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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…・第9話

カタリナが落第を免れた。その喜びをアンに伝えに行く。アンはアイロンをかけていたが、その場面では手間に大きな鞄の様に見える物があったので、よもやアンはクラエス家に暇乞いするのかと思った。だがあれは小箱だった。カタリナは自分は何もしていないと言うアンに対して居てくれるだけで助かったのよと言ってくれる。

今回はアンの話。

カタリナの無自覚さによって、アンはこれまでに随分とヒヤヒヤする場面があった。額の傷が無くなったからと、ジオルドに婚約を取り消してもいいと、全然ジオルドの気持ちを考えずに切り出し、ジオルドが傷は未だ消えていないと言い張ってアンに同意を求めて来た時は肝を冷やした。

まああの場は王族のジオルドと少しアホの子のカタリナを天秤にかけたらジオルドの言い分に従うのは当然だろう。

キースについてもそうだ。カタリナはキースの気持ちも知らずに、最近色気が出て来たってメイド達の間で噂よーとか。アランは未だ自分の気持ちに気づいていなくて、でもカタリナの注文を受け止めてしまうのだ。メアリは恐ろしい企みを持っていて、カタリナと二人でどこかの島に逃げてしまおうとか考えていた。勿論カタリナは本気に思っていないが。

カタリナはこうして一部の人達に人気があるとアンは見ていた。
ところでそれを思った場所が洗濯場みたいな場所なんだけど、こう言う場所で洗うの?
これは初めて見た気がする。どんな資料に載っているのだろう。
参考資料

今晩はパジャマパーティーです。女子だけでパジャマを着て夜通し美味しい物を食べて好きな話をする。それは楽しそうですねえと言うジオルドに、だったら男子同士でもやったらと言われてゲッと思うキース。

パジャマパーティーに合わせてそのパジャマを選ぶカタリナだが、何故そんな奇妙な物を持っているのか。茄子型のはまだしも電飾付きのはどこでどうやって手に入れるのか。

さて女子会の語り合い。ソフィアから好きな人とは何をしたいのかと言う質問が出る。「好きな人」です。「殿方」とは限りません。カタリナの答えがかなり無難で、畑で収穫した作物で料理を作りたいと。これはマリアも、カタリナにクッキーを作ってあげたいと言うのと合致していて、一見問題無い形で話が進む。そこをメアリがぶち壊すけど。そしてもっとあらぬ方向へ進むのがソフィア。それってロマンス小説の展開。

そこに侍していたアンにも話がふられてしまった。誰か結婚する相手はいないのかと。確かにカタリナ達よりは年上なのでそう言う話も聞かれるだろう。だが、アンはそんな事は考えていないと答えると、それは何故かと突っ込まれて答えにくそうに顔を伏せる。気づいて言ったのか、ここでカタリナはみんなに質問。生まれ変わるとしたら何になりたいかと。話が逸れた所でカタリナは夜遅くなったからと言ってアンを帰した。

アンは元々はシェリー男爵が使用人に産ませた子供だった。アンは母の言いつけに従って男爵の言う通りの行いをし、男爵に気に入られるのが自分の生き方なのだと思っていた。だがある時男爵邸が火事になる。母はその時に亡くなり、アンは大火傷を負った。傷物になったアンに対して男爵はもう政略結婚の道具に使えないと家を追い出した。アンは男爵の遠縁のこのクラエス公爵家に雇われる事になり、カタリナに仕える事になった。

当時のカタリナは未だ覚醒前。わがままいっぱいだったカタリナに男爵に使えた時と同様に道具の様に仕えたが、例のカタリナが転んで頭をぶつけて覚醒してから話が変わる。単なるわがままな子だったカタリナから自由奔放で誰にも平等なカタリナに振り回されているうちに道具から脱却して行ったアン。そんな時にアンに誕生日プレゼントとしてあの小箱を贈ったのだ。

ずっとカタリナに仕えたいと思うようになった矢先、シェリー男爵からアンに手紙が届く。お前の婚礼が決まったから準備しろと。そうしてやって来たシェリー男爵。アンを連れて行こうとする所へカタリナがズカズカと入って来る。アンを連れて行っては困る。自分にはアンが必要なのだと。自分を必要としてくれるカタリナを見て、アンは男爵にこの結婚は断ると初めてはっきりと言える事が出来た。
参考資料

何を言ってるんだと言う顔をするシェリー男爵に対してクラエス公爵からのお話(説教かなw)。
これでアンがクラエス家に残る事が決まった。カタリナがアンを守ってくれて。
このシリーズにこんな良い話があったとは。

残りパート。
ジオルドにカタリナからお手紙到着。学園裏庭のテラスへお越しください。
カタリナの性格はまあ分かっているから額面通りに受け取れないとは思いつつも、人気の無い所へ呼び出されるとあっては何かカタリナが喜びそうなプレゼントを持参して行かねばと特注の園芸ハサミを作らせてジオルドは現地へ。

あー、やはりw
そこにはいつもの面々が居た。みんなカタリナに呼び出されて。
何かと思えばカタリナ農場の作物の収穫祭なのだそうだ。ささ、これに着替えて。
参考資料
メアリ…w

それでもめげないジオルド。特注の園芸ハサミをカタリナにプレゼントとしたが、みんな考える事は同じなのであったww

順調に破滅フラグをへし折ったカタリナ。
この調子なら破滅回避も疑いないと思っていたのに、別の方向から破滅フラグがやって来た。やはり、まずい目で見られているなあとは思っていた。

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波よ聞いてくれ・第9話

光雄からメールが来た。また会いたいと。あっちから連絡が来やがった。
ミナレが瑞穂にPCを貸してくれと言って来る。お使いのブラウザでは表示出来ませんと言われたから。何を見ようとしてるのかと思ったら「猟銃 買い方」。あからさまに物騒。

何故ミナレが未だガラケーなのかと言うと、うっかりポイントで充電器を買っちゃって、勿体ないからだそうだ。でも今って(作中は今年から見て5年前らしいが)Webサイトはほとんどが完全SSL化していて、そこのサーバ証明書はもうSHA1の物なんて使っていないだろうし、しかも通信の暗号化に今だとSSL3はおろかTLS1.0だってあやしい。そんなセキュリティの時代にガラケーじゃサイトに接続すら出来ない。未だ使えるんだからじゃなくて、そんな脆弱な端末はもう使っちゃダメなの。

銃で物理的に殺せないとなったら別の手を。ミナレは兼嗣からレコーダーを借りる。こんなもの何に使うんだと兼嗣が聞くと、ガラケーからスマホに乗り換えたけど、データ移行しなかったのでメアドと電話番号を教えて欲しいと言いつつ、それを録音してラジオで流して社会的に抹殺すると言う。
参考資料

いや流石に兼嗣もそんな事の為にレコーダーは渡せない。そもそも個人情報をそうやって軽々しく流すラジオ番組に聴視者からFAXなんて来なくなる。まあ一番最初に兼嗣はスレスレの事してるんですけど。瑞穂の方はもっと説得力があって、向こうは既にミナレの電話番号やメアドを知ってるから、同じ事をされてミナレも被害に遭うと説得した。泣く泣く諦めるミナレ。

さて、光雄と会う当日。ミナレさん、色々自己弁護してるけど、何だか決めてるじゃないですか。但し口紅は光雄の好きな薄い色ではなくて、濃い赤色。

待ち合わせのもいわ山ロープウェイ山麓駅に光雄はやって来た。円山からバスで来たから随分登ったとか言って。札幌市の路線図を見たら円山公園駅前から循環円11と言う路線が出ていた。これに乗ったら山麓駅迄来るみたいだけど。

何だこの以前と変わらない屈託のないヤツは。そして乗車券売り場ではミナレが二人分買って光雄に渡すのだが、光雄は代金として二千円をミナレに渡す。ここで違和感を感じるミナレ。

展望台に出て札幌の街を見下ろす。すぐ近くに藻岩山ラジオ編成局があるらしい。まあ藻岩山って言ってるし。話のペースはどんどん光雄のものになっていた。ポケットに入れてあったミナレの好きな菓子をくれたり。
参考資料

今日ミナレに会いたかったのはあのラジオが流れた時に刺殺されそうになっていたが、相手の女がミナレの語っている内容を自分に重ねてしまって逃げ出して、それで助かった。命の恩人だからと。

そして光雄は茶封筒をミナレに渡す。借りていた50万円を返すと。でも一万円札50枚にしては薄い。数えてみたら25枚。今はこれしかないからと言って謝る光雄。

それからカレーを食べたいと言ってさっさと山を下りる。どうやら電車事業所前の近くのスープカレーの店に入った様だ。

やはりミナレちゃん以上の女は居ないとか言われて、どんどん光雄トークに嵌って行くミナレ。そしてとうとうウチに来ないかと言われて、ついて行ってしまう。勝手知ったる男の家、冷蔵庫にケーキもあるからコーヒーいれてと言われてウキウキしながらいれてるんじゃもうダメだ。

そしてフライドポテトがあるからとビールを飲み出してほろ酔い加減になったら、光雄は自然にミナレの膝枕を求め、そして耳かきをして貰う。その時にはさらにミナレを落とすのだ、口紅は濃い赤いのじゃないのが良いなと。そう言われてティッシュで拭うミナレは完全に落ちた。しかし口紅を拭ったティッシュを捨てようとした時に気がつく。

ミナレは食事の事に話をふった。光雄は食事を作るのなんて面倒だからやってないと言う。そうだろう光雄はそう言うヤツだった。それを聞いてミナレは膝で光雄の頭を挟み込んで動けない様にする。

じゃあこれは何だ。道内のコープで手に入る一ヶ月分のレシピを書いたフリーペーパーだ。そしてこれについているこれは何だ。ピーマンのタネだ。つまりこれはつい最近光雄の為に頑張って料理をしてくれた女が出入りしていたと言う事だ。25万円はその女に用意させたんだろう。

こうやってまた別の女にたかって金を用意させるとは許せねえ。
ミナレ、光雄の頭を膝で抱えたまま投げ飛ばす。これ、プロレス技?
参考資料
残り25万円は別れの餞別代わりにしてやると吐き捨てて出て行くミナレ。

あれ?この程度で許しちゃうの?
と思ったら次回で夏侯惇とか夏侯淵とか動員して光雄にトドメですか?

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八男って、それはないでしょう!・第9話

ルックナー財務卿の目がひくひくしている。
参考資料
あの古代遺跡で発掘した様々な物を全部王室が買い上げる。したがってそれらの代価や王命による活動の報酬、それらを全部ひっくるめて一人あたり金貨200万枚になるからだ。流石に王室にもそんな財源が無いから20年間の分割払いw ここの国の金貨って確か以前ヴェルが日本円に換算してたけど、今回はもうヴェルも計算を放棄しちゃった。
(Wikipediaで見た。10兆円らしい。今回のCOVID-19に対処する第2次補正予算のうちの予備費が10兆円)

館に戻って来てからヴェルはアームストロングに王都からブライヒブルクに拠点を移す事を明かした。アームストロングはヴェルが居なくなるのを寂しがるが、その折にヴェルの死亡説の話をした。何の事か分からないヴェルが聞いてみたら、古代遺跡で何日か戻って来ないうちにヴェルが死んだと言う噂が流布されたと言うのだ。

なんだそりゃと思うヴェルだが、ここまで順調以上に出世も金も手に入れるとやっかむ連中が絶対出て来る。そう言われてエルやルイーゼやイーネもヴェルの家臣と言うだけで周囲から嫌がらせを受けてるなあと言った。これでまた200万枚の金貨なんて貰ったら大変だと。そこでイーナが良い考えを出す。報酬の不服申立てをするのだ。普通なら配分が少ないと言う係争で不服申立てが行われるが、今回は報酬が多すぎると言って全部ヴェルに押し付けてしまえと。なんだそりゃ、大盛りマシマシかよ、どこのラーメンだよと嘆くヴェル。

今回、こんな話をしている時からヴェル達の様子を外から伺う者がはっきり描かれて来た。曲者の予感がして外を見たものの、誰も居ない。しかしこうなると王都をあけてブライヒブルクに行ってしまうと留守宅が心配になる。誰か信用できる人物は居ないものかと考えたら、居ました。腕が立って、商家の出身で財産管理が出来て、そしてヴェルを慕っている人間が。あの槍使いのローデリヒ。

ローデリヒを招いた。何故かホールケーキを用意して。そして散々邪険にしていたのに、今更うちのパーティーに入ってくれるだろうかと聞いてみたら、ローデリヒが涙ながらに喜んだ。まあ確かに信頼は出来るものの、ちょっと別の意味で大丈夫かと言う点はありそう。
参考資料

こうして円満にローデリヒも仲間に。みんなでケーキを食べるが(この為に用意したの?なんか納得出来ない)この時またも怪しい気配が。外に出てもやはり居ない。ひょっとしてヴェルの命を狙っている者かもと、早々と王都を離れるのを進められた。

命を狙われている件で、何故か自分の死亡説が流されていたと言うのをローデリヒに話すと、その件は自分が調べましょうと言う。この時点では商人時代のネットワークがあるのかなと思った。

さて、ヴェルが発見した古代魔道具を研究施設に売ったツテで、そこではイメージしたものを召喚出来る魔法装置があると聞いてヴェルは研究施設にやって来る。所長はこの間の大量の古代魔道具を譲ってくれたヴェルと聞いて歓迎し、その魔法装置へ案内した。

ヴェルは何かここで召喚したいらしい。今までの麹とか海苔とかそう言うのを見てるときっと日本の食べ物なんだろうなあとは思った。だが最初にイメージして召喚したのはぱんつ。なんだよそれ、クズマさんのスティールじゃないかw エルがヴェルのイメージ中にぱんつの話なんてしたからイメージが狂ったと言うが、駄目じゃんその程度じゃ。

そして何かを召喚。荷車に巨大な荷物で、返り血だの生臭いだの言っていて、この時点では何なのか予想出来なかった。

王都を離れるにあたってヴェルはパーティーを開く。王都でお世話になった人達とかを招待して。特にブライヒレーダー辺境伯は実家の時代からお世話になってるからこの席にも招待された。そしてそこの料理に出て来たのだ、さっき呼び寄せたものを。なんとマグロでした。マグロの刺し身が登場。醤油はヴェルが苦労しながらこちらで作ったらしい。

こちらの世界の人間はマグロの刺し身など知らないので何だこれはと思いつつ、赤い肉片を黒いタレにつけて食べてみた。美味しい!

え?
ホント?
刺し身を食べた事の無い人がそんな事思っちゃう訳?
私は偏食大王だから到底信じられない。生の魚の身を食べるとか。
魚のまずさをごまかす為のわさびとか要らないの?

パーティーの途中でローデリヒがヴェルに耳打ち。噂を流した犯人が分かったと。犯人はルックナー会計監査長。ルックナー財務卿の弟で、ヴェルとつながりのある兄財務卿を追い落として自分が財務卿に座ろうとしたものらしい。兄弟喧嘩に巻き込まれたのかよと嘆息するヴェル。もうこんな噂を流さない様に手は打ったとローデリヒは言う。逆にルックナー会計監査長がヴェルの命を奪おうと画策したと言う噂を流したのだそうだ。そのせいでルックナー会計監査長は王宮から喚問を受ける事になった。とは言ってもどっちも噂で、知らぬ存ぜぬを通せば有耶無耶で終わる。但し懲りて同じ事はするまいと。

それにしてもどうして分かったのかと聞くと、ルックナー会計監査長はローデリヒの父だと言う。えええ。商人の出じゃなかったの?話を聞きすすめると、ローデリヒの母はルックナー会計監査長の正妻でもなければ側室でもなく、商人の娘に手を付けてそして母とローデリヒを放逐したのだと言う。血は繋がっていても恨みしか無い。そしてどんな人物かは知っていた。今回ローデリヒが凄い便利屋さんで登場したな。

そうこうするうちにカマトロ登場。カマトロって何?
調べたらエラの後ろから少ししか取れない部位らしい。それがあれだけあるって事は余程大量にマグロを呼び出したのか。

もう我慢出来ないと、外で見ていた、今回ずっとヴェル達を見ていた子が乱入。しかも扉を軽く手でぶち破って。ヴェルに危害が?とエル達が前に立つ。

その子はズカズカとヴェルの方に近づく。エルがおい待てと肩に手をかけたら軽く投げ飛ばされてしまった。しかし近づいたその子はヴェルよりもカマトロに手を出してうまいうまいと食べ始める。

なんとこの子はエドガー軍務卿の娘(Wikipediaでは元々が姪で養子にしたらしい)でヴィルマ・エトル・フォン・アスガハンと言う。英雄症候群と言って、全身の筋肉に魔力がまとわりついて異様に強力な力が出せるものの、魔力の消耗が激しくて常にお腹を空かせている。それってペコリーヌさんじゃないですか。中の人ともども。
参考資料

そこでエドガー軍務卿はヴィルマを任せられる甲斐性のある人間を探していた。ヴィルマもそう言われて、だからずっとヴェルを見張っていた。食べ物については合格だそうだ。エドガー軍務卿からどうだ?と言われて、ええと思うヴェルではあったが、何しろ側室のルイーゼとイーナがこの小動物みたいな子を気に入ってしまって外堀を埋められてしまった。ヴィルマ=新しい側仕え(違う

さて、話は大分前に戻って、ヴェルの死亡説流布と共にルックナー会計監査長から送り込まれた使者が兄クルトの所へ到着。何話か前の場面ですね。

使者が持って来た手紙にはヴェルが死亡したのでその遺産はクルトの息子に継承されるとあった。貧乏暮らしから脱出出来るぞとクルトは思ったのか、妻のアマーリエがヴェルの心配をしたのに対してクルトは喜んでしまった。

だがそこに瞬間移動でヴェル達が到着。
次回波乱?

まあ杉田智和さんは悪役だろうと善玉だろうとどっちもやるけど、今回の声の感じは悪役で、一方ゆかなさんはそりゃ悪い女の役もやるけど今回は悪玉じゃない方の声なので、そんな感じの結末になりそうw

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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第二部・第8話

マインが孤児院の子供達に三匹の子豚の話を読み聞かせていた。絵本を作ろうと言う目的からどう言う感じにしたら良いのかの試行らしい。三匹の子豚程度なら別に原稿は要らないのでは?と思ったが、やはりメモ程度に話の流れを書いておいた方が淀みなく語れる。
参考資料

しかし読み終わってから子供達の反応を聞いてみたら「子豚って何ですか?」「狼って何ですか?」と言われてしまった。この世界には豚も狼も、それに該当する生き物が居ないのか。だったら別の生き物に置き換えたら良かったんじゃ?

