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現実主義勇者の王国再建記・第1話

掃いて捨てるほどある異世界召喚物だが、今回異世界に召喚された相馬一也は堅実なヤツだった。おきまりの召喚(普通はおきまりではないのだが)と知って自分を勇者だと言うのなら一体どうするのか、魔物でも討伐しろとでも言うのかと国王を睨みつける。

相馬一也君、召喚にあたってチート能力とか授かった雰囲気は無いので生身の身体でこの世界で生きて行かねばならない。しかも勇者ポジションで。

話を聞いてみたらこの世界の北方に突如として魔物が出現。その領域を広げ始めたが一定程度広がったところでそれ以外の国との力の均衡線に達した。それでも常に侵略の手は伸ばしている。その魔物の国との防衛戦に一番力を割いているのがグラン・ケイオス帝国だった。最前線で戦っている分、魔物との戦闘にかかる費用分担をしろと魔王領と接していない国々から支援金を求めていた。
参考資料

ところが相馬が召喚されたエルフリーデン王国は食糧難や難民の問題で財政破綻に陥っていたのだ。窮余の策として、帝国が金がなければ勇者を召喚して差し出せと言ってきた事から相馬(こちらの世界ではソーマ)を召喚して帝国に差し出そうとしたのだ。

それを聞いて呆れるソーマ。今年自分を勇者として帝国に差し出して、じゃあ来年以降はどうするのか。その算段が何も考えられていない。聞くと「勇者」とは何も魔物と戦うばかりが存在意義ではない。世界に変革を齎す者が勇者なのだ。

ソーマは国王と宰相とで今のこのエルフリーデン王国の状況などを三日三晩に渡って検討した結果、富国強兵によって帝国からの要請に応じるなりする方法を提案する。

ところがそれを聞いて感心した国王アルベルト・エルフリーデンが国王位を群臣の前で突如しとしてソーマに譲ってしまったのだ。彼ならこの国を何とかしてくれる。いやいや、そんなので国内が納得するのか?普通は摂政あたりにするんじゃないの?まあ全体の敵である魔王領と言うのが存在してそれ以外の国が結束してるから良いけど、そうじゃない場合は継承問題で難癖つけて他の国が攻め込んで来るぞ。

取り敢えず、継承権としてはソーマに対して王女リーシアを婚約させると言う事でちょっとは継承問題の根拠にはした模様。

ところがそれに怒ったのがリーシア。そりゃあどこの馬の骨とも知れぬ異世界からの勇者に突如嫁げと言われて、それが凄い勇者だったと名が通っていたらまだしも全然分からないのだからソーマの部屋に駆け込む。

でも話を聞いてみたらソーマは無欲にこの国の為に何とかしようとしてくれているのだけは分かった。

いやあ、こう言う話好きですよ。
召喚時に適当にチート能力が付与されて戦いに明け暮れる物語よりも、元の世界の知識を駆使して何とか苦境を乗り越えようとする話、良いよ。

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