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精霊幻想記・第9話

さっさとベルトラムに向かうのかと思ったら、親しくした人達の惜別の回でしたか。
まずはルリにリオが王族の子でルリとはいとこになると言うのを教える。最初はなにかの冗談だと思ったルリだけど、本当らしいと知って恐れ入ってしまう。でもいとこなんだからと今まで通りをリオに求められたら逆にだったらもっと砕けた言い方してよと言われてしまう。と言う事で、翌日からリオとルリが仲の良い呼び方を始めると、今度は周りの女の子から何抜け駆けしてるんだと言う目で見られる。

ルリはこれであっさり理解する。リオが次の収穫祭の後に旅立つと聞いても。でもそうは行かないのがサヨ。自分が居なくなると言う事で以前にも増して色々村人に指導する中で、田植えの時にリオはサヨにだけは先に話しておきたいと自分が居なくなる事を告げた。ショックのサヨ、でも定期的に行き来出来るんだよねと、少しでも会える可能性を探るが、そんな近場に行く位ならこの村にとどまってるんじゃ。だからそう滅多には来られないと聞いて涙が出てしまった。慌てて泥が目に入ったとごまかすけど。
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それにしてもあの異様な間隔のある田植えは何なんでしょうね。

あの場はごまかしたが、サヨは家に帰って泣き崩れた。そこにシンが帰って来て、一体誰がおまえを泣かせたんだ、リオか?と言うと、慌ててサヨが否定するからこれはかえってリオがやったなと怒るシン。あのやろうと飛び出そうとしたのをサヨが止める。リオが村を出て行ってしまうのだと。

これで合点がついた。今度はシンは怒ってリオの所へ行くのではなく、リオの所へ行って頼むから村に残ってくれと土下座までするのだ。妹思いのシン。でもそれじゃリオを困らせてしまうと言って後から追ってきたサヨが兄が迷惑をかけたと頭を下げる。頭を深くさげてリオにはほとんど顔を見せてない。サヨの顔を見てシンも引き下がった。
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こうして秋に向けて月日は過ぎて行く。その間にサヨが一生懸命鍛錬している。ああ、これってリオに連れて行って下さいと言う為か。
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そしてとうとう収穫祭の日が来てしまった。

サヨはリオを人気の無い所へ連れて行って、告白。あんなに周囲に女の子が居たけど、はっきりと好きですって告白したのはサヨだけだ。でもリオはそれを受ける訳には行かない。身分違いって訳じゃなくて、リオのこの後の復讐戦とかが待ってるのがあるととても受けられないよね。ただ、サヨはそこまでの事は知らないから足手まといにならない様に頑張ったと言う。でもやはり受けられないんだ。

あとでゴウキがサヨにリオの事が好きなのかと確認し、この村を捨てても良い程なのかと聞いていた。サヨがそうだと言うとならばと言ったが、なんだったのだろう。そこまで本気ならとリオの正体を明かしたのだろうか。

翌日早朝、リオは暗いうちに出発。村の出口でサヨが待っていた。自分も頑張るからリオ様も頑張ってねと。こう言う挨拶をすると言う事はやはりゴウキはリオがサヨを連れていけない理由をはっきり言ったのかもしれない。

空をすっ飛んだリオ。次は精霊の森へ。こちらでも惜別のご挨拶に。ラティーファと言う妹が待ってるし。精霊の里にはまた数ヶ月滞在するらしい。その間にドミニクが持ち運べる家を考えてくれるらしい。

と言う事でサラとオーフィアとアルマが待ってる家へ。みんな成長したねって言うけど、精霊の寿命は長いから二年ごときでは育たないのでは。

ともかくリオはぐっすり寝て起きてみたら隣にピンク髪の女の子が裸で寝ていました。目を覚ましたものの、これって夢かと思ったリオではあったが、そこにラティーファ達が入って来て慌てふためく。今までの落ち着いたキャラから一転、よくあるラッキーすけべ主人公みたいな声で「ち、違うんだ、これは誤解」と。

実は今回始まる時にあのピンク髪の精霊、すっかり出なくなったなあと思っていたので、まさかこんな形で存在感を表すとは。

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探偵はもう、死んでいる。・第9話

何だかシエスタと君彦とシャルが船に乗ってどこかの島に向かってる。そう言えば前回はアリシアが実はヘルと表裏で最後はカメレオンに攫われたんだっけ。

アリシアとなって奪っていた心臓もそろそろ尽きかける頃でヘルも弱っている筈。今が好機なのですねと言うシャル。カメレオンに攫われてからどれ位の時間が経ったのだろう。全然そう言うの描写しないんだよね。そろそろ尽きかけってのは何を根拠なのかも分からないから、どうしてこのタイミングなのかも分からないし。

船上でシエスタが君彦に頭なでなでしてあげると手を広げたポーズをするが、そんな恥ずかしい真似できるかと拒否する君彦君。フラグ作っちゃったね。やっておけば良かったって。探偵はもう死んでいると言う全体の構成からして、そろそろシエスタが死んじゃうタイミングだと思うんだ。
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上陸したらシエスタと分かれて君彦とシャルがどこかに向かう。どうして二手に分かれたのだろう。これが分からない。何かの建物(これも分からない)に入ったら青紫っぽい液体を君彦が踏む。薬品かなと思ったら、目の前に死体が山積みになっていたので血か。規制で赤に出来ずにこの色にしたのだろう。

手にその青紫の液体をつけたケルベロス出現。姿を変えて次はコウモリ。でもコウモリでもない。何者なのかとシャルが問うと「親だよ」と答える。じゃあなんでコウモリやケルベロスの姿にわざわざなっていたのだ。親と名乗ったそいつは自らを宇宙からこの星に飛来した植物だと言った。どんどんトンデモ設定になって来た。植物と言うのも、おまえらの分類基準で言う植物だと言いますけど、植物学者の端くれとしてどう言う分類基準で植物だと言いはるのか説明が欲しい。

まず一般的な観念の植物だとしたら光合成が出来なくてはならない。あとで蔦みたいなのが登場するが、緑色してるからと言って光合成色素のしかもChlorophyll a/bを持ってるとは限らない。種をばら撒くからと言って、その種がたまたま種っぽいからと植物だと認める訳には行かない。一体どんな所が「植物」なのか。まさか見た目が植物っぽいからとか言うなよ。

「おいおい勘弁してくれ俺たちは一体何と戦って来たと言うんだ」
そうだよねー

そんな宇宙植物(と本人は言う)に、おまえたちは何のためにテロを起こしてるんだって、そりゃ野暮な質問じゃないか。どう考えたって地球侵略だろ。自分達の子孫を残す為の。
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「それが罪もない人間を殺していい理由になるのか」
これも野暮な。だって地球外生命体が地球侵略に来てるんだから罪もないもへったくれもない。

ヘルはどこにいる?ここには居ない。と言う事はわかるだろ。って、何故ご親切に説明するんだろう。

当然君彦はシエスタの方へ駆けつけた。シャルのバイクを借りて。道すがらキョロキョロしてシエスタを探して倒れているシエスタ発見。これも分からないんだ。シエスタって何してたの、二手に分かれて。船に残ってるのかと思っていたけど、君彦がキョロキョロ探すって事は移動する事になってたんだね。

倒れていたシエスタがどうやら心臓が止まっていたらしい。心臓マッサージをするが復活しないので人工呼吸をしようとしてシエスタが起き上がる。心臓止めてたんだよ。自分で止められる特別な心臓。そこまで特別なら後日渚に移植されてもそりゃ渚に名探偵の気持ちを受け継ぐ。

無事だったシエスタと君彦がここで痴話話。そんな事してる場合ではないのでは。改めて抱きしめてあげようかとシエスタが言って、ここを無事に出られたらなと完璧なフラグ立て。

そのフラグ立てが済んだところでヘル出現。お父様のおかげで治療は済んだと言うヘル。と言う事でシエスタとヘルの戦い。特殊能力の無い君彦君は戦いには邪魔。ヘルが蔦っぽいのを呼び出す。結構ヘルの方が優勢だったのに精神攻撃でヘルの切っ先が鈍る。おまえなどまがい物。アリシアに嫉妬してただけ。

シエスタとヘルの決着戦となりそうだったところで以前どこかの施設で見た化け物出現。これに君彦がやられそうだったのをシエスタが助けに入る。ああ、ここでやれますか。化け物はヘルに倒されるものの、シエスタも倒れていた。シエスタに駆け寄ろうとしたをヘルが止めて、君彦が見てる眼の前でシエスタから心臓をえぐり出してヘルは自分の中へ。この心臓が欲しかったんだ。

名探偵が死ぬのは分かったが、じゃあどうしてこの経過で渚に心臓移植でシエスタの心臓が入るの?

止められた君彦がシエスタへの想いで必死になって動いたけど、それはヘルに届かず。花みたいなのが花粉みたいなのをばら撒いたかと思ったら君彦は気を失って、次に気づいたらぼくリメ状態。
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一体どっちへ向かってるんでしょうね。

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かげきしょうじょ!!・第9話

今年は10年に一度の紅華大運動会の年です。大運動会には予科生から本科生、そしてトップのみなさんのみならず、専科の人達も参加します。専科とは「お」で始まって「ん」で終わるのがNGな人達です。早い話が紅華のOGか。でも男性みたいな人も居たな。

さあ、その専科様の方々が予科生の所に来て、頑張りましょう。応援合戦はマーチングバンドで行こうと。さらさが縦笛を見てこれを持つといつも石焼き芋やってたと言う。それがピンとこない愛。一方それに同意した専科の春風の様なお○○んの野原ミレイさん。

折角作ったボンボン、本科生曰くリボンが細すぎる。だったら最初から言ってよと愚痴って作り直しに教室に入ったら、そこには各組のトップ様四人が集まって相談していた。
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「バルス並の眩しさでムスカっちゃいましたよー」
なんかちょっと時代が。

前回の優勝は夏組。今年も夏組が勝つぞと言う椎名玲央に対して春組の朝比奈流、今年はパワー勝負で自衛隊の協力、すなわち穴井一尉に協力を求めたらしい。これには負けてられない。秋組の美月圭人は相撲部屋に協力要請。負けじと冬組の里見星はインターハイ経験者へ連絡。力入りすぎだろ。

ハサミを忘れたとさらさが職員室へ借りに行く。ファントム安道があの時の指摘で凹んでないか聞いたらもう復活したとの事。それを見ていた里見が安道にお気に入りなのかと尋ねた。流石にそう言う訳ではなくて、でも型破りなのは確か。

ハーフタイムショーの練習に春風な野原が来てくれた。年はとっても(禁句)動作が美しい。休憩の時に双子姉妹の妹で髪がハーフツインテールの千秋が野原のタオルを拾った事からお話するきっかけが出来た。野原のジュリエットが大好きだったと憧れの表情で自分も実技でジュリエットしたと話した。ここで野原に「あの子はジュリエット」と言う印象が残る。

これがこのあとの事件を引き起こした。野原が次の授業はマーチングだと言うのを伝え忘れたと講堂へ戻って、そこには姉千夏が居たのだ。でも今の野原にその区別なんてつかない。名前だってそうそう覚えていない。思わずジュリエットの、と声をかけたが、ここであの千夏の蟠りが出たのだ。自分はジュリエット出来なかった。だからジュリエットと呼びかけられても自分の事じゃないと無視して行ってしまう。この場面をさらさが見ていたので後で助けられる。

野原のジュリエットは沢田姉妹が幼い頃に憧れたジュリエットだった。そして二人は紅華を目指す。だが最初の受験の時に千夏は受かって千秋は不合格。泣いて引きこもった千秋をどうにかしようと千夏はその年の紅華を辞退した。

その憧れの野原からジュリエットちゃん千秋がきつく叱られる。こう言う世界だから叱る時はしっかり叱る。この間、ちゃんとこちらを認識したのに無視した。そう言う礼儀に悖る事をしてはならない。
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今にも泣きそうな千秋を助けたのはさらさ。その場面は描かれなかったが、多分双子を勘違いしたのだろうと説明したと思われる。千夏は自分が呼ばれたのではないと思ってしまったと添えて。

誤解は解けたが、野原や一条の雰囲気がよそよそしくなった。これをきっかけで千夏と千秋の喧嘩に発展。売り言葉に買い言葉、千秋が家出すると言って千秋とさらさが部屋を入れ替える事になった。暫く冷却期間が必要。

その頃、野原はこの時点で何があったのかに気づいて、でも今は分かってない風を見せていると一条に話していた。一条、ボンボン作りの所に行った時に、さらさがあの時ちゃんと仲間の為に事情を話せるなんて素晴らし、立派な紅華乙女だと言ってくれる。
紅華乙女!
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紅華乙女がささったさらさにどんな役をやりたのかと聞いたのを皮切りに、さらさのオスカル様からエリザベートのトート(どんな舞台かと思ったら、エリザベートってあのハプスブルク帝国の皇妃エリザベートか。そしてトートとはドイツ語で死=Tod(トート)を擬人化した役なのだそうだ)とか。沢田姉妹の方に目が向けられるが、その時に千秋が泣きながら双子のウサギですと。ジュリエットに憧れたけど、でも常に千夏と一緒だった千秋がやりたいのは双子のウサギなのだ。千夏も分かっていた。千秋が単に美味しい所を持っていく子じゃない、二度目の紅華受験の時、自分の番号より先に千夏の番号を探して見つけて喜んだのを。
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そんな千秋を見て千夏はやっと自分から野原の所へ謝りに行った。野原は待っていたのだ。千夏は自分が千秋に嫉妬していたのを明かす。紅華の様に序列がはっきりしている場所では嫉妬心は絶対起きる。でも嫉妬心は負の方向ではなく、向上心に向ける事が出来ると野原は励ましてくれた。

いつまでも同じ道を歩ける訳ではない双子。でも野原に言わせれば各々がファンを作って、10年後に並んで大運動会に出たらファンも喜ぶだろうと。

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カノジョも彼女・第9話

このままでは直也はミリカが直也の事を好きだと気づいてしまう。渚の時に一途に直也を好きだと言われたら渚を受け入れてしまった直也の事だからミリカにも言われたら三股になってしまう。それを阻止せむと咲はミリカが発情期なのだと言って誤魔化した。

ところが直也はそうかで済ませれば良いものを、翌日学校でミリカに謝ってしまう。ごめん、てっきり自分を好きなのだと勘違いしていた。これがミリカを刺激してしまって、ミリカ、直也を屋上に連れ出した。咲も渚も後を追う。

屋上でミリカはどうしてそうなったのか聞くと、直也は咲から聞いた話だと言って女の子には発情期があるんだろうと。何、デタラメ吹き込んでやがるとミリカは咲を睨んだら、咲はそっぽ向いた。
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発情期な訳ないだろと言うミリカに、直也はだっていつも顔が赤いからそうなんだろうと反論。ミリカは風邪だと言うが、こんなに元気で風邪の筈が無いと直也は受け入れない。ここでこっそり咲が耳打ち。恥ずかしがってるから風邪って事にしておいてあげなと。

ミリカは直也に確認した。もし自分が直也を好きだったらどうなのかと。咲と渚は大切にしたいからこれ以上他の女の子とどうこうは出来ない。断って諦めて貰うと宣言。そうだよなと、ミリカは三人を追い返した。気落ちしたミリカではあったが、私はミリカ様だ。MeTubeだって最初はうまく行かなかったけど頑張ったんだ。諦めるものかと。

咲と渚はこれでどうにかミリカの件は片付いたと思ったのに、ミリカはまたやって来る。私はおまえが好きだ!と公衆の面前で直也に大胆な告白。なのに直也は今のは聞き間違いにちがいない。もう一回言ってくれって、それは酷い辱め。

と言う訳でこのまま教室に居られないのでミリカはまた直也を引っ張り出す。また同じ事の繰り返しか。流石に紫乃も咲が心配になって後をつけた模様。

ミリカが連れ込んだのはあの体育倉庫。直也はミリカが自分の事を好きになったなどとは信じられない。だって二股男だよと。一体どんな所が好きになったのかと聞くと、あの時パパから全力で守ってくれた所。でも直也から言わせればあんなの誰だってするでしょ。それからキャンプ道具を売り払った時に、全部バイトして返すって言った所。直也、またしてもあんなの誰だってするでしょと。いやあどれも誰だってと言うもんじゃない。

理由を聞いて好きになってくれたのは分かったが、でも自分はミリカを好きになる訳には行かない。だって僕は「咲ちゃんと水瀬さんを大切にするので精一杯」。
(この時点でも「咲ちゃん、水瀬さん」なんだよね)

埒が明かないと思ったミリカは強硬手段に出た。
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大驚愕の咲と渚。

自分が直也を好きで居るのは変えられない、そして三股を許さないと言い残してミリカは体育倉庫を後にした。外では紫乃が二股?と事態を理解しきれない様子だった。

流石にミリカが目の前で直也にキスしたのを見て咲と渚の目が死んでしまった。自分が未だなのに直也のファーストキスをミリカに奪われてしまった。
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あまりの茫然自失ぶりに、直也がじゃあする?って聞くけど、そりゃこんな辻褄合わせみたいなタイミングでキスなんて出来ないよね。

そして咲は考えを改めた。あんなのはキスに入らない。直也だって驚いただけで何も感じてない。自分はもっと最高の気持ちでキスするんだと宣言する。二人共それで気持ちの整理が出来るのなら、それはそれで良い。でもここで直也がまた余計な事を言いそうで、ヤバいなと思ったけど、デートをしようと言う提案だった。

なるほど、それはアリかも。そして咲はデートの行き先を決めた。それは温泉。
え?泊まり?

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白い砂のアクアトープ・第8話

観光協会の夏凜の所に南城総合クリニックから連絡が入る。移動水族館がOKだと。

このキーワードで二つ予想と違っていた。
まず移動水族館って、移動図書館とか移動レントゲン車みたいなバスの雰囲気なのかと思った。でも水槽とか生き物を積んで、あちらで設置するらしい。
もうひとつ、移動水族館をそう思った理由にもなるのが、行き先が「クリニック」と言うから。クリニックって診療所だから小さい町中の建物であっても10床しか病床がない(無い方が多い)だろうと思ったので、移動水族館はそのクリニックの前に停めてのバスみたいなものだと思った。でも全然違う。

それはともかく一つだけ条件がある。Kは絶対許さない。
K、それは「Kani」。
看護師長がカニが大の苦手で、名前すら言えないから。

水槽や海水、ポンプ、そして生物を積んでウミやんが軽トラで搬送。くくると風花はバイクで。着いた先のクリニックがでかかった。3階の多目的スペースに設置する事になり、くくる達が机などを片付ける。やって来た金城看護師長と挨拶して作業に入るが、 が出て行く時に捨て違いで入っていくウミやんの荷物にニュータイプのごとく反応。匂いで反応って訳でもないからどんな能力なのか。
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夏凜が持てない段ボール箱を軽々と運ぶ元アイドル。水族館で鍛えられていた。ビニールシートで溢れた海水が床にこぼれない様に設置。

くくるが金城の所へ行って風花一人になったところでカニ発見。どうしようと思ったが、カニを取り落して見失ってしまう。これは大変な事に。

ウミやん、忘れ物とか言って病棟へ行ったかと思ったら顔見知りの子が入院してるみたい。でもその子上原愛梨はウミやんを見て引っ込んじゃった。

くくると夏凜は金城との話をしていたが、その場で金城がこの企画は夏凜が何度も提出してやっと開催に漕ぎ着けたと言う話をするのだが、その時に「水族館が閉館する前にどうしてもやっておきたい」からと言う熱意があったとくくるは聞く。夏凜ももう水族館が閉館する前提でやっていたのかとショック。
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しかもそこで衝撃の事実。役所は「中部に出来る新しい水族館に期待している」のだそうだ。ああ、だからがまがま水族館への援助を渋ってたのか。そしてこれはがまがま水族館の存続に高いハードルが見えてしまった。くくるが立てた来館数を達成すればなんて程度では閉館を止められない。

夏凜までそうなのかと、観光協会の動きを聞いてしまったので、ギクシャクしてしまうくくる。

カニを見失った風花に泣きつかれる直前に屋上に出たウミやんみたいだったが、くくるが落ち込んでいたので閉館の話になってしまった。でもウミやんはやれる事はやっておこうとこの移動水族館を考えた。でもその一番の目的に避けられてしまったのだ。

その一番の目的とはさっきの愛梨。以前よく来てウミやんに色々リクエストもしていた子が居た。愛梨はずっとガラ・ルファ(ドクターフィッシュ)が入るのを待っていたのだ。検査に時間がかかって来週にはと言っていたのに、その来週から愛梨が来なくなった。ずっと来なくなった。先日のあのマセガキな類の情報でやっと分かった。愛梨がここに入院していたのだ。

そんなところへ風花からLINEの連絡。イワオウギガニが逃げた!

