岩手の実家に帰る事にした風花。そのまま帰ると言う事は映画の話は無かった事にする。だってやっと分かった。ここに来た時にあの時の夢は終わったのだと。これからは新しい夢を求めて行く。

その風花の決意を聞いてくくるもティンガーラへ行く気持ちを固めた。がまがまを離れて精一杯やってみる。生きてる事が当たり前なんじゃないと言うのを。

 

第1クールが終わってくくると風花が離れ離れになったけど、第2クールはどうするのかな。
と思ったら、新しいキービジュアルに風花が居ないんですけど。

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月が導く異世界道中・第12話・最終回

最終回前でラスボス級の新キャラ登場。真は指を二本来られる深手を負った。二人は真を見て魔人か?と思う。あの顔なので。そして自分達は魔族についたから人族との戦争の最中である事もあって、おまえを殺すと言うのだ。真が周囲の探知をすると確かに大勢の人間と魔族が戦っている。

真が女神の光によってこの戦場に出現したので、二人は真が女神によって人間側に加勢に来た特別なヤツだと認識し、だからこいつを殺すのが自分達の役割だと思ったらしい。前回見た時は女神の指図で殺しに来たのかと思ったよ。

二人は強くて真が界の力で目眩ましをして逃げようとしても、空中に作られた足場を使って追って来る。

なかなかやるじゃないか、死ぬ前に名前を聞いておいてやると言われたが、真は死ぬ気はないし先にそっちが名乗るのが礼儀だろうと返す。そう言われて女の方はソフィアと名乗り、もう一方は御剣だと言う。これって後で巴がツィーゲで一番の冒険者の小僧だと言っていた。このへん、どうしてその冒険者が魔族にまわったかは今回不明。
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真はクズノハ真と名乗る。

ソフィアと御剣は女神の加護を奪う魔法を使い、これでもうお前は瞬殺だと侮り始めた。ああ、やっちゃいましたね。真は女神の加護なんて受けてない。逆だ逆。どうあっても話を聞かない二人に真はとうとう本気を出す。

ドワーフの装備は凄いよ。ホーミングする矢に、圧倒的に硬い剣。このへんからもう真の押せ押せの攻撃。水属性の攻撃で大人しく凍りついておけば良かったのに、なおも抵抗して空に放り投げて落下で殺そうとなんてしたものだから、真が指輪に込めた魔力を次々と開放して災厄級の攻撃を食らわした。

戦場には隕石が落下した様な穴があき、そこで大勢の人間と魔族が死んだそうだ。前回分体ちゃんとハヤテを殺されてブチギレた真は女冒険者を殺して、巴曰く「一つ大きくなったか」と言う壁を越えていたから、戦場で大量殺戮しても平気だったか。

ソフィアは服を全て吹き飛ばされ御剣は足を持っていかれたらしい。クズノハ真、もし生きていたら絶対殺すと。おまえらが無関係の真に一方的に戦いを仕掛けたくせに。

真は亜空に戻り、目が覚めたら見慣れた天井。格子天井だったせいで、一瞬牢の中かと思ったけど。巴と澪が身体を治してくれたらしく、指が戻って傷も無くなっていた。

今回の件で真は魔術の同時発動など識と一緒に出店予定の学園都市で学ぶ事を決めた。巴と澪が一緒に行きたがったが、二人は切り札として隠しておきたい。納得した巴は、それではと新たな者を紹介する。あ!分体ちゃんだ!でもちょっと違う。
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今度の分体ちゃんは真の使用済みの指輪を核にしたので先代の様にはやられないだろうとの事。今度こそちゃんと可愛がってあげよう。この作品で一番可愛い子なのだから。

亜空の発展の方は順調だった。あの森鬼もスカウトされて合流していた。蜃気楼都市に迷い込んだ冒険者には亜空の素晴らしい品を見せてあげる。これ、やり方がどう見てもエウリアン。

ツィーゲでレンブラントから借りた見せも開店。クレーマーが店員が魔人かよ!と文句を言うと、ドワーフが刃こぼれしたクレーマーの剣を鋭く鍛え上げ、ドリアンみたいなリンゴみたいな亜空の果物をその剣でスッパリと切ってみせてみんなにふるまって、店の評判は一気にあがる。

真は亜空で皆に出迎えられ、テンペストに帰ったリムルの様に、異世界に来ちゃったけどこんなに仲間が出来てと幸せを噛み締めた。
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この他にも転生者が居るとか、やけに次に残した設定のまま終わるなと思ったら、2期制作決定だそうだ。そうだよね、最終回でこれだけ設定残したら普通なら第2クールやるよね。

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転生したらスライムだった件 第2期 第2部・第48話・最終回

前回クレイマンを覚醒させたのはクレイマンが殺した人達の魂の残滓を解放する為かと思ったのにそうでもなかった。覚醒させておいてお前の背後に誰が居ると聞いて何があっても話さないと言うとマウント取ってクレイマンを始末してしまった。

クレイマン処刑にあたって一応他の魔王の了解を取るリムル。ギィがうんと頷いてラミリスがやっちゃえ。足掻くクレイマンは助けて下さいカザリーム様と叫び、ラプラス、君が正しかったと吸い込まれた。
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ギィがリムルを魔王と認め、ラミリスもミリムも納得ずく。でもロイ・ヴァレンタインは下賤なスライムがとか言い出したのでヴェルドラさんがお怒り。そしてロイ・ヴァレンタインが連れて来た従者メイドに向かってミルス、従者の躾がなっとらんぞと文句をつける。ここでミリムが止めに入った。ルミナスは従者のフリしてるんだから黙ってろと。二人して全部バラしてしまったよ。

しょうがないなとルミナスは正体を表してロイ・ヴァレンタインに領地に戻って警備を厳重にしろと命令した。クレイマンがロイ・ヴァレンタインを見て視線を止めたのが気がかりなのだ。と言う事で魔王に化けていたロイ・ヴァレンタインは神聖法皇国ルベリオスへ一足先に帰還。

ここでクレイマンが言い残したカザリームの話。レオンが殺したらしいが、Wikipediaを見たらカザリームがレオンを襲撃して返り討ちに遭ったらしい。クレイマンのみならず中庸道化連のボス。レオンはカザリームの代わりに魔王になった模様。

でもカザリームはそのまま死なずにどこかに憑依してるみたいだ。しかも人間の協力者も居ると思われる。クレイマンを殺した事でリムルはカザリームの恨みを買ったから用心しなくちゃなと言うが、ミリムは呑気。お前の方が強いから大丈夫なのだ。でもそうやって油断して以前はシオン達が一度死ぬ事になっちゃったんだよね。

折角集まったワルプルギスの席上、フレイは魔王の座を下りると言う。自分は魔王として弱すぎる。フレイは自分の民を引き連れてミリムの部下になりたいとの事。そんな話があるのならとカリオンも立ち上がった。自分も魔王の座を下りる。そしてミリムに負けたのだからとカリオンもユーラザニアを引っ連れてミリムの下に。
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でもそれを聞いたリムルが十大魔王じゃなくて8人になっちゃったねと呟く。威厳の問題から名称を放っておくわけには行かない。前回「十大魔王」って決める時も何度もワルプルギスを開催して疲れたのをまたやるのかと気が重い魔王達。

でも名付けの話かと、ヴェルドラさんが、それならリムルが得意だと言ってしまう。確かに凄い数の名付けしたしね。それにまたラミリスも乗るしシオンはリムル様は名付けが得意ですと胸をはっちゃうし。

と言う事でギィが今日魔王になった素晴らしい特権を与えようと切り出したが、すぐに察知したリムルが要りませんとか言うが、ギィに迫られて断りきれなくなってしまった。

空を見上げたリムルさん、星が輝いていて八芒星が思い浮かぶ。そこで八星魔王オクタグラムではどうかと。すかさずミリムが反応した。
これで勝つる!
参考資料
例によってラミリスも同意。

他の魔王も納得したのでこれで決定。
とどめの声は毎回ランガの「わおーん」だな。

その頃、神聖法皇国ルベリオスではルミナスが危惧したとおりにラプラスが忍び込んで「法皇の正体を」と思ったのにヒナタ・サカグチが残ってた。「会長」がおびき出しておく約束だったのに。何しろリムルを殺した相手だからとても敵わないと逃げ出すラプラス。

逃げた先にロイ・ヴァレンタイン出現。この時点ではラプラスはロイが魔王と言う認識みたいだったけど。ロイがワルプルギスでクレイマンがブザマに殺されたと言うのでここでラプラスのスイッチが入った。友達を笑うな。

ロイごときではラプラスに敵わなかった。
でもラプラスは悲しんで笑った。クレイマンの為に。

リムルは何もかも終えてテンペストに帰還。
みんながリムルの帰りを待っている。
参考資料
ホント、通り魔に殺されてスライムに転生した時はこうなるとは思っていなかったよね、元三上さん。

を、to be continuedだ。
続編来て当然だね。
と思ったら劇場版になるんだ。

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精霊幻想記・第12話・最終回

シャルル・アルボーとセリア・クレールの婚姻のパレードに賊が侵入。どこの馬の骨とも知れぬ者に出自のはっきりした精鋭がやられる訳が無いと高を括っていたシャルルだが、全部蹴散らされて挙げ句に自分が踏みつけられてしまった。リオはセリアに短剣を突きつけて周囲を睥睨する。
参考資料

動くな、俺はお前に恨みのある者だ(まあ確かに)。結婚式を台無しにしてやる。

そーですよね、いきなりセリア先生助けに来ましたなんて、セリアとクレール家の事を考えたら言えない。

そして念話でリオはセリアと会話する。アルボー公爵に強要されての結婚なのだろうと。でもセリアは家の為にそうするのが良いと考えたと言うのだ。それはセリア先生の気持ちなのか?そう言われてとうとうセリアはリオに私を攫ってと言う。お墨付きを頂いたので、ここからはセリアを抱っこしての本気の逃走劇。

ただ、セリアの気持ちを確かめる為に随分時間をかけた。だから兵も沢山集まって来ていた。アルフレッドも本腰の奪還作戦を指揮していた。それをシャルルが余計な命令で隊列を乱させたので易々とリオに飛び越されてしまう。アルフレッド、シャルルにあれは何者だと問うと、俺に恨みがあると言っていたと答えるので、それでは心当たりが多すぎる。

リオが屋根伝いに逃げると、グリフォン部隊がそれを追う。流石にグリフォンには速度があり、リオは一旦地上に下りてアイシアにセリアを託し、自分が囮となってグリフォン部隊を引きつけた。セリアが居ないと気づいたグリフォン部隊は容赦なく攻撃。リオは地上に下りて兵士と戦闘。相手を殺さずに戦うのは流石に大変だと思ったところへアルフレッド到着。

下がれ、自分が出るとアルフレッドが一騎打ちでリオと戦う。この時点でアルフレッドはリオが一人も殺していない事に薄々気づいていたのではないか。リオとアルフレッドが剣を交えた姿はやっとOPで出ていた戦いか。アルフレッドはリオに何故本気を出さないと問うが、まあよいこれで終わりだとばかりに魔力を込めた剣戟を食らわせる。あれをまともに食らったら消し飛ぶ筈と言いながら、アルフレッドには手応えが無かった。

セリアはアイシアによって無事に遠くに連れて来て貰って、程なくしてリオが到着。やっと気持ちを隠さない再会が出来た。セリアはこれで人生が終わると暗い気持ちだったのを助け出して貰ったと言う。このあとどうするのと言うセリアの問いに、リオは一生不自由はさせないと答える。
参考資料

ところがここで突然の異変。アイシアが来ると叫んだら光の柱が何本も出現。その「来る」が何か出現する場面になるのかと思ったら、アイシアが助けてあげてと言う。どんどん分からなくなって行くな。

ここでいきなり場面転換。現世の日本から転移されたと思しき三人が賊に攫われかけていた。リオはそこに飛んで来て、ここに落ちていたスマホは何かと聞くが、とぼける賊。しかし助けての声を聞いてリオは容赦なく賊を切り捨てた。

二人を助けて、これだけかと日本語で問うと、日本語が通じる相手と分かった二人は、もう一人があっちにと指差す。その中にはOPで登場していた黒髪ロングの女の子が。女の子は何故か自ら名前は綾瀬美春だと名乗った。この子こそ、リオ=春人が第1話で幼い頃に川崎市の河原町団地で別れる時に絶対守ると告げた子だ。
参考資料

運命の再会。これがサブタイの「運命の再会」かよ!前回でセリア先生との運命の再会をしたのにどうしてその次の回が運命の再会なんだと思ったら、こっちだったとは。

そして物語はここで唐突に終わる。どう見ても第二クールの報せがあるなと思ったのに「ありがとうございました」で締めてしまった。

は?
何だこの最終回。「あのね商法」ですらないではないか。何考えてシリーズ構成したんだ、おかしいだろ。
精霊幻想記、話はまあ普通でもヒロインはセリア先生もラティーファもサヨも可愛かったので良い印象かなと思っていたのに最終回で全てがぶち壊しですよ。

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探偵はもう、死んでいる。・第12話・最終回

君が次に目覚めた時は、と言ってシエスタは君彦と別れた筈だったが、カメレオンとの対決と言う非常事態に渚の中からシエスタが出現。あの例の銃を撃って、もうカメレオンはシエスタを攻撃出来ない筈で、シエスタもそう言うんだけど、カメレオンは構わずシエスタに攻撃してるじゃん。

シエスタさん、君彦に拳銃を渡すのだが、拳銃って最初から全然効いてなかったんじゃかったっけ。だからズルズルカメレオンと戦う事になって、挙句の果てにカメレオンが最終回の悪役よろしく巨大化するし。子安さんが必死でグォーって叫んでるのに、戦いの最中にシエスタと君彦でイチャイチャ会話するんだからカメレオンは怒ってもいい。

そして最後に正面からシエスタと君彦の同時撃ちでどうやらカメレオンは仕留めた模様。
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船の残骸みたいなのが浮かんでいたけど、でもやっぱり船上で助かって良かったでしょうパーティーが行われるみたいだ。表向きは唯が乗客の避難とか誘導したので唯にありがとうな会となるみたい。
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どうやら唯に服を買って貰ってバーの様な所で渚を待つ君彦。あとで渚も来て似たような物を飲むのだが、この二人って未成年の筈なのに雰囲気出してジュースを飲んでるんだな。

