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プリンセスコネクト!Re:Dive・第13話・最終回

仮面シャドウに襲われてユウキ、そしてペコリーヌとコッコロとシャルはラビリスタによって別の空間へ転送された。コッコロが送られた場所で見たものはペコリーヌらしき少女が国王と王妃に挟まれて描かれている肖像画。

そこにやって来たペコリーヌが事情を話してくれた。
ペコリーヌは本当は王女ユースティアナ。

ある日、国王と王妃からプリンセスのティアラを授けられてアストライア大陸全体へ修練の旅に出発する。これを無事にこなして来れば次期女王として生長しているだろうと。ユースティアナは大陸中で様々な経験を積んで王宮に帰って来る。

だが、王宮の兵士はおまえは誰だと言って通さない。ユースティアナが無理に城門を越えて王城内に入っても誰もユースティアナの事を覚えていない。国王と王妃の前に至ってもそなたは誰だと返され、ユースティアナを名乗る、今は陛下と呼ばれる者がペコリーヌを攻撃して来て、ペコリーヌは王城から脱出した。
参考資料
陛下って、それなのか。

誰も自分の事を覚えていない傷心のペコリーヌがやがてコッコロとユウキと出会う。そしてキャルと出会う。ペコリーヌはそこに自分の居場所を見つけた。だが、自分が実はユースティアナだと明かしたらまたコッコロ達から忘れ去られるのではないかと恐れて今まで素性を隠していたのだ。

そんなペコリーヌを自分達が忘れる訳がないと抱いてくれるコッコロ。
これがコッコロママと言われる姿か。
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王城の外では仮面シャドウと戦っていたペコリーヌ達が崖崩れとともに姿を消して、イカッチやチャーリー達が必至で探していた。そこに遅ればせながらやって来る王宮兵士。ペコリーヌ達が必死で応戦していたのに今頃になって来るのかと住民達が怒る。王宮兵士と住民との対立になりそうな所に団長がやって来て矛を収めさせる。そこにさらにやって来た副団長。え?このおばさん、副団長だったの?この人の立ち位置が分からないな。シャドウともペコリーヌ達とも戦ったんだよね。そして団長のジュンに向かって含みをもたせた言葉を言う。どうしてこんな大事なのに我々にはことが収まってから通報が入ったのか、そして王宮の玉座にビーストが居座っているのは何なのかと。

そして「陛下」に従っていたと言うキャルの位置も別の方向で明らかになった。陛下ってペコリーヌの存在を奪ったユースティアナだったのか。どこかの闇の組織とかじゃなかったんだ。その陛下を裏切って、いや、いまここで選ぶべき相手はペコリーヌと決めてキャルは仮面シャドウと戦う。キャルの魔法、単独でも仮面シャドウと互角に戦えるとか随分と強力じゃないか。

その頃、ユウキの方はラビリスタから記憶を辿らされていた。アメスによって副作用の無い様に少しづつよみがえって来ていた記憶。だが、さっき仮面シャドウと戦おうとした時は未だ自分を犠牲にしかけた状態だった。それが今記憶が戻ってきた、その今、もうユウキは戦う事が出来る。みんなは僕が守る。ラビリスタがオブジェクト変更してユウキを元の世界へ。

キャルの魔法が強力だったとは言っても限界があるし、それに未だキャルには迷いもある。だから仮面シャドウにおされてやられそうになったが、その瞬間にペコリーヌ参上。そしてさらにそこにユウキが。主様到着で顔が輝くコッコロさん。
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ユウキの力がキャルやペコリーヌへの魔力となって増大した力でキャルが仮面シャドウを封じ、ペコリーヌがとどめの一撃。こうして仮面シャドウ消滅。

ラビリスタがそれを見届けてユウキ達を元のランドソルの街へ。イカッチとチャーリーが泣き明かしていた酒場に落下してみんなが泣きながらペコリーヌ達の帰還を喜んだ。

偽ユースティアナの件が片付いた訳ではないが、ペコリーヌもみんなと美食殿を続ける事が出来てめでたしめでたし。

スタンプも溜まったね。
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いやあ、ソーシャルゲーム原作でこれだけ素晴らしいアニメが作れるなんて今回始めて知った。凄いよプリンセスコネクトの制作陣。絵が良くなければまず評価されないが、大抵は話がアニメ初見の視聴者を完璧に放置するとか、やけに深刻な内容になるとか、もう絶対成功なんてしないものだと思っていたら、それがこのアニメは何もかものバランスが良くて、主人公のユウキは主人公位置に居ながら全く出しゃばらずハーレム主人公にならずラッキースケベにならず、ペコリーヌもコッコロもキャルも可愛くて特徴があって、そしてそれ以外にちょっとだけ登場するゲームキャラ達もかわいい上に、ゲームを知らなくてもそう言う感じなんだなと納得出来る登場の仕方。向こう十年はこれに匹敵するソーシャルゲーム原作アニメなんて絶対登場しないと迄思わせられる最高の出来、最高のコンテンツを提供して貰った。

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社長、バトルの時間です!・第12話・最終回

ミナトが元インペリアルの社員で、暴力事件を起こして会社をやめた。
とスバルは言う。それを聞いて驚愕の一同。だが、それを追求する前に目の前に強力な魔獣が出現。ユトリアを守ろうとしてミナトはふっ飛ばされて気絶してしまった。ミナトを回収する為にライバーさんが頑張る。

スバルによると、ミナトはインペリアルで新人として好成績をあげていた(あのグラフだと1位で、スバルが5位)。しかし上司が悪い。成績の悪い社員に対してパワハラをする。周囲の社員が「まただわ」とか言ってるので常習者らしいが、いや、これを放置してる会社は一流じゃないよね。まああるけど。

ミナトはそれを黙って見ていられなくてそのパワハラ上司に逆らった。逆らって殴ったのかなと思ったらミナトは手を出していなくてパワハラ上司がミナトを殴って勝手に骨折してその腹いせにミナトをクビにしたと言う。やっぱり駄目会社じゃないか。普通の従業員を簡単に解雇なんて出来ないよ。本当ならこんな解雇の話が来たら人事が調べるよ。
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キボウカンパニーのみんなはその話を聞いてミナトらしいと納得。ミナトも回復してケモナーマスク魔獣と戦う事になった。ミナトの見立てではあの魔獣は経営者サイコパス。ここに居る全員で力を合わせて戦う事になる。指揮はミナト。

ミナトの作戦は経営者は一番効率の良い戦い方をするからこの中で一番強いスバルを狙うだろう。だからスバルに陽動をさせてそのすきに他のメンバーで経営者魔獣を叩くと言うもの。スバルの指示どおりにみんなが動いて経営者魔獣は倒れる。

でもここでやったかは禁止。経営者魔獣の雄叫びは今まで出現していた社畜魔獣や中間管理職魔獣を大量に呼び出した。とは言っても、どうも社畜魔獣も中間管理職魔獣も嫌々従っている感じがある。

と言う事でミナトが進み出てここからはお説教タイム。労働者の権利を説いて社畜魔獣達を納得させる。それを受けて社畜を強要する経営者魔獣からはみんな離れて行ってしまった。従業員にみんな逃げられた経営者魔獣は完全に力を失って、あとは回収するだけになったが、この経営者魔獣も大型門の影響でおかしくなっている様だと、ちゃんとした姿になった時に対峙しようと逃してやった。

魔獣も居なくなったので、ミネ子が感じ取っていたキラキラの臭いの方向へ。そこにはミネ子の予想すらも上回るキラクリがあったが、異変が起き始めた。スバルによると冒険庁の指示でインペリアルの特務一課がこのダンジョンの調査をしていたのだと言う。このダンジョンは間もなく崩壊する。自分の役目はもう終わったと速攻で離脱した。

ライバーとヴァル美も手に持てるだけのキラクリを抱えて離脱。キボウカンパニーのみんなも持てるだけのキラクリを回収して離脱した。

ガイドさんも喜んでさっそく女神様召喚の儀式。
これだけか。
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出現した女神様に先代社長の居場所を聞いたが分かりませんと言われてしまった。ここにはもう居ないと。でも死んだ訳ではなくて、大型門の向こう側に居るらしい。じゃあどこにと言われても、自分は係長だからこれ以上の事は分からない、本部長クラスじゃないと言う。まあ日本の神様だと位階があるからね。この手の多神教の神様に階級があってもおかしくない。

とりあえず先代社長は死んではいない、大型門の向こう側には居るらしい、そしてこれ以上の情報は本部長クラスへの貢物が無いと分からないと言う事に落ち着いた。。その代わりと行って係長女神様は自分が実現出来る内容のパンフレットを渡してくれた。

と言う事で、キボウカンパニーで打ち上げ。おお、マリカとかマコトとかはジュースでミナト達はビールっぽい飲み物なんだな。そしてガイドさんは乾杯の前に既に口に泡をつけてジョッキが空に。

ミナトは改めて今後は先代社長を探す方向で行きたいと言ってみんなの了解を取り付け、キボウカンパニーはこれからもミナト社長の元で進む事になる。

一方スバルの方はゼーレみたいな所に呼び出されて大型門の影響の様子を聞かれていた。スバルの考えではこの先キボウカンパニーを使うのが大型門の件では有効だろうし、その意味を冒険庁の人達も理解しているから株主になっているのだろうと。そう言えば最初の方でミナトの社長就任には大株主の承認が必要とか言っていたが、こいつらがそうだったんだな。

そんな事とはつゆ知らず、キボウカンパニーは女神様からプレゼントされた海辺のバカンスを楽しんでいた。なんだかミナトがヤバい水着を着せられて砂に埋められたりと酷い目にあってる感じがあったが、それでもみんなと楽しくやって行けそう。
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と言う訳で最終回だったが、うーん絵は綺麗だったよね。C2Cって以前何を制作したのか見てみたら近くはひとりぼっちとか、はるかなとか。確かに絵はちゃんと仕上げている会社のイメージ。あとは脚本がついて来られれば良いんじゃないかな。

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かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~・第12話・最終回

かぐや様、何故そんな古いガラケーをと思ったら、5歳の時に緊急通報の為だけに持たされた物なのだそうだ。かぐやを17歳と仮定したら12年前の機種。でも今から12年前だとそれでもそんな古めかしい機種は無い。今から見たら19年前のでは?

でもその古いガラケーにこそ意味があった。持たされた当初は緊急通報にだけ使っていたものが今の秀知院学園生徒会で副会長をやる様になってから学園の風景などを撮る様になっていた。何かと言うとスマホで写真を撮る一般生徒からは超然としていたかぐやも同じ様に写真を撮る様になっていた。
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そこに事件を持ち込んだのは校長。学園のパンフに生徒会のメンバーの写真を載せたいとカメラを持ち込んだ。でもかぐやは四宮家の方針として顔出しNGなので自分以外を撮ってくれと。

それを受けて校長はかぐや以外の生徒会メンバーを撮るが、石上と伊井野を並べて撮るのだが、その時にいつも陰ながら助け合っているのに両方ともそれに気づいてないとか、核心を突いてくる。

白銀会長と藤原書記を撮ろうとしても二人がガチガチだから恋人同士と言う設定にしましょうと言い出す。当然それを聞いたかぐやが怒って来年も校長で居られるとは思うなと思うくせに、でもやっぱり白銀会長にお似合いの恋人はかぐやだと思っていたとか言うのを聞いたらコロッと気持ちを変えるのがいつものかぐや様。
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屋上に出て生徒会の集合写真。でもかぐやだけが離れて後ろに居た。顔出しNGって言うから。だが生徒会メンバーはそんなかぐやを放っておかない。これはプライベート、パンフに載せる写真じゃないから携帯で撮るには問題ないと言われてかぐやがポケットから携帯を取り出した時に一陣の風が。

携帯は風に煽られて屋上から地面に落ちてしまった。あの、かぐやの思い出が詰まった携帯が。かぐやは何でもないふりをして拾って来ると階段を下りていく。
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明らかに壊れ果ててしまったガラケーを拾い、みんなの視界から外れてからうずくまって涙を流す。

壊れてしまったのは仕方ない。がくやは早坂と一緒に携帯ショップに行くものの、機種が古くてしかも企業用の独自仕様、さらにはSDカードを使っていない時代だから中の写真は救えないと言われてしまった。いや、四宮財閥の力をもってすれば、壊れたガラケーの基盤に直接線をつないでデータだけを取り出す事も可能…いや、そんな事を親には言えないだろう。

放心のかぐやは買い直すスマホは白銀会長のと同じで良いとまで言ってしまう。普段なら同じのをわざわざ買ったら自分から告白してしまうみたいだと考えるのに。

こうしてかぐやのスマホデビュー。LINEをインストールしたので先ずは藤原書記とID交換。それを見て白銀もかぐやと…と思ったものの、どうやって交換するか悩んだのに今のかぐやはそんな事を何も抵抗感なく白銀にID交換しましょうと言って来た。

そして白銀はこれを機に秀知院生徒会連絡網のグループを作成した。今迄かぐやがガラケーでLINEに参加出来ないからと作っていなかったのだ。そしてこのグループにみんなが持っている生徒会活動での写真が次々と共有される。かぐや様、今までのガラケーの写真を失ったと思ったのに、それを上回る生徒会の思い出の写真がもたらされた。

まあね、リア充はそうだよねw
でも日常的に一人で生活して一人で写真撮ってると自分で撮った写真だけが自分の歴史の写真なんだよねw

さて、シリーズ最後のお話は藤原書記による
「何回でもシコシコしてよくてでも最低一回はシコってしなきゃいけなくて限界に達した人が負けって言うゲーム」w
参考資料

かぐやだけが何なのそれと無反応なのに、伊井野が赤くなるし白銀と石上は妙な期待しちゃうし。でも当然藤原書記の事なのでポンプで風船をシコシコと膨らませて限界で破裂した人が負けゲームと言うオチ。白銀と石上のがっかり感が半端ないが、いやいや、もしそれが二人の想像したとおりの事だとして、この生徒会室で生徒会メンバーでそれが出来るか?

白銀はまあ風船が破裂する程度ならいいかとゲームに参加したものの、この風船がの限界が大きすぎた。大きくなりすぎて自分の番の時に破裂したらたまらない状態に。おかげで生徒会全体で足の引っ張り合い。白銀、父親からの好きな子を守れの遺訓(まだ生きてるか)を放り出してかぐやに引き継ぐし、かぐやのミカン汁作戦に藤原書記は乗ってこないし。

しかしこれを破綻させるのはやはり藤原書記だった。自分の番が終わったからと言ってミカンを食べ始めてミカン汁を飛ばす。風船は期待通りにそこで大爆発。いや、そうはならんやろw

かぐや様、一期に輪をかけて二期面白くなった。
これは当然三期を期待したい。

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令和2年夏アニメ(視聴予定)の公式Twitterアカウント一覧表

令和2年春アニメで第1話は少なくとも見る(かもしれない)アニメの公式Twitterアカウントの一覧表。
参考資料

作品名 公式アカウント
オリンピア・キュクロス @BessatsuOlympia
THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール @GohAnimeJP
BanG Dream! ガルパ☆ピコ~大盛り~ @bang_dream_info
フルーツバスケット 2nd season @fruba_PR
うまよん @uma_musu
戦乙女の食卓 @houkai3rd
放課後ていぼう日誌 @teibo_bu
ジビエート @gibiateproject
GREAT PRETENDER @GrePre_anime
Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season @Rezero_official
デカダンス @decadence_anime
富豪刑事 Balance:UNLIMITED @fugoukeiji_bul
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 @anime_oregairu
宇崎ちゃんは遊びたい! @uzakichan_asobi
ド級編隊エグゼロス @hxeros_anime
食戟のソーマ 豪ノ皿 @shokugeki_anime
天晴爛漫! @appareranman
とある科学の超電磁砲レールガンT. @toaru_project
彼女、お借りします @kanokari_anime
炎炎ノ消防隊 弐ノ章 @FireForce_PR
ピーター・グリルと賢者の時間 @petergrillanime
アラド:逆転の輪 @anime_arad_jp
Lapis Re:LiGHTs @lapisrelights
魔王学院の不適合者 @maohgakuin
ミュークルドリーミー @mewkle_a
モンスター娘のお医者さん @mon_isha_anim

一時期公式はTwitterかFacebookかと言う時もありましたが、今やFacebookはどこかに消えてしまいましたね。

ところでこの中で「アラド:逆転の輪」はずーーっと公式アカウントが無くて、やる気あるのかと思っていたのですが、何と昨日(6/26)にアカウントが開設されました。放送開始の一週間前に開設ってのはどうなんですかね。本当ならもっと遥か前に開設して宣伝とかするものでしょ?