ヴィルマもロジーナも豚も狼も知らないと言う。これってひょっとしたら神殿から外に出た事がないから他の動物を知らないだけなのかもしれない。ともかく、このままでは駄目だと思うマイン。だったらどんな絵本にしようか考え込む。

子供達が帰った後でマインはヴィルマに過去の話をふってみる。ロジーナがそれを補足して、自分がヴィルマの過去の事をマインに話しておいたと付け加えた。マインがヴィルマに同情する訳だが、この世界ではマインは凄い小さい子なんだよね、青色巫女見習いとは言っても。そんな子に男に襲われそうになった件を同情されるのはどうなんだ。でもマインの心遣いに感謝するヴィルマ。

どんな絵本にするのか考え込んだせいで、タウの実に魔力を注ぎ込んでトロンベの実にして、そこからにょきにょっきーを生やして刈り取っている時も心ここにあらず。それはともかく、これでトロンベの収穫は定常的に出来る様になっていたんだ。ひょっとして以前は高価な植物紙の扱いだったトロンベ由来の紙はこれで普及帯になったのかな。

紙が用意出来たら次は印刷を考えないとならない。しかも絵入り。印刷にはインクも必要。インクが欲しいとベンノに言うと、インクは高いぞちゃんと原価計算してるのかと聞かれて完全に詰まるマイン。ベンノからは原価計算もしないで商人が務まるのかと怒られるものの、もう商人じゃないもん、巫女見習いだものと言うともっと怒られる。
参考資料

印刷の道具の調達の為に色々歩いて回るが、インクはインクで一種類しかないらしい。じゃあ高いし、そもそも植物紙に合致したインクではあるまいし、さらには印刷向けじゃないだろう。手書き用のインクだろう。こうなったらインクは作るしか無い。以前灰を集めて作ったね。

と言う事でマインやルッツが、そしてギルとかが灰をかき集め始めたのは良いのだが、灰色神官も大勢で灰を集めだしたぞ。マインの影響力はもうそこまで広がったのか?このあとマインは神官長に呼び出されて、今年は灰色神官による灰の掃除がやけに早く始まったが、また何かたくらんでいるのかとマインに例の盗聴防止装置で尋ねる。

本作りの為のインクを作るから灰を集めていると言うのは納得した。ただ、あまり派手な行動をとると新殿長に睨まれるからほどほどにしておけと。何かやる時は事前に告げろ、おまえのやる事は心臓に悪いw そして絵本の中身は決まったのかと聞かれて、聖典を子供用にするとマインは答える。聖典の内容なら子供にも良いし字も学べる。それは良いことだと神官長は許可を出した。

聖典の内容ならヴィルマも絵が描ける。そこでヴィルマは下絵を描いて、それをジークが木版に鏡写しに掘って、原版とした。確かに原版の段階では精緻な絵で素晴らしい。だがそこにローラーでインクを載せて紙をあてがって版画の様にこすったら、あら真っ黒。子供達は未だ本とか字とか見た事がないから紙に絵が転写されるのを面白がったかもしれないが、ルッツやマインから見たらこりゃ駄目だ。

子供達は出来栄えはどうあれ紙に絵が転写されるのは面白かったみたいで、孤児院に帰ってからヴィルマに一緒に見に行こうよと手を引っ張った。しかしこれがヴィルマのトラウマスイッチを入れてしまい、ヴィルマは思わず小さい子を払い除けてしまう。子供は泣いてしまうのでヴィルマが慌てて謝るものの、それ以降のヴィルマの様子は子供達から見ても沈んでいる様子になる。

細かい絵柄ではこの時点の印刷技術では駄目だと思ったマインは●や▼の簡単な絵柄だけの印刷を試してみた。この時点では木版画の方法からも変更したみたいだ。印刷してみてこれは行けそうと考えたマインが、紙の切り抜きで絵を試してみる。元の図柄はヴィルマが掘った物があるから、それを極めて簡略化した切り絵にする。そしてヴィルマに相談した。自分では絵の良し悪し、子供受けが分からない。これを参考にして出来ないだろうかと。ヴィルマはこれを見て新しい手法に挑戦する事になる。これが過去のトラウマから抜け出す新しい世界への挑戦にもなった。

神官長には書き下ろした子供受け聖典の内容を見て貰う。しかし神官長は首を横に向けて例の説教部屋へ。説教部屋かよ。神官長が盗聴防止装置程度ではなくて説教部屋で何が言いたかったかと言うと、マインの書いた原稿が整いすぎているのが解せぬと言うのだ。

聖典は難しい。その内容を理解して、子供が分かる様な文章にするのは簡単な事ではない。最初の頃、神官長がマインに聖典を読み聞かせていた時は単語の意味すら覚束なかったのが、どうしてここまで出来るのか。まるで他の言語で言語能力を既に習得していて、こちらの言葉をそれに置き換えているみたいではないか。

核心を突かれました。

神官長のこの問いにマインはどう答えるのだろうかと思った。もうここで前世の事を話してしまうのか。ちょっとそれは早いのではないか。前世を秘匿してこそ話に面白味があるのだから。そしてマインが答えたのは、以前同じ様な問いをされた事があると。料理のレシピを次々と出した時に聞かれた。一体どこでこんな物を覚えたのかと。その問いかけにどう答えたのかと神官長が尋ねる。そうしてマインが答えたのは「夢の中で、もう二度と行けない夢の中で見た事」と言う。

神官長は神殿にいるくせに妙に現実的で夢のおつげでは納得しない。でもそもそもマインにかくしごとは無理だし、その言い分は自分が考えた別の言語世界をマインが知っていると言う仮説には合致する。だからこの時点ではそう言う事で理解しようと言ってくれた。

そのうちにヴィルマの切り絵が完成する。これなら行けるのではないかとマインとロジーナがそれを見てさっそく印刷工房へ向かおうとしたら、ヴィルマも行きたいと言う。ヴィルマ、新しい技術に挑戦して、新しい世界にも挑戦する気持ちになったのだ。

その気になったヴィルマに対して、マインはヴィルマの事はちゃんと守るから、男が近づかない様に自分が守ると言うので、その役割は逆だとロジーナに言われてしまった。

そうしてやって来た工房。おお、灰色神官が何人かで作業してるじゃないか。もう字の方の印刷は始まっていたのか?そして灰集めの時もそうだったが、マインがもうこれだけの灰色神官を動員出来る状態になっている。神官長の絵本作り許可が出たのが大きいのか。

そしてヴィルマの絵を謄写版の様にして印刷。今度は綺麗に印刷出来て、みんなが出来栄えに喜んだ。ヴィルマも孤児院を出て工房に足を踏み入れられて良かった。

こうして紙への印刷は順調に進む。印刷された紙は、まるでコミケ会場でコピーしたのを折りたたむかの様な作業で準備が進められ、最後にそれを綴るのはトゥーリに任せられた。
参考資料
トゥーリにこそやって貰いたいとマインが持ち込んだ。トゥーリのお針子技術で紙が束ねられて製本される。最後に糸を切るのはマイン。

こうしてとうとう待ち望んでいた本が完成した。
ここ迄二年の歳月だった。

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動画工房 春のアニメまつりで振り返る・多田くんは恋をしない

動画工房 春のアニメまつりも大分近い年代になって来た。だから「多田くんは恋をしない」はよく覚えている。第1話の内容も全部覚えていた。

この作品では何と言っても石見舞菜香を知った事。善良でかわいいヒロイン役にぴったりですね。今期とかだとフルバの透くんをやってます。あわわわみたいな場面はテレサも透くんも同じ感じ。あと今期と言うと「波よ聞いてくれ」の瑞穂役ですが、あっちは確かに作中では一番のまともキャラながら、亀となると少しおかしいw

第1話を見るとすぐに分かる様にこの作品の舞台は銀座周辺。第3話で日比谷公園の藤棚が出たのですぐさま行ってみたものの、もう4月下旬にさしかかっていたので当時は藤は終わってしまっていた。
舞台探訪・多田くんは恋をしない・第3話の日比谷公園 参考資料

動画工房 春のアニメまつりのおかげで「月刊少女野崎くん」と「多田くんは恋をしない」が一ヶ月差で見られた為に、両者に似た雰囲気を感じた。特に主役がどちらも中村悠一さんなのが大きいかもしれない。

テレサが公女でしかも婚約者が居るけど、知らずしらずのうちに二人が惹かれ合って一度はふたりとも諦めたのが最後はハッピーエンドなお話でした。良い雰囲気の作品です。

多田くんは恋をしないが放送された平成30年4月には「ゴールデンカムイ」「こみっくがーるず」「ひそねとまそたん」「ヒナまつり」「若おかみは小学生」「ウマ娘プリティーダービー」が放送されたなかなか充実したクールだった。

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プリンセスコネクト!Re:Dive・第8話

美食殿は順調にクエストをこなして行って、今回は田植えのお手伝いです。報酬はここで収穫されるお米。プリンセスがお米を所望してここでだけ植えているそうなので、貴重なプリ米です。しかしキャルから見たらお金になる報酬が無いのが不満。せっかく几帳面な性格でお米を綺麗に植えているのに。

次はちゃんとした報酬を貰えるクエストにしようと組合に行ってクエストを探していたらユウキが変わったクエストを発見する。

「師匠募集。ギルド活動の事を教えてくれるやさしい先生を探しています。お礼はすごくたくさんだよすごいよ」
参考資料

組合のカリンがやって来て、その依頼書はいつもいつの間にか貼られていて、でもそれは正式な依頼じゃないと言うのだ。

美食殿の面々は結局これと言うクエストが無かったのか、何も引き受けないで出て来た。しかし出たところに小さい三人組がうずくまって棒読みのセリフで「おーいおいおいおい」と泣いている。学芸会の練習か何かだろうと素通りしようとしたら、三人組はキャルの前に立ち塞がってやはり助けを求める風を見せた。この三人、以前チラと登場したリトルリリカルの三人だ。
参考資料

そしてユウキが手にしていたさっきの依頼書に射掛ける。キャル達は無視しようとしたのに、ユウキはOKしちゃった。主様がOKしちゃったら仕方ないね。

と言う訳で美食殿のみんなでリトルリリカルの三人の為にやさしいクエストを準備してあげる。キャルは危ないモンスターの居無さそうな場所を地図で物色。ペコリーヌは得体のしれない大きな籠みたいなものを作成中。そしてユウキはお宝を…。

こうしてはじめてのおつかい大作戦が始まった。みんな準備は出来ているか。はい、お弁当とお菓子を用意して来ました。それじゃあと言う事でお手製の地図が渡される。楽しそうじゃないか。

引率はユウキで、キャルとペコリーヌとコッコロは影からそっと見守る役割。ところが引率が頼りなかった。地図を見ながら進んで分岐点に差し掛かってどっちだろうと迷ったところでミソギがコンパスがこっちを指しているからこっちだと左の道を選ぼうとする。

影ではさっそくコンパスは常に北を指してるんだよ!とツッコミを入れたいが、きっとユウキが何とかしてくれるだろう思ったが、ユウキまでもが左に行こうと言ってしまった。

このままではまずいので最後の手段としてペコリーヌが前の晩に作っていた被り物を被って立ち塞がった。本当はモンスターの居ない方向へ行く筈だったから、ペコリーヌがモンスター役をやって適当に負ける予定だったんだな。

しかしペコリーヌが出現した場所が危ないなあと思ったら、案の定胡椒爆弾で目をやられて目が見えないとウロウロして崖から転がり落ちてしまった。
参考資料

間違った道にはモンスターが色々いる。だからそれを全部影ながらキャル達が排除して行った。リトルリリカルが排除出来たのは蜘蛛だけかな。

ところがそこに怪鳥出現。折角モンスターを追い払ったと思ったのに、知らぬ間にユウキが怪鳥に咥えられて連れ去られてしまう。慌てて怪鳥の後を追うリトルリリカル。キャル達も後を追った。

ユウキは怪鳥の巣に連れ去られた。リトルリリカルは師匠を返せと怪鳥に攻撃をかけるものの一蹴される。リトルリリカルが気絶している間にキャルとペコリーヌが怪鳥に攻撃するものの、キャルはここまでにモンスターをやっつけるので魔力を使い果たしていたし、ペコリーヌはあの被り物をしていたせいでご飯を食べていなくてお腹が空いて力が出なくなっていた。

ところがそこにリトルリリカルが持参していたお弁当があった。これを食べてペコリーヌの力が復活。プリンセスストライクで怪鳥を退治。

リトルリリカルも気がついたし、ユウキも救出された。リトルリリカルはクエストを達成したらしいと大喜び。ここはちょっとまずいかなと思った。実質的にリトルリリカルは未だ力不足。あの蜘蛛を退治する時に連携プレーが出来る様になったとは言っても。これで下手に自信を持って三人だけでクエストをしに出かけたら危ないんじゃないかと。

ともかく、ペコリーヌがよくここで卵を貰って卵焼きの材料にしていると言うので、今日もこの卵を料理しましょうと持ち上げたら卵が孵化して中からひよこが出て来た。ひよこの目に最初に入ったのはリトルリリカルの三人。と言う事でインプリンティングが成立してひよこはリトルリリカルになつく。あ、ひょっとしてこの怪鳥のひよこがいればリトルリリカルも何とかやって行けるのかもしれない。

それに三人の中でもキョウカだけは自分達の為に芝居をしてくれたんですよねと分かっていた。おお、一人賢い子が居たか。
参考資料

そして戻ったキャル達はまたも田植えのお手伝いですか。しかも今度はリトルリリカルのあのひよこで合鴨農法とか、キャルが言ってるけど、あれだけでかいと稲を踏みつけちゃうじゃないか。

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社長、バトルの時間です!・第8話

ミナト、前回ガイドさんとアカリとのお付き合いをしたかと思ったら今回はマコトですか。まあ単なる荷物持ちみたいだったけど。その時にマコトが社長は気になる子は居るのかと聞いて来るからミナトは咄嗟に先日のガイドさんとアカリの事を思い出しつつ、いやいや、自分にはユトリアがと思うのだが、マコトが聞いて来たのはマジューの事だった。

そんなところだろうとは思ったが、でもミナトの中でのユトリアの位置づけが分かったし、先日のお付き合いの印象も分かった。

キボウカンパニーに戻ってみるとアカリとマリカが喋るファムネラの噂話をしていた。でも先日の機械化ダンジョンでも喋るファムネラが居たじゃないか、社畜マジューが。マリカがあれは思い出したくないみたいだが、手に持ってるプラカードがいつものこの世界のアルファベットじゃなくて日本語になってるぞ。

今回噂になってる喋るファムネラとはちゃんと意識を持って人間と会話出来る程のファムネラだそうだ。それを聞いてマコトの目の色が変わる。それってきっと新種のファムネラだよ、是非見てみたい話してみたいと。新種は新種登録しなくちゃね。記載にはラテン語が必要(いつの時代だよ。いや、私が院生の時代は未だラテン語必須だったけど)。

と言う事でマコトは取るものも取り敢えず現地へ行ってしまう。マジューの事となると突っ走る。仕方ないのでマコト一人で行かせる訳にはいかないとミナトも一緒に行く事にした。

おや、装備が。これって遺産が戻って来たからそれらしくなったのかな。
アカリの気合の入れようは何だ。
参考資料

中に入ると喋るファムネラはそう簡単には見つからなかったが、キラクリがあったので、ファムネラはこう言うのを好むからきっと出現すると言っていると出た。確かに人間型してる。喜んで突っ走るマコト。握手しようと手をのばすと、相手が襲って来そうになり危ういところでアカリが助ける。

人間型をしてはいたが、会話が通じそうなファムネラではなかったので取り敢えずマリカが炎の魔法で追い払っておいた。

マコトは後先見ずに突進するのはもうやらないと言っていたが、ちくわみたいな薬草を発見してはさっそく確保していた。

そしてやはり不注意に先に進むからミナトが足元が危ないと止めようとしたところでやっぱり足元が崩れてミナトとマコトが諸共下に落下。普通はあんな高さから落下したらただでは済まないけど、この手のアニメには共通でいたたで済んでしまう。でもマコトは気を失ったまま。

あの高い穴から戻るのは難しいし、声も届かない。そんな時に骸骨のマジューが出現。しかも三体も。ミナトが頑張るものの、そもそもミナトに戦いのスキルはあまりないし、相手が多いし、絶体絶命のピンチだが、ここで助ける者あり。

仕方ないでありますなと言う、まるでケロロ軍曹みたいな声と喋り方でリュックの中から舌が出て三体の骸骨マジューを食ってしまった。今まで居ないふりをしていたリュックの中の者がミナトと正面切って話をはじめた。ケロロ軍曹はどう言う経緯か分からないがマコトの守護者みたいな状態の様だ。でもマコトはそれに気がついていない風がある。ケロロ軍曹、ミナトに関してはそれなりに気に入っているからこうやって話をしてくれる。マコトは真っ直ぐな子だからよろしく頼むと。
参考資料

そのうちマコトが気がついて、マコトも怪我が無さそうだったので二人は何とか上に上がる道を探そうとした。するとフードを被った人物が現れる。ミナトはどこかのギルドの人なのかとドギマギしながら話をはじめるが、あまり要領を得ない話し方で、社長っぽくないぞ。一方でマコトの方がちゃんと相手に自分達がどうしたいのか伝える事が出来た。そんな訳でフードの人物は二人が外に出られる道を案内してくれる事になった。でもなんだか歩き方が足をひきずる様な感じだ。

階段のある場所まで到着してここを登れば良いと言ってくれる。ミナトは相変わらずお礼をしたいからとどこのギルドの人なのか聞こうとしたがフードの人物は答えない。そのまま立ち去ろうとするのをマコトが止める。足を怪我しているみたいだから治療してあげようと。自分は僧侶だから。

マコトはそのフードを脱いで顔を見せて貰えないかと言う。フードを取ったらその人物は実はファムネラだった。噂の会話が出来るファムネラだ。
参考資料

例のちくわを取り出して、あそこから溢れるナイオロンを塗って包帯を巻くと一応の治療は終わり。

片手片足が宝石みたいになっていたのでどちらかと言うとそのせいで足を引きずっていたのじゃないかと思ったんだが。マコトは改めて握手を求めて友達になってよと手を差し伸べると、そのファムネラのミネ子と言う子は自分が人間と?と恐る恐る手を差し出した。だが、ここで邪魔をする間抜けあり。あのライバー。マコトから離れろ、このマジューめと攻撃して来たのでミネ子は逃げてしまう。

ライバーが一人でウロウロしていたのをユトリア達が発見して一緒に来たらしい。まあ事情の分からないライバーを責める訳にも行かない。でも折角言葉が通じるファムネラと友達になれそうだったのにね。

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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…・第8話

カタリナ、試験勉強をしていたものの、行き詰まって現実逃避の農作業へ。アランがそれを見かけて試験勉強はどうしたのかと言うが、テストの成績は破滅フラグとは関係ないとこたえてしまう。しかし別の意味での破滅フラグが立ったりしないのか。

