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ぼくたちのリメイク・第1話

番宣で「部長今度こそやり直しましょう」みたいなのを叫んでいたので時間遡りのやり直し物語かなとは思っていた。

でもこれで漫然と思ったのは現在とは本当に現在あたりで、そこから何年か遡るのかなと思ったので、冒頭で2016年とか出された時に「ああ、もう巻き戻ったのかな」と思った。でも違う。物語的にはそこが現在で、そこからさらに10年遡る。平成18年度の合格証が運命の分かれ道だった。

主人公の橋場恭也、売れないベームメーカーに就職した挙げ句に社長の事業の失敗から職を失い、その後も再就職がままならず、暗い気持ちになっていた時にふと見かけた女性が今にも飛び降り自殺しそうだったのでタックルかなにかして止めようとしたらこれが勘違い。いや、ちょっとはその雰囲気はあったのだ。

その女性河瀬川英子は大手ゲーム会社サクシードソフトの開発部長だった。開発進行のキーマンに逃げられて、でもそれだけではないんだけど色々重圧があって黄昏れていたのは確かだった。目前の課題はそのキーマンになる人間。でも愚痴を聞いてみたら橋場が小さいゲームメーカーで色々手掛けていたのに合致していた。そこから河瀬川に先ずは半年間の契約でオフィスに入れて貰い、これまでの実績から頭角を現す。スタッフからも信頼されと言うか頼まれごとが沢山あり(これは会社としてはどうかと思うよ。あれだけの事を一人に頼むよとか言う職場はまずいよ)、これからだと思っていた矢先、役員会議でここまで進めてきた記念事業の開発は凍結されてしまった。悔しさを胸に頭を下げる河瀬川に、橋場はまた自分は何事も成し遂げられなかったのか、部長の力になれなかったのか、こんな人生、あの大学合格の時、普通の大学ではなくて芸大を選んでいたらプラチナ世代と言われるクリエイター達ともっと違った人生が送れたのではないかとどん底に突き落とされた。

ところがここで人生が変わる。またも実家に戻って寝込んで起きてみたら時間が10年巻き戻っていた。あの芸大の合格通知が来た時に。

どう言う仕組みなのかは取り敢えず気にしない。橋場はあの後悔をやり直すべく、今度は芸大の方を選んで入学する。部屋は大学近くのシェアハウスを借りた。…へ?男女で4人?そんな男女混合のシェアハウスなんてあるの?いや、無いとは言い切れないけど、普通なのか?

でもシェアハウスで4人と言う数字が出た所でアレかなと思った。橋場が10年先の未来でプラチナ世代と呼んでいたのが3人。丁度ぴったりな数字だ。シナリオ:川越京一、主題歌:N@NA、キャラクターデザイン:秋島シノ。特にキャラデザの秋島シノの絵は橋場が大好きな絵だったらしい。本を持っていた程に。
参考資料

顔合わせをした所、エロゲ展開で一緒に寝ていたちょっとボッとした子が志野亜貴、もうひとりのやや乱暴な女の子が小暮奈々子、男性が鹿苑寺貫之。しかも入学案内の場にはあの河瀬川英子まで居た。河瀬川は入学早々に才能を光らせていた。流石、後に大手の開発部長になるだけの事はあると、単に同じく芸大に入っただけで同じスタートラインに居る気になっていた橋場は考えの甘かったのを少し思い知らされる。

だが、その河瀬川に匹敵しそうな知識を持っていたのが鹿苑寺だった。寝ていたのに教授に脚本のポイントはなにかと言われてそれに答えられた。ああ、こいつがプラチナ世代の脚本家か。とすると、雰囲気的にボッとした感じの志野がイラストレーター、消去法で小暮が歌手か。

そこまでは橋場には未だ分からない。でも河瀬川に関してははっきり分かったし、最後の場面では志野があの秋島シノだと分かる。みんなの才能にうちのめされながらも、でも橋場はこのやり直しの世界で頑張る気持ちにはなっていた。

うん、まあやり直しを頑張るのは良い。
でも人生この先に必要になるのは金だと言うのを、会社づとめをしてその後苦しんだ橋場なら痛いほど分かっている筈じゃないのか。だったら今すぐにやる事は、競馬でも株でも何でも良いから10年の知識を動員して自分の資金を貯めろ。何かあった時に頼れるものはそれだ。そしてそれは一分一秒も逃してはならない。すぐに投資なら投資を始めなくては。

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