« 擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD・第1話 | Start | スーパーカブ・第1話 »

究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら・第1話

高校一年の時に何か悲惨な事をやらかしてそれ以来リアルがくそつまらない生活になってしまった結城宏。教師は暑苦しいし、元同じ部だった友人を見るともうそれが出来ない自分が惨めだし、そして宏にたかる同級生?が居る。妹ともあまり良い関係ではなさそうだ。

だからVRMMOに嵌っていた。今日はそのはまっているファイクエの22の発売日。ところがその直前にカツアゲされて間違って1万円札を渡してしまったせいで購入金額が足りない。トボトボと歩いていて目に入った寂れたゲーム店キサラギ(最近、キサラギが多いな。裏世界のきさらぎ駅とか、秘密結社キサラギとか)に入ってみる。ファイクエあったと思ったらずっと古い奴。店員にファイクエ22があるかと聞いたら顔を上げた店員さんが巨乳美人。
参考資料

ところがこの店員如月玲於奈が普通じゃない。そんなファイクエを未だにやり続けるとか単なる惰性だろとか。その挙げ句にファイクエ22をくれと言ったら別の「極(きわみ)クエスト」と言うゲームを渡して10000円巻き上げてしまった。これじゃないと言う宏に色香で手取り足取り教えてあげると押し切られて宏はそれを持って帰る。

でもやってみてクソゲーだったら絶対返品すると言ってゲームにダイブしてみるとこれがもうリアルでリアルで。実はこの世界では究極のリアルさを追求したゲームが10年前に登場したのだが、あまりにリアルで実世界と同じ葛藤を抱えてしまい、ゲームでまでそんな葛藤をしたくないわ!とクソゲーとして封印された物だった。でも宏は未だ高校二年生。その時代はやっと小学生になる頃だから経験していない。だから新鮮ではあった。

ところがクソゲーとされただけあって、足の小指をぶつけたら異様に痛い。NPCがリアルすぎる。そしてこのリアルすぎるNPCが問題だった。ヒロはダイブした時に勇者よフローラ城へ行けと言われたので行こうとしたら、幼馴染のアリシアとその兄のマーチンから正気かと止められる。マーチンが力づくで止めようとして、殴られたら痛い。リアル追求してるからね。それでもこれじゃゲームが進められないとタックルしたら不運にもナイフでりんごを齧っていたマーチンの喉をナイフが貫く。ああ、アリシアがナイフを取り出した時に悪い予感はしたんだよ。

兄殺しの恨みをアリシアに買われて追いかけられるヒロ。命からがら逃げた先で玲於奈がガイド役妖精の姿で登場した。手取り足取りと言うのはゲームガイドの事だった。

そして玲於奈がヒロの胸にあるプレートで現状を確認したら、
「親友殺し」

前途多難しか見えないよ、このゲーム。

でもこれで理解した。ラノベでスマホ太郎みたいな何でも都合よく出来る作品が一部で絶大な人気を保ってるのはこう言う事か。主人公の少年/青年に自分を投影する少年/青年がリアルみたいな苦労は嫌で何でも思う通りになる物語を求めてるんだな。

このエントリーをはてなブックマークに追加

|

« 擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD・第1話 | Start | スーパーカブ・第1話 »