カタリナがアランと親しげに話しているのをメアリが発見。アランにはカタリナの方に目が行かない様にしていたのにと、邪魔をしに行くが、その頃にはアランも立ち去ってカタリナは農作業に満足したので、メアリはカタリナと試験勉強の続きをする事になる。
参考資料

だが生徒会室でやっていた時に、分からない所を生徒会長に教えて貰ってこの関係の本なら東校舎の図書室にあると言ってくれたのでメアリと二人で行く事になった。

ところが二人が東校舎の図書室へ行くのを見つけたジオルドとキースもソフィアその他諸々も続々とついて行く。いつもの御一行様で図書室へ。

図書室で勉強をしていたところ、カタリナが例によってお腹を空かせる。それを知ったマリアがクッキーを、メアリがお茶を用意すると言って出て行く。でもクッキーとお茶はこの東校舎の図書室のどこにあるんだ。

その間にカタリナが気分転換に立ち上がって本棚を見たら何かが光る。この本は何だろうと開けてみると眩い光に包まれて、メアリとマリアが戻って来た時には全員が本の中に吸い込まれるところだった。

残されたメアリとマリア、本を取り上げて中を読んでみると欲望が満たされる時に中の者は救われると書かれている。これは噂に聞いていた人の欲望を喰って糧とする魔法書。だとしたら中に入ったカタリナ達は欲望を満たすと出て来られるのだろうか。この時点では全員の欲望がかなえられないとダメなのかと思ったが、魔法書は餌さえ食べられれば良いので、全員である必要はなかったんだな。

ともかく中の様子をとメアリが本を開いて見たら、先ずジオルドが仕掛ける。結婚式をすませて、もう今晩はこの部屋には二人きりだとカタリナに迫るので、メアリは「ダメー!」と本を閉じた。閉じるとその物語は一旦終わるんだなw

次に開くとキースの番。これもダメ。その次はソフィア。ソフィアに至ってはカタリナに壁ドンですよ。これもダメ。ニコルは妙なタキシード仮面になってるし。アランの場合はピアノを弾いてるのを見たメアリが瞬時にして閉じてしまった。
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しかし欲望を喰えば良いと言うのなら、他の連中のカタリナへの欲望に限った話ではなくて、カタリナの欲望がかなえば良いのではとまた本を開く。この時点でカタリナの場合は農場で農作業をして満足するパターンかと思ったら、お腹を空かせて本の中に入っただけの事はあって、お菓子の家が登場した。そうか、農作業の方はさっき満足していたからね。

カタリナはお菓子の家に到着するや、どんどん食べ始める。おかしい、いくらでも食べられると、際限なく食べ始めた。カタリナの身体がヤバいんじゃと思ったが、それより前に魔法書の方がパンクしてしまい、全員が本の外に放り出される。無事帰還。

物語の中での事だったので、カタリナのお腹は満たされておらず、メアリとマリアが用意した美味しいクッキーとお茶で満足のカタリナ。だが、本の中では自分の欲望を満たす物語が展開されていたと聞いたジオルドやキースやソフィア達は恥ずかしくなって退散する。
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アランだけがピアノを弾いていただけだぞと残っていた。でもそのアランも前回とか、今回のCパートとか、メアリが妨害しているのにフラグ立ちつつあるね。

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波よ聞いてくれ・第8話

冒頭から飛ばすミナレ。今迄周りの人に迷惑をかけてきたから尼さんになろうとか言い出したが、一日尼僧体験とか尼さんプレイってそれ全然仏門に入る姿勢みせてない。そして出来た瑞穂に対して出家はやめて性転換してこの子を幸せにしてやろうとか言い出すが、ミナレは性転換しただけでは瑞穂を幸せに出来ぬぞ。

他人の作ったネタは気に食わない、でも自分では出せない、その結果残された時間で出来る事は兼嗣が用意した「電話で実家の誰かと親子喧嘩してリスナーにどちらが正しいか判断して貰う」と言うものだった。
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ミナレの実家ってあれか、あの父と母か。ミナレにはどっちも話したくない相手だったろう。それでも時間がおして電話をかけると父が出た。そこでミナレは問う。自分の名前の由来を。信は名前を考える為に新生児の名前の付け方の本を探したが、これぞと言うのがなくて、立ち寄った雑誌コーナーで見つけたのだ「美熟女」→「美熟」→「み なれ」。それが本当だったら親子の縁を切ると言うミナレに、本当の話は言いたくなかったがと言って、ミナレが未だ母のお腹に居る頃に三人の女と付き合っていたと言い出した。そのうちの一人がミナレが生まれる前に別れる時に、話は分かったけど毎日数秒でも良いから思い出して欲しい、娘が生まれたらこっそり自分の名前をつけてくれないかと言ったのだそうだ。じゃあその人がミナレなのか?いや違う。その人はナツコ。先があるのだ。残りの二人も同じ事を言いだした。一人はミチル、もう一人はレイコ。そう、一人づつ頭の文字を取って「ミナレ」。そりゃミナレじゃなくとも受話器を投げつけるわw

怒ったミナレが直ちに釧路に行って父親と対決すると言い出した。ムーンライト釧路号だそうだ。何だそれと調べたら今はそう言う長距離バスがあるらしい。私が札幌に居た時代は寝台急行狩勝かからまつしかない時代だったからなあ、夜行は。特急おおぞらも滝川経由だった頃。

もう分かった女は癒やしだけど男は腐れ。局内で腫れ物に触る様な扱いをされる程のフェミニズム番組にしてやると怒り狂うミナレだが、兼嗣がちょいちょいと久連木にお願いして久連木が30分で台本を用意してくれた。ところで黒松内が女の国なの?そんな話は聞いた事がなかった。

その台本があの第1話冒頭で流れた架空の羆との対決の話だ。臨場感を出す為に音響の甲本を呼んできたが、この甲本と瑞穂の雰囲気が何か怪しいのをミナレは敏感に察知するw
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同じ頃、別の場所で同じ様にダメな男どもがマキエを中心にして話をしていた。店長がマキエの兄、あの事故を起こした亨を連れて来たのだ。聞いていただけの事はあるが、亨は酷いシスコンでマキエをどうしても管理下においておきたい風だった。そんな時に忠也がマキエは今自分の家に居る、今までもずっと居たと言うから亨が逆上。これは分かっていた事だから恐らく忠也は何か勝算あっての事だろうと思ったら、電話をかけて姉を出す。これで忠也ひとりの所にマキエが居る訳でもなく、その上で唯の弾丸トークにすっかり勢いを削がれて亨はおとなしくなるのだ(瘴気が浄化されたそうだw)。

今回の件でマキエも自分の過去を振り返って考えた。今まで主張をして来た事がなかった。でも今はボイジャーでそれを考える事が出来てやってみたい事が出来た、その準備もして来たと言う。何だろう。

あの羆との格闘戦実況を終えたミナレは久連木が頼まれてもいないのにこんなに短時間に読みやすい台本を用意してくれたのは何故かと問う。久連木、餞別だと言っていた。あれ?やめちゃうの?

その後の兼嗣との会話でどうも何かの賞を取ったみたいな事を言っていた。じゃあ小説家デビューするんだろうか。
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その後に始める回想シーンみたいな場面。第6話で唐突に兼嗣の回想に出て来た人だ。どうもアイヌ語を話しているみたい。アイヌ語ってこんな抑揚なの?それがシセル光明で、第6話の回想の時は餞別に高い何かを兼嗣にプレゼントしたみたいだが、ひょとしてそれがスカイセンサーなのか?

瑞穂のマンションに戻ったミナレだが、メールが入ったので先に瑞穂が中に。
何のメールかと思ったらあの光雄からだ。久しぶりに会いたいと。
おいおい、会うのかよ。予告だと会うみたいだけど。
どうもこの作品はダメなヤツほど人に好かれるなあw

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八男って、それはないでしょう!・第8話

ヴェルに死亡説流れる。ちょっと姿を見せないと死亡説が流れるとかまるで北の指導者ではないか。

と言う事態になる発端から。とは言っても前回からあっという間に三年が経過していて、晴れて冒険者登録がなされた。そう言えばみんなの装備も以前とは全然違っている。でも館に居る時からその格好はどうなのよ。登録受付に行ったばかりらしいが、それでもそんな格好をする必要はあるまいに。エル達は何が変わった訳でもないよねーとあっさりしていたが、ヴェルは違った。やったー冒険者だーと。そんなに冒険者になれたのが嬉しいのかと思ったら、これで貴族たちとのしがらみが無くなって自由に行動出来るからだと言う。

だがそんな事は無かった。王命によって古代遺跡の探索に行けと。当然拒否出来ない。あれ?何も変わってない?
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その古代遺跡はやばかった。既にいくつものパーティーが入っていたが、誰も帰って来ない。腕の立つ者を送り込んでも帰って来ない。中にドラゴンでも居るのではないか。と言う訳でヴェルのパーティーに白羽の矢が立った。何しろ名前が「ドラゴンバスターズ」なので。

ドラゴンが出るかもしれない。と言う事でエル達はみんなブランタークとヴェルの後ろに隠れる。何しろいきなりドラゴンが出現していきなり灰にされてはたまらないので。

ドラゴンの気配は無いと奥の扉を開けて中に入る。その扉を背後にして会話するのは扉が閉まってしまって閉じ込められるフラグだからやめろ。案の定扉がしまり、そして魔法のトラップで一行は地の底らしい場所へ転送された。

ルイーゼはだったらヴェルの転送魔法でさっさと抜け出そうよと言うが、ここがどこなのかが分からないと転送魔法は使えない。だから地道に登って行くしかなかった。

それにしても飛ばされた場所に書いてあった「逆サ縛リ殺シ」って、この後を見て全然それらしい状態無かったんですが。
参考資料

上に登ったら大量の社畜モンスターがw
これって上司魔獣を退治したら全部止まりますよw

ともかく大量のゴーレム兵と戦うのと、この先何があるのか分からないのとで、ヴェルやブランタークの魔法は温存してエル達が物理攻撃で戦う。要所要所であまり魔力を消費しない風魔法で危ない所を助ける。傷ついたらエリーゼが治癒。

これを何度も何度も繰り返す。

つまらないダンジョン攻略だなあと思っていたが、地上ではその頃貴族たちの蠢動があった。数日経ってもヴェル達が帰って来ないので噂が立ち始めたのだ。ここで今回本題の死亡説が。

ヴェルの抬頭を面白く思っていなかった貴族たちはざまーみろな噂話。ヴェルに正妻としてエリーゼを送り込んだホーエンハイム枢機卿には表面上はご心配でしょうなと言いながらニヤニヤしている。ホーエンハイム枢機卿は心の動揺を見せずに大丈夫帰って来ると答えるが、やはり心配で、あのルックナー財務卿も流石に良心派らしく同じく心配していた。そして一体誰がこんな噂を流しているのかと。

噂の根源は居た。ヴェルの兄のクルトの所へヴェルの死亡説があるのでヴェンデリンの遺産相続を始めろと言う手紙を持参した男を動かしていたのはルックナー男爵会計監査長だった。ヴェルとうまく繋がっている兄ルックナー侯爵財務卿を恨めしく思ってその破綻を画策していたのだ。そして帰って来るなよヴェンデリンと願う。

確かにヴェル達は苦戦していた。何しろきりがないから。かなり疲弊して、でも最後にとうとうドラゴンゴーレムの居るフロアに到着。さっそくドラゴンのブレス攻撃で、これをブランタークとヴェルが防ぐが、後ろからはゴーレム兵が湧いてきてこちらはエル達が防戦。でも今度はヴェル達がサポート出来ないからまず最初に不意をつかれたイーナが負傷した。エリーゼが治癒魔法を使うものの、エリーゼの魔力も底がついてきて、例の指輪の魔力を使う。

このままではジリ貧になるだけ。そこでヴェルはありったけの魔力でドラゴンゴーレムを撃ち抜く手段に出る。ブランタークが後ろから自分の魔力を供給して二人の力を使うものの、ドラゴンゴーレムのブレスは強い。押され気味になったところで、エリーゼがヴェルの悔いを残したくないと言う言葉を思い出した。

ブランタークが倒れたところにエリーゼが寄って、ヴェルに奇跡の光と言う魔法で力を与えた。これ魔力注入ですね、プリズマイリヤでよく見ました。

ともかくヴェルは魔力を増大させて見事にドラゴンゴーレムを撃ち抜き、それと同時にゴーレム兵も活動を停止した。

ヴェルとエリーゼが力を使い果たして眠っているうちにルイーゼ達が何かを発見したらしい。ねえねえ今から凄いこと言って良い?凄くなかったら残った体力でぶちのめすと言ってついていったエルだったが本当に凄かったらしい。

魔導飛行船の核になる古代飛行船だよ、これ全部…全然すごそうに見えない作画なんですけど。これ、原作の絵を実況で添付していた人が居たけど、原作の絵は本当に凄そうに描かれていた。

そしてエルが機械仕掛けの何かを操作したら扉が開いた。これも凄い絵が待ってるのかと思ったら単に格納庫の扉が開いただけだった。ヴェルが「おー」とか言ってるけど凄さが微塵も伝わって来ない。本当にさ、アニメの制作会社はちゃんと絵を作ってよ。
参考資料

ところで今回の古代遺跡、何故こんな危険な所へ王命でヴェル達を送り込むの?単なるゴーレム兵地獄なだけで、数が多いから誰も帰って来ないだけ。入口がほどほどの大きさの穴で、そこから何かが吹き出している訳でもない。放置しておいて問題なかったんじゃないのか。以前のドラゴン退治の時は広い土地が手に入って国家の食料問題が解決されると言う理由だから分からなくもない。でもこっちは巨大な財宝があると分かっている訳でも無いから行く理由なんて全く無い。

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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第二部・第7話

ルッツの問題が解決したけど、今度はマインの母に問題が。え?まずいの?と思ったら様子を見て分かった。そしてエーファが言う。お腹の中に赤ちゃんが居るのと。マインは素直に喜んだ。ちょうど先日フルバで紫呉が燈路の母の五月が身ごもったと聞いたら「五月さん、若いなあ」とゲスな発言をしたwのとは大違いだ。

と、冒頭「問題が」とか言っておいてそれはそこまで。今回の本題は「新しい側仕え」だから。

紫呉とは違って素直に喜んだマインは喜びのあまりに新しい発想をする。生まれて来る子の為に絵本を作ろう!
ルッツ「絵本?」
ベンノ「絵本?」
神官長「絵本とは何だ?」
これで三回目ですw

神官長へ説明をする。
「私、姉になるのです」
またもマインの理解しがたい発言に頭を抱える神官長だが、もう慣れてきていてフランがすぐさま察してマインに妹か弟が出来るので、その子の為に絵を描いた本を作りたいと言う事だった。
参考資料

文字も読めない幼い子に本など理解出来ないだろうと思う神官長に、絵を中心とした本で、それを見せて読んで聞かせる為の物だとと言う。したがってヴィルマを側仕えに欲しいと言い出した。

マイン、現世の頃は絵は描けないタイプだったんだな。まあそれは普通だから。だから絵本の為にヴィルマが必要だった。

そうまでするマインに、神官長はそれはマインの弱点になるなと言った。以前家族の事で新殿長を殺しそうになる程だったマインに、今度は新しい家族が増えてその子の為に絵本が必要だと言うのを知られたら何をされるか分からない。

神官長はマインの要求に対して貴族の嗜みとして音楽をやれと言う。そして楽器や貴族の振る舞いを覚える為にロジーナを側仕えにしろと言う。ヴィルマを要求したらロジーナを提案されてしまったマイン。でもまあ、ヴィルマだけをさっきの理由で側仕えにしたら訝しがられるけど、貴族の嗜みや作法の教師としてロジーナと一緒なら怪しまれまい。

でも楽器持ってませんよと言うマインに、すぐさま楽器がやってきたでござるの巻。
琵琶の様な竪琴の様なその楽器はフェシュピールと言う。

マインはヴィルマに側仕えになってと言いに行ったが、ヴィルマは孤児達の面倒をみてるので孤児院を離れられないからマインの側仕えになれないと言う。マインは孤児達の様子を見てそれはもっともな話だと思った。ヴィルマを何とかして側仕えに出来ないか神官長にご相談。

マインはクッキーで神官長をもてなす。神官長、マインがこう言う方面に迄突っ込んでいるのを知ってまた軽く驚いた。

神官長はマインの話を聞いてそれならなおさらロジーナを側仕えにしなさいと言う。貴族の教養として音楽が必要なのだが、ここから先は盗聴防止装置での二人の会話。マインはこの先嫌でも貴族と関わりを持つだろう。貴族が減った今、魔力を持ったマインを他の貴族が放ってはおかない。そして貴族と結婚するとなれば上級貴族のコネを持たねばならない。道具ですかと思うマインに、子供を生む道具になるのかどうかは君次第だと言う。そうならない為には貴族としての教養その他を身に着けておかねばならないと。

マイン、渋々承諾。その代わり神官長のお手伝いの時間を削りますと言うマインに対して神官長は読書の時間を減らせと言うが、マインが押し切った。

このあと、フェシュピールでの音楽がどの様なものか神官長に見本を見せて貰った。流石貴族の教養。その辺の吟遊詩人とは比べ物にならない。お前もやってみなさいと言われて小さいフェシュピールを抱えたマインに、基本的な音だと神官長が示した音は「ド」だった。その後の音は現代の西洋音階と同じだったのでマインはどの弦がその音なのかが分かれば何となく引ける。神官長にすすめられて引いたのは「咲いた咲いたチューリップの花が」だった。驚く神官長。平民の子がいきなりここまで出来るとは、これならこの先もっと出来るなと言うので、妙にハードルを上げてしまったと後悔するマイン。

ところで音楽を嗜む(貴族ですね!)友人に確認したのだが、このマインの世界は未だ印刷技術も出来ていない、いわばグーテンベルク以前の文化・技術の時代なので神官長が歌った様な音楽は未だ生まれていない筈。音楽の授業で聞かされたと思うが、あのグレゴリオ聖歌みたいな時代なのだ。

こうしてヴィルマは孤児院に居ながらマインの側仕えとなれた。そしてロジーナを呼んでロジーナにも神官長の推薦であなたを側仕えにすると告げる。貴族の身のこなしを身に着けているロジーナに感心するマイン。
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だがこのロジーナが実は問題だった。マインの所へやって来たロジーナを見るフランやギルの顔が険しい。そしてフェシュピールがまた弾ける日が来たと喜ぶロジーナはフェシュピールをフランに取ってこさせ、さらには椅子まで用意させた。あれ?何この偉そうな態度。

最初にはっきりと不満を言い出したのはデリア。朝起きてこないし仕事をしない。仕事をしろとマインが言うと、それは灰色神官がやる事だと言う。いや、お前も灰色巫女だろうに。自分はフェシュピールをマインに教える事で、下働きなどしたら手が荒れてしまうと言うのだ。そしてマインの言う事が間違っていると言う。マインは神殿の習慣の知らいない部分があるからだったら全員の話を聞こうと言う事になった。全員の言い分を聞くのは前回ルッツの事で神官長から教わったからね。

