富豪刑事 Balance:UNLIMITED・第5話
清水室長、それって色々パワハラでセクハラなのでは?
その室長から残念なお知らせ。今丁度TVでやっている中米ポリアドル共和国大統領来日に現対本部からも応援を出す事になった。ところでそのTVのニュース画面だけど「めざめのニュース」ってフジTV系のニュースなのかな。NHKしか見ないから民放のTVは分からない。それから8:45って時刻が出てるけどその時間には既に勤務態勢に入っていて、現対本部と言うか警察の朝は早い。
ポリアドル共和国のアルバレス大統領は日本に来てダム建設3000億円の商談をするらしい。これを見ながら恐らく神戸は知り合いなんだろうなあと思った。
と言う事で現対本部の面子で(但し定年が近い仲本は非番だから来なくて良いと言われて)雁首並べて大使館の前に立っている。一課がそれを見て何しに来たんだと例によって文句をつけた。
湯本、競馬新聞を手にして「有田記念に行こうと思っていたのに」って言うけど、有田記念が有馬記念のもじりなら季節は年末になっちゃうよ。
偉そうな雰囲気の車が入っていく中で、一台のリムジンが入ってそこから降りて来たのが神戸。ああやはり。
中に入って神戸とアルバレスが面会。神戸は祖母の名代だと言っている。ポリアドル共和国は既に神戸財閥とは色々取引があるらしい。やがては君が神戸家を次ぐのだろうと言うアルバレスに神戸がいえ自分は家を継がないと答えた。あれ?これだけ好き勝手やっていて家を継がない?じゃあ誰が。
外で警備する加藤達に弁当の差し入れがあった。どうも老舗料理店かどこかの弁当らしい。数が多いので近くにいた清掃員のおじいさんにもと渡したが、そこに一課が介入。加藤には室長から弁当の手配忘れたからコンビニで適当に買ってねと電話も入ったので、あれはどうやら一課の弁当らしい。そんな高いもの注文するのか。せっかくプレゼントした弁当を返さなくてはならなくなった清掃員のおじいさん。
現対本部はあの豪勢な弁当からうってかわってカップ麺に。
ともあれこんな偶然で清掃員のおじいさんと仲良くなったのは今回の収穫。
アルバレス大統領と神戸財閥の契約締結式が終わった頃に事件は起きる。調理場に誰か警備員みたいなのがわざわざ入って行ったから毒でももられるのかと思ったが少し違った。館内でそのコックが殺されたと言う事からSPが大統領と神戸をパニックルームに避難させる。部屋の鍵はさっき佐伯が清掃員のおじいさんの首につけていたのと同じ星型の物。
避難する途中で神戸は小さいドローンみたいなのを飛ばして館内のセキュリティに介入出来るようにしていた。これを使って神戸は外で起きた事件のあらましを映し出す。やはりあのコックの所へ行ったSPがコックを殺したか。でもわざわざ廊下で目立つ所まで死体を運んでいる。
外には一課に異変が知らされるが、現対本部には知らされない。一課の動きで何かあるなと思った加藤は塀の外を見回っていたらあのコックを殺したSPが抜け出した所を発見。走って追いかけるのだが、現対本部の警察官って加藤以外体力なさすぎ。
パニックルーム内ではさらに神戸が監視カメラの画像を遡っていたら、このパニックルームでSPがクローゼットの中に何かを仕込んだのが分かった。開けてみたらそれは時限爆弾らしきもの。さっそくヒュスクに調べさせると時限爆弾であり、それがもし止められたらVXガスが吹き出る仕組みだと言う。鈴江が既に異変を感知してバイクでこちらに向かっていたが到着まで未だ時間がかかる。解除方法をヒュスクに問い合わせたが、無情にもヒュスクはそれを知る権限はあなたには無いと言う。
今回、神戸が神戸家を継承しないとか、ヒュスクに聞いても答えない内容があるとか、大助に随分と制約がある事が分かった。
加藤はSPを追い詰めたが、犯人は聖なる土地をダムの底に沈めようとするアルバレス大統領に死をと、あの星型の鍵を落として自分も投身自殺。加藤はあの星型の物は何だったんだと戻ってみると、大使館の中では大統領達がパニックルームに閉じ込められていると知る。そこに入るのには星型の鍵が必要と知って、それってさっき清掃員のおじいさんがかけていたのと同じなのでは?と佐伯が気がついた。
一課がパニックルームの前迄来て扉を開けられずに立ち往生していたところに現対本部が到着。あのおじいさんの鍵を使って扉を開く。中では神戸が少しでも何とかしようと時限爆弾に服などを巻いていたが間一髪で扉が開いたので全員脱出してそしてまた直ちに扉を閉めた。
なぜおじいさんが星型の鍵を持っていたかと言うと、ずっと誰も使っていない部屋があったから合鍵を作っていつもそこで「いけない事」をしていたとか。をいをいw
さて、ヒュスクからあの時限爆弾の設計図を見る権限が無いと言われた神戸だったが、その後処理部門に渡された様子を見てみると、なんとそこには仲本が。