連絡を受けてイワオウギガニを探そうとしたのに、もう準備が出来たみたいねと言われて移動水族館開催。移動水族館は子供達に大好評となった。あのドクターフィッシュも。愛梨がチラと見に来たけど、逃げちゃう。それを追ってくウミやん。

愛梨がウミやんを避けていたのは、脚の怪我か何かだろうか、車椅子生活になってしまったので水族館に通っていた時とは違う自分になってしまったと言うのを苦にしていた様だ。ウミやんが声をかけてもあっち行けと。ウミやんが何かを取りに行った間に金城がどうしたのと愛梨に声をかけたのだが

出ました
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どうしてここまで登って来られたか。
院内に轟く金城の声。

それを愛梨が取ってくれた。昔の水族館を愛した、海の生物を愛した愛梨の様に。

そして晴れて愛梨はガラ・ルファのところへ。愛梨は今度は新しい約束としてウミやんに元気になってがまがま水族館へ行ける様になるんだと言う。でもがまがま水族館は...

Kに登られた金城さん大変お怒りで観光協会と水族館に抗議を、と言いたいところを、入院してる子供達があんなに喜んでくれたからと無しにしてくれた。小児科はね、本当に子供時代の入院って時間を目一杯持て余すんだよ。私も幼稚園時代に長期入院したけど、どうにも退屈で。入院したのが巨大な大学病院で、古い建物を継ぎ接ぎして増築したのでかなり元気になって歩き回れる様になった時に古い建物の方に行ってみるのが楽しみだった。あの光景は今でも覚えている。もうあの建物は無いけど。

二人で金城に謝った後、くくるはあれを聞いていきなりよそよそしくしたのを夏凜に謝る。夏凜は水族館の飼育員いいよねと言って、嘗ての夢が水族館の飼育員だったのを明かしてくれた。

そんな夏凜にくくるは諦めないよと。
と思ったらがまがま水族館に研修生が来ました。アクアリウム・ティンガーラから来た南風原知夢。EDのキャストで出てたのに本編居なかったよねと思ったらCパートで登場だった。そしてアクアリウム・ティンガーラって夏凜が言っていた中部に建設中の水族館だよね多分。つまり商売敵からの研修生。こりゃくくるは複雑だ。

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月が導く異世界道中・第8話

真の仮住まい。
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え?ここまでちゃんとしていて仮住まい?
そう言えば何だか広い土地に小さい土台を沢山作って真の家を建設してるとか言ってたのを思い出した。

そこで食事をしながら(澪が大食い)前回の最後でエマの持って来た悪い報せを聞いてみたら、亜空の住民(4種族)を真と巴と澪で鍛えてるのは良いのだが三人が桁外れに強くてすっかりやる気を無くしていると言う話だった。あまり大した問題ではない。まあ亜空を統治する真としては住民の意欲が沈滞してるのは問題だけど。

そして話を聞いてみたら四種族の間で何だか戦いのコツのやり取りが無いらしい。しかしそれはエマからの話では種族間でお互いの手の内は明かさない為だと言う。

特にオークとリザードマンの間でその不満がくすぶっていた。アルケーやドワーフは戦士よりも手に職を持つ種族なので戦闘訓練はあまりしない。と言う事でリザードマンを配下に持つ巴がリザードマンの様子を、オークの方は真が様子を見に行く事にする。

オークの会話を立ち聞きしたら特に真には手も足も出ないのが気が重い理由だった。そこに巴が合流し、リザードマンも同じだと言う。巴が望む力の一割にも達していないのに、今の状態から進まない事に困った真。

そこで巴の妙案。土俵の様な場所でオークとリザードマンのお互いの最強戦士を代表に出して力比べをさせる。両方から強そうなのが登場し、土俵を破壊するほどの熱戦を繰り広げ、オーク側が勝利。でも真は巴に言われて無表情。巴はこんなものでは不十分。今のままでは雑魚の集まり。そう言う演説の為に真が感心した顔したらダメと言っていた。

とは言っても真や巴や澪を相手にしていたのでは自分達の実力がどうなっているのかが分からないだろう。今こうやって多種族と戦闘をする事でレベルが分かった様に、これからは7日に一度種族を越えての個人戦をやってランク付けをする。でもこれにはエマが言っていた他の種族に戦術を知られるのはと言う声が出たが、巴は一蹴。この程度の力で知られて困る戦術など無いと。そう言われたらショボーンだ。でもランクを上げたら名誉の戦士となるであろう。

ちょっとショボーンな空気で最後に真のお言葉。確かに今のままでは不足だが伸びしろがあると言ってなんとか士気は保たれた。

 

ツィーゲの町の冒険者ギルドを再訪。巴、武者修行したけど今回も澪に及ばなかった。そして真は相変わらずレベル1。本当に女神の恩寵受けてないね。

ここでギルドのお姉さんからのお願い。ツィーゲのギルドのトップが居なくなり(前回ライム=ラテを破って諜報員にしたからね)、他にも冒険者で怪我をした者が多く(前回一網打尽で倒したからね)、ツィーゲの冒険者ギルドは危機的状況。何とか代わりになる人は居ないかと言われ、真は心当たりがあると言ってやった。喜ぶギルドのお姉さん。
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真の心当たりとはトア達四人組。確かにレベル100クラスだけど今のままだとちょっと役不足。そこで真はトア達を鍛えるのを巴に依頼した。巴は快く引き受けたが、真がトアを特に気にしていたのはあちらの世界の誰かと関係あるのだろうなと推測し、あっちに拘泥しない様にさっさと鍛えるかと思った。

と言う事でメチャクチャな修行が始まった。その挙げ句にシャドウテイル(?)の群れと戦わせた。こんなの無茶だと言う四人。全然敵いません。一旦巴がシャドウテイルの動きを封じて、ちゃんと考えて戦えと。

そもそも盗賊と弓使いが正面から攻撃するとは何事か。ルイザはあまり正確に撃てないからだと言う。ハザルは他の魔法を使えるのに正面から突っ込む三人に対する回復魔法で手一杯。

そこで巴が戦術を授けた。ハザルの魔法で罠を作る。泥濘を作って動きを鈍らせる。そこに麻痺毒をしこむ。シャドウテイルはそこにハマって動きが取れなくなったらルイザが離れた場所からの弓を撃つ。動けない相手だから少し下手でも大丈夫。

こうして倒すものの、仲間の死体を乗り越えて来る相手にはラニーナが正面で引きつけてトアが姿を消して背後から倒す。魔法を使う余力が出来たら残った相手を魔法で倒せば良い。別に強力な魔法は要らない。鼻と口を塞げば良い。

群れを倒したお前らで巣を潰して来いと言う巴。夜のうちに戦術をねって明日の朝から潰して来いと宣告した。

それを聞いたギルドのお姉さん。なんて事するのか。あの付近は「死にたがりの道」と言われていてそこの近くにあるティナラクの森では何組もの冒険者が行方不明になっているのだそうだ。

とギルドのお姉さんが狼狽してる所にボロボロになったトア達が帰還。こうしてトア達もこのギルドでの名声が上がる。

と言うのは置いておいて、真は澪にアンブロシアの花を採ってきて欲しいと頼んだ。あの秘薬を作るのに、本来はそれを使うから。アンブロシアの花がありそうなのは先程噂に上ったティナラクの森。まあ澪さんなら大丈夫なのでは。

真は店舗の準備にレンブラント商会へ。どこか借りられる所はないかと相談に言ったが、レンブラントは快く引き受けた。でも執事さん、空き店舗なんて無いのにと思う。レンブラントは真にどうして土地を持たずに借りるのかと問う。

実は商人ギルドのお姉さんから土地から借りると国への届け出が必要になり、そうなると今度は国からスパイ活動の要請が来るのだそうだ。
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真、妙に受付のお姉さんからの受けが良い。
そんな事に関わり合いたくなくてレンブラント商会の店の店子になりたかった。

レンブラント、その辺は見抜いていてそれなりの手はあるとウィンクする。中立都市があってそこならどうだろうかと。フェザーンですか!

その頃澪はティナラクの森へ。同じタイミングでどこぞの冒険者がティナラクの森に入っていた。ああ、この人達、澪の前に襲われる餌食ですか。

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転生したらスライムだった件 第2期 第2部・第44話

クレイマンの軍はズタボロにされたものの、竜を祀る者たちのミッドレイやヘルメスは残っていた。特にミッドレイは平然と。ヘルメスはガビルとの戦いをして、あらまあガビル様やるじゃないですか。ヘルメスを押してる。一方でミッドレイはスフィアと戦っていたが、こっちはもうスフィアを遊び相手にしかしていない。何しろミリムの遊び相手が務まる程なのでこれは圧倒的だった。

と言う事で、スフィアはミッドレイの素性に興味を持った。人間族に見えるが、人間族がそんなに強くなれるのかと。実はミッドレイ達はドラゴニュートの子孫。でもドラゴンの姿になる事はもう出来ず、姿かたちは完全に人間族となっていた。でもドラゴンの素養は未だ持っている。

とは言ってもミッドレイの言い分はそこにはない。強さは鍛える事で成し遂げられる。魔人族はどうも魔力の強さだけに頼るが、人間族に近い我々もこうやって鍛えて強くなるのだと。それを聞いてスフィアさんがじゃあ自分ももっと強くなれるのかと喜ぶ。喜んじゃったよ。
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それじゃ胸を貸してやるから、ミッドレイはスフィアとガビル二人がかりで来てみろと言う。と言う事でスフィアとガビルが同時に行くがミッドレイは微動だにしない。

その頃のヤムザとアルビスの戦い。どうやら互角だなと言うヤムザが発動したアーキテクトはドッペルゲンガー。互角だったのがこちらが二人になったらこっちの勝ちだと言うのだ。でもそんな程度とアルビスが本気出す。最初から本気出せば良かったのに。ともかく本気出したアルビスさんは味方にも危険なのでゴブタ達を退避させる。

その場に残ったのはアルビスとヤムザとその配下だが、ヤムザの配下など一撃で全滅。そしてヤムザのアーキテクトもあっさり破壊してドッペルゲンガー消滅。降伏せよと言うアルビスにこれはもうダメだとヤムザは降伏を決意した。

「こ、降伏する」と言い出したヤムザにクレイマンの声。私がそれを許す筈が無いだろう。ヤムザ、クレイマンの監視からは逃れてるんじゃなかったよ。クレイマンの方がずっと上手。そしてクレイマンが操ってヤムザに宝珠を無理やり飲ませた。

この宝珠、単にヤムザが死ぬのではなくて、あれだあれ。以前フォビオをカリュブディスにしたヤツだ。あの時はテンペストのみんなも苦労したよね。ミリム様が一撃で葬り去ったけど。
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アルビスが攻撃をかけてもカリュブディスは全く傷つかない。こんなものが暴れたらこの地の者は皆殺しだとアルビスは時間稼ぎをする事にした。

カリュブディスの出現は戦いをしていたミッドレイやスフィアの検知するところとなった。ただごとではない気配を感じたので。ミッドレイは全員に回復魔法の使用を許可して直ちに退避する様にと命令。ガビルさんの部下も回復魔法を施して貰った。そして両陣営一緒に撤退の援護をする事にした。

アルビスが何とかしようと頑張っていたが、それは命令違反だとのベニマルの声。ここまでベニマルさんの活躍が全くなかったのでここが見せ所。一撃でカリュブディスを斬ってみせ、しかも再生を黒炎で防いだ。その上で「さっさと終わらせて」しまった。

一応未だ完全体ではないカリュブディスとは言え、一瞬にして片付けてしまった。ベニマルさんの成長凄い。そこへミッドレイ達到着。ベニマルがうちの連中が世話になったなとにらみつけるので、ここはスフィアとガビルが間に入った。この人達はミリム様を崇める民で、しかも自分達もこの災厄の中で回復させて貰ったと。

話は分かった。でも強いもの同士で力比べをしたい気持ちがベニマルとミッドレイの間に湧き上がってしまったので、またぞろガビルやヘルメスが必死で止める。ここで何かあったらミリム様がどうするか分からないと。そんな事もあってここは収まった。
参考資料

三獣士のもう一人、フォビオの方はと言うと、中庸道化連はこの戦いではさっさと引き上げちゃうだろうなとは思ったが、フォビオとゲルド相手に余裕の戦いをして、カリュブディスにまでなったヤムザがあっさりやられたので「あの方」の忠告どおりにここはおとなしくして引き下がろうと、フォビオとゲルドを黙らせて消えた。

フォビオとゲルドは完敗だとは思いつつ、生きてる限りは次があるともっと強くなるのを誓った。それに二人のおかげで中庸道化連の情報は手に入った。リムル様によって解析されるであろう。

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精霊幻想記・第8話

ルリを手篭めにしようとしたゴンが捕まって王都に送られる。その時にユバはハヤテに父上にと手紙を託した。そしてリオ達の王都での交易品売買の一行も同時に出発。途中で両者は分かれたけど、どっちも王都を目指したんじゃ(見返したらハヤテは別の村でも検税に行ったんだ)。ゴンがしつこく描かれたからひょっとして今後リオにあだなすキャラになるのかなと思ったが、今回見た限りではこのまま消えそう。

ドラに率いられてシンと一緒にリオは食事処へ行った。そこでカムタンとして出されたのはラーメンじゃん。
参考資料
玉子とチャーシューが普通に乗ってるんだけど、ユバの村では肉がそうそう食べられなかったのに王都では軽く出てくるんだ。リオは「ラーメンだ」と思った筈だが、その驚いた様子を初めて見たのかとドラ達に思われ、ともかく食ってみろと。そして食べたら美味しい。シンはこれが好きで、サヨに作ってくれと言ったが、サヨは見た事も無いものは作れないと怒ったそうだ。

その後、リオはサヨと一緒にお出かけ。物資の買い出しらしい。サヨは町に不慣れなのにどうして自分が買い出しなのだろうと訝しがったが、リオはサヨをカムタンに誘った。これ、シンの図らいなのだ。サヨにもカムタンを食べさせようと。

歩いているうちにアクセサリー(和装では何て言うんだ)を商っている露店から声をかけられる。お兄さん、可愛い彼女に買ってあげてはいかがですか。この露天商、口がうまい。そんな訳でサヨが気に入った簪(何を選ぶかなと思ったが、今後絵になるのは簪だから簪だろうと思ったら、やはり簪だった。でも後の方でそれしてない絵があるんだよね)をリオが買ってやる。小銀板二枚と言う結構なお値段ではあるが、リオは女性への贈り物は値切らないと言い値で買う。イケメンだ。
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そしてさらに歩くと諍いの声。リオが近づくと女性が攫われようとしていた。うわー、こんな公道で人の多い中でか。何考えてるんだこいつら。当然のごとくリオが女性を攫おうとした男を一撃でぶちのめし、護衛と思われた女性に引き渡す。遅れて役人がやって来たのでリオは関わり合いになったら面倒だと名前も告げずに立ち去った。

コモモが攫われかけた?って、あなたはハヤテさんじゃないですか。狭い世界。助けてくれた人物は立ち去ってしまった。いや、この国だとあの異様な風体を聞いたらリオだとすぐ気づくんですけど、ハヤテなら。

それは置いておいて、ハヤテはユバから託された手紙を父のゴウキに渡す。手紙を見たゴウキが驚愕。

そんな訳でリオ達が投宿してる所へハヤテがゴウキ達を連れて来た。多分場所をサガ家に変えて改まっての挨拶。ゴウキ夫妻はリオの母のカラスキ・アヤメ様に仕えていたと言うのだ。いきなり母を様扱い。しかもカラスキってここの王国の王族の名字。続けてゴウキはアヤメが王族だったと明かす。

アヤメの話の前に父ゼンの話。昔カラスキ王国は隣国のロクレンと戦争中。その戦いの中で頭角を現したのがゼンだった。ゼンは武士の身分を賜る。その時に力量を確かめる為に手合わせしたのがゴウキだった。何しろゴウキはカラスキ随一の武術の使い手。それと互角に戦えたのでゴウキはゼンを王族の守護役として推薦し、ゼンはアヤメの守護役となる。

その頃にロクレンから休戦協定の申し出があり、大使としてやって来たロクレンの王子がアヤメを気に入って付き人に拉致させようとした。バカなのその王子。休戦にかこつけて両国の恒久平和の為に婚姻しようと提案するのが普通じゃないか。

その拉致をゼンが阻止したのだが、その時に逃亡したロクレンの者をゼンが殺したと難癖をつけて、ゼンを処刑してアヤメと結婚させろと言う。それ、証拠が無いから突っぱねれば良いものを、カラスキの王はゼンとアヤメを出奔させた。こうしてカラスキと縁のないベルトラムで暮らしていた。謎の措置ではあるが、別の意味で身分違いの恋路を認める為にしたとも理解出来る。
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リオはゴウキの願いで王城で国王に謁見。ホムラ国王はリオを見てアヤメの面影を見る。そしてアヤメとゼンはどうなったのかと聞いた。リオはゼンが物心がつく前に死んだと言い、そして一番つらいのはアヤメはルシウスに殺されたと言う報告だった。その後、孤児となり、復讐だけに生きてきたが、幸いにもベルトラムの王女を救った事で王族や貴族の学校へ通うのを許されて成長したと告げる。

セリアとの生活が幸せだったり、ラティーファとの生活も幸せだったので一時は仇討ちを忘れていたが、やはり母の仇を討つと決めたと言う。

そうか、修羅の道を行くのかと国王は、相手は強かろうからまずゴウキと手合わせして良かったらゴウキから剣術を習ったら良いとゴウキと御前試合をする事になる。なんとリオはカラスキ随一の剣豪に勝ってしまった。

この時にリオはベルトラムへ旅立つと言っていたので、復讐戦の為にベルトラム王国へ次回あたり帰還ですな。

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探偵はもう、死んでいる。・第8話

煮込まれた人参とは思えない音を立てて食べるカレー。シエスタと君彦が二人でカレーを食べている所にアリシアがいつの間にか加わっている。君彦はいつもの包丁が無いからこうなったと言うカレーを。

カレーはともかく、ニセの加瀬が現れた件を相談していた。ケルベロスは間違いなく死んだ。ではあの偽物は誰が。そりゃやはりヘルではないのか。ヘルにそんな事がと言う点は、人造人間はどうにでも出来るで片付けられてしまった。

アリシアはそのヘルがやったと思われる事件の調査に自分も入れろと主張。でもシエスタは危険だからそれはダメだと拒絶した。何しろ「もう4人も犠牲者が出ている」ので。

言い合いは平行線となった。だからアリシアは勝手にやると言いだした。そして君彦はこれまで通りに助手だと。助手を奪われてしまったシエスタ。そんな言い合いをしてるうちに5人目の被害者が出ているパトカーのサイレンが。

5人目の被害者の家に言ってその母親から聴取をする。おや?母親(ローズ・ペネット)の声が久川さん?こんないかにもモブキャラなのに?
参考資料

そのローズ・ペネットにシエスタが情け容赦無い質問をシエスタがする。途中で君彦が止め、一方でアリシアが貰ってばかりなんて事は無い主張するとまるで娘に言われているみたいだとほっとした表情になるペネット。

このやりとりについてシエスタと君彦の口論。口論って言っても大した事ないんだけど。一人残されたところにアリシア。君彦、アリシアに向かって弁解するんだけど。そして君彦はアリシアに以前の探偵の途中でアリシアが見ていた指輪のプレゼント。喜んだアリシアが君彦に指輪をつけさせてと言う。しかも指を間違えたら怒ると言う念押しで。とぼけて小指に入れたらと思ったのに、先に言われちゃったよ。

なんて姿を戻って来たシエスタに見咎められました。

部屋に戻ってからシエスタはふて寝。あーあー何も聞こえない。なんて時に君彦がスマホで反応。「婚約者のピンチなんだ」って、どうしてアリシアでなくて婚約者って呼称を選んだのか。