フランはどうしてロジーナがああ言う考えなのかを教えてくれる。以前ロジーナが仕えていたクリスティーネはヴィルマを絵描きとして、ロジーナをフェシュピール奏者として普通の灰色巫女とは違う扱いをしていた。ロジーナはそこで思い違いをしてしまったのだ。自分は普通の灰色巫女とは違うのだと。

神官長は筆頭側仕えの言葉を聞けない側仕えなどやめさせて構わないと言った。それだとフェシュピールは誰がと聞いたら別の者を探せばよいと言う。

これを踏まえてマインの脳内会議。ギルは例の働かざる者食うべからずを主張。ロジーナはやはり手が荒れては本務のフェシュピールをマインに教える事に差し障りがあると言うので、マインはだったら事務作業をしたらどうかと言う。ここでは既にギルもデリアもそうやって字も覚えている。でも最初から何もやらないと言う側仕えはここには置いておけない、一晩考えて答えを出しなさいとマインは言う。そうしてフランによってしまわれてしまうフェシュピールをロジーナは寂しく眺める。

その晩、とうとうロジーナはクリスティーネの時代とはもう違うのだと思う様になった。そんなロジーナにヴィルマはマイン様はちゃんと仕事をしたら評価してくれると言ってくれた。ロジーナは板を抱えて涙をこぼしたが、これってフェシュピールが触れない代わりだったんだな。最初にロジーナが登場した時に板を置いたからあれは何だと思ったのだが。

フェシュピール恋しさにロジーナはマインの要求どおりに仕事をする事にして、側仕えにして貰った。その報告を聞いておそらく感心した神官長。だが、それならそれでマインのフェシュピールの練習成果を後日聞かせろと言って来る。

猛特訓をして十日後にお披露目。神官長はよく出来ているなと褒めてくれた。
これ、実況でみかけたけど神官長としてはかなりの褒め言葉らしい。

最後にマインはロジーナからヴィルマに関する意外な話を聞く。ヴィルマは殿方が苦手。と言うのはクリスティーネ時代に他の青色神官に騙されて花捧げをやらせそうになって、それに気がついたクリスティーネによって事なきを得たものの、それ以来男性が苦手になって、だから孤児院から出なくなったのだそうだ。

こんな笑顔の人が!
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動画工房 春のアニメまつりで振り返る・ガヴリールドロップアウト

面白いのは確かにそうなのだが、勝手に持っていた印象とちょっと違った。もうちょっとテンションが高いと思っていたが、このペースだったか。サターニャがテンション高すぎるのかw

話の流れも少し記憶と違っていた。ガヴが真面目だった時間ってもっと短時間の記憶だったけど、綺麗なガヴの時間も結構あったんだ。あの綺麗なガヴも良いよね。

もう一つそうだったんだと思ったのはこの第1話でガヴとヴィーネとサターニャとラフィエルが全部登場していた。サターニャとラフィエルはもう少し後かと思っていた。
参考資料

ガヴが駄天使化して四人が揃い踏みしてからの状態はよく知ってるガヴリールドロップアウトの世界。

ガヴの声をやっている富田美憂さんの声を認識したのはこの作品が最初。それ以降は聞けばほぼ分かる。最近だと同じ堕天使(?)のクリムがよく分かる。

第1話が始まった時は浜名湖が見える場所にガヴが降臨した上に、ヴィーネが待ち合わせしていた場所が舞天島駅前だったのでこれは完全に浜松市アニメなのかと思ったものの、後日ヴィーネちゃんの木造アパートが港区の物件と判明。実はこの一週間後に入院する事になる不調が既に始まっていた時にヴィーネちゃんの木造アパートは見ておくんだと出向いたのは忘れられない思い出です。

とにかく面白いので是非とも二期をやって欲しい作品。
ガヴリールドロップアウトが放送された平成29年1月には「けものフレンズ」「小林さんちのメイドラゴン」「幼女戦記」「バンドリ(一期)」「亜人ちゃんは語りたい」「にゃんこデイズ」「リトルウィッチアカデミア」が放送されたと言う他に類を見ない濃厚なクールだった。

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プリンセスコネクト!Re:Dive・第7話

ハツネとシオリ姉妹の尊い場面で始まる今回のプリコネ
参考資料

それなのに、シオリが影に飲み込まれてしまった。でもタルグム村では未だそんな事が起きてるとは、ハツネもそんな事が起きてるとは気づいていない。食欲をそそるスパイスの香りにお腹をへらすペコリーヌとキャルだった。

ハツネが飛んでいたのは超能力によるもの。超能力使ったら眠くなるらしい。超能力と聞いてペコリーヌ達は驚いた。魔法じゃなかったんだ。いやいやいや、超能力と魔法はどう違うんだよ!wしかも超能力使いだと言うのがバレるとまずいらしい。

そこにリマ達がボロボロになって到着する。一番体力のあるリマがマヒルとリンを担いでやって来た。ここに来る途中で、自分達とそっくりの影が出現して、それらと戦っていたら黒い服の女の人が出現して一撃でやられてしまったと告げるリン。それを聞いてハッと気がついたキャル。

ハツネは一緒だった筈のシオリはどうしたのかと聞くと、その時に見失ったと言われる。居ても立っても居られないハツネはシオリを探しに行かなくちゃと行こうとするが、単身で探しに行ってもあの女の人には勝てないだろう。だからコッコロに治癒して貰ったリマが行くと言う。そこにユウキも行くと声を上げた。BB団は困った人を見捨てない!と。これを聞いてアオイも気がついた。BB団は困った人を見捨てないと。
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主様が行くなら自分もと言うコッコロ。ペコリーヌもそうだねと思ってキャルの方を振り返ったらキャルは一人トボトボとその場を離れて行く。

と言う事で、ハツネとリマとユウキとコッコロとアオイでシオリ探しに森の中へ。上空から探すと言ってハツネが飛行すると、リマが驚くが折角コッコロがあれは魔法だと言い添えてるのにユウキが「超能力じゃないよ」って台無しw

上空に上がったハツネに何者かが攻撃。ハツネはこれを防御するものの、墜落してしまった。

タルグム村では、ペコリーヌがキャルの後を追っていた。ペコリーヌはキャルの様子が暗いと見たのだ。そう言われてキャルはあんたと違って自分は年がら年中テンション高い訳じゃないわよと反応すると、その元気がキャルだと言うペコリーヌ。

その時に村の入口の方から悲鳴が上がる。あのシャドウが村にやって来たのだ。逃げ惑う村民。そこにペコリーヌ参上。シャドウを倒すのは簡単だったが、数が多くてペコリーヌも大変そうだった。

キャルは今回の事があの御方の差し金だろうと分かっていた。そして黒い服の女の人とは恐らくクリスティーナ。シャドウとクリスティーナが現れたのだ。シャドウが来るなんて聞いていない。

ハツネ達は村が攻撃されているのに気がついてそちらに向かおうとしたが、クリスティーナおばさんがこっちの相手をしろと登場。ハツネ、リマ、ユウキが応戦するが、圧倒的にクリスティーナが強い。ユウキはふっ飛ばされて気絶してしまった。気絶してその先でまたあのアメスに会う。今相手をしているクリスティーナは途方もなく強い。戦いにはならない。虐殺されるだけ。だが、クリスティーナと戦う為にプリンセスナイトの力を思い出すのだと言われてユウキは元に戻った。

ハツネやリマ達が倒れて、これで終わりかと言うクリスティーナに、ユウキが立ち上がって未だだと剣を向けた。そして力が沸き起こる。それは一緒に居るハツネやリマやコッコロに伝わって彼女達の力が何倍にも強くなる。リマなんてメタモルアップルで変身したよ。

ハツネのシューティングスターでも無傷であったクリスティーナだったが、ここまでやりあって満足したか今日はここまでだと言って消える。

ハツネ達は急いで村へ帰還へ。そこではクリスティーナがシオリに対して苦戦していた。お腹が空いちゃってたし。そしてシャドウの背後には色が変わってしまったシオリが居た。シオリからは強烈な攻撃エンチャントアローが撃たれる。ペコリーヌはこれを防御出来るものの、何発も撃たれると辛い。

キャルは思う。自分の役割がユウキとペコリーヌの様子を見張れと言うものだから。だからペコリーヌがここで疲弊して倒れてもそれは黙って見ていればよい。黙って見ていなければならない。

なのにキャルは参戦する。ペコリーヌの応援に。こう言う時は威力は超強力ではなくとも面攻撃出来る能力は強いな。
参考資料
こうしてシオリが怯んだ所へハツネが到着。

おかしくなってしまっているシオリにハツネが意識を共有化して止めようとする。シオリの中に入ったハツネは、シャドウに飲み込まれそうになっていたシオリを引き上げて元に戻ろうとしたが、その途中で力が尽きてしまいそうになった。もう遅いからお姉ちゃんだけ逃げてと言うシオリにハツネが顔プニプニ。やはり気づかせるには本好きの下剋上みたいに顔プニプニが一番か。これで自分を取り戻したシオリが、力が無くなりかけたハツネに代わってエンチャントアローをシャドウめがけて撃ち放つ。

追い出されたシャドウがシオリの外に実体化した。これをキャルが吸引。そこに縛り付けられたところをペコリーヌがプリンセスストライクで破壊した。

これでハツネ、シオリ、ふたりとも無事に帰還。
ハツネとシオリ姉妹の尊い場面で終わる今回のプリコネ
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社長、バトルの時間です!・第7話

サブタイが「中間決算」で、ミナトがキボウに出社しても誰も居なくて、直後にガイドさんが登場したものの、テロップで「社員紹介:ガイドさん」なんて出て来るものだから、これは今回はてっきり半クールの振り返りの総集編なのかと思った。

他の社員はテレワークなのかと思ったら(違う)、簡単なお仕事をユトリアの指示でやりにでかけているとか。一方でガイドさんは書類仕事を今からやるらしい。じゃあ自分も手伝うよ、社長なら仕事をどれも一通りやっておきたいと言う。それはどうなんだ、中小企業でも社長業務は別なんでは。何が行われているかの把握は大事だが。

そうですかと言ってガイドさんは山のような書類をミナトの机に積み、これをタイプで打ち込んでくれと言う。PCで電子データ化するんじゃないんだけど、紙書類をどうタイプで打つんだ。後から内容を変えるみたいな話してたけど。

ミナトのタイピングは一本指。だから進捗が遅い。一方でガイドさんのタイピングは早い。このタイプライターは手動だから、キャリッジリターンは左手でレバーを押す必要があり、絵でもちゃんとそれが描かれている。
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(本当は紙がもっと左手の方に行ってからだけど)

先代もこの書類仕事に首を突っ込んで同じ様な計算を間違えたと話すガイドさんは一体何歳なんだろう。これだけ有能なガイドさんが「拾ってもらった」とか、他の会社は全然見る目が無い。でも採用したのは先代だが、キボウに居続ける気になったのはミナトのせいだと言う。

お昼の時間になって、ミナトが何か買ってくると言ったら、折角なので外で食べましょうと、ガイドさんは街全体が見える丘の上迄ミナトを誘った。ここに来る迄に結構時間食いそうだが。そして食べて下さいとバスケットのサンドイッチを見せる。食べてみたら美味しくて、隠し味に痺れ草を使ってるとか。と言う事は、あとでミナトが苦しくなる程の大量のサンドイッチを事前に用意していたのか?お腹いっぱいになったミナトにコーヒーを出してくれる。それ、食べてる最中に出した方が良いのでは。

午後になってガイドさんの方はあらかたタイピングが終わっていた。ミナトは未だ未だ。そこに怒鳴り込んで来た男がある。この会社にエクスカリバーを預けたのでそれを返せと。いや、エクスカリバーみたいな伝説級の剣を誰がどうして預けるんだ。でもその男は返せないのなら弁償しろと言う。そしてちゃんと預り証もあると出して来た。

ガイドさんはそれを見て、この社印には透かしが入っていないのでこの書類は偽物ですねとあっさり却下。それでも食い下がるその男に、ミナトは自分が社長だから自分に言えとガイドさんを庇った。押し問答になったところでガイドさんが出てきてその男に耳打ち。男は世界の終わりみたいな顔で真っ青になって謝って逃げ出した。一体何を吹き込んだんだ。企業秘密と言って教えてくれない。

本日の仕事が終わって、ミナトとガイドさんは飲み屋へ。うちの会社はあまり飲む人が居ないからと言うガイドさんなのだが、そもそもガイドさんは別として(何しろ十数年前に先代に雇われたと言うのだから)、他の連中は未成年じゃないのか。ミナトは成年済みなのか。

ガイドさんに対抗してミナトが頑張って飲んだらすっかり酔ってしまった。一休みした噴水の所で、ガイドさんはキボウに残る決心をした経緯を話そうとしたのにミナトは寝てしまう。でもミナト、小さい時にそんな頑張った事があったんだね。
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(ミナト、7歳の時)

 

アカリがミナトに明日の休みは自分と買い物に付き合ってくれるかと言って来た。もうこの段階でデートを意識しなくちゃならないのに、この時点ではミナトはお安いご用だみたいな返事をする。

流石に休日のお買い物なのでミナトがブレザー姿ではない。そしてアカリはおしゃれしてやって来た。時計が止まっていたと言うけど準備に時間がかかったんじゃないのか。

今日の買い物は男の人にプレゼントする物をミナトに選んで欲しいと言う事だった。一瞬弟宛かなと思った。と言うのも第1話でお姉ちゃんに花をプレゼントと言うエピソードがあったから。でもその人は冒険者と言い出してから、あれ?これってミナトかなと考え直す。

冒険者なら武器とか防具が良いんじゃないかと武器屋に入った。いや、例の先代の遺産が戻って来たのでもう武器は要らないんじゃ。プレゼントする相手が身内なら。しかし、目に入った甲冑をミナトに着てみろと言い出して(ここでプレゼント相手がミナトと確信)、着てみたものの、新入社員が初めて背広を着たみたいな似合わなさ。

ショッピングしながら、アカリはケバブを買っていた。これ、美味しいんだよ、ミナトの分もあると言って食べさせる。ところがその後で交換しようと言い出す。ここでミナトはやっと意識した。それって間接キスではと。でもアカリがあっけらかんと交換して食べるのだ。うーん、演技力なんだか、本当に意識してないんだか。

そして路端でキャロパンのグッズをアカリが発見。これ欲しいと目を輝かかせる。でも高いらしい。これを売ってる男はもう手に入らないよと煽るが、ミナトがその男を見ると、Aパートの詐欺師じゃないか。その目で品物を見たらどうもこれは偽物。アカリが諦めたのは幸いで、身バレした男はさっさと逃げてしまった。そしてその後に手配書w

次にアクセサリー店に入る。武器よりもこっちが良いのではないかと。しかしどれも結構お値段がはる。痴漢冤罪防止機能つきバッグとか、それ満員電車の無い世界で必要なのか。足ムレ防止靴とか健康グッズみたいなのもあるし。

そのうちにミナトがメンタル強化の機能がついたタイピンを発見して、デザインも良いしこれでどうだろうかと言う。これ、デザイン良いか?ともかく、ミナトが気に入ったと聞いてアカリはあっさり買ってしまう。そりゃ贈る本人が気に入ったと言ったんだからね。

そして帰り道、やはりアカリのプレゼントの相手はミナト。か、勘違いしないでよね、社長として認めたからプレゼントするんだからねと。アカリの意識、どこまでなのかなあ。やはり社長としてかけがえない存在と思ったからなのだろうか。
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ところがあのタイピンはかなり高かったらしい。帰りの船賃が無くなっちゃから貸してと言うものの、ミナトも実は財布を忘れて来ていた。これは二人でミナトの家にお金を取りに行くしかないですね。

今回の構成が、COVID-19の影響で声優さんが二三人だけで済むエピソードにしたんじゃないかと言う意見を見かけたけど、だとしたらCOVID-19で状況が悪化してから作った話になるよね。そうかなあ。来週以降どうなるか。

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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…・第7話

悲しい夢を見ました。
転校して来て未だ友達の居ないその子は一人で本を読む学校生活を送っていた。しかし或日木の上から女の子が落ちて来て、それがきっかけでその子と仲良くなる。高校受験を迎えてやる気が出ないその子に、あっちゃんと呼ばれていた子は、頑張ったらとっておきのゲームをやらせてあげると言ってやる気を起こさせる。そしてめでたく二人共高校に合格。こんな日がずっと続くと思っていた矢先にその子は事故で亡くなってしまった。最後に送られて来たメッセージが「腹黒ドS王子が攻略できない」だなんて。
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そんな夢を見てソフィアは起きる。
ソフィア、おまえがカタリナの前世の友達だった子なのか!でもソフィアは起きたら何か知らないが、悲しい夢を見たとしか覚えていなかった。それでも矢も盾もたまらずカタリナ農場に行ってカタリナの様子を見る。カタリナは緊張してるから悲しい夢を見るのよ、だってもうすぐ試験だしねと言う。

試験とは、ダンジョンの中に入って魔力のこもった石を持って帰る事。グループ分けされてカタリナとソフィアとキースとジオルドが同じグループになる。

ダンジョンの中は、これを作った大魔法使いによって様々なトラップが仕掛けられている。

中に入って早々にカタリナはそのトラップを触ってしまう。まあ後ろに居るキースとジオルドが水をかぶるのは未だ良いとして、踏んだらお約束の巨大鉄球が転がって来るとか。メアリ達の方も、一見魔力のある石かと思われた物が実はトラップで、床が抜けて危うくメアリが落ちそうになったのをアランが抱きかかえて助けたと言うのもあった。

T字路になっている所は、古代文字が書かれた銘板があり、キースがそれを読んでソフィアがそれがどんな一節か思い出す。東に行ったら行き止まりと言うので、カタリナはそっちへ行こうとする。こう言うダンジョンは行き止まりに宝箱があるのよと言うが、みんなはそんなカタリナを連れて西へ。

氷で妨げられている所はジオルドが火の魔法で、池があって進めない所はキースが土の魔法で橋を作って通る。自分だけ何の役にも立っていないと思っていたカタリナは、せいぜい小さな穴を土で埋める程度だった。
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そしてまたトラップ。矢が射掛けられるトラップに、キースとジオルドが防戦するが、後ろに下がったカタリナがのたれかかった壁が回転して落下してしまった。

カタリナだけが孤立してしまう。みんなはカタリナが行方不明になったと言う事で慌てて捜索を開始。なのにカタリナの方は結構のんびりしていて、いかにもダメそうなキノコを集め始める。当面の食用に。取りにくい所は手頃な石として魔法の石らしきものを拾って切るが、それが何なのか気づかない。そしてとうとう足元が崩れて落下しそうになったのを、風の魔法でカタリナの声を聞いて駆けつけたソフィアが手を掴む。だがソフィアの非力な腕力ではカタリナを持ち上げられない。あなたまで落ちてしまうから手を離しなさいと言うカタリナにソフィアは思わず「嫌です!もう二度とあなたを失いたくない!」と叫ぶ。失った相手を知らずに思い出したソフィア。
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二人共落下しそうになった瞬間に風が起こって二人共無事に元の場所へ。
ずっとカタリナをつけていた影があったけど、それがやったのかね。だとしたらあの影は?