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本好きの下剋上 第二部・最終回の本須麗乃が見た過去の記憶の夢の解析

本好きの下剋上第二部の最終回では神官長が使った魔道具によってマインは麗乃だった頃の記憶を夢として見ます。

先ずは行った事のある人ならひと目で分かる神保町。
そして足繁く通った人ならひと目で分かる書泉グランデの「デ」の字w
参考資料
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次は図書館。どこかちょっと悩みましたが東京都立中央図書館でした。
この入口って沢山ある東京都立中央図書館の写真では正面じゃない方なので気づきにくいです。
参考資料
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麗乃が読んでいた本。
これは更級日記です。私は更級日記をほぼ読んだことがないので、あの頃の文法だろうとは思ったものの、特定は短歌の
「冬枯れの 篠のすすき袖たゆみ 招きも寄せじ 風にまかせむ」
から
参考資料

本文はこちらのサイトを参照して下さい。
http://genjiemuseum.web.fc2.com/sara1.html

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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第二部・第12話・最終回

シキコーザを叱り飛ばし追って沙汰あると宣告したフェルディナンド。その件は一旦置いてトロンベによって枯れ果てた森の中へ進む。その中心に立ってここから森に魔力を注入して緑を復活させる儀式となる訳だが、フェルディナンドは自分はさっきマインを助ける為に魔力を使い果たしたので見本を見せられない、シキコーザお前なら任務を放棄して魔力は残っているだろうからお前が見本を見せろと言う。マイン、魔力が無いとかこれ絶対ウソだとフェルディナンドの見上げた。

フェルディナンドの命に従ってシキコーザが魔力注入の儀式を始める。杖を立てたシキコーザを中心として緑の芝が広がるが、少し広がったところでシキコーザの魔力が尽きてしまって倒れ込んだ。

この程度で魔力が尽きるとは騎士団の人材不足も甚だしいと、フェルディナンドはシキコーザから杖を奪ってマインに渡す。マインはシキコーザが唱えたのと同じ呪文で魔力の注入を開始。シキコーザの時と杖の反応が全く違う。枯れ果てた森に、先程のシキコーザが注入したほんの少しの芝地を越えてマインの魔力によってみるみる全域が緑に復活する。この威力に騎士団の面々は驚愕。緑化はなおも進みそうなのをフェルディナンドがもうよいと止めてマインによる魔力注入は終わった。フェルディナンド、やりすぎだったと呟いた。
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これが前回フェルディナンドが引き立て役は用意してあると言った意味か。シキコーザとマインとでは魔力が桁違いだ。フェルディナンドは騎士団の方を振り返り、見たかこれが領主に認められて青き衣を纏う巫女見習いの魔力だ。そして彼女は自分の庇護下にある。文句のある者はおるかと。いる訳がない。

帰り道、神官長はマインに謝った。傷つけるつもりも誹謗中傷も受けさせるつもりは毛頭なかった。まさか騎士団で自分の命令に従わない者がいるとはと。とにかくマインを庇護しているのは自分であり、その責任は全て自分が負うと言う。神官長は真面目ですねと言うマイン。

街に戻って来て、ルッツが心配してマインを迎える。あの指輪のおかげでルッツにはマインの姿が見えていたから。貴族社会怖かったとルッツに抱きつくマイン。

こんな事があったのでマインは当然の様に熱を出して寝込み、次に動けたのは空きも深まった頃。神殿に行くと直ちに神官長の部屋に来いと言われ、行ってみたら直ちに秘密の部屋に行くぞと言われる。えー、何か怒られる事あったっけ?

マインは長椅子に横にさせられて、まるでレントゲン検査のバリウムの様な、手術前の麻酔の様な感じで飲み物を飲まされ、次に魔道具のティアラをさせられた。なんだろうと言う間もなくマインは眠りについた。神官長は今までのマインの言動が異様すぎるのでマインの精神と同調して真相を知ろうとしたのだ。

意識の中でマインは神官長から嘗ての記憶の世界へ行けると言われて、神官長が一緒なのにその辺は何も気にせずに過去の日本の記憶へ戻る。貴族街の様な東京の町並み。いや、もっと密集した場所を見せたら平民街だと理解して貰えたと思う。

そしてマインの記憶は図書館へ。中に入ると神官長が今までに見た事もない膨大な数の本がそこには収蔵されていた。本に押しつぶされて死ななければここの司書になる筈だったとマインは言う。

場面はマインの家に変わった。あの後ろ姿はマインの母。母はマインに食事を用意してくれたのにマインは本を読んでいるから後でと突き放した。これがマインが母と話した最後だったのだろうか。そのまま母の姿を見送る時に、あの時にちゃんと母に感謝していなかった、いつも感謝していなかったのを悔いる。この気持が溢れて神官長にも流れ込んで行き、あまりの感情の飽和で精神接続が続かなくて一旦元の世界に戻った。

マインは目が覚めてから神官長が暗い顔をしていて、マインの精神と同調して、あのマインの悲しみを同じ様に受け止めたのをして「ギュッとしてあげる」と抱きつく。
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囲い込みは必須だなとこの時に神官長が言うが、それはこう言う意味だったんだな。
その後神官長はカルステッドの屋敷に行く。最初に見た貴族街の家って郊外の住宅地程度に見えたけど、やはり大貴族の屋敷は違う。あの魔道具はカルステッドが所持していたものらしく、神官長はそれを返却に来たついでにマインの事を話す。カルステッドも俄には信じられないが、神官長はその目でこの世界とは全く違う遥かに文明の進んだ所からマインが来た事を告げた。その知識があればこのエーレンフェストがもっと発展出来る。それは逆を言えば別の勢力に利用されたらどうなるか分からない。そして問題はマインはそんな知識がありながら本にしか興味が無いと言う点だ。そこでさっき言っていた「囲い込み」をしなければならない。それをカルステッドに言う。お前の養子にして欲しいと。

え?養子?しかも神官長の養子ではなくてカルステッドの?
ははぁ、カルステッドの養子にして貴族の娘の地位を与えて自分が娶るつもりですな、神官長(違う

そんな神官長の目論見などつゆ知らず、マインは家に戻って家族で食事をとっていた。マインのレシピを母エーファが料理したもので、父ギュンター、姉トゥーリも喜んでいる。ちょっと目を沈めていたマインにエーファがどうしたのと聞くと、マインはぼそっとありがとうと言えなくてごめんなさい、お母さんと言う。勿論、これはあの神官長の見せた夢の中の母を引きずっていたのだが、この場はそのままエーファへの言葉に転化する。

そしてその後、家族一人一人にマインが感謝をするものだから、まるでどこか遠くに行ってしまいそうで心配したトゥーリに、マインはだってこれから冬は神殿にこもらないとならないからとこたえるマイン。
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でも、神官長とカルステッドの間ではマインを養子としてとってしまう企みが立てられているんだよね。

アニメはここで一区切り。
原作ではもっともっとずっと先まで話が続いているらしい。その話もできればアニメで見てみたい。

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動画工房 春のアニメまつりで振り返る・ダンベル何キロ持てる?

この作品は好きで、何しろC96の同人誌はこれを使った本出しましたw

COVID-19のせいで在宅勤務になって身体を動かさない今こそ街雄さんのトレーニング講座が役に立つのではなかろうか。第1話のスクワットを見てそう思った。東京MXでは今ミクさんの「手を洗おう」をいつも流しているが、それと同じ様に街雄さんのトレーニング講座流しても良い程。
参考資料

さて、ひびきは朱美がそれは素晴らしい素質よ!と迫って来る程に間食が激しい。ひょっとしてペコリーヌみたいな身体なのでは…あ、いや、体重増えたとか言ってたね。

ひびき役のファイルーズあいさんは、この作品で声と名前がはっきり分かった人。神田川JET GIRLSのエミリー・オレンジもすぐ分かったし、推しが武道館いってくれたら死ぬのえりぴよでも分かった。ただ、一瞬だと未だ分からない。つい先日ミュークルドリーミーの安西ときわで登場したけど、キャストを見る迄気づかなかった。

ジムのモデルとしてはゴールドジムが協力していて、登場時の名前はシルバーマンジム。ところが今回のCOVID-19の影響で米ゴールドジムが連邦破産法の適用申請をすると言う衝撃のニュースが5月に入ったばかり。日本のゴールドジムはフランチャイズ契約なので直ちに影響はないそうだ。

ダンベル何キロ持てる?は、昨年7月期の放送で、「手品先輩」「まちカドまぞく」「女子高生の無駄づかい」「荒ぶる季節の乙女どもよ。」が放送された。おお、この時期は好きな作品が随分放送されたクールだ。

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プリンセスコネクト!Re:Dive・第12話

ペコリーヌが見た夢。国王と王妃らしき人のあとを追うものの、そなたは誰だと言われて目が覚める。目には涙。そしてここで「お腹ペコペコ」と言うのが、ペコリーヌにとってはとても悲しい描写だった。
参考資料

それでも朝食の時間になったらいつもどおり。しかしその朝食に問題が。キャルのお望み通りに半熟目玉焼きにしたが、それを挟むパンが無い。玉子を食べないから分からないけど、目玉焼きってパンに挟むものなのか。

それに応えてペコリーヌが言う。ランドソルの街に入る橋にモンスターが出没して商品輸送がストップしてしまっているのだと。だからパンの為の小麦粉も無い。本当なら民が困っているので王宮が対処すれば良いのにとうつむくペコリーヌ。でも、それなら私達でそのモンスターを倒すクエストを受けましょうと、もう既にギルドからクエストの紙を持って来ていた。だが、下のほうが丸まっている。嫌な予感がしたキャルが下も見せろと言うのに見せない。キャルが無理やり引き伸ばしてみたら山のようなドクロマークが。

やだそんな怖いクエストとキャルは拒否したけど、みんなが困っていると言われて結局引き受ける。しかもこのクエストはエルダーホーンをただ単に倒すだけではなくて、橋から引き離さないと橋を壊しては元も子もないのでエルダーホーンの囮になる者が必要。ユウキやコッコロにそれが出来る訳が無いとキャルがちゃんと引き受けるのだ。
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キャルが囮になって全速力で逃げて橋から引き離し、ペコリーヌのプリンセスストライクで退治。ペコリーヌが大変だったけどこのクエストはあっさり終わり、物流が復活して、ランドソルの街の人たちから喜ばれる美食殿の面々。

組合にクエスト完了の報告に行く。ユウキは記憶を失っていたけど、地道な練習で字が書ける様になっていて、今回はユウキが報告書を書いていた。でもまだまだ適当な字を書いてるわねとキャルに言われたその字はカタカナの「ウキ」だった。おや、記憶が…

お腹が空いたので午後の軽いデザートに行きましょうと言うペコリーヌに、キャルは悪い予感がしたが、でも行ったのは美味しいと噂なのに何故か客が少ないクレープ屋。あ、ここって序盤でコッコロとユウキが二人で行った場所なんだっけ。もうお金貨はかじってないかとラビリスタに言われるユウキ。そしてコッコロがペコリーヌとキャルを紹介すると、四人の仲間を目を細めて見るラビリスタ。
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ユウキの仲間と言う事で思い切り食べて行ってねなどとシズルとリノが言ってしまったから悲惨な状態が始まる。だってペコリーヌ相手に好きなだけ食べろなんて言うのだから。それでもなんとか乗り切る二人。ペコリーヌあれだけ食べても全部防御に回るから太らないよね。

今度はユウキが夢を見た。美食殿のみんながやられてしまった夢を。その中にアメスが現れて、さっきのは夢でもあり現実でもあると告げる。それでも自分は何度でもユウキの背を押すと。

こんな夢を見たからユウキが剣術の練習をしたいとペコリーヌに申し出た。キャルがからかい半分でやっとやる気が出たんだと言うのにユウキが本気で答える。そしてコッコロはユウキの努力のスタンプカードがこんなに溜まった、やれば出来るのだと。字も書ける様になったしね。

お昼時、キャルは寄り道すると言って未だ来ていないお食事処でユースティアの噂が聞こえる。お見かけしたと言う人の噂。でもそれを聞きながらうつむいたままのペコリーヌ。キャルと言えば街中の猫に餌を与えていたのだ。猫が猫に。

そんな時に事件は起こった。大きな音と共に仮面シャドウが出現して街の人達を次々と襲いはじめた。キャルはあれに見覚えがある。陛下の所へ行った時にすれ違い、花を枯らしたシャドウだ。それがあんなに大きく。

地響きで外に飛び出したペコリーヌが子供をイカッチとチャーリーにあずけて仮面シャドウに立ち向かう。しかし腕を斬っても再生する。そこにキャルが来たから助力を頼むペコリーヌだが、それにキャルは顔を背けた。だってあれは陛下が送り込んだシャドウ。もう知らぬふりをして魔法で攻撃は出来ない。顔を背けたキャルにペコリーヌは「え?」と言う顔をする。

そんな相手にプリンセスストライクを打ち放って、普通ならここで倒せた筈なのに、大穴が空いても復活する仮面シャドウ。地盤が崩れ落ちた先でキャルを庇うペコリーヌ。そのペコリーヌに対して仮面シャドウが攻撃。キャルは挟まって動けない。そんなキャルにペコリーヌは鎧を預けた。これでペコリーヌは守られる。そして防御を失ったままペコリーヌは仮面シャドウへ。

「なんであんたは」
参考資料
自分はさっき助力を断ったのに。それなのにペコリーヌは今度は身を守るあの鎧をキャルに預けて仮面シャドウに向かっていってしまう。ペコリーヌ、仮面シャドウに大穴を開けて力尽きて倒れた。

それでも倒しきれずに再生する仮面シャドウ。やっとユウキとコッコロが駆けつけてユウキがあの力を出しかけるものの、あ、出ない。

この危機的状況を助けたのはラビリスタだった。
安全な場所にコッコロ達をかくまったと言うが、そこでコッコロは国王と王妃とプリンセス、ペコリーヌの肖像画を見る。

次回で最終回だけど、どんな形でまとめるのだろう。

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社長、バトルの時間です!・第11話

地鳴りとともに何か建物がせり上がる。キボウカンパニーでは地震にしか思えなかったが、ミネ子がキラキラの臭いがすると言って飛び出したのでマコトが慌てて後を追う。二人だけを行かせられないと、ミナトやユトリア達も飛び出した。ガイドさんを留守番に。

ミネ子がキラキラの臭いがすると行って駆け出した先には奇妙な建物。なんだか以前の機械化されたダンジョンみたいだと言うのだが、え?似てる?これ。

ミネ子に言わせるとこの中からキラキラの臭いがすると言う。それってキラクリですねとお金に目がないユトリア。もっとも、それで女神様を召喚して先代社長の居場所が分かると言うのであればさもありなんか。

と言う事で社長判断でこのダンジョンの中に入る事にした。ユトリアさん、お金が手に入ると分かるといつも身を乗り出して来る。まあ先代社長の件に繋がる女神様召喚が出来るのだから。
参考資料

そこにライバーがやって来る。サイエッジの企業評価がCにされたと怒りながら。このダンジョンで収入をあげようと言うのだ。しかしここでヴァル美が煽る。装備が不足してますよ、あの頭に乗せるヤツって、それはこの間のファムネラの王に祭り上げられた時のヤツか。ここは可笑しかったなw

キボウカンパニーがグズグズして中に入らないうちにこのライバーが到着。ミネ子は明らかにライバーを警戒と言うか嫌っていた。しかしもっとグズグズしてるうちにインペリアルのスバルが既にダンジョンの入口に立っていてあっさり先を越されてしまった。それを追ってライバー達が中へ。さらにそれを追ってキボウカンパニーも中へ。

それにしても、キボウカンパニーは地震の後にすぐにミネ子がキラキラの臭いがすると言って飛び出したからここに居た。一方でライバーやスバルはどうしてここに来たんだ。確かに地震はあったが、どこが原因かなんてすぐ分からないし、ライバーみたいな短絡的なヤツならまだしもインペリアルのスバルはもしここが原因だとして企業方針が決まる前にダンジョンに飛び込むとかおかしいのではないか。

外見が以前の機械化ダンジョンと似てると言うのに納得出来なかったが、中に入ったら確かに一部機械化が進んでいるのは同じだった。しかも中でどうも巻き添えを食ったモンスターみたいなのがいたな。
参考資料

ただこの機械化ダンジョンについてはアカリとマリカにはトラウマがあった。以前社畜モンスターにやられて自分達も社畜化されてしまった事があるから。だか妙な顔して大丈夫だとか言ってるからなんだと思ったら、隠れてイキってただけか。
参考資料

これら社畜モンスターはミネ子が一網打尽で片付けてくれる。今回は上司モンスターを倒さなくても大丈夫だったのか。そもそも何だか弱っていたみたいだと言っていたけど。

ミナトが気をつけて進もうと言っている矢先にトラップを踏んで壁が上から落ちて来て、ミナトとユトリア、それ以外とでバラバラになってしまう。仕方ないので二手に分かれて奥で会う事にした。

アカリ達は以前遭遇した中間管理職ケルベロスと遭遇。これの撃退方法は以前ミナトが考案していたので今回もその作戦で楽勝。マリカは初めてだったけど、ミナトがこんな事を思いつく社長だったとはと感心していた。

ミナト達はダンジョンの奥でライバーと遭遇。ヴァル美がご一緒しませんかと提案したので、ユトリアはこちらは戦闘員はユトリアだけなのでご一緒させて貰いましょうとミナトに勧める。ユトリアだけって言うけど、殺戮のユトリアじゃなかったっけw

ヴァル美の提案だったが、もっとも自分達がミナトを守るなんて事は無いと言い出した。なんだそれはミナトは守ってやらないと言う意味なのかと思ったら、別の意味。

それはこのあと社畜モンスターに襲われた時にヴァル美が確信する。ミナトの指示で三人が戦闘をして社畜モンスターをあっさり倒す。ライバーは悔しいがミナトの指示は適切だったと言い、そしてヴァル美はミナトの正体を確信した。

そこにアカリ達も合流。この場でミナトの正体をヴァル美が明かした。キボウカンパニーに入る前はニートだったと言うミナト。そのニートの前は?てっきり単に先代の子としてのんびり暮らしていたのかと思ったらそうじゃない。

