モンスター娘のお医者さん・第1話
実はちょっと心配していた。日曜深夜に録画するのがこれ一本だけで、それが単なるエッチぃアニメだったらどうしようかと。でも見てみたらそれなりに話があって安心した。
とは言いつつ冒頭はそのエッチぃ雰囲気から始まったが、病と思われた原因が懐妊でしたと言う事で、いや、それおかしくないか、懐妊したらどうなるかと言うのはその種族の間で共通認識が出来てるんじゃないのかと。
タイトルにあるお医者さんはグレン・リトバイトで、種族は人間。そして薬師がサーフェンティット・ネイクスで、種族はラミア。アバンの説明では100年に及ぶ人間と魔族の戦争の果に両者疲れきって和平を結んで今は一緒に生活してると言うが、そんな長期間戦ってこれだけ平和に混在出来てるのか?と言うか、この町はほとんど魔族だらけなんだけど。
二人の共通の師の依頼で闘士の健康診断をする様にと言われて闘技場へ向かう。やけに立派な馬車で迎えられたが、その御者と言うか馬そのものでもあるケンタウロスから姫様をお願いしますと言われた。
姫様?闘士の中にケンタウロス族にしてスキュテイアー運送のお嬢様のティサリア・スキュテイアーが居たのだ。なんだかケンタウロス族見るとどうしても「セントールの悩み」を思い出す。あのアニメ好きだったんだよ。
ティサリアお姫様の検診は何とも無く終わるものの、その後ティサリアの従者の二人の子からお嬢様は本当に問題ないのかと相談を持ちかけられた。グレンの見立てでは何ともなかったが、最近ティサリアは十連敗中なのだと言う。何か身体に問題があるのではないかと。
グレンは帰ってからずっと悩んだがひとつ思い当たる事があった。それはティサリアの蹄。ティサリアは蹄鉄をうっておらず、蹄が伸びて身体のバランスが悪くなっていた。と言う事でティサリアの従者と言うケイ・アルテとローナ・アルテの了解のもと、強引にティサリアの蹄を綺麗に削って蹄鉄をうつ。ティサリアが暴れるけど、あれって感じてると言うよりはどちらかと言うと歯医者を怖がる子供みたいだった。
こうして足元の不安が無くなったティサリアはその後三連勝。
誰も分からなかった、本人も従者も分からなかった不調の原因を見つけて解決したグレンであった。
こんな感じで身体の不調の原因が分からないのをちゃんと診ていく物語なのかな。