おちこぼれフルーツタルト・第１２話・最終回

ヒガコでライブ？
衣乃の提案は、どうせならいつもお世話になっているヒガコでライブしたいと言うものだった。最終回の衣乃はきれいな衣乃に。でもヒガコでライブ出来る場所ってあったろうか。そう言う点では金の匂いには敏感な穂歩が思案する。穂歩はずっときたないままの穂歩。

ともかくヒガコでライブする事になって駅前でチラシ配り。でも衣乃は気が付いた。ライブやるなら新曲披露が必要ではないか。そんな事言っても金が無いから簡単に新曲なんて作って貰えない。ここは一肌脱ぐしか。きたない穂歩はロコに本当に一肌脱いで貰う事にする。

それはクリームあんみつのマンションで、一晩慰みものになる約束で、あんみつの曲を使わせて貰うのだ。と言う事でロコはクリームあんみつのマンションに行ってただれた一晩を過ごして曲を勝ち取って来る。血塗られたCDケースに入ったのを。おまけにクリームあんみつもステージに立って共演してくれる約束も取り付けた。

当日は利音が話を広めておいた沢山のお店が出てくれた。まるで健全なフェスティバルの様になってこんな所に我々が居て良いのかとロコは焦る。衣乃がアイドルは光属性だから大丈夫だと。アイドルは幼女の夢。幼女がなりたい職業で常に上位。あまり幼女幼女言うのは怪しいけど。

フルーツタルトと言うか、ネズミ荘がここで先ずやるのは売れ残っているグッズの販売。ネズミ荘の誇りカレー300円におまけとして付ける。食玩かよ。でもグッズってどれもそれなりのだからカレーの原価すら超えて300円は超お得と言うか、赤字になるのでは？

次にロコにはまた一肌脱いで貰う。アレだアレ。既にブロコの仕込みはしてあって、往年のファンも楽しみに集まっていた。彼女達を悲しませられないよねと押して穂歩はロコにブロコのステージをやらせるのだ。て言うかフルーツタルト全員でやるのかよ。

これは当たった。当たったけど声援で昔のままとか、ブロコの妹の小学生だとか、そんな声が飛んでブロコはブロッコリーを投げ出した。但しあとでみんなで美味しく頂きました。

そして午後のステージ衣装。何故かメイド猫耳。穂歩はネズミの耳を用意したが版権的にヤバすぎて付けられない。ヤバい上にロコはネズミ耳が嫌いだった。え？ロコの髪型はネズミ耳を意識してるんじゃないのか。そこでロコがこの髪型の秘密を教えてくれた。巨大なお団子を解いてみる。これで分かったろ？いや、分からない。あの巨大なお団子によって面積が1.5倍になってるそうだ。そうなのか。まるで領海みたいだな。

利音が大変だと駆け寄って来る。ライブで使うスピーカーが何故か壊れてしまった。液体がかかってるぞ？転がり出たのは「ホホの」と書かれたペットボトル。これのせいか？でも一体どうやったらスピーカーを壊す様なペットボトルの使い方が出来るのか。ここがさっぱり分からない。そして弁償する事になるが穂歩の給料一ヶ月分と言っていた。なに、穂歩ってそんな高給取りなの？高そうだと思ってちょっと検索したらあの大きさのライブに使えそうなスピーカーが中古でも10万以上、正規品だと80万円とか見えたけど。

スピーカーが無くてはライブが出来ない。スピーカーが壊れてピンチ！
でも衣乃がよくあるアイドル物の主人公がこう言うピンチに遭うみたいな状況なのかとちょっと喜んでる。そんな場合じゃないが。

ここでキャットプロの面々が変態的なスク水姿で登場。スピーカーなら大手の我々が提供しましょうと。前の仕事から駆けつけたと言うけど、前の仕事何だったんだ。そして設置は自分達でしろと言う。いや、このスピーカー運んで来た人達どこに行ったんだよ。このスピーカー辺りの展開は詰め込んだのか色々説明が足りない気がする。

設営なら我々に任せろとヒガコの人達が名乗りあげる。タルトちゃん達の為なら手伝うよと。さすが、タラシの衣乃。ここまでたらしこんでるとは。ともかく、最終回はこうしてフルーツタルトとヒガコの人達の交流の内容も含めた訳だ。

ヒガコのみんなのおかげで可能となったライブ。クリームあんみつと一緒にクリームあんみつの歌を歌っても全く遜色ない。やっとグループとしての個性が出てきたわねと言う乙。

ライブの成功のおかげかフルーツタルトは予選を通過して本戦への出場が決まった。何が決めてだったのか。クリームあんみつも出てくれたからなのか。いや、もっと自分達の魅力を自覚しなさいと穂歩が見せてくれたのはあのライブでのパンチラ画像だった。これが天然なのか養殖なのかネットでバズったおかげだそうだ。

これは酷いｗ
最終回に衣乃は簡易トイレするしｗ

と言う事で話的やキャラ的には私には良かったんだけど、そっちネタが基本線だったのがもう一歩だったかな。