現場に駆けつけるとアリシアの肩に血が。そしてその隣ではシエスタが確認して警官が胸をやられて意識を失っていた。拳銃が落ちていた。幸い命に別条はないらしい。
参考資料

警官は救急車で搬送されたらしい。アリシアは君彦が抱きかかえて病院へ。シエスタが思わせぶりな「それでいいの?」の声を背中に送って。

病室でのアリシアはもうすっかり元気になっていて、君彦にリンゴをあーんして食べさせて貰っていた。シエスタみたいに。アリシアがどうしてあそこに君彦が急行出来たのか聞いてみたら、君彦は発信機をつけておいたと言うのだ。その話の過程で派手な下着だったぞと言うけど、多分それはミスリードで指輪だな。下着なんて着替えちゃうし。

アリシア、眠くなって寝たけど、手を握っていてと君彦に言ったのに夜中に居なくなる。君彦がそれに気づいて発信機のデータを見て夜中の教会へ。そこにはシエスタ。ヘルの出現を待ち構えてここに居た。そしてシエスタは君彦にももう気づいているのだろうと。

さっきやられた警官が銃で撃った相手はアリシア。それ言われる前に病院で多分指摘された筈だけど。さらに加えて現場に落ちていた刃物は冒頭で二度も「包丁が無い」と言われたあの包丁。もうはっきり言うしか無い。心臓を狙ったのはアリシア。

アリシアがヘル。その割にはアリシアは本心からそれを知らなそうだった。さらには加瀬が出現した時にそこにはアリシアが居た。それは別のヤツが居るのだろう、ヘルに命令してるのとかと、あっさり。

そこにアリシア出現。自分の中にはもうひとり居るみたいだ。別人格で乗っ取られていたのか。でもどうしてアリシアの人格で君彦達に近づいたのか。知らない人間のままでも良かったのではないのか。君彦を困惑させる為だけで出現したのか。
参考資料

人格が入れ替わったアリシアが君彦を襲う。それをシエスタが抑え込んでアリシアに銃を向ける。今の状況だとシエスタがアリシアを撃つしかないが、そっちに行ってしまうのか。と思ったところでクレイマンさん、じゃなくてカメレオン出現。アリシアをさらって行ったのでシエスタがアリシアを殺すと言うだけは免れた。

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舞台探訪・ラブライブ!スーパースター!!・第4話の穏田神社

公式の設定でも認められている、平安名すみれさんの実家の神社は原宿にある穏田神社です。
(参考:https://twitter.com/MamoruOnozawa/status/1426901936041709571)

すみれが帰宅する場面。
この時、かのんが後ろをつけてました。
参考資料
参考資料

絵馬掛けの付近を歩くすみれ。
この時もかのんが後をつけてます。
参考資料
参考資料 このあとでグソクムシを見られてかのんは監禁されました。

監禁されたと設定される場所は神輿とかがしまわれている場所じゃないでしょうか。
その辺は分かりませんが。
参考資料
参考資料

絵馬を授与して貰って描いて奉納しました。
参考資料

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かげきしょうじょ!!・第8話

花道が歩けなくても銀橋があるよと言える夏を二人で過ごしたさらさと愛。でも夏を楽しんだ分が肌に出ていた。紅華の生徒たるもの日焼けしてどうするのか。日焼け?って程にしか分からなかった日焼けではあるが、紅華の生徒ならそこも気をつけないといけない。意識高い薫さん。その薫さん、夏休みに髪を切りました。男役を目指してるのだから今切っても関係ないと。今回の話を全部見てからもしかしてあれがあったからと思ったが、時系列的に違うよね。今回の話は未だ薫が紅華に入る前の夏なのだから。

高校生の頃の薫、夏に日傘をさして登校していた。ずっと紅華を意識していた薫だから日焼けしない為の日傘は当然だった。何を言われようと。ずっと以前ならそう言う陰口とか教師の指導とかあったかもしれないが、ここ数年は熱中症対策の方が大事だから日傘は大歓迎されてると思う。でも本当に日焼けしたくないなら長袖ですよ。半世紀以上、東京の夏だろうとずっと長袖で生活してる私の腕は日焼けの痕跡どころか、入院して点滴受ける時に看護師から白いですねって言われる程なので。

長瀞さんにも登場した海が見えるバス停の真名瀬バス停で女子高生が噂していた。マックじゃなくて。隣に居る人間に聞こえる様なひそひそ話で「おな高(そう言うんだ、今って)で、(兄が)イケメンでメジャーリーグ目指してる(のの弟)、冴えない」と、遠慮がない。気の毒に。
参考資料

そこに日傘をさした薫が来る。噂する女子高生、今度は薫を見ておな中だったけど、紅華に行ってないんだと。

薫は入院した祖母の見舞いの為にこのバス停からバスに乗ったのだ。そう祖母と言えば嘗て紅華のトップスターだったのだ。だから今でも勿論ファンが見舞いに来ている。薫を見て紅華に行ってないんだねと思われるが、今年が最後のチャレンジとなるので頑張ってねとみんな口では言ってくれる。

薫、何が何でも紅華の男役になりたい。その為に週に8回のレッスン。そこに母からの電話が入った。帰りに本を買っておばあちゃまの所へ届けてねと。入院して本が読みたくなったら親族とかに届けてもらう、そう言う日々が嘗てはありました。何年か前から入院したら全部Kindleで買って読む様にしてるけど。でもこれが薫と青年との出会いに繋がる。

あの、兄と比較されていた青年が、本を買って薫がバス待ちをしたのを見て声をかける。先日口さがない女子高生が噂していた紅華を目指す子と言うのも知ったのをきっかけに、彼のおばあさんがいまわのきわに聞いて欲しいと言ったと言うからと。話を盛ったのか本当にそうなのか少し重い。でも知らない男子高校生に名前なんて言える筈が無い。最初は無視した薫ではあったが、そこに意外な事件が発生する。

女子高生がやって来て、彼に手紙を渡す。あら?告白?
この手紙、お兄さんの辻海斗選手に渡してくれませんか!
ええええ。

俺、そう言うの関係ないんで。学校にも、兄にも止められてるんで。そりゃそうだろう。これは本当だろう。でもそれ以上にこの辻陸斗、またも兄を引き合いに出されて素直に引き受けられる訳が無い。女子高生は泣いて帰ったが、でも陸斗だって辛い。なんで泣くんだよ。

そんな比べられる陸斗を知って薫は自分の名前を教えた。そして紅華の話も聞かせてやった。さらに兄と比べられる陸斗と、母や祖母と比べられる自分の境遇がちょっと似てると言う話も。
参考資料

薫と話せる様になった陸斗くん。これまでレギュラーだった事が無いのに、俄然気力がみなぎって来た。監督の評価では陸斗はセンスが良いのにメンタルがガラス。それで今迄くすぶっていたと。

薫と陸斗、LINEの連絡とる程になっていたか。

私は私だから!と一旦送ったLINEだったけどレッスンでまたも母と祖母と比較されると少し弱気に。私は私、と思う様にしてると。

おばあちゃまの見舞いに行く時にだけ陸斗と会える薫。次はいつ?と言われてその日に来た薫だが、今日はまた重装備で日焼け止めして来た。今日は銀橋の話。私はどうしてもそこを渡れるスターになりたい。たまになれるかどうかも分からないのになると言ってなっちゃう人。でも自分はそこに辿り着く大変さを知ってる。

と言ってお見舞いに行った薫だが、祖母からは最近よくお見舞いに来てくれるねと言われた。そうですかそうですか、薫さん、わざわざお見舞い計画を立てて会ってるんですね。

そうやって何度も会ってるうちに惹かれていく自分に薫は気がついた。これはヤバい。でもある日バレエの教室に紅華本科生の山岸と言う子が来た。この教室の出身。でもこの山岸が天然だった。薫に気づいて「ちゃんと未だ紅華目指してるんだね」と駆け寄る。「ちゃんと未だ」ってあんた。この子が陸斗との話で言っていた「なると言ってなっちゃった」人か。

そこに陸斗から花火大会のお誘い。その日も祖母の見舞いに行った薫に、祖母はそろそろ退院だからと言う。そうか、もうお見舞いは口実にならないんだ。そして祖母は言うのだ。無理してないか心配なのだと。別の人生を選んでも良いんだよと。祖母は優しい気遣いだったけれど、薫にはもう諦めても良いんだよと言う風に感じる。そんな状態で陸斗と花火大会へ。バス以外で会うのは初めて。

陸斗の野球部は地区大会で順調に勝ってる。でも自分は出場する機会が無い。その弱音を薫に吐露した。それは丁度このまま続けてもと言う状況になっていた薫には堪えた。兄が優れた選手だったからはじめた野球だったがと言う陸斗に、薫は自分は違うんだ、自分の意志で決めたんだ、母と祖母が居るからじゃないんだと涙を流しながら抗する。最後まで絶対諦めない。
参考資料

泣きながら帰る薫。このまま二人の間は終わりなんだろうか。陸斗をブロックしちゃったよ。

そして神奈川県の地区大会決勝。街頭テレビで今年も南高と浜大付属かと観戦してるおっさん達。陸斗の南高が決勝に。1点差をつけられて9回裏、代打、辻君、背番号11。打ったぁ!

ガバッ!
参考資料
「ちょっとあんた、いいところが見られなかったじゃないか」
「これ、勝ったの?」
「泣いてるのか?泣くほど嬉しいのか?」

そして現在。
さらさが気がついた。
SNSで拡散されている写真に。

「伝えたい人がいるのでこの夏だけ貼らせて下さい あの時の君へ 僕は今も野球をやっています ありがとう」
参考資料
泣いた。泣けた。

いつか自分が銀橋を渡れる様になって、あなたも野球をやっていたらSS席を用意してあげてもいい、好きでしたと言ってあげてもいい、そう思う薫。

今回、凄い話だった。
もう今期のトップはかげきしょうじょで決まりか。

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カノジョも彼女・第8話

休み時間にミリカが直也の所へやって来る。ミリカ、何しに来たんだと憤る咲。最早ミリカの呼び方を隠していない。ミリカもそれに反応しない。とは言えこの時点でミリカは校内でも巨乳のかわいい子と言う地位は健在で、男子が直也に星崎さんとどう言う関係なのかと尋ねた。

クソ真面目な直也がどう言う関係なんだと悩んで、またぞろとんでもない事を言い出すかと思ったらミリカの方から胸あててんのよなポーズでただならぬ関係だと宣言。当然咲は憤然として直也から離れろ、私と直也の間に入り込む隙間などないと言うが、ミリカはこそっと二股やられてるくせにと言うからタジタジに。
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これを見た直也、さあクソ真面目な性格の発動。これはきっと咲が不安になっているに違いないと、咲を公衆の面前でギュっと抱きしめる。驚く咲ではあったが、これでミリカに勝った。ちくしょー覚えてろよとこの場は退散するミリカ。でも直也のクソ真面目が発動してしまったら止まらない。授業が始まっても咲を抱きかかえたまま。流石に先生が何やってんだと言うが、直也が咲が不安がってるからこうしてると言うと、しゃーねーなと納得してしまった。

ところが消しゴムを落としたタイミングで胸に触ると、咲が思わず声を出す。気まずい雰囲気の教室内。でも渚は羨ましいなって思ったよ。

生物の次の授業は体育。着替えなくちゃいけないが、まさか直也がこのまま女子更衣室には行けない。ざまあとミリカが煽りに来たので咲は直也を放送室に引っ張り込んで鍵をかけて中で着替えだした。ぱんつみえるヤバい状態になったが、ここは渚が工作してミリカに匿名でクイッターのDMを送ったので屋上に行った筈と言う連絡が入る。あれ?クイッターってそんな匿名DM出来たっけ?兎も角これで二人っきりの放送室でのお着替えは免れる。

家に帰って、今日の咲が教室で直也に抱きしめられた話を話題にしたら、渚は羨ましいと言う顔をしたので、咲は渚が抱きしめられたいんだと叫ぶものだから、直也はじゃあ抱きしめようと。

それじゃあとはお二人でと言って咲がリビングの外に出ようとしたが、直也はそれはダメだと言う。二人だけの場所でそう言う事をしちゃいけないと。ちゃんと見ていてくれと言うので咲は仕方なくドアの所から見ていた。渚は直也に抱きしめられているうちにだんだん力が抜けて行く。一方咲の方はこの状況は何なんだ、これが世間で言うNTRみたいなものではないか。
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そしてこの状況でドキドキしている自分はNTR属性があるのか、いやそんな筈は無い。咲がそんな葛藤をして目を逸らしたすきに渚が力が抜けて倒れてしまう。そこで直也が驚いて覆い被さって様子を見る。そのタイミングで視線を戻した咲は本当のNTRが始まっていたと止めに入った(アッパー)。そして渚ちゃんのHと。何を言われたか分からない渚。

ある日の学校帰り、ミリカがつきまとう。直也にゲームはやらないのかと聞くが、直也はゲームに使う時間は勉強してると答える。勉強とかすげーな今度勉強教えて貰おうかなと言うので、それを阻止すべく直也はガリ勉の割には成績は良くないと言う。直也曰く、暮らすで5位以内に入った事がない。

マジかよ。なのに頑張り続けてる直也、かっこいい。
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クソチョロツインテール。

ミリカを追っ払って家に帰ると先に渚が帰っていた。この帰りのやりとり等で直也がふと思った。ミリカは自分の事を好きだったりするのか。これを聞いて咲と渚が焦る。タイムをかけて咲が渚と打ち合わせ。直也がミリカの本当の気持ちに気づいたら三股になってしまうかもしれない。だって咲を彼女にしたのに一途な渚の気持ちを汲んで二股にした直也なのだから。だとしたら私達がすべき事は全力でごまかす事。

直也の前に戻った咲はハイライトの無い目で直也にあんた調子に乗ってると宣告。あんたは並。特別イケメンでもなく、特技も無い。そんなにポンポンモテる筈が無い。自分と渚が好きになったのはたまたまの偶然。直也、そこは理解した。でもじゃあミリカが自分の前で顔を赤らめているのは何なのだろう。

それに答えて咲「発情期ね」
参考資料
思わず驚愕の渚。
もうここから渚はまともに咲と直也の方見てられない。目を逸らしてる。

女の子にはたまにあるのよ。て事は二人にもそんな時があるのか。思わぬ売り言葉に買い言葉。これをごまかす為に発情期の度合いは胸の大きさに比例するから自分は大丈夫だと言ってしまう。しかしそれは胸のある渚はそうではないって事。もし発情する事があったら相談してくれと。その時はよろしくお願いしますとしか言えない渚。

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白い砂のアクアトープ・第7話

がまがま水族館の来館数(おそらく累計)が計画以上に伸びている。これなら閉鎖しなくてもいいよねと言うくくるの言葉に、でもおじい館長は否定していた。おじい館長はもう閉館を完全に既定路線にしてるのだ。だからあの新聞記事はおじい館長から出たもので、するとこの来館数が最近急に伸びたのは、集客作戦がうまく行ったと言う結果なのか、或いは「あそこもう今月で終わりなのか、終わる前にもう一度行っておこう」と言う、世間によくある最後の訪問なのか分からない。
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くくるから見たら計画以上の数字を出しているのは喜ばしい。でも働いてる人の身になってみよう。空也はずっと休みが無いと言う。これは労働基準法に抵触しちゃうよ。おじい館長はソフトにみんなで休むと良いと、くくる達を休ませる事にする。くくるは不満だったけど。

くくるはカメーで愚痴をこぼす。うどんちゃんと夏凜は休みいいよねと言ってくれて、どこかに行きたい所はないかと風花に尋ねた。風花、海しか思いつかなかったが、それもいいねとバーベキューもする事に。夏凜が櫂を誘うのはまあ分かるとして空也まで誘うのはどうしてなのかと思ったら、何と夏凜と空也は同級生だったと。

と言う事でやって来た海と言うのはコマカ島。あ、いい感じですね、その島。でもそれじゃ遊ぼうと言って水着になったのは風花だけ。こっちの子は着ないんだと。紫外線強いし。ひとりだけ水着は恥ずかしいと言う風花ではあるが、どうせ観光客はみんな水着だから世間の目は大丈夫。でも風花、これってグラビアの時の水着なのだそうだ。グラビア写す時に提供されて、そのままどうぞってヤツですかね。
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と言う事で女の子四人は海ではしゃいでるけど、櫂と空也はバーベキューの準備だそうで、それはあまりに気の毒ではないか。

しっかり準備していた櫂の影に隠れていたのが櫂に妹の真帆。しかしくくるとうどんちゃんの反応が微妙。来ちゃったかと。どう来ちゃったかなのか。真帆はちゃんと風花に礼儀正しく挨拶するんだけど。と思ったらくくるには態度悪い。風花は東京の香りがするって言うけど、でも出身は岩手。長年東京にいたから見た目は完全に東京のお嬢さんだけど。

くくるとの言い合いで真帆はお兄ちゃんの彼女にはくくるみたいな魚臭い人じゃなくて風花が良いと言うから、櫂が狼狽。

真帆と夏凜が遊んでるのをバーベキューをつまみながらくくるとうどんちゃんで真帆はおねえちゃんに憧れてるんだろうなと。うどんちゃんもそしてくくるも一人っ子。微妙にくくるに関してはあの母子手帳設定が出てきちゃうけど。

くくるも姉妹が居る家庭を羨ましく思っていた。二人ではんぶんこしてるのがいいなあって思っていた。そこに風花がアイスを買って帰って来る。中には「パキット」と言う二つに割るのもあった。これぞ姉妹で交換しあうアイスだが、風花はくくるの話を聞いていなかったと思うのに、自然にパキットをはんぶんこしてくれる。

水族館の方が気になってこっそりとやって来たくくるだが、空也が先にそこに居た。思わず隠れてしまっておじい館長との会話を聞いていたが、おじい館長は空也達に閉館後の何をしたら良いのか状態に慣れてほしいのもあって休ませたのだ。おじい館長の閉館の決意固いぞ。

そして空也には別の水族館への転職の段取りまでしていた。でも空也はあちらの館長に連絡入れてないとか。

止まらない閉館への動きを改めて聞いて暗くなってるくくるの所に風花がやって来た。思わずお姉ちゃんに頼る様に抱きつくくくる。ひとりじゃない、私も一緒に水族館頑張るからねと言ってくれる風花。
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さて、真帆の紹介する男子出現。こっちもマセガキな子だった知念類。真帆の彼氏候補だけど彼氏認定されていない。だから真帆の前でいいところ見せようとするのだが。

類、がまがま水族館の年間パスポート持ってる常連。と言う事もあって空也とも面識があり、何故か空也と張り合ってた。空也がそれをマジで受けて張り合う。魚の知識の張り合いするのだが、まあ小学生が求める知識なので覚えていれば答えられる。そして空也は全部答えてしまう。それを見て夏凜が怒った。子供が好きな子の前で良いところ見せようとしてるのに何マジで張り合ってるんだと。

そこで夏凜が別の方向を振った。類は何が得意なのか。かけっこ。ただのかけっこなら普通の大人なら小学生に買っちゃう。私は勝てない程遅いけど。そこで夏凜はビーチフラッグの勝負を提案。夏凜は空也に念押しするのだが、空也、どうしても手を抜かない。

空也は何か理由があって意地になってる感じで、早いうちに心が折れる経験しておけとやっぱり本気でフラッグ取っちゃった。ただ、類の頑張りは真帆に通じた。

夕暮れが迫って大人は酒が入りだす。酔いの入った夏凜が空也の過去を話してくれた。空也自身が櫂に高校やめたんだと話していたからまあ大目に見よう。高校時代の空也は運動も勉強も出来てちょっとイケメンだから女子の人気もあった。ただ、三年の時にたちの悪い女子グループの中心に告られて、それを断ったら今度は嫌がらせを受ける様になった。それでやがて荒んだ空也は高校をやめたのだ。そりゃ女嫌いになるし、挫折と言うのを早めに知っておけと言うのも分かる。

そうして何もかも目標を見失っていた空也を拾ってくれたのがおじい館長。とは言っても最初のうちは単にこき使うだけに見えたので、空也はおじい館長がどれほどの者なのか試してみた。でも空也が出す海の生き物の知識の質問に全部答えるんだ。ただ単に漫然と館長やってるだけの人間じゃなかった。そうして空也は館長と仕事にハマって行った。空也はそこで次の自分の存在意義を見つけた。別の所で何か出来るかとも思えていない。
参考資料