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波よ聞いてくれ・第7話

最初に白状します。この作品のせいでラジオ買いました。しかも50年前に生まれてはじめて自分用にと買って貰った思い出のラジオを中古で。なんちゅう投資をさせるんやこの作品は。でも今の御時世、防災用にラジオが1台あってもいいよね。ネットは繋がらなくなる可能性があるから。

ミナレのクレイジーな番組を聞いてFAXを送って来た沖進次の部屋へ行くミナレと瑞穂。悪霊退散の為に神主と巫女のコスプレをして。そして入ってみたら大量の御札と、天上から滴り落ちる黒っぽい腐臭漂う液体。この尋常ならざる風景で早速二人は収録を始めた。

危ない状況にミナレは保険をかけた。中原に電話してスタンガンを用意してこの部屋の外で待機していてくれと言うのだ。いや、普通の家庭にスタンガン無いです。そうこうするうちにのたうち回る沖。その様子を瑞穂がはじめの一歩で見た事のある構えっていうんだけど、分からんよwそもそもはじめの一歩って名前は知ってるけどどんな作品なのか知らない。ホントこの作品は自分と社会的生活範囲が違う。ピーカブースタイルと言うらしい。
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そして愈々語られる阿曽原律子との関係。律子とは沖が堂ヶ島温泉ツアーで知り合ったスラブ系三世の女性。趣味はマンガと温泉。風貌がメーテルみたいだな。ツアーに参加していた若い人間が沖と律子の二人しかいなかったので何となく話をし始めたと言う。爾来一緒に温泉巡りをする様になったが、恋愛関係には踏み込んでいなかった。

そしてある時、その一歩を踏み出そうとして彼女に告白すると、露天で混浴のとびきりの秘湯に二人で行こうと彼女は応えてくれた。どこにするか。二人は手をつないでダーツを投げてそれが当たった場所に行く事にした。吐き気がする程の恋愛脳とツッコミを入れるミナレ。この場面、それ以上は思わなかったが、実況を見たらダーツの旅だと言われていた。その番組も知らない。

場所は蔵王のかもしか温泉。最初はてっきり架空の温泉かと思ったら実在する。昔は山荘があったものの、雪崩によって崩壊して現在は建物も無く源泉の湯溜まりがあるだけとの事。沖によって語られた様に、火山性硫黄にやられる可能性がある。沖は他の人間が近寄らない様な積雪期の火山性硫黄が溜まりそうな無風の日を選んで律子と登山をしてかもしか温泉に向かった。
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現地に到着して服を脱いで愈々と言う時に沖は意識を失った。ミナレは火山性硫黄にやられたんですねとツッコミを入れた。確かに湯溜まりのすぐ近くに噴気孔があるらしい。沖の話では火山性硫黄が溜まる様な時に行ったと言うからその可能性はあるだろう。だが、その後がおかしい。気がついたら沖は村の人に助けられていた。しかし救助した人は女の姿をみかけなかったと言う。ガスにやられたのなら二人ともその場で倒れている筈だが。沖は律子の捜索を試みたものの、杳として行方は分からなかった。

ここでまたミナレが質問する。あなたがFAXで送って来た内容では行方不明ではなくて、律子が死んでいる事になっていると。沖はそこを突っ込まれて、これを書いた時はそう考えたのかも知れないと言う。

話を一通り聞いたミナレは天上から滴り落ちる黒っぽい液体の正体を探りに入る。この部屋は自分の部屋と同じ作りだ、だからここに天井裏へ入る蓋があると。この「自分の部屋と同じ」と言うのがミスリードで、実はミナレの部屋は直上ではなかったんだよね、後から分かるけど。でも以前の酔っ払って自分の部屋と間違えて戸を叩いたと言うから、同じ方向だと思ったんだが。

瑞穂から懐中電灯を借りてミナレは天井裏に入る。そこは蝿が飛び回る空間だった。そしてどす黒い液体がそこら中に。ふと見ると配管に亀裂があってそこから水が漏れている。但しその水は汚水ではなさそうだった。階上の人間が手とか洗った時に流れる排水なのだろう。

だから腐敗の原因は別にある。ミナレは天井裏を移動してそれを探した。転んで腐敗液だらけになりながら。そしてそれは奥にあったのだ。いくつかのビニール袋が山積みになって蝿がたかっているのが。数からして死体を切り刻んだ物を入れたとしてもおかしくない量の袋が。ここでミナレは確信して外の中原に連絡する。踏み込め。その時に瑞穂を人質にとろうとするかもしれないので容赦なくスタンガンをかませと。そしてミナレは警察に連絡。お、受けたのは札幌北警察署だ。ミナレと沖のアパートは札幌の北方面だったのか。

こうしてパトカーが何台もかけつけて沖は逮捕された。聴取の時ににミナレは警察からあれは死体を切ったものだろうと知らされる。

翌日ミナレはこの貴重な体験をボイジャーで中原とマキエに語った。まあ中原は逮捕の瞬間は立ち会ったんだけど、話の中身は知らないから。聞いた話だけなら幸せそうなカップルだったのにと言う中原に、ミナレは想像力とフェロモンが足りないと言って、勝手な想像上の話を語った。

律子がスラブ系だと言うのがポイントだと言う。律子は東側のスパイ(いや、もうヨーロッパには東側無いけど)。沖が薄々気がついたが、それは二人だけになったあの時にとうとう直接聞いたのだ。律子は銃を取り出して沖に照準を合わせる。だが既に情が移っていた律子は銃の照準を合わせられず、その律子を沖が近くの岩で叩き殺した。もう何から何まで無理しかない話ではないか。

そんなミナレに北警察署から電話。これから来てくれと。昼の営業が終わってから行くと答えるミナレ。一方藻岩山ラジオ編集局ではミナレの録音を聞いて、これはこのまま使えないが良いネタだと言う。しかも場合によってはこの番組の宣伝が出来ると言う。何故なら警察沙汰の殺人事件となれば当然ニュースに乗る。そこでこの番組に誘導出来ると言うのだ。え?いきなりブレイクの予感ですか?

でもこの時点でちょっと引っ掛かってた。まず作品的にそんな殺人事件の話が入るだろうか。しかも犯人が沖で。それに沖は自分からFAXで藻岩山ラジオ編集局にこの件の話をして来た。自分からバレる様な事をするだろうか。そして二回目でもうブレイクとか話の展開するだろうか。

案の定そこにミナレがやつれて入って来た。あれはバラバラ死体じゃなかったのだ。腐敗が激しくて最初は鑑識も間違えたがあれは人間の肉ではなかった。マトン。そう、マトン。前回の話を思い出します。新巻鮭を送りつけられて怒ったミナレが電話していた時に以前はマトンを持たせただろうと言われていた。あれか、あのマトンか。しかもそのマトンがやはり量が多くてミナレは床下格納に全部放り込んでいた。それが重さに耐えかねて一階の天井裏に落下。そこから腐敗が始まり、漏れた排水で天井裏全体に広がる。ミナレの下の部屋は空室だったのでその被害に遭ったのは沖だけだった。
参考資料

と言う訳でミナレはマトンで迷惑をかけた上に、殺人事件の冤罪まで沖になすりつけたのだ。こうしてミナレの番組の収録が始まる。沖を目の前に座らせて。流石にこれだけ自分が原因でしでかしたとあって、今回はミナレのテンションが低く謝罪で始まる。北海道新聞Web版にはこの件は載ったらしい。この事件は全部自分のせいでおきたものだと。そして最後にこの番組のレギュラーにしたい人探しのコーナーと宣言して(勿論、兼嗣も瑞穂もそんな話聞いてない)あの律子の特徴を話して心当たりのある人は藻岩山ラジオ編集局まで連絡して欲しいと話す。謝罪の上で、人探しを電波に乗せた事で沖はなんとか告訴を取り下げてくれるそうだ。

ミナレ、この番組をタオル地みたいな番組にしたいと言っていたのに、ミナレが自身で真綿で首を絞めるみたいな番組になりつつあった。

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八男って、それはないでしょう!・第7話

またも兄(パウル)の結婚式に出席のヴェル君。兄達が順調に騎士爵の家と結婚できているのは、みんな今王国で噂のヴェルと血縁関係になりたいと思っているかららしい。それはまあもっともな話で、兄に貢献出来ているのならそれは良い話ではないか。

この席上で今度の武芸大会ではバウマイスター男爵の名前を汚さぬ様に頑張れと言われた。何の話かと思ったら、どうも武芸大会があって、貴族として出場しなければならないらしい。貴族として華麗な剣さばきを見せろと。なのに、この武芸大会は魔法禁止で自分の身一つで戦わねばならない。えー、聞いてないよー。せめて包丁だったら、って包丁は長さが短い分、かえって素人には危険なのでは。

バウマイスター男爵家の館ではエルやブランタークが寛いでいた。まあブランタークは常時酒を飲んでるけど、エルはよりにもよって海苔を食べてる。海苔!あとでブランタークが「この黒い紙うまいな!」と言うので元々この世界には無かったと思われる。例によってヴェルが作ったのだろうが、問題は海苔の原料となるアサクサノリやスサビノリがここで採れるのか?と言う事だ。しかもあれだけ気軽に食べてると言う事はかなりの量が採れた筈で、短期間でどうにかなるものじゃないですよ、海藻警察の意見としては。
参考資料

ブランタークはお前らも武芸大会に出てお館様に恥をかかすんじゃないぞと言うと、ルイーゼとイーナは練習に出た。それでもまだ海苔を食べているエルにブランタークは、魔法も使えない、剣術も出来ない、そんな足を引っ張る存在でこの先パーティーに居られると思うのかと言った。エルは自分とヴェルはソウルで繋がっていると言うが、ブランタークはパーティーとはそんな甘いものじゃないと言う。危険なクエストに参加する時に足手まといが居たのではパーティーそのものが危険になる。事実自分はこれまでも何度もメンバーを変えて来たと。

突如危機感に目覚めたエル。猛然と練習を始めた。そして食事中に聞いた噂として、これまで武芸大会で二連覇をしているワーレンが今回は後身の育成に専念すると言う事で参加を見合わせたと言うのだ。これでエルの目標がいきなり高くなった。目標は優勝。え?どうしてそうなるんだ。さっきまではこのままだとお荷物になるかもとか言って練習を始めた男が、優勝候補が参加しないと聞いた途端にまるで実力が次点だったかの様に目標を優勝にするなんて。

それはともかく、エルは頑張った。勿論ルイーゼとイーナも頑張った。ヴェルも頑張ったけどおそらく今までそんな訓練した事が無いから完全なへっぴり腰。それにしてもみんな基礎訓練ばかりだけど、誰かの指南を受けなくて良いんですかね。

ところがここでまた事態がひっくり返る。あのワーレンが辞退しようとしたら、後身の育成の為ならばかえって武芸大会に出場して若い連中と戦うべきだと言われて参加する事にしたのだ。これを聞いてエルが一気にやる気を無くした。だからそもそもの優勝って目標がおかしいんだってば。

ルイーゼとイーナがもうやらないのかと聞きに行っても体調悪いからと動こうとしない。しかしその夜、うたた寝をしているヴェルを見かけて話をしてみたら何とエリーゼも基礎体力をつける訓練をしてるのだそうだ。パーティーでみんなの足を引っ張らない様にと。そう言えば今回エリーゼが正式にパーティーの一員になったんだよね。ヴェルの回想の中ではエリーゼもヴェルみたいに懸垂を頑張ろうとしているが、なかなか一回すら出来ない。分かる。私も懸垂は歴史上一度たりとも出来たこと無いから。
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こうして始まる武芸大会。バウマイスター男爵用として本戦がよく見える桟敷席が用意された。ブランタークは予選を突破してここから見物させろよと皆に告げる。エリーゼからはお弁当の差し入れ。後ろの方でヴェルが壁にもたれかかっていて、何か困ってるのかと思ったらそうじゃなくて昨晩はよく寝てないのだそうだ(これ、伏線だったとは)。

せめて華麗な剣技をと予選第一試合に臨んだヴェルだったものの、相手はあのワーレンで、瞬殺で終わる。ルイーゼは頑張ったが予選落ちで桟敷席に戻って来た。イーナも頑張ってはいたが、相手があの槍術大車輪のローデリヒ。こいつかーと思ったイーナだったが、いざ対戦してみたら隙がない。そして結果はイーナの負け。

イーナは桟敷席に帰って来て、あの槍をブンブン回すストーカーが実は大した槍使いで、その上会計の素養まであると言うが、ちょうどその時はヴェルは寝てしまっていた。

そしてエル。予選最終戦迄勝ち残ったが、その最終戦の相手がワーレン。前の試合で傷を負ったエルは審判から万が一を考えて辞退してはと言われていた。ワーレンが相手と気落ちしていたエルだったが、エリーゼが持って来てくれたあのお弁当が実はヴェルが作ったものだと知り、中を見て猛然と気力が沸き起こる。たとえ負けるとしてもお館様の期待には応えねばと。
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結果は当然ワーレンに勝てる訳はなかったが、その試合でワーレンはエルを見どころのある男と思ったのだろう。弟子の一人として迎え入れてくれた。ヴェルはルイーゼの師匠を紹介して貰えると聞いて練習場へ向かったが、現地で嫌な予感がしたと思ったら、あの「である」なアームストロングさんだった。

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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第二部・第6話

星祭の後片付けを約束通りにしなかった事で神官長から罰を受け、熱を出してしまったマイン。熱はなかなか下がらなかった。その間に事件は起きた。ルッツが親と喧嘩して家を飛び出してしまったのだ。

そのまま家に帰らなかったので、ルッツの兄のラルフが心配して探していた。そう言う事でラルフとトゥーリがマインにどこか心当たりがないかと聞いて来たのだ。マインはギルベルタ商会はどうなのかと聞く。ラルフはギルベルタ商会って何だと言うので、トゥーリは弟の勤め先も知らないのかと叱った。
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マインは起き上がれないからラルフとトゥーリがギルベルタ商会にルッツの様子を見に行く。外から覗いてみると確かにルッツが居る。ラルフは辺りも憚らずにギルベルタ商会に乗り込んでルッツに家に帰れと叫んだ。流石にこれは営業妨害。ラルフはつまみ出されてしまう。

ところが事態はこれで収まらない。ルッツの兄達が押しかけたりルッツの母がやって来たり。

やっと熱が下がってマインはギルベルタ商会へ出向いた。ルッツの件と話を切り出すと、マルクはその話は奥でと導かれた。ベンノからあらましを聞くマイン。ルッツを今度別の街に連れて行こうと考えたのだが、ルッツは両親に反対されてそれで家を飛び出したのだそうだ。ベンノとしてはルッツは非常に見どころがあるから、もし家を出るのなら養子にしたいとも言う。

そこにルッツが入って来て、マインは今どこに居るのかと聞くと、倉庫にしている屋根裏部屋だと言うから、それじゃ住み込みの見習いと同じじゃないかと驚く。マインが驚いていたが、、住み込みの見習いってそんなに地位が低いんだっけ。

とにかくマインはルッツが家に戻らない事を心配するが、この事で頭に血が上っているルッツは、そうやってマインも自分が悪いと言うのかと睨む。これにはマインがびっくりした。そんなつもりはない。自分はどんな時でもルッツの味方なのだと。そもそもマインは一度家族と別れる事になりそうになった事があったからね。ルッツが家族と別離してしまうのが、ルッツにはそれで良いのかと言いたくなったのだ。

マインは自分はルッツに何をしてやれるのだろうかと悩む。だから神官長との仕事の時も計算の手が止まってしまう。何度か神官長が注意した後、あの部屋に来いと言い出した。計算機の整備をしなければならぬと。マイン、計算機扱い。
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別室で神官長はマインが何を気にしているのか話しなさいと促しても、マインからしたらルッツの家庭とベンノの話は神官長とは関係ない。だから神官長には関係ないと言うが、仕事がはかどらなくては関係ないとは言えないと言う神官長。

それでもマインが躊躇っていると、マインの頬をフニフニして子供がうじうじしていたら気になるであろうと。あれ、神官長は結構いい人?まあ悪い人じゃないとは思っていたけど、いつも無表情だからね。

マインが事情を話すと神官長はその内容を要約した。ルッツの希望はかなえたい、でもルッツの家庭を壊したくないのだなと。ルッツの両親が反対しているとルッツをベンノの養子にするのは難しいがやれない事もない。ルッツを孤児と認定して孤児院に入れ、院長がベンノとの養子縁組を認めれば出来る。院長ってマインじゃないか。でもマインは未成年だから上司の神官長のサインも必要。

神官長としては片方の言い分だけでは判断出来ないから当事者を召喚しようと言い出した。えらいことになったと思うマイン。神殿にルッツとその両親、ベンノとマルクが召喚される。神官長はマインに盗聴防止の魔術具を渡す。聴聞中は黙ってろ、何か言いたい時はこれで私にだけ言えと言うのだ。

こうして聴聞会が始まった。まずはルッツから思う所を述べよと言われて自分は認められたいんだと言い始めたら、それを遮ってディードが甘ったれるなと叫ぶ。この後もディードは言葉足らずでそのたびにそれはどう言う意味なのかと神官長に問われた。しかし神官長によって事態を解きほぐされて行って、ディードが「勝手にしろ」と言ったのは、勝手にする代わりに責任を持てと言う意味だと判明する。えー、あのやり取りからそれは分からないよ。

結局ルッツのせいで周囲が騒ぎに巻き込まれたんだからとルッツが謝る事になる。でも誤解は解けたし、ルッツが商人になる事も認めて貰えたし、そして何よりもルッツの家族が壊れないで済んだ。

全員が帰ってから、神官長はこれで分かったろう、片方の主張だけ聞いてもダメなのだ。しかし、これでお前が望んでいたルッツの家族が壊れないで済んだなと神官長から言われたら、マインは思わず涙をこぼす。
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ここで泣いては私がおまえを泣かせたようではないかとハンカチを差し出す神官長。
そこには神官長の名前「フェルディナンド」が刺繍されていた。

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動画工房 春のアニメまつりで振り返る・NEW GAME!