君彦は渚に名探偵を続けて貰うのを願う。でも今回とか何も出来ずシエスタが結局は片付けた。今回は渚がシエスタに身体を貸すから君彦を助けて欲しいと、自分の意志で頼んだ。

渚には渚の資質があるのだ。自分では気づいていないけど、人をその気にさせる資質がある。君彦をもう一度助手として動かしたり、唯を動かしたり、そして今回はシエスタを。だから渚は渚で名探偵としてやれる筈だ。

渚は名探偵をやると言う。シエスタに頼まれたのだから。その頼みを聞く条件で今回シエスタが身体を借りた。その条件とは渚と唯とシャルと君彦の4人でSPESを倒して欲しいと言う物。

シエスタが必ずしもしっかり者じゃないと言う話をするのに君彦がベッドで一緒に寝たと言う余計な事を言うものだからアルコールに見えるジュースをぐっと飲み干した渚が今晩部屋に来る?と挑発。その挑発する目にはシエスタの様な青い光も。
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そこで船内放送。
「お客様の中に探偵の方はいらっしゃいませんか」

結局ヘルからどうやって渚に変わったのかは分からなかったな。

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かげきしょうじょ!!・第12話

彩子と紗和の入るグループのオーディション。
彩子はジュリエットを志望したものの、やはり気弱だった。希望者の多いジュリエットなら選ばれなくとも目立たない。確かに4/40だと均等に別れたら1/10。でも絶対偏る筈だから、例えば乳母希望が4人だったりしたら落選3人のうちの1人となる。でもそう言う問題ではなかった。覚醒した愛のジュリエットには到底及ばないと思ってしまった。それをまた薫に発破をかけられた。

思えば今までの自分は地味だった。好きな人が出来ても恋愛はした事が無かった。漫画のオスカル様から始まって、2.5次元のヤン・ウェンリー、そして3次元で親しくしてくれる平山。お昼を食べながら友達が言ってくれる。山田ちゃんは平山とよく話してるよねと。

一方矢野は男をとっかえひっかえしてバンドメンバーの男を一巡してしまったとか。あ、これまさかNTRが来るお膳立てかと思ったけど違う。

平山が矢野に告白したのだ。なのに来る者拒まずだった筈の矢野がお断りしてしまった。雨の激しく降る日、傷心でうずくまっていた平山に彩子は傘を差し伸べた。平山は矢野に告って断られた事を衒いもなく彩子に打ち明ける。そう、平山にとって彩子は気兼ねなく話せる友達なのだ。その頃にはもう雨はあがっていた。川の水は未だ濁っていたけど。
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いつもそうだった。自分が望んだ程にはならない。そんな事を思っていた彩子が紗和に事前に謝りに行く。自分のジュリエットが失敗して迷惑をかけるかもしれないと。他の子にも言って来ると言う彩子を紗和が止める。そんな事を言ってはダメ。何でも思い通りに行かない時がある。じゃあどうしたら。難しいけど簡単。今出来る事を全力でやるのだ。大丈夫、あなたは娘役として全方向から嫌われないタイプ。大丈夫、自信持って。流石、委員長だ。

こうして彩子と紗和のグループのオーディションは始まる。ロミオの台詞の時、彩子は紗和に言われた言葉は他の誰かにも言われたと思い出した。そう、それはあの平山が矢野に断られた後に、屋上で矢野と話した時だ。

矢野は他の女の子の受けが悪い、優しくしてくれるの彩子だけだ、その彩子に嫌われたらおしまいだと思っていた。それなのに彩子が平山を好きなのにOKしちゃったらダメだ。矢野、特に悪気がある子じゃないんだ。流されちゃう子なんだ。それで他の女の子から嫌われて、でも彩子だけは大事にしたい、彩子はあったかいオーラが出てる、みんなから嫌われない子。自分が男だったらつきあいたい、いや女のままでもつきあいたい。

彩子、その時はそんなものなのかと思って流しちゃったけど、矢野はそう言う彩子が好きなのだ。一生友達で居たい、そう言って矢野の目からは涙が出ていた。
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雨上がりの屋上の水たまりは青空を写して美しかった。
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憑き物が落ちた彩子、ロミオの台詞が終わってジュリエットに入ってももうおどおどしていない。一方で紗和のティボルトは鬼気迫るものがあった。その鋭い眼光はさらさに向けられて。それでいて手の動きも細やか。

そしてジュリエットに流れが戻る。ここでジュリエットの歌。小野寺先生は心配していた。彩子は入試の時に自分が見出した才能。公平な目で見ろと言われてもどうしてもそうは行かない。さあ歌の場面、どうしたの、入らないのか?誰もがそう思ったその瞬間、間を入れて彩子が歌い始める。そして小野寺先生は突っ伏す。ああ、自分の目に狂いは無かった。本当に良かった。

彩子のグループが終わって皆が迎え入れる。本来ならジュリエットを争う沢田姉妹ですら良かったよと。これが全方位から嫌われない彩子の特性か。愛はライバルを見る目で見ていたけど。

このあと、沢田姉妹や薫のグループもオーディションを終えてお昼休み。さらさは珍しく一人でお昼をとっていた。スマホを見て紅華に受かった頃の事を思い出して。お祝いのパーティーに来られなかった暁也が翌日別口でさらさを水族館に誘った。支度が早々と出来てしまったさらさは暁也を迎えに行く。

だがそこで聞いてしまう。煌三郎が暁也に話している内容を。煌三郎、頭の回転が速い上に策士だ。さらさの才能を誰よりも分かっていた。助六にはなれないが、紅華がちゃんと合格にした。そして今度は紅華での成長を見守る。でも神戸は遠い。そこでお前暁也がさらさと付き合えと。歌鷗をどうにか出来るのは自分だ。あとは分かるな。

それを聞いたさらさはどう思ったか。暁也の方から好きだとか付き合ってとか言わせてはいけない。それは煌三郎に言われたから口に出した事になってしまう。だからさらさから切り出した。さらさの彼氏になって下さい。
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その過去がさらさにティボルトを演じさせる。
そのグループのロミオは安道だ。

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カノジョも彼女・第12話・最終回

渚が直也が好きになったきっかけとして咲に自分の恥ずかしい過去を語った。要領が悪くて人の何倍も時間をかけないといけなかった。それでどうにかこうにか出来たものの、少し出来た程度でやめていた。でも一番頑張ったのは受験。それは受験の日に直也と咲を見かけたから。

咲が昨晩 徹夜で単語を覚えたと言うが、その話の流れで付き合ってと言う直也。全然話の流れに合ってないと驚く渚。でもこれが直也を認識した最初だった。近くに居た紫乃が小学校の時から毎月言ってるんだと言うのを聞いてさらに驚く。小学校の頃から毎月!全然諦めない。ヤバい人。

でもこれから渚の頭から直也の事が離れなくなった。そして合格発表の日、直也はどうなったかと思ったら咲も直也も合格していたのだ。

ここから渚が頑張った。直也の彼女に相応しい女の子になれる様に。今まで要領が悪くて人一番頑張っても途中で諦めていた渚が、直也の諦めない姿を見て自分も頑張り続けるのだと料理にバイトに頑張った。メガネをコンパクトに変え、髪型も変え。でもきっとあの咲とは付き合うのだろうとは思って、それでもあの告白の日となったのだ。

こんな話を直也に知られたくないと言っていたのに、男湯が隣で話が筒抜けだったのだ。知られてしまった
参考資料

恥ずかしくなって逃げる渚。旅館の中を走っちゃダメですよと思ったけど、そんなものでは済まなかった。旅館を飛び出て、強羅駅の隣の踏切を渡り、坂道を登って行く。それってケーブルカーの隣を登ってますね。

登りながら渚は自分は直也の二番目として咲を支えないとダメだと主張するのと、直也のそんなのじゃダメだと言うのととの説得合戦。何事かと咲もミリカも紫乃も追いかけた。

あくまでも自分が一番を望んで咲が二股を嫌になったらこの関係は終わっちゃうと言う渚と、それをアホだと言う直也。だって常に咲の二番手が一番の幸せと言うのは矛盾していると。そこまで言われて渚の本当の気持ちが出た。

私だって直也くんの一番になりたい!

でもそれは最初に二股させてくれと言った時の約束を果たせない。二人共に幸せにすると言ったのだから。それを咲が嫌がったらと聞く渚に、ここで渚を諦めるなんて事出来ない、何があっても一人にはさせないと抱きしめる直也。

これが渚に響いた。それでも一抹の不安はやはり咲がそれを嫌だと言ったら。直也、その時は何が嫌なのかをしっかり聞いて、二人で毎日土下座して頼もうと。

ここでやっと咲達がタクシーで追いついた。

紫乃が問い詰める。渚は何なのか、どう言う関係なのか。直也に絶対一人にはさせないと言われた渚、やっと二番目と言うのから脱却して私も直也くんの彼女ですと、直也の頬にキスをしながら答えた。
参考資料

咲はこれに対して、自分と本気で争うつもりなのかと渚に問う。渚は勿論と答えた。それに咲は「ならばよし!」と膝を叩いた。信長か。

と言う事でもう紫乃に二股をばらして逃げた。
こうして直也と咲と渚の幸せな二股生活あらためて開始。

渚ちゃん、ミリカと咲に挟まれて影が薄いよなんて思った時もあったけど、最終回のメインヒロインをかっさらう。

でも東京に戻ったら紫乃の家に呼び出されて問い質される。直也にはがっかりした。真面目で一生懸命な人だと思っていたのに二股とはどう言う事なのか。二股の発端を直也が真剣に答える。それで咲に何のメリットがあるのかと言う紫乃の問いに、咲ってば「渚ちゃんのごはん美味しい」って、そりゃ紫乃もがっくりくる。

紫乃は改めて本気で二人を幸せに出来るのかと問い質すが、直也の覚悟はすぐに咲の親に話をするよと迄。驚く紫乃にこの覚悟は咲の大切な友達の紫乃にも認めてもらいたいからだと言う。

立ち尽くす紫乃。咲がそんな事されてたまるかとスマホでキャンセルさせて三人が帰ったあと、紫乃はいい加減なやつかと思ったのにやはり直也は直也だった。でもだからこそ咲以外の彼女なんて絶対ダメ。

友達の彼だと諦めた筈だったのに!
参考資料

あ!
紫乃はミリカみたいに後から好きになるんじゃなくて、最初から好きだったんだ。それが友達の彼だからと諦めていたのにと。そりゃ気づいたらもう直也は小学校の頃からもう咲が好きだって言ってたんだから最初から割り込めなかったんだ。それなのに。

こんな事態になって行くとは。

カノジョも彼女、二股の概念を吹き飛ばすのどかな二股(のどかって言うのか)。
面白かった。続きも見たい。

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白い砂のアクアトープ・第11話

くくるが早起きしてがまがま水族館へ。そんなに頑張るのかと思ったら違った。入口にバリケードを築いて、そしてみんながやって来たら閉館断固反対の立て籠もり。
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気持ちはそうかもしれないけど、これって何も改善しないよ。
空也、子供かよって言うけど高校生は未だ子供。
それにしても回想場面で、おじいが館長を譲り受けた時の約束で施設が維持出来なくなった段階で閉鎖って事だったんだね。おじいの意見は生き物の為にもその方が良いと。

呼んでも電話してもくくるは返事しない。台風も来るから今日は休館にしようとおじい。櫂、そばに居たくても台風の接近で船を陸揚げするとかしなければならない縛りがついてしまう。

くくるは館内で一人で掃除とか給餌とかするが、手が回らなそう。くくるの家ではおばあがお昼の用意をしたが、風花は外を見てこの台風が迫る中、くくるはたった一人で水族館に居るのかと思ったら居ても立っても居られない。立ち上がった瞬間におばあがお弁当を差し出してくれる。流石おばあだよ。

○ー○ー○ー○(セラムン以外でこの表現生まれたか)となって風花は走る。

くくるは餌の作り直しとかしていたが、そこに外から扉を叩く風花。なにしに来たのだとくくるは拒否するが、風花は一緒に立てこもると言うから扉を開けてみたら、風花が外で大変な事に。
参考資料

頼んでないと言うくくるにおばあの弁当を渡したら黙らざるを得ない。頼んでないしと言うくくるを置いて、風花は調餌台の洗浄と除菌へ。やっぱりそうだよね、除菌するんだよね。

勝手に手伝うな、帰れと言うくくる。それを聞かずに風花はどんどん手伝う。台風が接近してどんどん風雨が激しくなる。うどんちゃんも夏凜もてんてこ舞い。沖縄の台風って東京で遭遇する台風とは全然勢力が違うんだろうな体感で。実は子供の時から北海道住まいが長くて大学院で関東に来た時に台風が接近と聞いても「へー台風」とか甘く見て東海道線の中で一晩閉じ込められた経験がある。あの時に関東で遭遇する台風は大変だと思ったけど、さらに凄いのだろう。

くくるは自分が勝手にやってる事だから風花に関係ないと言うが、風花はがまがま水族館を守るのはくくるの夢だよね、だから自分はくくるの力になりたいと言う。でもくくるは相変わらず風花は自分の夢を追えと言う。それは嫌だ、そばにいると風花が言ったタイミングで停電。大変な事になりました。

大きな施設だから停電対策はあるだろうとは思った。案の定自家発電に自動的に切り替わる。でもそれだって燃料が続く限り。7時間しかもたない。

ポンプが再起動してるかとかの見回りで館内へ。そこで風花に雨漏りの水滴が落ちてきた。屋根を修理したばかりだと言うのに雨漏り。バケツで受けなくちゃ。ここからこの水族館の老朽化の姿が次第に鮮明になって行った。この時点ではくくるは未だ修理すれば良いと言っていた。ここは大切な場所。無くなるなんてヤダ。
参考資料

停電が復旧しない時の為に水質変化に弱い生き物から臨時の避難を準備しなくてはならない。もう風花に帰れとか言ってられない。二人で急いで臨時の水槽の準備。氷の袋も準備。海水も準備。水族館で用意する海水って水に塩分を溶かして作るのか。海岸に近い臨海研究所とかは海水を直接出す蛇口とかあるけど。