その前はインペリアルの社員。だが暴力事件を起こしてインペリアルをやめたのだと言う。
ええ?かぐや様の石上君案件ですか?
でもミナトの抗弁を聞いている間もなく強そうなモンスターが出現。
ミナトの件は後回しだ。

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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…・第12話・最終回

マリアが監禁されている倉庫へ言って救出。その同じ倉庫に生徒会長が居た。そこに入って行くと生徒会長がカタリナに向かって何故お前がここに居るのかと。カタリナのすっとぼけ回答は目が覚めたから。苛つく生徒会長はそうじゃなくて、自分はお前を殺そうとしたのに、どうしてまたここにやって来たのかと。

でもカタリナはそれは嘘だと否定する。だって、本当に殺す気ならばあの時にぐっさりとやってしまえばよいのだから。カタリナは夢の中で十分に良いものを見せて貰った。だからあまり酷い事をされたと言う意識がない。

しかし生徒会長の憎悪はそんなものでは収まっては居ない。そもそも自分はシリウス・ディークでは無い。シリウスは死んだのだと。何の話かと言うと、生徒会長は本当はディーク侯爵と侯爵家のメイドの間に生まれた子だった。侯爵の子とは認められないながらも、母子でそれなりに幸せに生きていた。だがここに乗り込んできた者が居た。それはディーク侯爵夫人。侯爵家の正妻との子のシリウスが病気で死にかけていた。ディーク侯爵夫人は夫の歓心を奪われた上に頼りの息子が死にかけている。その一方でメイドとその子供は元気に生きている。ならばその子供を代償にシリウスにしてしまえと闇の魔法でシリウスの人格をその子に移し替えようとした。その生贄として生徒会長の母が殺されて闇の魔法が成し遂げられる。ところがここでディーク侯爵夫人が闇の魔法使いを裏切る。お前が生きていると事が露見するかもしれない。裏切られた闇の魔法使いがディーク侯爵夫人への怨念を抱いて死ぬ。これが生徒会長に乗り移ったか。

こんな自分をカタリナは救えるとでも言うのか。いつもの調子で周囲を救った様に出来るとでも思うのかと言う生徒会長にカタリナは近寄り、それは出来ない、でもラファエルあなたが来るし時にはいつもそばにいてあげると手を差し伸べる。

ラファエル?そう言って手を差し伸べてくれたのは母が最期の言葉を自分に言ってくれた時ではないか。そして今迄自分が思っていた母の最期の言葉は奴らに復讐をだったのに、それは違う。本当は幸せにおなりだった。記憶が改竄されていた。そうだよね、あの母親の最期の言葉として復讐をは少し変だとは思っていた。

しかし取り憑いていた闇の魔法使い、復讐をやめるなど許せぬと活動を始める。闇の魔法に包まれるラファエルだが、彼の手をカタリナが握ってくれて「大丈夫」と励ましてくれた事でラファエルは闇の魔法使いを消し去る事に成功。
参考資料

本来のラファエル・ウォルトになった元生徒会長は罪を償う事を選ぶ。そしてその証言によってディーク侯爵夫人とその一味は捕縛。あれ、貴族特権で逃げるとか出来ないのか。侯爵夫人なのに。侯爵本人から見放されたな。

さてとうとうゲーム内の最終イベントである二年生の卒業パーティーの日となった。カタリナはこの日の為に様々な布石をうって来た。ジオルドに投げつける蛇とか国外追放になっても生きていける農耕技術とか。これで万全の態勢よーと、この時点でも破滅する可能性の方を考えていたのか。

結末はマリアがどのルートを選ぶのかで変わって来る。だからカタリナは、他の女子生徒がニコルに花束を贈っているのに自分は花束は他の子から貰うだろうからと野菜束をプレゼントしたりしながらもマリアがどうするかを心配していた。それにしても野菜束って一体。

だが一向にマリアは席を外して告白を受ける様子が無い。誰も選んでいない?まさかの逆ハーレムルート?とうとうカタリナは我慢出来ずにマリア本人に誰か好きな人は居ないのかとと聞く。マリアはカタリナが好きだと言うので、そうじゃなくて男性は誰が好きなのかと。でもマリアは好きな男性は居ないと言う、好きなのはカタリナ。ずっとそばに居たいと思うのもカタリナ。だからこれからもずっとカタリナのそばに居させて欲しいと言う。これってゲームではマリアが言われる台詞ではないかと驚くカタリナ。

これを聞いていたメアリとソフィアも抜け駆けは許さない、自分もこれからもずっとカタリナと一緒にいたいのだと寄って来た。これに加えて男どもも(雑w)。あれ?これってゲームではバッドエンドの一つだった友情エンドではないのか。ゲームではバッドエンドだけど現実では最高の結果。破滅エンドを回避したーと喜ぶカタリナ。
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パーティー後のお菓子会。マリアは母と考えたお菓子を用意。そしてメアリがお茶を持って来るのだが、カタリナは一口飲んで気がついた。以前生徒会長に「生徒会長のいれてくれるお茶は優しい味がします」と言ったあの味であることを。そう、ラファエルは来ていた。みんながカタリナが喜ぶだろうと呼んでいたのだ。

ラファエルはもう学園には戻れないが、魔法省で働く事になったと言う。そのラファエル、跪いてこれからもそばにいさせて下さいと。カタリナ、勿論なんのわだかまりも無く認めるが、ジオルドは婚約者の前でよくもまあと嘆くし、キースはまた新しい相手をたらしこんだと嘆息する。

破滅フラグしかない悪役令嬢に転生した筈が、見事にそれを回避して明るい未来へ。この先はゲームのシナリオも無いが仲間を持ったカタリナは今度はドキドキせずに希望のある未来を持てそう。
参考資料

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…、楽しかった。内田真礼さんのカタリナが良かった。何も気づかずにどんどん周りを「たらしこんで」行くのだから。

そして二期決定!
えー?でも、その二期ってどんな話になるの?
まさかやり直し?w

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波よ聞いてくれ・第12話・最終回

あれは瑞穂が高校生の時だろうか。久連木にADとしてラジオ局に入りたいと言っていた。これはいつの話だろう。そしてどこだろう。瑞穂がセーラー服を着ているから高校生の時の様に見えるが。でも瑞穂の実家は(旧)大滝村だと言っていた。それが久連木と会っているのは札幌だろうか。だとしたら高校は札幌の高校を受けたのか。札幌の高校でセーラー服ってどこだろう。北高とか?ちょっと検索してみたら北高のセーラー服に似てるけどリボンの色が違う。久連木はそんな瑞穂にはっきり言う。最初からADになりたいなんて言ってるヤツをラジオ局は採用なんてしない。自分がプロデューサーになったら聴取率を倍にしてやるぜみたいなヤツじゃないと。
参考資料

ミナレの次の放送が迫っていた。聴視者からのWebでの申込み、ミナレのTwitterへのレス全部で110。それってかなりの数なんじゃないかと思ったら、兼嗣に言わせると素人(!)の番組にしてはまあまあな程度らしい。そんなに来るものなの?

この中に久連木が書いたのは無い。何とかなりそうなのが数あると言う。ミナレはこれらを読み上げつつ、評価して行く。それが今回の放送内容。こうして放送は始まった。確かに普通に読み上げ始めた。でもこの時点で今回の放送内容はミナレにしてはおとなしいんじゃと思っていた。パンチが無い。そのうちに異変が起こる。カタカタと揺れ始め、ガラケーはずれて動きペットボトルが落ちそうになった。そして来たのだ。大地震が。

マジか!まさか最終回がこんな展開になるなんて全く予想していなかったよ。前回兼嗣がラジオパーソナリティーに大切な物は何だと言って、それは対応力だと言っていたが、音楽が出ないとかそんな生易しいものではなかった。

流石のミナレも災害時のラジオの役割なんて聞いていない。対応力と言っても、どう言う方向で行くべきかで若干悩んでいる風のトークだった。そこは兼嗣が百戦錬磨で、ミナレの喋るべき内容を次々と支持する。先ずは定番の内容。これはマニュアルにある。ミナレはそれにそって喋る。その間に情報収集。やはりNHKと共同か。

第1話が始まった時に「チャンネルはそのまま!」みたいな話になるのかと書いたが、内容自体は全然違った。ただ、災害時のマスコミとしての対応は当然同じだ。聴視者に正確な災害情報を伝えなければならない。Twitterの噂をそのまま流す訳には行かない。

そして兼嗣は指示をだしつつ叱咤激励をしつつ、そして最後のメッセージは「いつまで素人ヅラしてんだお前は」。災害時に電波を止めてはならない。放送局の存在意義の第一は災害時にある。
参考資料

その間に藻岩山山頂で風の音を録音していた甲本から札幌の灯が消えて行くのが報告される。全道停電。これ平成30年北海道胆振東部地震の再現か。あの時苫東火力の付近がやられたせいで全道停電になったんだよね。

ミナレが放送を続けているから聴視者から連絡が入る。それを読み上げて励まし合う放送をするミナレ。その中にはミナレ父の信が送ったのがあったみたいだが、FAXじゃないよね。停電なんだから。

地震の前、忠也はマキエが帰って来ないのに漫然と待っているのを姉の芽衣子に叱られて探しに出る。外を歩いているうちにやっとマキエに電話が繋がって近所の公園へ。マキエは祝杯をあげていたと言うのだ。そう言えばラジオのシナリオライターとして認められていたよね。しかしあのピンクの小さい瓶って酒なの?

マキエは忠也に沢山面倒を見てもらったのは将来きっと返すと言うが、忠也としてはいつか自分が店を持った時はマキエに来て欲しい。「次はちゃんと給料だすから(つまりそれ以上の意味はない)」と言う。もう純粋にそんな事を言える忠也にマキエは涙してしまう。

だがそこに地震だ。ただ事じゃないと思っている忠也にマキエはボイジャーに行こうと言う。ライフラインが絶たれた時、自分たちに出来る事は炊き出しだと。二人はボイジャーに向かった。冷蔵庫の中身をチェックして店長に連絡をしようとしたところで店長出現。店長は勿論同意して、そして冷蔵庫の中にある材料も電気が停まったままなら駄目になるからと使用を許可した。でもコンロは…それはマキエが既にガスボンベのコンロを確認していた。自立して動いているマキエを見てマキエ兄の目が変わる。

そのうちに茅代も駆けつけた。やがてミナレは茅代にバトンタッチする。でも確か「チャンネルはそのまま!」だと本当は報道部が取るものもとりあえず全力で放送局に駆けつけるらしい。しかも泊まり番も居るらしい。まああっちはテレビ局だけど。

ミナレの最初の災害放送は終わった。未だ地震災害としてはこれからだろうけど、これでみんなが変わった。マキエは兄が目を見開く様な変化をしたし、そして瑞穂はラジオ局を久連木がやめたとしても自分がプロデューサーになったら台本を書いてくれないかと迄言う様になっていた。ADになりたいと言っていた過去とは違う。その瑞穂をまたもミナレは見てるんだよねえ。

そしてミナレ。もう帰って仕事に行ってもいいぞと言う兼嗣に、今はラジオ局に居たいと言う。ここを終の棲家にするのかと言われたが、そうは言ってもやっぱり今のラジオ局収入じゃねえ。一方で災害時にラジオの威力を思い知ったミナレ。これからは兼嗣はおろか日本中を巻き込んだ番組を作ってやるぞと誓う。
参考資料

「波よ聞いてくれ」本当に面白かった。何しろ45年程前に生まれて初めて買って貰ったラジオを中古でわざわざ買った位に。
とりあえず、新宿にあると言うボイジャーのモデルになったカレー屋さんに行こうかな。

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八男って、それはないでしょう!・第12話・最終回

ルックナー会計監査長の使者からドラゴンを操る笛を受け取ったクルト。以前ヴェル死亡説と言うガセを掴ませたお詫びと、クルトが正式に領地を継承した時の未開地に開拓権の融通で特別にお金は要らないと言う。それで納得したクルト、これを使ってヴェルを亡き者にしようと決心した。

ヴェルが一人で森にでかけると言う噂を流したらクルトがそれに乗って森にやって来た。いや、そんな工作はお見通しでヴェルの取り巻きも一緒だと分かっていたのだ。だからヴェルが棒読みでこんな所に何故兄さんがとか言っても、取り巻きも出てこいと。これは逆にこれだけの多勢でもヴェルをやれると言う何らかの自信があるのだ。

それがこの竜使いの笛。ブランタークはそう言う魔道具の存在は知っていた。まさかそんな物を持ち出すとは。ドラゴンなら以前も倒した事があるでしょうと言われるが、この魔道具を使うとそこら中のドラゴンが呼び寄せられる。数が多すぎていくらヴェルでも力が尽きてしまう。

しかしそんな多数のドラゴンを呼び寄せたら周囲の村が全滅してしまう。クルトの妻も子供も死んでしまう。そう言われたクルトがそんなものはまた作れば良いと言い放った。領主となって金が入れば女など選び放題。だから今の妻子は要らないと言うのだ。これはヴェルを決定的に怒らせる言葉だった。アマーリエがヴェルのお情けを誘おうと子供達を近づけただけに逆にクルトに対する強い怒りとなる。
参考資料

とは言っても手を出そうとしたらクルトは笛を吹く。いや、だからさ、取り巻き共出てこいと言われて全員が出るのが考えなしだったんだよ。少なくともブランタークは「取り巻き」とはちょっと違うのだからそのまま隠れていれば良かったのに。まあそれじゃ竜使いの笛の解説出来ないけどw

クルトの目の間にいるけど不意を突けばと思ったブランタークが遠距離攻撃。だが運悪く竜使いの笛がそれを防御して、もう容赦しないとクルトが吹き始める。

でも様子がおかしい。竜が来るなんて状況ではない。何だか怨念の塊らしいものがクルトの周りにまとわりつきはじめた。やはりあれは竜使いの笛などではなかったのだ。そんなレアな物がクルトに渡される筈が無い。あれは怨嗟の笛で、吹いた者に怨念がまとわりついてその者をアンデッドにしてしまう。

ブランタークはヴェルに勧める。はやく浄化魔法を使えと。この期に及んでも躊躇うヴェルにあいつはもう死んでいると。ヴェルに代わってエリーゼが怨念の攻撃を防ぐものの、クルトの恨みが強すぎてエリーゼの力だけでは防げない。ここに至ってやっとヴェルもエリーゼと力を併せて浄化魔法を発動。クルトのアンデッドは吹き飛ばされ、笛はその場に落下したがクルトの顔だけがどこか遠くに飛んでいった。

飛んで行った先はルックナー会計監査長の所。取り巻きがこれでヴェルがやられれば儲けものと完全に使い捨ての話をしているところへクルトの怨念が飛んで来た。これ完全に呪詛返しだ。これでルックナー会計監査長とその一族10人以上の貴族が死亡。
参考資料

この件についてはこれで片が付いたが、あんな魔道具をいくらルックナー会計監査長と言えどもそうそう簡単に手に入れられるものだろうか、あるいはここまでが王宮の仕組んだものなのかもしれぬなとブランタークが言うので、ヴェルはもう我慢出来なくなった。貴族ってなんなんですか。こんな陰謀だらけでしかも事件の責任を誰一人とらない。こんなのもう沢山だと。でも、とブランタークが窘める。お前だって貴族なんだぞ。お前はいつも何か傍観者みたいだと。

確かにヴェルは転生してこの世界に来た訳だが、でもなあもう随分年月が経っているだろうに。

そう言われて自分は今でもこの世界を受け入れられないのかと夜空を見上げていたヴェル。その傍らには正妻エリーゼ。エリーゼに自分はここにいる感ないのかなと聞いてみたが、月見団子を差し出してくれたエリーゼのおかげでこの世界で生きる最終的な覚悟が出来たのかもしれない。

王宮にて今回のヴェルの手柄を褒める国王ヘルムート三十七世。その褒美としてあの未開地を全て領地として与えると言う。だが、それは逆に開墾の義務を負う事になるのでそれ以外に何か望む物はあるかと問う。

これに答えてヴェルは空席となった爵位の中で2つを自分に任命権を与えて欲しいと言い出した。これは国王大権を犯す望みなので王をはじめとして周囲もざわつく。ヴェルの要求に周囲の貴族たちの意見も割れた。これを静めたのはアームストロング。王の御前である。ヴェルの要求がどれだけ大それたものかはこの状況で分かるだろうと。よって王に申し出る。あの未開地の一部だけをヴェルに与え、残りを自分に封建して欲しい。

だが王はその要求は認めなかった。アームストロングが封土に出向いてしまっては困る。未開地は全てヴェルに下げ渡す。そしてヴェルを伯爵に陞爵し、二つの爵位の任命権までも与えた。だがヘルムート三十七世、実はしたたかな王で、これがアームストロングを筆頭とした貴族達の芝居と見抜いていた。
参考資料

ヴェルがどうして爵位二つの任命権に固執したのかと思ったら、アマーリエの二人の息子の為だったんだな。成長したらヴェルからあの子達に爵位を授ける。これで寡婦となったアマーリエも安心できる。ただ、クルト事件でバウマイスター領でも王都でもアマーリエを反逆者の妻と見る目があるのでそのまま安住は出来無さそう。これはもうヴェルが囲うしかないよね。

と言う事で、第1話の開拓の場面に戻る。ヴェルの望みはここに味噌醤油工場を建てる事だった。この物語、どうしてそれにそこまで執着するのか。

前回か何回か前に書いた様にこの物語は冒険だの戦闘だのよりもそれを材料とした貴族社会の争いの方がメインなんじゃないのか。

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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第二部・第11話

