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トニカクカワイイ・第3話

朝起きたら司がエプロンをして朝食の用意をしようとしていた。エプロンはかわいい奥様の象徴みたいな物だが、料理をするとよく分かるがマジで色々跳ねるからエプロンは要る。それがおっさんであろうとも。

でも宇宙は自炊をしていたので冷蔵庫にそれなりに材料はある。何を作っていたかと言うとバランス良く食材が採れると言う事で毎食鍋。いつも同じ味。いや、それダメだから、いくら鍋に何でも入ると言ってもバランスの限界があるから。

と言う事で司が冷蔵庫にある食材で料理を作ってくれる。美味しいと感心したら司がドヤ顔でどやっと。
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でもいつも作っていたからこれ位作れると言う司は16歳で、16歳でここまで出来る家庭は凄いと言うべきかどうなのか。

昨日はついに風呂には入れなかったので銭湯へ行く事にする。歩いて5分の所に朝からやっている銭湯がある。うん、5分の距離ならリアルな距離を出さなくても良いと思う。

銭湯に行くにしてもシャンプーしかないのでは女の子は足りないからこの世のよく知らない液体を大量に買って行く事になった。女の子ってそれで良い匂いがするのかと思う宇宙だが、高度成長期前ってどうだったんだろう。

着いた銭湯の名前が草津温泉風湯布院。いいのか、この名前。その銭湯の前で少女が掃除をしていた。宇宙と馴染みらしい。まあいつも来てるだろうし。それに彼女は有栖川要。宇宙の中学の後輩(15歳)なのだそうだ。うーん、でも3歳違うから同時に中学に行っていた訳じゃないし、そもそも勉強バカみたいだったのに下の学年の女子の後輩なんて顔見知りな筈ないのだが。

えっちネタを普通に繰り出す要に宇宙は押されっぱなしで、司を紹介して16歳だと言うとこのロリコンめと殴られる。いや、18歳が16歳と結婚してもロリコンじゃない。

それはともかくおめでとうと言う事で今日の入浴料は無料と司を入れるものの、宇宙の方はお金が必要。もてあそばれる宇宙。そしてこの結婚はお姉ちゃんの綾は知ってるのかと聞く。え?何で?と返す宇宙に、やっぱりこいつはと思う要。おや?姉なる綾と言う子は宇宙に気があるの?

風呂に入って宇宙はこれってひょっとしてお風呂回なのでは?お風呂回って自分が何もしなくても司の裸が見られちゃうのでは?などとメタな妄想をするが、そもそもお前らは結婚してるので風呂でハプニングがなければ見られない関係とは違うのだが。さらにはその妄想現場を要に見られる。

一方の女湯の司。誰も居ないと伸び伸びと風呂に入るのだが、何故誰も居ないと伸び伸びしてるのにバスタオルを巻いて湯船に入るのか。こっちも極楽極楽などと年寄りじみたセリフと水色のロングヘアの子に聞かれてしまった。彼女はここの銭湯の子で、すると要が言っていたお姉ちゃんの綾か。どんな子かと思ったらかなり残念美少女。と言うか、面倒くさそう。

お詫びの印に身体を洗ってあげますと言うのだが、司は他人に触られるのは好きじゃないと言う。でも大丈夫マイクロバブルシャワーなので触らずに洗えると言う。これ、最近随分CMで見かけて、あてるだけで油性マジックで肌に書いた文字が消えるんだよね。何万円もするシャワーヘッドなんだが、これってもう少し様子見ないと詐欺商法なんじゃないかと疑って見てる。
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綾、司のフルネームを聞いて名字が由崎だから宇宙の親族なのかなと理解する。まあ親族なんだけど。そんな訳で風呂上がりに宇宙が司と綾が知り合いになってるのを見て、自己紹介が終わってるのかなと思う。綾も宇宙の家族なんでしょと言うから、宇宙の方は、そりゃお嫁さんは家族だよねと否定しない。と言う事で誤解が生まれたまま、これってすぐに誤解だと判明するのか、それともずーーーーっとこのまま引っ張るのか。

宇宙と綾が以前からの知り合いに見えるので、どんな関係なのかと司が聞いてみたら宇宙にこの銭湯を助けて貰ったと言う。何しろ綾と要の父親がダメ男で宣伝の為のゆるきゃら作りに資金を投じて横領して(家族経営で横領?)挙句の果てにゆるきゃらの声優と駆け落ちしたって、それあまりにもあまりにも酷くないか。

こうして路頭に迷った綾と要。親族も助けてくれなかったのに宇宙だけが経営状態を改善して貰って今のように立ち直ったのだそうだ。宇宙は素材が良かったからと言うが、たしかにそこが良くないとどう合理化しても助成金貰ってもダメだろうなあ。でもとにかく有栖川姉妹を助けたのだけは確かだ。
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でもその表情を見て何かに気がつく司。帰り道に司が綾って可愛い子ねと言うと、宇宙が全然空気読まずに凄い可愛い子だよねと言ってしまって、またこじれてしまった。

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