風で石が飛ばされて入口のガラスを破壊。机を立て掛けて何とか応急処置。でもその程度ではまた飛ばされる。水槽にも危機が。窓ガラスも割れる。配管も壊れる。どんどん壊れていくがまがま水族館。また自分から奪って行くのかと泣き叫ぶくくる。

くくる、ここしかないとかここが無くなったらもうなにもないなんて事はないと抱きかかえる風花。そして今生き物達を助けなくては。

そこにウミやん達がやって来た。風雨が弱まったタイミングでウミやんが車を出してくれたのだ。おじいが次々と指示を出して行く。伝説の飼育員は違う。

夜が明けて来たところで電気が復旧。なんとか生き物達は助かった。

この台風はくくるががまがま水族館を諦める契機となった。施設は限界、それによって生き物を危険な状態にしてしまう。自分の為に器だけ残したって駄目なんだ。

くくる、今まで館長代理お疲れ様

くくるはみんなに自分のわがままに巻き込んでごめんなさいと謝る。そして風花には酷いことも言っちゃったのごめんなさいとも。風花は今までくくるの為ってやってたけど、あれは自分の為だったんだ。それで元気を貰っていたんだ。

閉館を飲まざるを得ないくくる。
参考資料

とうとうくくるも閉館を飲んでがまがま水族館は閉館へ。これで第1クールは終わる訳だけど、第2クールどうするのかなあ。「アクアトープ」ってタイトルだし、原作が「projectティンガーラ」だし、やはりティンガーラでの話になるのか。

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月が導く異世界道中・第11話

巴が血を吐いて倒れる。巴の事は澪に任せて真はリッチと一緒に大爆発のあった方向へ。ところが走ってる途中でリッチは体力が果てて倒れてしまった。走るのに魔力を使わないで回復魔法の為に残してると言うので、リッチなのに回復魔法使えるのかと驚く真。でもここからでも遠方に回復魔法が及ぼせるならすぐにやってとリッチに回復魔法を発動させ真は一人先へ。

先に進むとオークとかホクトとかが倒れて子供が近くで泣いていた。ここには既にリッチの回復魔法が届いていたが、ホクトに生きてる気配が見られない。でもリッチに言わせると未だ死んでないと言う。界しか使えない真はリッチの回復魔法に重ねられなかったが、界に界を重ねればと発動して何とかホクト復活。

だが助かる命と助からない命があった。オークの子供が差し出したのはあの親しく話をしたオーク(ハヤト)のネックレスだった。彼はやられてしまったらしい。
参考資料

爆心地に近づくと意識が浮遊していた。これは死んでしまった証左。唯一門の向こうに飛ばされた冒険者の意識が残っていたのでそれに触ってみたら、その冒険者の記憶が流れ込む。あの冒険者にして娼婦、真に鞄がぶつけられるのから仕込んでいたのか。

さらに爆発した時の記憶も入って来た。あの冒険者達は蜃気楼都市で金になりそうなのを漁っていた。そこをオークの子(トイレに行くって言っていた子)に発見される。うるさい黙れとオークの子は蹴飛ばされ、ハヤトとホクトは廃棄予定だった武具を奪おうとするのを止めていた。あれは危険なのだと。金に目がくらんだ冒険者はハヤトとホクトを斬る。だが、その時に廃棄予定の武具が暴発。分体ちゃんが何とか防ごうとしたものの、ドラウプニルの爆発の方が遥かに大きかった。

なんてことをしやがった、あいつ。
参考資料

ツィーゲに戻った娼婦冒険者。助かった、武器もあると思ったが、そこに真出現。もう目がすわっている。おまえたちはあの時に殺しておけばよかった。斬りかかって来る娼婦冒険者を跳ね返して手を斬り落とす。もう真に容赦は無い。

「さようなら」

サブタイ、ここだったのか。涙は流れるが、この涙はなんなのか。元居た世界では生き物が死ぬと悲しかったからか。それ、忘れていたの?

翌日、ハヤトと分体ちゃんの弔い。
真は後悔に溢れていた。考えが甘かったのだ。

真は平静を装ってはいた。リッチには「識」と言う名前を与える。魔法の知識があるから。そして巴に質問。何故か娼婦冒険者の記憶を読む事が出来た。あれは巴の能力だが何故出来たのか。主従関係で巴の能力が備わるのかと。巴や澪や識の説明では従者の能力は下だから主には行かないと言う。但し、絆が深い信頼しあっている緊急事態などの条件が組み合わさった時に発動するみたい。

それにしても今回は真の様子を見て敵を害する事で亜空の王たる覚悟が出来たのか、一山越えたのかと巴は思ったが、それはちょっと違った、と言うのがあるが、この作品は巴が色々な場面で洞察力を発揮してる。真はその中で動いてると言う感じがある。

今回の件で真は蜃気楼都市の構造を変える。蜃気楼都市は壁で囲んでそれ以外の亜空には出られない様にする。念の為にリザードマンには警備を頼む。これで亜空は保護出来るだろう。

また、廃棄予定の武器などはなるべく早く処分して、防壁も強力にする。その帰りに真はハヤトといつも一緒に居たオークと出会った。今回の件は自分の至らなさですまない事をしたと言うが、彼もハヤトの家族も、亜空に命を捧げるのはなんとも思っていない、謝るよりねぎらいの言葉の方が良いと言ってくれる。

レンブラント商会に行って、例の学園都市の話を改めて済ませる。その時にこの世界の地図を見せてもらうが、ほぼ日本列島。ここまでやってくれたレンブラントにもっとちゃんと自分の事を話しておこうと真は今まで隠してきたことがあると、仮面を取って見せる。でもレンブラントさんも執事さんも呪病にやられたレンブラントの妻子を見てるから大丈夫だと言ってくれた。ただ、あの化け物じみたのと同じ扱いを受けて真はショック。

真はこの世界をもっと知る為に識と学園都市へ向かう事にする。商店を出すついでに。こうして異様に立派な街道を学園都市に向かったが、その時あの女神が「見つけた」と真をどこかの場所に弾き飛ばす。

弾き飛ばされた荒野でいきなり真は襲われる。ソフィアと御剣(みつるぎ)と呼びあった二人に。
参考資料
真、指落とされちゃったよ。

こんな状態で次回最終回なんですけど。

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秋のアニメ新番組

令和3年10月の番組改変に合わせた録画計画メモ
参考資料

曜日 時刻 番組名 開始
23:00 BS11 やくならマグカップも 二番窯 10/4
23:30 BS11 吸血鬼すぐ死ぬ 10/4
24:00 BS11 逆転世界ノ電池少女 10/11
24:30 東京MX 海賊王女 10/4
25:00 東京MX BanG Dream! ガルパ☆ピコ ふぃーばー! 10/11
26:00 テレ東 進化の実 ~知らないうちに勝ち組人生~ 10/4
24:00 テレ東 takt op.Destiny 10/5
25:00 東京MX かぎなど 10/12
23:00 東京MX プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~ 10/6
23:30 東京MX 真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 10/6
24:00 テレ東 古見さんは、コミュ症です。 10/6
24:55 フジ マブラヴ オルタネイティヴ 10/6
25:05 東京MX 世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 10/6
23:30 BS11 サクガン 10/7
24:00 東京MX 白い砂のアクアトープ 継続
25:00 東京MX 180秒で君の耳を幸せにできるか? 10/14
25:28 TBS プラチナエンド 10/7
23:00 BS11 SELECTION PROJECT 10/1
25:05 東京MX 終末のハーレム 10/8
25:38 テレ東 異世界食堂2 10/1
25:53 テレ東 大正オトメ御伽話 10/8
25:25 TBS ブルーピリオド 10/1
25:50 TBS でーじミーツガール 10/1
25:55 TBS 結城友奈は勇者である 大満開の章 10/1
22:00 東京MX 最果てのパラディン 10/9
24:00 BS11 86-エイティシックス- 第2クール 10/2
25:00 BS11 先輩がうざい後輩の話 10/9
26:00 テレ朝 ジャヒー様はくじけない! 継続
10:30 テレ東 ミュークルドリーミーみっくす! 継続
19:00 Eテレ ラブライブ!スーパースター!! 継続
24:00 BS11 無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール 10/3
24:30 東京MX 見える子ちゃん 10/3
25:35 テレ東 月とライカと吸血姫 10/3

継続物とか、分割二期物とか、そっちは期待の大きいのが沢山あるが、新作でサイトをチラ見しただけだとこれはと思うのが無かった。まあ始まってみないと分からないものだけど。

今期もきららアニメ無いかー。

<10月1日 追記>
「逆転世界ノ電池少女」「海賊王女」「BanG Dream! ガルパ☆ピコ ふぃーばー!」「進化の実 ~知らないうちに勝ち組人生~」「かぎなど」「ブルーピリオド」を追加しました。

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転生したらスライムだった件 第2期 第2部・第47話

リムルが死んじゃうと思ったミリムの攻撃を後頭部にまともに受けて痛いで済ますヴェルドラさん。あれ?リムル、いつ暴風竜召喚したんだと思ったら、3X3EYESの続きの最終巻を見たくて自分からやって来たのだ。まあ自分から来られると言っても用があったら呼べと言ってたので矛盾は無いんだけど。

丁度よいタイミングで来たので、リムルはヴェルドラにミリムと遊んでやってくれと頼む。その時にミリムは洗脳されているから傷つけない様にと囁くのだが、ヴェルドラは「いや?」って言いかけるので、これはミリムが実は洗脳されていない説が強まって来た。
参考資料

リムルは自由になったのでランガの方へ手伝いに行く。ランガは自分は大丈夫ではあるが、困った状況だと言うのだ。相手の方を見たらナインヘッドが「タスケテ…タスケテ…」と言っているのだ。クレイマンに操られているのが本意ではないのが見て取れる。

そこでリムルは隣りにいる二匹をランガにおとなしくさせておいてナインヘッドに近づき、ラファエルの解析で支配の呪法と分かる。解呪しますかと言うのでYESで解呪。これでおとなしい金色の狐になった。リムルがよしよしするとランガが嫉妬。

次はベレッタの方と思ってそっちを見たら、ベレッタ座り込んできれいにバラバラにした黒ローブを手入れしていた。あっさり片付けたな。そう言う所がラミリスに似てきたと言われてもお褒めの言葉と取っちゃうベレッタ。そのベレッタからお願い。テンペストにラミリスの居場所が欲しい。そうしたらラミリスに仕える事でリムルにも仕えられると言うのだ。話は分かったが、すぐに場所の確保とか行かないのでお返事はあとで。

その頃ヴェルドラは波動拳とか昇龍拳とかでミリムと遊んでいた。
いつの間に覚えたのか。

黒ローブはベレッタがあっさり片付けたので、つまりシオンは今はクレイマンと対峙している。これがまた、シオンの方が圧倒的でクレイマンが良いように弄ばれていた。自分の攻撃が全く歯が立たないと、小者悪役の定法通りに悪口だけは達者に吐く。

どこかでリムルがクレイマンの肩をポンと叩いて「お前はもう終わりだ」と片付けるかなと思ったが、最早魔王の姿にこだわっていられないと、禍々しい姿クレイジーピエロに変形。あれ?ピエロ?

ここまで来たら全部シオンに任せてクレイマンの小者ぶりを示す流れだなと思った。姿を変えてもシオンにボコボコにされ、リムルからは勝負あったなとの宣告。シオンは片付けてしまってよろしいでしょうかと聞く。

追い詰められたクレイマン、ミリムは何をしてるとミリムの方を見たらミリムはヴェルドラと途方も無い力で遊んでる最中。次はフレイに手伝えと命令するが、フレイさんギィが認めないと入れないからとけんもほろろにお断り。

こうなってはとクレイマンはミリムにこの場の全員を殺せと命令。何て事言い出すんだと思ったリムルだったが、何でそんな事する必要があるのだぁといつものミリムに戻っていた。

戻っていたと言うか、最初からクレイマンに支配されていなかった。これを知ってリムルは驚くし、同じくラミリスとダグリュールとディーノが何だよそれと言う顔をする。ヴェルドラは一目見て分かってたけどね。

それを言われてクレイマンが叫ぶ。あの方から貰った支配の宝珠で操ってカリオンを殺した筈だったのではないかと。あーあ、全部言っちゃった。そしてクレイマンの背後に誰か居るなと確認するリムル。

ミリムはこんなもので自分が操られる訳が無いだろと言い、クレイマンに「あの方」とは誰だと迫る。随分長い間操られていたフリしていたけど、クレイマンはしぶとく尻尾を掴ませなかったんだな。

そして死んだ事にされていたカリオン登場。露骨に怪しいライオン頭の変装がそうだった。驚くリムルにいまさらかよとため息をつくラファエルさん。
参考資料

同じく驚くクレイマンはフレイの報告では死んだと聞いていたのにと叫ぶと、フレイさんまたもけんもほろろにいつから私があなたの味方だと思っていたのかと。これに怒ったクレイマンが外に出ようとしたのでリムルがシオンに命じてクレイマンを斬る。でもそれやっちゃったら「あの方」が分からなくなるのでは?