NEW GAME!第1話が放送された頃になると制作会社の動画工房さんと言うのを段々知る様になって来ていて、良いアニメを作る会社だなあと意識していた。

その例にもれず、このNEW GAME!も本当に出来が良い。

内容はもうすっかり頭に入っていて、それでもなお見ていて思った感想が、4年前の自分の感想を見返したのと全く同じで、あまりにも同じすぎて驚く程だった。

今と当時とで違う感想を持つ場面と言うと、青葉が通勤で阿佐ヶ谷に到着した場面だろう。あれを見て「ああ密だなあ」と思うのが今の世の中。
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今ならイーグルジャンプもリモートワークしているだろうか。基本がPCでの作業だから仕事自体には問題ないと思うが、会社の机の上に資料やその他諸々の本が置かれているみたいなので、それが無いと辛いか。

リモートワークでの仕事だとコウが何も着てない状態で仕事していそうで、たまにやるGoogle MeetかZoomでの打ち合わせの時に、最初は顔だけ出してるからみんな何とも思ってないけど、コウが「ちょっとアレ取って来る」と言って立ち上がると全身が見えて全員で騒ぐと言うネタが描かれそう。

青葉役の高田憂希さんの声を意識する様になったのはこのNEW GAME!が初めてで、出演履歴を見たらそれはその筈で、これより前の主役級と言うとアイカツ!だからそれを見ていないとこれが初めてのメインキャラで聞く事になる。つまり最初に聞いてそのまま意識に定着したんだ。

NEW GAME!が放送された平成28年7月には「ReLIFE」「あまんちゅ!」が放送された。

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プリンセスコネクト!Re:Dive・第6話

キャルが三割増し元気になって帰って来た。無事で良かったな。
参考資料

翌朝、ペコリーヌが朝食を用意してくれた。その場でペコリーヌが見つけて来た依頼を開陳。タルグム村で人手が足りなくて応援を募集していて、報酬と、その村特産のスパイス一式が貰えると言う。

タルグム村のスパイスとあってペコリーヌが猛然と推す。あそこのスパイスは逸品。それが貰えるなんて一挙両得だと。しかしキャルは乗り気ではなかった。しょぼそうな依頼だったので。だから自分はパスと言ったらペコリーヌが涙顔で美食殿初のお仕事なのに全員で参加できないの?と。ペコリーヌの様子があまりに可愛そうするぎるのでキャルは思わず自分も行くと。あとから元気に出発するペコリーヌを見て、あれは嘘泣きでしょとキャルは言うが、いや、あの場でのペコリーヌの涙は本物だったんじゃないの。

タルグム村に向かう途中で野営になる訳だが、食料は現地調達で、キャルは自分が魚を釣らないとまた虫料理になってしまうと必死だった。しかし釣れない。そのうちにコッコロが食べられそうな植物を採取して来てついでにカエルもと。ユウキが大量にカエルを抱えて帰って来た。うん、あれを食べると言うのは抵抗感ある。しかしキャルは釣れない。釣れたのはおたまじゃくし。でもそれってどうやって釣れるんだ。

もう諦めたキャルは野菜だけで済ませようとしたら、ペコリーヌが鳥を捕獲して戻って来た。まあやはり食材として食べられる動物は鳥類以上ですよねえ。爬虫類とか両生類とか食べられない。勿論それよりももっと下等な魚類とか甲殻類とか食べるのは不可能。

鳥はペコリーヌが充分に蒸し焼きにして完成。全員で焚き火を囲んで美味しく頂いた。ペコリーヌ、食いしん坊で、それ故に料理がうまい。ペコリーヌが採ってきたと言う果実をキャルやペコリーヌが食べ始める。後ろでそれを食べたカエルがひっくり返っていたので、まさかヤバイ果実なのではと思ったら、酔っ払う果実だった。キャルが泣き上戸になって、微妙に正体をばらしていたけど、あの程度なら分からないか。

酔っ払ってペコリーヌもキャルもユウキも寝てしまって残ったコッコロ。素敵な方達、ギルドを組めて本当に良かったって、そう言う事を言えるコッコロさんが素晴らしいですよ。
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翌朝、ペコリーヌは元気だけどキャルは二日酔いみたいになっているところでユウキが攫われてしまった。慌てて追いかける三人。

咥えられたままのユウキだったが、どこかの誰かが弓で魔獣みたいなのを倒してユウキを開放する。二人で会話してるのかなと思ったが、ユウキが目を覚ました眼の前に居たのは変な木の顔だった。

何だこれはとぞんざいに扱いかけたユウキに、慌てて出て来たのがアオイ。木片は人間の友達が今まで一人も作れなかったアオイが会話練習の為に作った大丈夫マイフレンド君1号なのだそうだ。マイフレンド君1号で練習していたものの、流石にボキャブラリーも尽きて来て、ユウキに友達がいなさそうだったので友達が居ない者同士でパーティーを組みましょうと言い出した。名前はBB団(バイバイ・ボッチ団)。

ところがユウキは一人ぼっちではない。すぐ後からコッコロ達がおいかけて来た。と言う事でユウキは本来のコッコロ達とタルグム村に向かう事になるのだが、アオイが道案内になった。道案内なのに離れて後ろを歩くんだけど。

タルグム村に到着したらお手伝いに来てくれてありがとうと歓迎された。他にもエリザベスパークが参加するとの事。エリザベスパークってあのロバ…じゃなくてアルパカのリマが居るギルドだ。

そう言われたとおり、エリザベスパークの面々はタルグム村へ向かっていた。公式サイトで見てみたら、リマの他にはマヒル(水色の髪の毛)、リン(茶色の髪の毛)、シオリ(今回後半のメインになって来る身体の弱い子)が居た。

ところがその歩く先にエリザベスパークのメンバーと全く同じ、影の様な黒い四人が登場した。これ、Aパートで「怖いなー、怖いねー」と言って襲われた村人みたいなのと同じパターンだ。

影はコピー先と全く同じ能力が使える。だから戦いが始まった時にはエリザベスパークの面々も苦戦するが、本物の方はチームワークが使える。だから盛り返してはいた。ところがそこに思わぬ相手が出現。誰このおばさん。エリザベスパークのみんなは一瞬にしてふっ飛ばされてしまう。

その頃、タルグム村で美食殿の面々は枕を抱えたまま空を飛ぶ子を発見。鐘楼に衝突して墜落したので大丈夫かと集まる。墜落したものの、全く無傷でこのハツネもタルグム村のお手伝いに来ていた。そして妹が今こちらに向かっていると。身体の弱い子なんだけどねと言うその場面はニコニコしながら妹の事を話すハツネと、一方で影にやられてしまいそうになるシオリ。どう見ても不吉な展開は、シオリが影に消されてしまう結末となった。
参考資料
あれ、ヤバイですね。

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社長、バトルの時間です!・第6話

マリカの会社との契約も何とか無事に済んで、機械化の進む地下ダンジョンへレアアースを探しに行ける事になる。キボウ、ファイトー、ってミナトはそう言うキャラなの?

中に入ったら機械化が進んでいた。バグってミナトは言うが、それってここはゲームの世界ですよと言う暗喩なのか?迂闊に触ったら危ないと言われたが、迂闊にミナトが踏んでしまう、トラップを。出現したのはお約束の巨大な鉄球。逃げる羽目になる訳だが、これだけ巨大な鉄球が通路とほぼ同じ幅なら通路の端で縦方向に横たわればクリアできるんじゃない?
参考資料

鉄球に追いつかれそうになった所で床が開いて落下トラップ。でもこれは逆にここを飛び越せば鉄球が落下すると言う事で逆に助かった。ミナトが危うかったけど。そして次は壁が狭まる。これだとどうにもならない筈なのに、これまた床が滑り台になって開いて逆に助かる。このトラップ作った人間は本当にはめる気持ちがあるのか。

落ちた先は完全に機械化された空間で、立方体が凸凹している場所だった。注意しながら奥へ進む。すると奥の方でアカリの悲鳴。何事かと駆けつけたらそこには膨大なレアアースがあった。

同じ頃インペリアルのスバルがダンジョンの外に来ていて、インペリアルも探索に乗り出す構えではあったが、スバルは安全策を取ってやめる事にした。情報が少なすぎて準備がちゃんと出来ない。他のギルドに先を越されたらインペリアルの信用問題ではと言われても、下手に失敗した方が信用問題だと言う。そもそも今期は既に目標を達成している。危険を犯す必要はない。

危険を犯すのはキボウの様な運転資金もままならない中小企業。ミナト達はさっそく注意をはらいながらレアアースを集める事にした。しかし、そこにライバーを倒した魔獣(ロボット)が出現。

攻撃担当のアカリとマリカがこれを一蹴。なんだ手応えのないと言うが、ライバーをあんな状態にしたのだからこんなに簡単な筈は無い、気をつけてとミナトが言った矢先にさっき倒した筈のロボットがまた動き始める。ザンギョーとかキュウジツシュッキンとか喋りながら。

なんだこれと言う間もなくアカリとマリカがブラック企業戦士の攻撃を受けてしまった。攻撃を受けると受けた人間も企業の洗脳に染まる。アカリとマリカもザンギョー、キュウジツシュッキンを口走る状態になってしまった。攻撃を受けると社畜になるのだ。恐ろしい。そう言えば休日出勤って、もう何年もやってないな。良い事だ。

社畜戦士を倒してもまた上司魔獣によって働かされてしまう。社畜戦士を止めるには上司魔獣を倒すしか無い。社畜の原因の大半は上司が原因なのだから。まあそれもあるかもしれないけど、企業体質の方が悪いって方が多いのでは?

しかし攻撃担当のアカリとマリカがやられてしまっているのでどうするのか。ミナトの見立てでは上司魔獣は弱そうで自分でも倒せそう。問題は社畜戦士で、ユトリアが社畜戦士の注意をひきつけてマコトがヒーリングしてくれと言う。ヒーリングしたら逆効果ではとマコトが言うが、ミナトは社畜は癒やされる方が動きが止まると言って作戦を開始した。

作戦どおりにユトリアが注意を惹いてマコトがヒーリング。社畜戦士はいつもとは違うヒーリングを受けて動作が止まってしまった。い・ま・よ、ファンタジスタドールのタイミングだったがミナトはその解説に注意を取られて。逆に上司魔獣にやられそうになった所をユトリアが後ろから上司魔獣を倒した。
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上司魔獣を倒すと、アカリとマリカも社畜から開放される。もう社畜は懲り懲りだ。大人になったらあんな状態になるのかと言うマリカ。このセリフ、やはりここはゲーム内だと言う大前提なんだ。今までゲームのアニメ化だけど、登場人物はゲームとか関係なしにこの世界で生きていると思ったんだが。

ともかくこうしてレアアースは手に入った。換金するまでは何かトラブルがあるんじゃないかとおもったけど、無事に換金して博物館に寄贈したキボウカンパニーの武器などは全部引き取る事が出来た。

武器だけではなくて諸々の品もあって、その中に社長教育のビデオ再生装置と同じ様な物があった。再生が始まって、そこには先代社長、ミナトの父が出現する。これを見てると言う事は自分がビッグゲート に行った後なんだろうなと。博物館にキボウカンパニーの武器を寄贈したのはミナト達への試練だったのだ。この程度の事が出来ないとこの先もやって行けないだろうと。ビッグゲートは今やばい事になっている。先代社長はそれを何とかする為に行ってるのだそうだ。

そうと分かったミナト達だが、先代社長の後を追う事は出来ない。なぜならその後管理委員会によって厳重に封印されてしまったから。もし行くとしたら何でも望みを叶えてくれる女神様に供物を捧げる必要がある。それにはどれ位の費用がかかるのかと言うと、ざっと相続税の5倍。

ああ、武器を引き取るお金の工面をクリアしたけど、今度はそっちの目標が出来たか。

先代社長の荷物の中には他にも色々あって、ミナトがあさってみたら「何年か前の写真」と言うのが出て来た。未だミナトがキボウカンパニーに参加する前。何年前?みんな、今と容姿が全然変わってませんが。あれだけの若さだと数年経ったら全然変わってる筈なので、やはりゲーム世界と言う事か。
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先代社長はこんな感じのアットホームな会社にしたかったんだ。社員はみんな家族。家族として頑張ろうと、またファイトーを叫ぶ。まあどうなんでしょうね。企業で妙に写真は家族だとか言い出す会社ってヤバイ所も多そうですが。

そしてみんなと撮った写真が入っていた所から別にお色気写真も。
時間差セクハラ、ワロタ。

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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…・第6話

どこの世界か分からないけど、カタリナ達の行ってる学校は夏休みらしい。
夏休みは好きな事が出来る。好きな事=蛇のおもちゃを投げる練習、畑仕事。
そしてこの学校の夏休みは宿題があるのだそうだ。

キースとお茶をしている所へメイド長がお菓子を焼いたので食べませんかと持って来る。これ、アンに言わせれば昔のメイド長は人を寄せ付けない感じだったのがカタリナのおかげで変わったのだそうだ。同年代の友達だけじゃないんだな。その点は母ミリディアナも評価しているが、掛け声をあげて畑仕事をするのは貴族として許せない。
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木の下で寝てしまったカタリナにキースがヤバい事をしそうになった時に、何が邪魔するのかと思ったらカタリナ自身が「ところてん食べたい」と言って眠りから覚めた。この世界にところてんは無いみたいだが、あれって原料は寒天だからなあ。テングサやオゴノリみたいな紅藻類が採れれば作れるかもしれない。そう言えばファンタジーの世界で現世の高等植物と同じ様でちょっと違う作物と言うのはよくある話だけど、現世の海藻と比較した植物なんて一度たりとも出た事はあるまい。

ジオルドと一緒に馬車でお出かけのカタリナ。しかしアランからジオルドが一人で出かけたと聞いてもしやと思ったキースが必死で追いかけて来た。一人だけ置いてきぼりされて寂しいのかと勘違いのカタリナ。折角ならといつもの面々も呼び出した。

湖にはボート。みんながカタリナと乗りたいと言い出すからくじ引きになった。カタリナはメアリを乗せ、アランのボートを軽々とぬいてしまう。まるでリニアモータでもついているかの様に動揺なく。でもメアリが抱きついてしまったのでバランスを崩して湖に落ちてしまった。大丈夫だったのか。あ、ちゃんと次のお菓子を食べる場面で服が変わってる。妙なところで芸が細かい。
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カタリナはソフィアとロマンス小説の本を買いに。ニコルと使用人もついて来ていた。しかし現世でロマンス小説と言うと、小さい文庫本を連想するが、この世界の事情を反映してハードカバーだ。買い物が終わってからソフィアが兄に気を利かせて使用人と別の買い物に行ってしまった。他のキャラが自分が抜け駆けしてでもカタリナとと思ってるのに、ソフィアはちょっと違うね。どこかで昔お会いした事があるみたいとかとも言ってるし。

王宮でのパーティー。アランの演奏会があると言っていた。近代的なグランドピアノを使ってロマン派的な曲を演奏。ソフィアが兄とカタリナを二人きりにさせたのに対してメアリはアランを追っ払ってこれ以上競争相手を増やさない様にしなければとブツブツと呟く。一方生徒会長、ちゃんと名前のあるシリウス・ディークがカタリナの方に行くとカタリナの取り巻きみたいな女の子達がカタリナを睨む。これは別のフラグを立ててしまった?
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そしてお約束の8月31日がやって来た。宿題を何もやってない。まるでちびまる子ちゃんの様なカタリナ。キースが手伝ってくれて何とか大分終わる。しかし、徹夜になってしまって眠ってしまったら前世の記憶みたいなのが蘇る。

あれ?宿題終わってないの。

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波よ聞いてくれ・第6話

ラジオにデビューしたからミナレはボイジャーをやめる?念の為に兼嗣にギャラを聞いてみたら、ラジオの仕事だけでは到底食って行けないらしい事が分かって、そんな訳ないじゃんと。まあ20分だかそこらの放送事故みたいな番組で生活出来ると言うのは難しいよね。

兼嗣からメールが来た。次の企画はおまえが考えろと。そんな事をいきなり出来ないと兼嗣に電話しようとしたら、かかった先はミナレの父信。何だか周りに大量のビールの空き缶があるんだけど。そのくせ後で「すった4万どうしよう」とか言ってたな。おまえは邪神ちゃんか。信はミナレがミナレがラジオに出たのを知っていた。知人から聞いたと言うが、後半のUFOは何だと言うのでその知人はエアチェックしたのを聞かせたのか。でも突如始まったからよくもまあエアチェック出来たものだ。

ラジオのDJにでもなるつもりなのか、鍼灸師に弟子入りすると言う話はどうなったんだと言う。鍼灸師の件は札幌に出る為の口実。成程、ミナレの口八丁で説き伏せたんだな。でもだとしたらミナレの故郷はどこなんだろう。あ、釧路出身とか言ってたっけ?啄木鳥でも金田一と石川が釧路の話をしていて、今期は釧路かよと思ったのを思い出した。
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そして信はミナレに目標を与える。どんな職業に就いてもいいから周りから笑われる人間になれと。なんだそれは。酔っぱらいの言う事だからなあ。

ミナレは兼嗣にかけなおそうとして今度は中原忠也の方に電話をかけてしまった。どうやらその時に好都合とばかりに今度のラジオのネタを考えろと言ったようだ。

その中原家。マキエが転がり込んだ訳だが、中原が一人住まいの所にマキエを連れ込むのはおかしいとは思っていた。かと言って親との同居の家に連れ込むのはもっと考えられない。どんな状況なのかと思ったら、忠也の所に妹の芽衣子が子連れで来ているのだ。その理由は夫がニュークラだかキャバだかに行ったからと言って家出したと言う。ニュークラもキャバもどっちもどんな物なのか理解出来ん。頭を地面にめり込ませる程謝罪しないとならないものなのか。

そんな状況だったから、寝る時も部屋の中に仕切りを作って忠也は一人で、マキエと芽衣子(と子供)がもう一方の方で寝る。芽衣子がマキエの身の上話を聞き始める。昨晩は何も話してくれなかったけど今日はと言って。忠也はこう言う時に芽衣子の図々しさが役に立つと思っていた。
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マキエには異常な兄が居た。両親が二人共亡くなってから兄はマキエを家に閉じ込めてしまった。そして大学をやめさせられた。そんな時に兄が交通事故を起こしてしまう。そこで、相手に詫びると言う口実で、家を出て相手=ボイジャーの手伝いを始めたのだと言う。成程、だから家に帰りたくないと。ミナレはそこを知らないけどね。

芽衣子は言う。多分忠也は自分が居なかったらあなたを家には連れて来なかっただろうと。やはり忠也はミナレ好き好きなんだな。今もミナレの為に企画作ってたし。

その企画書が出来たらしくミナレの家に来た忠也。しかしミナレは電話で激しい(いつも激しいけど)やり取りをしていた。実家から新巻鮭とラジオが送りつけられたのだ。新巻鮭なんて小さい冷蔵庫には入らない。会話の相手は母雅だった。雅は信からミナレがラジオに出ていると言うのを聞いたと言う。何故自分には話さないのかと文句をたれる。雅、相当信を見放していて、あのクズの言う事は真に受けるなと。

