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スーパーカブ・第3話

カブで学校に通う様に数日。自転車の頃はアパートの前の交差点では一時停止しなかったけど、免許を取ったらちゃんと一時停止。カブに関する操作も意識せずに出来る様になって来ていた。
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でも小熊に起きたもうひとつの変化。それは礼子。
相変わらずおはようと小声で言っても反応が薄い。

今日もレトルトのお昼の時間。朝は反応が薄い礼子がまたお昼に誘う。冷たいカレー美味しい?と聞かれる小熊だが、冷たいお弁当から脱却する日は来るのだろうか。

礼子は遠慮なく鈴鹿の8耐に行きたいとか喋っていた。鈴鹿、もしカブで行くなら遠すぎると思う。それ以外には何かでっかい事をしてみたいと。でっかい箱をポンポンと叩きながら。それを見て小熊が便利そうと言うから、礼子がツテをあたってみた。

話がついたらしく放課後に礼子は強引に小熊の手を引いた。あれ?カブには乗らない場所?どこに行くのかと思ったら登校途中で出て来るスーパーおの。ここで礼子はお菓子を見繕ってこれ買っておいて、紙袋にも入れてと小熊にお金を払わせる。

そして次に向かった先が、EDだと信用金庫と言う事になっている事務所。これは牧原の交差点を南東にちょっとだけ行った場所。そこのおじさんが用意していたのはやはりカブだった。車体は業者におさえられているけど付属品ならあげられるよとの事だった。なるほどこれで箱貰うのか。ゆるキャンで知ったスクリーンと言うヤツは礼子が握っただけでヒビが入ったのでこれは駄目。

工具を借りて外すわけだが、最初にスプレーしてたのって錆落としだろうか。あれやらないと固まってネジが硬いんだろうなあ。そんなの無意識にやるって事は礼子馴れてる。取り外しはその後小熊が礼子の指導を受けながらやってみた。外せたら今度はつけられるしね。

箱を貰って、礼子からつつかれてスーパーで買ったお菓子をお礼に差し出す。礼子、世慣れしてるよね。

カブに箱を取り付けて顔が緩む小熊。
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そこに教頭先生がカゴを持ってやって来た。最近カブに乗る様になったんだってね、家で使ってないカゴがあるからどうかと。カゴも付きました。

パーツは天下の周りもの。声をあげていればどこからかやって来る。でも大抵の場合はお金を出して買った後に。小熊、声をあげるって事は多分今までした事なかったと思う。

これでもうリュックを背負って乗る必要がなくなったが、今度は30km/hまで速度を上げたら顔に当たる風がキツイ。立ち止まってふと見るとバイク乗りは風が当たらないヘルメットをしていた。礼子もそうだった。

夕食の卵だけチャーハンを食べながらヘルメットを眺めて風対策を考えていたら、ヘルメットに穴がある。ここに何かつけられるのか。中を覗いてみたら紙があったけど、品質保証の紙。

翌日のお昼。礼子は黒い箱を付けたカブは匿名性が上がるという。そう言うものなのか。付けてない方が普通じゃないのか。小熊は礼子にヘルメットを見せて貰って、被ってみたらと言われて被ってみた。やはり視界は狭くなるんだな。

風が当たらない様にしたいと小熊が言うので、シールドかあと思う礼子。買いに行くなら甲府かなと。小熊には未だ甲府は遠い。でも今から買いに行けると言う礼子。何かと思ったら図書室のPCを借りてオンラインで見てみると言うものだった。

と言って表示させたのを見てみたら、3,950円とか3,560円とか。高いなと難色を示す小熊。小熊、お金無いって言ってたからね。4,000円弱でも高いんだ。

ふと見渡したら作業してる人の保護メガネを発見。思わず駆け寄って聞いてみた。小熊ってこう言う会話に物怖じしないんだ。聞いてみたらバイクにも流用出来るしこの辺ならホームセンター、あのコメリで売ってるだろうと言う。

と言う事で、帰りがけにコメリへ。前回「また今度」と見送ったチェーンロックも一緒に購入。メガネつけてみてミラーで確認。女の子だ。私なんぞ「よし付けた」って多分そのまま。
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その晩、小熊は夢を見た。菜の花の咲く広い直線道路をどこまでも走る夢を。

翌朝の小熊のおはよう、以前よりも声が大きくなってる。
そしてその日の帰り、礼子はレシートの裏に電話番号を書いて渡してくれた。今まで何もなかった生活に今はカブがある。

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