終わったなとギィ結界を解く。いつから操られていたフリをしていたのかと呻くクレイマン。最初からだと言うが、このミリムがよくもまあクレイマンに気づかれず隠し通せた。カリオンが殺されかける程に熱中したからだけど、ユーラザニアの再建はリムルがクレイマンの魔人を調達してあるし、資金もクレイマンの宝物庫から奪ってあるし。

なにもかも失敗したクレイマン。最期の回想で意外な事実。クレイマンがクレイジーピエロとか言っていたが、元々は中庸道化連の一人で、一番弱いからといたわれていたのだ。ティアとかフットマンとかラプラスにあんなに優しい言葉を貰って。だからクレイマンはいつか三人に追いつきたいと思っていた。そこを神楽坂につけこまれた(回想では見えてる)。

このままでは死ねぬ。この身を代償としてもいいから力を寄越せと叫ぶ。あれ?それを叶えるのがラファエルさん?
参考資料

クレイマンの覚醒がリムルとラファエルの計画どおり。クレイマンが今まで殺してきた人達の魂の残滓を解放する為に覚醒させたらしい。そして今回リムルさんが主人公の力を見せつけなかったなと思ったのは次回最終回で覚醒クレイマンと戦って決着となるのだろう。

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精霊幻想記・第11話

セリア先生がシャルル・アルボーと結婚すると知って驚愕のリオ。リオが居なかった4年の間にベルトラム王国はプロキシア帝国と戦争を行って大敗。アルボー公爵の取りなしによって何とか和平となったが、どうもこの戦争を主導したらしいユグノー公爵家は敗戦でベルトラム王国から脱出して今やベルトラム王国はアルボー公爵の天下。王の権威も失墜。そして政略結婚でシャルル・アルボーとクレール伯爵家のセリアが結ばれると言うのだ。

政略結婚だと言うのまでは分かったが、でもセリアの本当の気持ちはどうなのか。そこでリオはアイシアが行けると言うので王城にセリアが居るかどうかを探ってもらう事にした。

その頃セリアは父とシャルル・アルボーと会食。クレール伯爵、つまりセリアの父はこの結婚を認めている。どうしてこうなったかと言うと、どうもクレール伯爵はユグノー公爵と通じていて国家に対して逆心があるのではと言う噂が流れていたのだ。そんな時にこの政略結婚を持ち出してアルボー公爵と結びついてその噂を払拭と言う事らしい。これ、噂を流したのはシャルル・アルボーなのでは?そしてこんな事を持ち出されたらセリアは嫌とは言えない。伯爵も心の中で「セリアちゃん本当にすまない」と思っている。
参考資料

アイシアの調査でセリアの居場所が判明。ハルト=リオはそちらへ。セリアは部屋の中で一人ため息。机の上の引き出しからハルトから貰った手紙を取り出して最後に会いたかったなと思うセリア。でも明日結婚となるとこれをそのまま大事に持っていられない。リオへの気持ちを断とうと手紙を焼こうとしたその瞬間、リオが部屋に入って来た。

リオと分かってたまらず抱きつくセリア。お互い長く会いたかったので再会を噛みしめる。やぐも地方はどうだったかとつもる話を聞きたいセリアはお茶を入れるねとそちらへ。これ、その後の動揺で茶器を落とす流れかなと思ったけど、そこまでは行かなかった。

シャルル・アルボーと結婚されるんですね?これは先生が望んだ結婚なのでしょうか?
いきなり不躾な質問。

セリアの手が止まる。でもこれは自分が認めた事だと言う。なおも聞こうとしたリオにセリアが声を大きくして言った「じゃあリオが貰ってくれる?どこかに連れて行ってくれて一生暮らしてくれる?」
なーんて、とセリアは誤魔化した。そしてもう帰れと。世話役の人も来るし。さっきまでお茶を淹れて一緒に話そうと言っていたので当然それは無い。

恥ずかしいから式には来ちゃだめ。扉を閉めたら20秒以内に居なくなる事。そしてリオを追い出して数え始めた。むちゃくちゃ無理してるのが見える。そして涙するセリア。
参考資料

言葉の上でのセリアの確証が持てないリオ。でももっと裏の事を知りたいとアイシアを使って調べる事にした。

当日天幕の中でシャルル・アルボーはあのレイス・ヴォルフを迎えて握手していた。こいつと繋がっていたのか。だからプロキシア帝国との和平を結べたんだ。さてはレイスに踊らされているな。

セリアの身支度が出来て純白の花嫁ドレスを見て感激するシャルル・アルボー。そして何を言い出すのかと思ったら自分の妻達を紹介すると言うのだ。はぁ?妻達?正妻のテナシナに任せてシャルル・アルボーは行ってしまった。

テナシナ、自分は正妻なのだと強調して、伯爵家としての身分はあなたの方が上だが、正妻には従ってもらうと言うのだ。これは嫌な側室の立場だね。

そこに侍女からの報告。クリスティーナ第一王女殿下がお越し。第一王女殿下とあっては直ちにお会いするしかない。やって来たクリスティーナは「恩師」セリアとだけ話がしたいとテナシナ達を下がらせた。「恩師」を使ったら仕方ないね。

セリアとクリスティーナのお久しぶりの歓談。クリスティーナもセリアの顔色がよくなったと言う。誰もがそう思うほどにセリアの顔色が悪かったのだ。ここで驚きの事実発覚。フローラ第二王女はユグノー公爵によって国外に連れ出されたと言うのだ。ありゃ、これはいざと言う時に奉じる王族をさらったのか。フローラも酷い目に遭ってる。

王家の権威失墜がセリアにまで及んで申し訳ないとクリスティーナは謝る。セリア先生から笑顔を奪ってしまった。
そうだよね、CMでも出て来るこの笑顔は最高なのに。
参考資料

そしてクリスティーナはもしセリア先生が笑顔を取り戻す機会があったら全力で手伝うと言うのだ。これってリオがセリアを奪いに来る時に何かする伏線かな。

結婚式のパレード開始。庶民は何も知らないから貴族様の華麗な行列に歓声を送るだけ。
白銀の花嫁万歳!

この頃、アイシアの調査でリオは今回の結婚の裏側を知った模様。アイシアは念話でセリアにリオが来てるのを教えた。民衆の中にリオを認めたセリア、こんな姿見られたくなかったと泣く。顔を再び上げた時にはもうリオの姿は無かった。

私は人形、とまた自分に言い聞かせたその時、リオが迫る。

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舞台探訪・ヤマノススメ Next Summit PV の日和田山

ヤマノススメ Next SummitのPVが公開され、日和田山、カヌー工房、高尾山が登場するのが判明してるのが分かります。原作で言うとおそらく六十三合目(日和田山)、八十一合目(カヌー工房)、六十五合目(高尾山)と思われます。カヌー工房の絵には原作六十六合目のひかりと天覧山へ行った時のエピソードがこちらに入れられた感じがあります。

既に飯能市街の巡礼はされているみたいですが、私は日和田山に行って来ました。

ここは日和田山麓の駐車場から登り始めてすぐの場所。
参考資料
参考資料

原作では金刀比羅神社の前の鳥居の所で初日の出を拝みますが、アニメではそこからさらに日和田山山頂へ向かいます。
みんなの背後に見えている赤茶色の屋根は金刀比羅神社の社殿の屋根です。
参考資料
参考資料

日和田山山頂に到着して初日の出を拝みます。
隣に立ってるのは宝篋印塔です。
参考資料
参考資料 PVよりもちょっとだけ全体に近い姿が見える様にしました。

初日の出。
参考資料
参考資料 この写真だけは今年の7月31日に撮ってあったものです。
昨日はハイキング客が多くて多くて。
麓の駐車場は満車でした。天気悪かったのに。
7月31日は夏真っ盛りで灼熱地獄だったので誰も居なかったのです。

さて、素晴らしいアニメの絵なのに申し訳ありませんが、日和田山山頂での初日の出はこの方向には出ません。宝篋印塔の台座にスマホのコンパスを置いて今年の1月1日の初日の出の方角である118度を指してみました。台座の一辺とは45度近い違いがあります。つまり宝篋印塔の向いてる方向よりもっとずっと右から初日の出が登って来ます。
参考資料

そんな事は置いておいて、ヤマノススメ Next Summit楽しみですね。
PVで判明した話以外何が採用されるのでしょうか。

また、初日の出の話はシリーズのどの辺りで出るのでしょうか。頂上から初日の出を見ると言うのは次の頂きを目指す、つまりNext Summitに相応しい絵でもあるので場合によっては最終回かもしれません。でも商業的に最終回をPVで見せちゃうかと言うとそれは無いかなとも思います。とにかく想像の種は尽きません。

この舞台探訪のヤマレコの山行記録

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探偵はもう、死んでいる。・第11話

カメレオンに渚を掴まれてにっちもさっちも行かない状態だった君彦だったが、突如渚は自分より先には死なない約束なんだーと言ったかと思ったら銃でカメレオンの尻尾を撃ち抜いて渚は海へ落下。

そこにご都合よく唯がボートにマットを乗せて来て受け止めた。ご都合よく。
参考資料
唯はあの魔眼があるので全てをお見通しだったから渚を受け止めに来たと言うのはまあ分かる。でもあんな走行するボートであんな狭いマットのど真ん中に落下する渚を受け止めるとはどこまでタイミングを見計らっているのか。一度海に落ちてもすぐに救い上げるなら分かるんだけど。

唯がボートで来たと言う事は乗客の避難は全部終わったと言う事を意味していた。だからもうこの船には君彦とカメレオンしか居ない。おのれよくもやってくれたなと言うカメレオンではあるが、生身でカメレオンと君彦が対決したらそりゃ普通はカメレオンが勝つ。お前を殺したあとであの魔眼を持つヤツと心臓を持つヤツをたっぷりいたぶって殺してやるとお喋りが過ぎる程に君彦を煽るカメレオン。

ここで唐突に回想。シエスタは探偵と言うよりエージェントだと言う君彦に、シエスタは探偵だよ、依頼された人の望みをかなえてるんだからと言う風を見せていたのを思い出す。だから探偵なのだと。

君彦の銃弾は全部払い除けられて遂には弾切れ。万策尽きたと言うところでヘリの音。加瀬の操縦でシャルが来たのだ。最初に登場しておいて騒ぎが起きて以来まったく姿を現さないでどうしたんだシャルと思っていたが、ヘリを準備していた様だ。どうやって乗ったのか知らないけど。

上空からカメレオンに銃撃するシャル。さらにはバルカン砲まで。そして君彦にお前は嫌いだがマアムに選ばれたのはあなた。だから選ばれた君彦を認めざるを得ない。今度は二人でこのミッションを成功させるわよ!と、あんな上空でしかもバルカン砲を撃ちながら君彦と会話出来るシャルさん。念話かな。

カメレオンだって黙っていない。舌を伸ばしてヘリを突いた。これで撃墜されちゃうの?と思ったら燃料が漏れるだけで済む。ところがこのすきにカメレオンは姿を消す。どうやってカメレオンを見つけるかと思案した君彦は、甲板にぶちまけられたヘリの燃料を見て口に手を当てる仕草をする。それを見たシャルが気がつく。加瀬からライターを受け取って投げ捨てた。甲板は一面火の海。

カメレオンは「あーつーいーしぬー」の声とととも出現。撃たれて落ちたカメレオンの鋭利な尻尾で君彦が吶喊。シャルが狙いを定めたが、場所を変えると言ったカメレオンが甲板を壊してカメレオンと君彦は落下。
参考資料
一面は火の海だった甲板。

落下した君彦はシエスタと別れる時の場面を思い出した。やけにリボンにこだわっていたなと思ったらあのリボンは大事な小道具。ヘルとの対決の最後でヘルはシエスタの心臓を取り込んだと思ったらシエスタに逆に乗っ取られた。最後の時間にシエスタは君彦に後のことを託す。自分はここで肉体を失うが、これはこの事件の最初から考えていた事。これしかなかった。ヘル=アリシアのアリシアはリボンをつけて学校へ行きたかった。それをかなえる為にこうしたのだ。ここで最初の突然の回想を回収。依頼人の気持ちをかなえるのが探偵なのだと。
参考資料

この身体はアリシアに戻る筈だ。その時にアリシアとともにSPESを倒してほしい。花粉の麻薬で気を失いかける君彦。副作用で一部の記憶が失われるかもねと言うアリシア。ああそうですか、これで渚がアリシアの心臓を移植したんだと言った時にこのヘルとの事件を忘れていたのか。

これで大まかな流れの辻褄は合った。でもアリシアがどう育ったら渚になるのかは分からない。ヘルとの融合で変わっちゃったのか。でも渚の家庭ってどうだったんだろう。ヘル+シエスタ→アリシア→渚の最後の変形が分からない。

これが済んでやっと気がついたカメレオンさん。あれだけ君彦より丈夫そうな身体で今まで動けなかったんですね。そのカメレオンに肉弾戦を挑もうとした君彦にバカか君はとあの銃弾を撃った渚。でもその顔はシエスタ。

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かげきしょうじょ!!・第11話

紅華歌劇音楽学校の文化祭は本科生の集大成の歌劇が行われる。その合間に予科生のコーラスなどが入る。今回、その予科生の枠が少し広げられて寸劇も入ると言う噂が流れた。うーわさうわさ。この噂は予科生にも流れて安道の演劇の授業の時にみんなの熱い視線が注がれるが、教科書開いてーの声に教室内が大きな落胆で包まれた。

仕方ないなと、安道はその噂は本当だと説明をはじめた。文化祭初日に予科生に10分の寸劇と5分のコーラスが与えられた。だが10分間の寸劇で全員が出られる訳が無い。出られるのは予科生40人の中の4人。4/40だ。内容はあの実技でやったロミオとジュリエット。前回と同じく、ロミオ、ジュリエット、ティボルト、乳母の4人。

配役は誰が決めるのか。それはオーディション。投票は自分達がする。自分以外の良いと思った者の名前を投票する。恨みっこなし。

風呂に入りながらいつものメンバーが何をやりたいか語り合っていた。紗和が今度はティボルトもやってみたい、星のティボルトに萌えたと言うと、薫がそんな甘い理由なのかと言う。これはチャンスなのだ。この先、上層部が配役を決める。お客様も誰が何に合っているか期待する。だから確実にそれを掴んで行かねばならない。薫はここでロミオを演じ、そして上へ昇っていくのだと宣言。
参考資料

彩子が例によって弱音を吐くと薫が例によってそれを糾弾。沢田姉妹が言い過ぎだよ、誰もが上を目指す訳じゃないんだから、でも私は上を目指すけどね!と。これには彩子とて私だって上を目指すんだと言う流れに。

その時、さらさがさっさと湯から上がる。モタモタと湯に浸かっている暇などないのだと。煽るなあ。

とは言えさらさは迷っていた。ティボルトだろうかロミオだろうか。ティボルトは前回の実習の時に安道からダメ出しをされていた。星のコピーでしかないと。それは皆も見ていた訳で、そのイメージが残って投票に不利。愛はさらさはロミオが良いと言う。何故ならロミオはあまり考えずにジュリエットをひたすらに愛する。対してティボルトは複雑な役。それってさらさが単純と言う意味?それはおいておいて←否定しない。

愛はまた見てみたい。あのはじめて授業として舞台を見に行った帰りに見せたさらさのロミオを。確かにさらさは太陽のイメージで、それはロミオの方が合ってると思う。

愛の言う事には納得感があった。

愛は聖から噂は本当だったんだ、奈良田さんはジュリエットだよねと言われたが、表情が硬いからジュリエットより乳母だと答えると、聖は言下にそれを否定する。バカじゃない。今は未だ有象無象の100期生の中でお客様が観たいのは元JPXの奈良田愛ただ一人。