空也ががまがま水族館以外で何かを見つけられるかと同じ様に、くくるががまがま水族館閉館後に耐えられるのか、櫂は心配だった。

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月が導く異世界道中・第7話

呪病をかけた魔術師が殺されました。あれ、レンブラントさんダークだね。実は前回宿に入った時に巴がそんなに出来た人間が居るのかと疑っていたけど、流したんだがやっぱりそっち設定あるんだ。

と言う話はアルケミーマイスターとして呼ばれたハザルのビビリ方にも現れていた。依頼主がレンブラント商会と知ってドキドキ。と言うのも睨まれたらツィーゲでは干されるからと。だから準備が出来たと執事に呼ばれた時も、真曰く「死刑台に呼ばれたみたい」な緊張感で向かった。
参考資料

行ってみたら例のルビーアイの瞳などの材料とちょっとした道具、そして簡単なマニュアル程度しかない。こんなので万能魔法薬アンブローシアが作れるのかと驚くハザル。執事によると材料の方が大変なのだそうだ。

と言う事でルビーアイの瞳からの抽出開始。でもハザルの魔法のやり方が拙いので焦れた真がチョチョイと魔法を発動して抽出を開始させる。詠唱が未だ終わってないのにと驚くハザル。

こうしてやっと一人分が完成。直ちに執事からレンブラントの方に渡されて飲ませに行った。さらに続けて残り二人分も完成。いきなり気が抜けてハザルがぞんざいな瓶の持ち方をするから執事が飛び込んできた音に驚いて放り出してしまった。せっかくの薬をと真が身体をはって守る。

何があったのかと言うと、レンブラントが奥さんに薬を飲ませようとしたら、奥さんが暴れて怪我を負ってしまったのだ。薬を飲まない様に暴れるのまで合わせての完璧な呪い。レンブラントが語った呪病の症状ってまるで狂犬病だね。現代世界で狂犬病の治療薬は無くて発症したらほぼ100%死ぬと言われている。だから真の現代科学知識では直せない。やはり魔法薬を使うしか無い。

真は自分が奥さんを押さえると申し出た。レベル1の君では無理だろうと思うレンブラントだったが、ハザルからルビーアイを倒したのは本当は真だと聞いて驚く。真は最初に奥さんが暴れたらしい部屋で魔法薬の痕跡を使っておびき出す。魔物みたいになった奥さんに対して真は柔道の技で押さえつけてレンブラントが魔法薬を飲ませると、さすが呪術の病気だからたちまち元に戻った。

そして一人目の娘も押さえつけて薬を。そこにハザルが追加の薬を持って来たが、コケて落としそうになったのを執事が鮮やかな布さばきでキャッチ。この執事が押さえつけられなかったんだから奥さんどんだけ暴れたんだ。

二人目の娘は少しだけ正気を持っていた。二人目も押さえつけて魔法薬を飲ませるとこちらも治る。うん、でも正気を少し持ってたと言う設定が何も意味をなしていない。三人が助かって女神に感謝するレンブラント。真にとってはあのクソ女神に感謝するなどやめろと言いたいのだが。

ハザルに薬の改良を押し付けて一人真はレンブラントの屋敷から外へ出ると、巴と澪が出迎えた。そこに突如刺客出現。魔法陣が現れて「死ね」と。奇襲は普通はこうだよね。有無を言わさず襲う。

でも真はあっさり避けるし、巴と澪にとっては単なる生暖かい風程度。巴達は気づいていてこれは楽しい事になりそうと思っていた。刺客は仲間を集めて三人を包囲する。真が澪に目配せしたら澪は連中にいくら金を出すんだと聞いた。金貨10枚だと言うので、澪は傍観を決める事にした。実はこれは真の考え。巴と澪でまたぞろ戦いを競い合うと絶野でやった様な辺り一面を廃墟にしてしまいかねないので競争が起きない様にしたのだ。

ともかく巴はワクワクしながら戦う。戦うんだけど、巴は単に避けるだけ。何してるんだと真が問うたら、開始の合図が無い、御老公と。あれか、あれかよ。「助さん格さん、少しこらしめておやりなさい」か。仕方なく真が「巴さん、ひとつこらしめておやりなさい」と言ったから巴は張り切って全員倒してしまった。
参考資料

魔術師、ひとりだけ転移の術式で逃げようとしたが、詠唱が終わる前に真にぶっ飛ばされた。ひとり残った首魁のライム=ラテ、俺はツィーゲイチの冒険者だと言うものの、あっさり巴に倒されて、ここで殺されると思う。でもその意識の中を巴が見て手を止めた。

おや?ライム=ラテさん、どうも背後に孤児院みたいなのを背負ってる?

そこで真がライム=ラテの話を聞いてみたらどうもおかしい。ライム=ラテは娘は眠らせただけだと思っていた。話に齟齬があるので細かい事情を聞いてみた。

酒場でライム=ラテがやけ酒していた。隣には恐らくあの呪病をかけた呪術師。そこでの会話ではレンブラント商会に睨まれたらろくなクエストが回って来ない。そのせいで無謀なクエストに手を出して死ぬ冒険者もいる。

ここで呪術師にライム=ラテは煽られた。この間も孤児院出身の冒険者が死んだ。彼らは学も財産もなくて冒険者からの転職が出来ない。これって初めて聞いた「異世界物では冒険者は地位が低くて足抜けも出来ない」みたいなセリフだ。大抵の異世界物では転生や転移したキャラが望んで冒険者になるのに。

ともかくライム=ラテはこの呪術師の誘いに乗った。乗ったのは分かったけど、一体どうやって加担したの?呪術を放つのはこの呪術師でしょ?ライム=ラテは何やったの?ひょっとしてレンブラント商会の依頼を受けようとした冒険者がみんな妨害受けたって、そんな程度?まあ真達は酷い妨害を受けたけど。

と言う訳でそこまでの悪意が無い上に強く後悔してるので真はライム=ラテを解放してやった。ライム=ラテもレンブラントに深く侘びた。執事は死んで詫びて貰おうと言ったが、レンブラントは真の口添えがあるからと赦した。

ライム=ラテはこれをケジメとして冒険者をやめたが、そのライム=ラテを真が拾うのだ。冒険者としての能力は人並み以上あるので、その能力を使って真の諜報員になってくれと。見る目聞く耳は大事だよね。孤児院は真が守ってやる。
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真達は亜空に戻って美味の味を楽しんでいたのに、またぞろエマから何か悪そうな話が。

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転生したらスライムだった件 第2期 第2部・第43話

トレイニーさんに何かしてる。見てるうちにそれはラミリスのお付きとしてワルプルギスへ行く為の準備と分かったが、トレイニーってそんな不都合があったんだと言うのをちゃんと認識していなかった。今の姿だとジュラの森に縛り付けられていて、外に出られないんだ。ベレッタみたいな感じで実体化。これ以降ってもうずっと自由に動ける様になるのかな。
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リムルはワルプルギスに出席する準備中。そこに大元帥ベニマルからの連絡が入った。クレイマンの軍勢はユーラザニアの住民を探してウロウロしていたところ、ベニマルの用意した住民のフリをした人々に誘われてゲルドが仕掛けた罠の方へ向かった。もうこれで決まり、勝ったなガハハ。

この辺りの会話の妙に楽勝気分が気になった。そしてベニマルはついでなのでクレイマンの本拠地も叩いてしまいましょうと言う。ついでに。でもこれにはシュナが猛反対。クレイマンは精神を操る事が出来る。もしソウエイやハクロウがそれに遭ってしまったら大変だ。うんうん、ちゃんと止めようとしてる。だから自分も行くと。おいおい。

シュナって精神攻撃には強いんだっけ?対面戦闘ではそこまでは強くないシュナをリムルは心配したが、ソウエイ達が絶対シュナを守るからと言うのに押されてシュナの出陣も認めた。まあクレイマンはそのタイミングではワルプルギスに出てるから不在の筈だし。

ソウエイの報告で龍を祀る民100名がクレイマン軍に居るとの事。ミリムの部下ではないものの、ミリムに忠誠を誓ってる一族が居たのかと。
参考資料
ここでも100人位なら大丈夫だろうと判断するのは良いのか。

クレイマンの軍勢はゲルドの罠の方に「粛々と」進んでいた。これ、あまり釣られて進んでる感じじゃない。それを見下ろすベニマルと、三獣士。相変わらず勝ったなガハハな雰囲気ではある。

アルビスは副司令官となり、そして三獣士はベニマルに三人で直接の仇討ちをさせて欲しいと申し込み、許可された。ここから三獣士はそちらのメインの戦いへ。

愈々罠発動。罠にハマった敵軍は皆殺し…ではなくて、降伏した者は労働力に回す。はて?奴隷労働?と思ったら、破壊されたユーラザニア再建に向かわせるのだそうだ。

ゲルド軍出現。そしてその足踏みでクレイマン軍の足元は崩れて兵士達は落下。何とか空に逃げた翼人もガビルさん達の大活躍で撃墜。強力になったとは言ってもガビル軍にこう一方的ではクレイマン軍弱かったな。

あまりの弱さに龍人族のミッドレイも不甲斐なさを感じていた。こうなったら俺が何とかしてやろうと。いや、リムル軍にあまり本気だして貰っても困るんですけど。

その頃、三獣士の一人のフォビオが中庸道化連を発見。以前はよくも騙してくれたなと。この辺の経緯を忘れちゃった。ともあれ中庸道化連のティアとフットマンは覚えていて、フォビオをからかいつつ交戦開始。流石にこの二人はクレイマン軍の雑兵とは違って強い。そこにゲルドが参戦。ゲルド達もクレイマンに踊らされていたからね。

クレイマン軍を率いたヤムザの所へは次々と不利な報せが入っていた。ヤムザ、早々と敗戦を理解してどうするかと考えていた。逃げて別の魔王の下に入ろうとアダルマンを連れて来ると理由をつけて部下にその場を任せた。だが、転移魔法が発動しない。

もう既に空間封鎖をされ、テントに戻ったら部下は全滅。外でも次々とアルビスに殺されていた。と言う事で、ヤムザとアルビスの一騎打ちに突入。

一騎打ち、の筈だったが、ヤムザの仕掛けた部下の攻撃を受け、それを石化でアルビスは薙ぎ払うものの、そちらに向いたのを狙ってヤムザはこれで取った!と。でもアルビスを助ける者ありけり。

おおおお、ゴブタさんじゃないですか。ゴブタさんにも活躍場面が。
とは言っても流石にヤムザの方が強くて、ほとんど偶然の様にヤムザの攻撃をかわし、あとはアルビスさんにおまかせしますと下がった。
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精霊幻想記・第7話

リオはラティーファと分かれてヤグモ地方へ。そしてそのヤグモ地方に到着してはや二ヶ月。習俗が違うのであの格好でウロウロしたら警戒されるんじゃないのか。村人はびっくりする程度みたいだけど。

リオはその場に居た女の子二人にここの村長に会いたい、人探しをして旅をしているからと言うと、そのうちの一人のルリが村長ならうちのおばあちゃんだと言ってルリを家に連れて行った。

村長のユバはリオの話を聞いて、これはと思ったらしくルリともうひとりの子のサヨを外に出してリオの事情を聞いた。リオがゼンとアヤメの子だと聞くと、そうか面影があると言って、ゼンは自分の子だと教えた。

ここが両親の故郷だったと聞いてリオは墓を作って弔いたいと言うが、ユバはもう墓はあると言う。そこに連れて行き、二人が出て行く時に事情があって墓を立てたのだと言う。その事情はいつか言える日が来た時に話そうと。何の事情かわからないけど、ともかくリオは墓前で手を合わせる許可を貰って祈った。
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ユバの家に戻るとルリも待っていた。ユバとルリで二人で暮らしてると言っていた。その夜が明けて翌朝、リオはあの「変わった格好」からヤグモ地方の服装になって朝食の手伝いをする。味噌汁のお湯が足りないと言うのを聞いて、ルリ達が水は毎日精霊術で補充していると言うのを確認したのでリオが自ら出す事にした。しかも最初からお湯の状態で。おばあちゃんも出来ない技なのに。

そこに昨日のサヨが兄のシンを連れてやって来た。みんなリオの作った朝食をうまい!うまい!うまい!と言って食べる。肉はあまり普段は食べられないみたいだ。

シンはユバに命じられてリオをドラの所へ連れて行く。ドラと言う人がこの村では猟師をやっていて、彼とその指導を受けているシンが獲物を狩っているらしい。シンはドラの所は大変だぞと言うが、まああのリオさんですからね。修羅場をいくつもくぐり抜けた。獲物をビシバシと射抜く。一方シンは一匹も獲れなかったのでだんだん不愉快に。

猟でドロドロになったリオ、ユバの家の裏で何を始めたのかと思ったら、土壁を作って中に風呂まで作ってしまった。そしてあのお湯を出せる精霊術でお湯を溜めて入浴。ついでに石鹸とかも用意して洗って出て来たから、ルリとサヨがいい匂いだと驚いた。ちょっとヤグモ地方の生活はセリアさんと居た所よりも遅れすぎてるのでは。或いはあっちでも庶民はそうなのか。
参考資料

色々あってもリオのこの村での生活は順調に進む。ルリとサヨ以外の村娘の好意の眼も向けられたりして。そうして収穫の季節。今年も良い出来だという。この後検税官が来て収穫量を調査して年貢を決める様だ。納めた残りは王都に運んで売る。その護衛をして欲しいとユバに頼まれた。

リオさんの活躍はその護衛でですかねと思ったら、すぐさま諍い発生。喧嘩だー!と言う声があがるが、いや、まだ喧嘩してないし、喧嘩にすらなりそうにないし。ともかく現場ではシンがでかい男相手に何しに来たと叫んでいた。どうもルリとサヨが風呂に入っていた所に侵入しようとしたので怒り狂っているらしい。

その男は隣村の村長の息子。ゴンは王都に交易品を売りに行く途中で馬車が壊れたのでここに逗留させて欲しいと言うのだ。ゴンの挑発にのってシンが殴りかかるものの、あっさり首を掴まれ、苦しむのをユバが止める。話を聞いて、シンが先に手を出そうとしたのは謝るが、お前も乱暴だから村外れの来客用の部屋でおとなしくしていろと命じた。ゴンもユバの言葉にはまあ聞いてやるかな態度でその場を離れるが、目の前に立っていたリオに気に食わねえなと足蹴にしようとしたものの、蹴った脚が歯が立たず逆に転ぶ羽目に。ここで相手が普通の人間じゃないと気づけば良かったのに、まあ無理ですか。

ゴンが来た事で心配になったシンはサヨをユバの所に泊めて欲しいと頼む。
その日に事件が起きるかと思ったが、この晩は大丈夫。リオが一応警戒の石をルリとサヨに渡す。

翌日は武士の格好をした検税官到来。こいつサガ・ハヤテはちゃんとした検税官らしい。

事件はこの夜に起きた。ゴンがルリとサヨの寝室に忍び込み、ルリを手篭めにしようとしたが、例の警戒の石が反応。ゴンが騒ぐとげんこつをお前らに打ち込むぞと言ってるそこへリオが察知してやって来た。この場の様子はリオにはトラウマだった。かつて母がヤられていたあの様子がそのままになってリオの平常心が失われる。

殴りかかって来たゴンを一瞬にして放り投げ、倒れたゴンを踏みつけ馬乗りになってゴンの顔をガンガン殴り始めた。サヨがリオ様やめてと言っても聞かない。騒ぎを聞きつけたハヤテが駆けつけてやっと実力でリオを止めた。

あっさりゴンの悪事が露見してハヤテらお役人にはリオは正当防衛をしたと認める。とは言っても流石にあの様子を見たルリとサヨはひくのではと思ったが、二人共自分を助ける為にリオがやってくれた事だと言ってくれた。
参考資料

リオは気がついた。そもそもリオは母の仇をうつつもりだったが、平和な日本から来たハルトの意識で最近はそれを忘れていたが、仇の事が消えた訳ではないと。両親の墓に手を合わせて終わりじゃないって事だね。

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探偵はもう、死んでいる。・第7話

うーん、何だか話を追うのがどうも。

ジャック・ザ・リッパーがまた出現して、またヘルの仕業か、でもシエスタは動けないから拾った記憶喪失のアリシアを名探偵にでっち上げて助手を付かせる、取り敢えずの目標はサファイア探し。

何だろう話の整合性が全然無い気がする。

アリシアを探偵にでっち上げたので、アリシアが無目的にサファイアのまなこを探す。勝手に走ったり。でもこれって後でチラと走り回る理由は語られたけど。確たる手順が無いから適当に宝石商のサファイアみたり、アングラな店に入ったり、川を攫ったり。特に川を攫うと言うのはそのままの格好で水に入ってる無計画さなので、ひょっとしたら川辺を歩いていて光る物を発見して突撃したのかもしれない。もしそうだとしたら絵コンテで描かれなさすぎではないか。

そんな感じで二週間。シエスタが快癒してお祝い。三人で夕食をとっていたが、シエスタと君彦のやり取りが阿吽の呼吸すぎてまるでバカップルみたいだと言おうとしたのをシエスタが口封じ。
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二週間の時間は無駄ではなくて、アリシアの行き先は決まったらしい。同じ様に身寄りのない子の居る施設。学校みたいで嬉しかったと言うが、強がりではなかろうか。リボンを貰えると聞いた時に、それをつけて本当の学校へ行きたいって言うし。

まだサファイアのまなこを見つけてないのをつかれたアリシアは今から探しに行くと席を立つが、もう外が暗くておばけが出るぞと言われて怯み、一旦寝てから明日朝早くから探すと帰ってしまった。

で、残ったシエスタと君彦がその後も飲み続けた結果、シエスタがベロベロに酔ってしまいました。君彦は何飲んでたの?シエスタに勧められたのとか、アリシアが注文したのに飲まずに帰ったシンデレラとかあったけど、この時点の君彦って未成年でしょ?

部屋に戻ってガウン姿になったシエスタが胸をはだけてメロンとかスイカとかの話をする。これにどんな意味があるのかとか思う君彦ではあるが、酔っぱらいに論理的な話は無理だ。そのうちにシエスタがベッドをポンポンと叩いてこっちに来いと。隣に座るだけかと思ったら、一緒に寝ちゃって、そのまま不真面目な事に突入。
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これってその後のシエスタを失った後の君彦の反応を考えると、この夜にやっちゃったベルな展開だと思うし、翌日の二人の反応、特に酔っていたシエスタは別にして君彦の様子がアレなのでやっぱりそうだと思うが、なのに翌朝の二人の服装が一緒に横になった時と同じなんだよね。これってどう描きたいんだろうか。おかしくないか?