フェルディナンドがカルステッドにマインを守るべき騎士を選んで守らせよと言って選ばれたのがダームエルとシキコーザ。だがシキコーザがザーコキシで、出陣前のマインの祈りを無駄な祈りだと吐き捨てる。あまりの言いようにダームエルがあれはあれで今回の兵員数が足りないから意味があったと弁護するが、聞き入れない。ダームエルはマインには気にしない様に、本当に意味があったのだからと言ってくれた。
参考資料

そのうちにフェルディナンドを筆頭とした騎士団によるトロンベ討伐が始まる。フェルディナンドが放った矢が大量の矢に分裂してトロンベに面攻撃をする。これで動きが鈍ったトロンベに対して騎士団が斧による刈り取りを開始。トロンベは制圧された。

これで無事に終わってマインも無事かなと思ったが、ダームエルがマインに騎士団の討伐の仕方を教えているのを見たシキコーザが何を平民と馴れ合っているのかと割り込んで来た。

ダームエルは何の事かと驚いた顔をする。それはそうだ。マインはフェルディナンドが連れて来た青服の巫女見習いだ。平民と言う発想は普通は無い。しかし何故かシキコーザは知っていた。こいつは平民のくせに青服を着ているのだと。とは言ってもこの儀式の為に来た巫女見習いなのだから、その様な扱いはやめろと言うダームエルに、シキコーザは黙れ俺に命令するなこの下級貴族がと黙らせる。どうやら同じ貴族とは言ってもシキコーザの方が身分が上らしい。

マインに無造作に手を伸ばすのでマインが恐れ、それを見たフランが止めようとしたのをシキコーザが払いのける。フランをかばおうとしたマインの髪の毛をシキコーザは掴み、側仕えがした不始末は主人が謝れと言う。マインは苦しみながらそれを謝ったが、シキコーザはそれで済まさない。

武器をナイフに変化させてマインに迫る。その目をえぐってやろうかと。この時点ではシキコーザは本当にえぐるつもりがあったかは分からない。だがマインが恐怖に陥れられたのだけは間違いない。ちょうどその時に上空に来たフェルディナンドに助けを求めようとしたので、そこでシキコーザのナイフはマインの手に傷をつけてしまう。

マインの手の傷から血が滴り落ちる。そこからなんとトロンベが生えだした。たちまちのうちにマインを絡め取る。慌ててダームエルは加護を受けたナイフでトロンベを切ろうとしたものの、加護が効かない。
参考資料

ここにフェルディナンドが到着。一体これはなんとした事か。フェルディナンドの声がもう既に険しい。マインが苦しみながら自分の血が地面に滴り落ちてトロンベが生えて来たと説明する。事態を理解したフェルディナンドはまずはマインの傷口を閉じる事が先決だとあの加護を受けた弓を元に戻し、魔法で傷口を塞いだ。

マインは続けて弓でトロンベを撃って欲しいと言うものの、一度加護を解いてしまったフェルディナンドの弓は戻らない。救難信号を受けたカルステッド達が送れて到着。フェルディナンドは本当に怒っていた。遅い。そしてお前の選抜した者共が無能な為にこの有様だとカルステッドを叱る。

カルステッド達騎士団が斧をふるってマインに巻き付いたトロンベに打撃を食らわせる。フェルディナンドはマインには傷一つ負わせるなと厳命。ああそうか、マインを後に残して言う時に「傷一つ負わせるな」と言ったのはオーバーな表現ではなくて、本当に傷が一つでもある事でトロンベに魔力を与えてしまうからなんだ。

カルステッド達の何度かの打撃でトロンベは弱る。突破口が出来たところで唯一ナイフを持っているダームエルがマインに巻き付いたトロンベを切る事になる。この場合も傷一つ負わせるなが厳命。そのダームエルにカルステッドが駆け寄って、応援する風情で聞いた。フェルディナンド様があんなに怒っているのを自分は初めて見た。一体何があったのかと。

何とかマインは救出されたものの、すっかり身体が弱っていた。フランが呼び出されてマインを介抱する。フェルディナンドから与えられたいかにもまずそうな薬を飲むと、あっという間に熱が引いて苦しさが取れる。でも儀式用の祭事服はボロボロだ。

事が収まってフェルディナンドはシキコーザとダームエルを前に何か申し開きすることがあるかと詰問。シキコーザは何も言う事は無い、その娘が平民だと言う事以外はと。ダームエルにも問うがダームエルは何も言えない。あのシキコーザとの身分差がシキコーザについての告げ口を妨げていた。しかしその様子はいかにも苦しそうで、マインはとうとう自分で口を開く。神官長なら自分の言葉を信じてくれる筈だと。

マインは口を開いた。だが最初に自分の様な平民の言葉を信じて貰えるだろうかとフェルディナンドとカルステッドに問う。貴族は平民を好き勝手に扱う。髪の毛をひっぱり、目をえぐろうとして傷を負わせる様な事を平気でする。これはたとえ話の形を取っているが、それはマインがシキコーザにそれをやられたと言っているのに等しい。これにはカルステッドが驚いた。

しかしシキコーザはその平民が急に立ち上がって勝手に傷をつけただけだとうそぶく。カルステッドはダームエルにお前は見ていたのだろう、何があったのかと聞くダームエルは苦しみながら自分は身分をわきまえて抵抗出来なかった(つまりシキコーザがそれをやったと言う意味)と答えるとマインはちゃんと話してくれたと思ったが、フェルディナンドは身分差をわきまえるのな大事だと言う。この言葉に失望を拭えないマイン。

だがフェルディナンドは続ける。シキコーザ、この場で一番身分の高いのは誰かと。それはフェルディナンド様だと答える。そこでフェルディナンドはその一番身分の高い自分が巫女見習いには傷一つつけるなと命令した筈だと。狼狽したシキコーザがしかし相手は平民だと言うが、フェルディナンドはマインはただの平民ではない。その魔力の高さ故に領主から認められて特別に青服をまとっている。それに不満があると言うのは領主へ不満があると言う事だと。おまえこそ身分をわきまえよ。
参考資料

シキコーザとダームエルにむかって、お前たちは命令を遂行できなかったばかりか、巫女見習いに害をなし、騎士団の誇りをきずつけた。追って領主から沙汰があると宣告。騎士団は一斉に跪くしかなかった。そしてカルステッドにはこの様な無能な者を護衛に選んだお前ににも責任があると言ってカルステッドにも別途沙汰を下すと言った。これ、本当に怒ってる。繰り返し無能者無能者と言い放っているから。

そして最後の仕上げとしてフェルディナンドはマインを空飛ぶライオンに乗せて魔力の回復儀式へ。マインは初めての事なので自信がないと言うが、フェルディナンドは負け戦はしない主義だまかせておけと。

え?これでもう次回最終回ですか?
確かに騎士団からの要請のくだりは一区切りだけど、マインの物語としてはまだまだ全然先が見えてない。

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動画工房 春のアニメまつりで振り返る・世話やきキツネの仙狐さん

昨晩、今夜は仙狐さんだなと思った時、はて仙狐さんどうやって中野の所へ来るんだっけと、降臨のきっかけを忘れていた。終電迄働く残業づくめの中野に負のオーラが充満しているのを神使の狐達が見て、仙狐さんがわらわが行こうと名乗りを上げて行くのだったか。そして中野が玄関のドアを開けたら仙狐さんがご飯を準備して台所に立っている。

おかえりなのじゃ。

仙狐さんの声は和氣あず未さんなのだが、私の中ではこの仙狐さんが一番印象に残っている。次がのうきんのマイルとウマ娘のスペシャルウィーク。この作品、声優さん達は全員既に名前も声も知られた人達ばかり。ここ迄の動画工房春のアニメまつりに登場した作品は、その作品で初めて声と名前が確定出来る様になった人達がいたのとは違う。

中野のアパートが保谷だと言うのは覚えていたが、そうか会社は豊洲だったな。

仙狐さんが居てくれると人生も幸せだが、私はあんなに負のオーラの出る仕事してないし、いい男でもないし、子供の頃に神使の狐との邂逅は無かったし。老人介護の仙狐さんとか居ないかな。

EDの「yoinojayo」と言ってる仙狐さんの場面が好きだったなあ。
参考資料

世話やきキツネの仙狐さんが放送されたのは今から丁度一年前の平成31年4月。スタート時は未だ平成だった。そんなに近い過去だったか。同時期には「八十亀ちゃんかんさつにっき」「異世界かるてっと」「キャロル&チューズデイ」「ひとりぼっちの○○生活」「鬼滅の刃」「ぼくたちは勉強ができない」が放送された。ぼく勉って一年前が一期だったんだね。

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プリンセスコネクト!Re:Dive・第11話

ねぼすけさんのキャルちゃん、ペコリーヌが朝食ですよーと呼んでも起きて来ない。ドアの外からノックしても出てこないからと言って最後のガラスをぶち破れな飛び込み方をするのは如何なものか。勢いがありすぎて、キャルが抱いていたぬいぐるみを壊してしまった。
参考資料

朝食を食べながらキャルはペコリーヌにもっとパーソナルスペースを大事にしろと文句を言う。パーソナルスペースって何と聞くペコリーヌにキャルが距離感だと言うが、それを聞いた時にペコリーヌがちょっと寂しそうだったのは気になった。

それとペコリーヌが飛び込んだ時にワタが出てしまったぬいぐるみをどうしてくれるんだと言うので、ここはコッコロが自分が縫って補修してあげましょうと言ってくれる。

と言う訳でユウキ、ペコリーヌ、コッコロが街に補修の為の布を買いにお出かけ。どうして三人なんだと言う気もしたが、これでまたキャルが一人になってしまった。キャルが一人だとどうしても何か危うい事が起きそうで怖い。やはりちょっと起きちゃうんだけど。

三人が向かったランドソルの街だが、靴屋で職人が消失すると言う前フリが起きる。三人で布を探すものの、ぴったりの物がなかなか見つからない。そこで三人分かれて探す事にした。

この時、既にラビリンスの二人、シズルとリノが来ていた。敵は待っていてはくれないとか何とか言って。その二人、どうやらユウキを見張っていた訳だが、ユウキが悲鳴を聞いて店の中に入ってシャドウを見つけて剣で斬ろうとしたものの、あっさり弾き返される。ここは誰かが助けに入らないと駄目だなと思っていたら、シズルが華々しく登場。あっさりシャドウを斬って捨てた。

しかしここからが怪しい人=シズル。おねえちゃんが居るから大丈夫だよとユウキに迫る。ユウキが記憶を無くしているとか言っていたが、これ本当のおねえちゃん?髪の毛の色とか違うから本当のとは思えないけど。さらには抜け駆け禁止と言ってシズルを引き離したリノはユウキの妹だと言う。これも本当の妹と違うのではないか。ともかく二人は影から見張る予定だった。

影にかくれてからもリノがシズルに抜け駆けの文句をがなりたてるので、シズルの頭突き攻撃。やばすぎるので三回も見せてくれる。これでリノが何してたのか忘れてしまった。
参考資料

一人になっていたキャルは陛下の所へ報告に向かった。陛下、いつも宮殿の中に居るからと、路端に咲く綺麗な花を摘んで行くのだが、その陛下は新しいシャドウを生成して送り出している所だった。シャドウがキャルの隣を通り過ぎると摘んできた花がしおれる。それを見て陛下はゴミですか?ゴミはゴミ箱へと。鬼畜なヤツめ。でも花を摘んだところでこうなるだろうなあとは思っていた。キャルの心が分からないヤツ。
参考資料

三人分かれて布探しをしていたものの、やはり見つからない。こうなったら染め物職人に弟子入りするしかないと言う、それが本当にそう思っているペコリーヌと、それをペコリーヌなら必ずや成し遂げられましょうと目を細めるコッコロ。

今度はユウキとコッコロが二人で探していたが、ユウキのお腹がへったと言う事でホットドッグを食べる。ご多分に漏れず口だの、挙げ句には服だのをケチャップで汚しちゃうユウキにコッコロがハンカチで拭いてあげる。服の方はそのままでは無理だったので水で濡らして来ましょうとユウキの所を離れたら、突如足元に矢文が。開いてみたら「近い」w

あたりを見渡すと怪しげなヤツがこちらを睨んでいたので素知らぬ顔をしてコッコロが離れようとしたらリノが追いかけて来た。あなたお兄ちゃんの何なんですか!ああ、近いってそれか。

突然の剣幕にコッコロがあなたは誰かと問うと、質問に質問で返すなと。いや、この場合、質問の意図が分からないからまずは誰なのかを聞かないと答えられないから聞いてるんだけど。

またも興奮してまくしたてるリノにシズルが頭突きをお見舞い。これでやっと落ち着いてコッコロはユウキを主様としてお仕えしてるのですと説明が出来る。

ところがそのユウキが忽然と消えてしまった。最初で前フリされていた最近ランドソルでは人が消えると言うのがあったので、みんなそれに巻き込まれたのかもと思いつつ、ユウキを探す。それにふと居なくなったと言うのとは違って、食べかけのホットドッグが地面に落ちていたし(これ後からひどい理由がつけられていたなあw)。

街を歩いていたら「あのお兄ちゃん悪いやつに捕まったな」と言いながら歩いてる人がいたのでその人からその人物はどこに連れて行かれたのかを聞き出す。しかしペコリーヌとコッコロが行った先にはユウキではなくてチャーリーが吊るされていた。そしてそこの親玉がブライw 当然ペコリーヌを見て親玉は平身低頭してチャーリーを返す。チャーリーも姐さんにまたも助けられて頭が上がらない。

どうしても見つからないので人探しの依頼をかけようと言う事になって、ギルド管理協会へ。するとそこにカリンがやって来て、ユウキならさっきここに来てクエストをひとつやりに出かけたという。そこにちょうどちょっとボロボロになったユウキがやって来た。繭を確保すると言うクエストで、ボロボロになりつつも一人でやり遂げて来たのだ。

だとしたら何故あそこでホットドッグを取り落して突如として消えたのか。それはあそこでホットドッグを食べていたらあのエリコを見かけたのだ。ユウキくん、エリコの事がトラウマになっていて、ホットドッグを取り落して一目散に逃げ出した。そして一時的に身を隠したのが管理協会。そこでクエストを見てやりに出かけたと言う話。ちょっと食べられそうになったけど。またか。

無事にユウキが帰って来て、一緒に探してくれてありがとうと言おうとしたらもうシズルとリノは姿を消している。

キャルがトボトボと美食殿に帰って来て、館には未だ三人が戻ってきていなかった。暗くて寂しい部屋の中。でもすぐに三人がただいま、と帰って来ると顔が明るくなるキャル。キャル、早く陛下の所を足抜けして完全に美食殿のメンバーになるんだ。
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今回Cパートでラビリスタがネネカ(キャストで井口裕香さんの名前があって、そう言う声のキャラ居たっけ?と思ったらCパート)に声をかけるものの、あなたと組む気はないとか、どこまで今回のシリーズに関わるキャラなのか知らないけど。

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夏のアニメ新番組

令和2年7月の番組改変に合わせた録画計画メモ
参考資料

曜日 時刻 番組名 開始
21:54 東京MX オリンピア・キュクロス C継続
24:00 東京MX THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール 7/6
25:00 東京MX BanG Dream! ガルパ☆ピコ~大盛り~ 7/6
25:30 テレ東 フルーツバスケット 2nd season 継続
21:54 BS11 うまよん 7/7
24:28 BS日テレ 戦乙女の食卓 7/7
24:30 東京MX 放課後ていぼう日誌 7/7
22:00 東京MX ジビエート 7/8
24:55 フジテレビ GREAT PRETENDER 7/8
25:00 BS11 Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season 7/8
25:05 東京MX デカダンス 7/8
25:10 フジテレビ 富豪刑事 Balance:UNLIMITED 7/16
25:58 TBS やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 7/9
23:00 BS11 宇崎ちゃんは遊びたい! 7/10
24:00 BS11 ド級編隊エグゼロス 7/3
24:30 BS11 食戟のソーマ 豪ノ皿 7/3
25:00 BS11 天晴爛漫! 7/3
25:30 BS11 とある科学の超電磁砲レールガンT. C継続
25:25 TBS 彼女、お借りします 7/10
25:55 TBS 炎炎ノ消防隊 弐ノ章 7/3
25:35 東京MX ピーター・グリルと賢者の時間 7/10
25:53 テレ東 アラド:逆転の輪 7/3
22:00 BS11 Lapis Re:LiGHTs 7/4
23:30 BS11 魔王学院の不適合者 7/4
10:30 テレ東 ミュークルドリーミー 継続
23:00 東京MX モンスター娘のお医者さん 7/12

C継続とは、COVID-19で中断したものの再開する作品。これとは違ってCOVID-19で放送中止になって7月から改めて第1話から始めるのは開始日を入れている。

この他に池袋ウエストゲートパーク、炎炎ノ消防隊 弐ノ章があるらしいがスタート日が分かっていない。

とは言ってもCOVID-19の影響で本当に放送される番組数が減った。金曜深夜だけが異様に固まって7作品あるがそれ以外は2以下。まるで十数年は昔に戻った気がする。この程度の数でも良いんですけど。