でもそれは実力ではないと言う愛に、実力なんて後からどうにでもなる。でも持って生まれた美しさはそうは行かない。愛は既に他の誰よりも先にスタートラインを持ってる。そこから全力疾走で駆け抜けてトップを狙えばよいのだと。

愛からああ言われたものの、未だ悩んでいるさらさに暁也から電話。SNSで悩んでるのを書いたらしい。暁也は後悔しない方を選んだら良いと言うが、じゃあロミオと思ったさらさに、言い方が違ったと暁也はやりたいのをやれば良いと言い直した。ロミオが良いと言われたのに迷ってるんでしょ。それはそう言う事なのだと。

こうしてオーディションエントリーの日。各々が黒板の希望の配役の所に名前を書いて行く。沢田姉妹は勿論ジュリエット。彩子もジュリエットを選んだ。そして愛も。紗和はティボルトを選んだ。それを見てホッとする薫。そしてさらさの番。ティボルトを選んだ。リベンジだと。

さらさは紗和にお互い頑張りましょうと手を差し出すものの、紗和は握手はしない。紅華歌劇団は団結の美しさがあるが、今回ばかりは違う。紗和が本気出した。その陰で愛は先ず台本に読みがなをつける所からはじめた。

ティボルトを選んだものの、さらさ独自のティボルト像に悩む。基本形から様々なバリエーションを愛にやって見せるものの、セリフは変えちゃダメ。オリジナリティを求めてセリフまで変えちゃう。そのさらさに個性を押し付けるのは良くない、その役がどんな役なのかを先ず確定しなくちゃいけない。個性はその上で役者から滲み出る。

金言いただきましたと言うさらさに、自分もある人から聞いたのだと言う。実は愛が幼い頃にTVを見ていた愛の母が言ったのだ。そこに出ていた役者が私が私がと言うのが鼻につくと。こう言う女優はすぐに飽きられる。

ティボルトは朝どうやって始まるか。死ぬ時どんな気持ちなのか。

なるほどと思ったさらさ。一体これを誰から聞いたのかと聞くと、愛は「女優さん」と答えた。「女優さん」なのだ、母は。あんな事件を起こしたからね。

こうして各々の練習が始まる。さらさ、掃除の最中にやるものだから、リサが何事かと思ったけど、ティボルトの練習と知ってサボるなと。

オーディションが翌日だと言うのにさらさは未だティボルトの気持ちを掴んでいなかった。思い返せばさらさは人を恨んだりした事が無いと言うのだ。ところがTVに暁也が映っているのを見て思い出した。

あの「お前は絶対助六にはなれない」と言われて稽古に行かなくなってからの日。建じいは怒ったものの、子供同士が遊ぶのはそれはそれで勧めていた。だが、稽古の時間が来て暁也が帰ってしまうとさらさは不満を漏らす。そして言ってしまった。暁也は怪我して稽古出来なくなればよいのに。

すかさず建じいが激しい剣幕で怒る。そんな事を言うもんじゃない。それは全部自分に跳ね返ってくるのだと。
参考資料

あの時思ったのだ。自分が絶対なれないものに当たり前の様になれる暁也に妬みを持ったのだ。そんな時があったのだ。

こうして始まるオーディション。安道の他に4人の先生が審査に参加して票を入れるという。これを予想していなかった生徒達が怯む。

そしてランダムに選んだ四つの配役の候補が前に立って劇をする。最初のグループに愛が入った。まずはロミオの上田真奈美のセリフから。上田はセリフをミスって一度やり直し。みんな不意打ちでガチガチになっていたが、愛だけがいつもの表情。流石JPXで舞台を踏んでいるだけの事はあると皆は言うが、さらさはいつもと違うと見抜いていた。

ロミオのセリフが終わったらジュリエットのセリフ。愛はさらさにドヤ顔で役に寄り添えと言ったのに、恋とは何なのか分からない愛こそが寄り添えませんでした。
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そうこうするうちにジュリエットの番が迫っている。その時だった、あのオタさんの事件の時のさらさを。そしてロミオのさらさを。そしてさらさと友達になりたいと焦がれたではないか。焦がれる気持ちが分かった愛。

愛のジュリエットが弾ける。
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沢田姉妹が感動したよと愛に言葉をかけていたが、愛はあっちの世界へオーバーヒートしていた。さらさのポンと叩く手で戻って来る愛。おかえりなさい、愛。

化粧室でまたも愛の演技に気圧されしたよと言う彩子。そしてまたも薫が言う。いい加減にして欲しい。この期に及んで、誰もが思っても口に出さないのだ。そう、それは薫も入るって事だ。

次のグループは彩子がジュリエット、紗和がティボルトだ。
これあと二回でどう話を区切ってまとめるんだ。

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カノジョも彼女・第11話

メチャメチャ誘惑してやるぞと言ったので裸になって胸を触らせるとかそう言う事するのかと思ったら、そう言うのはつきあってからだとミリカは言う。でもキスはいいのかと言われてあれは例外。それよりキスしてドキドキしただろうと、ミリカは自分がそうだから直也もそうだろうと聞いたのに、直也はびっくりしただけだった。

もっとちゃんとした所から初めなくちゃと思ったミリカは直也に話をしようと言う。でも渚がああやって出て行ったので渚が心配だからと行こうとする。それを引き止めるミリカに5分で良いかと。仕方なくそれを飲んだミリカ。

と言う事で、風呂に入りながら(直也は服を着たまま)ミリカと直也のお話。何が好きなのかとか、夢は何かなのかと。ミリカの夢、高校生らしくていい。暇な時何してると聞かれて直也はミリカのチャンネルを見てると言う。面白いから。直也、素でミリカの大事な物を挙げてくるんだから、そりゃミリカ喜ぶよ。
参考資料
ミリカが一番可愛げがあるなあ。

そんな話をしてる間にもう5分。ミリカ結構諦め良い。話が出来て嬉しいって満足したしね。でも立ち上がってタオルが落ちてしまって全部見られちゃったからさっさと行けと直也を追い出す。

直也、あっさりと塀に登ってまた瓦の上を走る。ところが足が滑って女湯へ落下。そこに紫乃が入って来た。女湯に入ってるなんて変態と叫んだ紫乃ではあったが、これは良い機会。友達が二股されているのを見過ごす事は出来ないから、この機会に直也に問い質したい。

向井君、あなた二股してるの?!
バレる訳には行かないと思う直也ではあったが、こいつにうまい嘘をつける訳がない。二股だろうと本人が納得してるなら良いのではと話をずらそうとしたが、紫乃は咲に関してはダメだと言う。何故ならアホだから。

全力で頼まれたら二股を飲んでしまいそう。確かにそうだった。
続けて紫乃は二股のデメリットを列挙。ああまあ確かにちゃんとした親族とかの繋がりじゃないと手術の同意書にサイン出来ないんだよね。私は大分離れた親族にサインして貰ったよ。

言葉が返せなくなった直也、二股してるんでしょと再度問い詰められるともう逃げるしかない。塀によじ登って逃げようとしたのを紫乃がズボンを掴んで引っ張る。ああ、いかにもズボンが脱げそうな。力いっぱい引っ張る紫乃のタオルが落ちそう。それを直也が指摘したが、ここで紫乃は力を緩めない。どうせ見られて減るものじゃないし、咲より無いし、って、え?あの渚とかより無いのを気にしてる咲よりさらに無いの?

力を入れて引っ張って直也落下。そこに咲と渚が入って来た。
「完全に入ってる!」
参考資料
咲の入ってる発言。

ミリカにキスを奪われて友達に寝取られた!これで紫乃にもキスの件がバレる訳だが、この混沌とした事態を収拾したのはまたも渚の写真。完全に入ってる写真を撮って今度は紫乃を脅す。そう言われて立ち上がったら紫乃が完全に見えちゃう。見られて逃げる紫乃。

事がなんとか収まったので渚はミリカの部屋に帰ると言い出した。でも直也と咲は一緒に来たのにと言うが、渚は大丈夫だと微笑んだ。
参考資料

直也が気づく。今日の渚は何かおかしい。そう言われて咲はあの約束のせいなのかと。その弁解として渚はこうした方が良いのだと。後から咲と直也の間に入った自分がぐいぐい入って咲が二股関係が嫌になったら今の状態が続けられない。今の状態が好きなんだ。

いい話したのに、直也がそれじゃダメだ!また話を面倒くさくした。でもここは他の女性客が風呂に入って来たおかげで直也はこれ以上居られなくなって、一旦収まる。

直也の方は収まったけど、咲だって納得出来ない。どうしてここまでするのか。そこで二人で湯に浸かりながら渚の物語。小さい頃から要領が悪くて、何でも人の何倍も時間をかけないとダメだった。勉強もそうだし、逆上がりも毎日一時間やって三ヶ月かかった。いや、大丈夫だよ渚ちゃん。ここに小学校時代に一度も逆上がり出来なかった人間が居るから(中学校以降でやった事ないから分からないけど多分今もダメ)。

そんな渚が高校受験で運命の出会いを迎えた。
あれ?ここで今回終わり?
そして次回はもう最終回。

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白い砂のアクアトープ・第10話

櫂は幼い頃に泣いて震えるくくるの背中を見ても何もしてやれなかった。何の場面だろうか。やはりくくるが両親を亡くした時だろうか。
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そして今。くくるが背を向けて見ているのはカレンダー。もう8月末まで一週間になってしまった。がまがま水族館存続の道は今尚見えていない。

それにしても櫂は確か漁に出るのが無いから手伝いに来てるとか言っていたと思うけど、出てるよね。早朝に一度漁に出てから。

もっとも今の状態では閉館待ったなしで、空也もうっかりそれを前提にした事を口走ってしまうし。くくるは一発逆転の何かを求めている。一発逆転に望みをかける様になるとそろそろ危ない。

一発逆転を賭けてカメーでうどんちゃんのお母さんに占いして貰おうとくくるは風花を誘う。風花の表情が浮かないなと思ってたが、あのルカからの電話はJPXの映画を撮るにあたって若手注目監督が風花を採用したいと言ってきたと言う連絡だった。ああどうかな。一見これはって話だけど、そう言うのって行ってみたらこんな筈じゃなかったと言うのが多いから。でも風花は迷うよね。お返事の期限は夏休みが終わるまで。

カメーに相談へ。この日はもう一日経っていて一週間を切ってしまっていた。占いの結果は今は迷いの時期。焦って新しい事に手を出すと裏目に出る。ダメじゃん。占いの場にあった2004.7.7ってくくるの誕生日かな。さつきのアドバイスは今は自分に何が出来るのかを見慣れた景色を見直せとの事。

これを言われてくくるが思い出したのは水槽の幻。水槽の前で見る幻。うどんちゃんは食いついて来たが、夏凜は流石にそれで観光協会が宣伝する訳には行かないと言う。

やはり櫂は無理してる。家に帰ったら早々に寝てしまって真帆からはくくるの為に無理しちゃってと言われた。くくるより風花と付き合っちゃえと言われて、風花は夏休みが終わったら岩手に帰るんだぞと言われた真帆はここで風花が居なくなっちゃうと言うのを知る。

風花が居なくなると言うのは、もっと切実で、風花の気持ちが虚ろなのをくくるが気がついて聞いてみたら映画の主役にしたいと言う監督が居るのだと明かした。くくる動揺。だってもしがまがま水族館が続いても風花はいなくなっちゃうかもしれない。

焦ったくくるが占いで裏目に出ると言われていたのにやってしまった。gamasui_officialのアカウントで例の水槽の幻の「奇跡体験イベント」を計画中と書いてしまった。それを前提見た夏凜、流石にこれはまずい。バズってないのが不幸中の幸い。
参考資料

公式で奇跡体験イベントとぶちあげてしまったので、幻を確実に見られる実験をしなくちゃと実験に付き合う人を思い浮かべるくくる。うどんちゃん、夏凜と思い浮かべて、風花で止まるのは良いとして、目の前に出て来るまで思い出して貰えない櫂君。

この夜は櫂を誘って幻を体験する実験。でもわざわざ頑張ると出ないんじゃないかな。そしてやはり幻は出て来ない。帰りがけ、風花も居なくなっちゃうし、生き物たちも移管先へバラバラになっちゃう。

あいつの背中、また震えていた。
参考資料
(また何もしてやれなかった。)

家に帰ったくくるにおじいが言う。年の功か、例の奇跡体験イベントの事で全然問い詰める言い方じゃない。でもがまがま水族館はそう言うのが無くても素敵な所でしょうと。

そう言われてもくくるはがまがまを無くしたくない。それをおばあが風花に教えてくれる。両親を亡くした頃に家に帰るんだと泣くくくる。そんなくくるを癒やしてくれたのががまがま水族館だった。だからくくるにとっては特別なのだ。

それを聞いて自分は今何がしたいのかと振り返る風花。ここで一杯元気を貰っていたのに、自分はどうしたらいいのか(映画に出て良いのか)。

くくるに今回も声をかけられなかった櫂は未だ水族館に居た。水槽の前であの時も今も何もしてやれなかったと。そう言う悩みを抱えた時にアレは出現する。水に包まれた感覚の中で幼いくくるが泣いて外に飛び出したあの日に戻る。震えている背中を見て立ち尽くす幼い自分に櫂は背中を押してやった。行け!泣きじゃくるくくるに幼い櫂は魚を差し出した。
参考資料

見えていた、幻。でも家を飛び出して水族館に戻ったくくるは櫂の様子を見てもしかしたら見えていたのかと問うが、櫂は見えていたとは言えない。その代わりにくくるの気持ちをぶつける相手になってやる。それが今の櫂に出来ること。

思い直したくくるが公式アカウントで奇跡体験イベントは中止と書き込んだ。

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月が導く異世界道中・第9話

真との手繋ぎを僅か31秒で邪魔されて澪が怒り心頭。余計な冒険者も居るし、そこに精霊みたいなのに襲われたから困った真が巴に相談したら、まず澪の大好物を食べさせろと、そして余計な冒険者は蜃気楼都市へ飛ばしてしまえと言われた。

と言う事で冒険者は蜃気楼都市へご案内。澪には自分の血を舐めさせて落ち着かせる。普通に2対2で向き合ったらどうと言う事もなく、澪の闇魔法で相手の魔力を吸い取って魔法をキャンセル。うぉまぶしのすきに相手の弓や杖を破壊して蜘蛛の糸で拘束。

これでやっと話が出来る様になって自分は商人だから取引をしたくて来たと言うと、村へ連れて行ってくれる事になった。二人の名前はアクアとエリス。いや、スポーツ飲料どころかこのすばな女神様じゃないか。
参考資料

こうして森鬼ヴィレッジに到着。こう言う所へ到着するといつもどおりに長老とご面会。四人の長老が居てその代表はニルギストリと言った。彼はエルフではなくて森鬼を自称している。長老達は順番に喋って、エルフは森の力で生きるが我々は知る事で森を管理するからエルフとは別種であると主張した。

そこへ面倒くさそうなのが入って来た。ニルギストリの息子でアドノウと言う。彼に言わせれば森鬼を自称してもエルフの祖だから違いを殊更に言い立てても仕方ないと言うのだ。それだけ告げて退出。こいつ、何しに来た。顔見せだけか。仰々しく登場したからこの後かなり関係しそうだと思ったのに。

長老達との話も終わり、滞在先の家に入ってから、アクアとエリスは自分達の師匠を紹介したいと言い出した。これも面倒な事になりそうと思ったらやはり面倒くさそうな奴が壁をぶち壊して入って来た。あれ?CVが大塚明夫さん?

