モンスター娘のお医者さん・第12話・最終回
スカディの手術がうまく行って快癒したスカディが市民に挨拶。声が聞こえないのってあの病気のせいだったのか。その場にグレンが居なかったが、どうやらサーフェの体調がよろしくないとか。それじゃあ診療所迄行こう「寂しがり屋のドラゴンを本気にさせたらどうなるか教えてあげないと」 って、随分乙女になっちゃったじゃないか。
サーフェが体調を崩してグレンに診てもらっている。尻尾の方を温かい湯にいれていて、体温が下がってしまっているのかと思ったのだが、あとの方でグレンが「また熱が出るよ」とか言っていて、熱は出ているけど身体は温めないと駄目と言う状態だろうか。風邪の時によくあるよね。
サーフェは喉にも来ていて話せないのかと思ったら、そうじゃなくて口内炎。診てあげようと言って口の中に指を突っ込むグレンだが、それどうなのよ。結局舌に炎症が出来ていた。そこに蜂蜜を塗ってあげる。はいはい、治療行為、治療行為。それにしても私は子供の頃によく唇の裏に口内炎が出来て大変痛い思いをして、グレン医師の様に蜂蜜を塗ると良いと言われて塗ったけど、全然効かなかった。
グレンは患者の往診に行かなくてはならないと言ってサーフェを残して出かける。寄り道しないで早く帰って来てねとサーフェ。
グレンが歩いていたらスカディの乗った馬車の車軸が外れて立ち往生していた所に通りがかる。スカディがグレンを認めて駆け寄って抱きつくが、その時にお兄ちゃんって…何歳だよスカディさん。そして前をはだけてこんなに快癒したと見せるのだが、外で裸になってはいけません。これを見て苦無が怒る。興奮したのか!グレン医師。グレンがしてないと言うと、興奮しないのか!と怒る。ご無体な。
そこに丁度メメが通りがかった。ああ、これ最終回だからオールスターで行くのか。メメは丁度車軸の修理ができる道具を持っていると言うので修理してくれた。お礼としてスカディはグレンとメメに酒樽をプレゼント。それにしてもメメをスカディに紹介した時のメメの反応が良い。キャラ的にはこの作品の中ではメメが好きだな。サイクロプスはちょっと不気味だけど。
あんな大きな酒樽を貰っても困る二人。それにグレンはこれから往診に行かなくてはならない。と言う事で、グレンはメメに酒樽二つを預けて行ってしまった。往来で酒樽のお守りをさせられる事になったメメ、人前は恥ずかしいのにと困ってしまう。
診療所にはアラーニャが来ていてサーフェのお着替え。サーフェ、さっきまではぐったりしていたのに、もうアラーニャにどうこう言える程に癒えていた。うん、やはりオールスターで、アラーニャが改めてグレンを好きになったと強調か。
ハーピーの里では岩崩を巨神様が片付けてくれたお礼とハーピーが収穫した物を差し出すが、そう言えば自分も山で見つけたんだと大量の果物などをくれた。
グレンは往診を済ませてメメの所へ戻って来た。頼りになる運搬人を連れて。そうか、そうだよね、物を運ぶって言えばティサリアだよね。でもやけに荷車が多いと思ったらティサリアからのおすそ分けの食べ物まで積んでいた。ああ、これって診療所に食料が集まってしまって最後はみんなで一緒に食べるパーティーってオチか。
グレンが診療所に帰る途中でも診察(おそらく出産)を受けた人からのお礼を貰う。診療所ではグレンの帰りが遅いと妄想逞しゅうしてるアラーニャ。そこにグレンが帰って来るのだが、いつしか荷車は食料でいっぱいに。みんなグレンに感謝して色々くれたのだ。最後にはサイクロプスの親方が折角だからと酒樽に食料まで積んでやって来てしまった。
こんなにあってもと困惑するサーフェ。それじゃあと、やっぱりオールスターで宴会をする事になる。但し巨神様はちょっと無理。調理についてはスカディが手配してくれたらしい。ティサリアは例によってお酒は飲まないけどサーフェとアラーニャはだいぶ出来上がって来ている。三人での奪い合いの話をしていたが、そこに新手が入ったのを知る。スカディだ。
お兄ちゃん呼ばわりでグレンに懐いてしまったスカディにグレンを渡す事は出来ぬと尻尾でグレンを絡め取るサーフェ。それを引き離すティサリア。そのすきにグレンを連れて行こうとするスカディだが、そうはさせじとサーフェとティサリアとアラーニャがグレンにのしかかった。潰れちゃうよ、そんな大物三女に乗っかられたらw
モンスター娘のお医者さんはこれで最終回だけど、私としてはもっとモンスター特有の病と意外な治療法とかを見たかった。モンスター特有の病ってのは結構やったかな。