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魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~・第13話・最終回

人間は弱い。アノスが死んでまで人間界と魔界を隔てる壁を作ったのにジェルガの魔族への恨みは晴れずにアノスを信じた勇者カノンまでも殺してしまう。この時カノンは運命をも断ち切れるエヴァンスマナの剣でアノスの魔王としての転生を断ち切った。だからこの世界には魔王アノスの記憶が失われた。

そして代わりに生まれたのが魔王アヴォス。カノンはアヴォスとなるべく魔族に転生する。ジェルガの呪いによって囚われた人間は再び出現した魔王アヴォスを倒す事によってその呪縛から解き放たれるだろうと。それなのにアノスは最強の魔王として蘇ってしまう。だからカノンはアノスを行かせはしない。アノスの為に。そんなカノンをアノスは行かせはしない。カノンの為に。

二人の戦いが始まるものの、やはりアノス様強い。勇者カノンの7つの根源を次々に潰して行く。あと一つ、お前に勝ち目はないと言っておきながらアノスはカノンに自分の根源を貫かせた。
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防壁は消え、勇者カノンが魔王アヴォスを刺し貫いた姿が皆の前に現れる。アノスはアヴォスのふりをしているが、ミーシャとサーシャには分かる。あれはアノスだと。カノンは魔王を討ち果たしたと人間に叫び、アヴォスは魔族に対して撤退せよ、今は我は倒されるが再び転生するのを待てそれまでは人間への報復は許さぬと叫ぶ。

これで人間と魔族の戦いは終わる筈だった。しかしジェルガの呪いはそれでは収まらない。魔王一人を殺したところでこの恨みは消えぬ。魔族を討ち滅ぼさなければならぬ。そして一万人のゼシアに命じた。魔族の所へ行って自爆せよと。

これを阻止せんとミーシャとサーシャが立ち上がる。それをネクロン家のアイヴィスが導く。ミーシャとサーシャは合体して一万人のゼシアの攻撃を止めようとするが、巨大化したジェルガの力は大きい。

もう持たないと言う所でアノス復活。よく持ちこたえたなとミーシャとサーシャを労う。バカなと驚くジェルガに「根源が滅んだ位で俺が蘇らぬと思ったか」と。出たな、アノス様の「xxした位でyyと思ったか」。しかしジェルガは怯まない。今や我は世界の法則、お前もそれに従う事になると言うが、またもアノス様曰く「世界の法則になった位で俺が従うと思ったか」。

ジェルガは人間界からまたも希望を吸い上げる。しかしそれは既に強制で、搾取以外の何物でもない。そんな事をしたら二度と民の心は戻らぬぞと言われてもお構いなし。

ならばこちらもだとアノスはファンユニオンに命令する。歌え、レクイエムを。ファンユニオンの応援歌、最終回のクライマックスに来たーw
しかしこれレクイエムじゃないぞ。
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今や魔族のみならず人間もどちらが正しいかを知ってアノスに協力する。アノスとカノンの剣によってジェルガは貫かれて呪いは解けた。

帰って来たアノスに二人に戻ったミーシャとサーシャが駆け寄って泣きついた。やられたかと思った、心配かけさせてと。カノンはミサの所に二つ貝の願いと共に戻る。エレオノールには、アノスはお前はこれからは俺の魔法にして二度と悪用はさせぬと救いをもたらした。

戦いが収まって家に戻ったアノス。母と父が心配顔で出迎えた。戦いがあったと聞いて心配したんだよと。だが父は発見した。アノスの後ろに三人目の女の子、エレオノールが居る事を。
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アノスが三人目のお嫁さんを連れて来たと言うので、慌てたエレオノールが「俺の魔法にしてやる」と言われただけだと弁解するのだが、母はそれをプロポーズの言葉と解するのだ。あれじゃエレオノールの子に相当するゼシアが一万人居ると聞いたら大変だとサーシャが囁くと、それを聞き逃さなかった母が一万人の孫!詳しい話を聞きたいから中へ入ってと三人を導き入れた。勿論、温かいグラタン付きで。

魔王学院の不適合者、面白かった。俺つえー系って白ける物が多いが、最近はそこに一工夫入れて楽しく見られる様にしている。これは二期を期待したい。

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