師匠と言われるモンド、アクアとエリスを倒したのかと握手を求める。嫌だなと思った真だが、断っては失礼だと握手。握手で何か画策したみたいだけど、何かが起きる前に澪が32秒も手を握ったと怒ってモンドをぶっ飛ばす。

二人も変なのが登場したので真は澪に情報収集を頼んだ。澪はビデオで見たスパイですねと喜んで探りに行く。モンドの方は何かに憑かれている。アドノウの方は魔族と通信。

宴が始まる。真は澪に巴と交代してくれと頼んだからその場に澪は居ないのだが、森鬼達は不審に思わなかったのだろうか。そして遠くでアドノウとモンドが何か言い合ってると思ったら、モンドがアドノウの首を掴んで殺しちゃったよ。そして出現する黒マントのドクロさん。

周囲は驚き怯えるが、真がその黒マントドクロの方へ。おまえは知識の探求に溺れて不死のリッチになったのだなと大体の正体を見抜く。アドノウは殺したけどモンドの方は気絶してるだけって、あれだけの雰囲気だしておいてアドノウはもう退場。モンドは死んではいないけど、大塚明夫さんまで起用しておいてここで終わり?

リッチは我が知識の糧となれと真に状態異常攻撃をかけたが、それは真に吸収されてしまう。巴も到着して取り敢えずリッチは収納。この様子に驚いた長老達がかけつけて何をした、宴にかこつけて極刑に処す筈だったのにと。酷いな。だったらやはり澪が居ない時点で怪しむべきだったんじゃ、長老達。

このニルギストリを見て巴が気がつく。久しいな。実ははるか以前に蜃だった頃の巴とこのニルギストリは会っていた。そして結界の術を蜃に乞うていた。蜃と気がついてニルギストリ達は平伏。

亜空に戻ってリッチを尋問。リッチはグラントになりたくて森鬼に取り憑いていたと言う。グラントとは人種よりも上位の種。真はリッチが魔術を極めようとしていたのを知って、良かったら魔導書か何かをもらえないかと言う。何しろ自分は知り合いのオークから貰った紙切れ一枚しか持ってないのだからと。それってリッチをあっさり倒した人が魔導書をくれと言う相手に頼む言葉じゃない。単なる追い打ち。
参考資料

巴の見立てではリッチがグラントを求めたのは、別の世界と自在に行き来出来る者になりたかったのだろうと見抜く。だがそれは間違い。別の世界と自在に行き来は出来ない。たまたまそれが出来た者がグラントと言われただけで、それが出来る確率は一割程度。真は元の世界へ行く手段がと思ったのに、それは残念にも叶わなかった。

自分の存在意義が失われてうなだれるリッチ。だったら真の従者になれば良いと言われる。魔法の知識はこれまで随分溜めたから真の役に立つ。と言う事で契約に入るものの、あまりに能力差があって、巴や澪の時はそれでも何とかなったものの、そのままだと真に吸収されるだけ。そんなの嫌だと言う澪達の考えで、真の魔力を弱めて魔力を溜めた指輪を貸して上げ底にして漸く従者契約が成立。

契約が成立して巴や澪みたいに人型になったんだが、やっぱり男のままだったか。

と、その時、突如巴が血を流して倒れる。
参考資料
ありゃ、これは分体ちゃんに何かあったか。
あの冒険者達が不届きな事をしたのでは。

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転生したらスライムだった件 第2期 第2部・第46話

レインから出席魔王の紹介
ギィ
ラミリス
ミリム
ダグリュール(巨人)
ロイ・ヴァレンタイン(ヴァンパイア)
ディーノ(居眠り)
フレイ(ハーピー)
クレイマン
レオン(元人間)
リムル(スライム)
の順。古参の順かな。

ワルプルギスを招集したクレイマンの長い演説開始。大意はリムルが不届きな事をしたから成敗しましょうと言う内容。

筋書きはカリオンがリムルを唆して魔王になる様にしむける。クレイマンの説明では黒幕がカリオンで、カリオンはファルムス王国も唆してテンペストに侵攻、一方リムルにも手を貸してファルムスを破って魔王にした。これ、カリオンにどんな得があるの?

この情報は我が配下のミウランが集めたが、そのミウランはリムルに殺された。ああ、なんと言う事だろう、と嘆くクレイマン。

ともかくこう言うカリオンの動きに怒ったミリムがユーラザニアを攻撃してカリオンはその時に死亡。どうしてここでミリムがここまで怒るの?一応ミリムはクレイマンの事を思ってやったと言うけど。

クレイマンだっけ、お前、嘘つきだな。
リムルの反論。
参考資料

リムルの反論は我々がこれまで見てきた通りの内容。ミウランだって生きてるよ。と言う事でリムルによる記録映像の放映。ヤムザがクレイマンによってカリュブディスにさせられた場面とか、中庸道化連のフットマンとティアがクレイマンの軍勢は壊滅しちゃってあの方の言う通りにしておけばよかった場面とか。ここで「あの方」が出たのでリムルはクレイマンのさらに裏に誰か居ると感じた。

でも何でもありの魔王の力があると、この映像だって作れるんじゃないかと思う。そこをクレイマンが突いてデタラメだと言うけど、声が泳いじゃってるからねえ。

クレイマンが大声でこのスライムははったりでこうやって魔王になった、魔王の地位を汚すのは許せませんよねと言うけど、ダグリュールさんがカリオンとリムルの行いの矛盾点を突くとまたもや動揺。なんて小者なんだ。

この様な者に魔王を名乗らせていれば我らの格が落ちる。粛清しましょう!

なんて叫んでも、リムルが言うとおりに証拠が全然出て来ない。こう言う人、居るんだよね。とある場所で新型コロナウイルスで変な事を言っていた人にそうじゃないって説明したんだけど、その後ずっと自分が思ってる事しか言わなくて何一つその主張の根拠になる情報を出さない。それが延々と続く。話にならないとはこの事かと思った。

円卓を消したリムルにこんな暴挙が許されるのかと言うクレイマンだが、暴挙と言うのなら演説しながら自分に対して精神支配をしようとしていたのはありなのか、ワルプルギスでそれはありなのかと責めるリムル。

筆頭魔王のギィさんがそれはダメだと。この場では自分の言葉で主張せねばならぬと言う。

これは俺とおまえの問題だと言うリムル。ギィはそのとおりだと言って二人で対決してみせろ、この見届人の前でクレイマンを倒したら魔王を名乗る事を許そうと言う。これで両者の対決開始。

でもクレイマンはミリムを動員。流石にこれはヤバい。ミリムはギィと並ぶ最強魔王。ギィはミリムが「自分の意志で君を手伝うなら止めない」と許した。この時点でリムルはミリムがクレイマンに洗脳されていると考えているので、ここでミリムを助けなくてはと思った。

クレイマンにはシオンが殴打。あっさりぶっ飛ばされるも、魔王だけあってすぐさま回復して五本指を呼び出した。さっきまで抱いていた狐のナインヘッド。そして新たにクレイマンの影から出て来た黒ローブ。魔王と配下二人同士だけど、クレイマンにミリムがついちゃったから数で負けてる。リムルがベレッタを呼ぼうとしたが、ギィが戦闘の結界を張ってしまった。これで中からも外からも手出し出来ない。

ランガとナインヘッド、シオンと黒ローブ、リムルとミリムの戦い。リムルはミリムの洗脳を解く為の解析の時間稼ぎで精一杯。外ではベレッタがラミリスにリムルへの助太刀をしたいと申し出た。ラミリスは快諾したものの、ギィは許さない。

ミリムがクレイマンの味方してるのに、どうしてラミリスはリムルの味方が出来ないのかと言われたギィ「ミリムにはミリムの考えがあるのだろう」と。ちょっと意味深。それに続いてベレッタはミリムとリムル両方に忠誠を持ってる。そんな得体の知れないのを入れられるかと。

ベレッタは確かに作ってくれたリムルには恩を感じている。だがリムルの望みは自分がラミリスを守る事。だから矛盾は無いと言う。良い従者を手に入れたなと言うギィにラミリスはもっと純粋で、手に入れたんじゃなくて仲間になった、ベレッタもそうだけどリムルもと。
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これを聞いてギィは参戦を認めた。グレーターデーモンに連なると言うベレッタが、リムルには自分が全く及ばぬグレーターデーモンがついてると言うので、ギィはなるほど原初の黒ノワールがついてるのか、あれがつくと言う事はリムルはよほど面白い対象なのだろうと感心する。

滅茶苦茶強いグレーターデーモンったらやはりディアブロさんだね。

ベレッタ参戦したものの、流石にミリムの牽制なんて芸当は出来ないからシオンの手助けへ。これでシオンは大丈夫だろう。あとはミリムの洗脳をしてる呪法の解析をして解くだけ。

ところがラファエルさんの全力の解析結果は、該当する呪法無し。リムルが役立たずとか言っちゃうのでラファエルさんお怒り。でもラファエルが怒るので本当にそうなのだろう。怒ったラファエルではあるが、ミリムへの対処としてエネルギー吸収攻撃を提案した。ちょっとだけど効いてる。

これで行こうと戦うリムルであったが、ミリムのスキありと思ったのは罠。ラファエルからの忠告で辛うじて逃げる。が、逃げ切れない。ミリムの直撃を喰らいそうになり、これは死んじゃうと思ったその一撃、出現したヴェルドラがそれを後頭部に食らって「痛いではないか」。リムルが死んじゃうと思った攻撃をまともに食らって痛いだけで済むヴェルドラさん、流石。
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こりゃ終盤に向かって面白くなって来たよ。

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精霊幻想記・第10話

裸の女の子と同衾してる所を見られて「違うんだ、これは誤解」と、まるでラッキーすけべ主人公の様なセリフを言ったリオ君。

サラが狼狽して早口で喋りだしたら、ああこれってまさにおちフルの衣乃っちじゃないか。ピンク髪の子が自分はハルトと契約してる精霊だよと言った事で思い当たるみんな。そう言えばドリュアスがリオの中に人型の精霊が居るって言ってた。
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そこで色々聞いてみたが何も分からないと言う。名前も無い。だからハルトに名前をつけてほしいと言う。リオとの脳内通信も出来て、リオの過去は全部分かっている。

取り敢えず最長老とドリュアスに相談してみようと、最長老達の所へ行く事にするが、まさか裸のままではと思ったら、勝手に服を生成出来ました。その姿を見て思わずリオはアイシアと呼ぶ。サラがアイシアとはここの里の古い言語でアイシアとは暖かい春とか美しい春と言う意味だと言ってくれたので、相応しい名前。アイシアと決まった。

と言う事で最長老の所へ。ドリュアスも出現してアイシアの様子を見る。ドリュアスも知らないタイプの精霊。ドリュアスはアイシアがどんな系統の精霊術を得意としてるのか聞いたら、アイシアがあっさり全部と答えてしまった。

と言う事で、アイシアはリオと勝負して確認する事になる。ドリュアスでも万能型の精霊なんて知らないのでどれだけの力があるのか知っておく必要がリオにもあるとして。勝負が始まって氷だの炎だの風だのアイシアはリオとぶつけ合う。周りで見ていたサラ達が思わず吹き飛ばされそうな勢いで。そこまで見てドリュアスがそこまでと止める。

これは凄いね、ってそれと同じのを使えるリオはどうなのよ。

ともかく凄いのは分かったけど人型として出現したばかりで不安定だからとドリュアスがアイシアに色々教える事になった。こうしてアイシアの教育でまた時間が過ぎて行く。でもそうなると今度はラティーファが放置状態。

そのうちにドミニクによる家が完成。家が既にあるのにどうしてと思ったが、そうだった、持ち運び出来る家を作るって言ってた。風呂まであるよ。

持ち運び出来る家が出来たからには出発する。それを聞いてラティーファが驚いたし、サラも驚いた。いつ出発するのかと聞いたらもう明後日には。それを聞いたサラはラティーファと話す時間を作ってあげてと言う。放置状態だったからね。
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確かにそうだと思ったリオ。風呂に入りながらラティーファの事を考えていたら、ラティーファの方からやって来ました。お背中お流しします。背中を流しながらラティーファが現世の日本での話をする。以前の名前は遠藤涼音。バス通学をしてあんなお兄ちゃんが居たらイイナと思っていた。でもバスが事故に遭ってと言うから、ここでやっとリオはあの時の子だと分かった。お互い大変な事故だったね。

今度もちゃんと帰って来るよねと抱きつくラティーファ。

分かれにあたってまた最長老からのプレゼント。転移結晶。これでいつでも里には戻れる。そして髪の毛を変えられるピアス。ああ、これでEDで見る金髪のリオになれるのか。

妹ラティーファを託してリオはシュトラールへ。先に会っておきたい人と言う事でセリアの所へ。その頃セリアはシャルル様が婚約者になっていた。セリアさん、何だか大人っぽくなってないか。髪型のせいか。
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セリアに会いに学院に行くと言うリオだけど、そんな夜に行って良いのか。もうセリアは家に帰ってるんじゃ。霊体になれるアイシアを便利に使って学院の中へ。そしてセリアの部屋に行ったらもぬけの殻。セリアはどうしちゃったんだとリオは他の学院の先生に聞いてみる事にした。この時もアイシアを便利に使って幻術で惑わせて聞き出した。

セリアは今は王城。シャルル・アルボーとの結婚を控えて、ユグノー公爵家の妨害を恐れて王城に居るらしい。町中で聞いた「明日は貴族様の結婚パレード」と言うのはこの事だったのだ。それにしてもこの国は相変わらずアルボー公爵家とユグノー公爵家で対立してるんだな。王族も憚る程に。

ところでシャルル・アルボーってあの学院に居た頃の「下民、下民」って言ってた奴かと思ったのだが、調べてみたらそっちじゃなかった。「下民」言ってたのはステュアード・ユグノー。シャルル・アルボーってフローラを誘拐された時にリオに冤罪をかけて拷問した方だ。どっちの公爵家も後嗣の出来が悪いな。

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探偵はもう、死んでいる。・第10話

前回の最後に君彦の目が覚めたらぼくリメ状態って書いたのに全然繋がってないのでは?

