社長、バトルの時間です!・第11話
地鳴りとともに何か建物がせり上がる。キボウカンパニーでは地震にしか思えなかったが、ミネ子がキラキラの臭いがすると言って飛び出したのでマコトが慌てて後を追う。二人だけを行かせられないと、ミナトやユトリア達も飛び出した。ガイドさんを留守番に。
ミネ子がキラキラの臭いがすると行って駆け出した先には奇妙な建物。なんだか以前の機械化されたダンジョンみたいだと言うのだが、え?似てる?これ。
ミネ子に言わせるとこの中からキラキラの臭いがすると言う。それってキラクリですねとお金に目がないユトリア。もっとも、それで女神様を召喚して先代社長の居場所が分かると言うのであればさもありなんか。
と言う事で社長判断でこのダンジョンの中に入る事にした。ユトリアさん、お金が手に入ると分かるといつも身を乗り出して来る。まあ先代社長の件に繋がる女神様召喚が出来るのだから。
そこにライバーがやって来る。サイエッジの企業評価がCにされたと怒りながら。このダンジョンで収入をあげようと言うのだ。しかしここでヴァル美が煽る。装備が不足してますよ、あの頭に乗せるヤツって、それはこの間のファムネラの王に祭り上げられた時のヤツか。ここは可笑しかったなw
キボウカンパニーがグズグズして中に入らないうちにこのライバーが到着。ミネ子は明らかにライバーを警戒と言うか嫌っていた。しかしもっとグズグズしてるうちにインペリアルのスバルが既にダンジョンの入口に立っていてあっさり先を越されてしまった。それを追ってライバー達が中へ。さらにそれを追ってキボウカンパニーも中へ。
それにしても、キボウカンパニーは地震の後にすぐにミネ子がキラキラの臭いがすると言って飛び出したからここに居た。一方でライバーやスバルはどうしてここに来たんだ。確かに地震はあったが、どこが原因かなんてすぐ分からないし、ライバーみたいな短絡的なヤツならまだしもインペリアルのスバルはもしここが原因だとして企業方針が決まる前にダンジョンに飛び込むとかおかしいのではないか。
外見が以前の機械化ダンジョンと似てると言うのに納得出来なかったが、中に入ったら確かに一部機械化が進んでいるのは同じだった。しかも中でどうも巻き添えを食ったモンスターみたいなのがいたな。
ただこの機械化ダンジョンについてはアカリとマリカにはトラウマがあった。以前社畜モンスターにやられて自分達も社畜化されてしまった事があるから。だか妙な顔して大丈夫だとか言ってるからなんだと思ったら、隠れてイキってただけか。
これら社畜モンスターはミネ子が一網打尽で片付けてくれる。今回は上司モンスターを倒さなくても大丈夫だったのか。そもそも何だか弱っていたみたいだと言っていたけど。
ミナトが気をつけて進もうと言っている矢先にトラップを踏んで壁が上から落ちて来て、ミナトとユトリア、それ以外とでバラバラになってしまう。仕方ないので二手に分かれて奥で会う事にした。
アカリ達は以前遭遇した中間管理職ケルベロスと遭遇。これの撃退方法は以前ミナトが考案していたので今回もその作戦で楽勝。マリカは初めてだったけど、ミナトがこんな事を思いつく社長だったとはと感心していた。
ミナト達はダンジョンの奥でライバーと遭遇。ヴァル美がご一緒しませんかと提案したので、ユトリアはこちらは戦闘員はユトリアだけなのでご一緒させて貰いましょうとミナトに勧める。ユトリアだけって言うけど、殺戮のユトリアじゃなかったっけw
ヴァル美の提案だったが、もっとも自分達がミナトを守るなんて事は無いと言い出した。なんだそれはミナトは守ってやらないと言う意味なのかと思ったら、別の意味。
それはこのあと社畜モンスターに襲われた時にヴァル美が確信する。ミナトの指示で三人が戦闘をして社畜モンスターをあっさり倒す。ライバーは悔しいがミナトの指示は適切だったと言い、そしてヴァル美はミナトの正体を確信した。
そこにアカリ達も合流。この場でミナトの正体をヴァル美が明かした。キボウカンパニーに入る前はニートだったと言うミナト。そのニートの前は?てっきり単に先代の子としてのんびり暮らしていたのかと思ったらそうじゃない。
その前はインペリアルの社員。だが暴力事件を起こしてインペリアルをやめたのだと言う。
ええ?かぐや様の石上君案件ですか?
でもミナトの抗弁を聞いている間もなく強そうなモンスターが出現。
ミナトの件は後回しだ。