翌朝気づいたシエスタがぶっとい注射で君彦の直近の記憶を消そうとしたが、そのタイミングでアリシアが入って来る。ミッションコンプリートだそうだ。
参考資料

そう言ってアリシアが君彦にプレゼントしたのは眼帯。あの時(ヘルとの戦いの時だっけ?)君彦が左目を負傷して視力が弱っていたのをアリシアが見抜いた。それは二週間一緒に歩き回った時に君彦が簡単にアリシアを見失っていた事から気づいたと言うが、でもあの描かれ方は瞬時過ぎて視力が健全でも見失っていたろうに。右に居たアリシアを見失っていたし。

これがシエスタの出した課題だったのか?と聞いてみたが、でもシエスタの反応は勝手にやってくれたけど全然知らなかったみたいな反応。

だから何故シエスタが課題を課したのかは分からないが、取り敢えず二週間の間にアリシアが「久しぶりに外を走り回る」と言うのがぽろりと出たのはあった。

などと言う所に加瀬からの電話。クソガキどうしてるのかと。これで先日の日本に帰った筈なのにシエスタと君彦の部屋に加瀬がやって来てジャック・ザ・リッパーがまた出たぞと言った加瀬がニセ加瀬だと分かる。勝手に他人の部屋に入って来て葉巻吸うなと前回書いたけど、その時に君彦に渡した筈のライターを持っていたのが決定的と言う描かれ方だが、そもそも加瀬が君彦にライターを渡して行くと言う方がおかしい。

この小道具ライター、君彦が襲われた時にベッドを燃やしてスプリンクラーを動かす役割をしたばかりか、ニセ加瀬が出たと言うのまで引き受ける小道具であったが、その発端となる君彦にくれてやると言う行為が自然じゃない。

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かげきしょうじょ!!・第7話

夏休みでみんな実家に帰る。愛はその予定が無かったが、さらさが家によんでくれたので行く事になった。すごく友達っぽい。って完全にデレたよね。

でも実はそんな前途に全く陰りがない状態じゃなかった。上りの新幹線の中で愛はさらさにどう声をかけようか悩んでいた。こう言う時、世の中の女子は彼氏の事を話題にすると聞いたと白川暁也の事を振ってみたが反応が薄い。さらさがこんな状態になったのは前回ファントム安道にあんな事を言われたから。

今のままでは君はトップにはなれない。勿論、やはりと言うか、安道が言ったのはさらさのティボルトが全くのコピーだったから。でも紅華はスターシステムをやっている。トップを映えさせる為に全員が動く。でもそのトップが誰かのコピーではダメだ。個性が無くては。

これは芸術の分野では当然なのだが、さらさがこんなにこたえたのには理由がある。まず歌舞伎の世界では先代からの形を完全に踏襲するのが前提だった。でも紅華は違う。もうひとつ、さらさはその歌舞伎の世界で以前言われたのだ。おまえは絶対助六にはなれないと。だから「絶対なれない」はさらさにとっては呪いの言葉。

それにしてもあのモジャモジャ頭のファントム安道ってどうして自分にあんなに厳しいのかと文句を言ったら、なんと前の席は星組の新しいトップの二人が座っていて、あれはテンパーだからあまり言うなと。
参考資料

これを機会に二人から安道の経緯を聞いた。以前は舞台に立っていて、オペラ座の怪人のファントムがはまり役だったのでそれでファントム安道と呼ばれていた。だが本番中に事故で奈落に落ちて足を悪くしてしまって引退。それでも演劇に関わる場所に居たいと言うのが紅華にスカウトされた理由だった。

さらさの浅草の実家に到着。さらさのおじいさんは男だけど年寄なら大丈夫なのかな、愛は、と思ったが、その後続々とやって来る近所の人達にも大丈夫だったので愛の男性恐怖症は大分克服されたみたいだ。

その後、さらさがおばあさんの墓参りに行く間、一人で猫の相手でもしていてと言われて二階に行った時、そこに寝ていた暁也にも取り敢えず普通に話せたので男性恐怖症は基本的にはもう大丈夫だろうか。

そして暁也に尋ねる。あなたはさらさの彼氏なの?
暁也は、幼馴染で二人で歌舞伎をやっていた、それ位しか話せる事は無いと言う。

だから、これ以降の話は暁也の回想。
それにとても個人的な内容だしね。

暁也は歌舞伎の美里屋一門の血筋。今の美里屋一門では十五代白川歌鷗が人間国宝。暁也の父がこの歌鷗とは従兄弟で、父も歌舞伎をやったが自分で才能に見切りを付けて早々と引退。その後継として小さい頃から日舞などを習っていた。

暁也とよく登場した子安さん声の煌三郎は歌鷗と幸恵夫妻の娘志織の婿。だから入婿なのだが、才能を認められて舞台に出ている。

と言う、言葉だけで言われてもなかなか頭に入らなかった親族関係はこんな感じ。

暁也が日舞をやっていた所へさらさがやって来て、自分もやってみたいと参加した。渡辺家と白川家の関係は、畳屋の渡辺家が白川家に出入りしていたから。つまりここまでの情報では血縁関係は無い。あとから違う話が出て来るけど。

それ以来さらさは暁也と一緒に日舞を習う。そしてある日、暁也が転んでみなが駆け寄った時にそれは示された。暁也は無事だった。転んだ瞬間にテープが止められたので、さらさはその瞬間のポーズで止まっていたのだ。体幹が優れた子とは思っていたが、これほどとはと。
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そしてまたある日。暁也以外の子がみなインフルエンザにやられてしまって出られなくなった。一人で舞台に出るしか無いと聞いて怖気づく暁也。それを聞いて煌三郎は「お前は意気地(いきじ)が無い」と言う。そこにさらさが入って来た。吉原一の花魁の禿が一人では形にならない。さらさはこれまでの練習やDVDで全てを頭に入れているからどうかと言う事に歌鷗も了解して暁也と二人で舞台へ。さらさが舞台の空気を吸ったのはこれが初めてだった。紅華の舞台で記憶が蘇ったあの空気。

さらさの様子は周囲から好評だった。あれで男の子なら次の歌鷗も継げたのに。さらにはあれだけの事が出来るのは煌三郎の婚外子と言う噂もあるとまで。そんなさらさの話を聞いてしまった暁也が嫉妬したか。歌鷗の妻の幸恵が声をかけた時に男の子だった十六代になれるかもしれないと言う人が居たんだよと言ってしまう。でもこれは大問題だった。

幸恵がさらさに言ってしまう。あの言葉を。
「おまえはなれません。絶対に。おまえは助六にはなれません」
参考資料
でも幸恵もこの時は暁也に言われた言葉で激情して言ってしまったのだ。言った直後に自分の言った事がとんでもない事だと理解して崩れ落ちた。

ただこれで怒り心頭に発したのがさらさのおじいさん。さらさをこんな気持にさせる為に日舞に通わせた、ここに来させていた訳じゃない。二度とさらさはここには来ないばかりか、縁を切らせて貰うと。

煌三郎は頭を伏せて無いも言い返せないまま。

その夏にさらさのおばあさんが亡くなり、でもあんな事があったから参列は認められなかったが暁也は歌鷗と遠くから見送った。家から出て来たさらさの目の下には泣きはらした跡のくまが出来ていた。
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自分のしでかした事に泣く暁也に歌鷗はこれも人生と芸の肥やしにせよと。

などと言うここまで細かい話は愛には言わず、勿論さらさも知らない。
暁也はあれを人生と芸の肥やしにしたのだろうか。さらさへの応対がもうすっかり大人びている。誕生日プレゼントにスケスケのフィギュアを贈り、そして今度暁也などが出る歌舞伎のチケットも贈る。既に健じいちゃんの許可も取ってある。あの二階に居た時は一枚しか用意していなかったチケットを二枚にして愛と一緒においでと。

そしてさらさにSNSで嘆かれ相談された件について話す。確かに歌舞伎は形を伝承するのが基本ではあるが、歌舞伎だってそれだけじゃない。歌舞伎の工夫は今も行われている。さらさの記憶は6歳止まりだったから真似だけの印象だったのだ。

そして二人は歌舞伎座へ。

新幹線で紅華へ戻る時。暁也が見送りに来てくれるのだが、愛が突如「ハッ」と気づく。私お弁当買って来る。そうやってそっと戻った時、二人は握手しかしていない。恋人同士なのに。

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カノジョも彼女・第7話

何とかミリカは実家に帰ったものの、あの帰り方は安堵できる帰り方ではない。ミリカが本気で直也を好きになってしまいそうなそんな様子だった。だからこのまま安穏と過ごして良いのだろうか。考えを整理する為に咲は一旦隣の実家に帰った。

咲の母が迎えて、直也と二人で仲良くしてる?もうやっちゃった?と聞いてきた、ダイレクトに。まさかキスも未だ?と聞いて未だと知った咲母、直也って性欲無いのかと。だってこんなにかわいい咲ちゃんを一つ屋根の下で放っておくのがおかしいと言うのだ。

と言う事で母に煽動された咲の姿がこれです。
参考資料
どうやって調達したんだ。母が持っていたとか、こんな事もあろうかと。
でも姿そのものよりも、恥ずかしい姿を見られたけどどうなんだろうと思う表情とか、かわいいよと直也に言ってもらって喜ぶ表情の方が良いと思う。

直也、バカ正直にしてクソ真面目にバニー姿に反応する。なのに押し倒したくなった?と聞いても押し倒さないよと即答するからやはり性欲無いのかと。

直也からしてみたら、今は未だしないって約束したんだから出来ないと言うが、乙女心は単純ではない。約束を簡単に破られるのは嫌だがかと言って頑なに守られるのも嫌。ギリギリ我慢してそして最後にはがお望み。そんな説得をしている時に咲の残念な胸がバニーの衣装を支えきれなくなったのを直也が発見。慌てて押さえたらそれは自動的に咲の胸を触った事になる。咲、ここまででもう先が怖くなったが、これはこれで大満足。

翌朝、咲はニコニコ顔で朝食につく。
渚は何かがあったのかと思うが、この時点では分からない。

でもおマヌケさんな咲は証拠を残してウキウキで外に散歩に出た。あれは何だったのだろうと渚が思っていたところ、洗濯物入れにバニーの衣装が。何かあったのだ。コスプレか。コスプレで直也を誘惑したのか。そして直也の反応が良かったからあんなにウキウキなのか。だったら。

と言う事で渚はメイド服で直也をご訪問。さらには御主人様と呼ぶ。直也にとってこれが可愛くない訳がない。直也、週イチでメイドさんになって欲しいとまで言ってくれるので渚はこれまた大満足。それにしても水着と言いメイド服と言い渚は直也の家に来るのに準備しすぎだ。
参考資料

そんな訳で翌朝、今度は渚がニコニコ顔で朝食につく。挙句の果てに「御主人様」。咲があれ?って思うものの、単純な咲ちゃんは気の所為だろうと済ませちゃった。

 

直也にほぼ惚れかかっているミリカこと星崎理香。学校では理香で呼ばれないと身バレがまずい。その理香、直也の教室の前で立っていたのでそれを見咎めた咲が一体何してるんだと責め立てる。でも紫乃は咲がいつから理香と知り合いなんだと聞いてみたら、迂闊にも咲はミリカは、と言い出したから慌てて理香は口を押さえる。

何の騒動かと出て来た直也。直也に用があるんだと言うと、ついて行こうとした咲をなだめて直也は理香と二人で例の屋上へ。屋上に出た直也がいきなりミリカに謝る。彼女になってくれると言ったのにこんな二股男が断ってしまった。お詫びに自分の裸を写真に撮ってネットに流しても良いと。いやいや、おまえ一体何を言ってるの。

ミリカ(なんて思いやりに溢れててかっこよすぎなんだー!)
なんでそうなる。もう完全に恋しちゃって本当の解釈できないだろ。

直也「たまたま俺に二人の大切な彼女がいただけなんだー!(だから断った)」
ミリカ(芯があって素敵だぁぁぁ)
もうダメだ。

直也「ミリカさんは素敵だから好きになって三股する訳にはいかないんだー!」
ミリカ(脈ありそう)
ヤバい。

ミリカからはMeTubeのアカウントを消されそうになった時、パパから助けてくれてありがとうと。直也はそんな事なのかと言うが、でも前回書いた様にあれってミリカのレゾンデートルそのものだからね。あれを守ってくれたと言う事は何物にも代えがたい。

あれを直也が守ってくれて嬉しかったと言うミリカん、直也、そうかならあの時守れて良かったと衒いもなく言うと、これはもう決定打。

屋上から逃げたミリカ
「直也、ちょー好き」
参考資料
それを見た咲
「このクソ巨乳」

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白い砂のアクアトープ・第6話

噂だけでなくとうとう新聞(ローカル紙?と思ったけど、その隣に富山の記事があるから全国紙って事にしようか、或いは富山はP.A.側の洒落と言う事にしようか、あ、その上に沖縄紙恒例の「スク」の記事があるからローカル紙方向かな)にがまがま水族館が閉館になると言う記事が載ってしまった。自分が関係するネガティブな記事が公の場に載るのはショックなんだよね。それにしても記事中では「営業を終了することを発表した」ってあるんですけど。
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新聞記事だと水族館側が発表したと言う具体的な内容まであって、それってつまりおじい館長しかそう言うの言う立場にないからそうなるんだけど、くくるは認識してなかったのかな。或いは飛ばし記事?

ともかくくくるは焦る。お客さん呼ぶアイディアは無いかと。もう8月に入って一ヶ月しか猶予が無いので来客数が激増して施設の更新のお金の目処が立つって所迄行かないと閉館は止められない。そうじゃない場合は外からの何かが無いと。

くくるが考えた案はやはり付け焼き刃でどれもちょっと。でもウミやんが例によって焼酎アイスを食べていたのを見てスイーツをやったらどうかと風花が思いつく。がまがま水族館内では食べ物を売ってないから。それでどれだけ来客があるか分からないが、やれる事はやってみようとくくるは採用。特にスイーツはあてがある、とこの時は思っていた。

あてとは、カメーのうどんちゃん。何でもサクッとつくるうどんちゃんならスイーツも作れるのではないか。でもうどんちゃんは無理だと言う。甘いものは作った事がない。と言いつつラフテーを出す。ラフテーって何だと思ったら豚の角煮だった。それにマンゴー混ぜるのはどうなのよ。

そんな工夫の好きなうどんちゃん、やった事はないけど挑戦してみたいと引き受けてくれた。でもこの時点から思っていたけど、食べ物の製造販売は許可が必要なんじゃ?カメーの出店扱いなら取りやすいの?と思った。

スマホで調査研究するうどんちゃん。大丈夫かなと思ったら、A案からG案まで、しかも上手な絵入りでレシピを作ってくれる。見られたのはA案だけど。何しろ予算が5,000円。

と言う事で、がまがま水族館の入口前に屋台を立ててオリジナルアイスを売ろうかと言う案になった。そして市場調査の為に市中のアイス屋へ。色々工夫がされているのをうどんちゃんはメモして研究。うどんちゃん、以前からこう言う研究熱心な面があるのだそうだ。お店に行って別のアイディアも得られた。ペンスタ始めましたって、インスタみたいなのでフォローしてくれたらトッピングサービス。気前良いな。そこはフォローした上で写真載せてくれたらまでなんじゃ。

と言う事でがまがま水族館でもペンスタ始めます。魚たちを撮ってスタッフも撮って、そんなところでウミやんがカエルアンコウを推して来る。カエルアンコウ単独も良かったが、SNSに慣れている風花から見てウミやんも一緒に写ってるのも良い。
参考資料

館内の雰囲気もと思って見渡したら夏になると毎年くる老人のお客さんが居た。そんなところへ夏凜からの連絡。

アイスの販売は無理です。やっぱりねえ。許可要ると思ったけど「アイスクリーム類製造許可」って、そんなピンポイントなのがあるんだ。しかも乳製品を屋外でと言うのは許可がほとんど通らないと言う。乳製品は腐りやすいから難しいんだな。

そんな話は実はうどん母のさつきはとっくに分かっていて、飲食業はそんなにあまいものじゃないよと。だったら、許可が出そうなのは何?かき氷なら氷だけだから許可は出そうだと言う。それを聞いて奮然と立ち上がるうどんちゃん。たちまち試作品を用意した。

そして作ったメニューではあったが、さつきにはおまえにしては普通だと。マンゴーラフテーを考えたみたいな発想はと言われて考え直す。そうして考えたのはがまがま水族館ならではの海の生き物かき氷。パフェの時もそうだったが、うどんちゃん、絵が上手い。風花もタッチプールの時の絵が上手かったし、こんな少人数で絵の上手い子が二人も居るのは普通じゃない。

今日もあの老人が来ていた。初めて挨拶したくくるにその老人は身の上を語り始める。何しろ新聞で閉館だと聞いて言いたくなったのだろう。ここには思い入れがある。小さい時に兄を亡くし、長じて事業を始めたもののうまく行かず、そんな時にここに来たらあの例の不思議な海の現象か、兄の姿を見たと言うのだ。それでもう一度気を取り直して事業に取り組んで今は成功してる。でもその兄と会えたここが無くなるのは名残惜しい。

そんな時、またあの不思議海現象が二人の前に出現する。老人にはまだ戦中だった頃か、兄に背負われた思い出、くくるには生きていた両親との出会い。しかもくくるが会ったもうひとりのくくるは何だったのだろう。成長したくくるかなと思ったけど、あの例の母子手帳の件があるからそっちの子なのかもしれない。
参考資料
参考資料

ふと現実に戻ってくくるが老人の方を見たら涙を流していた。その老人に来年も来て下さい、きっと続けてみせますと言う。

かき氷屋台の方は完成していて、オリジナルスペシャルメニューが用意されていた。ああ、ああ、なるほど、単なるカップの中に入った普通のかき氷じゃないんだ。海の生き物を具象化したかき氷とは。これはインスタ映えしますね。しかもあのウミやんオススメのカエルアンコウがメニューに無くても注文されちゃうし。そしてうどんちゃんならそれに応えられるし。
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かき氷大好評でペンスタにも沢山載せられていた。
うどんちゃん、夢が広がる。

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月が導く異世界道中・第6話

レンブラント商会に行っていきなり全てを間違えているなんて言われたのかと思ったら、そこに至る流れがあったんだ。まずは普通に丁重に迎えられ、この町の冒険者として見た事がないけどと聞かれて答えた真の答えがレンブラントから見てダメだこいつと思われたものだった。にしても間違えているって返事はおかしくないか?Eランクでレベル1の冒険者なんかに出来る仕事じゃないからお引取りをって言うのでは。商人ギルドにも登録すると言う発言がダメだったか。

Eランクでレベル1の人間がルビーアイの瞳を持ってこられる訳が無いと言うのだ。そりゃあそうだろう。でもここで真がルビーアイを見せる。驚いたレンブラントは非礼を詫びて真の話を聞く事にした。真はどうしてこれが必要なのかと聞いたら、呪病の薬を作る為なのだと言う。妻と二人の娘が呪病をかけられてしまい、そのために万能魔法薬アンブローシアを作る材料とする。呪術師はもう死んで居ないらしい。それを聞いて真は薬の精製に同席したい、知人にアルケミーマイスターが居るからと。あの時のハザルがここで役に立つとは。

ありがたい、これで一歩前進だと言うので、何故一歩なのかと真が聞いたら一人分でルビーアイの瞳を2個使う、妻と娘二人だから6個必要と言いかけたところで、じゃあこちらをどうぞと真はあと4個供出。12個持ってるからね。涙を流して喜ぶレンブラントと執事だが、そこに従業員が飛び込んで来た。一緒になって喜んでいる。こりゃ、レンブラントさん、良い人らしい。
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レンブラント商会の件は一応目処がついたので次にツィーゲの商人ギルドへ登録に行く。でも登録試験があるのだそうだ。筆記試験ののちに実技試験。まるで教習所みたいな。筆記試験の為の教本があるけど、金貨2枚。例の異世界貨幣交換レートだと20万円ですが。

試験に合格したら供託金と年会費が必要。まあこれは仕方ないか。不合格だと半年間次の試験は受けられないと。この段階で受付のおねえさんは真を見くびっていた。でも真は教本の中を見てびっくり。これで良いの?じゃあすぐ受けさせてと。

教本では取り扱い禁止項目、免許の居る品目、その程度が暗記物。それ以外は算術だったけど(まあ商人なら使うよね)、これが現世の日本なら小学校高学年レベル。と言う訳で、サクサクと終わってしまい試験官を驚かせた。こんなに早くて満点じゃないか。

本好きの下剋上のマインもそうだったけど、我々は計算においてデカルトの頃以来のちゃんとした数式や計算方法を習うから四則計算とか楽勝だが、我々人類だってそれ以前だと文章で計算式書いてたりしたから大変だったんだよね。

実技の資材調達は三日以内に4点の素材を調達しろと言うものだが、それと同等以上の価値の物ならOK。今回の素材は大変で君は運が悪かったねと言われて、あのクソ女神を思い出す真。試験官はこれらはレベル50以上じゃないと無理だからねえと言うので、改めて一緒に来たハザル達を思い出す。彼らって100台だった。あれは結構なレベルだったんだ。と言う事で、既に持っていたここ迄来る時に手に入れた素材であっさりクリア。

飛び込みで満点合格したと言うので、受付のおねえさんも掌返し。

その頃の巴さん、武者修行で魔物を片っ端から片付けて食材として持って亜空に帰って来ていた。でもそこにエマからの報せが入る。澪が真の記憶保管庫を「次々と」と言えと言われて来たのだ。エマ策士。これで巴が特急で戻って行く。帰って来た巴に「は・た・ら・け」と言うのだ。
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澪は巴が真の記憶から実体化した物を翻訳していたのだ。真の記憶をこちらで使える様にして町の建設とかに役立てようと言うのだ。

真は帰る前に食事の出来る所に寄ったものの、メニューを見ても味が想像出来ない。飲み物を頼んでみたら黄色くて透き通ったのが来たのでレモン系かなと思ったらまさかのバナナ系。透き通る程薄い。亜空の食べ物の方が美味しい。

