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魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~・第12話

僕ダゾなエレオノールは人形をした魔法。根源複製を行う魔法として生まれた。アノスがカノンに頼んで殺して貰い魔界や人間界を隔てる壁を作った後、あのジェルガはそれでも魔族を滅ぼす事を考えていた(と言うか、ジェルガ生きてたんだな)。カノンが折角アノスが自分を犠牲にして迄人間界と魔界を隔てたのに、もう憎み合う必要は無いではないかと言うと、ジェルガがそんな考えではダメだと兵士に後ろからカノンを刺し殺させた。でも根源を7つ持っていて殺した程度では死なない筈のカノンなのに、それ以降は復活も転生の気配が無いと言う。人間界に絶望したのか。

そんなジェルガによって作られた一つがディエゴであり人間に絶えざる魔族への憎しみを植え付ける者として、そしてエレオノールが根源のクローンを生み出す者として作られた。但し、魔族への憎しみの感情は全部ディエゴが持って行ってしまう。だからエレオノール自信はそう言う気持ちには囚われていない。ただ、自分の生み出すクローンが長年ずっとそう言う魔族と戦う為に生み出されていたのは心を痛めていて、もうこれを終わらせる為にアノスに自分を滅ぼしてくれと言う。この子達の為に。

だが複製された子供達はそんな風には思っていなかった。生きてと言われて考えを改めるエレオノール。アノスは任されたとばかりに全員を救ってやる。エレオノールの解放して元の姿に。
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しかしそこにディエゴが兵士を連れてやって来た。エレオノールをどうするつもりなのかと。と思ったらさらに侵入者あり。七魔皇老の残り三人を引き連れたアヴォス・ディルヘヴィア。勇者カノンの聖剣を奪いに来たのだが、ディエゴさん、あいも変わらず魔族ごときが勇者カノンの聖剣を抜けるものかと言ったその矢先にアヴォスに抜かれてしまう。ええいやってしまえとディエゴは言うものの部下が役に立たず、自分から攻撃したものの、それを全部吸収されて、挙句の果てには自分も消されてしまった。但しエレオノールが言っていたが、根源クローンだからまたぞろ復活するだろう。

七魔皇老を連れているから言い逃れは出来んな、お前がアヴォス・ディルヘヴィアなんだろうとアノスに言われたアヴォス。アノスの攻撃も「愚かなり」と切って捨てて、自分が世の中を一度滅ぼして作り変えると告げて消えた。

さて復活したディエゴ、巨大な映像となって人間界の人々を煽る。魔族が攻撃をかけて来た。だが滅びるのは奴らだ。討ち滅ぼしてしまえと。一方で魔族の方では七魔皇老三人がアヴォス・ディルヘヴィア様が復活したぞと言ってアヴォス様の大演説。こちらも人間どもを討ち滅ぼしてしまえとのたまう。
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と言う事で魔族と人間との全面戦争が開始される。その様子はメルヘイスからアノスに報告される。この戦いは2000年前に自分が片付けられなかった戦いだと言うアノス。だがアイヴィスとメルヘイスらは最後までアノス様に付き従って戦うと言う。さらにはそこにミーシャとサーシャ達がやって来た。自分たちはアノスの仲間になったのだから自分たちも戦うと。

その戦いの前、緊張するミサにレイが手を出した。あの一つ貝のアクセサリーの一つを貰っていいかと。求婚の意味になると言う片方を貰って、レイは必ず帰って来ると言う。これって普通はフラグなんだがな。

ミーシャやサーシャ達を前にして戦略目標を確認するアノス。両軍を戦えない様にしてディエゴの憎悪の力を奪う。それにあたってアノスは死ぬな&殺すなの条件を付けた。死ぬなは分かる。殺すなってのは何だろうか。だってディエゴは消し去るつもりなんじゃないのか。誰を殺すななんだ。

アノスの支持どおりに両方の衝突を防ぐ為に魔王軍を蹴散らすレイ達。アノスは七魔皇老四人を引き連れて城へ。メルヘイス達四人の七魔皇老は残り三人の七魔皇老を相手してアノスは城の中に入るがどうやら中にはアヴォスは居ないらしい。

そのタイミングでミサからレイが消えたと連絡を受け、あっさりアヴォス側の七魔皇老もメルヘイス達に拘束される。アヴォスに操られている根源は既に身体からは逃げていたが。

と言う事でアノスはアヴォスの所へ。2000年ぶりだな、勇者カノンと語りかけるが、でも仮面の下は元のカノンじゃないよね。以前書いた様に仮面をしてると言う事は顔が出てはネタバレになる人物と言う事で、アヴォスの仮面を外したその下にはレイが出て来た。レイはシンの転生の様にみえかけていて実はカノンの転生だったのだ。

アノスが気がついたのはあの一つ貝の首飾りを知っていた事。アゼシオンに伝わる首飾りの逸話をシンの転生であったならば知る筈もない。だとしたら一意剣と聖剣を扱える魔族はシン以外には居ない。だとしたら勇者カノンではないか。
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勇者カノンは7つの根源を持つ。それを七魔皇老と融合させて操っていたのだと言うが、あれ?七魔皇老の七人全員に根源を配ったら自分の分が無いんじゃ。兎も角そうやって仕組んだものの、ミーシャとサーシャの件、そして母が剣として生き延びた件、それらは全部計算上のものではなく、その上で母が生き延びた事に涙したのはあれは偽りではあるまい。

そのおまえが何をしようとしているのかと問うアノス様。

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