モンスター娘のお医者さん・第8話
今回の内容にこのサブタイはどうなんだ。
迫りくる地響き。そして偵察部隊によると巨神族がこのハーピーの里目指してやって来ていると言う。何か巨神様の勘気に触れる様な事をしたのだろうかと怯えるハーピー達。恐れるばかりのハーピー達を一声でまとめ上げたのはティサリアだった。
必要な荷物をアラーニャの糸で荷造りして脱出の準備を。飛べるハーピーはそのまま里を離脱するが、飛べないハーピーは自分達が牽いてきた馬車に乗る様に。飛べないハーピーって、グレンが治療に来たけど、居るんだな。グレンとサーフェは徒歩で下山して欲しいと言う。さらにはイリィにはこの事をスカディに連絡する様にと。流石軍人、危機管理能力が高い。
こうしてアラーニャの糸で荷造りした荷物を持って飛べるハーピー達は里を離脱。一方で飛べないハーピー達は馬車に乗ってケイとローナが連れて行く事になった。グレンとサーフェはその一行と一緒に歩き始めたが、グレンが気づく。ティサリアの姿を見ていない。
ティサリア、空を飛ぶハーピーは逃げられるものの、馬車で移動する者達は逃げ切れないから巨神を足止めしなくてはならないと一人で巨神に立ち向かう決意だった。これで無事に済んだらグレンにプロポーズしようかと薄笑いをするが、それに対してサーフェがそんなのは許さないと。
サーフェとティサリアの言い合いになるものの、サーフェも分かっている、ティサリアが足止めする使命をどんなに説得しようと放り出さないだろうと言う事を。だからサーフェもそれに加わると言うのだ。だが、そこでグレンがまずは自分が話し合いをしてみると言う。話し合いに応じない場合はサーフェが毒のついた剣で刺し、ティサリアが突っ込むと言うことになった。
やがて三人の前に現れた巨神。グレンが話をしたいと言うと、手を口の方に伸ばして来たのでサーフェとティサリアがすわ戦いかと思ったら、くしゃみだった。
まあ予想はしていた。ハーピーの里に医者が来ていると聞いて巨神が自分も診てもらおうとやって来たんじゃないかと。
と言う事で非常事態宣言は解除されてハーピー達は里に戻り、地響きで崩れた家の補修。巨神ディオネ・ネフィリムの周りには足組を作ってグレンが診察をする。熱っぽさがあったが寝ていれば治ると思って放置していたけど、熱が下がらないので診てもらいに来たのだ。因みに自分は巨大だからうっかり歩いて森の動物達を踏み潰してはいけないとゆっくりやって来た。だから何日かかかったのだ。ハーピーの里では巨神を恐れていたが、実は心優しい種族。ところでWikipediaを見たら「ギガス族唯一の生き残り」とあって、それじゃつがいが居ないから絶滅しちゃうね。
イリィがスカディの所へ急を知らせに飛んだ時(最後のガラスをぶち破ってたけど)、スカディはディオネが優しい子だと知っていた。ディオネが最後に会ったのがスカディだった。
グレンは舌を見たりしていたが、うっかり足場から落ちてしまってこれはヤバいがハーピーに拾われるんだろうと思ったら、ディオネの柔らかい胸に落下した。グレンさん、巨神にも治療行為の途中であらぬ事に手抜かりが無い。まあ死にそうになったけど。
診察の結果は風邪で、薬を用意して飲んでもらう。流石に巨神には巨大な桶で飲んでもらうのか。
長年誰にも会わないで山頂で暮らしていたので、色々ボサボサだし、服も擦り切れていたので今後も風邪をひかないようにと、髪に関してはハーピーがといてあげて、服はアラーニャに作って貰う事にした。アラーニャ、巨神様の服をつくろうと言う事でメチャクチャ創作意欲が湧いていた。
こうしてきれいになった巨神様。うーん、もっと目とかも見えるさっぱりした髪型になるのかと想像したけど、そこは変わらなかったね。
リンド・ヴルムに戻ってグレンはティサリアをお礼の食事に誘う。サーフェは二人だけにしていい雰囲気にならないか監視していたが、まあティサリアが作中では一番の性格の良い子な気はする。それにしてもお食事会の食べ物がかなり貧相な気もするが。
イリィはすっかりスキュティアー運送の配達員となっていて、議会からの水路街落成記念式典への招待状を配達して来る。グレンとサーフェは正体に応じて当日向かうとルララ達がアラーニャの作った服で出演準備をしていた。
そこにスカディが登壇。市民に向かってリンド・ヴルムの発展の演説を開始したが、その途中で倒れてしまう。
やべーぞ、ひょっとしたら風邪だと思われたディオネのウイルスがイリィによって伝搬されてスカディにうつされたのでは(違うと思う