と言う事で亜空に戻ってみたら、分身巴はちゃんと働いていた。でも柿のつまみ食いをちょっと。真もそれを食べたかったので一緒に食べる。
分身巴の方が真面目で可愛い。
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そして蜃気楼都市の建設の方はどうかと。分身巴は準備中だけど何故作るのかと聞く。真が分身巴と視聴者に分かる様に説明。これから亜空の品を売りさばくにしても、見たことの無いものを、真だけが持ち込んでも価値は分からないしどうして独占してるのかと摩擦を生む。と言う事で蜃気楼な都市を作って、たまに外の人間を迷い込ませてそこで品物を提供し、それが浸透したら商売をすると言う計画。結構考えてる。

そこへ巴が念話で真を呼ぶ。何かと思ったら澪が続きを見たいと巴を脅していた。何やってるんだ。澪がたまたま見てしまったアニメと変身物にハマってしまい、続きがみたいと巴をせっついていた。

二人の諍いを収めて三人でツィーゲに戻った。宿にはベッドが二つ。でも巴と澪はお互いでどっちのベッドに来ますかと誘うと真はあっさりソファーで寝ると言っちゃった。そこにハザルからの連絡が入ってアンブローシアの精製に立ち会えるなんて願ってもない事だと合流のメッセージ。

と言う事で真とハザルはレンブラント商会で行われるアンブローシアの精製へ向かうのだが、それを見ている二人の怪しい男。妙にレンブラントに敵意を持っていて、ありったけの冒険者を集めて妨害だとか言っていた。

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転生したらスライムだった件 第2期 第2部・第42話

リムルの見事な術式によって万を超える大軍が一気にユーラザニアに送られる。お見事ですと言うディアブロ、こちらはヨウムをサポートしてファルムス王国を取りに行く。ゆっくりして来いよと言うリムルの言葉にディアブロは二回もすぐに戻って参りますと。

その頃クレイマンにはヤムザから報告が入っていた。ユーラザニアに到着していればもぬけの殻だったと。ユーラザニアの民の犠牲によって自分は真の魔王に覚醒しようと思っていたクレイマンからしたら誤算であり不快だった。苦虫を噛み潰しながらも、ヤムザの次の報告を聞く。それは暴風竜ヴェルドラに関する噂だった。商人から聞いたと言う。

それはリムル主催の人魔会議で打ち合わせたとおりで、ファルムス王国軍がリムルのテンペストに攻め込んだ時にたまたまヴェルドラの封印を解いてしまい、それに巻き込まれてファルムス王国軍は全滅したのだと言う。それを聞いてニヤリと笑うクレイマン。やはりそうだったか、スライムごときがファルムス王国軍を破り、そして魔王を名乗ったところで、こうやってボロが出る。僭称者めと。
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これで少しは機嫌が直ったクレイマンはヤムザに引き続きユーラザニアの民の捜索を続けろと命じた。完全に策にはまったな。

ワルプルギスの開催にミリムが賛同したり、配下にクレイマンの部下に協力する様にと文書発給したりと、前回おかしいよねと書いた件だが、どうもこんな事があったらしい。

ミリムが懇意にしている魔王フレイ。今回クレイマンの招集にミリムとフレイが賛同した訳だが、そのフレイの所にミリムがリムルから貰った物を見せびらかしに来た。その折にフレイからミリムへのプレゼントとしてペンダントをつけてやったのだが、これが実は強力な魔術が込められていて、デモン・マリオネットが発動。これがクレイマンの力人形傀儡師(マリオネットマスター)なのだそうだ。
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これでもうミリムは完全に操り人形。それを良い事に日頃の鬱憤をミリムにぶつけて殴る蹴る。それを見てフレイはやめておけと。ミリムには自己防衛回路があるから、本人の意思と関係無しに発動し、皆殺しになるかもしれないと。それを聞いて恐れをなしたクレイマンはやっと足蹴にするのをやめた。フレイはクレイマンと何故か約束をして今回のミリムへの策謀に協力した様だ。だが、本意ではなさそうで、クレイマンを見ながらそう長くはないだろうと思っていた。

場面変わって、いきなり新キャラ達のお話しあい。石田さん声の魔王ギィの所に福山さん声の魔王レオンが訪ねて来た。ギィがレオンを呼び出した様だ。おふたり、仲が良さそう。話の中身から、ギィは古くからの魔王でミリムと同じ程度のレベル。一方でレオンは元人間だそうで新興の魔王。それでも力はあるらしくてギィに対して100万回に一回は勝てる程の力だそうだ。

ギィがレオンを招いたのは今度のワルプルギスの話。主催者はクレイマンと言う小者。だがそこに何故かミリムが賛同している。ミリムが入ってるのが二人共気になる。だからギィは今度のワルプルギスにレオンを呼ぼうと思ったのだが、レオンも入る気持ちになっていた。

話題はリムルに移る。リムルに関しては流された情報の認識が二人にとっても共通だった。今回クレイマンがリムルは魔王を僭称して、それを討伐する為にワルプルギスを開催すると言っていたが、実力があるなら問題ないと言うレオンの見方。しかもラミリスがリムルの所へ出入りしている。力を失ったとは言ってもラミリスも最古の魔王。レオンはあのうるさい奴は嫌いだと言うが、ギィはラミリスの味方なのだそうだ。

次にヴェルドラの噂。それを聞きつけて井口さん声のヴェルザードが出現。ギィの所に住み込んでるこの世に四体しか居ない竜種の一人。なんとヴェルドラの姉だそうだ。つまりそれだけの力を持ってる模様。ヴェルドラが復活したと言うのを聞いて驚く。ヴェルドラが勇者に封印されたと言うのはみんなの了解事項。だがあるタイミングでヴェルドラの反応が消えたので消滅してしまったのかと思っていた。

ここでレオンの情報。ヴェルドラが復活した。復活したのは何故なのか。そして復活したのに気づかなかった程にヴェルドラがおとなしくしているのは何故なのか。ヴェルザードに言わせれば弟は暴れるのが自分の存在意義みたいなヤツなのでおとなしいのは腑に落ちない。暴れられない程に力が弱っているのだろうか。レオンが放った間者の情報ではクレイマンの策謀で動いたファルムス王国軍とテンペストの戦いで大量の血を浴びてヴェルドラが復活、そのあおりを受けたファルムス王国軍が全滅してリムルは九死に一生を得た。

だがヴェルザードは疑った。勇者の封印がそんな程度で解けるのか。勇者の封印が不完全だったのか。レオンはこれに別の仮説を持っていた。ヴェルドラが2年前に反応が消えたと言う言う説明がここに含まれない。だとしたら何者かが作った空間にヴェルドラが取り込まれ、その何者かがヴェルドラの封印を解いたのではないかと。それだけの力を持つのがリムルではないのかと。

なるほど、それなら今度のワルプルギスに出なくてはならない。クレイマンの策謀、リムルの正体、ヴェルドラの復活、これが全部繋がっているのかもしれないのだから。

帰ろうとしたレオンにギィはおまえの一番の目的の特定召喚の目処は立ったのかと。だがレオンは不機嫌そうにそっちはダメだと。と言うのも各国が子供達の召喚をしていたが、自分が引き取る前に何者かが助けた。そしてそいつはその召喚に腹を立てて各国に妨害をしたのでこの実験は終わり。何の目的でそれをしたのか分からないが。

その妨害をした者こそ、リムル。
ここでも名前が出たリムルに俄然興味を持ったギィ。
参考資料

ヴェルザードにおまえもワルプルギスに参加するかとギィは聞いたが、弟が参加するならまだしも魔王には興味が無いと言うヴェルザード。暴風竜召喚で参加しちゃうかもしれないんだけど。

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精霊幻想記・第6話

リオとラティーファが精霊の里に来て一年経った精霊大祭。ここで二人共もうすっかり里に馴染んだと言う事で正式に里の民として認められる。でも一年って、ここに来た時にリオがアースラに言った一年経ったらラティーファを置いて出奔するって時期だよね。

里の外ではあのレイスが巣から卵を盗み出して精霊の里近くの森で一休みしていた。若い兵士に卵を持たせ、自分は少し周りの様子を見て来ると言い、不安になった兵士にアーキテクトを渡してこれを飲めばお前がどこに居るのかたちどころにして分かるから飲んでおけと渡した。やべーぞそれ。そしてもし何かあったらここに居るグリフォンに乗って逃げろと。
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精霊大祭ではサラとオーフィアとアルマがすっかり酔っ払って、リオはこのタイミングでラティーファを森の中に散歩に連れ出す。そしてラティーファに大事な話があると切り出す。この雰囲気にラティーファがただならぬ物を感じ、リオが自分はこの里を出ると言い出したのは、自分を置いて一人で出ると言う意味だとすぐに分かる。でも連れて行けないと言うリオにそれ以上は聞きたくないと逃げ出してしまった。

この頃、ドリュアス達は里の近くの森に余所者が来ている事を察知していた。リオとラティーファが近づいた時も察知したので警戒網が働いている。そこでサラ達がまた偵察に出動。

行ってみると例の若い兵士が卵を抱えていた。リオの件があったからか、いきなりは襲わないで話を聞こうとし、何だその卵はと問うが、兵士はそれを抱えてレイスに言われたとおりにグリフォンで逃走を始める。

それを追ってサラ達も飛び立つが、向こうからワイバーンが群れをなしてやって来たのを発見。よりにもよって卵を抱えた兵士が里の方向へ向かうからワイバーンを止めようとした。

その頃レイスはワイバーンが一つの卵を追って出かけたスキを狙って残っていた卵を根こそぎ強奪。そしてもう用済みとばかりに手元にあるアーキテクトを握りつぶしたらあの若い兵士は血を吐いて死んでしまった。

それが運悪くと言うか、リオから逃げたラティーファの眼の前に墜落。あの卵は墜落のショックで割れてしまう。黒いワイバーンはそれを察知してラティーファの眼の前に出現。以前は刺客をやっていた程だから何とか逃げたり出来たものの、でももう平和に慣れてあの頃の鋭さが無い。危ないところでアルマが到着。この頃やっとリオは里に戻って異変に気がついた。

アルマが懸命に防戦。でも黒いワイバーン、強い。逃げようと言うラティーファに対してこのままだと里に行っちゃうからとアルマが言うのでラティーファも自分も里を守らなくちゃと黒いワイバーンの囮になろうとする。
参考資料

時間稼ぎとは言ってもそんなに簡単ではなく、やはり窮地に陥った所で、やっと主人公登場。リオは強いよ。素手で黒いワイバーンを殴り倒して最後には口の中が弱点だと攻撃をかけて倒してしまった。

翌日落ち着いたところでリオとラティーファは改めて話し合い。ラティーファは自分が逃げたのは自分が邪魔になるからいつか置いていかれるんじゃないかと以前から不安だったのがつのったからだと言う。

でもリオはラティーファが邪魔と言う事は決してないと言って、ラティーファもそれを受け入れて里に残る事になった。このタイミングでやっとラティーファとリオは二人共日本からこちらに転生されたのを明かしあった。とは言え言っただけか。信頼している相手と離されるのは辛いよね。
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旅立つリオに里の最長老達は今後に役立つ装備を渡す。ドワーフのドミニクからは剣とマント。これは強いアイテム。アースラからはエルフの秘薬など。あとは食料と飲み物ってそれ大杉。でも大丈夫。シルドラからは時空の蔵を贈られる。これさえあればどんな大荷物も大丈夫。

精霊の里に来た時と比べて遥かに強力な装備をしてリオはヤグモ地方へ。
Cパートみたら早々と到着したみたいですね。

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探偵はもう、死んでいる。・第6話

助手!助手はどこ?必至のシエスタさん、助手が居なくなったあまり狼狽して軍から秘密に開発中の兵器シリウスを奪ってここまでやって来た。

流石のヘルさんもやや呆れ気味。折角自分と未来契約状態になる君彦を奪いに来て邪魔するなとも。シエスタがヘルに何故こんな事をするのかと聞くと、あの本に書いてある事を遂行するのが自分の使命なのだと言う。これを遂行するのが自分の意志。うん、ちょっと違う気がする。相手の言うがままにするのが自分の意志と言うのは矛盾をはらんでいる。

ヘルがシエスタにじゃあ君は何故人類を守ろうとするのか、自分が人類を滅ぼそうとするのと同じではないのかと言うが、滅ぼされる様な事は自分にも被害が及ぶのでそっちはやる道理があると思う。自分の見てない所で自分の生活に全く影響が無い範囲で人類を殺戮した場合、それは心情的には止めたいが、やっぱり無理と言う諦めをするのも仕方ないのとは違う。

シエスタはシリウスに君彦を乗せて、ヘルの魔物みたいなのと戦う。手で組み合うが、近代兵器には飛び道具あるだろうと思ったら、それに気づいたヘルが逃げ出した。それを追うシリウス。人類を滅ぼさせてなるものか、ロケットハーーンド。でも止められて至近距離になった所でヘルの剣攻撃を受けてしまってな。
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逃げる魔物を追う為に背中のジェットエンジンみたいなのをふかして飛ぶシリウス。だが、もう魔物は塔の上に居て、今にも破滅の炎みたいなのを吐き出そうとしていた。時間が無い、シエスタは君彦を脱出させて魔物へ体当たり攻撃。ひょっとしてここがシエスタはもう死んでいるな場面なのかと思ったが、ちゃんと生きてました。

でもシエスタがヘルと生身で対峙するのは今度こそ死亡フラグなのではと思ったら、ヘルは例の目による精神操作を行って剣を持って突っ込んで来る。ヘルの方が君彦よりシエスタ迄の距離が遠いのではと思ったのに、君彦が間に合わない。

ところが剣を貫かれていたのはヘルの方だった。シエスタはヘルの精神操作をコンパクトで跳ね返していた。でもヘルの精神操作って動けなくする物じゃなかったの?自分を刺すってどういう事?

これでヘルも終わりかと思ったら、カメレオンを呼んで離脱した。ヘルを追いたかったものの、怪我は負っていたのでヘルを追いきれない。

負傷したら入院生活かなと思ったら、ホテルかアパート住まいで君彦がシエスタの介護をしていた。足の負傷なのに君彦があ~んしてあげたり。シエスタがこの林檎は蜜が足りないと言うものだから、君彦は蜜のある林檎の買い出しに。

そしてその帰り、例によっての巻き込まれ体質で変な子を拾ってしまう。自称17歳。アリシアと言う名前しか思い出せない。お腹が空いていたと言うので折角買った林檎を全部食べてしまう。あの袋の中身の林檎を全部とはどれだけ食欲があるのか。私は林檎だと一個が限界なのだが。

警察へ連れて行こうと思ったのに突如の雨で仕方なく(警察よりずっと近いと思われる)アパートへ連れて行ってしまった。林檎が来るかと思ってりんごパイの準備をしていたシエスタさんに幼女を連れて行ったので少々オカンムリ。
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そんな歓談をしているところへいきなり加瀬が割り込んで来た。だから勝手に他人の部屋の中で葉巻を吸うな。日本に帰らずに加瀬が持って来た情報はまたもジャック・ザ・リッパーが出現したと言うのだ。ジャック・ザ・リッパー自体は滅んだ筈だが、あのヘルがまたやってるのではないか。

そうと知ったら対処しなくてはならないが、名探偵シエスタは足をやられて動けない。と言う事で、アリシアに探偵にならないかと持ちかける。探偵になったら助手の君彦を好きなようにこき使えると言うので喜んで引き受けるアリシア。
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この、ヘルとアリシアの話はどこに向かうんだろう。

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かげきしょうじょ!!・第6話

ファントム安道の演劇の授業はずーーーっと座学。何とかならないかねと言う声にさらさがじゃあ先生に言ってみましょうと言い出した。そしてその安道先生の授業、今回も演劇理論でみんな死んだ魚の眼・日照不足・シャトルランになってしまっていたのでどうしたんだと言うからさらさが手を挙げた。

他の先生達はみんな「表現力」(by太一、橘、小野寺)と言われる。名前を出さずともどれが誰なのかすぐ分かる。私達も入学して四ヶ月(それだけ経ったのか)、そろそろ演劇でも実技やりたいなーと提案した。

演劇の授業は、予科のうちは大人しく理論を学ぶ、それが紅華100年の伝統なのだと安道は言う。あ、一応そう言う理由はあったんだ。でも安道はさっきの「表現力」を自分のバージョンでやってみろと言う。それが良かったら考えなくもない。大変なプレッシャーを受けてさらさはやったが、安道は教科書開けーと授業が続く。そうは言ってもみんな安道に似ていたと思うのだが。
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寮に帰ったらさらさに荷物が届いている。16本の赤いバラ。差出人は「赤いバラの人」。どこの紫のバラの人だ。さらさに彼氏らしき人が居るとか、今日が誕生日だとか知って驚くみんな。特に愛は友達になったさらさの誕生日に何かプレゼントしたいと思った。

プレゼントした相手は誰なのか気になる愛がさらさがスマホを見ているのを覗き見したが、アイコンがカエル、でもbot、botなのに鍵付き、全然分からん。さらさがこっちを向きそうだったので素早い身のこなしでベッドへ。素早い。
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カエルには負けたくない。botよりさらさが喜ぶ物を贈りたい。それを機にさらさと呼びたい(テレっ

そう考えた愛がさらさに送ったのは床の王様コンビニくじを必至に引いて当てたA賞のフィギュアだった。さらさ、激しく喜ぶ。さらにはカードに「さらさへ」って書いてるのを喜んだ。だからさらさって呼んでと。これでやっと呼べる様になったよ、愛。

翌日の演劇の授業で、安道は実技の件、職員会議で許可を貰ったから四人一組でロミオとジュリエットをやれと言う。ロミオ、ジュリエット、ティボルト、ジュリエットの乳母の四人。でも自主練と言われて何なのかと紗和が聞く。実は100年の伝統を破るハードルは高いのだ。それを安道が頑張って実験的な試みだと言い、自主練の結果を演劇の1コマで評価すると言う所が妥協点だった。自主練期間は二週間。

と言う事で四人一組のくじ引き。「はーい、仲の良い子で四人集まって」じゃないんだな。愛はさらさと首尾よく同じE班になり、そこに薫と、沢田姉妹のうちの姉の千夏の方。配役はじゃんけんで男役側は薫が勝ってロミオ、さらさがティボルト。女役は千夏が勝ったのだが愛を見て乳母を選んでしまった。でも別のA班では千秋がジュリエット。それを複雑そうな顔で見る千夏。おや?今回は沢田姉妹が何かある?