そして渚が久しぶりの再登場。シエスタの心臓を「心臓移植」で受け継いだとの話で、だからシエスタの思いを受け継いで名探偵になるんだって言ってるけど、一週間前にその心臓はヘルの中に入ったんですけど。

渚の回想終わって、今は夏休み(夏季休暇って言ってますけど、あんたら高校生じゃなかった?)に海に行こうと唯に誘われたかと思ったら、エーゲ海クルーズ船に乗ってた。甲板に誰一人居ないから唯の貸し切りなのかと思ったら、プールとかカジノとかには沢山人が居る。

そこにシャル出現。渚とシャルは初対面なのだが、シャルがマームと言う相手がシエスタの事だと何故か分かる渚。ヘルだったか、シャルに化けたのにそこで失敗してバレたのに。
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シャルにごっこ遊びなら好きにすればと言われてマームの意志は自分が継ぐと言われた渚さん。こう言う時はパーッと遊んで忘れましょうと渚と唯はプールへ。カジノに居たシャルから君彦はシャルがシエスタの遺産がこの船にあると言う情報を掴んだので乗ってると教えられた。でもシャルはそれが何なのか分からず、カジノで儲けたら遺産の方から出て来ると思ったのだ。ちゃんとバカだった。

渚と唯がプールで遊んでいる間、君彦はシエスタの遺産と言われる物を船内くまなく探したが、見つからない。と言うか手がかりが掴めない。そのまま渚と夕食。唯は主賓で別の場に出ている。と言う事で、君彦から渚に個別にお話があるから食後にバーに来てくれと言う。何か勘違いした渚。
参考資料

場所をバーに変えて君彦が話したのはシャルの件らしい。シャルがどんな人なのかを教えたらしいが(あんな言い合いしたからね)、そんなの食事してる場所でも良かったんじゃ。バーだって人目があるじゃないか。

シャルの話を聞いて、渚は自分がシエスタの思いを継ぎたかったのは心臓の移植をされるまでずっと病室とかに居たのに、やっと動ける様になったものの、じゃあどう歩みだしたら良いのか分からないからシエスタの気持ちを受け継いだと言うのだ。

翌朝、奇妙な船内アナウスが流れる。スタッフはどこから流れているのか分からず騒ぎとなっていた。そんな、一般客室に聞こえる様な場所で聞こえる様な声で騒ぐのか、乗務員。

アナウスは女の子を確保している、その名は夏凪渚。それを聞いて君彦は船室を飛び出す。室外には都合よく唯。渚が部屋に居ないと言う。乗務員の所へ行ったら、唯はこの船のVIPとして乗務員から情報を貰った。渚は発見出来ない。代わりにこの本がと言って「シャーモック・ホームズ傑作短篇集」を渡される。

挟まれていた紙に
「ゴゴハチジ メイタンテイノ、イサンヲモッテ メインデッキヘコイ」
参考資料

名探偵の遺産って言われてもそれが分からない。だから拉致された渚を探すしかない。ところが唯の魔眼でも見つからなかった。

だとしたら犯人はもうカメレオンしかいないじゃないか。と言う事で手ぶらだったが20時にメインデッキへ行って、カメレオン出てこいと呼ぶ君彦。それに応えてカメレオンが出現。予想通りに渚を拘束していた。

名探偵の遺産は自分にも分からないと言う君彦に、だったらこの子(渚)か、乗客全員かどっちかを選べと言うカメレオン。遺産が分からない以上はこの船を沈めると言うのだ。それと渚がどう天秤になるのかと聞いたら、こいつがシエスタの心臓を持ってるからだと言う。

これ取引になるのか。カメレオンは渚を殺して船も沈めるって事が出来るじゃないか。だが渚は君彦に自分を撃てと言う。これも渚を撃ったからと言ってカメレオンの立場が変わる訳でもあるまいに。

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かげきしょうじょ!!・第10話

大運動会最後の種目のリレー走者、夏組の一人が負傷で出られなくなってしまった。それを聞いて一条は決める。100周年と言う特別な大会、100期生の中から出してはどうか。そしてそれは渡辺さらさ。ところでこの場面で一条が名前を出す前に「何故彼女なのでしょうか」と聞く子が居るが、あちらは多分99期生で、先輩の方には先に情報が流れていたのだろう。でも100期生の方では初耳。
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突然の指名にさらさは驚き、予科生の中では納得できない空気もある。ただ、運動会って意味だけから言ったらでかくて身体能力のあるさらさが選ばれるのは何の不思議も無い。一方でこれは大運動会と言うイベントなので例えば予科生の成績一番優秀の者が選ばれると言う理屈もある。この、大運動会って何だ、と言う位置づけが今回の話に関係して来る。

予科生の中ではこれで本科生からの風当たりが強くなったらって心配してる子がいたが、どうせその風当たりは選ばれた本人に行くのだからかえって標的から外れたのはラッキーでは。

そしてものの見事にさらさは聖の標的にされる。最初は聖のいやみったらしい言葉が飛んでいても、それを額面通りにしか受け取らないさらさには何も影響が無かったが、露骨にあんたは頑張ったらダメ、無になっていればいいのよと言われるとショックを受ける。

言われた事を真に受けるさらさ。ファントム安道の時もそうだったし、その前の幸恵の助六には絶対なれないの時もそうだった。言われたままにショックを受ける。さらさは愛にJPX時代に人前で緊張しなかったかと聞いてみると、愛は小さい頃から人に見られる事が多くてその結果ATフィールドを張る能力がついたのだそうだ。でも先日の実技で安道から言われたとおり、それではダメ。ただ単にこちらから演技を送るのではなくて見てる側が何を期待してるのか見てる側の気持ちに応えなくてはダメだと。
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でもこれはさらさにはうまく伝わらない。何しろ大運動会はオスカルとかティボルトが登場するのではない。生身のプレヤーさらさが出る。でもそんなものお客様が求めているのか。

そして始まる紅華歌劇団大運動会。派手な入場に続いて開会式が行われ、種目が消化されて行く。いい出来だったねと言い合う中に、聖はさらさが間違えていたのを指摘。ますます萎縮しちゃうよ。たまらずリサがさらさに当たるなと言うのだが、だったらあなたがさらさをフォローしたら良いのよと。

競技が行われていくが、まあ普通だよね。これってファンが見てこそのものだろう。

応援合戦で専科+音楽学校の校歌演奏があったが、今回さらさ失敗しなかったじゃないと言われたものの、エアリコーダーだったと明かして周囲がショック。これはいかんとリサがさらさを連れ出して励まそうとした。何やってるのかと。

ここでさらさの問題が分かった。劇とは違う。大運動会は生身の自分が出る事になる。それはつまり裸でお客様の前に出るみたいなものだと。あの劇の時の度胸が全く鳴りを潜めていたのはそのせいか。

それを聞いてリサが怒る。選ばれたらもう逃げられない。目立とうが逃げようが何かを言われる。最後まで役目を遂行しろと。ただ、これは単に覚悟の話。じゃあどうしたらが無いが、そこを星が教えてくれた。だったら役を演じろ。突如代役として選ばれた100期生の背の高い女の子を。そして赤い薔薇の人から貰ったと言う赤い薔薇の花束を見せた。ここでは渡せない(まだゲームがある)けど、その人はリレーを頑張ってと言っていたと伝えた。

これでさらさは何となくどうしたら良いか分かった。席に戻るが、残ったリサはこの一件で星に名前を覚えて貰えた。

席に戻ったさらさではあったが、さらさがさらさを演じると言う意味が未だつかめない。そこは愛が教えてくれた。自分がなりたいと思ってるさらさになればよいのだと。さらさがなりたい姿。それは理想のEカップ。はぁ?
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アニメとかで見る、胸が大きくてピチピチの戦闘服を着て活躍する美少女。だったらそれを演じろと紗和が先をつなげてくれる。Eカップの人は競技中にどんな事を考えるのかと。だんだんイメージが浮かんで来た。

遂に始まる最終種目の組対抗リレー。夏組7番に紹介されたのはピンチヒッター予科の渡辺さらさ。当然場内からは「予科生?」と声が上がる。今のさらさはEカップのピンチヒッターを演じて胸を寄せてるのでその声には動じない。

7番走者のさらさと星にバトンがまわって来る時、夏組がトップで二番手が冬組だった。だが、冬組6番走者がバトンを渡しそこねる。大きく飛んでしまったバトンを拾おうと星が前のめりで出たら、走り始めたさらさと衝突してしまった。

倒れる両者。

怪我こそしなかったが、さらさはここで悩んだ。自分はどうすべきなのか。ただ単に競争に勝つのなら今すぐ立ち上がって星を見捨てて走る。でもそれは紅華歌劇団大運動会を見に来たお客様の求める事なのか。ここでてっきりさらさが起き上がって星を起こすのかと思ったが、それもお客様が求めている事じゃなかった。

さらさは倒れたまま。そして星が起き上がるのをじっと待っていた。起き上がった星がさらさを見て求められている事に気が付く。冬組トップ様が手を差し伸べて予科生を助け起こす、これこそがお客様の求めている絵。
参考資料

そして二人手を繋いで走り出し、アンカーにバトンを渡す。アンカーも夏組と冬組で手をつないでゴールイン。まさにお客様が求めていた状況。

聖が言っていた、さらさはいつも運良く目立って美味しい所を持っていくと言うが、一条がさらさを選んだのは色々理由があったのだ。確かに目立つ。でもそれだけでなく仲間を庇う心意気とか、何も知らずに自分のオスカルが大好きだったとか、そう言うてらいのないさらさが良い状況を作って行くのだ。

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カノジョも彼女・第10話

ミリカにキスを抜け駆けされてしまったせいで、それを上書きする為のデート旅行を企画。目的地は温泉。

と言う訳で温泉旅行に行く為の買い出しへ。紫乃が二股の件を聞いたので直也を問い質そうとしたものの、咲が直也を引っ張って行ってしまったので聞きそびれた。

と言う事で三人で買い出しだが、これやっぱり三人で温泉に行くのか。まあ抜け駆け無しって事だからそうなるのだろう。

お菓子コーナーでお菓子を見て回る渚だったが、ふと見た先にブレスケアのお菓子が。旅行中にキスもあるのかもとか思った渚。そもそもこの旅行はミリカがあんな事しちゃったから最高の思い出の中でキスする旅行じゃなかったっけ。だからキス前提はありの筈ではあるが、手を伸ばした先で咲も同じ爽快ブレスを手にしてしまって、気まずい二人。挙句の果てに咲は「抜け駆けしようとしてましたよ!」正直に話してしまった。しかも先にキスして優越感に浸ろうと思っていたとまで。

あまりに正直に話したので渚が咲に同情。この旅行では自分は咲をサポートすると。キスは咲が優先。と言う事でこの旅行の渚の行動を律する条件がついてしまった。
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服を買いに行ったものの、渚の服のチョイスが酷い。渚自身のは引き立て役だからって理由つけてたけど、咲に選んだのがまた驚きの服。たまたま直也が見かけて「ギャグ?」。渚に服のセンス無かった。

咲と渚の行動に不審を持ったミリカが買い出しまでつけていた。これで温泉旅行らしいと言う情報を掴む。

そして当日、咲と渚が直也の家に迎えに来た。流石に一度家に帰って旅行支度してから来たか。二人共滅茶苦茶かわいいと感動の直也。これで今回は頑張らねばとテンションが上がってしまった。

小田急ロマンスカーGSE車に乗って箱根へ。テンション高まった直也はよせばいいのにロマンスカーの車内で大声で二人とラブラブになってみせると叫ぶ。ちょっとは周りを気にしろ。

ロマンスカーは箱根湯本に到着して箱根登山鉄道へ乗り換え。旅行先なら周囲の目を気にしなくて良いと咲と渚の手を繋ぐ。周囲の目が気になってるんですけど。とは言え、手を繋ぐ程度でそんなに騒ぐか。あれだけ大声だしちゃ周囲も気になるか。

箱根登山鉄道ではモハ2形に乗車。シックなの選んだな。そして強羅駅に到着。ずっと手を繋いだまま。
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恥ずかしいと言う咲ではあったが、直也は周りにもイチャイチャカップル多いと言ったその矢先、バカップルみたいなのが「朝まで頑張っちゃう」なんて言っていたのを発見。つまり咲がロマンスカーの中で滅茶苦茶頑張るって言ったのはそう言う意味、じゃない。それを完全否定する咲だが、だったらキスの先は無いんだねと言われてしまった。それをゴニョゴニョと否定する咲。

そして温泉旅館に到着。あれ、これって実在する旅館か。名前は変えてるけど。中へ入ろうとしたらミリカが出現。やっと着いたかと。ミリカさん、一体どうやって泊まり先の旅館を特定してたんだ。

でもミリカだけではなかった。紫乃までがつけてきた。そして紫乃が問い質す。咲って二股されてるんでしょうと。困った咲と渚。咲のサポートをすると宣言していた渚が機転を利かせる。私は理香さんと一緒に来た。たまたま同じ旅館だった。ミリカは何言ってんだと言うものの、あのMeTubeの画面キャプチャを見せて口裏を合わせろと強要し、ここは辛うじて紫乃を誤魔化した。