今期はなんと言っても「うまよん」がメチャクチャ楽しみ。

※6/28 データを更新しました。
※7/6 データを更新しました。

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グレイプニル・第11話

円の集団を夾竹桃の毒で焼き殺した修一達。

流石にあまりの虐殺行為に衝撃が大きい小柳チームはこの山をこれ以上進むのは無理だと言い出した。これ以上コイン集めは無理だと。だが紅愛は反対する。ここでコイン集めを放棄する訳には行かない。円のチームは全員が死亡したとは限らない。我々は顔を知られている。このまま戻って元通りの生活はもう出来ない。

確かにそのとおりだ。だがあまりの事を小柳チームは受け止めきれていない。それに山も険しく予定よりずっと時間をくったので今日は一旦下山してやりなおしをしたいと紗耶香が提案して、下山した。
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下山した所で映画泥棒な池内に未だに連絡が取れないと言う話になる。彼、裏切って死んだんだよ。それは紗耶香は感知は出来ず、髪の毛は自動的に締まる仕組みなのか。

解散してからも各々が受けた衝撃は大きかった。リーダーをやっている紗耶香はこれをどう受け止めるべきか悩んでいた。だって力を持って馬鹿な事をしでかす連中を出し抜く為に100枚のコインを最初に見つけようと言うのが小柳チームの目標だったのだ。それが他のチームを殺戮したのでは一体どこに正義があるのか。相原未来はリーダーの進む方向に従うとは言ってくれる。

村上陽太と春日勇も同じく衝撃を受けていた。勇は夾竹桃を繁殖させただけとは言っても何も手をくださなかった訳ではない。あんな事を考える紅愛達は一体なんなのだと。そして修一が幼い頃に同じ塾に通っていた筈なのに話が合わない事も気にしていた。一方の陽太。彼は逆に何一つ出来なかったことを悔やんでいた。

修一と紅愛の帰り道でも修一は暗い顔をしていたが、でももう今回の事で覚悟は決めていた。あれは自分がした事でもあるのだ。そんな暗い修一に紅愛は、じゃあこれから家に来ないかと。エッチな事してあげるとか。修一くん、純情だからそんな事いうなよと赤くなり、さらに紅愛はあの子とはしたんでしょとか。いつからした事になってるんだ。

翌日は学校。と言うか、そんな普通の日常だったんだ。あれで戻らなかったら学校を休む事になっていたろうに。昇降口で吉岡千尋を見かける。同じ学校だったんだ。休み時間に修一は千尋を屋上に呼び出して、当面知らない間柄でいようと。千尋はそんなと言う顔をするものの、修一の下手にあの円のチームの誰かにみとがめられたりしたら大変だと言う理由は当然のものなので納得するしか無かった。でも修一は優しいからなにかあったらすぐに連絡してとも。
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こうして何事も無かったかの様に日常は過ぎて行く。だが何事も無かった訳ではなかった。修一が気がつく。虻川君が最近学校に来ていないけどどうしたんだろうと。そう言えばと、修一に聞かれた友達が虻川が最近他校のおかしな連中とつるんでいたと言う話をする。

さらに不穏な話は続く。三船奈々から山中の河原で焼け焦げた死体が何人も見つかったと。あの中に虻川君が居たのか。自分が手にかけてしまった人たちの中に友達がいたのか。

たまらなくなった修一が宇宙人の所へ行く。でも宇宙人の答えは江麗奈にしたのと同じ。これはもう動き出してしまった。自分達にもどうする事は出来ないし、興味深く見ていると。

宇宙人の所からの帰り道、修一は人気の無いところへ向かって、あとからついてきた男に言う。もうここなら良いだろうと。刀を持つ彼は円のチームに居た男。もう彼にとってはコインなどどうでも良い。自分達を救ってくれていた円の弔い合戦を修一に挑む。

覚悟を決めていた修一は中に紅愛が入っていなくとも彼と正面から戦う。そして自分だけの意志で彼を撃ち抜いた。

でも第11話はここで終わりじゃない。
話は宇宙人が初めて地球人と接触した、それはほのかと接触した時に戻る。宇宙人はほのかから地球人にコインを集めさせてみたらどうか、その代わりにコインを集める人間の願をかなえると言うやり方を教えた人間だった。そのほのかが見せた写真には修一と江麗奈ともうひとりが写っていた。

そして山中でそのもうひとりが出現する。宇宙船の残骸を求めた連中に一人で対峙しようとしていた男。でもその男の背後にはやはり変化したと思われるほのかが居る。
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え?
これあと二話で区切りがつくの?

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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…・第11話

生徒会長の闇の魔力の力がカタリナを覆ったと思ったら、カタリナは眠りについたまま起きなくなってしまった。

しかしカタリナは夢の中で前世の生活を送っていた。母親に起こされ、お弁当を持って、そして冷蔵庫から何か取り出したかと思ったらキュウリをそのまま口に加えて学校へと飛び出す。これ、カタリナの記憶で野菜をそのまま口にしちゃうのかな。
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学校到着はギリギリアウト。あっちゃんからはまたゲームやって夜ふかししたのかと聞かれて、俺様王子のアランの攻略の話をしたが、ここでポロリとでも言われてる様な俺様じゃないよ基本的に優しいと言ってあっちゃんは「え?」と驚く。

こうしていつもと同じ日常を送っていると思っている彼女ではあったが、何かを忘れている気もしていた。そう眠っている外の世界を忘れている。

カタリナの世界では医師がカタリナの身体をくまなく調べたものの、身体自体には何の問題も見つからない。だからいつか目を覚ますかもしれないし、このまま眠り続けるかもしれない。もし眠り続けたら衰弱していつかは死んでしまうと言う診立てだった。

カタリナがこのまま眠り続けて死んでしまうかもしれない。それはカタリナの周囲の人々全部を悲しみと後悔に包み込む。世界はつまらないと思い込んでいたジオルドに楽しみを教えてくれたカタリナ、化物扱いされていた自分をドアをぶち破って外に連れ出してもらったと思うキース、常に兄と比較されてぐれていた自分を自分は自分と教えてくれたと思うアラン、孤立していたのを連れ出してくれたと思うニコル、気弱で(カタリナと初対面の時はそうだった!w)おどおどしていた自分を緑の手と言って喜んでくれたと思うメアリ、容姿が呪われた子と言われていたのに、それを素敵だと言ってくれたカタリナが大好きになったソフィア、そして何よりもずっとお仕えしようと思っていたのにこのまま眠ってしまうと涙するアン。

でもソフィアにはあのあっちゃんの声が聞こえた。前世では友人を失って悔やんでも悔やみきれなかったあっちゃんがまたも彼女を失うのかと。その声に励まされてソフィアはカタリナのもとへ。そしてつられる様に他のジオルド達も。みんなカタリナの周りに集まってカタリナが目を覚ますのを祈り続ける。

放課後にあっちゃんの所へ来た前世のカタリナ。でもあっちゃんは前世のカタリナに思い出させる。大事な人達がいるでしょう。いるべき世界がもうあるでしょう。そしてとうとうカタリナは気がついた。自分の今のいるべき世界。
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そして夢が解け始める。残ったあっちゃんがカタリナを見送る。あっちゃんはマリアの居場所を教えてくれた。そして生徒会長の秘密も。崩れる世界に、カタリナはあっちゃんと会えるのはこれが最後と悟る。最後に今迄ありがとうをあっちゃんに。
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こうしてカタリナは目覚めた。目覚めてすぐにカタリナはマリアが幽閉されている場所へ行こうと。泣いて喜ぶみんなを呆気に取らせて。マリアが倉庫の隠し部屋に居ると言うが、何故それが分かるのかと聞かれたら夢のお告げよと。そう言うと思っていた。

生徒会長がマリアを幽閉したのも自分のカンよと言ってみんなと倉庫へ。本当に隠し部屋があって、そこにマリアがいた。マリア救出。今度は生徒会長とちゃんと話をしたい、何故あんな事をしたのか。生徒会長の所へ向かうカタリナ達。

生徒会長、母の仇を取ると言う気持ちに覆われていて闇の魔力をみなぎらせていた。
ジオルドとアランが剣を抜いて迫ろうとするが、そこへカタリナが近づく。
参考資料

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波よ聞いてくれ・第11話

光雄と同時にこれまでのミナレを葬る仮想ドラマ開始。マット役の兼嗣が光雄を穴に埋めたと思ったのに、マットが穴に埋められて光雄が穴の中から這い出てくる。どうしてこうなったと言うミナレに光雄は手を引いて地下の浅間大神の所へ連れて行った。その間も効果音頑張るw
参考資料
音効の甲本はすごいなと思いつつ、今後の役には立たないと見ていた。いやいや、何かの時に役に立つかもしれぬぞ。

地下に引きずり込まれたら顔が二つ目が三つの化け物の様な先生(浅間の狼の化身=浅間大神)が出現。引きずり込まれた三人のカルマを聞いて転生させようと言うのだが、その前にミナレが数々の質問を連発。その中の一つが何故地中で息をしていられるのかと言うもので、その時に浅間大神が語ったのが嫌気生物だった。ここで出てくるのかよ。神秘の力でそうなったと言うけど、TCAサイクルが回らない呼吸はATPの生成量が段違いに低いから人間の大きな体は維持出来ないよ。

ところでこの浅間大神、まどかの声なのでこれも合成なのかと感心するミナレ。

浅間大神はそなたたちのカルマを話せと言う。それを聞いて魂を浄化して新たな身体に生まれ変わらせると言うのだ。ここ、青木ヶ原樹海ひいては富士山は霊峰として古来から崇められているがそもそもが霊道でもあるが故にこの様な事が起きると言う。やがて富士山は大爆発するとも言われていると浅間大神が言うとミナレが突っ込む。どこでそんな事が言われているのか。うるさいですねえと言いながら、浅間大神はオカルト板だと言った。おまえ、どこ見てるんだよ。

ともかく浅間大神からカルマを語れと言われた。マットは、これまでに何十人も殺して来た事を明かす。これを経てマットはスウェーデンに生まれ変わるだろうと言われて成仏。光雄は自分がやる事は何故か女の子を怒らす、自分の思うように生きてたらそうなっちゃうと。光雄もスウェーデンに転生。ミナレが何故スウェーデンしばりなのかと聞くと浅間大神は福祉がしっかりしてるからと答えた。でも今のスウェーデンってCOVID-19に対してノーガード戦法で向かって悲惨な状態なのに。

そしてミナレの番。最後までアドリブw
後悔なんて毎日毎分してる。善悪の分別のつかない男と付き合った事、それを飲み屋で初対面のナイスミドルに愚痴った事、酔っ払って階下の人間に迷惑をかけた事、自分を好いてくれている職場の同僚にいらぬ事を言って傷つけた事、さらにそれを諌めに来てくれた別の同僚に嫌味を帰した事、やって10秒も経たずに後悔してる。お、いいね、ここ、最終回(じゃないけど)らしい流れじゃない。

自分は過去を消し去りたい訳ではない、挽回したいのだ。

それに対して浅間大神はスウェーデンのと言いかけて、ちゃんと聞いていたのかと。スウェーデンはもういい。それどころか他の外国はまっぴらだと叫ぶ。これを聞いたミナレの父の信がどうもシセル光明の事故の件を思い出したみたいなのだが、兼嗣じゃなくてミナレの父なのか。どんな繋がりだ。

自分を青木ヶ原樹海に戻せ、さもなくば貴様を殺す。自分はさまよえる日本人鼓田ミナレだ!と叫ぶと雷鳴が轟く。
参考資料
おいおい、ここはヴァーグナーの「さまよえるオランダ人」のオランダ人のフィナーレの台詞ですか?
den fliegenden Holländer nennt man mich.
(ここでさまよえるオランダ人のテーマが高らかに鳴り響く)
この後さまよえるオランダ人ではゼンタの身投げによって二人は浄化されるんだけど、ミナレさんはそんな事ないねw

放送が終わってまたもアドリブばかりの台本にミナレが久連木に文句を言う。自分が嫌いなんだと。兼嗣がミナレに聞く。ラジオパーソナリティに一番必要なのは何か。ミナレの答えは滑舌とかそちらだったが、それだと声を出す全部が該当する。ラジオパーソナリティには突如発生する事にどれだけ悟られずにそれをカバー出来る力があるかだと。それで兼嗣はミナレの可能性を求めた台本を久連木に頼んだのだ。

久連木はミナレに自分の書いた光雄はどうだったかと聞いた。ミナレはちょっと違和感あったけど光雄の言いそうな台詞になっていたと言う。なるほど、これが作家の力量と言うものか。

それをまどかが久連木の肩に手をおいてあなた自身もそうだからよねと言う時の瑞穂の顔が恐いw
参考資料

兼嗣からは次こそはお前が何をやるのか考えろと言われる。ただ、どんな番組にするにせよ、ラジオの強みはリスナーとの距離だと言う。そう言う気持ちでラジオを聞いた事なかったなあ。近年はNHK FMのクラシック番組しか聞いてないし。ミナレはそもそも自分の意志でラジオを聞いた事が無かった。兼嗣からは好きな芸能人を聞かれて、それが出るらしい番組を勧められた。

ミナレさん、ボイジャーに出勤。今までの自分とは違う、今日からは鼓田・ネオ・ミナレだと言い出した。いや、ほとんど変わってないけど。そして光雄のアドレスも電話番号も消した、完全に手を切ったと宣言。でも忠也はこうやって宣言しないとならない程に未練が残ってるんだろうなあと。ただ、それを自分の前で宣言するのはフリーになったよをアピールしてるのだろうと考えるポジティブ思考の忠也くん。

次のネタを求めるミナレにマキエは視聴者からの企画募集をしたらどうかと提案。ただ、ボイジャーのホームページでそれをやったらこちらに正義が無くなると。ミナレ、まだボイジャーに居たい。と言うか、収入無いし。

ところが瑞穂の部屋に戻ったミナレ。瑞穂が風呂に入ってる間に包丁を取り出した。瑞穂のストレスが許容量を超えたりしたら瑞穂は包丁を研ぐのだ。そしてその包丁が今キレッキレになってしまった。

同居してそんな事に迄気がついているミナレ、瑞穂に直接聞いてみた。久連木がラジオをやめるのを気にしているのかと。瑞穂は久連木が賞を取ってくれたらいいなと思っているとごまかしたが、布団に入ってからミナレは瑞穂が本当にそう思っているのかと瑞穂の心配をしたが、その時に瑞穂の方から寄って来た。

今日、ラジオを聞くと言ってなかったかと。

と言う事で兼嗣に勧められた番組を聞いてみた。ジョーカー・スコンスキーと言う投稿者のセンスに感心した二人。いづれスタジオに来るんじゃと言うが、残り一話でこのジョーカー・スコンスキー、果たして絡んでくるのか。

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八男って、それはないでしょう!・第11話

クラウスがヴェルにクルトに代わってバウマイスター家の次期当主になってくれ、これは恐らく王室の望みでもあるだろうと言う。それを聞いたブランタークがよくもまあこの辺境に居て状況証拠だけでそこまで推測出来たものだと出て来る。ここ、ブランタークが都合よく通りかかった訳じゃなかったんだ。

ブランタークとて全部を知っている訳ではない。が、憶測も交えてヴェルに王国の事情を語った。ヘルムート王国の南方には広大な未開地が広がっている。ブライヒレーダー辺境伯領のさらに南のバウマイスター騎士爵領に。王国としてはこの広大な未開地を開拓したら王国の財政が豊かになると思っていたが、代々の無能なバウマイスター騎士爵当主によってそれはかなわなかった。そして次期当主のクルトはその無能だったこれまでの当主に輪をかけて凡庸な上にクズ。そこにヴェルがバウマイスター家に出現したので王室は次期当主のすげ替えを図ったのだ。
参考資料

これにはブライヒレーダー辺境伯も当然絡んでいて、例のアンデッド浄化にかこつけてバウマイスター騎士爵家にヴェルを呼び戻す。そして遺品の特定作業が終わる迄と長期に騎士爵領に留める。そのうちに領民はクルトに比べて断然違うヴェルを領主に望む様になるだろう。それを知ったクルトが暴発したらその時にクルトを廃嫡してヴェルに変わらせる。この手順も踏まずに王室がバウマイスター騎士爵領を召し上げたら他の貴族が自分達もいつか口実をつけて狙われるのではないかと動揺するから、誰もが納得するクルトの暴走を誘発させようと言うのだ。

そんな事したら自分が殺されてしまうかもしれなかったじゃないかと言うヴェルに、だからブランタークは、自分はここに来ても一滴も酒を飲まずにヴェルを見張っていたと言う。そう言う訳で、クラウスが話を持ち出した時にもブランタークが都合よく出て来たのだ。

それでも事前に教えてくれたっていいじゃないかと言うヴェルには、だって初めから言っていたらお前は嫌がるだろうと。クルトが暴発してそれを取り押さえられたら追放だろうかと言うヴェルに、ブランタークは貴族社会はそんな甘いものじゃないと言う。まあクルトは処刑だろう。それどころかその子供も禍根を残さぬ様に始末されるのは間違いない。ブランタークは付け加えた。ともかくはっきりしているのはもう動き出してしまったと言う事だ。

ヴェルは気にしていた。水飴をねるねるしながら。その時のエル達との会話からエル達にはあっさり話してしまった様だ。これはちょっと何とも言えない。結果的にはこれで良かったが王室に扇動されたお家騒動にエル達を巻き込む事になるのは、どうなのか。

そこに来客があった。アマーリエが息子達を連れて訪問して来たのだ。甥達と接するヴェルをエルが見て、ヴェルの一番の気がかりはこの二人だったのだなと思った。幼い甥達には何の罪も無いのに。

