おちこぼれフルーツタルト・第3話
歌も衣装も完成しました。穂歩曰く、もっと肌出した方が良くない?
このあとのステージで分かるけど、この薄着の方がステージ衣装で、じゃあ普段着てるテクスチャが大変な衣装は何なんだ。
と言う事で、前回の計画どおりにクリームあんみつのライブがある会場へ。でもフルーツタルトの方はライブ前の物販の列整理。何故こんな事をと嘆くロコ達だったが、実入りの良いバイトだそうで、バイト代は福澤さん。
福澤さんと聞いて張り切ったものの二時間も経ったら暑くてバテる。よくもまあファンは頑張って並ぶなあと言うロコに衣乃はそれは愛だと言う。自分も毎晩ロコのいびきが聞こえるまで起きてるのだそうだ。衣乃のロコ愛もたいがいだなw
暑いから上着脱いじゃおう、下はノースリーブだしと。ああそうなのか、テクスチャのは上着だったのか。そして肌をさらしたらおおーと寄って来て列が崩れる。
そんな状態でも衣乃は頑張る。よく出来るなあと思うロコに、はゆが衣乃って田舎で農作業を手伝っていたから体力があって脚も太いと言うと、それを聞いた衣乃がおもむろにオモイナーモテナイナーと。第1話の時から脚を気にしていたみたいだけど、全然太くないよね。
ライブ会場はどこだと穂歩に聞くと、ここだと。駐車場。何もないじゃんとロコが文句言うが、前回駐車場だと言ってなかったっけ。でもちゃんとステージだけは設置されているよね。
そこにやって来た東リリ。穂歩はリリの事をハラグロ女と言うが、事情を聞いてみるとそれは別にハラグロな訳ではないのでは。小中一緒で高校は別だったけど大学でまた一緒って友達、自分でもかなり居たな。
リリはキャットプロダクションのプロデューサー。リリの後ろに隠れていたのは緑へも。あれ?このエイみたいな髪型の子って、OPとかEDではおちこぼれフルーツタルトのメンバーとして登場してるよね。あとから加わるんだろうとは思っていたけど、この時点ではキャットプロダクションの所属じゃん。しかもオーディションでダントツ1位とか。
へも、学年は中学3年。ロコが二つ違いかと言うけど、その状態で二つ違いって言うとまるでロコは中学1年じゃないか。衣乃がへもをじっと見る。抱いているヌイグルミはボロムスターではないかと迫った。逃げちゃったけどこの事は衣乃を気に入るきっかけになったみたい。
フルーツタルトは衣装部屋が無いので車の中で着替え。穂歩からはこの衣装で動き回る為に見せパン来てこいと言われていた。でも見せパンが分からないみんな。ロコとはゆなどは結果的にスク水になっちゃってるし。ここはやはりモデルをやって衣装について知っている仁菜にと見てみたら、仁菜はモデルの仕事の時に貰ったと言うビキニだった。ヤバいですね。衣乃はタイツなら良いだろうと黒タイツにしたけど、これはかえって特定の趣味の人に好まれそう。
で、結論はジャージ。
いや、駄目に決まってるw
と言うので騒いでいる所にクリームあんみつがやって来た。しかもリーダーの関野チコって実はロコの妹だったのだ。確かに似てる。身体以外は。そんな妹にコンプレックスを持ってるロコは自分より背の高い妹など居ないと言うが、チコの方は姉が好きでフルーツタルトの番組も録画して見ていた。
クリームあんみつは時間が来てフルーツタルトを残してステージの方へ。フルーツタルトも追ってステージの方へ。でも衣乃が緊張してしまった。緊張してトイレへ。トイレから出たところを待ち構えていたのがさっきのへも。自分もアイドルになるのが小さい頃からの夢なのは自分も同じ、だから今日のライブ頑張ってと言うへものおかげで衣乃は肩の力が抜けた。
衣乃以外の三人も緊張していたが、へもに元気をつけられた衣乃が三人もリラックスさせ、そしてステージ開始。無名のグループだから大丈夫かなと思ったけど、観客のウケはとても良かった。あとは有名グループのおまけじゃなくて単独でもうまく行くかだね。
「全然違うじゃん!」にならない様に。