富豪刑事 Balance:UNLIMITED・第4話
さて今回も金に物を言わせて…あれ?
神戸大助が何があったのか分からないが鈴江が止めるのも聞かずに屋敷の外へ向かっていた。しかし東京都庭園美術館に擬せられた神戸家の邸宅は広い。門までかなりある。その途中で加藤から時間取れるかと電話がかかって来た。言っても良いがと言う神戸がここで言葉を濁したのは車が無いから。執事の服部の軽トラが通りがかったのでそれに乗せてもらって現地へ向かうものの、今の状況を加藤に知られたくなかったか公園の手前で下車した。
行ってみたら加藤は小さい子の毅(EDで穀に見えたけどこっちだよね?)が白い子犬シロを見失ったと言って探しているのでお前のあの昨日でチャチャっと探してくれと言う。あれ?加藤さん、それは無いんじゃない。捜査でヒュスクが有効なのを認めて活用すると言うのは分かる。でもここは安易に使う場所ではないのでは。
加藤の要求はどうなのかと思ったが、神戸はそれではと左耳に手を伸ばそうとしてヒュスクが無い事に気がつく。ならばスマホと思ったのかもしれないが、スマホはさっきの軽トラに置き忘れていた。
だから出来ないのだが、それを言わずにダメだと背を向ける神戸。すると毅は泣き出してしまった。神戸も泣く子にはかなわないのかそれじゃ探してやると言うと、毅は忽ち掌を返して、男と男の約束だからなと。嘘泣きするクソガキ。
神戸が出て行ってから鈴江はずっと行動をモニタしていた。そこに喜久子もいて、両者で何が悪かったかと言ってたけど、あとの話をみたらどうも食事に納豆をだしたのが悪かったらしい。
犬なら恐らく家に帰っている筈だと言って、毅の家の方へ向かうが、その時に白い動物を見つけた毅がシロだ!と言って走って追いかける。そしてある家の中に入ったと言ってその家の敷地に入るが、警察官から見たらこれは不法侵入。加藤は仕方なく後からついて行くが、バットを持った家人からあなた達なんですかと睨まれた。加藤は警察手帳を見せて逃げた犬の捜索中と言うものの、出て来たのはここの家の飼い猫のユキちゃんだった。
この時点で神戸の姿が見えない。面倒事に巻き込まれる前に逃げたなと思う加藤。最初の目的どおりに毅の家に行こうとしたが、夢中で走ったせいで毅は迷子状態になっていた。交番に届け出てなんとか家に帰る毅。
その後になってから神戸が出現した。加藤の後を付いてくる神戸。やっと今日はヒュスクもスマホも財布も無いのを明かす。それじゃあと帰りの電車賃を渡そうとしたが、神戸の気持ちでは未だ家に帰れない。でもお腹を空かせている。
と言う事で加藤は仕方なくコンビニで材料を買って家で食事を作ってやる事にした。加藤は彼らしいポリシーで自分はすぐ飲み干すからと牛乳の一番賞味期限の短いのを選ぶ。そしてレジの液晶には鈴江からの謝罪メッセージw おい、勝手に乗っとるな。そして買い物をしながら加藤はこう言うのは何もかも奥さんに任せてるんだろと言うが、神戸は鈴江は妻ではない、親戚の者だと言うと加藤の態度が豹変。おいおい、あの時以来気に入っていたのか、ひょっとして。
アパートに到着すると先ず外観で神戸が驚く。ここに住んでいるのかと。さらには部屋に入ってからも驚く。部屋に入って早速料理開始だが、神戸に野菜切っておけとじゃがいもを渡してそれで大丈夫なのかと思ったら一応切るのは大丈夫だったものの指もちょっと切ってしまったらしい。
煮込んでいるうちに神戸は風呂に入って風呂上がりは加藤のスウェットを着る。こうなるとまるで普通の青年だね。
こうしてカレーライス完成…
え?
どうしてカレーライスにビールなんてつくの?
加藤のカレーライスが口に合った神戸。次に芋焼酎を出す。これも神戸は気に入ったらしい。いける口じゃないかとお大尽様のつまみに生ハムを出したがこれは食えたものじゃないと吐き出した。庶民の味として定着した物は良いけど、下手に美食してる人たちの食材で安物はダメなんだな。
それじゃあと加藤はツナ缶にもやしと何か色々かけて加藤家特製のつまみを出したら、これは神戸がひどく気に入った。こうして飲みながら夜は更けていく。
翌朝加藤が目を覚ましたら神戸が居ない。神戸は風呂場で寝ていた。何故?
朝食は味噌汁と納豆。ここで神戸が嫌そうな顔をする。だが加藤家直伝の味付けにしたらしい。
翌日は加藤は直行直帰と言う事にして毅のシロを探す。ポスターを貼ったり色々したものの、シロは見つからなかった。諦めかけていたとろへ神戸が犬を連れて来る。シロだ!と喜ぶ毅。神戸は加藤に請求書を渡す。あの犬の代金消費税込みで55,000円。神戸は聞いていたブリーダーの所へ行って同類の犬を買って来たのだ。それを聞くと加藤はそれじゃ探していた犬じゃない、金で解決すれば良い訳じゃないと言い出すものの、神戸は続ける。
調査した結果、毅のシロは毅からはぐれた後に交通事故に遭っていた。だからもう居ない。そして毅は同じ犬種の別の犬でも未だ区別がついていない。結果的にこれで良いのだと。
シロの帰りを待つ毅、そして加藤による加藤家特製納豆で神戸は帰る気になった様だ。電車賃を借りて鈴江達の待つ自邸へ。そしてそこで加藤家直伝の納豆ご飯を披露。鈴江も舌鼓を打つ旨さだったらしい。これでもう納豆食べられるな。
今回は安くついた。