ヘルマンと相談している時に騒動が持ち上がる。領民が直訴に来たのだ。クルトの領地経営は側近の領民だけに良い目を見させてそうではない領民からは重税を取る。このまま次の領主がクルトになったらもう生きて行けない。だからヴェルに次期当主になって欲しいと言うのだ。それを突如言われても困ると言うヴェル。だが明日にももうヴェル様は帰ってしまうと聞いた、だから今日意を決して来たと。ヴェルはここで驚く。そんな予定は無いと。領民は誰にそそのかされたのか。ブランタークはその後ろにクラウスを見た。

クルトは勿論この話を聞いて激怒した。その取り巻きもヴェルは一体いつまでここに留まるのか、このままではまずいと。

ヴェルは決心した。王室の意向は分かったが、そのとおりの筋書きではさせないと。こうしてヴェルによるバザーなどを介しての撫民が始まる。エル達が作っていたのはマヨネーズだったんだな。てっきり今週はプリンかと思ったよ。そして服や農機具、さらに工芸品など、王都の技術による製品を売る。領民達は今までこのバウマイスター騎士爵領で売られていた粗雑な製品と比べてずっと出来の良い物をこぞって手に取る。

こうなると黙っていられないのはクルトの取り巻きの職人達だった。自分達の物を誰も買わなくなる。このままヴェルを放置して良いのかと。

クルトには訴えたものの、取り巻き三人はもう駄目かもなあとクルトの屋敷から帰る途中で話あっていた。そこにヴェル出現。クルトの取り巻きとして始末されてしまうのかと思った三人だが、ヴェルの魂胆はそうではなかった。
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三人に金を与えて王都での修行を勧めたのだ。三人は職人だったから王都でちゃんとした修行が出来るのなら、しかも資金を出してくれるのならと喜んでヴェルの勧めに従う。これがまた最後に残った取り巻きからクルトに伝わる。どんどん怒りのボルテージが上昇するクルト。

追い込んでおいてヴェルはクルトに交渉に行った。今までのバウマイスター騎士爵領のうちの耕作地はクルトにそのまま安堵して、自分に未開地を継承させてくれと言う。王室の目的は未開地開発だからそこだけヴェルが継承すればクルトはそのままで居られるだろうと言う目論見で。だが、実際には何の役にも立っていない未開地ですら、ヴェルに奪われるのは我慢出来ないクルトは怒ってこれを拒絶。

部屋から出たヴェルはアマーリエに嫌われる提案かもしれないが、これが救いの道だと思ったのだがと打ち明ける。そのアマーリエもヴェルに打ち明けた。そう、アマーリエは画策していたのだ。とは言っても息子達をヴェルと一緒に遊ばせて情に訴える作戦を。自分はどうなってもこの子達の将来を何とかしたいと。それをヴェルに打ち明ける。なんですか、だったら別にヴェルがNTRしてしまえばいいんじゃないですかね。クルトの怒りも有頂天()になるでしょうに。
参考資料

そして最後にクルトが主催する村の集まりに誰も来なくなる。最後に残っていた取り巻きも、あの三人同様にヴェルに金を掴まされて王都での修行にと逃げてしまった。

孤立したクルトはとうとう我慢出来ずにナイフを取る。以前は魔法使い相手に襲撃など出来るかと取り巻きを叱っていたのに、その自分の言葉を忘れてしまう程に追い詰められた。だが、ここに協力する者が現れる。あのルックナー会計検査長だ。ヴェルの恩恵にあずかれない、兄も蹴落とせない、ヴェルさえ亡き者にしてしまえばと思うルックナー会計検査長は魔道具をこのクルトに渡すのだ。ドラゴンを操る笛を。

このシリーズ、クルトを廃嫡してヴェルが後継に収まるので終わりなんですかね。

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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第二部・第10話

冬ごもりは神殿でせよと神官長から言われたマイン。
家に戻るものとばかり思っていたのにと文句を言うと、奉納の儀式には魔力が必要であり、マインはその為に魔力を提供しなくてはならない。それが神殿に入る時の約束であった。冬に体調を悪くする事が多いのは分かったから、その間は家族の者が神殿に来るのを許可すると言う。これが神官長がマインにする譲歩であった。

確かに言われるとそうなってしまう。ルッツに相談してみたら、ルッツも仕方ないのではないかと。それに神殿の方がマインの実家よりも暖かいから体調を崩す事も減るのではないかと言う。ルッツはフランにマインの面倒の見方をもっと教えると言う。ルッツに励まされてマインは父と相談する事にした。

当然父ギュンターは怒った。マインを冬の間神殿にこもらせきりに出来ぬと。その間に死んでしまったらどうするか。でも神殿で魔力を奉納しているおかげで見食いの熱が出なくなっているのは確かだった。神殿とは魔力供給をすると言う約束で青服の巫女見習いにもして貰っている。そう言う道理の上では神官長の要求を飲まざるを得ない。体調管理はフランがやってくれるし、家族が神殿に来ても良い。

母エーファがマインはどう考えているのかと聞くので、マインとしてはちゃんと神殿に居て魔力を奉納したいと言う。それが青色服を提供されている約束なのだから。それにマインは孤児院の院長で、院長として孤児達を放置は出来ないと。結局マインの気持ちが尊重されてギュンターも受け入れるが、トゥーリがちょくちょく見に行ってあげるよと言うのをマインが頼りにしているのを見て、たまには自分を頼れと言うギュンター。そんなギュンターには豚肉処理をお願いする。
参考資料

と言う事で、孤児院では豚肉の燻製とかが作られ、豚の革で膠も出来るぞと思うマイン。こうした冬支度をしているところへフランがやって来た。騎士団からの要請が季節柄そろそろ来るからその時の祈りの言葉などをしっかり覚える様にとの神官長からの伝言。

ちょうど青色神官が出払ってしまっている為マインがやらなければならない。神官長は?神官長はこの時は貴族としての役割を果たさなければならない為に神官としては参加出来ない。

神官長の所へ行くと白い鳥がこちらにやって来る。白い鳥は窓をすり抜け、神官長の前に止まって喋り始めた。カルステッドの伝言でトロンベ討伐の為に出陣と助力を願いたいと。伝言が終わると白い鳥は宝石に変化。神官長が魔法で再び白い鳥に変化させて承知したと伝言を飛ばす。マインは驚いたままだが、周りの灰色神官は慌ただしく動き始める。

神官長はマインに儀式用の服に着替えて貴族門へ来いと言う。貴族門を知らないマインだが、そこは全部フランが承知している。マインを抱えて院長室に戻り、ロジーナやデリアに向かってマイン様を儀式用の衣装に着替えさせろと。強い口調にマインはいつものフランとは違う姿を見た。

貴族門のある扉の方へ行くと神官長が待っていた。騎士団の格好で。これが貴族の役割だ。神官長は今日はもう神官長ではないと言う。フェルディナンドは指輪をマインに貸した。これを受け取って、この先どんどんファンタジーの世界になるのを予感するマイン。
参考資料

扉を開けるとそこは貴族街。下町とは全く違う様相を呈する。にしても貴族の邸宅の一区画がちょっと小さいな。ブルジョワ程度の屋敷に見えるが。大貴族だと違うのかもしれない。

そしてそこには騎士団が勢揃いしており、カルステッドがフェルディナンドを出迎えた。そしてマインが挨拶する。カルステッドはギロリとマインを一瞥して「よろしく巫女見習い」と。

騎士団は魔石を動物に変形させて、それで空を飛び、現地へ。マインはびっくりと言うよりも大喜び。凄い凄い、まるで飛行機みたい、とか失言しなかったなw
参考資料

現地は森の中で、巨大な木が周りの木々を倒して生命力を奪っていた。あれがトロンベが大きくなった姿。騎士団の今回の任務はあのトロンベを討伐する事にある。そしてマインの役割はトロンベを倒した後で生命力を失ってしまった森に魔力を注入する事。

だから討伐戦闘は騎士団が専念する。マインはその場にとどまって終わるのを待つ。その間にマインが襲われない様に二人の騎士を残した。ダームエルとシキコーザ(ザーコキシw)。マインは騎士団に祝福を唱えると指輪が反応して騎士団に光が舞い散った。

こうしてフェルディナンド麾下の騎士団は討伐に出撃。
しかし残ったマインに対してあのシキコーザが「無駄な祝福だったな」と。
ロジーナからは何を言われても顔に出さないで下さいと言われていたマイン。さっそく何か言われてしまったよ。

ところで残り話数を考えるとこの騎士団の要請の話で今期は終わりそうだけど、全然先が見えてないのでこれで終わったりしたら三期をやって貰うしかない。

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動画工房 春のアニメまつりで振り返る・私に天使が舞い降りた!

さらに最近に近づいたので完全に覚えている「わたてん」。
先週の「うちのメイドがウザすぎる」の次のクールで放送された。

この作品で決定的に声の印象がついたのは姫坂乃愛役の鬼頭明里さん。わたてん以前ではブレンド・Sの日向夏帆がそうなのだが、あの時は普通の女の子の声として聞いていた。或いはラーメン大好き小泉さんの中村美沙なのだが、これはちょっとうるさい女の子と言うイメージで聞いていた。乃愛で決定的に印象づいて、ひとりぼっちの本庄アルとか、リステージの月坂紗由とか聞いただけで分かる。千代田桃は難しかったけどw

お話は幼女趣味の星野みやこが花に一目惚れしてしまって餌で手懐ける内容。しっかりしていそうな雰囲気なのにお菓子に弱いとか、ファッションセンスがおかしいとか、そう言う面のある花がみやこを遠ざけたり近寄ったりしてる様が良い。そしてみやこべったりのひなたとか。

花の食べ物に釣られる性格ヤバいよ
参考資料

そして最後の場面で登場したのが鬼頭明里さんの乃愛。ある意味では乃愛が作中では一番しっかりした子かw

パッと見では芳文社アニメっぽいが、そうではなくてももう一方の雄の一迅社アニメ。近年は芳文社アニメよりも一迅社アニメの方が日常してると思う。ともかく、わたてん、良かったなあ。

私に天使が舞い降りた!が放送された平成31年1月には「かぐや様は告らせたい」「上野さんは不器用」が放送された。ああ、上野さんも強烈な印象だったなあ。

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プリンセスコネクト!Re:Dive・第10話

ペコリーヌはお買い物。コッコロとユウキは先日の獲物をマスターに持って行く為に外出。と言う訳でキャルが一人でお留守番なのだが、ひょっとしてキャルが一人で居る所を組織の誰かがやって来てキャルが問責される展開になるのではと心配したが、幸いそうはならず、キャルは泳ぎ方の本を読んでお留守番。キャルもみんなと泳ぎたかったんだな。

ところがコッコロとユウキが店に行ってみるとマスターが暗い顔をしてプリンだ、プリンを作らねばと呟いていた。例のペコリーヌの手下の二人はマスターがおかしくなってしまったと言うが、ユウキはマスターの上に誰か居ると言う。でも他の三人がそれを見ても何も見えない。

あなたには見えるのですかと店に入って来たのはシノブと言う子。シノブに促されて姿を現したのは幽霊のミヤコだった。シノブはミヤコの事を見る事が出来るユウキに可能性を見出して、一緒に主の所へ連れて行こうと言う。
参考資料

と言う事で、ユウキはマスターが作ったプリンを沢山持たされてシノブとミヤコの後をついて行く。またぞろ幽霊屋敷みたいなギルドハウスで、それって以前三割増しで元気になる病院と同じ作りなんじゃないのか。

ギルドハウスの中に入ると、よそ者を連れて来たと言っていきなり攻撃される。アカリとヨリと言う二人だが、シノブがユウキの事を紹介するにあたって我らの野望を叶える人かもしれない、我ら闇の眷属の王、伝説の吸血鬼の復活とか言い出した。いや、なにそれあからさまに怪しい頼みなんじゃないか。

帰ろうとしたらその闇の眷属の王とやらが呼び止める。仕方ないのでユウキとコッコロは奥へ。水晶の中には女性が居た。水晶の中からでも凄い魔力を感じると言うコッコロ。水晶の中から出て来るイリヤ。

コッコロがユウキを守ろうとしたが、でも外に出て来たイリヤはいきなりちっこくなってしまった。神々との最終戦争で負けて封印の水晶の中に入れられてしまったイリヤ。アカリとヨリが発見して復活させたものの、魔力が足りなくて封印の水晶から外に出るとちっちゃくなってしまうのだ。

イリヤはユウキに自分が復活する鍵があるのではないかとユウキの胸に手をあてて探ってみたが、何の反応もない。それを聞いてがっかりするミヤコとアカリとヨリ。各々野望があってイリヤ復活がかなったらそれを実現させて貰おうとしていたのだ。

しかしちっちゃいイリヤは、使役している魔物にすら襲われる始末。たかられているのなら未だ良いとして牙をむいて突進して来るのを見てユウキが思わずプリンを投げ出して助けに入った。ちっちゃいイリヤを抱きかかえて走るのだが、その時にイリヤに反応が起きる。大きくなったのだ。

おお、水晶の外に出ても大きくなったぞ、完全復活じゃと喜んだイリヤだったが、ちょっと時間が経ったら元の木阿弥。
参考資料

これを放っておいて帰ろうとしたユウキとコッコロだが、ミヤコがそれを許さなかった。折角持って来たプリンを放り投げてダメにしてしまった。これは万死に値する。

そう言ってミヤコはユウキに取り憑いてキャルがみんなの帰りを待ちわびる(帰って来たときにキャルンって言ったからね)美食殿に戻って来た。事情を聞いて何が起きたのかは理解したキャル。

その頃ペコリーヌは買い物の途中。街では劇場取り壊しについて嘆いている人達が居た。これ後で何か話に絡むのかな。ユースティアナ様もご無体なとか言っていた。誰、それ。

そこをペコリーヌの手下の二人に呼び止められ、 の実家の八百屋を手伝う事になる。その時に旅して帰って来た話をするが、父と母の教えと言うペコリーヌはどこか遠い物を見ていた。看板娘として活躍するペコリーヌさん、おかげで八百屋は大繁盛してお土産を持たされて美食殿に帰る。

その美食殿ではキャルとコッコロとユウキがミヤコに督促されてプリンを作っていたが、どうも美味しいプリンは出来なかった模様。

と言う事でミヤコに呪われて三人はプリンにされてしまった。
あ、なにこのキャルちゃん、可愛いすぎw
参考資料

と言う事でペコリーヌが全力を出したなめらかプリン。
なめらかプリン?メイトーの?w

あまりの美味しさにミヤコが成仏をしかける。そのおかげでキャルとコッコロが元に戻ったが、ペコリーヌが材料としてミンミン鳴く虫を見せた途端にミヤコ死亡。いや、とっくに死んでるんだけど。

あれ?まさかミヤコの口についてるプリンってユウキ?

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社長、バトルの時間です!・第10話

ミネ子が大量のレアアースとキラクリをキボウカンパニーにもたらしてくれたおかげで財務的にゆとりが出来た。これなら女神様召喚まであと少し。

今日も頑張るぞーとミナトが拳を振り上げたのに対して応えたのがユトリアだけ。他の人達はみんな用があると言って今日はお二人で行って下さいと言う。この辺から何だか怪しいなとは思った。それにアカリとマリカが行かなくて戦闘要員はどうなんだと思ったら、実は今でこそユトリアは社長秘書役をやっているが、先代の時代は殲滅のユトリアとか死神のユトリアとか言われていたらしい。

ところでミネ子が早々と会社員風の服になってた。
参考資料

今回のクエストは難敵ではないけどキラクリが手に入ると言うものだった。二人で現地にやって来たが、あれ?ユトリアの言葉遣いがいつもと違うぞ。これは見てる方の勘違いではなくて、ミナトも気がついて聞いてみたら、いつもは社長秘書の言葉遣い、今回はバトル要員として、昔からの関係の言葉遣いだそうだ。

と言う、ミナトとユトリアが二人きりで行く事はキボウカンパニー全員の一致で企んだらしい。残った全員でお茶会していた。これで二人の距離も縮まるでしょうと。マリカの言い分が酷くて女旱とは。

簡単なモンスターだけと言う事で、登場したのはスラビィだった。こんな相手一撃よとばかりにユトリアは剣をふるって真っ二つにする。剣さばきが凄いと褒めるミナトだが、うーん、単に剣をふるっただけにも見えたが。

ところがいつもとちょっと違うスラビィ。そう思っていたら二つに斬られてもそれが二個体になるだけ。四つに斬っても四個体になるだけ。かえって増殖している。ミナトは何か弱点がある筈だと考えた末に、いつもと違うのはネクタイだ。じゃあネクタイを狙えと言ってユトリアにネクタイを貫かせる。するとスラビィは消滅。弱点が分かったらとユトリアは次々とスラビィを片付けて行った。

殲滅完了。流石は殲滅の死神(もうユトリアって名前さえ入っていない)。

ところがキラクリが見当たらない。どこだろうと探していると、強そうなモンスターが出現する。これはヤバい?と思ったら、そのモンスターはユトリアを見てご挨拶するのだ。

ちわーっす!
参考資料
これ、以前来た時に倒したモンスターのボスだそうだ。
殲滅の死神を姐さん呼ばわり。
こいつに聞いてキラクリの方へ。

キラクリを持ち帰ってギルドへの書類作成。ところがミナトにお茶をいれたユトリアの様子がおかしい。顔を赤くしてフラフラとしていて、熱が出たのかと思ったら期待通りにミナトが勘違いする。でも流石にばったりと倒れたから社内の医務室で寝かせた。