次にミナレはラジオの写真を兼嗣に送った。餅は餅屋。信に聞いた所で一日の大半は酔っ払っていて話にならないと。即座に返事が帰って来てそれはソニーのスカイセンサー5900だと。
参考資料
私もスカイセンサーは見た事がある。高校生の頃だったかな。凄いラジオがこの世にはあるものだと思った。ミナレは売って100万とかしたらラッキーと思って聞いたのだ。まあ100万は無理だよね。因みに私が中学の時に初めて買って貰ったのはそんな高価なラジオではなくて、ソニーのTFM-6300Bと言う物。これだ、これ。https://palette.ocnk.net/product/872 懐かしい。これで初めて深夜放送と言う代物を聞いたのだ。

一匹は忠也に押し付けた。残りの新巻鮭はどうするか。向かいの部屋の女子大生と思しき人に、部屋のドアに「あげます」と書いてぶら下げる。次に階下の何度も迷惑をかけた住人に、ちょうど見かけたので「先輩、何も言わずにこれ受け取って下さい」と差し出す。なんだその先輩と言うのは。焦って高1のバレンタインの自分が降臨したのだそうだ。

その男を見て忠也は部屋から死臭がしたと言う。具体的にはなにかの腐った様な匂いが。絶対キナ臭いヤツだと言う忠也。

侍のプリンを持って局へ。金が無いとか言いながらよくぞそんな手土産を。これがコミュ力と言うものなのか。あのラジオの反響のFAXが届いている。その中におどろおどろしいのが一通。兼嗣はそのFAXの相手の所へ行って話を録音して来いと言うのだ。ミナレが嫌だと言うと、瑞穂一人に行かせようとするのでミナレは瑞穂の事は自分が守るんだと行くことにした。兼嗣、ちょろいとニヤつく。

そして二人はあのFAXの送り主の所へ向かう。車の中で瑞穂は実家が大滝(村)だと言っていた。マジか。今は伊達市に吸収合併されたみたいだけど、以前は大滝村だったんだよ。支笏湖の西側にある。

行った先はあのミナレの部屋の階下の住人。あのFAXに対応するためと言ってミナレと瑞穂は神主と巫女姿のコスプレ衣装を用意して来ていた。どこで着替えたそれ。そしてその衣装代は経費で落ちるのか。

ともかく中に通されると部屋中に御札がはられていた。もうすぐ亡くなった彼女が来ると言う。やがて天上から赤黒い液体が落ちて来る。臭い液体が。

どーなんのよ、これ。

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八男って、それはないでしょう!・第6話

ヴェルは国王に召し出されて王城へ。ヘルムート王国には未開の土地パルケニア草原があり、そこを開拓すれば王都の食糧事情も改善する。だが、そこには竜が棲んでいた。だから開拓が出来ない。そこでだ、例の骨竜を退治したヴェルに竜退治に行けと言うのが王命である。

社畜かよと思うヴェル。だから、何か命令を出す時はちゃんとした聞いた相手がそれならやるしかないと思う様なお題目をつけるものなんだよ。王都の食糧事情を改善するなんてヌルい事を言わずに、王都の民は食糧不足によって困窮している。余はこれを何とかしなければならないと考えている。そこで未開の土地を開拓し、そこで食糧生産をしたい。だが、ここには竜が棲んでいてそれがかなわぬ。何とか民を助けたいのだが、とかさ。

竜退治にヴェルとブランタークの二人だけ?確かに前回はヴェル一人で骨竜を浄化したけど。心配するなもう一人居ると言われて入って来たのはクリムト・クリストフ・フォン・アームストロングと言う筋肉タイプのおっさん。ブランタークは旧知の間柄らしい。
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このアームストロングが王命とあれば!と直ちに出撃すると口走ってしまった。そんな訳でヴェルはパルケニア草原へ直行。館の方にはエリーゼが来ていたのに会わずじまいだった。そのエリーゼが館に行った時、エル達しか居なかったので、バウマイスター準男爵とはどんなお方なのでしょうかとか聞いてたけど、あれはその後何にも話が繋がってないのか?

パルケニア草原へ向かう飛行中にヴェルはアームストロングがあれで王宮筆頭魔導師だと知らされた。マジか。現地に到着してから作戦を立てるとか言っていたが、作戦なんてあったのか分からない状態で竜との戦闘に突入。アームストロングが魔法で甲冑を作り出して竜との格闘戦になる。もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな、と言う勇猛っぷりだが、ブランタークに言わせるとあの戦い方は魔力消費が激しい。アームストロングが足止めをして竜の動きが鈍ったところでヴェルがとどめを刺すと言うのだ。この話を聞いた時にヴェルが「え?そうなの?」と言う反応をするので、作戦なんて無かったんだ。

そのとおりの展開となってアームストロングの力で竜はタジタジとなり、逃げようとし始めた。そこをアームストロングが引きずり出して、「い・ま・よ!\ファンタジスタッドー/」と言われてその竜めがけてヴェルが「早く帰りたーい」砲をぶちかまして竜を倒した。
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竜退治そのものはあっけなかったが、実は本題はここから。竜と言う重しが無くなって、一帯の魔物が蠢動しはじめるのだ。問題はその数が多すぎると言う点。竜でなければ大した事ないとは言えない。ブランタークから言われる、お前の師匠は誰に倒されたんだと。

実は王国とて無策ではない。いや、本当のところ無策ではあるんだけど。竜が倒されて動き始める大量の魔物に対抗する為に防衛軍が編成されていたのだ。駐屯軍に加えてバウマイスター準男爵軍。へ?バウマイスター準男爵軍って何?貴族に士官したい連中の寄せ集め。あのいつもヴェルにアピールに来る槍使いのローデリヒを筆頭にして既に集まっていた。こんな寄せ集めの集団ではなくて、他の貴族の軍を動員すればいいのにと言うイーナの疑問は、他の領地持ち貴族だと戦功を立てたら領地を与えなくてはならない。それに対して法衣貴族なら褒賞を与える事で済むからと言うのが王室の考え。

例によって社畜扱いされるが、じゃあそのバウマイスター準男爵軍を統率するのは誰か。そりゃ、唯一の家臣のエルに決まってるじゃないか。

こうしてバウマイスター準男爵軍は現地に向かった。士気だけは高いらしい。苦戦が予想される魔物との戦いなのにこぞって参加するとは、余程貴族の継承権の無い連中とかは生活が大変なんだな。

エリーゼも王命で負傷者の治療に従軍する様にと言われて参加していた。確かに戦いは熾烈なものとなったらしく(戦場の場面は一切無し)、次々と負傷者が運び込まれてエリーゼは必死にその治癒にあたる。魔力が尽きた人に代わって治癒魔法を使ったりして。戦場が描かれていないけど、おそらくエルを筆頭にしたバウマイスター準男爵軍、ルイーゼとイーナも奮闘してるんだよね、描かれてないけど。

負傷した兵士からはヴェルも奮闘していると言う事を聞く。描かれてないけど。そしてその兵士はあの人こそ生まれついての勇者だと言うが、エリーゼはそうとは思っていなかった。自分が生まれついての聖女様でもなければ、ヴェルだってそうじゃないんだと。尽きかけた魔力は例の指輪にためていた魔力で補われる。

そのうちに吉報が届いた。魔物は全部倒した。我々は勝ったんだと。しかし同時にバウマイスター準男爵が負傷して担ぎ込まれたとの報が入り、エリーゼは取るものもとりあえず駆けつける。だが、そこには元気なヴェルの姿が。

担ぎ込まれた、とは?

戦いすんで屋敷に戻ってみれば、ヴェルの肖像画が飾られようとしていた。その時の会話でどうやら準男爵から男爵に陞爵したらしい。やって来たエリーゼがヴェルにひとつ質問をした。ルイーゼとイーナは既にヴェルと側室にする約束をしているのかと。今まで一緒にやって来ているので既にそう言う関係なのかと。でもそんな話は無い。無いが、まさにイーナが「今しか機会は無い!」の言葉のとおりに、側室になりたいですと手を上げて、え?と思ったヴェルがエリーゼを見たら「そうなさったら良いのでは?」みたいな顔をしていたので「じゃあそう言う事で」と成り行きの側室決定となる。
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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第二部・第5話

自分が安心して本を読む為の孤児院改革がマインの手によって始まった。孤児達を綺麗にして食料を与える。それはいきなり始めるのではなくて、マインの院長就任を祝うための禊の様な形にして始まる。そう言う名目なら文句も言えまい。

孤児達の状態を心配したマインだが、フランからはどの子も病気とかにはなっていないと聞いて安心した。ギルが定期的に食料を持って行っていたのが幸いしたのだそうだ。でも前回ギルはあの状態を知らなかったみたいな事を言ってなかったか?

そうしておいてマインから院長就任の挨拶。沢山の灰色神官も居るけど、これはどう言う扱いなのだろう。身寄りのない子が孤児として引き取られ、そこから灰色神官になる。孤児院は灰色神官前の孤児だけのものじゃなかったのか。灰色神官だけど誰の側仕えでもない者も孤児院に所属する事になるのか。そうだとしたら孤児院の内部における待遇はどうなっていたのだろうか。あのやつれ果てて食料を貪る様にして食べた孤児と灰色神官では境遇が違う様に見える。

挨拶が終わって全員での「神に祈りを!」の後、用意した食事が配られる。
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名前を呼ばれた者が皿を持って受け取れる。最初に呼ばれたのはヴィルマ。率先して孤児達の身体を洗ってあげた功績。しかしそれを見て他の灰色神官から文句が出る。神の恵みは平等に与えられる筈だと。

だがこれは神の恵みではないのだ。労働の対価なのだ。働かざる者食うべからず。ここでもまた登場するマインの哲学。と言うか、ベンノとの共同の哲学。次に呼ばれたのはカイ。それを見て隣りにいた茶色い背の高い灰色神官は舌打ちする。これって反抗の芽になるのかなと思ったが、どうも違うみたい。それにしてもマインがカイに対して「とても素早く掃除なさるんですって?」と言う言い方が皇族みたいだw 貴族っぽい話し方だとそうなるものなのかな。

心配されたマインに文句を言った灰色神官だが、その直後の調理の場面では食事欲しさからか見様見真似で大根(の様な植物)を切っている。そして働かざる者食うべからず=働いたらちゃんと食事が与えられるの図式は、例のマイン工房の作業にも及んだ。ルッツとギュンターが孤児や灰色神官達を率いて森へ。森で植物紙の材料となる木を採取するお仕事。歩きながらギルは変わったなと言われた。最初は平民出の小さい奴に使われるのは嫌だと言っていたのが、今では率先して仕事をするのだから。だってマイン様は仕事をしたら食事を提供してくれるからね。

森で大量に紙の材料を取って帰って来る。その中に多分あのマインに文句を言った灰色神官らしき背の高い人物が居て、量の多さを誇っていたので同一人物だとしたらもう大丈夫だろう。

労働の対価としてフランにはちゃんとした文字盤を、ギルとデリアには石板を。青色巫女の側仕えは主の代わりに手紙も書くとか言っていたが、ひょっとしたら他の側仕えは習ってないかもしれない。ここで差がつくかも。

しかもマインはカルタを作って、孤児院の娯楽と教育を一気に行う。絵はヴィルマが得意だと言うのでヴィルマが描いた。子供達はカルタに夢中になってそして字も覚える。カルタの話はベンノに教えてライセンス契約を結び、これで孤児院の資金もちょっとは潤う。
参考資料

星祭が近づく。マインは孤児院の中に居て外の行事を全く経験していない孤児、そしてそこから任官した灰色神官は星祭を楽しんだ事が無いだろうと、星祭への参加を神官長に打診する事にした。前回で懲りたから先ずは面会の約束をしてから。そうして神官長との面会になったが、神官長は相談内容を渡されて何だか不機嫌そうな顔をして「あっちに行くぞ」みたいに顔を動かす。これを見てマインは何か怒られる様な事をしたのかと戦々恐々。

神官長のお怒りの原因は手順を踏んでの話はこの星祭に関しては日時が迫っているから手遅れになるではないかと言うものだった。なかなか難しいね。そして星結びの儀式は、成人した神官が参加するものだからマインは未だ無理だと言われる。

でもそれなら儀式には参加しないで、孤児院の子達と星祭を祝えますねと言う。神官長が何をする気なのかと聞くと、孤児達が外に出ない様に孤児院の中で下町の子達がやる様な遊びをさせると言う。そうする事で、その日は孤児達は外来者の目に触れないで済むと。一理ある話なので神官長は条件を付けて認める。騒ぎすぎない事、ちゃんと後始末をする事。

神官長の許可が下りたので星祭の時に下町の子が投げ合うタウの実を森に集めに行く。こうしておいて、孤児達が昼食をとっている間にマインはルッツと下町のタウの実の投げ合いを見物に行った。これか、先行カットでマインが何かを投げつけられていたのは。何かの迫害かと思ったよ。

孤児院に戻って来て、こちらでも同じ様にタウの実を投げ合う準備が完了した。だが事件はこの時に起きる。マインが籠の中タウの実を一つ手に取るとタウの実が反応する。魔力が吸い取られるのだ。そして魔力を吸い取ったタウの実はトロンベの実へと変化をしてしまった。
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それを聞いたルッツは既に森で材木の切り出しに習熟した面々に道具を渡してトロンベ刈り取りの態勢に入った。それを確認してマインはトロンベの実を放り投げる。たちまち発芽したトロンベをルッツを筆頭にした子供達が刈り取った。タウの実がトロンベの実に変化したのには驚いたが、トロンベが手に入った事で高価な紙の材料が手に入った。

この事を後日ベンノに話すとベンノは驚いて誰にも話すなと言う。そうなのだ。身喰いの子供は神殿か貴族が引き取る事ではじめて魔道具に魔力を吸い取らせると言う事が可能になる、神殿と貴族の特権だった。それがタウの実に魔力を吸わせれば大丈夫と知れ渡ったら、この構図がひっくり返るからだ。

トロンベ騒動は収まって子供達はタウの実の投げ合いを楽しむ。しかし、ここでマインに疲労が発生して熱を出してしまい、その日はそのままフランに連れて貰って家に帰る。だが、それでマインは後始末を確認出来なかった。熱が下がって神官長に挨拶すると、神官長からは後片付けが出来ていないと叱責を受ける。トロンベの件までお見通し。

神官長は罰だと言ってマインを一日反省室送りに。フランが止めたものの、聞く耳を持たない。しかしその日の終わりに扉を開けてみたらマインが倒れていた。神官長はフランが止めたのは対面を考えてのものだと思ったのだ。マインの虚弱体質が分かっていない。これで深く反省する神官長。

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動画工房 春のアニメまつりで振り返る・緋弾のアリアAA

緋弾のアリアAAも動画工房の制作だったんですね。
緋弾のアリアと言えば即座に釘宮理恵さんが連想されますが、AAの間宮あかりは、そうか佐倉綾音さんだったか。あかりの友人の佐々木志乃の方は覚えています。確かヤンデレキャラじゃなかったかなw

第1話で船の追跡をしたなと言うのと、モノレールらしき乗り物に数少ない男性キャラのキンジが乗っていたと言うのも覚えています。冒頭のレインボーブリッジらしき所でゆりかもめらしき車両が走っていますが、驚くべき事にもうちゃんと7300系になっています。緋弾のアリアAAが放送された頃は7000系に代わって未だ走り始めて間もない頃だったので動画工房はよくぞ新型車両を絵に取り入れたものです。

あかりからアリアに憧れていて同じ銃を持ってると言われてちょっと照れるアリアだが、これって放送当時どこまで気づいて見ていたかなあ。
参考資料

緋弾のアリアAAが放送された平成27年10月期には「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」「ハッカドール」「コンクリート・レボルティオ」が放送されていました。
そうか、そんな時期だったのか。

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プリンセスコネクト!Re:Dive・第5話

ユウキが風邪をひいたみたいだ。キャルは男の子だったら一晩寝れば治るわよと言うが、私は小さい頃から一度たりとも風邪をひいて一晩で治った事などないぞ。

一晩たったらユウキの熱はもっと上がっていた。
やべーぞコロナだ!

コッコロは里で飲んでいたと言う薬を作っていたが、ムカデみたいなものを入れていたのでコッコロがやめろと止める。ペコリーヌと言えば栄養満点のごはんの為にカブトムシみたいなのを入れようとするし、何かあったら虫に頼るのはやめろーと叫ぶキャル。
参考資料

そんな民間療法などに頼っていたはダメだと、ユウキを大八車に乗せて病院へ。しかしイマイチ病院の場所が分からない。普段病院なんかに行かないからとか言っていたが、普通は引っ越して入居する時にまっさきにおさえておくのは病院の場所と、その病院が開いている時間帯は何時なのかじゃないのか。

看板につられて行った先は大きな建物だが、あまり病院ぽくない。受付している子も病院関係者らしくない。でも本人が病院だと言うのでともかくユウキを診てもらう事にした。服装はアレだが、診察はもっともらしい事をしていた。ユウキに服を脱がせて胸を叩いているうちにアレを発見した。

直ちにオペの用意を!
え?ヤバいんじゃ。
何が起きてるのかと言うペコリーヌ達に医師のミツキは外野は黙ってて、三割増しで元気にしてあげるからとユウキをオペ室へ。大丈夫なのかユウキ。コッコロは取り乱して呪術を始めちゃうし。

そのうちにある男がやって来た。キャルは気づいたが、コカトリス亭に難癖をつけて潰そうとした千葉繁さんの声の男ブライだった。いや、太さが全然違うから最初は分からなかったぞ。千葉繁さんだから分かった様なものの。ブライはミツキ達がオペをやっているのなら今が脱出するチャンスだと言って逃げ出そうとする。ここはホスピタルじゃない、プリズンなのだと。

しかし逃げたブライはエリコに捕まって引きずられて戻って来る。このエリコって以前行き倒れていたのをユウキが助けた(助けた?)子か。エリコはこのあと外を歩いている時にシノブに呼び止められて占いを受けるのだが、その時に想い人は熱い吐息と共に現れるだろうと予言された。

手術は終わって、病室で面会謝絶となってしまったユウキ。今日のところはお引取りをとナナカに言われて仕方なくコカトリス亭に戻る三人。

翌日、ペコリーヌは思い出した。この街で有名なギルドを。
昨日の病院に来てみたら沢山の人達が群がっていて、自分達から盗んだ金を返せと怒鳴り込んで来ていた。エリコが占いの後でこいつでもない、こいつでもないって歩き回りながらお宝もせしめていたからなあ。

しかし話が通じないからと力で訴えようとしたが、相手が悪い。壊し屋(デストロイヤー)エリコ、蒐集家(コレクター)ナナカ、隻眼の悪魔(ワンアイドデビル)のミツキ。三人ともに「トワイライトキャラバン」。殴り込みをかけて来て怪我人だらけになったのを自分達のギルドで診てやっても良いと言う。

