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天晴爛漫!・第11話

天晴を庇ってギルに撃たれた小雨。出血が止まらない、病院へ運ぶ車も無い。すっかり狼狽してしまった天晴は自分が背負って小雨を病院へ連れて行くと言うが、シャーレンにそんな事が出来る訳がないと言われてしまう。だがそこにやって来たのは遅れたバット兄弟の車だった。遅れていたせいでギルの一味の洗礼を受けていない、走れる車だ。

小雨は病院へ運び込まれ、弾を摘出されて縫合手術もされたが、医師は何分出血が多いからと言う。
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目を覚まさない小雨に天晴は絶望感を覚える。自分では何も出来ない。特に、この後で輸血の話が出て来るけど、この時代の日本人には輸血と言う概念が無いだろうから当時の日本の感覚ならあれだけ出血したら死ぬのは間違いないと思ったかもしれない。

何も出来ない自分をかかえて天晴はフラフラと街中を歩き回る。

もっとも心が落ち込んでいたのは天晴だけではない。落ち込んでこそいなかったがアルは焦燥感に駆り立てられていた。ソフィアが奪われてしまったのだから仕方ない。とにかくどこをどうやってもいいから車を動かせる様にしろと。ブレーキパッドが無いのならブレーキなんて取り外してしまえと激昂する。

おれってよえーなと黄昏れていたのはTJ。ディランがやって来て、TJの最後の記憶ではディランに助けられた事になっているけど、実はそのディランもギルにやられて、クラウディアのロケットを奪われていたのだ。あの時お前が勝っていればクラウディアは、と言うディランにTJが怒る。クラウディアを馬鹿にするんじゃねえ、お前を選んだのは勝負で勝ったからじゃない、クラウディア自信が選んだのだと。自分の弱さに落ち込んだとは言っても考え方はTJの方がしっかりしてるな。

彷徨う天晴にバッド兄が出くわすが、バッドの理論では天晴を動かせないか。そのまま泣きぬれて桟橋みたいな場所に向かう。そこにホトトが駆けて来た。ああ、とうとう?
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天晴が病室に入ったら小雨の顔の上に白い紙が。これって先週の予告で出た場面だったが、でも小雨がふっと息で飛ばしてなーんてな、って、これは悪質だぞ。

生きて帰って来た小雨に、あいつらに止められたままにしてはいられないと立ち直らされた天晴。

カーターがレーサーを集めてこの先の話をすると言う場所に呼び出される。カーターはこう言う事情だからレースは中止と告げていたところに天晴が到着。ここでレースが終わるなんて事はない、レースが終わる時、それは俺たちの誰かがゴールした時だ。ギルなんぞに終わらせられてたまるかと。

立ち直った天晴にアルが、シャーレンが、そしてディランもTJもバッド兄弟も立ち上がる。でも動く車は無いと言うカーターだが、そんなものは自分が全部直す。これから足りない部品をリストアップするんだと言うと、とうとう元技術者のカーターも立ち上がった。これがそのリストだ。おい、GMのおまえら、リオン卿の車も修理するんだと。BNWのを良いのかと問うメカニック達に、金はどれだけかかっても構わない、自分が責任を取ると叫ぶ。とうとうカーターも立ち上がった。
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橋が壊れていても天晴号は元々が船だから問題ないと言うが、どう修理するんだろうな。足りない部品を融通しあって天晴号に集約させるのだろうか。でもそれだと他のメンバーがこの後参加できなくなっちゃうからなあ。

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