熱を出して倒れたユトリアを見てミナトがこれは人工呼吸か心臓マッサージが必要か?と言うけど、普通そんな状況の人間にその対処は考えないだろうに。熱が高いからと取り敢えず頭を濡れタオルで冷やしてやる。この世界、どんな技術レベルかしらないが、水で濡らしたタオルってものの何分かで暖かくなるから大変なんだよね。

そのうちにユトリアは気がつく。クエストから帰って来てそのままだったから何も食べていなくて、そんなユトリアに何か欲しいものがあるかと聞いたらミナトが作った卵スープだそうだ。そう言われて卵スープを作るミナト。

そのうちに夜遅くなったのでもう帰っていいよと言うユトリアに、ミナトはもう今日は会社に泊まるよと言うので、だったらベットを二人で分けて寝ましょうという。ミナトを床に寝かせる訳には行かないと。

と言う訳で二人でベッドに寝るのだが、まあどうなんでしょうか、いくらなんでもブレザーとネクタイのままってのは。
参考資料

ベッドの中で、女神様に会えて先代社長の行方が分かって先代が帰って来たらミナトはどうするのかとユトリアが尋ねる。以前、ユトリアに引き込まれた時は自分が社長なんてと思っていたミナトだったが、今は違う。
「好きになっちゃったんだ」(勘違いさせるセリフ)

キボウカンパニーが好きになっちゃったミナト、このまま社長業を続けて行きたいと言う。戻ってきた先代には会長になって貰おうと。

そして翌朝。
二人で寝てるのをアカリ達に目撃される展開かと思ったらそうじゃなくて、先にユトリアが起きて朝食の用意をしてくれていた。オムライスを食べている場面にアカリ達が連れ立ってやって来た。たまたま同じ運河船に乗ったからと。

そして朝食を会社で食べているのを見て「ふーん、そう言う事か」と。
まあ間違いじゃないけど。

などとほんわかした場面に突然の轟音。
何かカテドラルの様な物が地面からせり上がる。
あと二話なのでここで突然の終盤展開でしょうか。

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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…・第10話

突如始まるカタリナ断罪イベント。
確かにあの女性達は生徒会長にも親しげにされていたカタリナに対しておのれぇと言う目で見ていた。だが、一体なにを断罪するのか。証拠は揃っていると書類の束を差し出した。何の罪かと言うと、マリアに対する嫌がらせだ。ゲームの中ではそうだったかもしれない。でもこのカタリナの世界でマリアが嫌がらせをカタリナから受けた事など無い。何の証拠なのか。

そこへジオルド達がやって来る。これは何事なのか。カタリナを断罪する子達は証拠の書類をジオルド達に見せる。でもマリアが見て否定する。これは全くのデタラメだと。ジオルドもキースも他のみんなもこの書類を否定する。だってカタリナがこんな手の混んだ事を出来る筈がない。あの単純なカタリナが。弁護されてるが、バカにもされている気分のカタリナ。
参考資料

カタリナを断罪した子達は全員に強く否定されて、そればかりか周囲の人達にも否定されて尻尾を巻いて逃げてしまった。だが、その逃げる姿を見てマリアが何かを感じた。

サロンに戻ってからカタリナ以外はこれは何かがおかしいと感じる。あの子達がこれだけ整ったこの証拠書類を作れたのだろうか。こんな言いがかりをつけた場合、クラエス家は侯爵家なのだから間違っていたらただでは済まない。そしてこの断罪がジオルド達が生徒会で居ない所を狙って行われた様子がある。

などとみんなは分析していたのに、カタリナは乗り切ったぞ破滅フラグと全然意に介していない。
参考資料

ところがこの後マリアは何かを感じてひとりでどこかに言った。それがまさかマリアを見る最後になろうとは。二日経ってもマリアが見つからない。

三日経っても見つからない。その晩にジオルドがやって来た。夜間の急な訪問は、ジオルドがカタリナに注意を促すものだった。あの断罪書類はあの子達が作ったものでないばかりか、あの子達もあれをどこで誰から受け取ったのかも覚えていなかったのだ。しかも彼女達は何故あんな場所であんな事をしたのかも分からない。これはなにかに操られていたのか。

人を操る事なんて出来るのか。実は闇の魔力を使えば人の心を操れる。これは王国の一部の人間しか知らない。ジオルドだから出来た。闇の魔力は人の憎悪などはいじれる。それを使ってカタリナを害そうとしたのだろう。だから夜にも関わらず忠告に来たのだ。

マリアは光の魔力を持っている。光の魔力保持者は闇の魔力を感知出来る。あの時にマリアが一人で何かしに行ったのはそれを感知したからではないか。闇の魔力は後天的に得られる。それには誰かの命を代償として得る物だと言う。

その晩、カタリナはジオルドやマリアやみんなが殺されてしまう夢を見た。自分は今迄自分の破滅フラグを回避する為に色々やって来た。だが、その結果としてみんなを失ってしまうのでは意味がない。

色々考えて寝られずに居たカタリナは翌日寝不足で倒れてしまう。一人で行動したら危ないと言われていたけど、医務室から教室に戻る程度なら大丈夫だろうと歩いて中庭でマリアの事を回顧していたら生徒会長がやって来た。一緒に教室に戻ろうと。ありがとうと思うカタリナだが、何故生徒会長はこの時間にここに居るのか。

ここでカタリナは前世の記憶を思い出す。あっちゃんから全員がやられてしまう破滅ルートが一つあると言われていた事を。その時の隠しキャラが真っ赤な髪に灰色の瞳…
あれ?これって生徒会長ではないのか?

見抜かれた生徒会長がここまでやって来た事を明かす。マリアに感づかれたからマリアを隠した。生徒会長、何をどう勘違いしてるのか分からないがカタリナが偽善者に見えていた。それに腹を立てていた。憎んでいた。それなのにカタリナはなおも生徒会長を心配する。
参考資料

いいかげんに消えてしまえと言う生徒会長から闇の魔力の影が。

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波よ聞いてくれ・第10話

おや、瑞穂さん、久連木さんが好きだったんですか。
久連木は52年もうだつの上がらないとか言っていたので、少なくとも還暦は過ぎてるし下手したら70台か。こう言うのは分からんからな。そして以前北海道神宮辺りで瑞穂に避けられた甲本がそれを見ている。
参考資料

ミナレは前回光雄にまたぞろ誑かされそうになって、すんでのところで投げ倒して来た訳だが、結局兼嗣はミナレにレコーダーを渡していたんだ。使わせて貰うぞと言われてxしてる訳でもないからどうぞと渡すミナレ。だが、その後で実はあのレシピ集は自分が思っていた様な物じゃなかったらどうしようかと思いだしたりして、未だ未練あるのかよ。

録音を手にれた兼嗣は伝説の音効の夏侯惇と夏侯淵を呼び出す。これ後から分かるけど夏侯惇と夏侯淵じゃなくて加工豚と加工猿だった。音の加工する豚似と猿似の二人。

ミナレは瑞穂の所を出ると言う。その時に瑞穂が久連木の事で悶々としていると言っていて、前々回にミナレが何か感づいたのは瑞穂と久連木の関係の方だったのか?

瑞穂は、ひょっとしてミナレが出て行くのは光雄と一緒に暮らす事にしたからなのかと言い出したが、流石にそれは違う。それでもミナレには自覚があった。自分が好きになる男のタイプは光雄みたいなだらしない男。それをちゃんと飼ってるみたいな、そんな気持ちにさせてくれる男が良いと言う。逆に自立しすぎている男はダメ。一緒にいて、自分が必要なのだろうかと不安になるんじゃないかと。

と言っておいてボイジャーに行くと忠也が新メニューを用意していてミナレに食べてみてくれと言う。そしてこの新メニューの名前をミナレがつけてくれと言う。なぜまたと思ったら、最近ミナレがそっけないからどうしたのかとぼやいているとマキエが新メニューを勝手に増やしたりしてるのが面白くないんじゃないかと言われたからだと言う。

しかし、その話を持ち出された時のマキエが可愛いなw
参考資料

こうやってちゃんとした新メニューが作れる忠也。ひょっとして自宅でも自分で料理してるのかと聞くと、してると言う。掃除は週一でやってるのかと聞くと週に二三回してると言う。編み物が出来るのかと聞くと最近こってるとか。こりゃミナレにはダメなパターンだw でもこれでダメと言われる忠也は納得出来ぬ。

そこにミナレに電話がかかってきた。誰からだ?兼嗣にしてはちょっと口調がぞんざいだが。ともかくあのレコーダーに入っていた内容についての質問だった。それに答えるのだが、そこはキスされそうになってぶっ飛ばした時の音だと言うから、忠也の心は動揺する。その後ずっと聞き耳を立てて、最後まで聞いていたので、ミナレはこの間光雄に会ってたんだよとトドメの一撃。

おかげで忠也の料理がグダグダです。見かねたマキエがミナレを休憩室に連れ込んで忠也をコケにするなと言う。色々言うマキエにミナレはそう言うのならあんたが忠也を慰めてやればよいと。一緒に暮らしているのだから。でもマキエの認識は違う。泊めてもらっているが暮らしては居ない。おっとマキエもちょっと先に進めていないね。

さて、加工猿と加工豚登場。アナログな道具で効果音を出せる二人。そうだよね、昔はそうだったよね。と言うかずっとそうだと思っていた。でも「映像研には手を出すな」で見た様に今は音源をたっぷり用意してるんだよね。
参考資料

今回この二人を呼んだのはこの二人でなければ出せない音効をやるから。そう言って兼嗣が聞かせてくれたのは光雄の声だった。あれ?いつの間にこんな録音を。でも兼嗣は光雄の電話番号もメールアドレスも住所も知らない。だから光雄と会ってこれを録音した訳がない。実はこれこそが加工された光雄の声なのだ。

これが出来るまで時間がかかったので今日はぶっつけ本番のドラマ仕立て。内容はこの間言った光雄とミナレの埋葬。ミナレには今までのミナレを葬り去って、そこからさらに先のラジオパーソナリティにさせる。それを願った今回の脚本だ。

そしてラジオドラマが始まった。配役には兼嗣も入っている。兼嗣が死体を埋める穴を掘る男。ミナレは光雄を葬り去る為にその男マットに頼んだ。雨の夜、死体を埋める穴を深く掘って光雄を埋めた筈だったが、マットが埋まり、死んだはずの光雄が土の中から出て来た…

どんなホラードラマだ。

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八男って、それはないでしょう!・第10話

バウマイスター騎士爵領にヴェル達がやって来た。
ひょっとして死亡説が流れて遺産相続されそうになっているのの、按察使的な感じで来たのかと思ったらそうじゃない。そう言えばブライヒレーダー辺境伯から頼まれごとがあると前回言われていた。

と言う事でバウマイスター当主を挟んでヴェルとブランターク対クルトとヘルマンがテーブルに座る。ブライヒレーダー辺境伯からの依頼は以前の魔物との戦いの時の戦死者が森の中でアンデッドになっている筈なのでそれがリッチになる前に浄化して欲しいと言うものだ。場所がバウマイスター騎士爵領内なのでその了解などを得に来た。

ところがこの場でクルトが異様にヴェルにつっかかるし、取り分を過大に請求する。後ろで聞いていたエルがとうとう頭に来てくってかかろうとしたのをヴェルが止めて、浄化後の埋葬儀式などはヴェル達が別に行う事になった。
参考資料

ヴェルの逗留にはヘルマンがもてなし役になるが、あれだけの料理を出して大丈夫だったのだろうか。料理はヘルマンの妻のマルレーネが出してくれて、この女性はヴェルに非常に気さくだった。逆にクルトの事は嫌っている模様。あの戦いにはこのマルレーネの祖父も参加したそうで(おじいさんとだけ言ったのでどのおじいさんか分からなかったが)、もし発見したらお願いと言われた。

晩餐の席で何故クルトがあんなに自分に突っかかって来るのかと嘆くヴェルに、ヘルマンはクルトがバウマイスター騎士爵の跡目をヴェルに奪われるのではないかと疑心暗鬼になっているからだと教えてくれる。でもヴェルはもう独立しちゃってるのにね。知らないうちに兄クルトがモンスタークレーマーになっていたと嘆息するヴェル。

ところでこの晩餐の時に珍しくブランタークが酒を勧められても飲まない。
参考資料

そして森の中に入ってアンデッド浄化作戦。アンデッドって悪口言ったら寄って来るものなのか。エリーゼが浄化のエリアを作り、ヴェンデリンがそれを広げる。そこにアンデッドになった戦死者が近寄って来ては浄化エリアに足を踏み入れて浄化されて行く。これってエル達必要だったのか?

と思っていたらドラゴンが来ましたよ。それと共にモンスターのアンデッドも。ドラゴンは流石にあの浄化エリアに足を踏み入れてもすぐには浄化されない。モンスターの方も。だからモンスターの方はエル達が食い止める。そして大物は前回参加のヴィルマが首を切り落として倒した。ヴィルマ、参加してて良かったな。

これで終わりかと思ったら最後に老兵のアンデッドが。リッチになってると言うが、でもあれはマルレーネの祖父だ。近寄ってエリーゼが手をかざすと抵抗する事もなく、逆に孫を頼むと言って浄化される。

こうして大量の遺品が回収される。村に持って来て村人に遺品を手に取らせると、マルレーネを始めとしてみな感謝してくれた。

ところがここにクルトがやって来て、それを全部差し出せと言うのだ。領地では鉄不足となっている貴重な鉄を回収してまた武器にする為だと。せっかくの遺品を取り上げられそうになってご無体な話だと嘆く領民。

これにはヴェルがクルトの前に出て、そんなに鉄が欲しいのか、鉄があったら遺品の回収をしなくてもいいのかと言うと、そんなものお前に調達出来る訳があるまいと思ったクルトがそうだと言うので、二次元ポケットから鉄の塊を出して、これでもういいなと。領民の前で株を下げるクルトと株を上げるヴェル。

こうして無事に埋葬の式が出来る。遺体が無い代わりに遺品を埋めて。式は聖女さまたるエリーゼが行った。クルトはここに参加していない。代わりに妻のアマーリエが子供を連れてやって来た。アマーリエはヴェルの事は小さい頃から知っていてこちらは悪意を持っていないみたいだった。

未だ小さい甥達には、ドラゴン退治の時の話をエル達の三文芝居で教えてあげて、しかも水飴をプレゼント。おまえはどうしてそう日本の食べ物に固執するのか。ヴィルマも喜んでいたな。

これでさっさと戻れると思ったヴェルだったが、ブライヒレーダー辺境伯の所にも遺品を届けたらブライヒレーダー辺境伯は遺品を兵士の家族に戻す迄はそのまま居て欲しいと言われてしまった。仕方なくまたバウマイスター騎士爵領に戻るヴェル。ところがブライヒレーダーさん、ルックナー財務卿あたりの差し金でヴェルをこのバウマイスター騎士爵領に足止めしているみたいだ。
参考資料

ヴェルのところにバウマイスター家の家宰の様な役をやってるクラウスがお話があると言ってやって来た。この領地はクルトが継いでは駄目になってしまう。だからヴェルが継いで欲しいと言うのだ。ヴェルにその気が無かったのにそんな事がクルトに漏れたら本当に大変な事になってしまう。固辞するヴェルだが、クラウスはこれは自分だけの考えではない、恐らく周囲の力も働いていると言う。

この地にいて特別に情報を掴んでいる訳でもないのに、よくそこまで推測したなと言って現れたのはブランタークだった。何の話かと思ったヴェルに、これはクルトではなくてお前にバウマイスター領を継いで欲しいと思っている王室の企みだと言うのだ。

今回見て思ったのだが、この作品って冒険者とかモンスターとの戦いとか、本当はどうでもよくて、骨幹はヴェルが異世界ヘルムート王国の貧乏騎士爵家の八男から大栄達して行く(これには上記の冒険者としての活躍が仕方なく必要)過程での貴族とかの謀略の話が大事なんじゃないのか?

