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月が導く異世界道中・第7話

呪病をかけた魔術師が殺されました。あれ、レンブラントさんダークだね。実は前回宿に入った時に巴がそんなに出来た人間が居るのかと疑っていたけど、流したんだがやっぱりそっち設定あるんだ。

と言う話はアルケミーマイスターとして呼ばれたハザルのビビリ方にも現れていた。依頼主がレンブラント商会と知ってドキドキ。と言うのも睨まれたらツィーゲでは干されるからと。だから準備が出来たと執事に呼ばれた時も、真曰く「死刑台に呼ばれたみたい」な緊張感で向かった。
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行ってみたら例のルビーアイの瞳などの材料とちょっとした道具、そして簡単なマニュアル程度しかない。こんなので万能魔法薬アンブローシアが作れるのかと驚くハザル。執事によると材料の方が大変なのだそうだ。

と言う事でルビーアイの瞳からの抽出開始。でもハザルの魔法のやり方が拙いので焦れた真がチョチョイと魔法を発動して抽出を開始させる。詠唱が未だ終わってないのにと驚くハザル。

こうしてやっと一人分が完成。直ちに執事からレンブラントの方に渡されて飲ませに行った。さらに続けて残り二人分も完成。いきなり気が抜けてハザルがぞんざいな瓶の持ち方をするから執事が飛び込んできた音に驚いて放り出してしまった。せっかくの薬をと真が身体をはって守る。

何があったのかと言うと、レンブラントが奥さんに薬を飲ませようとしたら、奥さんが暴れて怪我を負ってしまったのだ。薬を飲まない様に暴れるのまで合わせての完璧な呪い。レンブラントが語った呪病の症状ってまるで狂犬病だね。現代世界で狂犬病の治療薬は無くて発症したらほぼ100%死ぬと言われている。だから真の現代科学知識では直せない。やはり魔法薬を使うしか無い。

真は自分が奥さんを押さえると申し出た。レベル1の君では無理だろうと思うレンブラントだったが、ハザルからルビーアイを倒したのは本当は真だと聞いて驚く。真は最初に奥さんが暴れたらしい部屋で魔法薬の痕跡を使っておびき出す。魔物みたいになった奥さんに対して真は柔道の技で押さえつけてレンブラントが魔法薬を飲ませると、さすが呪術の病気だからたちまち元に戻った。

そして一人目の娘も押さえつけて薬を。そこにハザルが追加の薬を持って来たが、コケて落としそうになったのを執事が鮮やかな布さばきでキャッチ。この執事が押さえつけられなかったんだから奥さんどんだけ暴れたんだ。

二人目の娘は少しだけ正気を持っていた。二人目も押さえつけて魔法薬を飲ませるとこちらも治る。うん、でも正気を少し持ってたと言う設定が何も意味をなしていない。三人が助かって女神に感謝するレンブラント。真にとってはあのクソ女神に感謝するなどやめろと言いたいのだが。

ハザルに薬の改良を押し付けて一人真はレンブラントの屋敷から外へ出ると、巴と澪が出迎えた。そこに突如刺客出現。魔法陣が現れて「死ね」と。奇襲は普通はこうだよね。有無を言わさず襲う。

でも真はあっさり避けるし、巴と澪にとっては単なる生暖かい風程度。巴達は気づいていてこれは楽しい事になりそうと思っていた。刺客は仲間を集めて三人を包囲する。真が澪に目配せしたら澪は連中にいくら金を出すんだと聞いた。金貨10枚だと言うので、澪は傍観を決める事にした。実はこれは真の考え。巴と澪でまたぞろ戦いを競い合うと絶野でやった様な辺り一面を廃墟にしてしまいかねないので競争が起きない様にしたのだ。

ともかく巴はワクワクしながら戦う。戦うんだけど、巴は単に避けるだけ。何してるんだと真が問うたら、開始の合図が無い、御老公と。あれか、あれかよ。「助さん格さん、少しこらしめておやりなさい」か。仕方なく真が「巴さん、ひとつこらしめておやりなさい」と言ったから巴は張り切って全員倒してしまった。
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魔術師、ひとりだけ転移の術式で逃げようとしたが、詠唱が終わる前に真にぶっ飛ばされた。ひとり残った首魁のライム=ラテ、俺はツィーゲイチの冒険者だと言うものの、あっさり巴に倒されて、ここで殺されると思う。でもその意識の中を巴が見て手を止めた。

おや?ライム=ラテさん、どうも背後に孤児院みたいなのを背負ってる?

そこで真がライム=ラテの話を聞いてみたらどうもおかしい。ライム=ラテは娘は眠らせただけだと思っていた。話に齟齬があるので細かい事情を聞いてみた。

酒場でライム=ラテがやけ酒していた。隣には恐らくあの呪病をかけた呪術師。そこでの会話ではレンブラント商会に睨まれたらろくなクエストが回って来ない。そのせいで無謀なクエストに手を出して死ぬ冒険者もいる。

ここで呪術師にライム=ラテは煽られた。この間も孤児院出身の冒険者が死んだ。彼らは学も財産もなくて冒険者からの転職が出来ない。これって初めて聞いた「異世界物では冒険者は地位が低くて足抜けも出来ない」みたいなセリフだ。大抵の異世界物では転生や転移したキャラが望んで冒険者になるのに。

ともかくライム=ラテはこの呪術師の誘いに乗った。乗ったのは分かったけど、一体どうやって加担したの?呪術を放つのはこの呪術師でしょ?ライム=ラテは何やったの?ひょっとしてレンブラント商会の依頼を受けようとした冒険者がみんな妨害受けたって、そんな程度?まあ真達は酷い妨害を受けたけど。

と言う訳でそこまでの悪意が無い上に強く後悔してるので真はライム=ラテを解放してやった。ライム=ラテもレンブラントに深く侘びた。執事は死んで詫びて貰おうと言ったが、レンブラントは真の口添えがあるからと赦した。

ライム=ラテはこれをケジメとして冒険者をやめたが、そのライム=ラテを真が拾うのだ。冒険者としての能力は人並み以上あるので、その能力を使って真の諜報員になってくれと。見る目聞く耳は大事だよね。孤児院は真が守ってやる。
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真達は亜空に戻って美味の味を楽しんでいたのに、またぞろエマから何か悪そうな話が。

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