この怪しい三人組からユウキを救助しなければと相談するコッコロ達。ミツキとナナカが患者につきっきりだったのでこの機会にと思って病室を見てみたら、エリコがユウキに指輪をはめようとしていた。熱だしてうなされていたけど、ユウキはそれなりに元気になってるじゃないか。

エリコの注意を逸らそうとコッコロが例のまじない道具で煙を立てる。
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この隙きにペコリーヌとキャルがユウキを運び出したが、階段の踊り場でミツキとエリコに挟み撃ちに。キャルが囮となってミツキの注意を逸らしているうちにペコリーヌがユウキを窓から外へ。キャルが尊い犠牲に。

別の診療所に連れて行くと、ちゃんとした医者らしい人がユウキを診て、風邪に似た症状だが、別の病気。湿疹がその証拠で、ちゃんと治療して貰っているじゃないかと。どこで診てもらったのかと聞かれてミツキ先生の所と答えたら、あの先生は腕はたしかだからと。ちゃんとした医者だったのか、ミツキ先生。

こうしてキャルの犠牲によってユウキは元気になったのであったw
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社長、バトルの時間です!・第5話

あー、忘れていました、相続税を準備すると言う事を…って、ユトリア、逆に忘れる方がどうかと思うが。そして相続税どころか、流動資産すら足りなくて会社が危うい。そんな事態に迄なってるのかと言うミナトの方もどうかと思う。

とは言え目先の資金が底をついては会社がヤバい。そんな時にマリカがやって来た。先日の宝探しの途中でマリカの炎の魔法で倒した魔獣から取れた指輪を売ったらこれだけになったからと言って半分くれると言うのだ。貰っちゃって良いのかと思うユトリアだが、そもそもあの指輪を売るのを勧めたのがミナトだそうだ。ともかくこれで当面の運転資金が手に入って喜ぶユトリア。
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そんなにお金が必要なら残りもあげると言うミナト。随分気前が良いが、その代わりとして自分をこのキボウで雇ってほしいと言う。勿論歓迎だよと言うミナトとユトリアなのだが、国際的にも児童労働は禁止ですよ。マリカは12歳なんでしょ?と、突っ込んでもこの世界の話なので。

ところがその話をガイドさんにすると社員になるのは結構な話だが、ちゃんと契約書を取らないといけない。それを組合に提出する必要もあると。締日は明日とかその辺だと言われてミナトは慌ててマリカの所に契約書を取りに行く。

祖父が立派だったせいかマリカの家はでかい。ドアを叩くとやっとマリカが出てきて、契約書を貰いに来たと告げると、なんだかまずそうな顔で屋敷の中にいれてくれた。契約書を見失ったと言うのだが、部屋の中が散らかりすぎて分からなくなってしまったのだ。

部屋の中で物が無くなる←分かる
床の本を避けながら歩く←分かる
(をい)

確か書庫の中と言われて行ってみると、そこも本だらけ。そして無造作に置かれた契約書を掴もうとした瞬間に侵入者の探知魔法に引っ掛かって都市の地下通路に放り出されてしまった。しかしよく見るとどうも壁がおかしい。なんだかメカメカしてる。そのうちにマリカはネズミが居ると言って怖がってミナトにおんぶして貰って外へ。このままヤバい事になる可能性もと思ったけど、この場は無事に脱出出来た。
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一方で同じ様に地下に潜った男が居た。あのライバーで、最初ダンジョンの話を聞いた時は気乗りしていなかったのに、インペリアルが探索に行くらしいと聞いて、先を越される前に行くぞと突入。

ライバー達の入った方はミナト達が居た所よりも完全にメカメカしていた。奥に進むと果たせるかなレアアースが沢山ある。これは儲けたと思ったライバーだったが、ロボット兵みたいなのが襲いかかって来る。魔獣かと言うライバーなので、この世界ではロボットと言う概念が無いのかも知れない。一度はロボット兵の攻撃を退けるライバーであったが、ロボット兵は倒れずにまたも向かって来るので、大怪我をしてしまう。

と言うか、よくも殺されずに済んだと思うものの、あそこからはヴァル美がライバーを担いで脱出したらしい。ライバー負傷の噂はキボウカンパニーにももたらされる。驚いてみんなでお見舞いに行ったものの、受付ではアポイントメントが無い人は通さないの一点張り。ヴァル美が偶々下りてきて、自分の客と言う事にして通せと言うものの、やっぱりダメと言う。随分融通がきかないが、それ以上にヴァル美は私に同じことを三回言わすなと凄む。ヴァル美、どんなヤツなんだ。
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見舞いに来てくれなどと言った覚えはないぞといつも通りツンデレるライバー。ヴァル美に色々言われてダンジョンの中の様子はキボウの面々に教えてくれる。それを聞いてじゃあ自分達が行こうと言うのをお前達では無理だと止めるライバー。それでもキボウとしてはレアアースもさる事ながら、そんな得体のしれない物が街の下で拡大しているのは見過ごせないと準備を整えて行く事になった。

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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…・第5話

生徒会室では仲良くお喋りの出来るマリアだが、生徒会室から外に出るとマリアは遠慮してカタリナとは特に話をしてくれない。カタリナ自身が公爵家の娘だし、婚約者や友人は王子だし、そりゃ平民出のマリアはちょっと近づく事が出来ない。

それならばと、ゲームではいつもマリアが一人でお弁当を食べている場所へとカタリナが向かったら、またぞろ平民のくせに生意気だといじめられていた。早速マリアの救出に向かうカタリナ。マリアが光の魔法が使えるから贔屓されているのだろうと言う言いがかりに、カタリナが反論。どれだけマリアが努力しているのかお前達は知らない。これはマリアの実力なのだ。こんな事を続けているなら破滅するわよ。
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なんというか、実感があるセリフと言うか、実権を伴った(公爵家の力)セリフと言うか。おかげでイジメっ子達は退散。そして思わずマリアの弁護に入った時に、それまでのキャンベルさんからマリアちゃんになっていたので、嬉しかったマリアは今後もマリアで読んでほしいと言ってくれる。

カタリナさん、気づいてみたら、さっきマリアを助けた場面はゲームではカタリナがけしかけてマリアをいじめて、キースがそのマリアを助けるイベントの筈だったのを、またもやイベント横取りしてしまっていた。でも脳内会議では、結果は良かったのだからOKと言う事になる。

とは言え、イベント横取りをして、今のマリアは誰か好きになった相手は居るのだろうかと気になったカタリナは、四人の女子会の時にさり気なく誰か気になる人はいるかと聞いてみた。ところが、返って来た答えはどの殿方が好きとかではなくて、カタリナが好きと言う返事で、しかもソフィアもメアリもカタリナが好きと手を挙げるので、全然目的の女子会トークにはならない。
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この時の集まりで、お休みの日は実家に帰らないとならないと答えたマリアの顔がちょっと陰っていた。実家で何か嬉しくない事でもあるのだろうかとこの時は思った。

そして休日。カタリナは商人の娘の格好をして、自分の畑の為に近郊の農家の話を聞きに出かける。キースもお付き合い。ナーロッパ風の設定なので、現代農業から見たら農業技術は全然じゃないかと思うのだが、かと言ってカタリナが前世で農業を勉強した訳でもないので、やはりここは餅は餅屋に聞いて回るのが良いみたいだ。そして苗を貰ったりして収穫があった後、ふと見るとマリアの住んでいる村の近くを通る。

いい機会だからと言ってカタリナはその村へ。とは言ってもマリアの家を知ってる訳ではないので、村の市場の様な場所でマリア・キャンベルと言う子の家を知らないかと聞いてみた。すると、村では有名な子だからと行き方を教えてくれるが、マリア・キャンベルの話が出た時の周囲の雰囲気がおかしい。

果たせるかな、さっきその会話を聞いた二人がカタリナを呼び止めた。そしてマリアの噂をペラペラと喋る。平民の子なのに、光の魔法が使えたのは、おそらく本当の父親が別に居るからだとみんな言っているのだと。すぐにはピンと来なかったカタリナに対してキースはありがとうと言いつつ二人を追っ払って、人の噂なんて気にする必要はないとカタリナに言う。

ともかくマリアの家に行って挨拶するとマリアの母はマリアに友達?と少し不思議そうにしたものの、マリアが帰って来る迄中へと招き入れた。出されたクッキーを見て、カタリナはやはりマリアみたいにお母さんの自家製ですかと聞く。それを聞いたマリア母が、え?と思った。マリアがクッキーを焼いた?

そこにマリアが帰って来た。そんなタイミングでカタリナのお腹がぐーとなる。それを聞いてカタリナがクッキーをもっと焼くと言うので、それを待つ間にカタリナは目に入った外の畑を耕して良いかとマリア母に聞いた。いきなり何を言い出すのかと言う話ではあったが、カタリナが畑を耕すのが趣味だと言うので任せる。

その間にマリアがクッキーの準備をするが、あのマリアがと思う母。幼い頃は普通の少女だったマリア。しかしある時に光の魔法が発動してからは周囲からは特別視された。それを何とかしようと勉強に励んだのは逆効果で、やがてマリアは完全に学校で浮いてしまう。ある時、小さい頃に両親と一緒にクッキーを焼いて食べたのを思い出して、自分もクッキーを焼いてクラスの子と一緒に食べたらと思い、何度も何度も練習をしてクッキーを焼いたものの、クラスの子は手もつけずに離れてしまった。クッキーを泣きながら持ち帰ったマリア。そんなマリアを当時のマリア母はちゃんと受け止める事が出来なかった。そう言う理由でマリアはあれ以来クッキーを焼くことはなかった。
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それなのに今は自分からクッキーを焼くと言い出し、楽しそうに準備している。あのカタリナと言う(商人の(と思い込んでいる))子のおかげでマリアの笑顔が戻って来た。

畑の方はキースも手伝って綺麗に耕かされて苗も植えられる。戻ってマリアの焼いたクッキーを美味しい美味しいと食べてくれるカタリナ。

帰り際、マリア母はカタリナに頼むのだ。くれぐれもマリアをよろしくと。その震える手はマリアにも伝わっていた。

本人としては必死に破滅フラグを防いでいるつもりだけど、カタリナさんは破滅フラグをへし折るどころか、ハーレムフラグを次々と打ち立てる。
母には怒られるけどw

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波よ聞いてくれ・第5話

中原がマキエを家に連れて行くのを見てヤサグレて藻岩山ラジオ編成局にやって来たミナレ。しかも瑞穂が今日誕生日だと言うのを聞いていたのでケーキを買って来たのに、兼嗣が先に買っていて後塵を拝してさらに気落ちする。そこは瑞穂が私は一日に二度祝われた事が無いとフォローしてくれたので、10分間抱きしめる事に。
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そして打ち合わせ。結局スポンサーはついていない。ここ迄時間がかかったのは、上を説得する為だったと言うのだ。いや、おまえ、スポンサーが要るとか言っていたじゃないか。

スポンサーがつかないから自由にどうにでも出来る。思い切り行け。それを兼嗣はミナレに期待しているのだ。しかし今日やって来たミナレはネタを思いついていなかった。それを見越して兼嗣は脚本家の久連木克三に用意させていた。

やるのは架空実況だ。伝説となったウェルズの宇宙戦争みたいな。そんな話をしている間に消沈していたミナレのテンションが戻って来る。そして愈々オンエア。

場面がいきなり女が男を包丁で殺そうとしているものに変わったので、これが架空実況の内容かなと思ったら違った。そこにミナレの放送が流れて来る。ハァハァやったぜ光雄を殺して来た、と。

あの第1話の羆との格闘戦の実況に繋がるかと前回思ったが、違う話だ。

包丁を持った女は突如流れて来たラジオの「殺して来た」に注意を惹かれる。何だそれは。今から自分がしようとしている事か?鬼気迫る内容に思わず集中してしまう。最後には叫びながら外に飛び出してしまうのだ。間一髪で殺されずに済んだ光雄。まさかこんな所で繋がりがあるとは。

光雄を殺そうとした女が聞き入る程の内容は、それは偶々ラジオをつけていた他の人々にも同じ衝撃を与えた。何だこれは。
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場面は突如として火星人襲来となった。聴視者はここ迄来たら幾ら何でも仕込みだと分かったろう。しかしおそらくもうミナレのトークに引き込まれてしまっている。最後は光雄が火星人に連れて行かれる場面でオチがつく。

火星人襲来からは脚本は「後は適当に」と書かれていて、全部ミナレのアドリブ。でも兼嗣は上出来だったと迎えてくれる。上気したミナレが最後に一つお願いがあると言いつつ、三つも願って瑞穂の家に連れ帰って貰う。

短い睡眠の後、亀のフンで目を覚まし、ラジオの評判を簡単に検索してみたら思わぬ反響が起きていた。もっとも、スレ立てしたのも録音を貼ったのも兼嗣による仕込みなんだけど。

その後ミナレはボイジャーのバイトへ。そこで注文を取っていると客がミナレにこの人だよと声をかけてくる。昨晩のトークの人なんじゃないかと。ミナレは思った。自分の声が届いている。
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中原はそれで初めてミナレが昨晩デビューしたのを知る。何故教えてくれなかったのか。そりゃ確かに急な話だった。だが、それ以前に昨晩の午前3:30に連絡して聞ける状態だったのかと。そう言われて動揺する中原。やはり昨晩やってやがったなとクロ判定するミナレ。

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八男って、それはないでしょう!・第5話

本洗礼の為にホーエンハイム枢機卿に招かれたヴェル。本洗礼って何?
ホーエンハイム枢機卿と言うと、前回ドラゴン退治の褒賞として金貨何枚が相応しいかを王の面前財務卿と軍務卿が争った時にその間を取った人物。アルテリオからは三人ともヴェルをうまく取り込もうとしていたとの事なので、今回の招きもその一環なのだろう。

と思ってみていると、早速ホーエンハイム枢機卿はあの孫娘にお茶を持って来させてヴェルに紹介する。ヴェルは営業トークみたいなつもりでホーエンハイム枢機卿の孫娘のエリーゼを褒めたが、その褒め方がよく無かった。いや、別に悪い事じゃないのだが、言質を取られてしまった。ヴェルの婚約者にすると言う。
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その後のホーエンハイム枢機卿と執事のセバスチャンの会話。既に王の許可を取ってあるからバウマイスター家の寄親のブライヒレーダー辺境伯も文句は言えまいと。ホーエンハイム家は子爵家だそうだ。えー、てっきり侯爵かと思って見ていた。だからエリーゼの婿は男爵以上を考えていたが、ヴェルを買って準男爵だろうと婚約させた。その一方でヴェルが持って来た心付けが莫大な金貨で、ヴェルは只者ではないと改めて思う。どうなんだろう、この辺はヴェルが元日本の会社員だった時の意識が働いたのだろうか。ヴェルには、マインに対するベンノみたいなこの世界での知恵袋は居ないよね。

しかしヴェルは屋敷に戻ってから激しく後悔していた。出会って一分で婚約とかそんなのありかと。でもエル達はそんなものだろうと言う。こう言う時代感の貴族社会とか顔も知らずに婚約ってありそうだし。

それよりもヴェルが奇妙な格好していると思ったら、自由に街を歩いてみたいと言う事でピエロに変装していたのだ。これなら絶対バレない。そう、普通ならね。でもあのローデリヒには通じなかった。歯並びだけでヴェルと気がついて大声で近寄って来たので周囲の人達も気づいてしまい。慌てて瞬間移動で逃げる羽目に。

今後もあんなのに付け狙われるのかと思ったら気が重くなるヴェル。だったら誰か家臣を召してその家臣に追っ払わせれば良いとエルが言ったら、じゃあエル、君が家臣だと。友達みたいな相手だったのにいきなり家臣ってのはどう?と思ったけど、ヴェルは既に準男爵だし、一方でエルの方はどこかの貴族に士官するつもりだったのでエル的には大歓迎。
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出会って一分で婚約成立したヴェルはやはりエリーゼの事が気になっていた。何の反論も意見も聞かずに自分の婚約者にされたエリーゼはそれで良いのだろうかと。そんな訳で、街で買ったクッキーを手土産にホーエンハイム家に忍び込んだが、ものの見事にエリーゼに見つかる。しかも枢機卿にまで見つかりそうだったから急いで屋根に。でも話してみたらエリーゼも悪いことではなくて竜殺しの準男爵様がお相手なら文句ないと言う。取り敢えず不満は無いとの事。

ヴェルの屋敷では買い物から帰って来たルイーゼとイーナが衝撃の事実を知る。エルが抜け駆けしてヴェルの家臣になっていた。だったら自分達もヴェルの家臣になれないか。それを聞いたエルが口をきいてやってもよい、先輩として、と言ったのでルイーゼが憤慨。あいつの後輩の地位では我慢出来ない。そうだ、ここはヴェルの側室になればよい。正妻はエリーゼに決まったが、側室なら大丈夫。こんな貴族社会だから当主が側室の一人や二人抱えるのは何の不思議もない。

と言う事で帰って来たヴェルにルイーゼが「色仕掛け」するが、全然反応無し。それでもルイーゼは諦めてない。自分の目指す道があるのだから。

ヴェルはセバスチャンから招待状を受け取った。お膳立てされたエリーゼとのデートだそうだ。フランス料理店みたいな所に通されて真鯛の食事をするが、会話が全然成立しない。と言うか、真鯛とかこの世界にあるの?それと、前回いきなり味噌を作った様に、実はヴェルの前身の信吾は食材を扱う商社マンだったので、ちょっと料理にはうるさい。だからあの食事で何か言うかと思ったのだが、そこは何もなかった。但し帰って来てから「醤油で食べたかった」と言っていた。

初デートの記念品で男の甲斐性を見せろとセバスチャンに言われて店に行ったらそこは宝石商。ずらっと豪華な指輪を並べられた。つまりは婚約指輪かよと思うヴェル。とは言ってもどの指輪もギラギラした雰囲気でヴェルが思うエリーゼの雰囲気にはそぐわない。ふと奥の方を見たらシンプルで綺麗な指輪があったのであれは?と聞いてみたら、地味ではないかと言われ、それでもこれにしたいと言ったらこれが金貨300枚。つまり3億円。流石に驚いたヴェルではあったが、エリーゼの為に甲斐性を見せて買っちゃう。

帰りの馬車の中でエリーゼが言う。この指輪は魔晶石に魔力を貯められる品物、それを見越して買ったのか準男爵の役に立てるからなのかと。そこはヴェルは正直にそれは気づいていなかった、単純にエリーゼに似合う物を選んだだけだと言う。打算とかそんなのではなく、自分の為に買ったと知るエリーゼ。そしてその指輪に魔力を試しに注ぎ込んでみたらまるでプラネタリウムの様な夜空が現出した。
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これらを見たセバスチャンが枢機卿に報告する。今迄エリーゼに近づいた男は全員がホーエンハイム家の聖女として寄って来たのに、ヴェルは違った。エリーゼを一人の少女として見ていたと。

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