でもそっちだけだと一般読者なんてつまらないから異世界冒険者風を装いってるだけで。
私は貴族の謀略だけの話が好きだけどw

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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第二部・第9話

暗躍神殿長お久しぶり。マインを収穫祭に出すな、分け前が減ると配下の青色神官エグモントに命令する。

最近ずっと絵本作りに専念していた為に久しぶりに図書室に行けると喜んでいたマインは、外で荷造りしている馬車を見てあれは何かとフランに聞くと、青色神官達が収穫祭に出かける所だと説明。それを聞いていた通りがかりのエグモントが平民出身の青色神官はそんな事も知らないのかと嫌味を言うが、ここはマインが我慢して跪くので、エグモントはこれなら小細工せずとも良かったなと立ち去った。

これをマインは聞き流してはいなかった。

その後ウキウキで図書室に入ったら図書室の中が荒らされている。一見した時は紙の断片みたいなのが見えたので、本の破壊まで伴っていたのかと思ったが、あれは多分巻物。本自体の損傷は無かったらしい。しかしマインは激怒。さっき小細工をと言ったエグモントが犯人に違いないと懲罰を下すと息巻いたが、フランが機転を利かせてまずは神官長の所へ報告をと連れて言った。

息を荒くしているマインを見てまたぞろ謎の行動だと理解した神官長はフランに説明を仰いだ。話を聞いてフランの英断だったと言う。

マインから事情を聞くためにいつもの秘密の小部屋へ。何があったのかを神官長はマインから聞いたが、図書室が荒らされていた、あれはきっとあの(マインは名前を知らない)青色神官が自分への嫌がらせの為にやった事だと息巻く。

それでどうしたいのかと神官長が尋ねると、マインは売られた喧嘩は買ってやる。ブラッディ・カーニバルの始まりだ!とw
参考資料

でも青色神官は収穫祭に行ってしまった。あと十日は帰らない。だから図書室を整理しなおすしかないのだが、神官長はマインには無理だと言う。あれは寄贈された順番に並べてあったから。

そこではたとマインが気がついた。あれ?それって本を現世の頃の様な分類方法で並べればいいんじゃない?最初は自分の使い勝手と思ったが、ちゃんと日本十進分類法と言うのがあるじゃないかと。そしてこの世界に基づいた枝番は自分が作れば良い。なにこれ、タイトルの「司書になるためには手段を選んでいられません」がもう叶っちゃうじゃない。
参考資料

ところで「日本十進分類法」の読みをマイン(井口裕香さん)が「にほんじっしんぶんるいほう」とちゃんと読んでる。これってただ単に文字面で脚本かいたら「じゅっしん」と読んだろうし、画面も「じゅっしん」とふりがなしたと思う。だって半世紀前ならいざしらず、現在の日本で「十」を「ジッ」の方で読む人なんてほとんど居ないから。「10%」も読みは「じゅっぱーせんと」で「じっぱーせんと」と言う人はあまりお目にかかれないんじゃないかな。あ、「十戒」を「じっかい」って読んでますか、みなさん?
これ、誰がちゃんとふりがな付けたんだろう。原作からそうなのかな。

それはさておき、司書の仕事が出来ると分かった途端に機嫌が治ったマイン。神官長は不気味だと言うが任せる事にした。この時にマインは「日本十進分類法」と言うのを口走った訳だが、神官長は疑問に思わなかったのだろうか。いつもの訳のわからない事を口走ったとだけ思ったのだろうか。

神官長は本の整理の為だと、自分が寄贈した本のリストをマインにくれる。こんなに沢山?と思うマイン。そして見てみたら魔術書がそこに含まれている。魔術書は一体日本十進分類法のどこに入れれば良いのだろうとワクワクするマイン。神官長は少し釣られそうになる。ムーとかと同じ扱いでいいんじゃない?w

図書室の惨状を見たギルとデリアが戦慄する。これはマイン様激怒必至。ところがそこにやって来たマインは上機嫌で、さあみんなでお片付けしましょうと言うので拍子抜けだった。

早速マインが示す日本十進分類法をベースにした本の整理を開始。一箇所だけ神官長が寄贈したと言う魔術書の為の棚を用意したが、そこは本が埋まらなかった。一体どうしたのか。片付いたのかとやって来た神官長に、神官長の魔術書が無いと言うのだ。何故気がついたかと言えば、神官長には訳がわからない言い分だった日本十進分類法による分類で埋まらなかったから。その本なら自分の部屋にあるから問題ないと言う神官長にマインは見せてくれとせがむ。
参考資料

またも秘密の小部屋にマインを連れて行って、魔術書は貴族が読むものだからマインが読む必要はないと言う。本当の貴族になるにはちゃんと貴族院(この場合は学校)を出て魔術を正しく使える様にならないといけない。マインはそこを通過していない。だから駄目だ。

絵本づくりの方は大詰め。孤児院の子達にトゥーリが糸を使った製本の仕方を教えてどんどん完成して行く。マインとルッツは完成した絵本を持ってベンノの所へ見せに行った。ベンノは中身を見て感心する。そしてこれはいくらで売るつもりなんだとマインに聞いた。最近のマインは金儲けをあまり考えてない。これは孤児院で使うものだから売らない。うちのヴィルマは外に出た事が無いから神話を題材にしたものしか描けないと言う。

ベンノとマインの対立となるが、マルクが丸く収めて、ルッツの助言もあって神話題材だけじゃ売れないと聞くと、この先の印刷の事も考えて確かにお金は必要だと思うマイン。ガリ版や活版印刷をするには、特に活版印刷は金属だからお金がすごくかかる。そこでトランプを作ってお貴族様に売ってみようと言う事になった。

神官長も完成た絵本を見て驚いていた。あんな短時間でこれと同じ物を30冊も作っただと?そりゃ書写しかない時代には考えられない事だ。教会の人間の仕事の一つは書写だったからね。とんでもない事をしてくれる子だと思う神官長。

冬になったらマインは冬ごもりで家にずっと戻る予定だった。その頃にはエーファのお腹の子供も生まれるだろう。家族で期待していた。だがマインは神官長から冬の間は神殿にいなければ駄目だと言われる。冬には奉納式がある。あれは神殿にある全ての神具に魔力をこもらせなければならない。それにはマインが絶対必要だと言うのだ。

あれ?思惑がずれて来たぞ。

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動画工房 春のアニメまつりで振り返る・うちのメイドがウザすぎる

先週の「多田くんは恋をしない」の半年後に放送された「うちのメイドがウザすぎる」。さらに近年に近づいて来たのでもう紛れもなくほぼ全部覚えている。

多田くんは恋をしないで石見舞菜香さんの印象が根付いた様に、このうちのメイドがウザすぎるでは白石晴香さんの印象が根付いた。とは言ってもそれ以前にうまるちゃんの切絵の声はあれはあれで印象深く、白石晴香さんの声が七色すぎて固定しきれていない。

本場切絵(うまるちゃん)、雲雀丘瑠璃(あんハピ)、紫村果音(チアフルーツ)、アシリパ(ゴールデンカムイ)、ミーシャ(うざメイド)、牛久花和(アニマエール)、古橋文乃(ぼく勉)って全部そうなんだが、まあ確かに高音域に共通性はあるかな。切絵は特殊すぎるかも。私としてはミーシャと文乃の声が一番印象深い。

お話は母を亡くしたミーシャが学校での事もあってひきこもってうまるちゃんみたいな生活をしている所へ幼女好きのつばめが天職とばかりに家政婦としてやって来る。当然最初は強烈に拒否するミーシャではあったものの、元一等空曹のつばめには全く抗えないまま、やがてつばめの居る、つばめが必要な生活になって行く内容。

放送当時第1話を見た感想は本当にメイドうざいなとは思ったが、心に安定をもたらしてくれるこの作品が、当時の自分の個人的家庭事情で憂鬱になっていた気持ちを晴らしてくれるありがたい作品だったので大好きになった。

だから当時ゴーゴーカレーとコラボした時は迷わずゴーゴーカレーに行った。あれが私の初めてのゴーゴーカレーかな。量が多くて難儀したけど美味しかった。

放送当時の感想で触れなかったけど、これは「ママの部屋(Комната мамы)」か。
参考資料

うちのメイドがウザすぎるが放送された平成30年10月には「転生したらスライムだった件」「ゾンビランドサガ」「やがて君になる」「色づく世界の明日から」「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」「SSSS.GRIDMAN」「アニマエール!」が放送され、これまたなかなか充実したクールだった。

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プリンセスコネクト!Re:Dive・第9話

コッコロが福引きをしていた。今回のサブタイが「美食のバカンス~磯の香りはテンタクル~」だったので、ここで海辺の旅行が当たるのだろうと思ったら見事に当てる。コッコロちゃんには色々良い事が起きて欲しいと思う。

それにしてもサブタイ、オチまで書いてあったか…

キャル、すっかり田植え仕事が身について、ここまで丹精込めたら美味しいお米が食べたいとか。お腹をすかせて館に戻ってみると、みんなで海水浴支度をしてる。福引きで当たりました。

前の晩、コッコロがユウキの部屋に水着姿を「見せびらかし」に来た。コッコロは山育ちだから海水浴とかした事がなくて、自ずと水着も着た事がなくて、買い物に行ったら(買い物場面は無しですか、そうですか)店の人達がお似合いですよと言ってくれたけど主様がそう思ってくれるかどうか心配だったのだ。いじらしすぎる。
参考資料

勿論ユウキは似合ってると言ってくれる。そしてユウキが見せたのは、海での泳ぎ方の本。この晩、二人で泳ぎの練習をするのだ。

そしてやって来た海辺。ペコリーヌはビキニだろうとは思っていた。でも単純にビキニじゃないね。ヒラヒラ付き。ペコリーヌが手をふる方向にはユウキとコッコロしか居なかったのでキャルは隠れてるんだろうなとは思ったが、本当に隠れていた。何を恥ずかしがっているのか。見張りを言いつかって間もないのにとか、そう言う意味なのか。

ユウキやコッコロは海に入って楽しんでいるのに、キャルは浮き輪ボートにしがみついている。。泳げないんだろうあなと見ていたが、やはり泳げない。だったら自分が押してあげましょうと足のつかない所までキャルを運んでしまう。帰りはペコリーヌが疲れてヤバかったですねらしい。もうお腹空いたのかと思ったら、ペコリーヌの普段着てる装備がペコリーヌの力の源泉なのだそうだ。あれで力が出る。その代わりお腹が空く。あの装備をつけていないと自分はただの女の子と同じ力(今はティアラがあるからそれなりの力は出る)。

これにはキャルが驚いた。だって、キャルはペコリーヌの見張りを仰せつかっている。当然ペコリーヌの弱点を探す役割もある。それをペコリーヌの方から全く気にせずに話すのだから。そんな事言って良いの?と驚くキャルに、ペコリーヌは「仲間ですから」と。キャルにはこたえるセリフだ。
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と、そこにスズメが止めて止めてとロバに引かれてやって来た。確かに見かけた記憶があるけど、何の時だったっけ。と、自分の感想を見返したらコッコロがお買い物に出かけてサレンのお店に立ち寄って、その後の荷物運びの時にリマと遭遇する、と言う回の話だった。サレンの方はよく覚えている。

スズメによると、サレンとすぐ近くで海の家をやっていると言うのだ。そんな訳で美食殿のみんなでサレンの海の家へ。美味しそうですぅと言うペコリーヌがメニューの端から端まで全部を注文。確かに海の家定番の美味しそうな食事が出て来た。

食べても美味しくて、でもそれなのに客が全然居ない。もう一つ海の家があって、みんなそっちに行ってると言うのだ。えー、チラ見ではそもそも海岸に人が居ないから海の家やっても人が来ないんじゃと思ったのに。

ライバル店では目玉商品を用意していた。確かにそっちには沢山人がいる。この砂浜のどこに人が居たのか。何を出しているのかと言えばたい焼きだった。えー、海の家でたい焼き食べたい?

この店のオーナーはアキノ。メルクリウス財団のオーナー。サレンとは知ってる仲で、素人は海の家でたい焼きなどと言う発想は無いかもしれないが(キャル、カチンと来る)海で冷えた身体に温かい食べ物で糖分補給も出来るたい焼きこそが売れると言うのだ。そしていい加減自分自分のビジネスパートナーになれとサレンに言うアキノ。でもそれはアキノがサレンを心配して言ってると言うのをミフユが暴露する。

とは言え、カチンと来たキャルさん、こうなったら目玉商品を作って目にもの見せてやると何か特別なメニューを作る事になる。こうして美食殿のみんなは海に食材探しに。ユウキが見つけたのはナマコかな。あれって握ったらああなっちゃうの?

一方でメルクリウス財団のお店では先程迄たい焼きを売っていたタマキが休憩に。同じ様にユカリが休憩に入ったものの、麦酒を飲んでしまって完全に酔っ払ってしまっていた。酔いを覚ましてやるとタマキはユカリを海に放り込んだが、あれ?そこって浅い?

いや、そこにはモンスターが居たのだ。巨大イカ出現。ユカリが捕まってしまう。ああ、分かったぞ、新メニューw
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クラーケンが出るからと遊泳禁止になっていた海にタマキがユカリを放り投げてしまった。これは大変だとペコリーヌがクラーケンの足を押さえる。ティアラが発動してるからある程度力は出ているけど、あれだけでは足りない。仕方ないわねとここでキャルが魔法発動。その杖、どこから出て来るの?キャルの魔法で浮かび上がったクラーケンをペコリーヌが投げ飛ばしてしまった。

これで食材ゲット。
クラーケン焼きが海の家でヒットしてアキノも認めざるを得なかった。
まあ元々アキノさんはサレンと切磋琢磨したい人みたいなので。それに親の七光りではなくて、自分の力で頑張ろうとしている人。

こんな楽しい海のバカンスを過ごせて主様に感謝するコッコロちゃん、マジ天使。

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社長、バトルの時間です!・第9話

見終わってからサブタイを確認したのだが「白馬の騎士」って、ああそうか。
社長稼業っぽいサブタイだったんだ。
本当の所と意味は違うけど、雰囲気はあった。

折角ミネ子と友達になれそうだったのにライバーに邪魔されてミネ子は逃げてしまった。ライバーに罪は無いんだけど。ミネ子を追いたい、友達になりたいと言うマコトの願にミナトが応える。

勿論マコトの「特別な感情」もさる事ながら、ミネ子のあの状態は例の機械化ダンジョンと言い、大型門による影響と関係があるのかもしれない。だとしたら先代社長=ミナトの父を探すと言う企業目標にも合致する。

そんな大事な奴を放逐した空気読めない奴は一体誰だと言うライバーさん。あそこで撃っちゃったのは仕方ないとしてこの物言いが空気読めないと言われる所以だ。
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先に進むと道は二手に分かれていてどちらに進めばよいか分からない。右の方を見たらファムネラが二体ウロウロしていた。例によってファムネラはキラキラ光る物が好きでそれを集めているみたいだ。ミナトはあのファムネラの後を追ったらミネ子の居るファムネラの巣に行けるのではないかと、ファムネラを刺激せずにそのまま追いかける事にした。

ところでここもそうだし、後もそうなんだけど、どう考えてもファムネラに声や音が届く様な事してるよね。ファムネラは言葉が分からずとも音が聞こえたら警戒するんじゃ。

後をつけたら期待通りにファムネラの巣に到着。そしてよく見たら(いや、その高さから何故中心に居るミネ子が殴る蹴るされているのが分かる)ミネ子が周囲のファムネラからいじめられていた。マコトが治療したミネ子の太ももにもファムネラが引っ掻いた様な傷があった。つまりミネ子は異質な物としていじめられていたのだ。

ここでやはり違うんじゃと思ったのは、そもそもミネ子はファムネラなのかと。

いじめられているミネ子を助けようと思うものの、あまりにファムネラが多い。どうするのかと思ったら、単純にライバーさんが囮になる作戦だった。ライバー、注意を向けた上に、光り物であるコインもばら撒きながらファムネラの大群を引き寄せる。

ファムネラが両手を上げながら追いかける様って、昭和とか平成な雰囲気の絵面だなあ。そうやってライバーがファムネラをおびき寄せたところで、マコト達がミネ子に駆け寄る。マコトは改めてミネ子と友達になりたいんだと手を差し伸べた。そしてキボウカンパニーに入って冒険者になろうと。

ところがここにファムネラの女王登場。ミネ子を連れて行かれるのを阻止しようと言うのだ。ファムネラの女王は強くて☆5つ以上の冒険者が対応するのを推奨されている。でももうみんなでやるしかない。

僕にやらせてと言うマコトがファムネラの女王にヒーリングをかける。最近よく見るアンデッド系の相手にはヒーリングを行うと弱ると言うパターンだ。これで一定程度弱まったものの、マコトの魔法の力も尽きてしまった。

そこに登場したのがミネ子。ミネ子がファムネラの女王に襲いかかってティアラを落としたらあっさりと女王は倒されてしまった。なんですか、権威によりかかっていたからそれを失ってやられたとか。まあ惨殺じゃないだけ良いでしょうか。
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ティアラを失って女王不在になったファムネラだが、実はこれがこのあとライバーさんに継承されてファムネラのボスにされてしまう。いやあ、モテモテじゃないですか、ライバーさん。危害を加えられないのならファムネラのボスにもなっても良いのでは。

そして女王を倒したミネ子。これは強力な新人だとみんな喜ぶが一人ユトリアだけがさっきから浮かない顔をしていた。ミナトに二人で話があると言って別の場所に行くと、キボウカンパニーは経理的に厳しい状態にあって、ミネ子を一人さらに雇用するのは難しいと言うのだ。

これをミネ子が聞いてしまっていた。お金に困っているのか?と。するとこっちに着いて来いと奥の方へ連れて行く。そこはレアアースとキラクリが大量に保管されている場所だった。キラキラしたものを集める習性でミネ子が集めていたのだ。何しろファムネラの集団の中では一人ぼっちだったのでキラキラ光る物を集めて寂しさを紛らわせていた。

でもキボウカンパニーに入れる、みんなと一緒になれるのならもう要らない。全部会社に寄付すると言う。これを聞いて目を輝かせて喜ぶユトリア。期待の新人ですね(現金だな)。
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とまあ、色々突っ込みたいところはあるけど万事うまく行ったね。
人間と会話出来ないファムネラの中にあってミネ子がどうして普通に人間と会話出来るのか(人間だって乳児の時から人間に育てられないと言語発達しないので)、お金と言う概念はどこで身につけたのか。だから最初ミネ子を見た時は途中でファムネラに攫われた人間の子なんじゃないかと思った。

そして白馬の騎士。
多分経理的に厳しいキボウカンパニーに大量のお金をもたらしたミネ子が「白馬の騎士」と言う、株式的にはTOBされかかった企業が有効的な第三者が出現する事なんだけど、今回それを意識したのでは。

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