台本の読み合わせをはじめたが、さらさ、完全に棒読み。下手くそかー!
次、ジュリエット。愛は舞台経験あるのだろうか。どうなのだろうと見ていたら愛もおかしい。

そこに聖が来た。今年の予科生は実技があるんですってね(チクリ)。でもここ(和室)は自主練に使う場所じゃないんだけどな(グサリ)。A班が使っている講堂を半分使わせて貰おうかと言う薫だが、千夏が反対。千秋と一緒になるのを拒んだ。さらさが面倒だから道端でいいんじゃと言ったら、これには薫が怒る。私達は紅華歌劇団の100期生。道端など、お客様の夢を壊す様な場所で練習が出来るとでも思っているのかと。ああ、これはそうだろう。お客様の夢を壊しちゃいけない。
参考資料

怒って外に出た薫のところへ愛が行く。意外と愛がフォローをする。JPXにも薫みたいなのが居たと言った後で、自分は高校に言ってない、小中学校もあまりちゃんと言ってない、だから漢字読めない。

え!?衝撃の事実。

自分達は未熟者だからもっと薫に怒って貰わないとだめ。そんな嫌われ者と言う薫にやってくれなかったらE班共倒れ。酷い脅迫。その結果、さらさと千夏が頑張って探した公演でやる事になった。

その晩、薫に頼まれたと言う紗和が紅華歌劇団のロミオとジュリエットのビデオを持って来てくれた。これを見てさらさが勉強。これに食い入るさらさ。ああ、これで覚えるんだ。

そしてその結果は表現されなかったものの、上達は積み重ねの筈なのにさらさは違うと言う風な言葉で先へ送られた。多分一晩で化けたんだ。

こうして発表会の日。A班からと思わせておいてE班から。安道がじっくり見てるとやはりたった四ヶ月の予科生ではボロボロと指摘事項が出て来る。舞台の大きさは考えてなかった。さらさはじゃあ思い込もうと。薫の視線は安道を気にしていた。千夏は乳母なのに元気に動くし、セリフを間違える。でもここで愛の言葉を思い出して立ち止まらずにカバー。愛は流石に大舞台踏んでるが、このジュリエット全然恋してない。そして愛も安道に視線が来るがこれは気にしてる視線とは違う。愛の想定は客は安道しかいない想定か。さらさはみんながはっとするティボルト。

とここまでで安道の講評。何人の客を想定していたかと。薫は今ここに居る人数、千夏は考えてなかった、さらさは満席、愛は案の定安道のみ。それはJPXの時、たとえ客席一人であろうとその客に全力を出すと言うのを教え込まれたから。でも紅華は2500あっていつも満席なのだぞ。

千夏には老人とはどんなものか想像力を働かせろ、薫には余計な事を考えずに自分を置いて来い。それだけ?と聞く薫に、今は。だって何も分かってないのだから。そう、座学は未だ全然途中なのだ。だからみんなにも言う。今回言われた事で思い詰めるなとも。

最後にさらさ。おまえはそのままじゃトップになれない。
あれか。模倣が強烈に上手い。でも模倣ではトップになれない、そう言う話か。

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カノジョも彼女・第6話

高い装備を調達してミリカがいついてしまった。何とかしなくてはと思っていたら、ミリカがもぞもぞしてでかけたから、きっとコンビニ迄トイレに行ったのだろうと(向井家で借りないあたりに妙な意地が)言う事で、直也はそのすきに買取業者にテントなどを買取に来て貰おうと電話をかけはじめる。

流石に咲が何やってるんだと止めるが、直也は真剣だ。だってこのままミリカがずっと居たらいつかミリカを好きになってしまうかもしれない。でもミリカが彼女になるって言った時に断ったじゃないかと咲に言われたら、そんなもの所詮二股野郎の言葉だと言う直也。おまえ、一体何言ってるんだ。

二人が信じてくれると言ってるのに、直也はミリカを好きにならないと言う自信が無いんだと強調。いや、確かにそう言う可能性が存在するのは本当だけど、どこまでクソ真面目なんだ。

でも直也にしてみたら、ミリカが真剣なのを見ていたら自分が揺らぐだろうと。だからそうなる前にミリカを追い出したい。その妙な真剣さに咲が折れてスマホを渡した。ミリカに一緒に怒られようと。

と言う事で、咲と渚も手伝ってミリカのテントなどの撤去開始。直也は買取業者が来る前にミリカが戻って来ない様に時間稼ぎをして来ると出かけた。そこにスッキリしたミリカさん帰宅。
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二人だけで話せないかなと切り出したのは良いんだけど、それを聞き入れないミリカを何とかしようとするからミリカに不審がられ、何か隠してないかと言われて、足止めしようなんてしてないと言ってしまった。おまえは本当にバカ正直だ。

気づいたミリカ、向井家へ走り出す。そこではまさに買取業者がミリカのテントなど一式を積み込んでいる最中だった。私の荷物一式を何しようとしてるんだと怒るミリカ。そりゃまあ怒るよね、自分の物だから。

でもそろそろちゃんと考えよう。そもそもミリカが向井家の庭にテントをはって暮らすのは不法侵入なので直也達はそっちで退去を求めれば良かったのに。

ミリカに見られてしまったと思った直也は実力でミリカを止める。そっちがその気ならこっちはこうだとミリカはこの人痴漢です!と叫び出した。どうよ、これで世間に顔向け出来なくなるだろと言われて直也の手は一瞬ひるむ。

それにしてもこの一部始終、買取業者さん困惑しちゃってるだろうに。

痴漢扱いされて一生後ろ指さされても良いのかと言うミリカに、そんな事が怖くて二股なんて出来るかと直也は叫ぶ。いや、余計な事を叫ぶな。
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近所のおばさん、直也と咲は幼馴染で近所付き合いあるから思わず「咲ちゃん、そうなの?」って聞いちゃう。咲、すげー迷惑な事態。

そのキャンプ用品いくらしたと思ってるんだと足を踏み倒すミリカ。弁償はすると言う直也にミリカは100万円したと言う。いや、前回尼に注文した時に18万円って見せたじゃん。

どうだ払えないだろと言うミリカに、直也は確かに高校生には払えない金額だけど、バイトして払うと言い出した。その代わりもう付きまとわないと約束してくれと言う。

二股してる二人の為だったら何だってするんだと言う直也にドキっとしてしまうミリカ。直也の熱意に咲と渚もバイトすると言い出した。

借用書を書いて渡した直也だが、ミリカはいらねーとそれを破いた。私はぜってー帰らないからなと。この反応に何か気づいた咲。

でもそこへミリカ父がやって来る。そりゃ家に帰らなかったら心配もする。ミリカ父、どうして帰らないのかとミリカに迫ったら、ミリカはこいつの所に居るからだと直也を指した。なんだおまえは彼氏なのかと問うミリカ父に、彼氏じゃないですときっぱり。そこで止めれば良いものを自分にはもう彼女が二人いる、二股してる!と強調。だから余計な事を言うなって。

流石に咲も渚も気がついた。ミリカ、直也の事を好きになりはじめていると。だから早く帰らせようと直也をせっついたので直也はミリカ父に言う。ミリカと付き合うつもりが無いからお引取りを。そしたらミリカ父が怒る。うちの娘に魅力が無いのかと。こいつもいいかんげん面倒くさい。確かにわがままだが片親でもマジメに育てて来たんだと。おや、父子家庭でしたか。

それに対して直也が反論。ミリカには魅力がある。この若さで努力家でMeTubeのチャンネルで5万登録を成し遂げたと。ミリカは魅力的だと。これでミリカがMeTuberだと言うのが父にバレる。

それを知ったミリカ父、さっそくスマホで検索したらあの胸を揺らす動画が出てきた。娘のあられもない姿が全世界に丸出しに。よし、これで家族会議コース。ミリカが連れて行かれるなと咲達が思ったのに直也が止めた。彼女の動画は編集や演出は工夫がされている。ちゃんとしたエンタメに昇華されていると強調。分かってるじゃんと思うミリカ。直也のフラグ立て凄い勢い。

動画も直也の事も自分の意志で自分の為にやってるんだ、文句を言わせないと自分のスマホを取り出して強調。でもこれが失策。ミリカ父はミリカのスマホを奪ってチャンネルを削除しようとする。ミリカのスマホだとミリカのセッション持ってるからね。

チャンネルが削除されようとするミリカ。これ、完全に泣いちゃう案件。だってカタカナ言葉使いたくないけど一番しっくりするのがそれだから使うけど、これはミリカのレゾンデートルなんだから。流石にこれはやばい。それをすぐ察知した直也が止める。高校生の彼女がどれだけ頑張ったのか知らないのか。本人が決めた事だ、いくらなんでもそれはやりすぎだと。ここは俺が守る!
参考資料
ああ、完全にやらかしました。

ミリカ、落ち着いて考えたくなったから一度家に帰ると言って父と一緒に帰途についた。

咲と渚はもう分かってしまった。
ミリカ本気になってしまう。

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白い砂のアクアトープ・第5話

風花の母が来てしまった。
風花ががまがま水族館でやって行く本当の意味を見出したから母に今いる場所を教えた訳だが、母からしてみたらまだまだ子供の風花をそのままにしておける筈もなく、そりゃ岩手からだって来ますね。

母が応対されている間、風花はいつもどおりの水族館の作業。でもその時にあの初めて来た時に見た自分を思わせるイシガキカエルウオの様子がちょっとおかしいのに気がついた。これ今回風花が残るポイントになるのだろうとは思ったけど、どう使われるのかなと。
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この日はおじい館長が居たから風花母の絵里との対応に出る。くくるはお茶出し。でもその時に絵里が風花を連れて帰ると言うのを聞いて驚く。慌てて風花の所へ行って大変だと連れ戻しの事を言い、すぐ逃げて!と。風花がアイドルの夢に挫折して東京を出たものの、家に帰りたくなくてここに来た訳だからこのまま家に戻されたら大変だと言う発想。これに櫂も同調して二人で風花を逃がす算段をする。と言っても密かに裏口から逃がすだけなんだけど。逃げたとは言ってもそれは解決にはならない訳だが。

がまがま水族館を出た風花ではあったが、行く宛は無い。絵里がおばあにも挨拶したいと言うからがまがま水族館を出て家に向かう時、くくるから連絡があって見られない様に隠れたりしながら暑い日差しの中を歩いた。まるでここに来た時の様に。やがてカメーに辿り着く。

その頃、絵里はくくるの家に来て、そしてさっそく食事を出されてしまっていた。いや、これは困るなあ。娘がご厄介になっていたと言う挨拶に来ただけなのに出されちゃ。相手が老人だから断れないまま食べてみたら、あら美味しい。そして特製梅酒もまあ美味しい。これで引き伸ばしは大丈夫だと思うくくる。
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カメーではうどんちゃんが事情を聞いて楽しんでる。普段の変化がないからこう言うのにわくわくして来たぞーと。こっちでも未だ時間は早いけどご飯にしようとうどんちゃんがまかないを作ってくれた。凄い手際が良い。ゴーヤってああやってあの形にするのか。子供の頃からやってるうどんちゃん、くくる程じゃないけど目の前にやる事があって忙しいと余計な事は考えないで済む。卵も使っていたからきっとゴーヤチャンプル作るんだろうなと思ったら、うどんちゃん特製のうどんチャンプル。あら美味しい。
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そこにうどんちゃんの母が帰って来た。例の占い師なんだけど、ふたりともよくもまああの時と見た目が少し変わってるのに相手が分かるなあ。私は一度会っただけの人なんて覚えられないぞ。

がまがま水族館の方では時間稼ぎがうまく行ってるとくくると櫂が話していたが、くくるからの直接の話が女性が苦手な空也には出来なくてタッチして櫂から聞いた空也、それじゃもうここには戻って来ないのかと。あの時、勢いで送り出した風花だけど、ここで「もう戻って来ない」と言う現実を突きつけられた。取り敢えず仕事しようと水槽の方へ行ったくくる、イシガキカエルウオの様子に気がついた。

酔いが回ってしまった絵里、おばあから風花が水族館で働きたいと言ったからその結果としてここに寝泊まりしてると聞いた。でも風花って水族館が好きだったかと疑問に感じる絵里。

うどん母のさつき、妹に電話してそこの美容室の社員用の部屋が空いてるからそこに泊めて貰ったら良いと話をつけてくれた。と言う事でさつきの運転する車で那覇へ。がまがま水族館の辺りって那覇まで車で一時間かかる距離だったのか。カメーを離れる前にもう一度海岸をと見に行った風花は、そこでタッチプールで会った子供達と再会。子供達、海の動物を獲っていた。まあ動物だよね。普通の子は海藻採集とかしない。子供達は今日はタッチプール無いのかと聞いてくるから返答に困る風花。そしてくくるにジンベエザメも触らせろと言ってくれと風花に頼む。もうがまがま水族館に戻らないのに。

だから風花は那覇への途中でその話をくくるにLINEしようとしていたが、ここで手が止まった。くくるに伝える事があるじゃないか。あのイシガキカエルウオの事を。気がついた風花は戻ってとさつきに頼む。ただならぬ声にさつきは取って返した。

がまがま水族館に戻った風花は走ってあの水槽の所へ。それを見つけたくくるにイシガキカエルウオの事を伝えたが、でももう隔離されていた。動物を扱う仕事は必ず通る道。この子のお見送りを自分にさせてと風花は言う。初めて来た時に自分の様だと出会った子なのだ。

水族館の中を見学していた絵里はおじいに導かれて風花がお見送りをしてる現場を見た。風花とくくるのお祈りを見てから絵里は風花に声をかけた。岩手に帰って来ないのか。でも風花の答えは忙しくしてると余計な事を考えなくて良いからと言うものだった。これを言われたら無理強い出来ないよね。だってアイドルの夢が破れたのを勿論知ってる訳で、「余計な事を考えなくて済む」と言われたら引き剥がせない。
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くくるも一生懸命説明して、そのくくるの夢を手伝いたいと二人並んで手をつないで言われたらもう無理。仕方ない、今だけ、9月になったら帰って来なさいと。母としてはその後のおじいやおばあやさつきとの話の中で、アイドルになりたいからと早くに家を出てしまったから親としての役割がやっと出来るかとも思っていたのだ。母の気持ちも分かる。

その晩はあの離れで風花と母が一緒に寝た。

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月が導く異世界道中・第5話

結局絶野の町を廃墟にしてそのまま次の町へ出かけたのか、若旦那一行は。その時、あのトアとリノンが一緒なのは分かるとして、ミルスに捕らえられていた冒険者の三人も一緒に。ミルスのアジトを破壊した時にチラッと出ただけの三人が道中に加わるとは。
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そして立ち寄った名前も覚えていないギルドでまた冒険者登録とか言われたので面倒になってちょっと会話しただけで次のツィーゲの町へ。ここで何か特別な情報あるのかと思ったら、一緒になった一行に対して記憶改竄が行われていたと言う程度だった。この人達、あとあと何か関係するんだろうか。

ツィーゲの町へ向かう途中で真は巴に武者修行を勧めて体よく追っ払う。巴が居ないおかげでこのあとの話は少し単純化されるけど、ヒロインの片方を居なくさせる展開にはどんな意味が。

道中、モンスターが出現すると、これは澪が一瞬で片付けてくれる。モンスターの解体作業に勤しむトアを見て、長谷川の顔でそれをやられるのはとちょっと困惑する真。この調子でモンスターのアイテムは大分溜まって行く。

何度も澪が片付けていたが、ルビーアイが出現した時にとうとう澪がへそを曲げた。面倒な注文ばかり言うからと。かと言って冒険者達の力量ではルビーアイには太刀打ちできず、仕方なく真が出た。レベル1なのに大丈夫かと言われたが、真のレベルは意味が違うからね。真は無理だと言われたルビーアイの腹を狙う矢の攻撃でこれを全部討ち果たす。少し前の時間でやった全然当たらないエルフに見せてやりたい。

貴重なルビーアイの目玉もこれで確保。これがこのあと役に立つ。

ツィーゲの町で再登録完了。レアモンスターの筈のルビーアイを撃ち落としたのに真のレベルは相変わらず1のまま。他のみんなはかなり上がったのにね。

ギルドでクエストを眺めていたら、特殊ランクで依頼者が指名したらランクが低くても受けられるものがあった。レンブラント商会のクエスト。ルビーアイの瞳が条件。さっき確保した奴だ。と言う事で素材の分配の時に真は各種の素材は1個だけでルビーアイの瞳だけ12個貰う。

これで解散、と思ったけど、みんなが名残惜しそうだったので打ち上げに行く事にした。店はトアが探しておくと言うので、連絡の為にギルドカードで連絡先交換して起きましょうと近距離通信で連絡先交換。この近世ぽい世界でギルドカードだけが無性にハイテク。

トアが確保したお店は肉屋。そしてテーブルにあったものは全人類憧れのマンガ肉。乾杯はリノンだけがジュースか。ここでくっついて来た三人の冒険者の紹介。ルイザは辛辣な口調のエルフっ娘。アルケミーマイスターの男性キャラハザル。ドワーフの女の子ラニーナ。腕の筋肉が凄いからひょっとしてと思ったけど真には腕相撲で全然敵わないんだな。誰も彼も普通はレベル100台なんだね。普通はそうなんだ。

打ち上げを終えて宿へ。トアからの情報でレンブラント商会の依頼を受けると良くない事が起きると聞いたので、今回は貴重品は馬車から取って来て宿に行くと言う真。ていうか、それ以外でも馬車に置きっぱなしはダメなのでは。

先に宿の部屋に入った澪は今晩はここで真と二人っきりとドキドキしていたのに、荷物を取って来た真はベッドに入るやたちまち寝入ってしまう。

翌日、真が自力でゲートを作って亜空へ。あのちびっ子は誰だと最初思ったけど、巴の分身だったか。亜空の建設は順調に進んでいた。まるでテンペストの様に。若様の邸宅も建設中と言うが、あの土台でどんな建物が出来るんだろう。土台だけ見ると小さい家が何軒も集まってるみたいな感じだけど。
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ドワーフの長老が来て若様の為の装備を作ったから見てくれと言う。見たけど、どれもこれも重そう。そもそも豪商の若旦那の設定で旅をしてるのであんな鎧を着てしまっては不釣り合い。がっかりするドワーフ達だが、その中にトレンチコートみたいなものがあった。

それはルグイが作ったものだそうで、ルグイ曰く、着た瞬間に魔力を吸い取って即死レベルだそうだが、真はそれを聞く前に着ちゃって、おおなんか魔力吸い取られる感あるなあと。そしてこれはリバーシブルで、防御に特化する時は青、俊敏さに特化する時は赤の方にしろと言う。これ、いいんじゃないのと思ったら、あっという間に魔力を吸いすぎてコートのほうがボロボロになってしまった。

アルケー達がどうにか人間ぽい姿になれる様になっていた。そのうちの一人がこの付近で採った物だと見せてくれた中にカエンタケがある。カエンタケ、異世界の物じゃなくて実際に存在する毒キノコで、食べたら勿論中毒するし、触っただけでも皮膚がただれるヤバいキノコ。見かけたら絶対触っちゃダメ。
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真は澪を亜空に置いて、一人でルビーアイの瞳を手にレンブラント商会へ。
でもそこではいきなり「君は全てを間違えている、これ以上話す事はない」って、何故門前払い?