部屋に入った渚からLINEが入る。紫乃に疑われない様に、ミリカを見張る為に、この後はミリカと一緒に居るからお二人は旅行を楽しんでと。

これは直也には逆効果。部屋の露天風呂に入ってる所に直也が突撃して来た。三人で来た旅行だから三人で楽しまないとダメ。この滅茶苦茶な直也をよくもまあミリカは黙ってみて棚とは思ったが、裸になってるのを恥ずかしがって渚が逃げたのを好機と見た。

幸い渚が部屋の中から鍵をかけてしまったので風呂から部屋に入れない。これで風呂で直也と二人きり。メチャメチャ誘惑してやるぞ。
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白い砂のアクアトープ・第9話

アクアリウム・ティンガーラから南風原知夢が研修に来ました。アクアリウム・ティンガーラって?中部に出来ると言う水族館。やはり。でもその説明の後のOPで原作が「projectティンガーラ」って、え?これってどんな方向を示唆する名前なんだ。

南風原の指導はくくるが行う事になった。まあウミやん以外だとくくるしか居ないよね。空也は無理だし。

商売敵から来た人と言う事で、くくるはこんな事知ってるか?と言う感じで説明を開始するものの、南風原はもうちゃんと色々知ってるのだ。流石にこの時期でド素人な訳ないか。でもそれがまたくくるにはカチンと来る。

南風原は上司から研修先ががまがま水族館だと聞かされた時は、もうすぐ潰れる水族館に行く意味があるのかと思った。でも上司は知らないだろうが、あそこには伝説の飼育員がいると言う。おじいの事か。その時におじいが各地の水族館を渡り歩いたと言う。そうなのか。ずっとあそこって訳じゃないんだ。赤字の水族館も立て直したのか。そのおじいを以てしても閉鎖やむなきでは辛いな、がまがま水族館。

ペンギンのチョコ、足の裏もすっかり良くなったそうだ。悪いフラグ立たなくて良かった。と言う事で、ペンギンのお散歩タイム。いちいちくくると南風原の間で言葉の尖り合いがあるのでクッションになる風花が大変。
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仲良く歩いてまーーす
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大変だな。
空也も大変だな。

夕食の時に何で仲良くしないのとおじいに言われて文句を言うくくるにおばあがくくるは他の水族館の事知らないのにそんな考えで良いのかと。アバンの時に水族館同士はお互い情報とかやり取りしてるって言ってたけど、以前もそう言う話は聞いた事がある。そう言う横の繋がりがある水族館だけど、イルカを巡ってはこんな事もあった。
https://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20170406/dms1704061700003-n1.htm

おばあに言われてくくるも悩む。自分はがまがまを守りたいのか思い出にしがみついてるだけなのか。風花はくくるががまがまを大切にする気持ちはどっちでも支持するよと。そんな会話をしてたらくくるは風花が姉みたいだと言うのだ。そしてあの母子手帳の話。愈々絡んで来たかな。

翌日南風原はおじいに指導員を変えて欲しいと言う。上司から伝説の飼育員のやり方を習って来いと言われているからと。はっきり言った。と言う事で、くくるも承知でおじいが指導員になる。南風原は伝説の飼育員がどんな事をするのかとメモを手に食いついた。館内の魚の様子とか見るのかと思ったら、おじいが相手するのは水族館に来てる人達。しかもみんな普通想像する来観客では無い。子供はカードゲームしてたり、おばさんは勝手に掃除してたり。

眉をピクピクさせ、来観客がちっとも魚を見てないと思った南風原。いやいやいや、あんた今まさに伝説の館長見てるんだよ。来観客がこんなに好き勝手にくつろげる水族館だと言うのを見てるんだよ。
参考資料

ともかく南風原はこんなのでは全く研修にならないとその晩上司に文句を言った。研修先を変えてくれと。南風原の剣幕に上司は仕方ないな、こっちから謝っておくよと南風原のがまがまでの研修は僅か二日で終わる事になった。

こんな事を言う南風原だが、実はそれなりの理由があった。それは後から分かる。

くくるが子供達にがまがまの良い所と聞いた時、片方の子が思わぬ事を言った。昔飼っていた犬と会ったと。今いない生き物、人間も含んだ生き物に、くくるのみならず、あの戦中派のおじいさんのみならず、この子供までもが体験してたのか。

それを聞いて事務所に戻ったくくる、帰り支度の南風原と会う。もう研修を終えると言う。ここでは何も学べないからと。それを聞いてムッとするくくる。あんたには分からない。流石に南風原ももう言葉を選ばない。あなたはお仕事ごっこかもしれないが自分は人生かかっているんだ。毎年専門学校から数千人の(水族館への)求職者が出る。でも日本全国には100館しかない。狭き門を抜けて漸く掴み取った水族館員の仕事を、ここでブラブラする訳には行かない。そう見えるだろうな、そう言う立場なら。

言い返せなかったくくるが櫂相手で発散。

カードゲームやってる子供に風花も聞いてみた。魚見ないの?見ないよ、だって全部知ってるもの。そう言って犬の幻想を見た子がどの水槽に何が居るのか全部言い始めた。見てるじゃん、ちゃんと見てるじゃん。もうひとりの子も列挙した。ところがフエヤッコダイの入ってる水槽は移動したとおばさんが指摘。見てる、見てるんだよ、何もかも。
参考資料

その頃南風原はがまがまを去っていた。二度と来ませんよーと、何も見ないまま。

南風原が残していった風。くくるは他の水族館見てないよねと言われて建設中のティンガーラを見に。Twitterでみんな建設中の国立競技場かとか言ってた巨大施設。想像以上にでかかった。そりゃ県もそっちを期待する訳だ。沖縄県は観光で成り立ってるから。

そして風花の方にはルカから電話が入るのだが、今更なんだ。
普通の人生だと一度縁が切れた相手から連絡が入った場合、100%に近い確率で碌な話じゃないからね。

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月が導く異世界道中・第9話

前回どこぞの冒険者がティナラクの森に入って行くのは見たが、澪は入らなかったのか?真からアンブロシアの花を採ってきてって言われてたろうに。

ともかく迂闊に森に入った冒険者はやられていた。死んではいないみたいだが、アクアが弓でやったが紅蓮華に手を出したら殺していたとも。多分ここで言う紅蓮華がアンブロシアの花なのでは。

澪が森に行った話で繋がるかと思ったのに、亜空での外の世界での商会設立お祝いになっちゃってる。みんなから真へのご挨拶とか、ながながと続く。取り敢えずここで分かったのは蜃気楼都市の設定が生きていて地味に活動してるらしいと言う事。

そして巴の分身はかわいい。
参考資料

他のみんなが真とご挨拶出来る様にと巴と澪は別の場所で飲み食いしていたが、そこで突如真の気配が!と驚く。澪は激しく狼狽。なんだろうと思ったら真が弓の練習をしたいた。何かと思ったら真が弓を加減をして当てようとしていた時に意識を集中したせいで真の意識が一旦身体から離れ、的のところへ。それが真が死んだも同然の状態だったのだ。だから気配で巴と澪が「若様が死んだ?!」と驚いた。こんな事をホイホイとやらないでくれと怒る巴。

こんなエピソード要るの?と思ったけど、一旦死んでもとに戻ると格段に魔力量が増すのだそうだ。今回何度もやった事で真の魔力量がまたも増大。今や女神クラスとか。

商会の準備の為に色々歩き回ってお疲れの真。歩いていたら鞄が飛んできて、それを拾ってあげた相手が真を獣人化した様な人物だった。ここから話がそっちに行くのかと思ったら、そうはならなくて、優しいおにいさんって胸を当ててくる娼婦登場。じゃあそっちに話が行くのかと思ったら、まあ当然と言えば当然の事ながら巴と澪が怖い顔して真を連れ帰った。
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何故自分達でなくああいう相手をと問い詰めてくる巴と澪に、真は本当は家族みたい気持ちで二人をと見てるからとを言いたかったのに「か、関係ない」とか言っちゃうので怒りを誘ってしまった。外に飛び出してしまった真を見て全てを察してくれるエマさん。

翌日真が新しい服を貰っている所に澪がやって来て昨晩は申し訳なかったと。真もいいんだよと言いつつ、先につなげる言葉がなかったからじゃあアンブロシアの花を管理してる人達の居る森に二人で行ってみようと。

森に行ってみたら二人をつけている者ありけり。あの二人の精霊かなと思ったらそうじゃなくて普通の冒険者。鬱陶しいからと澪が蜘蛛の糸で動けなくしておいた。

先に進むと彼岸花の雰囲気もある花畑に。真が手を繋いでくれたと思った澪だったのにたった31秒で精霊の二人に邪魔された。そこに足止めした筈の冒険者達が追いついた。欲張りな冒険者が花を自分達の物だー!とか言うから精霊の二人の怒りを買う。
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真・澪はアクア・エリスと戦闘状態に。
アクアとエリスって、あんたらどこかの女神ですか。

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転生したらスライムだった件 第2期 第2部・第45話

リムル様、愈々OPに出ていた「カッコイイ格好」に。流石にワルプルギスに出るとあってはそれなりの衣装が必要か。ここでリムルは10人居ると言う魔王の復習。視てる側もリストアップして覚えた事ない。

1.ラミリス:目の前に居るちっこいの。
2.クレイマン:今回の敵
3.ミリム:なのだーの最強魔王
4.カリオン:ユーラザニアの元魔王
5.ギィ:先日登場のミリム級の古くて強い魔王。ヴェルドラ曰く北の果てにいるから戦った事ない
6.レオン:先日ギィと一緒に登場した元人間魔王
7.フレイ:クレイマンの所にいた

あとはよく分からない。ラミリスが説明してた。
8.ルミナス:ヴェルドラが都を燃やしたから怒って戦う。今その国はロイが魔王やってると言う
9.ダグリュール:ジャイアントだそうだ。ヴェルドラが何度か喧嘩して勝負がついてない。
10.ディーノ:ラミリス曰く、自分同様にサボるのが好き

10人の予習をしたところでお迎えのどこでもドア出現。出て来たメイドの潜在的な力にリムルは警戒。ミザリーってギィの所にいたんだっけ?ギィはリムルを招くのを納得でミザリーを送って来た。
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クレイマンの居城へと向かったシュナとハクロウとソウエイ。敵の罠にはまってアンデッドの群れに囲まれていた。数が多くとも雑魚のアンデッドだけんらハクロウとソウエイで一蹴の筈だったが、敵の首魁は五本指の一人示指のアダルマン。奴を倒せば終わりだとハクロウとソウエイが挑みかかるものの、ハクロウにはアンデッドの剣豪、ソウエイにはデスドラゴンが立ち塞がる。死んでも復活する相手って手強いよね。

と言う訳で、ハクロウとソウエイがそれらを足止めしている間に自分が倒しますとシュナがアダルマンに進む。シュナさん、強かったんだな。クレイマンの城を落としに行こうとしてるのを邪魔しないのなら見過ごすと言うシュナ。でもアダルマンにその気が無い。シュナはあなたなら呪縛から抜けられたろうにと言う。つまりアダルマンはクレイマンの呪縛によって今動いてる。(あとで縛り付けてるのがカザリーヌだと言ってた。どんな関係だ)

アダルマンによる亡者の攻撃。それをシュナがホーリーベルで鎮圧。バカな!何故魔物が神聖魔法の神の奇跡を起こせるのか。シュナはあなたの頭が固いから理解出来ないだけで、神聖魔法は願う者なら使えるのだと言う。

「なん…だと…」
ルミナス教の最高指導者達に裏切られてその結果神ルミナスへの信仰を失って今の姿に。もう神聖魔法など使えないと思っていたのに。何故自分を神聖魔法の使い手だったと見抜いたのかと言うアダルマンなのだが、いや、どこからどう見ても元神官だろ、その格好は。

シュナに良いように言われてカッとなったアダルマン、神聖魔法が使えると言うのなら使って見せよう、万物よ尽きよ、ディス・インテグレーション。

それを待っていた。シュナ、オーバードライブ発動。
これでアダルマンの束縛も解かれた。本当はすごかったシュナ。
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アンデッド達が消え去ったかと思ったらアダルマンまた立ち上がる。ハクロウとソウエイが未だ動けるかと始末しようとしたものの、もう戦う意志が無いと見たシュナが止める。しかもアダルマン、いきなり跪いて「シュナ様」と。おいこら。

アダルマンのお願いしたい件と言うのはシュナ様が崇めている神を教えて欲しい。自分達もその神を敬い信仰したいと。神と言うのは居ないけど、尊敬してるのはリムル様だと言うと、アダルマンはリムル様と言う神様なのですねとリムル教の信徒が出来ちゃったよ。ここのアダルマンの喋り方で「あれ?」と思っていたが、はっきりとアダルマンのCVが杉田さんだと判明。ちょっと雑魚なキャラに杉田さんってのはどうなのかと思っていいたが、この反応の仕方を演ずるのなら杉田さんだ。

そしてリムル陣営についたアダルマン、クレイマンの城への案内を買って出た。

ワルプルギスの席でリムルが他の魔王と顔合わせ。ギィは既に見ていたから分かる。ジャイアントなダグリュールは分かりやすかった。ヴァンパイアなロイも様子から分かったが、でも本当に魔力を持ってるのは従者のメイド。

あくびして入って来たのがディーノ。ラミリスと仲良いな。フレイに溢れ出るエロスとか思っていたリムルだが、それよりも従者の凡庸とした顔のライオンの方が何かある。ラファエルが説明しようとしたのに、こんなバレバレなのがカリオンの筈ないとリムルが言うので腹を立ててラファエル引っ込んだ。じゃあカリオンかな。

そしてレオンにはリムルは一発殴りたい。シズさんの事で。レオンは城に招待してやると言う。

最後にミリムとクレイマンが入って来て、リムルはミリムが取り敢えず元気そうだと安堵したものの、クレイマンが自分の力を誇示したかったのか「さっさと歩け」とミリムを殴ったのでリムルの心の中で絶許が起きる。よくも俺の友達を殴ったな。
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クレイマン、愚策だったな。ミリムを殴ろうがギィやレオンには雑魚と見られてるし、リムルの余計な怒りを買ったし。挑発のつもりだったのか。

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