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転生したらスライムだった件 第2期 第2部・第41話

後手を踏んでしまったか。クレイマンの素早い動きに、今からではユーラザニアへの救援が間に合わないと沈む一同。リムルはラファエルにもしクレイマンがユーラザニアの民を皆殺しにした場合の真の魔王への覚醒確率はどれ位なのかと聞いてみたら78%。円周率より遥かに高いな。このリムルさんのセリフを聞いた実況民の一部が何故円周率と比較するんだと言う反応していて、リムルが魔王に覚醒する時の覚醒確率の件をもう覚えていないのかと。

リムルは高い確率でクレイマンが覚醒する可能性があるので、断固阻止する方向に向かった。転送魔法だったら行けるのになあとリムルは思いつつ、シュナに言われるまでもなく転送魔法で兵の移動は危険がある。が、ここでラファエルさん介入。転送魔法は魔素を大量に浴びるので人間とかの転送は不可能だが、自分で結界を張れる魔族なら行ける。結界を張れない場合でも結界を張る魔法をかけてやればOK。完全転送術式を使えばOKって言うが、それが作れるかと聞いたら、もうさっき作ったとのラファエルさん。超優秀。
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これを信じてくれるかと言うリムルにみんな信じるとこの作戦に乗ってくれる。

クレイマンの居場所が分かれば直接対決出来るのだがと呟くリムルにシオンからの提案。ワルプルギスに乗り込んで、他の魔王ごと平らげてしまえば良いと。流石にそれはちょっと無理筋だし、何と言っても悪意の無い他の魔王迄敵にしたくない。却下されて悲しむシオンにでも乗り込むって案はありだよねと。

ラミリスに聞いてみたらお供二人までなら行けるんじゃないとの事だった。それじゃあ乗り込むとして、今回ミリムがワルプルギスに賛同したのは何故かと言う真意も知りたいところだ。単にクレイマンの言うことを聞くミリムではないので。だってミリムってわがままだからと自分の事を完全に棚に上げて言うラミリス。

今回、このあとの展開もあって、ミリムがクレイマンに操られた説が濃厚に。
でもあのミリムがクレイマンごときに操られるかなあ。

お供はシオンとランガに決まったのに、ヴェルドラが自分も行くと言い出す。まあ確かにヴェルドラは頼もしいけど、ヴェルドラにはこの町を守って貰いたい。これは一番重要な使命だと言われて満足するヴェルドラ。

ラミリスは師匠(ヴェルドラの事)は自分のお供で来たら良いと言うが、ヴェルドラはラミリスのお守りで行くのはなあと。でもリムルにはもっと企みがあった。ヴェルドラをなだめてやっと魔王の地位になったと言う情報を流す事でクレイマンを油断させたいのだ。そしてどうしてもと言う時には暴風竜召喚でヴェルドラは呼び出せる。だからラミリスはトレイニーとベレッタをお供で参加する事にした。

ミリムおかしい説を補強する忘れられた竜の都の場面。ミリムから統治を任されているミッドレイ、そしてその配下のヘルメス。ミリムからの命令書によってクレイマンの軍のヤムザに協力せよと言われ、渋々それに従っているものの、ヤムザが好きなように要求して来る事に怒っていた。頭を真っ赤にする程に。
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ヤムザがやって来て、物資の要求のみならずそれを運ぶのも手伝えと言って来たのでヘルメスがそれはと言いかけたらあっと言う間に腕を切られてしまった。それを見てミッドレイがヘルメスをぶっ飛ばし、部下が失礼な事を言ったどうか自分に免じて許して欲しいと収める。勿論、ミッドレイはここでヘルメスがヤムザと戦ってもっと酷い事になるのを収めたのだが、やはり頭を赤くした。

まあこの一件でヤムザが小者と言うのが分かったし、クレイマンの軍が内部分裂を起こしそうなのも分かった。

クレイマンの軍と戦うにしてもユーラザニアの民をどう守ろうかと思案していたリムルにラファエルから提案。こっちに全員転送しちゃえばよいのです。と言う事で、さっそく完全転送術式を使ってユーラザニアの民をテンペストの難民キャンプに一夜にして保護した。勿論フォビオが説諭に伴ったから住民も納得してあっさり事が進む。

こうして無人となったユーラザニアに、今度はテンペスト軍が完全転送術式で進駐する。その数凡そ2万。クレイマン軍は3万とか言っていたけどこの面子なら大丈夫だよね。リムルも無事に勝ってくれと祈って送り出した。

凄いな、魔王になったリムルの魔法。
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精霊幻想記・第5話

自分を襲って来たラティーファを奴隷から解放した事で逆に懐かれたリオ。ラティーファを伴いながら両親のルーツを求めてナグモ地方へ向かっていたが途中でラティーファには見えない巨大樹を見てそちらへ向かってみた。

するとその夜、襲撃を受ける事になる。そりゃ、わざわざ隠していた巨大樹の方に近寄ったので何かはあったろう。眩しい光で一時的に視力を奪われたリオは四人相手に戦う事になって苦戦。何とか話が通じそうだったのに、うなされていたラティーファを精霊術で眠らせたのが仇となり、この人間め同胞を眠らせて攫おうとしてると攻撃を受けて倒れてしまった。

ところで精霊語って逆再生だったね。固有名詞を除いて。
「気をつけて(kiwotukete)」が「えてくとうぃく(etekutowik)」って感じに聞こえたので。

ところがその後リオが目覚めるとベッドの上。手だけは拘束されていたけど。そして襲った四人のうち二人がベッドの周りに居て、ラティーファが飛び込んで来た。ラティーファから聞いて誤解が解けたみたいだが、それにしてはやけに扱いが丁寧になったのではないか。
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最長老のひとりアースラから先ずは謝罪。明日は長老会議で改めて謝罪すると言う。妙に特別扱い。

長老会議ではアースラの他に二人の最長老が居て、三人から改めて謝罪を受けた。その償いとして何か希望するものはあるかと聞かれて、リオはラティーファをここで受け入れてくれないかと言う。ラティーファ、リオに懐いているとは言ってもやはり同族と一緒に暮らす方が良いとの判断だ。でもそれは精霊の里としても望んでいる事なので、もっとリオ個人での望みは無いのかと聞かれた。

そこでリオはラティーファがここに慣れる迄暫く逗留させて貰って、その間に精霊術を習いたいと言う。リオの精霊術は独学だしね。

話がまとまって来たところで誰か出現。
ここ、Twitterの実況で「また新しい女が出てきた」と言うのがあって笑った。
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最長老達は全員立ち上がって、この方は世界樹の精霊ドリュアス様だと言う。準高位精霊らしい。ドリュアスの見立てでリオの中に精霊の気配がすると言う。そしてその中に居る精霊とは人型の精霊が眠っていると言う。人型精霊は希少で準高位級以上でないとありえない。六大精霊が過去に行方不明になっているが、リオの中に居るのがその一人かもしれないとも言う。

これでますますリオは崇め奉られちゃうの?

リオには一軒家が用意されていて、オーフィアが案内したらラティーファだけでなくサラとアルマもそこに居た。食事も用意されていたが、稲の籾を脱穀したものをサフランで炊いたと説明される。あっさりと言っちゃうけど、こう言う異世界でなくて現世の日本語に該当するのをどう表現してる事になるんだろう。稲とか言われちゃうと、植物の稲だから「ああ、Oryza sativaですか」と種を強調する表現した場合にどう取られるのか。
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食後、サラが私達はどこで寝たらと聞いてくるので、何のことやら。夜伽ですか?
サラとオーフィアとアルマの三人も一緒に住んで世話をしろとアースラに命じられたのだ。ここであれ?と思った。最初に襲撃したのは四人。だから四人セットなのかと思ったら、どうもあの槍を持っていたウズマは別らしい。

色々アースラに言いくるめられて三人は同居する事になった。

こうして秋→冬→春→夏と歳月は過ぎて行く。
そして精霊大祭。

リオの精霊の里での生活は平穏無事に過ぎていたが外では不穏な動きが。レイス・ヴォルフが竜の巣みたいな所へ入って行って卵を失敬して来る。プロキシア帝国の天上の獅子団に頑張って入団したばかりの若者の兵に卵をもたせるが、いかにもこいつが犠牲になりそうな。

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探偵はもう、死んでいる。・第5話

シエスタが生きてるのでまたちょっとした回想かなと思ったら、時間を巻き戻したエピソードだった。

どこかのビーチリゾートみたいだったのでフロリダとかハワイとか?と思ったのだが、Twitterでの呟きを見かけたらどうも違うらしい。或いはこの場面から移動したのだろうか。ともかくシエスタは赤白の水着で君彦はそれにつきあっていて、そしていきなりビーチボールを投げつけられて返せなかったから君はずっと私のしもべで言うことを聞けとか相変わらず理不尽な事を言われていた。そしてそのご命令でボートをこがされる。
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このボートのくだり、ずっとやってどうするのかと思ったけど、シエスタが私はとてもモテるから告白するなら早くした方が良いよ、と言うのが死亡フラグなのかな、その話なのかなと思った。

OPを挟んで場面転換。古い教会で到底日本のとは思えない場所で殺人事件が起きている。シエスタがこれはケルベロスの仕業だと言う。心臓を持っていかれている。でもケルベロスってそう言う魔物だったっけ。

教会の外には加瀬警部補が居たので、あれ?ここ日本?と思ったら、出向で来てたのだそうだ。都合良すぎる。そしてもう帰るのでお前にこれを残して行くと、吸いかけの葉巻に加えてライターまで君彦に私た。いくらもうこのあと吸わないと言ってもライターを渡すの不自然だなあとは思っていた。シエスタが無理な解釈で別れる男に大事な物を託すのかとか言っていたけど、シエスタの言葉のあやで、本当はそうじゃないよね。

ケルベロスの件はシエスタはずっと追っていた。ケルベロス、鼻が利く(嗅覚を改造された人造人間)らしくずっとシエスタから逃げていた。だが今回シエスタがこの町に居るにも関わらず事件を起こした。あっちからやって来たみたいだ。

と言う事で、君彦くんを囮にしてケルベロスを捕まえよう。

囮とされた君彦、高そうなホテルに宿泊してシエスタと電話で繋がる。いつ来るか分からないからこのまま回線をつなげておこうと。策は施してあるから万に一つは助かる、ってそれ逆の場合に使う言葉では。

その夜、君彦の部屋に忍び込む者ありけり。それを察知した君彦が組み伏せたら、なんと前回の最後に登場したシャーロットではないか。そうかこれがシエスタの「策」なのかと思った君彦だったが、自分の事を黙っておくのも「シエスタの作戦なんでしょ」とシャーロットが言ったので君彦は気がついた。おまえは誰だ。シャーロットはシエスタの事をシエスタとは呼ばない。

前回唐突にシャーロットの場面が最後に出たのはこれか。シャーロットの紹介、そしてシャーロットがシエスタの事をしつこくしつこく「マム」と呼んでいたのを見せる為。

見抜かれたケルベロスさん(CV:中田譲治さん)、姿を狼男の様な状態に戻す。嗅覚の改造人間と言われていたけど、姿の改変まで出来るのか。ともかく、偽物と気づいた時は「おまえは誰だ」とか呑気な事を言ってないで、気づいてないフリして拘束するのが一番だよ。もっともこのケルベロスじゃちょっとした拘束でもブチ切ったろうけど。

ケルベロス、凶暴そうな上に椅子で殴られても椅子が壊れる程に頑丈で、これでは全然君彦が敵わない。こうなるとシエスタが気づいて(電話つなげてたしね)やって来る迄の時間稼ぎをするしかなくて、加瀬から貰ったライターでベッドに火をつける。でもすぐにスプリンクラーが作動して消火。これじゃ本当にちょっとしか時間稼ぎになってないかと思ったら、これが曲者。

シエスタが窓から飛び込んで来て、伏せろと君彦に言ってケルベロスをあの銃で撃ち抜く。でも伏せろと言われた割には君彦くん、伏せてないね。横にずれた。
参考資料

ナズェダ、お前の匂いはしていなかったと言うケルベロス。あのスプリンクラーに匂いが効かなくなる薬を混ぜておいた。ライターを貰った君彦ならきっと火をつけるだろうと予測して。準備良すぎだろう。いや、本当、準備良すぎ。

一度小さい子に化けて逃げるケルベロス。そして君彦が止めようとした瞬間に元のケルベロスの姿に戻って君彦を突き飛ばす。確かに理不尽だよねえ。あとひとつ心臓を手に入れる迄は死ねぬと言うケルベロスをだったら君の心臓を差し出せとぶったぎる者が出現。

ヘルと名乗る花守ゆみりさん声の少年。最近の花守ゆみりさん、本当に悪役ショタの役が多い。最初は分からなかったけど、最近は慣れて分かる様になった。

銃を構えるシエスタがヘルの目で操作されたかと思ったら、君彦だけがどこか別の場所へ連れて行かれ、椅子に座らせられて後ろ手に手錠されていた。ヘル、君彦だけ連れて来たのには何か理由があるらしい。パートナーとか言い出した。聖典に書いてある事は絶対で、そのとおりになるとも。これってリゼロで同じ様な話なかったか。

ヘルは君彦が巻き込まれ体質なのがポイントだと言う。これで分かった。どうして今回ケルベロスが君彦を狙ったかと言うとこの巻き込まれ体質か。今迄散々シエスタから逃げていたのに。もはや巻き込まれ体質はギャグ体質では済まされなくなって、ヘルに言わせれば君彦によって世界が動かされていると言うのだ。
参考資料

ヘル、僕と契約してパートナーになってよと手を出すものの、当然君彦は手を伸ばさない。て言うか、伸ばせないよね。そして代わりにヘルが見せたのは巨大な怪物。こいつに今迄心臓を食わせていた。そしてここは「この国」の国会議事堂の地下。大きな組織がバックにいますね。

巨大な生物兵器が動き始めた。君彦は手錠を外しておまえを止めると言う。あんな後ろ手の手錠、いくらでも椅子から外せるだろと思ったけど、ここに至るまでおとなしくしていなのか。でもこんな徒手空拳の君彦がどうにかできるか。その時に大きな振動。あのシエスタさんが狼狽して助手を探しにやって来たのだ。

シエスタが乗って来た兵器は何ですか?
そしてシエスタさん、狼狽しすぎでしょう。

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かげきしょうじょ!!・第5話

奇妙な格好で立つ紗和さん。だから愛がさらさに声をかけようとしたのを聞かずにさらさは何のポーズなのかと聞くと、みんなが一斉に「え?」。冬組の決めポーズだそうだ。うん、でも練習中にそれをやるのはどうなのよ。
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さらさがベルばら以外は何も知らないと言うので落ち込んだ紗和ではあったが、いいじゃないか、今日の午後は冬組公演の観劇日だからロミオとジュリエットをじっくり知ってもらいましょうと。

予科生が列を作って劇場に入って行くと、隣から「あ、JPX」と声をかける者ありけり。どうも冬組の里美星だそうだ。この時点では冬組No.2。No.2と言うと確かジャヒー様が(違う。普通に歩いていたと言う事は今日は星はお休み。そして今日は冬組トップの卒業公演。と言う事は星が次の冬組トップになるのかも。

こう言う時もずーっとさらさを見ていた愛は、前回の事で考えを改めてさらさに自分は酷い事を言っていた、でも謝り方が分からないと太一に相談していた。太一は思ってる事をちゃんと伝えればよい、相手によく思われようとかそう言うのを考えずにと。前回のさらさの相談先もそうだったけど、さらさと愛の相談相手は人生の良い回答をくれる。

ところで紅華=宝塚のロミオとジュリエットってそんなにティボルトが重要な役なの?シェークスピアの本を読んだ感じでは単なる悪役かと思っていたのに。

予科生、愛も含めて冬組のロミオとジュリエットを観劇して感激。総合芸術は感動するからね。そしてその帰り道、ロミオとジュリエットを見たことが無いと言っていたさらさがたった一度見ただけでロミオのセリフを覚えて演じ、そしてその演技でそれを見た予科生がみなその先に星があるかの様な気持ちになっていた。愛に至ってはさらさが輝くトップスターの星に見えて自分が何とかそこについて行こうと思うだ。

そしてここでやっと愛が伝えられる。
「渡辺さんとお友達になりたい」
さらさの永遠の片思いじゃなかったんですね。
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7月に入って制服も夏服になった頃、予科生同士の距離も縮まって下の名前やあだ名で呼び合う様になっていた。でもやっと愛と友達になれた筈だった愛には大きなハードルがあった。未だに「渡辺さん」呼びだったのだ。うん、でもそれでもいいんじゃない。
あ、愛の髪の毛伸びてる。

女の子は一緒にトイレに行くものだと思いこんでいた愛、さらさを誘うものの、そっちは断られたが前期試験の成績発表は一緒に見に行った。1番はいつもどおりの紗和。愛は可もなく不可もなしの24番。そしてさらさは喜んでいた。40番から39番に。でも実は全員で40名。しかし大喜びのさらさの隣で深刻だったのはあの山田さん。39番から最下位の40番に落ちたのだ。

以前橘先生から太ってると言われた山田、前回の最後では摂食障害の様子が見られ、今回は成績も最下位でどんどん落ち込んでいく。だから合唱の時に小野寺先生から声が出ていない、どこか具合が悪いのかと指摘された。ちゃんと食べろと。橘先生からは太ってると言われ、小野寺先生からはちゃんと食べろと言われジレンマの山田。

そもそも山田は本当に普通の子だったのだ。家庭も特に裕福な訳ではなく、たまたま8歳の誕生日の時に初めて紅華の舞台を見て魅了され、それ以来誕生日には毎年連れて来て貰っていた。中学から紅華に憧れてバレエを初めた。実家が普通のパン屋だったけど、普段何も主張しない彩子がバレエをやりたいと言ったから両親は喜んでバレエ教室へ通わせてくれた。紅華に行きたいと姉に相談したらあんな難関と言いつつ、でも姉は全面的に協力してくれた。自分は何も考えないで就職したけど彩子はちゃんと目標持って紅華を受けるなら協力する。合格したら学費の一部は出してやるとまで。そして合格した日、両親が喜んだのはもとより、姉など電話口で号泣する程に喜んでくれた。

今更やめたいとか授業について行けないとか言えない。そう悩みを抱えたまま山田はトイレで嘔吐。それに気がついたのは愛だった。

沢田姉妹の北海道の実家からモナカが送られて来たからみんなで食べようと、みんな集まって食べてる時、昔の紅華の音楽学校は予科で成績が悪かったら退学させられていたと言う話から愛はどうなのとさらさが聞く。愛は24位だったけど、やりたい事が見つかったからには本気出す、トップになると宣言。JPXで揉まれた経験のある者は違う。

それを堂々と言える愛は自分とは世界が違うと思った山田。
そしてまたも合唱の時に声が出ないのを指摘されて謝る山田。
それを薫が「いつも謝ってばかり」と言い捨てるが、これって含んでる意味があったんだなあ。

山田の異変は橘先生も気づいていた。だから食べた物のリストを出せと言う。それを見て橘はこれであの痩せ方は吐いてるなと判断する。隣の小野寺は橘が山田にデブと言ったのはデリカシーが無いと文句をつけた。でも橘も橘で考える所があるのだ。この先紅華でスターになった場合、目立てば目立つ程アンチが出現する。その時に他人の言葉に耐えられるメンタルは今から必要なのだと。

夜中に吐いてはぁはぁ言っていた山田の背中を愛が指で押す。そろそろここが痛いのではないかと。吐いて吐いて胃液が食道を犯すと背中が痛くなる。JPXでもそう言う子が居た。ここでもJPXでの修羅の体験が。私も逆流性食道炎やったけど、胸が痛いのは未だ軽症だったのかな。因みに腸がやられるとモロに背中が痛くなる。

だから何だと言う山田に愛が追い打ち。そうやって痩せても綺麗にはならない。初めから綺麗なあなたには分からないと山田は反発。

そして声楽の時間。今日は独唱と言われて最初に指名された山田が倒れた。連れて行かれた病院で医師が咽頭炎で、抵抗力も落ちていて熱が出ている。暫くゆっくり休みなさい。声も出てないでしょと。この先生、患者に優しい言葉をかけられる先生。今は自分を甘やかしてあげなさい。

そう言われて山田は寮に帰った。小野寺先生に送られて。

部屋に戻って寝ている彩子に姉からのLINEが入る。頑張ってる?と。彩子が返信すると授業時間の筈なのに返信できるのかと訝しがる姉。彩子からはお姉ちゃんのクッキーが食べたいと言うのでこの時点では姉はよし作ってあげようと返す。

でも続いてお母さんの親子丼が食べたいと来た時、姉は一応は言っておくとは返す。さらにお父さんのくりーむぱん食べたいと来たら、姉は愈々気がついた。本当に辛かったらいつでも帰って来ていいんだからねと。
参考資料
姉の優しさ、たまらぬ。

もう元の世界に戻ろうと思った山田だったが、外からドアを激しく叩く小野寺。男子禁制の寮でも今は緊急事態。そして小野寺は叫ぶのだ。成績は最下位になったかもしれないが、あなたの下には入学出来なかった1095人の女の子が居るのだ。やり直しはきかない、出てしまったらもう戻れない。僕はあなたにやめてほしくない。それに忘れていることがある。何もない子が紅華に入れる訳が無いのだ。入試の時の歌を小野寺が聞いて、この子は歴代屈指のエトワールになれる子なのだと。エトワール、それは歌姫。グランドフィナーレに大階段の先頭を切って演目の歌を歌って下りて来るプリマドンナ。
参考資料

小野寺の励ましで山田は立ち直った。いや、もう平凡そうな名前の山田ではなく彩子として。戻った彩子に楽譜を渡すさらさ。最初の独唱は彩子。その声を聞いてみんなが驚いた。でも最初の方で書いた様に薫は知っていた。入試の時に同じグループにいて、それまで眠そうにしていた先生方が彩子が歌い出した途端に目を見開いたのを。だから「謝ってばかり」は、そんな力があるのに何故実力を出せないのかと言う言葉だったのだ。

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ジャヒー様はくじけない!・第1話

はたらくジャヒー様!
サターニャみたいな本当の自分は凄いんだけど人間界に来てままならないんだかねって言う状況で、それが食費もままならぬアパート暮らし。まさに真奥貞夫状態。

魔界のNo.2として君臨していたジャヒーだったが、その魔界に乗り込んできたまちカドまぞくの桃みたいな魔法少女に魔力の源泉たる魔石を打ち砕かれてほとんど魔力を失ってしまったジャヒー様は人間界に落ちて慎ましい生活を送らざるを得なかった。
参考資料

普通に食事しないとダメなのか、魔族様。

小さい魔石の欠片に時間が経過すると何とか魔力が貯まるのでそれを使って元の姿となり、そして居酒屋「まおう。」でバイトする。このジャヒー様を気安く使うなって言うが、元の姿になった時にその本来のジャヒー様の力が使えないのか?銀行強盗して金を手に入れるとか(そんなの今どきできまい)。

そしてジャヒー様が住んでるアパートは居酒屋の店長の妹がやってるアパート。店長がジャヒー様を拾ってアパートに住まわせたみたいだけど、拾った時ってどっちの姿だったの?今回初めてちっちゃい姿を見られた感じだったけど。

なかなか楽しい。

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